373.2008年5月21日(水)アメリカ大統領選民主党候補者はオバマ氏か?

 今年に入ってから激しい争いを繰り返していたアメリカ大統領民主党候補指名レースは、漸く決着がつきそうだ。今日2つの州、ケンタッキーとオレゴン州で予備選が行われ、結果はオバマ氏とクリントン氏の1勝1敗だったが、一般代議員の過半数を獲得して、オバマ氏が事実上の「勝利宣言」をした。クリントン氏はなお戦いを継続する意向だが、アメリカ国内では逆転は最早難しいのではないかと考えられている。今後を考えると民主党としては、早めに候補者を決定し、共和党マケイン候補との戦いに専念したいところである。もし、このままずるずると8月の民主党全国大会まで候補者指名がずれこむと、クリントン氏の共鳴者が大統領選では共和党のマケイン氏へ投票しかねない。ましてや、黒人のオバマ氏へ投票したくない白人層は、クリントン、然らずんばマケインということになりかねない。

 私なりに昨年までは、完全にクリントン氏優位とみていた。オバマ氏の名前さえ知らなかった。それが、あれよあれよという間にオバマ氏が頭角を現し、指名レースでも最初のアイオワ州予備選に勝つや、以後ほとんど選挙戦を優位に戦ってきた。こういう勝ち方は日本ではまず考えられない。それにしても、アメリカ人というのは、こういうマラソンレースには格別根気強く付き合う国民性だ。日本人ではとてもこうは行かない。

 午後、駒沢大学の公開講座、「マス・メディアの役割と将来」を受講した。新聞の歴史や発行部数、発行新聞の変遷を通して新聞界の現状を説明してくれた。赤羽講師が元毎日新聞記者として、昨今の毎日の退潮について、ちょっと触れられたのも興味を引いた。 

 四川省大地震の被災者救助のために現地で活動していた、日本の国際緊急援助隊が昨日帰ってきた。日中両国の間に思惑の違いもあり、参加した隊員の言葉の中にも、生存者を見つけて助けたかったとの率直な声があった。現地のテレビでは活躍ぶりを伝えてはくれたが、若干食い違いがあったようだ。成田空港では、帰ってきた隊員たちを中国人留学生が出迎え、お礼を言っていたのが印象的だった。この緊急援助隊と入れ違いに、日本の医療チームが現地入りした。これもせっかく派遣したのに、現地ではどこで医療活動に携わるのかが明確でなく、手が出せないようだ。折角好意によって、必要とされる救助隊がかけつけても、連絡や話し合いが充分でなく、百%の力が発揮できないとするなら、こんなにもったいないことはない。

2008年5月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

372.2008年5月20日(火) 成田空港開港30周年

 今日は成田空港が開港して、ちょうど30年になる。開港直前の反対派による空港施設破壊事件が、確かその40日前だった。予定されていた新空港開港は延期された。成田を想定してすべて準備を進めていたが、旅行業者にとっては面倒なことに、顧客に再び羽田空港から離着陸する連絡をしなければならなくなった。やけくそになり、どうでもいいからどっちの空港かに決めてくれというのが、本音でありささやかな抵抗だった。あれから30年が経過したが、旅行業者の中にもこの成田空港開港前後の騒ぎを実感として知っている人はもう数少ないと思う。時の流れは速い。改めて「光陰矢のごとし」を感じる。

 駒沢大マスコミ研究所の公開講座は2時限の筈が、一時限休講となり、現代メディア論の片山講師だけとなった。受講は社会人3人に学生10人で、授業を受ける側から言えば、受講生が少ないのは恵まれている。

 テーマは学生を対象に「ジャーナリスト志望者へ」と題して、共同通信社の入社前教育のDVDを見せて、ジャーナリストとしての心構えとか、記事の書き方のポイントみたいなものを説明された。元々興味のあるテーマなので、参考になる。ただ、受講しているのがマスコミ志望の学生にも関わらず、新聞を毎日読んでいる学生はたった2人きりというのは、ちょっと驚きであり、失望もした。

 終わってからすぐ「酒のペンクラブ」の会合へ出かける。麹町なので乗り換えなしで、駆けつけたが、40分の遅刻だった。今日はいつもより参加者が少なかったが、反って打ち解けて話し合うことができた。初めて参加した最年長で、同姓の「近藤」姓の女性とは妙に気が合ったが、失礼ながらウワバミのような人で、最後は抜け出して帰ってきた。それにしても、こういう通が好みそうな店をよく見つけ出されるなあ、と幹事役の勝野さんの情報通としてまめな努力には脱帽である。

2008年5月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

371.2008年5月19日(月) 「安野光雅・絵本三国志展」を見学する。

 今月末開催の「JAPAN NOW観光情報協会」総会に向けた企画会議が開かれたが、総会後のシンポジウムの計画と内容について、白沢事務局長からあらましの説明があった。今年度も全国各地でいくつかのセミナーや、シンポジウムを開催する予定である。当初は7月にJN協会九州支部総会を宮崎市で開催し、その場合はゲスト・スピーカーとして、人気者・東国原宮崎県知事をお呼びする予定だったが、観光業界関係者の集客等を考慮して、福岡開催に変更となった。ちょっとがっかり。昨年各地のセミナーには、一度も参加しなかったが、今年は一度くらい参加したいと思っている。

 会議中にいつもながら須田寛副理事長(JR東海相談役)が話されるJR東海のリニアモーターカー計画を始め、鉄道、観光情報は専門家としての裏付けのある話なので、中々興味津々である。

 会議終了後、恒例のパソコン個人指導受講前の間隙を縫って、日本橋・高島屋で開催されている「安野光雅・絵本三国志展」見学に出かけた。先日招待券をいただきながら、うっかりしていて今日が最終日だと気がついたのは、今朝になってからだった。やはり、最後の一日とあって、かなり多くの人が見学に訪れていた。会場内はそれほど広くはないが、安野の絵を上手に、要領よく展示しているので、混んでいても見にくいということはなく、100枚近い絵を解説文とともに一時間半かけて一通り鑑賞することができた。

 安野の絵は、絵本をスタートに旅ものや、歴史物に精彩を放っている。シルクロードや平家物語も絵本化しているが、個性的で独特の筆遣いに人気がある。週刊朝日に三国志を連載中だが、予定の絵を書き終えたのを機に、大阪と東京で展示会を開催したという。

 一見して見学者に年配の女性客が多かったのは、意外だった。この種の展示会は近年女性が多いとは聞いていたが、展示内容が内容だけに男女の割合が4:6で男が少ないというのは予想していなかった。呉、蜀、魏三国の国盗り物語が話の中心で、いわば戦国物語であり、登場人物も賢人、英雄、豪傑等多士済々である。女性は、妖婦「ちょうせん」ぐらいしか印象に残っていない。にも拘らず、女性に人気があるのは、この三国志というストーリーが、それだけ性別を問わず、血沸き肉踊るストーリー性と壮大なロマンを抱えているからだろうか。

 実際一枚一枚の絵に時代性が感じられたことと、何箇所かは自分でも訪れて土地柄も何となく分かっているので、余計懐かしさと思い込みが出てくる。絵を見ているだけで、ストーリーが思い出され、三国志の時代へイメージが飛躍するから面白い。

 読んだのは吉川英治もので、もうストーリーの細部までは憶えていないが、あらすじと登場人物は今でも強く印象に残っている。久しぶりに展示会を満喫した。

2008年5月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

370.2008年5月18日(日) 政治家と役人の利得を失くせ!

 いま野党では共産党を含む国会議員の間で、この4月に実施されたばかりの後期高齢者医療制度を元へ戻すという1点だけで合意し、近く国会へそのための法案を提出するという。国はこれだけ反対の強い医療制度をよくも国民に充分説明もせず、実施へ踏み切ったものだと思う。典型的なKYと傲岸不遜の如からしむところだ。自民党内部にも長老を始めとして、反対者が多いところから推察すると、党内でも充分な根回しがなされなかったと見える。結局与党幹部が大枠を決めて官僚が筋書きを書き、それを与党内で追認したものと思われる。誰も国民、特に該当者の苦悩なぞ分かっちゃいない。

 しかし、よく考えてみれば、反対が多そうなことぐらい分かりそうな新医療制度を、敢えて僅かな検討期間のうちにまとめてしまったのは、政治家のあなた任せと官僚のしたたかさ、及び非情だろう。突き詰めれば、本質的な問題は政治家が自らの責務を果たさないことと、官僚が自分たちの我でやり過ぎることに起因していると思う。

 日本の社会は、主に金を稼がず権威だけを振り回す政治家と役人によって運営されている。その彼らが国家の財産の使い道を考え、方向を定めていくのだが、他人のためになすべきことが分からない人間に、実際そんなことができるわけがない。結局政治家も役人も権威を振りかざしているだけなのだ。

 政治家と役人が、国家にとってマイナス行動へばかり走るのは、世間、一般社会のことがよく分からないからである。本当の意味で世の動きが分かる世間と接触していないからだ。分かりやすく言えば、苦情処理の経験がないことが、社会人としての基礎や資質を磨く機会を逸している。政治家と役人には、実際に社会の第一線で自ら苦情に対応する機会を持ち、庶民の苦悩を知り、社会をもっと広く学んでもらいたい。

 さて、前段の後期高齢者医療制度の法案について、仮に元に戻すことになったら、この間の時間とこれに費やされた費用はまったく無駄だったということになる。率直に言えば、政治家の無駄遣いである。世間を騒がせ、年寄りを心配させ、そのうえ時間と国家の金を浪費して、はたして国会議員は立つ瀬があるのかと問いたい。

 時間はかかるかも知れないが、国民の総意で政治家にとっては黙っていても当選するシステムで庇護されている「世襲制度」を廃止することである。そして、一旦役人になれば墓場まで恵まれている役人の役得をすべてなくすことである。

2008年5月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

369.2008年5月17日(土) 子どもに携帯電話は必要ない!

 今日政府の教育再生懇談会(座長・安西祐一郎慶応義塾長)は、小中学生の携帯電話の使用を制限することを提案したらしい。自主的な規制ではなく、こんなことまで国がらみで規制しなければならないとは情けない。持参させる親にもそれなりの理由があるのだろうが、教育的配慮がなされずに、自分たちの言い分や都合ばかりを優先して、本当に子どもに携帯電話を持たせ、自由に使用させる必要があるのかという肝心な論点を避けている。そうでなくても、問題の多い出会い系サイトへ容易にアクセスできたり、費用もかかる。小さな子どもにとって決してプラスになるものではない。

 大人だって本当に携帯電話の利便性を仕事や生活に有効に活かしているだろうか。かなり無駄な使い方をしているのではないかと思う。電車内でもメールに夢中の若者をよく見かけるが、彼らにはまるで周囲の様子が分かっていない。まったく他人のことを気にしない。自分勝手に自分たちのペースで行動している。一方で、これを個人の自由だからと見過ごし鷹揚に見る空気がある。しかし、彼らの周りを見てみると、ひたすら携帯画面を見ながら何事かをやっている。どんなに車内が混んでこようと夢中になって携帯を打っているのだ。荷物が他の乗客の邪魔になろうと、お年寄りが乗ってこようと席を譲ることなどお構いなしなのである。これに似た癖を子どもの頃からつけさせるのが、小中学生の携帯電話だ。これは別に携帯電話だけに限ったことではないが、いま問題視された携帯電話について、本質的な議論をして、ダメなものはダメとはっきり結論を出した方がよい。

 さて、中国・四川省の大地震とビルマのサイクロンは、相変わらず毎日惨状を映し出している。四川省では、これから洪水も心配されているようだ。死者2万9千人に達した。日本の国際緊急援助隊の活躍ぶりが中国国内で感謝されていると報じられている。ビルマでは、死者が7万7千人、行方不明者は5万9千人である。ビルマは、友好国のタイ、インドからの人的援助以外まったく受け入れを認めていない。朝日朝刊には、「『救援強行』揺れる国連」と題して解説記事が掲載されている。いまのビルマ軍政の人的援助拒否が被害を大きくしており、これは人災であると国連安保理事会でも大きな問題になってきた。フランスと中国の立場が大きく対立している。国際社会はその国の主権を侵してでも救援を強行すべきか、否かとの重い問いを突きつけている。いまも犠牲者の数は増えている。まったくやりきれない。

2008年5月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

368.2008年5月16日(金) 健康状態が少々気になる。

 11月、1月、3月の血液検査で、両膝の炎症度(CRP)が「1.27」、「1.23」、「2.22」と悪くなっている(0.3以下なら問題ない)。昨年の8月「0.39」までは順調に回復して、あと一歩というところまで来ていたが、夏以後検査のたびに悪くなって、今日分かった先週の検査結果では、また一段と悪くなって「4.49」となった。ショック! 加えて、森内科医のサジェスチョンで検査に加えてもらった「前立腺」検査の結果が、軽いながらもPSA「4.2」という数値が表れた。松本整形外科医によると、4以下ならまったく問題ないが、一応泌尿器科の専門医に診てもらった方がよいでしょうとのアドバイスだった。今から思えば、3年前の人間ドック検査で前立腺には黄信号が出た。たいしたことはないと高を括り放っておいたが、一昨年、昨年と続けて何のシグナルも表れなかった。あるいは、その時すぐ専門医に相談すれば良かったかもしれない。

 昨夏以降両膝の炎症によって体調が悪いとの自覚症状はなく、むしろ良くなっていると感じていたが、今日の数値には、松本先生も私もがっくり落ち込んでしまった。来週森内科医と相談して、泌尿器科で診てもらうかどうかを決めたいと思う。長い間健康だとばかり信じきっていた身体だが、年齢とともに衰えは確実にやってきている。日常生活上困るということはまずないが、若い時のようにはいかない。これからは、いつも自分の健康をチェックしながら生活していくようになる。

 今夜の八百さんのお通夜には、会社関係者、お取引関係者、知人ら大勢が弔問に来られた。懐かしい人々にも会えて、それなりに懐旧談で盛り上がったが、何といっても八百さんがもういなくなったのは寂しい。

 中国・四川省の大地震も大変である。近くのダムの壁にひびが入ったとの報道があったが、もし決壊でもしようものなら今回の大地震を上回る犠牲者が出るのではないか。この間ビルマのサイクロン災害報道が少なかったが、ビルマの自然災害も多くの犠牲者を出している。

 今日中国には何とか日本の救援隊が入国した。一方、ビルマでは相変わらず、外国から人的支援は受けないとビルマ軍政はかたくなに外国からの人的援助を拒んでいる。すでに、死者と行方不明者が7万人を超えた。その中で、10日に被災地を除いて国民投票を行った。被災地域を除外した全投票数のうち、実に92.4%が新憲法法案を賛成したと発表された。今までの軍政の統治ぶりを見て、誰もこんな好い加減な得票率を信じられるわけがない。よくやるなぁというのが皮肉な実感である。この結果をビルマ国内の内政問題として世界がすんなり認めるかどうか。

2008年5月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

367.2008年5月15日(木) 先輩の八百昭典さん逝く。

 多摩大学・現代世界解析講座第4回講座は、沈才彬多摩大教授による講演「中国の台頭と世界の潮流」だった。中国出身の中国問題専門家で、㈱三井物産戦略研究所出身らしくふんだんな資料を駆使しながら、得意の分野について持論を展開された。中国の今後の動向、米中関係、日中関係の行方、中国とのビジネスチャンスとリスク等について、独自の分析をされ、持ち時間の1時間半を甲高い声で淀みなくしゃべり続け、そのエネルギーにも感心させられた。

 寺島実郎氏の講義では、毎度たっぷりいただく資料を講義内容の補足に充てているが、三井物産戦略研究所で15年間も寺島氏の薫陶を受けた沈教授らしく、数値資料はなかなか得難く参考になるものである。

 中国台頭の例として、携帯電話、乗用車、株式の伸展具合を説明されたが、携帯電話普及台数が資本主義を導入した1989年の政府予測を、11年間で百倍も上回ったこと、1989年には中国には株式市場もなかったが、2007年の上海株式市場総資産(4兆2千億$)が世界4位となり、第2位の東京市場(4兆6千億$)を射程圏内に捉えたこと、等は面白い比較だった。やはり三井物産戦略研究所グループのスタッフの使う資料は、三井物産のネットワークを活用して世界中から収集したものであり、斬新で効果的なものだ。それにしても、沈教授の話し方は、第1回の司会役の印象からするとあまり期待できそうに見えなかったが、中々どうして説得力があり、熱意も感じられて中国に関して良い話を聞いたと感じた。

 サラリーマン時代にお世話になった、会社の先輩で元同僚の八百昭典さんが昨晩亡くなられた。3月25日に入院先の東海大学病院へお見舞いに伺ったときは、手術も終え結構元気そうでいろいろな話もしたので、突然の訃報にまさかという思いである。私より10歳年長でいながら、得意のセールス力を活かし、嘱託としてまだ働いておられた。お得意様に対する接遇に見る、頭が下がるくらいの徹底したセールスマンシップには随分教えられた。私自身は海外業務を主に取り組んできたが、国内・海外両分野を取り扱った部署でともに働いた時には、顧客の気持ちをつかむ極意のようなものを教えてもらった。八百さん自身が長い営業活動の中から自分で習得したもので、とても他の人には真似のできないことばかりである。八百さんと国内の僻地や、離島に一緒に出かけたおかげで、全国各地に足を踏み入れることもできた。テレビで利尻・礼文、隠岐、五島列島、屋久島等の画像を見ると、いつも八百さんと一緒に訪れたことが懐かしく思い出される。それらの土地へ行くことができたのは、本当に八百さんのおかげである。思い出は尽きないが、いまはただご冥福をお祈りしたい。  合掌

2008年5月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

366.2008年5月14日(水) HP開設1周年、アクセス数は7120でした。

 昨日に続き、今日も駒沢大学マス・コミュニケーション研究所の公開講座に出席した。マスコミ志望の学生と一緒で20名足らずの受講生である。科目は「マスメディアの役割と将来」で、元毎日新聞記者、元講談社「日刊げんだい」編集長の赤羽紀元講師が、「ジャーナリズムとは何か」について話された。昨日の二人の講師と同様、取材現場の経験が豊富な方で、話に厚みと深みがある。新聞業界の金言、戒め、心得、専門的な言葉、種別、カテゴリー等について内部の人が知りうる話をされた。知らなかった話も多く、これからもどんな話をしてもらえるか楽しみである。幸い興味のあるマス・メディア関係の話ばかりなので、自分自身の著述活動のうえにも参考になる。昨日片山講師も話されていた報道現場見学について、今日赤羽講師も触れておられたので、通信社や新聞社の見学を久しぶりに、子供のころとはまったく別の視点で観察できることはありがたい。

 さて、昨年の5月15日、5・15事件記念日にホームページを開設したが、今日でちょうど1年になった。当初このブログ「ご意見番の意見」も果たして毎日続けて書いていけるかどうか随分気になっていたが、何とか1日も欠かさず1年間を通して書き続けることができた。僭越だが、自分の忍耐力と継続力、自己啓発力がさして衰えず、いまだ発展途上にある証明でもあると思っている。いま話題のチベットへ旅行した折にも、PCを持参して、チベット鉄道の車内でも書き続けたことは、いまにして思えば良い想い出になった。HPの体裁や内容自体は、率直に言ってやはり素人臭さが抜けていないと感じている。今後「写真自分史」を始め少しずつ更新していきたいと考えている。自分が書いた文章をどんな形にせよ、発表し残せるというのは、嬉しいことであり、ひとつのモチベーションになる。友人も結構見てくれているようだし、見ず知らずのデンマークの日本人ガイドさんからもメールで相談を受けた。コミュニケーションの幅が自分の知らないところでもどんどん広がっているようだ。アクセス数は7,100を超えたが、これが個人HPへのアクセスとして多いのか少ないのかは分からない。しかし、これだけ多くの方々に、拙いHPを覗いていただいているということは励みになり、正直嬉しいことである。いまは素直にHPを公開して良かったというのが本音だ。これからはもう少し工夫して個人のHPとして、ここまでやるかと言われるまでに興味深いHPに磨き上げていきたい。

 一昨日発生した中国・四川省の大地震は、その後時間の経過とともに惨状が明らかになってきた。震源地近くの山間地には河川があり、道路はその河川に沿って走っているために、陥没したり、めくれ上がったり、道路が完全に決壊している。このため救援隊が被災地へ辿り着けず、被害を大きくしている。軍隊も船と徒歩で救援に向かっている。チベットで挫折し、五輪聖火リレーで躓き、ここで大地震に遭遇し、いま中国政府は正念場を迎えている。しかし、国民の批判の矛先を逸らそうと救出の感激的シーンを率先して放送させるなど、マス・メディアを通じて「やらせ」らしきパフォーマンスを奨励したり、相変わらず中国政府のやることはせこい。これまでに、12,000人以上の死者、24,000人以上が生き埋めになり、行方不明者は8,000人以上と言われている。まだまだ被害は増えそうだ。

 もうひとつの自然災害であるビルマのサイクロン被害は、昨日時点で死者34,000人、行方不明者28,000人と発表された。しかし、アメリカ政府は軍政当局の発表を信用せず、死者は10万人以上と言っている。

2008年5月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

365.2008年5月13日(火) 駒沢大学公開講座始まる。

 今日から近くの駒沢大学マス・コミュニケーション研究所で開講される公開講座の最初の授業に出席した。立地的には自宅から比較的近いので、多摩大学に比べて助かる。往路は徒歩で25分かけ、復路は大学キャンパス前から東急コーチのデマンドバスで自宅近くまで帰ってきた。

 キャンパスの場所、設備ともに申し分ない。特に、施設の旧所有者は三越だったが、それを買い取り、その後新しい6階建ての校舎を新築したものだ。初めて建物内部へ入ってみてそんじょそこらの安普請のビルとは少々違うと感じた。とても大学の建物とは思えないほど、全体的に格調高い。内部の雰囲気、建物の素材、空間スペース、高級感、AV設備など、大学でもこんなに金をかけて立派な施設を作るのかと感動してしまった。

 この公開講座は、大学のマス・コミュニケーション研究所というところが、学生と一般社会人を対象に、マスコミについて基本的な知識を授けようと公開したものだ。、毎週4日というのは少々きついので、今日の授業内容も検討して選択授業を絞りたいと考えている。

 今日の2科目はいずれも実際にマス・メディアの現場で取材、報道活動をされた元記者で、体験談や考え方に現場出身者ならではのリアル感があり、感銘を受けた。いずれの授業も、多摩大のような大講堂で一方的に講義をするのではなく、日本テレビ出身の菱山郁朗講師による「現代メディアと報道論」は受講生約40名、共同通信出身の片山正彦講師による「報道メディア論-体験的マスコミ入門講座」の受講生は約20名と割合ゼミ的規模で、双方向コミュニケーションが図れるサイズである。有名で偉い先生の講演ならやむを得ないが、じっくり話を聞こうとするなら、やはり少人数に限る。その点では、この公開講座は講座規模に併せて、受講料も安く理想的である。両講師とも自己紹介と質疑を通じて話をする機会があったが、こちらの求めるものと講師の望むものが割合近いように感じた。菱山講師には、1月の韓国・利川地区における倉庫爆発事故が日本で報道されない理由をぶつけてみた。とりあえず受けてもらっているので、次回どういう考えを話されるか、楽しみにしている。聴講学生は、マスコミ志望者が多いようだ。

 さて、昨日起きた中国・四川省の大地震は、死者が1万2千名を超えた。温家宝首相が現地で救援活動を指揮している。それだけ、中国政府としてもこの災害を重視していることが分かる。倒壊した建物は、トルコ地震の際見たように、ほとんど鉄骨にレンガを重ねただけで、耐震構造にはなっていないようだ。それが、昼間の災害にも拘らず、ビル内部の人たちが逃げ遅れた原因だと思う。

 一方で、ビルマのサイクロンは、死者・行方不明者が6万人を超えた。コレラ患者が現れた。にも拘らず、軍政は、支援活動に当る外国人の入国を拒んでいる。国連も苦りきっている。

2008年5月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

364.2008年5月12日(月) 「グリーン・ツーリズム」セミナー

 テレビニュースでは、今日もビルマのサイクロン被災の様子を伝えている。やりきれない思いである。些少ではあるが、今日近くの郵便局から日本赤十字社へサイクロン被災の義捐金を送った。女性係員からビルマとサイクロンについて尋ねられたので、知る限りで説明してあげたが、ビルマが一般的にあまり知られていないことを痛感した。

 この後毎月定例のJN協会観光立国セミナーへ出かけた。

 財団法人「都市農山漁村交流活性化機構」専務理事・斎藤章一氏による「グリーン・ツーリズムから見た観光立国」がテーマで、実績、実例を挙げて中々興味深い話をされた。財団の狙いとしては、こどもたちに農山漁村で体験学習をしてもらうこと、グリーン・ツアーを企画することによって各地域で頑張っている「おかあさん」民宿を紹介する、等々を心がけていることを知った。農山漁村を核に、町おこし・村おこしを仕掛ける試みだと理解した。推薦する民宿には外国からも多くの観光客が押し寄せて、思うように予約が取れないほど盛況らしい。初めての農山漁村におけるミーティングに参加したこどもたちが感激したとか、地方の温かいホスピタリティーに接して癒され、グリーン・ツーリズムが顕在化してきたと、めでたい話ばかり聞かされたように思ったが、一方で手放しでは喜べない点もあるのではないかと考えざるを得ない。

 グリーン・ツーリズム自体の発想は大いに結構だが、それはいま健全に発展している農山漁村が、これからも時代の流れに後れないように援助、支援していこうとするプロジェクトのように見える。過疎化が進む農山漁村や、廃村化した農山漁村はまったく対象にはなっていないと思う。これらの地域に対しては前者に対する理念でどう対応するのかが描かれていない。

 このプロジェクトのために、国家がらみで財団まで作り、自治体や農協、その他の団体と手を携えながら、グリーン・ツーリズムを推進する目的がいま少し分かりにくい。加えて、はたして国がそこまでやる必要があるだろうかと疑問も感じた。

 質問するのは差し控えたが、次の点ははっきりしている。わが国の農政は完全に失敗した。それは一過性ではなく、失政の影響はいまも全国的に尾を引いている。米の減反政策は、まさにその典型であろう。わが国の食糧自給率は40%を下回り、先進国の中でもその割合が極端に低く、中でも主食の米すら外国産米を輸入している。これら今に至る食糧不足の元凶は、明らかに米の減反政策の結果である。それを国策として指導したのは、この財団の親分格の農水省ではないか。講師の斎藤氏は、99年1月の農水省退職前は、関東農政局長の要職を務めた方であり、農政大失政を担った中心人物のひとりだったのではないだろうか。講師に対して斯様な私見を抱くのは、申し訳ないと思いつつ、どうも違和感が拭えない。いま自分たちの失政のツケを、農水省と財団ともども、その万分の一でも返そうと考えているとしたら筋違いではないかとつい邪推してしまうのである。

 今日午後中国四川省でM7.8の大地震に襲われ、死者は6千人を超えたという。まだ、多くの犠牲者が出そうだ。

2008年5月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com