ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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6280.2024年10月22日(火) 小池都知事の無思慮で不可解な考え

 来る27日の総選挙投開票に向けて各候補者が激しく争っているが、7月に東京都知事選で3選された小池百合子知事が、何と一昨日都内の駅前で公明党前職の候補者のための街頭演説を行った。公明党候補者のために応援演説を行ったのは、去る15日に石井啓一代表の地元にかけつけて石井代表を応援して以来2度目である。一方、知事が特別顧問を務めている「都民ファーストの会」の都議会議員らは、国民民主党候補者を応援している有様である。党内事情があるのか、或いは知事の個人的事情なのか、何かずれているような印象を受ける。都知事選後には、カイロ大学卒業という学歴詐称問題で訴えると声高に言っていた元側近の声は聞かれなくなってしまった。今もネット上には、小池知事がカイロ大学を卒業し、一部には首席とまで書かれているが、アラビア語の実力はカイロ大卆の同級生が、評価していなかったにも拘わらず、身勝手な自己PRを削除しようともしない。世間で疑われても自分だけはカイロ大卒業に拘っている。勝てば官軍だろうか、都知事選前には派手な行動は控えていた小池知事も、今では堂々と選挙応援に出かけている。それにしても政治家の「ウソ八百」は、留まるところを知らない。

 その小池知事のおひざ元で、明治神宮外苑地区再開発が環境破壊として問題視されて久しい。昨日東京都環境影響評価審議会との会合が開かれ、事業者の代表である三井不動産は、樹木伐採の見直し案を報告し、審議会側から受け入れられた。この結果事業者は、今月中にも計画に着手すると伝えた。

 このプロジェクトについては、地域住民や環境学者らから緑が減少することを懸念して、当初から強い反対の声が上がっていた。そして国連の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)も、事業者が公表した見直し案では樹木保全への対策が不十分であると小池知事宛てに要望書を提出していた。それでも結局は、ゴーサインが出たことになる。

 懸念されているのは、緑地に空き地スペースを作り、そこへ高層ビル2棟を建設することである。どうしてこの好環境の土地の風紀を乱すような高層ビルを建てる必要があるのか。環境、景観問題などから計画見直しというより、中止を求められているが、東京都にはその気はないようだ。小池知事の回答も「事業者には理解と共感が得られるよう対応して欲しい」とか、「法的な手続きに従って進めてきていると聞いている」など、まるで他人事なのである。

 一番気がかりなのは、このプロジェクトによって現在の神宮球場と秩父宮ラグビー場の立地を交換するという無駄な試みである。神宮の森の樹木を伐採し緑地を減らして高層ビルを建てるという、事業者側の馬鹿げた計画に安易に踊らされただけではないのだろうか。六大学野球や、大学ラグビーの応援に度々出かけた2つの伝統あるスタジアムをわざわざ高額な費用を注ぎ込んで取り換えるという発想にはとても付いて行けない。小池知事はいつもふらふらしているようだが、都民の住環境をぶち壊すようなプロジェクトには、断固反対を唱えるべきである。ひょっとすると三井不動産側から小池知事側へ、それなりの「裏金」が届けられたのではないかと勘繰ってしまう。

2024年10月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6279.2024年10月21日(月) 大谷選手のドジャース、ワールド・シリーズ進出

 日本山岳会の新しい会長に初めて女性会長が選出されたとは、知らなかった。山男の集まりのような日本山岳会会長に、女性会長が就任するとはやや意外な感がした。71歳の橋本しをりさんと仰る東京女子医科大を卒業された女医さんである。登山家として実績を残した女性が過去にいなかったわけではない。橋本さんは、初めてアルプス3大北壁、マッターホルン、アイガー、グランド・ジョラスの登頂に成功された同じ女医の今井通子さんの医大の後輩である。他に女性登山家としてよく知られているのは、エベレストをはじめ世界で初の7大陸最高峰への登頂に成功した故田部井淳子さんである。

 橋本会長は医師の父親の結核療養所が丹沢の麓にあり、幼いころから山とは身近な存在だったという。8千m級ガッシャーブルム2峰(8035m)へ登山隊隊長として登頂した実績もある。そして、国際山岳医の資格も得ている。その山登りの中心的組織である日本山岳会会長に女性が就任するとは、時代の空気もあるが、日本山岳会は体力が必要で、登山経験の多い登山者の組織だけに、これまですべて会長は男性だった。ここにも時代の流れを感じる。ぜひとも新会長には日本山岳会をかつての脚光を浴びた昔を甦らせて欲しいと願っている。

 私も会社の山岳部員として丹沢にはよく登った。今ではまったく登山から足が遠のいてしまったが、若いころ南・北日本アルプスを登攀したことや、学生時代の山岳クラブであちこちの著名な山へチャレンジしたことを懐かしく想い出す。海外の山はその壮大さと空気に触れてみたものである。イランのエルブールズ山脈ダマヴァンド峰(5610m)、上記アルプス3大北壁を訪れてその雄大さに感激したことをよく覚えている。

 さて、アメリカの大リーグ(MLB)で、アメリカン、ナショナル両リーグともに優勝チームが決まった。昨日ヤンキースが、クリーブランド・ガーディアンスを破り、4勝1敗でア・リーグの優勝を勝ち取っていた。今日は、ナ・リーグの優勝決定シリーズで大谷翔平選手のLAドジャースが、NYメッツを10対5で降し、4勝1敗でワールド・シリーズ(WS)へ進出して、名門ヤンキースとワールド・チャンピオンを争うことに決定した。ドジャースは4年ぶり、25度目の優勝である。1958年にLAに本拠地を移すまで、ドジャースはNYブルックリン区に本拠を置いていたので、ヤンキースとはお互いに隣組のライバル同士だった。強豪だった両チームにとってWSで対決するのは、1981年以来、実に43年ぶりとのことである。熱戦を期待したいところである。

 今日の試合でも2本のヒットを打ち、1打点を記録した大谷選手は、試合後のインタビューで尋ねられていたが、ドジャースに移籍したのは、一度でも良いからWSに出場してみたかったので、優勝の可能性のあるチームを選んだと応えていた。ドジャースに移ったことによって早速その念願が叶ったと言える。しかし、ドジャースにとっても大谷選手の存在と活躍が、4年ぶりの優勝をもたらした大きな原因でもある。ともどもウインウインである。

 ここまで来たら、26日(日本時間25日)から始まるWSでヤンキースを破り、大谷選手にとってはシーズン2冠の栄誉とともに、チームを世界一に押し上げてくれることを期待したい。それにしても日本のメディアのドジャース優勝の取り上げ方と騒ぎようは尋常ではない。日本では、今日セ・リーグの日本シリーズ進出チームが決定したところである。シーズン3位だったDeNA横浜ベイスターズがシーズン優勝を飾った巨人軍をクライマックス最終戦で破り、4勝3敗で日本シリーズ進出が決定したところである。いわゆる下剋上である。パ・リーグの出場チームは、すでにシーズン優勝の福岡ソフトバンク・ホークスに決まっている。日本シリーズがワールド・シリーズの人気にかき消されないよう、両チームの選手には精一杯頑張って欲しいと願っている。

2024年10月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6278.2024年10月20日(日) 和歌山2区で世襲候補者同士の争い

 来週の今日は、総選挙の投開票日である。メディアの報道を見ていると裏金問題の影響で、当の自民党候補者が党から公認されない絶好のチャンスに、各野党が共闘することなく、それぞればらばらに対抗馬を立候補させて、票が分散して反って元自民候補者を優位に立たせているケースもある。

 注目を浴びている選挙区のひとつに、和歌山2区の裏金議員の二階俊博・自民党元幹事長が引退する地盤を世襲する自民党公認の三男伸康氏と、裏金で自民党から離党勧告を受け、参議院から鞍替えする参議院自民党幹事長だった世耕弘成氏の争いが目につく。これは、裏金問題関係の有無ばかりでなく、ともに長きに亘る世襲議員同士の戦いだからである。今裏金問題が騒がれ世襲議員問題は影を潜めているが、いずれ結論を出すべき問題だと思う。二階伸康氏は、父俊博氏が40余年に亘って衆議院議員として活動した盤石の基盤を引き継いだものである。一方の世耕弘成にしても、自身2001年以来参議院議員として活動しているが、祖父、叔父ともに大臣を務めたほどの大物衆議院議員だった。お互いに政治家の家系に育った。当然立候補前から譲り受けた支援者や地盤があり、国会議員になる道は開かれていた。この世襲候補者同士が、対立して競い合い勝敗を分けるという意味で外から見れば興味津々であるが、いずれ世襲議員問題の解決のためにも、非世襲候補者と対等に戦う場を作って見せて欲しいものである。

 ついては、昨日の朝日朝刊に興味深い記事が掲載されていた。「歴代首相、評価するのは?」と題して、誰でもが知っている著名な歴代20人の首相の番付が載っていた。興味深いのは、1位に田中角栄がリストアップされたことである。まさに日本列島改造論を打ち出し、新幹線や高速道路網で全国を結び付け、併せて日中国交正常化を実現させた実行力がロッキード事件で起訴までされながらも高く評価された功罪半ばの首相だった。2位小泉純一郎はその分かり易い言葉「自民党をぶっ壊す」や、北朝鮮拉致被害者を連れて帰った実行力が評価された。3位の伊藤博文も明治以降の日本政治史上に残る初代首相だった。原敬(8位)、高橋是清(13位)、犬養毅(14位)、大隈重信(20位)らはそれぞれ当時国内政治で腕を揮ったが、志半ばで倒れた人が多い。11位の野田佳彦と12位の菅直人の高評価の功績がよく分からない。「評価が低い歴代首相」ランキングのワースト3は、1位安倍晋三、2位森喜朗、3位東条英機だったが、戦犯東条が1位であるべきだと思う。

 さて、相変わらずパレスチナ・ガザ地区ではイスラエル軍による激しい空爆が続いているが、昨日のガザ地区北部ベイトラヒヤの住宅街へ向けた空爆で、住民73人が死亡、数十人が負傷した。16日にハマスのシンワル最高指導者が殺害されたばかりだが、ハマス壊滅と人質全員解放まで徹底攻撃を継続するとのイスラエルの強気な姿勢には変化は見られず救いようがない。このシンワル最高指導者の死に対して、バイデン大統領は何とも理解出来ないステートメントを発表した。「シンワル氏の死は、イスラエル、アメリカ、世界にとって良い日だ」と歓迎したという。高齢のバイデン大統領もついに認知症を発症した感じである。こんな感覚では戦争は当分終わらないだろう。

2024年10月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6277.2024年10月19日(土) 北朝鮮、自国兵士をロシアに売り渡すとは?

 今日も暖かい陽気だと感じていたが、これほどとは思わなかった。東京都心で季節外れの30.1℃を記録したのである。驚いたことに1875年統計開始以来、最も遅い「真夏日」となった。1世紀半ぶりの暑さである。今年はどうもおかしい。この様子では来年以降が心配である。

 このところ近くの朝鮮半島の北朝鮮と韓国の関係が急速に穏やかでなくなった。北朝鮮の動きが突然急展開したからである。数日前に普段は使用されない北朝鮮と韓国を結ぶ北朝鮮領内の道路を不意に爆発させて使用不能にした。今月7,8日に開かれた朝鮮最高人民会議では、憲法を一部改正し、これまで韓国を「南朝鮮」と呼んでいたが、これからは「韓国」と呼び、「同胞」ではなく「敵国」と見做し、これまで朝鮮半島統一を目標にしていたが、今後は統一を目指さないと公表した。祖父金日成、父金正日が熱心に朝鮮半島統一を主張していたが、これからは韓国を敵国と見做して朝鮮半島統一国家構想を放棄するという。これにより両国間の関係は一層緊張状態に入る。

 その北朝鮮が、兵力不足に悩んでいるロシアに北朝鮮軍兵士を派遣した件で、国際的に大きな話題となっている。どの程度の兵士が派遣されたのか、諸説紛々であるが、イギリスの元駐ロ武官は、ロシアは頭を下げてでも支援を求めざるを得なくなっていると述べている。ウクライナの情報機関筋の情報によると、ロシア西部のロ軍部隊に北朝鮮兵約3千人が加わったと公表した。廣瀬陽子慶大教授によると北朝鮮兵士1人当たり3万㌦(約450万円)でロシアに自国兵を売っているという話もあり、事実なら北朝鮮にとっては外貨獲得も出来る。昨年8月以降北朝鮮は、70回にわたり約1万3千個のコンテナで800万発の砲弾やミサイルなどをロシアへ送っている。これによりロシアと北朝鮮の関係は一層強固になり、ロシアからの支援を背にのぼせ上った北朝鮮が、他国へ嫌がらせや、不安要因を与える恐れがある。

 しかし、金正恩総書記は、大事な国民の生命をそう手易く売り渡して何の苦痛も感じないものだろうか。国家の指導者としては、最もやってはいけないことだと思う。派遣された兵士の家族がこの事実を知ったら何と思うだろうか。いずれ後顧の憂いを抱えることになるだろう。
 さて、本ブログに2度ほど取り上げた「VISAカード」の理不尽な扱いについて、一昨日カード会社の担当者から電話があった。不承不承であるが、今年度引き落とされた年会費も返済してくれると約束してくれたので、手打ちをすることにした。今更ではあるが、高額な支払いにVISAカードは前以て連絡しなければ使えず、使い難いうえに期限切れのカードを送付してきたり、対応があまりにも杜撰だった。まぁこれですっきりした。

 最近の書籍販売の低迷や、書店の閉店・廃業などについて、クレジット・カードによる支払いが多少影響しているようだ。例えば、書店で書籍を買った場合に代金を現金払いするなら問題はないが、カードを使って支払うと購入者には損得はないが、書店にとっては後にカード会社から受け取る販売額が、カード会社の手数料分を差し引かれるので、定価よりX%分少なく振り込まれる。販売量が多い大書店なら、他の経費で賄うことが出来るが、街の小さな書店などでは、支払う手数料もバカにならない。それが、経営上の足を引っ張る原因のひとつになったのではないかと考えている。

 実は、1992年に南アフリカのケープタウンで、買い物をして当時所持していた「アメックス・カード」で支払おうとカードを提示したところ、店からカードの使用を断られた。理由を尋ねたところアメックスは他のカードに比べて手数料が高過ぎる(20%)ので、受け取れないと説明された。帰国後に、アメックスに退会の申し出をしたところ、理由を尋ねられたので、南アの事例を話したら納得してくれた。その後アメックスに代えてVISAカード30余年に亘って使用してきたが、それも遂に止めることにした。カードは便利である一方、マイナス面も多い。一般の消費者には、分からないことだが、カード業界にも手数料率の高低によって内戦が行われているようだ。

2024年10月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6276.2024年10月18日(金) 世の中は心和むより緊張感に囲まれている。

 世の中は落ち着いていると思いきや、このところ首都圏1都3県で連続的に強盗事件が起きて、警察庁は合同捜査本部を設置することになった。昨日までに発生した12件は、どれも似たような強盗事件で、昨年流行ったルフィ事件に似た手口である。「何者かを名乗らず、SNSなどで実行役を集めて特殊詐欺などの犯罪を行う集団」という「匿名・流動型犯罪グループ」、通称トクリュゥと呼ばれる。標的になった住人は年配者で、場所も住宅街ではあるが、隣家と離れているようなケースが多い。すでに殺人事件も起きている。

 そんな最中にホッとするのは、今たけなわのMLBポストシーズンの野球である。中でもレギュラー・シーズンから続くドジャースの大谷翔平選手の活躍にメディアも熱心に報道し、ほぼ毎試合テレビ生中継をしている。今日も大谷選手は、昨日に続けてホームランを放ち勝利に貢献し、チームはワールドシリーズ進出に王手をかけた。日本でもプロ野球のセ・パ両リーグの優勝チームが決まり、日本シリーズへの出場権を賭けてクライマックス・シリーズの真っ最中である。だが、それも大谷選手が出場するMLBの実況には勝てないようだ。

 実は、先週のテレビ視聴率ランキングでは、トップがMLBナ・リーグ地区優勝決定シリーズのドジャース対パドレス第5戦だった。2位以下のニュースや朝ドラを寄せ付けない数字だった。この人気に誘われたようにスタジアムのフェンスには、日本企業のCMが時間制で随分現れるようになった。これでは、民間テレビ局もMLBの中継を念頭に今後のCM対策を考える必要があるかも知れない。この状況は世の平安を表していると言えそうだ。

 ところが、今戦闘中のウクライナとパレスチナ問題に絡んで、それぞれ喫緊の問題が起きている。ウクライナについては、相変わらずウクライナとロシアの国境線を挟んで戦闘を繰り返しているが、ロシア兵に戦死者が増えて、兵士不足に頭を痛めているとの情報があった。そこへ何と北朝鮮が3千人に上る兵士を派遣した。だが、その内2千人が戦線を離脱して脱走したとの情報が伝えられている。真偽のほどははっきりしないが、それにしても考えられるシナリオである。ウクライナには、今不発弾処理が頭の痛い経済的な問題である。ウクライナでは4分の1の国土に埋め込まれた地雷と不発弾の除去に相当な時間と費用、マン・パワーがかかることである。

 実は、日本でも太平洋戦争当時の不発弾が、戦後80年になろうとしているのに今も民間の土地で発見されている。今月2日に宮崎空港で米軍が投下した不発弾が爆発し、空港が一時閉鎖に追い込まれた。その後宮古空港近くで2発の不発弾が発見され、昨日朝には名古屋市内の工事現場で、大きな不発弾が見つかった。これは同じ敗戦国ドイツでも最近国内のあちこちで不発弾が見つかり、その除去に相当なパワーを注ぎ込んでいる。ミュンヘン、コブレンツ、マインツ、フランクフルトの他に首都ベルリンでも発見されたというからその処理には、国民の協力の他に、かなりマン・パワーと費用を充てなければならない。一体戦争というのは、本当の終戦までどのくらいかかるものだろうか。

 もうひとつ、パレスチナ問題では、イスラエル軍がイスラム組織ハマスのシンワル最高幹部を16日にガザ地区で殺害したと公表した。今年7月にテヘラン訪問中に当時のハニヤ・ハマス最高指導者が殺害された事件の報復を検討中だったイランにとっても、新たな報復の理由が生じたことになる。

 やはり世の中には気分的に休めるような安泰より、怖く緊張感を求められる事件が溢れているようだ。

2024年10月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com