ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。書き続けてきたおかげで、奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年の「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言を書き込んで、自分の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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4998.2021年1月17日(日) 阪神・淡路大震災から26年

 今から26年前阪神・淡路大震災が起きた。この大震災にはいろいろな思いがある。一番印象に残っているのは、地震が発生した朝5時45分からそれほど時間が経っていない7時半ごろ、地球の裏側のブラジルに住むアリンド・フルタードさんから唐突に自宅に電話がかかってきたことだった。彼は現地のニュースで神戸の地震を知り、私の知り合いに誰か災難に遭った人がいないか心配してわざわざ国際電話をかけてきてくれたのだった。親戚も、親しい友人も震災地周辺にいないから、心配しなくとも大丈夫だとお礼とともに応えたら直ぐに電話を切った。もう20年以上も交流を続けていた異国の友が、震災直後にわざわざ電話で私の知り合いの安否を心配してくれたことに感動したものだった。これについては近著「八十冒険爺の言いたい放題」に、外国で会った人々との交流として6つのエピソードを書いたが、そのひとつを「リオのアリンドおじさん」として綴っている。私より10歳ばかり年長のアリンドさんは、残念ながら7年ほど前に亡くなった。この大震災というと、エジプトのピラミッドで初めて会って以来半世紀近くに亘ってお互いに行き来をして、交流を続けてきたアリンドさんを懐かしく想い出す。

 その翌年淡路島を訪れた時、生々しい断層を地元の人が大震災で土地が沈んで出来た断層だと説明してくれたことがあった。また、兵庫県の教員海外研修団にお供した当時の女性の先生が、その後何年かしてお会いした時に身体が横になって飛んだという話を伺ったことがあるが、同じように当時関西に住んでいた小田実さんも身体ごと飛ばされたと講演で伺ったことがある。

 その16年後、東日本大震災が起きた。この震災では津波と原発破壊により阪神大震災以上の被害者が生まれたが、その後も熊本地震、北海道地震などが発生して日本は地震王国となっている。いつ同じような災害が発生しないとも限らない。平素から緊急事態に備える心構えが必要である。

 さて、新型コロナウィルス旋風が吹き荒れている中で、昨日、今日の2日間に亘って大学受験生にとって最も気にかかる大学入学共通テストが全国各会場で実施された。各会場ともかなり前から入念なコロナ対策と準備を凝らしていた。不要不急の外出を控えるよう要請されている中で行われたテストだが、昨年まで31年間続いた大学入試センター試験と内容が変わったようだ。今思い出しても60年以上も昔の我々の時代は、こういう全国に統一された一斉テストのような大学受験制度はなく、志望大学ごとに受験性を募り、大学独自の入学試験を実施していた。どちらのテストが良いのか分からないが、いずれにせよ受験というとどうも気持ちが晴れやかになれない。受験生には、これが人生の最大、最重要な行事とは思わないで気楽な気分で受験して欲しいと思う。それが、2年間の浪人生活を送った元受験生の率直な気持ちである。

2021年1月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4997.2021年1月16日(土) コロナ発生から1年と新著に対する評判

 このところ東京都内の気温の変化が激しく、昨日は7.6℃だったが、今日は晴れてぽかぽか陽気だった。何と4月中旬の陽気だという。いつも通り駒澤公園にウォーキングに出かけたら新型コロナウィルス感染防止の緊急事態宣言発出で不要不急の外出を極力控えるよう求められているが、むしろいつもより多くの人がランニングやウォーキングを楽しんでいる姿があった。一向に新規感染者の数は減る様子もない。

 選りによって国内に初めてコロナ感染者が判明してから、今日でちょうど1年になる。現状のような緊急事態発出で、果たして感染者がどのくらい減少するのか、疑問に思えるようになってきた。決して最善の策とは思わないが、これ以上事態が悪化したらすべての事業や、生活に大きな支障が出る。是々非々は何とも言えないが、1週間とか、2週間のように一定期間を限定して外出禁止、ロックダウンを実施するより方法がないのではないかと思う。

 アメリカのポンペイオ国務長官が、現在世界保健機関(WHO)がコロナの発祥地である中国武漢市へ派遣している調査団に対して、徹底した調査を行うよう求めた。同地の研究所が5年前からコロナのウィルスに最も近いウィルスを持っているこうもりを研究し、そこからウィルスが流出した可能性があると言及した。中国は否定しているが、中国が最近コロナ死者が、昨年9月以来4か月ぶりに発生と発表したことももっと死者がいるのではないかと疑問を持たれている。 
 さて、近著「八十冒険爺の言いたい放題」について、おかげさまで紹介されたり、知人からお世辞を含めて大変面白かったと大分お褒めの言葉をいただいた。

 出版社「はるかぜ書房」の新刊書欄に紹介されたのをはじめ、所属する日本旅行作家協会の最新(2020年12月~21年1月)HPの「会員の新刊のご案内」に紹介されている。そして、一昨日、NPO「知的生産の技術研究会」理事長にして、多摩大学前副学長で現教授の久恒恵一先生のブログに大きく、詳しく紹介していただいた。特に、主題である海外武者修行を評価していただいた他に、私の先祖について書いた「冒険爺の生い立ち」と題した一項、メディア批判と若者への激励を取り上げていただいたことは、有難いことだと思っている。

 締めくくりを「人生100年といわれる昨今、『80代の上り坂』を歩いているという意識は貴重です。影響を受けた小田実の『何でも見てやろう』精神で行動し、今後も大いに発言してもらいたいものです。近藤さん、刺激を受けました。ありがとうございます」と結ばれていた。こちらこそありがとうございますと申し上げたい。

2021年1月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4996.2021年1月15日(金) 菅内閣の評価は下がる一方

 新型コロナウィルスの感染拡大を何とか抑えるべく、11都府県に緊急事態宣言が発出されたが、コロナの勢いは収まる気配がない。企業に対しては7割を会社へ出社せずに自宅でテレワークを要請しているが、朝の通勤の様子はどのターミナル駅も人が溢れている。医療関係者、及び自治体知事と政府の考え方に齟齬が見られ、関係者が心から納得しているように見えないことが問題である。閉店は午後8時、お酒の提供は午後7時までと要請されている飲食店が一番当惑しているようだ。だが、フランスではもっと厳しく、明日からフランス全土で夜間外出禁止令を午后8時から午後6時へ繰り上げる。

 菅首相の記者会見の様子を見ても、少々説得力を欠いている。そのせいもあり首相就任直後は、62%を超えていた内閣支持率は日が経つにつれ、下り坂を転げ落ちるように下落している。

 数日前メディア各社で世論調査を行ったが、共同通信の調査では12月初めには、支持率は50.3%にまで落ち、今月10日には42.8%にまで下がった。その一方で、不支持率も同じ42.8%で、政権発足から4か月で不支持と支持が拮抗したことになる。

 菅内閣の支持が下降傾向になったのは、コロナ対策がすべて遅いということが大きいようだ。実際緊急事態宣言のタイミングが遅すぎたと回答した人は、何と79.2%というから全回答者の8割もいたことになる。特に、再度緊急事態宣言を出すべきかとの質問には、57%がすぐ出すべきと答え、感染者が増えつつあった時に「GO TO トラベル」を継続か、一時停止かとの質問には、一旦停止すべきが79%もあった。国民の感性と菅内閣の考え方の間にギャップがあると思わざるを得ない。

 更に、首相の性格、言動については、指導力がないと応えた人が41.2%もいたが、これでは国のリーダーとして果たしてどうだろうかと考えてしまう。

 昨今の菅首相の記者会見の様子を見ても、記者の質問にズバッと答えていない。例えば、例を挙げて質問すると、仮定の質問には答えられないと逃げる。これでは丁々発止の盛り上がった会見とは行かずとも、突っ込んだ質疑が行われない。これまでも記者会見を行わないと批判があり、漸くその機会を設営しても本来の会見とはほど遠いものとなっている。

 元々菅首相は、当初から首相の座を狙っていたわけではなく、安倍前首相の番頭として堅実な政局運営が評価され、唐突に辞任を公表した安倍氏の後任として首相候補に浮かび上がり、腹黒い二階幹事長らと談合して首相にまでのし上がった人物であり、元来総理大臣の器ではなかった。

 コロナが深刻な話題を提供するようになったが、相変わらず今日もその勢いは世界でも衰えていない。全世界の感染者総数が9,320万人、死者が2百万人の大台に達した。中でもアメリカが2,340万人の感染者を生み、死者は39万人である。そのアメリカでバイデン次期大統領が、コロナ危機対応の追加経済対応策を公表した。その額たるや半端ではない。何と日本の国家年度予算を遥かに上回る約200兆円である。今日アメリカでは、非民主的なことばかり行われているが、金満国家だとつくづく思う。

2021年1月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4995.2021年1月14日(木) 半藤一利氏逝去と朴槿恵・前韓国大統領実刑

 12日作家の半藤一利氏が亡くなられた。享年90歳だった。半藤氏は日本の近代戦争について氏なりの視点から深く切り込んで日本の近代戦争史に関する多くの作品を著された。主たる作品に「日本のいちばん長い日」と「ノモンハンの夏」がある。前者は映画にもなって話題になった。

 文芸春秋社の駆け出し記者時代に伊藤正徳の取材執筆を手伝っていたというが、私自身伊藤の「帝国陸軍の最後」シリーズをすべて読了した。ガダルカナル島の悲惨な戦いを知ったのもこのシリーズだった。その後ガダルカナル島を訪れ戦争の残滓を見て、半藤氏もここを訪れて戦記を肉付けしたのだろうと感慨に耽ったことが思い出される。

 実は、20年前に大作のひとつ「ノモンハンの夏」を読んだ。同書はゾルゲ事件について触れていたが、残念ながら私の友人の父ブランコ・ド・ブケリッチ氏についてあまり好意的に描いていなかった。当時存命だった大学ゼミの恩師・飯田鼎教授にその点について伺ったら、半藤氏は個人的に好き嫌いがあるようだと仰っていた。今朝の新聞評論を読むと幕末維新期の人物像を描いた司馬遼太郎についても、歴史上恥ずべき、ヘドの出るような昭和の人物像は描けなかったとかなり辛辣な見方で受け止めているほどである。それでも昭和史シリーズを随分読んだ。特に、2.26事件の描写は興味深かった。そういう意味では、半藤氏から日本の近代戦争史、特に影の歴史を学ばせてもらった。ご冥福をお祈りしたい。

 このところアメリカでは20日の前副大統領バイデン氏の大統領就任式とトランプ大統領の弾劾問題が大きな話題である。大統領として2度目の弾劾訴追されるのは、トランプ氏が初めてである。

 ところがお隣の韓国では、4年前に当時の朴槿恵大統領が弾劾訴追され大統領の職を去った。今日韓国大法院はソウル高裁の差し戻し審判決への上告を棄却して、その朴槿恵前大統領の実刑20年の判決を決定した。一国の最高の地位にある大統領が、実刑で収監されることなんて日本ではまず想像出来ない。朴被告の罪とは、大統領在任中親しい友人と共謀して財閥サムソン・グループから巨額の賄賂を受け取った罪である。それにしても20年の実刑に、すでに公職選挙法違反で2年の実刑を受け、合せて22年間の収監である。韓国では、李明博元大統領も収賄罪で懲役17年の実刑が確定して収監されている。他に盧泰愚元大統領と全斗煥元大統領も収監されている。その点では、日本の国会議員は賄賂を受け取っても国会議員を辞めることもなく、毎月高給をいただいている。これだから日本の政治家は世間を舐めて真剣味と人間としてのモラルが身に着かないのだろう。

2021年1月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4994.2021年1月13日(水) 1964年海外旅行自由化スタート

 新型コロナウィルス感染拡大により、海外からの入国者をほぼ制限する。一昨年まで倍々ゲームで海外旅行者が増え、同時に外国人の訪問も増えて観光景気を謳歌しつつあった日本もコロナのせいで、恰も鎖国状態である。

 そんな海外旅行気分が落ち込みつつある中で、昨晩NHK・BSで「アナザー・ヒストリー~夢の海外旅行が実現した日」を観た。第1部で1964年4月日本人の海外旅行が認められてから初めてのハワイ団体旅行の当時の様子や、参加者のその後の様子を観て、当時を想い出して懐かしく思った。第2部は、ガイドブック「地球の歩き方」の初代、及び2代目編集長の回顧談だったが、驚いたのは初代編集長が知人の安松清さんだったことだった。今も「地球の歩き方」に関わっているとは承知していたが、まさか初代編集長だったとは寡聞にして知らなかった。そして、第3部は、海外旅行自由化の翌1965年に横浜港から船でナホトカを経てシベリア鉄道でモスクワへ行き、更に北欧3国を訪れた作家・五木寛之氏の作家活動の原点に関する話だった。

 私が初めて海外へ出かけたのは、五木氏が出かけた翌年だった。アジア、アフリカのような観光受け入れ態勢が充分整備されていなかった当時の異国の地を、誰にも相談することなく自由に歩き回った。それらの旅行記は、最近上梓した「八十冒険爺の言いたい放題」に取り上げた。

 いみじくも五木氏はこう言っている。「レールの上を安全に走っていく、そういう旅は面白くない。出たら何が起こるか分からない、そういう旅もあっていい。生きているってそういうことだ」と言いつつ、自分を変えてくれる旅を勧めていた。五木氏の言葉に我が意を得たりの感を強くした。五木は初めての旅でモスクワのミーシャという不良少年に出会ったことが、処女作品「さらば モスクワ愚連隊」を書くきっかけとなった。

 やはり単にパック旅行で海外旅行をしたというだけでは、観光スポットを訪れ景色を見たというだけで、本当に外国の地を知るようになるとは思えない。やはり五感で接触して五感にピンと感じる旅でなくては、本当の海外旅行とは言えないと思う。

 今日下重暁子さんから近著「八十冒険爺の言いたい放題」を読んで面白かったとのお葉書をいただいた。彼女も旦那さんの駐在していたエジプトにおられたことがあるので、以前にも現地の話をしたこともあり、殊更アラブ・アフリカに関心を抱いておられたせいだと思う。

 コロナが世界中を暴れ回っているが、国内でも急激に感染者が増えたことから、8日に1都3県に発せられた緊急事態宣言が、今日関西圏の大阪、京都、兵庫の他にも愛知、岐阜、福岡、栃木の7府県に発出された。最近言葉が軽くなった菅首相が、1か月以内に抑え込みたいと語っていたが、果たして思惑通りコロナ禍を収束させることが出来るだろうか。

2021年1月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com