昨日の本ブログに「日本維新の会」の悪辣な国会議員、及び地方議員の国民保健の脱法的行為について批判したところ、やはり今朝の朝日新聞「天声人語」欄でも維新議員の行為に対して「正直者は馬鹿をみるのか」と厳しい指摘があった。藤田文武・共同代表、高木佳保里・総務会長ら党三役が法を犯し、地方議員らが「同じ穴の狢」的行為を行っていたのだ。大した反省もしていないようだし、余程厳しい処遇を課さないとまた別の件でやりかねない低レベルの政治家たちである。
ところが、世界には維新を遥かに上回る悪だくみを世界中に拡大しようとしている大うつけ者がいる。国際世論の大反対を受けながら、また新たに悪だくみを実行しようとしているのだ。ズバリ!アメリカのトランプ大統領である。
彼は一体何をやったのか? アメリカが66もの国際機関から脱退する大統領令に署名したというのである。世界の政治・経済面、及びその他において最も影響力の強いアメリカが、アメリカ第一主義のために、他国の要望も斟酌せずに、「無駄」な資金を投資することを止めるというのである。その最大の影響を及ぼすのが、国連気候変動枠組み条約からの離脱である。現在約200カ国が締約している。気候温暖化が進み、北極海の氷が解け、海面が上昇した大きな原因は、各国の二酸化炭素、温室効果ガスの排出量が増えたことによってである。中でもアメリカは、断トツに多い中国に次いで2番目の排出国である。3位のロシアの3倍も多く排出している。日本も4位のインドに次いで5位にいる。
いずれにせよ、アメリカの温室効果ガスの排出量は大量で、全排出用の1/3を排出している中国に次いで13%を排出しているアメリカの2大国で地球の半分を汚染している。そのアメリカが条約から離脱すれば、地球は汚すが、その尻ぬぐいはやらないということで、無責任にもほどがある。アメリカが身勝手に離脱するなら、今後その影響は他国にも響いて国連組織から離脱に発展しかねない。グテーレス国連事務総長も危機感を覚えているようだ。
当人トランプ大統領は、周囲の騒ぎにお構いなしに、ベネズエラ急襲の後に、デンマーク自治領のグリーランド獲得を画策している。国務長官が近々デンマーク外相に会って譲渡について打診するという。一部にはアメリカ政府はグリーンランド住民に、一時金を支払う案を協議したとの情報が伝えられた。将来的にデンマークからの分離を促し、アメリカへの編入を目論む狙いのようだが、その金額たるや住民一人当たり1万㌦から10万㌦で、支払総額は約60億㌦(9千億円)だそうである。現状ではそれ以上のことは伝えられていないが、トランプ大統領が本気になったらやりかねない。更に今日明らかになったことは、経済停滞の影響を受け国民生活が苦しくなったイランで反政府デモが過激化しつつある。それにトランプは便乗して、イラン政府が国民を抑圧したら、アメリカがイラン政府を攻撃すると述べた。
他にもベネズエラの管理について話を具体化しつつある。反米政権を排除して、気に入った人材による政治が行えるとの見通しがつくまで、アメリカが同国を直接管理運営する腹のようである。その後は、ベネズエラのお隣コロンビアへどういう無理を言うか。とにかく近年最悪のアメリカ大統領である。まだ3年の任期を残しているのが、耐えがたい。アメリカ人はこのお馬鹿さん大統領をこのままにしていても良いと思っているのだろうか。