6855.2026年2月18日(水) 高市首相選出とタレントの軽薄な金儲け話

 今日午後先の衆議院議員総選挙を受けて特別国会が召集された。衆議院議長には、森英介元法相、副議長には石井啓一元公明党代表が選出された。その後首相指名選挙が行われ、高市早苗自民党総裁が第105代首相に指名された。選挙で圧勝した自民党であるが参議院では過半数を得ておらず、参議院では首相指名選挙でも過半数を得られず、小川淳也中道代表と決選投票となって高市首相125票が、小川代表の65票を上回った。

 昨日施政方針演説の原案を語っていたが、積極的な経済成長戦略を進める意向である。先ずは、来年度予算案の国会通過をさせねばならない。また、対米関係を考え、防衛費予算の拡充、そして課題の憲法及び皇室典範の改正へ向けて意欲を示していたので、今後どういう形で与党は政策を進めるのか、注目したいと思う。

 ついては、その真偽のほどは分からない胡散臭い話である。読売新聞オンラインで流れた情報であるが、その後問題視を恐れたのかその内容は削除された。タレントの有吉弘行が「徹子の部屋」に出演して軽薄に個人的な秘密を喋り、それが黒柳徹子との会話の中心となった事象について、法律的には違法ではないが、日銀の植田総裁からもテレビ放映を止めるよう電話があり、昨日の生放送が放映中止となった。その2人が対話した記録が改めてネットで調べても分からない。ところが、今朝のネット上には2人の会話が表記されていた。今では削除されて見られないが、以下のような経緯が載っていた。

 有吉弘行と言えば、今売れっ子タレントで毎日ゴールデンアワーにその顔を見ない日がないほどである。その有吉が、昨日黒柳徹子の「徹子の部屋」の生放送で話した軽率発言が、衝撃を与えた反面、100万人以上の視聴者の関心を惹きつけたという。最近「徹子の部屋」は、50周年記念という触れ込みでかなり人気を呼んでいるようだが、私も昼食時によく観る。残念だが、昨日の放映は観ていなかった。

 結論的には、有吉の主張していたのは、懸命に働かなくとも誰でも稼げる術があり、インターネットでソファに座ったままでも稼げる時代だと軽々に述べ、徹子さんが軽率だと反論していた。実際「Kizunaquant」というプラットフォームで37,500円を投資して12~15週間後には、1千万円にすることが出来ると有吉は語っていた。不信感を抱いた徹子さんが、スマホにマネージャーを通じて「Kizunaquant」を登録してもらった。有吉が徹子さんのスマホに37,500円入金してから20分後に「Kizunaquant」はすでに5回の取引を済ませて、37,500円が47,223円に増えていたという話である。これには徹子さんも驚いたようだ。それが、4週間後には60~70万円になる可能性があるようだ。有吉曰く、ボタンを押すだけで半年後には老後の不安なんてなくなるかも知れない。こんなに上手い話があるだろうか。

 この有吉の発言に対して、スタジオはパニック状態になり、前記の通り日銀の植田総裁から直接電話があり、放送の即時中断と録画の破棄を求められたという。有吉が公的に言ってはならないことをテレビで、しかも人気番組で軽々しく語ったことに、その真実性は信じ難いが、影響が大きく、皆びっくりするだろう。

 こんな金儲けの話をテレビで生中継するとは、前代未聞のことだろう。もし、国民のほとんどがこの話を信じて実際に投資したら、全員が金儲けをすることが出来るだろうか。金儲けのプラットフォームの財源はどこまで持ちこたえられることだろうか。

 どうもすべてが信用ならない話である。

2026年2月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6854.2026年2月17日(火) フィギュア・ペアで冬季五輪初の金メダル

 今日の最大の話題は、冬季五輪のフィギュアスケートのペア・フリーで、ショート・プログラムでは予想外に5位に留まっていた三浦・木原の「りくりゅう」ペアが、フリーで歴代最高得点の世界新で大逆転劇を演じて、金メダルを獲得したことである。昨年グランプリ、世界選手権で優勝し、最近の世界大会では、ほとんど優勝して優勝候補の筆頭に挙げられていただけに、SPでリフト中に失敗して得点が伸びず、ペアは失望のあまり泣きじゃくっていた。それが、1日経った日本時間の今朝になって巻き返し、ドラマチックな逆転劇を演じた。ペアはお互いに感激のあまり、しばらく喜びの涙が止まらなかった。素晴らしかった2人の活躍とメダル獲得を称賛するとともに、どん底から盛り返したその気迫に感動している。こういう選手を実力派と呼ぶことが出来ると思う。今日は1日中テレビで優勝が決まったペアのスケーティング・シーンを録画で何度も繰り返し放映していた。両選手の地元では号外も発行されたようだ。

 かつてフィギュアスケートは、日本選手にとっては不得手な種目で最近まで芳しい成績を上げてなかった。それが女子シングルで荒川静香選手が優勝し、男子シングルでは羽生結弦選手が連続メダルを獲ってから、アイススケートが日本選手の得意競技とまで見られるようになった。これからはフィギュアのペアも日本選手の見せどころになるのではないだろうか。これで日本は4つ目の金メダルを獲得したことになる。

 現在ミラノ・コルティナ五輪は、4つの会場に分かれて競技が行われているが。1956年コルティナ・ダンペッツォで行われた大会に肖って、今大会もミラノとコルティナを主たる会場に開かれると考えていたが、コルティナではあまり競技が行われないようだ。主競技のアルペンスキーの他には、ボブスレー、スケルトン、リュージュ、カーリング、そして新種目の山岳スキーである。実は、あまりコルティナについては今回メディアを通して紹介されていないが、今日の朝日「天声人語」によれば、このあたりドロミテ山塊は、第1次世界大戦でイタリアとオーストリア・ハンガリー軍が爆弾を仕かけて山頂を奪い合った激しい戦線だったという。ドロミテには野外大戦博物館があり、多くのハイカーやスキー客が訪れるようになった。私がここコルティナを訪れた時は、ガイドから第1次世界大戦の話はまったく聞かなかった。「天声人語」は、雪と氷で「白い戦争」と呼ばれた記憶を伝えるきっかけになるのなら五輪はスポーツの祭典以上の意味を持つと言っているが、その朝日をはじめ、メディアがそんなドロミテ戦線の話は一向に報道しないので、空振りとでも言えよう。

 冬季五輪も22日に閉幕を迎えるが、それまでに日本代表チームは、得意のスケートを主にまだまだメダルを獲得できる期待がある。

2026年2月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6853.2026年2月16日(月) 高市人気の陰で奇妙な現象が起きている。

 衆議院議員の被選挙権は25歳である。先の総選挙に北海道比例ブロックに自民党14位で立候補され、見事当選された最年少候補者村木汀氏が、一昨日誕生日を迎えて26歳になった。ご本人も比例14位でまさか当選するとは思わなかったと述べていたが、これも高市人気に便乗した結果ではないかと思う。比例では、自身の選挙活動をしても自分の当選に必要な得票とは直接結び付かない。そこで公示期間内に行った選挙活動は、同じ選挙区の自民党小選挙区候補者への投票依頼だった。

 一方で同じ自民党比例ブロックの東海ブロックでは、比例名簿39人中38人が当選と決まり、その38番目に三重県職員世古万美子氏が当選した。自民党内に議員に推薦できる候補者が足りず、比例議席を他党に譲りたくなく、安易に県職員を滑り止めのような形でリストアップしたような感がある。そのため本人はこれまで目立った政治活動もしなかったうえに、衆院選では1度もマイクを握らずに当選した。率直に言って喜びよりは驚きと言っているように戸惑いが見られる。それでも考え直し、改めて国会議員としての意気込みを語ったようである。

 この2つの例は、選挙で自分の名前を売り込まない本来の選挙らしくないやり方であるが、比例ブロック制の奇妙な点だと思う。

 比例制度についてはどうも不自然なことがある。総選挙で中道が、小選挙区を立憲党候補者に譲り、比例ブロックの上位に公明党候補者を立てたことにより、惨敗した中道としては割合から言えば、立憲出身者が公明出身者より大幅に減らした事実である。

 国民の声を実態に少しでも沿った議員構成にするためには、この辺りを検討してあまり首を傾げるような結果にならないようにしてもらいたいものである。

 それにしてもどうもよく分からない高市首相の人気には、薄気味悪さを感じているが、国民の支援を背に首相は益々保守化・右傾化路線を突き進んでいる。そのひとつとして防衛対策に力を注ぎたい腹の内を察して、防衛省の現役、OBが一歩先んじてその片棒を担ごうとしている。政府は今後絶対多数の議員らをバックに憲法改正に本腰を入れることだろう。

 その一例として、以前にも取り上げられた自衛隊員の階級名称を、諸外国や戦前と同様に変更しようとしている。自民党と日本維新の会が交わした連立政権合意書によると、今年度中に自衛隊法の改正を目指し、実行しようとの目論みである。これによって自衛隊への理解を促進し、自衛官の地位向上と士気高揚につなげることを目指している。

 具体的な変更は、「将→大将・中将」、「将補→少将」、「1佐→大佐、2佐→中佐、3佐→少佐」、「1尉→大尉、2尉→中尉、3尉→少尉」などである。分かり易いとは言えるが、これは明らかに戦時中の日本軍の階位と同じ呼称である。ついにここまで来たかという印象である。高市首相が造り上げる軍事国家日本は、再び戦争へ向かうのだろうか。あ~怖い!怖い!

2026年2月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6852.2026年2月15日(日) 天候不順の中早くも「河津櫻」咲く。

 太平洋戦争で一時的に日本の威勢が良かったのは、開戦間もなく昭和17年の今日、シンガポールへ進軍していた旧大日本帝国陸軍が当時の支配者イギリス軍をシンガポールで降伏させ、大本営がラジオで日本軍大勝利と公表した時である。よく映画やテレビでその決定的な場面が報道されるが、ブキテマの丘で行われた降伏交渉において、日本陸軍司令官山下奉文大将がイギリス軍司令官パーシバル将軍に対して、‘YES or NO’と降伏の受諾を迫ったエピソードはあまりにも有名である。

 ただ、どういうわけか、2月8日から日本軍が攻め続け、陥落させたのは一部にその前日14日との報道があった。私は長い間この14日陥落説を信じていたら、陸軍航空第五飛行師団のビルマ戦没者慰霊団にお供した際に、飛行第50戦隊の戦闘機パイロットだった方が、自分自身がこの時シンガポールを攻めていたので、15日陥落に間違いないと言われた。その日以来日本陸軍によるシンガポール陥落は昭和17年2月15日と記憶を改めた。

 さて、先日銀世界となってから庭の白梅も花を咲かせ始めたが、今は大分見事に和風庭内を彩ってくれている。この白梅が散ったころには、入れ替わりに紅梅が姿を見せてくれることだろう。このところ急激に気温が上がり、東京都内の今日の最高気温は18.6℃だった。全国的に櫻の開花予想も報じられるようになったが、その中で普通の櫻とは異なり、一足早く開花する伊豆・河津町の「河津櫻」が、見事に櫻が花開いていると報道されていた。そこで、近くの駒沢公園の一隅に毎年1本だけ河津櫻があるので、ウォーキングがてらそこへ行ってみた。確かに河津櫻は花を咲かせていた。満開ではないが、それに近いほぼ7~8割方見事に花を咲かせていた。しかし、明後日はまた気温が下がる予報なので、気持ちを緩めることも出来ない。今年は気象の変化が激しく、夏の高温は異常だったが、冬になって積雪量も全国的に多い。そのために積もった雪が、急に暖かくなると溶けだして落下するので、天気予報などでも「落雪」に注意などとあまり使われなかった言葉が、目につくようになった。実際先月26日から今月12日までに落雪などで亡くなった人が、49人もいたというから、夏の熊出没と同じようで異常な事件が多くなった。

 ところで、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックも開催以来10日が経ち日本人選手の活躍が目立っている。今日スキー・ラージヒルジャンプとデュアルモーグルでいずれも銀メダルを獲得したので、日本選手が獲得したメダルは合計16個(金3、銀5、銅8)になった。メダル獲得数では前回北京大会の18個が最多であるが、それに次ぐ数である。恐らくこれを追い抜き、過去最多になるだろう。但し、金メダルは長野大会の5個が最多だったので、それを超えることが出来るだろうか。いずれにせよ、日本選手は頑張っている。更なる活躍を期待したいと思う。

2026年2月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6851.2026年2月14日(土) 小川「中道」代表がトランプにならないことを

 今日は、未婚の若者たちに人気のバレンタインデイで、元祖ヨーロッパとは異なり日本では女性が男性にチョコレートをプレゼントして愛を告白する日などと言われている。そんな商魂のせいか、自宅近くのチョコレート販売店は流行っている。こんなしきたりは我々の時代にはなかった。

 また、意外だったのは、1920(大正9)年の今日第1回東京箱根大学対抗駅伝が始まったことである。今では正月に行われている駅伝も当時は、随分中途半端な日に行われたものである。出場校は現在の盛況ぶりから考えると想像も出来ないように早慶明の3校に、優勝した東京高師(現筑波大)の僅か4校だった。

 さて、昨日中道改革連合の新しい代表に小川淳也・前立憲党幹事長が就任したことをブログに書いた。小川代表は、官僚上がりだけに中々頭も切れ論理的で、むしろ政治家にはもったいない逸材だと思っていたくらいである。その小川氏が代表戦後の記者会見で、「野党第1党を魅力と期待感に溢れたものへの生まれ変わらせたい」と語り、高市首相については「邪心に満ちた解散のあり方は、健全な自由と民主主義とは対極にある」として批判した。だが、記者から憲法改正について考えを問われて、つい「9条の積極的改憲論者ではないが、自衛隊の明記があり得ないことだとは思っていない」と応えた。あれっ?と思った。こんな発言は、立憲のリベラル派には到底受け入れられる筈がない。これはかつての民主党、現立憲民主党の党是とも合致するものではない。このところやや保守に傾きつつある国民民主党の玉木代表の如きは、シメタ!とばかり、直ちに中道は党全体として憲法改正の考え方をまとめるよう求めたくらいである。

 小川代表は、こんなことを軽々しく語る人物ではないと思っていただけに、ちょっと失望した。ところが、昨夜になって代表はXに投稿し、「9条護憲派までもが納得する冷静で実務的な議論でなければならないと申し上げたのが真意である」と弁解した。こんな風に簡単に言葉を補足し、真意を説明するとはまどろっこしい。これから公的に語る機会が増えると思うが、党内には問題山積である。その際うっかりと思いも寄らぬ発言をしないようくれぐれも注意して欲しいものである。

 ところで、相変わらずお馬鹿さん発言を繰り返しているトランプ大統領が、これまで気候変動問題を史上最大の詐欺とか、地球温暖化は起きていないなどと国連や気象観測機関の予測は間違っているなどと誤った持論を繰り広げてきたが、ついに石炭は美しいと言って化石燃料を使って火力発電を前向きに使用することを宣言したのである。世界の科学者を舐め切った発言である。まったく困ったお人である。

 今朝の朝日の別紙の「サザエさんをさがして」に「デマ」と題するテーマを取り上げ、1969年に朝日に掲載された漫画「サザエさん」のウソを引用して、トランプ大統領が「移民が住民のペットの犬ヤネコを食べている」と発言した差別を皮肉っている。トランプ氏は「気候変動の詐欺から抜け出さなければ、国は滅びるだろう」と思いつき発言をしているが、むしろトランプ氏の存在が世界を滅びさせるだろうと言ってやりたい。

2026年2月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6850.2026年2月13日(金) 中道新代表に小川淳也・前立憲幹事長

 日中関係が悪化の一途を辿り、当分解決が見込めない時に今朝驚くべきニュースを知った。何と今朝長崎県五島列島から南西170㎞の沖合の排他的経済水域(EEZ)内で、水産庁九州漁業調整事務所は、漁業主権法違反の疑いで11人が乗り組んでいた中国漁船を立ち入り検査のための停戦命令に従わず、逃走したとして拿捕した。中国漁船の拿捕は、2022年以来である。日本政府は、日本領域内へ入船し、逃走しようとしたので拿捕したのは法に則って当然であると述べているが、今夕中国政府報道官は、日本が中国船を拿捕したが自分たちは中国国民を保護するとの言い分を述べるだけである。

 高市首相の台湾有事に関する発言以降、日中間には不穏な空気が漂って、中国政府は中国人に日本への旅行を自粛するよう注意を喚起している状態である。中国は高市発言を取り消すよう要求し、その一方高市首相サイドでは意に反したことは発言していないとして取り消す気持ちがない。このままだとしばらくは険悪な空気を解消することは期待出来そうもない。しかし、国同士の仲違いをいつまでもそのままにしていて良いものだろうか。国民の気持ちとしては窮屈で少しでも早くこの嫌なムードを除去してもらいたいというのが正直な気持ちである。それを相手の考えや気持ちはともかく、お互いにまったく気持ちを変える必要がないなどといつまでも言っている場合だろうか。これでは、政治家として国民のために成すべきことをやらないということではないだろうか。

 さて、先の衆議院議員総選挙で完敗した野党の「中道改革連合」が、その責任を取って共同代表の野田佳彦氏と斎藤鉄夫氏が辞任した後を受けて、次期代表を決めるための議員投票を行った。その結果、前中道幹事長の小川淳也と階猛氏の争いとなったが、小川氏が新しい代表に選出された。期間は来年3月までだそうだから、随分短い。

 以前からその実力に注目していた小川氏にとっても、党の混乱期を乗り切るのは至難の業である。中道自体発足して間もなく、総選挙で惨敗を喫した。今は党としての体制が固まっているわけではない。そこへベテランの代表が揃って辞めてしまい、党としては柱がなくなり、党としても元立憲党と元公明党が融合し合っていないままのようである。立憲と公明両党に残ったままの参議院議員や、地方組織を中道へ上手く合流させることが出来るか。これを上から下までどのように小川新代表は立て直すのか、そのうえで18日招集される特別国会で、高市首相に堂々とこれに対峙することになる。小川新代表にそれが出来るだろうか。代表にとっては鼎の軽重を問われることになる。

2026年2月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6849.2026年2月12日(木) 憲法改正派が圧倒的多数の自民党議員

 先日の総選挙で自民党の圧勝により、株価が高騰し、日経平均株価は過去最高の5万7千円台を記録したが、今日は一時5万8千円台まで押し上げた。その自民党圧勝により政治的には益々右傾化が進むと懸念されているが、今朝の朝日によると東大との共同調査の結果で、憲法改正賛成議員が自民党内だけで3分の2を遥かに上回る93%の議員が賛成だという調査がある。いよいよ来たな!という率直な思いである。憲法改正については、高市首相は改憲の意思を仄めかしていたが、選挙後の会見では議論を進めていくと語った。とにかく戦争が恐ろしいものだということが分からない戦後世代の代議士ばかりで固まった自民党だから、抵抗もなく憲法改正へ向けてスタートしようというのだ。もし戦時状況に追い込まれ、兵力を徴兵する必要が高じたら、最初に戦争賛成で戦争を怖がらない自民党議員から兵役に就いてもらいたいものだ。調査によると2024年の衆議院選時には、賛成者は67%だったというから、1年余の間に自民党議員の性格や考え方もいろいろであろうが、憲法改正に前向きな議員が大幅に増えたことは事実である。理解し難いのは、憲法改正賛成派が段階的に増えたわけではなく、第2次安倍政権が成立した12年以降、漸減現象を示していた。特に石破前政権時には、改憲派議員は67%にまで下がった。昨年の参議院選では63%だった。中には少なくとも次の参院選までは発議出来ないとの見方があった。しかし、それが高市政権になって反転したのである。この変化には、議員の間でもまだ迷いがあるのではないかと思う。

 自民党議員に合わせて、日本維新の会議員は全員が改正に賛同している。疑似与党の国民民主党が96%、参政党93%、みらい73%で、中道ですら58%に留まったが、この軍事優先化傾向の中で、あくまで憲法改正に反対を唱えている共産党とれいわ新選組だけは、全員が反対を唱えている。しかし、両党とも議席が減少した。

 これから高市政権の憲法改正へのアプローチを注意深く監視していく必要がある。

 さて、ここに取り上げるのも気恥ずかしいプライバシーであるが、横浜に住んでいる次男の中3の息子が、昨日東海大相模高校へラグビー推薦で入学が決まったと次男から連絡が入った。孫は身体こそ大きいが、性格的に優しく気が弱かったので、小学生時から名門横浜ラグビースクールに通わせ、無理やり?名門クラブで鍛えてもらっていた。昨年はレギュラーではなかったが、中学生の全国大会‘HEROES CUP’で優勝し、レギュラーになった今年もいくつかの大会で優勝を果たした。勉強にあまり熱意があるように見えないし、進学を心配していたこともあり、好きなラグビーの力を名門校から認められたこともあり、そのまま推薦を受けることになった。孫は身長が183㎝もあり見上げるようで、ポジションも長身を活かしてロックを務めている。昨日早速高校の監督から息子へメールで、入学前の来月早くも練習を開始すると連絡があったそうだが、これから3年間ラグビー漬けになり勉学が疎かになるのではないかと少々心配している。日ごろ大人しい本人がやる気を出しているので、行けるところまで頑張って欲しいと願っている。息子も高校時代はラグビーをプレイし、花園一歩手前まで行きながら栄冠に手が届かなかった。何とか父子3代のラグビー家としては、花園の全国大会へ出場して欲しいものである。東海大相模高は過去11回全国大会に出場しており、今年も神奈川県代表校として、全国優勝した桐蔭学園とともに花園へ出場し、準々決勝まで勝ち進んだので今やラグビー名門校になった。3年間に花園へ出場する機会があれば、何とか応援に駆け付けたいと思っている。

2026年2月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6848.2026年2月11日(水) 「建国記念の日」に国を想う気持ちありや?

 ♪雲に聳ゆる 高千穂の 高根おろしに 草も木も なびきふしけん 大御代を 仰ぐ今日こそ 楽しけれ♪

 この歌詞は、今日の「建国記念の日」が「紀元節」と呼ばれていた戦前に、広く歌われた高崎正風作詞の「紀元節」の一番である。今では普通に歌われることがなくなり、懐メロでも歌われることがなくなったために、戦後世代でこの歌を唄える国民はほとんどいないと思う。また、今日「建国記念の日」の謂れを知り、祝日と思っている国民がどのくらいいるだろうか。雨上がりの自宅周辺をいつも通りウォーキングしていたが、祝日(旗日)にも拘らず、日の丸を掲げている家は一軒もなかった。

 私が国民学校初等科1年生時の夏休みに終戦を迎えた。その3年後紀元節は中止となり、学校で生徒が歌うようなことは認められず、歌うことはもちろん、耳にすることもなくなった。80年も昔のことであるが、この歌を学校で声張り上げて唄ったことは今も強く印象に残っており、今でもおぼろげながら口ずさむことができる。1966年の今日、この日を祝日として「建国記念の日」と呼ぶことになった。

 昔の神武天皇即位に因んだ伝統的な儀式が、ゆかりのある地で行われている。東京の明治神宮では、奉祝パレードが毎年行われるが、神武天皇が即位した場所として知られる奈良の橿原神宮では、大規模な紀元祭が行われた。

 このように単に伝統的な儀式を行いつつ古を偲ぶ内は好いが、これを天皇制や皇室行事などと結びつけ、古き昔に還るとして戦前のムードを演出しようとする動きもある。警戒しなければならないのは、この右傾化のムードである。♪雲に聳ゆる 高千穂の~♪が懐かしい反面、この右傾化、いずれは戦争へ向かうであろうムードが気がかりで、懐かしがってもいられない。果たして国民はどこまでこの「建国記念の日」の真意を理解して、長い歴史を誇る国日本を敬うような気持ちがあるだろうか。

 反面今日本最大の保守団体と言われている「日本会議」の主要構成メンバーである神社本庁が、実質的には組織力が弱まっているとの声もある。

 さて、ミラノ・コルティナ冬季五輪が佳境に入ってきたが、日本選手の活躍もめざましいものがある。スノーボードで男女それぞれ金メダルを獲得したことを含めて、今日現在で金2、銀2、銅4個の計8個のメダルを獲得した。3つの金を獲得したノルウェイ、ドイツ、スウェーデン、スイスの4か国には及ばないが、2個の金を獲得した国には、アメリカ、オーストリア、イタリアに並んで日本も入っている。今後スキーのラージヒル・ジャンプや、スケートの活躍が期待される。過去に冬季五輪が開催された平昌(韓国)、北京とはそれほど時差がなかったが、イタリアとは8時間もの時差があり、昼間テレビで楽しむのはすべて録画なのが、いまいちで迫力に欠ける。

2026年2月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6847.2026年2月10日(火) 高市政権の圧勝に海外メディアの反響

 一昨日の衆議院総選挙の結果は、自民党の圧勝に終わった。高市人気や、野党大物議員の落選、躍進の参政党と「チームみらい」の今後の活動などが話題になっている。一方で海外でも与党自民党の圧勝は、かなり注目されているようだ。トランプ大統領の「高市首相は非常に尊敬され、人気のあるリーダーだ。選挙に打って出た大胆かつ賢明な決断は大きな成果を上げた」と褒めたたえ、「日本の経済、軍事力の発展を目指す右派的な政策を進めることができるだろう」と少々出過ぎた発言をしている。各国首脳ら、特にヨーロッパの首脳らの間ではフランスのマクロン大統領、イタリアのメローニ首相らが高市首相の行動に期待感を持っているようだ。

 しかし、欧米のメディアでは冷静なコメントを出し、イギリスのスカイニュースTVは「超保守派の首相が権力をさらに強める見通しだ」と述べ、フランスのフィガロ紙が「外国人の排斥や無責任な財政政策など『ポピュリスト』的な言動を懸念する声が上がっている」と報道している。更にドイツの公共放送ARDは「明らかな右傾化を意味している」と見透かされている。かなり正確に右翼的言動を見通し、先行きを懸念しているように思える。

 中には首相を極右の政治家と報じるメディアもあり、「戦争可能な国へ改憲加速か」と伝えられてもいる。とりわけ中国の共産党系「環球時報」は、「高市氏を代表とする右翼保守勢力が政界の主導権をさらに固めるだろう」と述べ、同時に「日本は中国に対する対抗、けん制姿勢を強化するだろう」と伝えている。これは先に台湾有事に絡んで中国を刺激した高市発言が、日中対立の原因を煽った原因でもあることは明らかである。

 今後トランプ・アメリカと高市日本の相互信頼関係は、益々強まり、軍事面でアメリカから過大な要求が強まると思う。アメリカのお節介で非核3原則も些か怪しくなり、益々日本は軍事国家への道を歩み続けるだろう。そして心配事の絶えない危なっかしい社会になりそうである。

 今度の総選挙東京地区でどうも気がかりなのは、全30区で中道が自民に全敗を喫したことである。すべては分からないが、私の知る範囲内では、とても30戦全敗になるとはどうしても考えられなかった。ところが、現実は都内30小選挙区では、すべて議席を自民党に抑えられてしまったのである。わが東京第5区では、前回は立憲議員が自民を抑えたが、今回は前回と同じ候補者がリベンジした。しかも今回は大差の勝負だった。

 これほどの自民1党独裁を許したのは、高市人気だけではないと思う。野党側にしっかりした対策というより政策を訴える体制が出来ていなかったからだと思う。そして、若者に政治的関心が薄くなったことが影響していると思う。中道の野田共同代表と斎藤共同代表が、1+1が2にならなかったと責任を感じて辞任するようだ。これから人事も決め、きちんとした体制作りを急がなければ、自民党の独裁はこのまま続くことになる。野党がしっかりした政治態勢を1日も早く整えることを期待したい。

2026年2月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6846.2026年2月9日(月) 与党自民党の圧勝と野党「中道」の惨敗

 昨日の衆議院総選挙の結果には、本当だろうかと疑念を抱いたくらい自民党の圧倒的勝利と、誕生したばかりの対抗馬「中道改革連合」の惨敗には、自民と維新の与党が益々保守化傾向を強め、極右化し、いずれは戦争の道へ突き進むのではないかと不安と同時に、失望感を抱いた次第である。

 とにかく自民党の圧勝は、結党以来の大勝利だというのである。1986年中曽根政権下に獲得した過去最高の304議席を超えた。公示前は198議席だった。それが、316議席へ大きく躍進したのである。しかも単独で3分の2(310議席)を超えた。比例代表で自民党は名簿に登載した候補者が足りず、14議席を他党へ譲るようなレアケースも生まれた。もし、候補者が充足されていれば、自民党は330議席になるところだった。一方立憲民主党と公明党が連携した中道は、公示前の167議席から大幅に議席を失い、3分の1以下の47議席まで減らし惨敗を喫した。象徴的なのは、これまで幹部として党を引っ張って来た小澤一郎、枝野幸男元立憲代表、安住淳共同幹事長、玄葉光一郎前衆院副議長、海江田万里元衆院副議長、岡田克也元外相ら錚々たる議員が枕を並べて落選したことである。昨年の参議院選で大きく進展した国民民主党は、日本維新の会34議席と同様に、期待されながらも公示前の27議席から1議席増やしただけだった。自民党の躍進的変貌につられて議席数を伸ばしたのは、外国人への規制を強くアピールしていた参政党と、消費税減税には触れず、現役世代の負担となっている社会保険料の引き下げを訴えていた「チームみらい」である。前者は2議席から15議席へ、後者は議席ゼロから11議席へ伸ばし、今後存在感を示すであろう。

 はっきり言ってお祭り騒ぎをやっているような政党とはまったく異なり、地道に真っ当な政策を訴えていた共産党は、これまでの8議席から半減の4議席にまで減らしてしまった。個人的には、共産党の主張することにはほとんど賛意を示すことができ、地味ながら日ごろから真摯に行動する党の在り方に敬意を抱いている。その意味では、今回の選挙は高市ブームに乗っかって大勝利を収めた自民党については、むしろ不安と心配ごとが気になっている。

 総選挙前に首相が言っていたように、この選挙は高市首相が首相として適任かどうかの評価を国民に問う選挙だと広言した。その点では、国民からは高く評価されたと言えると思う。だが、政策実行とその成果についてはこれからである。

 特に気がかりなのは、議席数が3分の2を超えたことにより、憲法改正の議論に本腰を入れることである。非核3原則の堅持も危うくなる。我々60年安保闘争に参加した世代には、この自民圧勝がとても信じられない。学生層を主とする若者世代がもう少し自民党の政策や、防衛費増額などについて、反論して欲しいと願っている。実際勝利確定後の記者会見で、高市首相は責任ある積極財政を推進すると語り、「国論を二分するような大胆な政策や改革に着手し、政策のギアを上げる」などと述べたことから、右傾化の流れが押し寄せ、早々にトランプ大統領からは祝意を送られた。

 何とも憂鬱な気分である。

2026年2月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com