野球ファンが楽しんだWBCは、昨日ベネズエラとアメリカの間で決勝戦が行われ、3-2で準々決勝に日本を破ったベネズエラが勝ち初の栄冠を勝ち取った。ベネズエラの応援団を始め、ベネズエラ現地では盛り上がって国中が大興奮ぶりである。1月にアメリカがベネズエラのマドゥラ大統領夫妻を強引に首都カラカスから、国際法違反の身柄拘束をしてアメリカへ連れ去った事件があっただけに、ベネズエラ国民としては、アメリカを破ったことで少しは溜飲が下がったのかも知れない。メジャーリーグ機構(MLB)はWBC開催の1主宰者でもあるが、当初MLBはあまり力を入れていなかった。その一方、日本チームは最初から最強チームを派遣して2006年以来6度目の開催とされたWBCで、実に3度の優勝を飾った。しかし、その後WBCの人気が高まるにつれ、MLBもチームの強化に乗り出し、アメリカは第4回大会で初優勝を遂げた。今大会は各チームとも最強と見做されるチーム作りに乗り出し、各国とも現在メジャーリーグで活躍している選手らでチームを結成し、戦った。日本は善戦したが、初めてベスト8に終わった。これからは優勝するには、今以上の力を付けなければならず、一層の努力が望まれる。
高市首相は今日アメリカの土を踏んだが、元駐日大使のハガティ上院議員ら与野党議員は、高市首相を歓迎する決議案をまとめたそうである。その決議案には、強固で持続的な日米同盟を再確認すると明記されている。決議案には、日本が防衛費増額や、安全保障関連法の整備に取り組んだことを評価している。同時に中国を念頭に東・南シナ海での力による現状変更の試みに、アメリカは反対の立場であることを強調した。また、アメリカの対日防衛義務を定めた日米安保条約第5条の沖縄県・尖閣諸島への適用を再確認することも盛り込んでいる。
トランプ大統領は、ホルムズ海峡への艦船派遣の要請は取り下げたが、まだ未練たっぷりで同盟国に対して消極的だとして不満をぶちまけており、これが現地19日に行われる日米首脳会談にも影響するのではないかと心配されている。トランプ・ペースに巻き込まれないよう充分注意して欲しい。
さて、東京都内でも靖国神社の桜が花をほころばせ、今日櫻の開花宣言が行われた。偶然にも今日から春の選抜高校野球が始まった。
ところで、私には孫が5人いるが、一番年下の孫は、今日小学校の卒業式を迎えた性格の明るい女の子である。卒業のお祝いをしようと妻と横浜市内の次男の自宅を訪ねた。お祝いに読書好きの彼女に読書券をプレゼントした。近くのレストランで昼食をして、いろいろ話をしている内に、彼女が手にしている文庫本が目に入り、そのタイトルにびっくりした。こんな本が面白いのかと聞いてみた。タイトルは、「時計館の殺人」という長編推理小説で推理作家の綾辻行人が30年ほど前に日本推理作家協会賞を授賞した作品である。ヒット・シリーズ物だが、小学生にとってそんなに興味が湧く書とも思えない。ところが、彼女の面白いという返事に驚いた。私には読んでみようと言う意欲はあまり湧かない作品だが、たかが小学生が、よくぞこのような推理小説に入れ込むものだとある面で感心している。