5042.2021年3月2日(火) 官僚の接待漬けは、首相への忖度の故か。

 9日間も燃え続けていた栃木県足利市の山火事が昨日漸く鎮まったと公表された。市内の一部の学校も休校となり、山麓の住民は一時的に避難していた。連日テレビでヘリコプターが消火作業をする様子が放映されていた。この山火事により、東京ドーム約330個分の山林が灰燼に帰した。もったいないなぁとつくづく思う。

 さて、このところ官僚の接待疑惑が大きな問題となり、政官界を揺さぶっている。とりわけ大きな話題となったのは、菅首相の子息が務めるBS、CSの放映チャンネル権を持っている東北新社が、監督官庁の総務省官僚を接待していた疑惑である。官僚には、内規の国家公務員倫理規程により関係ある業者から接待を受けてはならないと定められている。それを百も承知している筈の総務省事務次官、審議官、局長ら幹部が、安易に総務省と関係深い企業、東北新社から饗応を受けたというノーテンキぶりと、そこへ至った事情は、首相の子息が絡んだからであると見られていた。これがきっかけでかなり事実が明らかになり、総務省はこの接待問題で11人を処分した。聞いて驚くのは、接待が日常化していたことであり、分かっただけで同じような接待が39件もあり、その内21件に菅首相の子息が同席していた。これに関連して首相記者会見を仕切る山田真貴子・内閣広報官まで東北新社から接待を受けていたことが判明した。その1回当りの費用が7万円を超えていたというから、別の面で興味と関心を呼んだ。山田広報官は反省しながらも一度は職務を全うすると述べていたが、昨日になって辞職することになり、続投させると言っていた首相の判断の甘さも批判を浴びている。

 この他に農水省でも大臣の接待が明らかになった。3年前吉川貴盛・元農相が当時の事務次官、担当局長、部長らとともに鶏卵生産業者「アキタフーズ」代表者から資金の提供を受けていた。これにより吉川元農水相は収賄罪により起訴された挙句に、健康面を理由に議員辞職した。農水次官ら6人も処分を受けた。どうして役人はこうも脇が甘いのだろうか。

 現時点では、首相の家族が関係するスキャンダルへ発展した結果、首相がいくら子息とは別人格と言い張って距離を置こうが、世間ではそうとは見ない。接待を受けた総務省役人の間には、首相の子息との接触は首相への忖度だったと見られている。スキャンダルは一旦処分することで決着をつけたように思われがちだが、高級官僚と企業との癒着はそう簡単に終焉というわけには行くものではない。それにしても菅首相もたたき上げの苦労人とのイメージが定着していたが、子息の行動によっていとも簡単にそのイメージは崩れてしまった。権力を手に入れるとつい見境もなくそれを振るってみたくなるもののようだ。

 ところで、朝日新聞は今日の朝刊紙が、明治12(1879)年1月25日発刊以来ちょうど5万号になったという。142年もかかっている。現存する日刊新聞社の中では、毎日(当時東京日日)、信濃毎日、読売に次いで古い。ただ、簡単に計算してみると日数は51,191号相当だった。3年分ほど空白期間がある。きっと戦争、社会情勢、新聞社内の事情などによって毎日は発行しきれなかったのだろう。それにしてもこれらの新聞が今日まで生き残って来られたのは、その陰には内外に苦労された多くの方々がおられたからだろう。決して見過ごしてはならないことだと思う。

2021年3月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5041.2021年3月1日(月) アメリカのヘイト・クライムの根深さ

 ミヤンマーで軍事クーデターが起きてから今日でちょうど1か月が経った。日に日に高まる反クーデター、及び反軍部のデモに対して軍は徐々に手荒な手を使いだした。この結果昨日一気にデモ隊に多数の死者が出て、実に18人が犠牲となった。一昨日までミヤンマー人らしく静かな対立で、死者も4人に留まっていたが、今後デモ隊が増え続け、デモが過激化すると軍の弾圧も激しくなり、犠牲者は増えることだろう。ミヤンマーの国連大使が自国の軍事政権を批判するや軍事政権は即座に大使を解任した。ただ、国内でこれほど反政府デモが拡大するとは、軍も考えていなかったようだ。欧米諸国は当初からクーデターを非難し、制裁を課するようだ。ここでも問題となるのは、中国の出方である。中国はベンガル湾から中国本土まで石油パイプラインを敷設しているため、中国は時のミヤンマー政権とはことを荒立てたくない。従って軍事政権に対して非難めいたことは今日まで公表されていない。安全保障問題が絡むASEANでは会議を開きこの問題を話し合う予定である。

 さて、いつもオーヴァー・アクションのドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領の座を去ってから、1か月余が経過した。バイデン大統領が就任して、トランプ時代に行った実績を少しずつ以前に戻しつつある。すでにパリ協定へ復帰したことを含めて、トランプ色を弱めつつある。一方で、地元フロリダ州に戻ったトランプ氏は、2024年に予定されている次の大統領選への出馬を匂わせるやる気満々の演説を行った。トランプ氏のバイデン非難は相変わらずで、バイデン政権は就任1か月で史上最悪の大統領になったとか、「アメリカ・ファーストをアメリカ・ラスト」にしたと吹聴している有様である。未だにかなり熱心なトランプ支持者がいるようで、彼らをバックにこれからもフェイク・ニュースやライバルへの非難中傷を言いそうだ。ただ、トランプ氏の言動が、人種差別感を広げたとも言われ、アメリカ社会に黒人のみならず、ラテン系住民やアジア人に対するヘイト・クライムが激しくなっている。

 25日ロスアンゼルスの東本願寺別院が放火され、提灯台や灯籠が破壊された。アメリカ国内では一向に人種差別がなくならないが、白人たちのヘイト・クライムがトランプ熱に煽られて大きくなるのが一番困る。アメリカ国内のことではあるが、根に蔓延ったアメリカ人のヘイト・クライムがエスカレートすると厄介である。自由と平等をベースにする民主主義を主張していながら、実は人種差別感の強いアメリカ人がどれほどヘイト・クライムを減らすことが出来るか疑念が絶えない。その意味でもバイデン大統領の行動と実績は、再びトランプ大統領を誕生させないための試金石にもなる。

 今日は陽気も暖かく3月弥生の滑り出しとしてはまずまずだった。都内の気温は19.1℃で4月中旬の気候だった。銀行に所用があったので、みずほ銀行都立大学支店へ出かけた。みずほ銀行は、昨日全国の支店のATMのうち約半数が突然機能しなくなりニュースでも大きく伝えられた。キャッシュ・カードや通帳がATM機に挿入したまま出て来なくなって大騒ぎになった。今日になってほぼ復旧したようだったが、私自身は普段キャッシュ・カードを使用しないので、いつも窓口で用を足している。ところが、今日午后2時半ごろに窓口を訪れたら、コロナ禍のため業務は午後2時までしか扱わないと係員に言われた。このところずっとこの状態だという。銀行の窓口は朝9時から午後3時まで開かれていると昔から信じ切っていたので、裏切られたような気持ちだった。結局用を足すことが出来なかった。こういう一部だけの不条理な情報は、どうやったら事前に知ることが出来るのだろうか。銀行も少々配慮に欠けている。結局今日は無駄足だった。

2021年3月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5040.2021年2月28日(日) 「国会議員と知事はどちらが上位」の愚論

 最近ちょっと気になったことがある。丸山達也・島根県知事が、新型コロナウィルス感染拡大により発出された緊急事態宣言下に今年7月開催予定の東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーについて、唐突に不参加の検討を始めると政府、並びに東京都に対して抗議の意思を表したのだ。これに対して島根県出身の自民党竹下亘元総務会長が怒りを表し、知事に注意しなければいけないと述べた。それがこの問題に火を点けた。

 地方自治レベルの話は、国がとやかく言えるものではない。中央の国会議員が地方の首長である知事に対して部下に対するように命令調の話はおかしいとの批判的な声が挙がった。それはその通りである。知事の発言後テレビで最初にクレームをつけた森永拓郎・独協大学教授は、知事に対する竹下議員の発言は問題だと語った。確かに竹下議員の言い方は上から目線で強圧的な言いようであり論外である。しかし、それでは知事の発言の是非について問題にされないばかりでなく、論点がずれているように思える。ことはオリンピック開催が瀬戸際にある中で、その火付け役である47都道府県が参加する聖火リレーを知事の一存で不参加の意思表示をするのは、「木を見て森を見ない」の類ではないだろうか。発言する前に周囲の声や、常識に適った言い方があったのではないかと愚考する。聞けば、島根県は全国47都道府県の中でも一番感染者が少なく、死者がひとりもいない唯一の自治体である。他の自治体の気持ちはどうだっただろうか。

 それより何より丸山知事の思考経路には、現場の声を斟酌していない点が気にかかる。東京をはじめ、各県のオリンピック担当者は連日風前の灯となった東京五輪の聖火リレー成功のためのあの手この手を尽くしている筈である。知事の一方的な発言は、彼らに対する思いやりに欠けるのではないだろうか。むしろ、高給官僚から地方のトップに立ったエリートの不遜な対応は些か目に余る。実際、県民の間には、「全国で盛り上がっているのに水を差すな」「知事の政治的パフォーマンス」「(島根県で)飲食店への給付金が支給されない不満を聖火リレーに転嫁している」との声もある。

 一番気になるのは、多少名を知られた人物が、実態を充分知らないくせに論点をすり替え政府が地方を下に置いて無理難題を吹っ掛けるのは許せないと、無責任に正義漢ぶることである。中央政府も地方自治体もまずは現場の実態と空気を知ることであり、そのうえで尽くすべく手を尽くしてもらいたいものである。

 今日行われたびわ湖毎日マラソンで鈴木健吾選手が、2時間4分56秒の日本新記録で優勝した。日本人で2時間4分台で走った選手は、鈴木選手が初めてである。残念ながら、びわ湖毎日マラソンは日本のマラソンでは一番古く伝統のあるレースだったが、大阪国際マラソンに統合され、今年が最後となった。「びわ湖毎日マラソン」の名と伝統を日本記録とともに後世に伝える良き置き土産になったのではないかと思う。

 さて、今日は少々腰の周辺に不安を感じながらもいつも通り駒澤公園へウォーキングに出かけた。公園の片隅の河津桜は見事に花を開かせ今や満開だった。我が家の庭の白梅もほぼ満開で、今日はメジロ、うぐいす、名をしらない小鳥がやってきたが、どれも美声を聞かせてはくれなかった。いよいよ明日から春3月だ。

2021年2月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5039.2021年2月27日(土) 初めてのオンライン・トーク

 数日前にITコンサルタントの小糸武彦さんから電話で仲間内の勉強会を毎週土曜日にオンラインでやっているが、最近上梓した拙著「八十冒険爺の言いたい放題」について購入者や、関心のある人とリモートで話し合いをやるので、参加しませんかとお誘いを受けた。拙著を材料に話し合うということなら喜んで出席したいと回答していた。新型コロナウィルスが感染拡大してから、企業内の業務を会社内でなく、自宅やその他の場所で行っている例が多いので、オンラインは知っていたが、実際にどうパソコンを扱うのか、私の2台のPCが役立つのかということについてはまったくの門外漢である。この不安に対して小糸さんが、リモートできるPCを我が家に持参してくれるということになり、今日午前にオンライン・トークをやることになり参加することになった。リモートになったから本来ならマスクを着用しなくても良いのだが、我が家のダイニングルームには、小糸さんと私の2人がソーシャル・ディスタンスを超えかねない距離内にいるので、マスクを着けたり外したりしながら1時間ばかり話合いに参加した。私を含めて男性3人、女性2人の5人の参加だった。司会者が、自己紹介からこのような武者修行をやろうと思った動機、旅行し易い国、外国語はどのくらい必要か、愛読書などを尋ねられた。初対面の人ばかりだったが、著者として読者の質問に応えたり、どうしてこのような冒険旅行記を書くことになったかという点で率直にお話しした。このようなリモート企画に参加したのはまったく初めてではあったが、見ず知らずの人たちと拙著について、また私の旅行体験について話すことが出来たことは私にとっても有益だったし、興味深かった。これからも機会があるならこの種の企画に参加してみたいと考えている。

 オンライン集会の後で、小糸さんにホームページの修正をやっていただいた。現在のHPは小糸さんがアイディアと土台を作り、それを時々私なりにいじくって修正している。今日は、トップページと著書欄に新著を掲載しただけだが、HPでも大事な部分なので、慎重に取り扱った。

 さて、新型コロナウィルスの影響により、一部の企業を除いて全般的に社会には不景気風が吹いている。近代経済社会では商品の販売を伸ばすためには、いかに効率よく広告を打ち出すことが出来るかという点が極めて大事である。幸い新聞、テレビ、ラジオ業界が足並みを揃えて成長している背景には、彼らが扱う広告量の増大があることを見逃すことは出来ない。近年広告量は増える一方だった。それが広告代理店などの仲介業者をいつの間にか大企業に成長させた。それが、このコロナ禍により頓挫することになった。広告業界最大手の電通が経営赤字を出し、自慢だった自社ビルを売りに出したほどである。広告代理店とその媒体であるメディアが最も影響を受けた。2020年の全体の広告費自体が、対前年で11.2%も減少した。ネット広告が毎年伸び続けているが、2020年にはその伸び率は落ちたとは言え、広告費は増えている。その中で、テレビ、新聞、雑誌、ラジオの4媒体が得た広告費は対前年13.6%も減少した。その最たる原因としてネットの広告費が増えたのに反比例して、4媒体の広告収入が減ったということである。しかし、全体としてテレビ広告が減っているにも拘わらず、テレビ番組では広告が目立ち視聴者としては、退屈するばかりである。何とかならないものだろうか。

2021年2月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5038.2021年2月26日(金) 2.26事件発生の日、確定申告を済ませる。

 昭和11(1936)年の今日、陸軍若手将校によるクーデター未遂事件「2.26事件」が勃発した。反乱軍が立てこもった戒厳司令部が、当時の軍人会館に設営された。その軍人会館も戦後九段会館と名前を変え、今九段会館は外観をそのままに建物の上に17階建ての高層ビルを載せる形に模様替えの工事中である。歌舞伎座と同じようだ。大学ゼミの晩年の集まりは、毎度この九段会館を使っていたものである。会館内には日本遺族会の本部があり、また靖国神社が近くにあるので、慰霊団や遺骨収集団の儀式でしばしば使用した。確かにこの九段会館には老朽化した印象がある。果たして再建されたらどんな姿を見せてくれるか今から楽しみではある。

 戦前の軍部の勢いを象徴していた2.26事件が、日本の歴史上衝撃的事件だったことは間違いない。そういう意味でも、九段会館が原型を残すということには、感慨無量の思いである。それにしてもこの一国の首相が暗殺されるような軍国主義が幅を利かせたクーデターは、発生時は衝撃的だった。それが今や時折ドキュメンタリー番組で思い出したように放映されるが、普段はほとんど取り上げられることがない。今日の朝夕刊にも取り上げられないどころか、1行も触れられてもいない。テレビでもまったく報道されない。歴史上の大事件であるにも拘わらず、学校でも事件に真摯に向き合って学ぶということをしないのだろう。これではいずれ歴史上からも消えてしまうのではないだろうか。

 ついては、今日漸く確定申告書を玉川税務署に提出してホッとしているところである。去る8日に申告書を作成してもらうべく作り上げた資料や表を持参して玉川青色申告会へ出かけたが、医療費領収証関係の書類を作成してなくて、改めてその書類を作成して予約して今日の相談に至った。資料や表は自信を持って作成したので問題はなく、申告会の係員が提出申告書を作成してくれるまでにほんの30分ほどだった。それを手に申告会の裏手にある玉川税務署で申請、受け付けてもらった。戻って来るお金は、年々減少している。10年前のちょうど半分である。

 さて、今日の東京株式市場の下げっぷりには驚いた。このところ経済界が不況であるにも拘わらず、株価ばかりが値上がりして一部には警戒感はあった。このところ日経平均株価は3万円の大台に載っていた。それが今日大幅に反落したのである。何と1,202円も値を下げ、3万円を大きく割って28,966円で引けた。実質経済の動きではなく、IT関連企業などへの海外投資家の動向によって株価全体が左右されているらしい。こうなると株価の上下だけでは一喜一憂しないことが大事だ。

2021年2月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5037.2021年2月25日(木) セルビアへ国際郵便で20日間かかった。

 昨日セルビアの首都・ベオグラードと北へ130㎞ほど離れた都市・センタに住む友人から、先日郵送した拙著「八十冒険爺の言いたい放題」をそれぞれ受け取ったとメールで連絡があった。郵送したのが今月4日だったので、ちょうど20日間かかったことになる。新型コロナウィルスの影響により各国が国際線航空便の発着を制限しているので、取り扱った郵便局ではいつ郵送相手国に届き、指定の受取人の手元に入るのかは不明であると聞いていたが、友人らによると2~3か月を予想していたので、案外早かったとの印象のようである。しわ寄せを受けたのは偶々国際郵便であるが、このコロナによってどれほど多くの業種が影響を受けたか計り知れない。もうひとりドイツの友人からは現時点で何とも知らせて来ないので、あとどれくらい時間がかかるのだろうか。

 さて、いつも通っている松本整形外科へ今日改めて腰辺りの不安について相談しようと出かけた。いつもこの医院は混んでいるが、今日も多くの外来患者がいて聞いてみるとほとんどが初診の人だということだった。

 実は、10日ほど前から腰のまわりがギクッとくるような嫌な予感がしていたので、それからコルセットを着けて腰回りを締め付けていた。ひょっとすると今しきりに言われている脊椎管狭窄症の一歩手前ではないかと危惧していた。松本医師にお話しして先生の前で身体を前後左右に屈伸させた結果、現状では腰は心配するほど悪くないようだと仰っていただいた。心配していた脊椎管狭窄症は足のしびれから腰部分へ痛みが来るので、その心配はないでしょうとの診断をいただきホッとしているところである。幕張小学校の同級生高橋くんが、3年ほど前に脊椎管狭窄症となり、動くのが不自由そうで気の毒に思っていて、自分はそうならないように気を付けなければいけないと心掛けていたが、完全に不安が払しょくされたわけではない。

 ところで、このところ空気が乾燥しているせいだろうか、各地で火事が多い。栃木県足利市で発生した山火事は、今日で5日目に入る。山裾の民家では避難を始めた。火元は何もないようなところなので、登山者が焚火とか、たばこの不始末によって起きたのではないかと言われている。空からは航空自衛隊のヘリが消火に当たっているが、一向に火は衰える気配がない。これまで山火事と言えば、アメリカ・カリフォルニア州やオーストラリアのような広大な山が、乾燥した中で枯れ葉の擦り合う摩擦熱によって発火するケースがよく伝えられたが、このように日本でも山火事が発生し、延焼し続けるとは珍しい。今日は隣の群馬県桐生市の山中でも山火事が発生した。昨日は、東京都下青梅市でもあった。今日はこの他にも浜松市や、四国の宇和島市内でも焼死者を出す火事があった。やはり空気が乾燥するというのは、考え方によっては危険で恐ろしいものだ。

2021年2月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5036.2021年2月24日(水) 古巣の会社でコロナ禍の現状を聞く。

 昨日は暖かかったが、今日の天気予報は冷え込むので、重ね着をした方が良いと気象予報士が話していた。昨日今冬初めて自宅の庭に鶯がやって来たが、今日はシジュウガラが1羽やって来た。冬支度で出かけたが、外はかなり温かくオーバーを着込んだので、汗ばむような気がしたくらいである。今日は1万2千歩歩いた。

 出かけた先は代々木にある昔の勤め先で、旅行業界が新型コロナウィルスの影響を受け、悪戦苦闘している会社を見舞いがてら実態を社長から聞きたいと思った。OBである私なりの考えもお話しして多少なりとも参考にしてもらえればと、先日アポを取った次第である。どの旅行会社も同じように苦悩していたので、例にもれず会社も国内旅行は6割方減少し、海外は100%近く沈んだという残念な話だった。

 しかし、旅行業界の不振はこのコロナ期の極めて稀な不運によるもので、この苦境さえ脱することが出来れば、以前のように好景気を取り戻すことが出来ることは、はっきりしている。今を耐え忍ぶことが出来れば、光が見えて来るということを話した。経営上は苦しいようだが、新入社員も採用したという。彼ら新入社員は主にインバウンド(外人旅行)部門に備えた陣容で、いずれコロナ終息後に外国人旅行者を箱根界隈にガイドしてもらうべく教育していると、前向きなことを聞いたので一安心である。はっきり言って会社は創業期には、我々同世代の旅行業ド素人社員がイロハのイから始めてノウハウを学び掴み取り、事業として他社と競合できるようにしたものだ。社長の意欲と力強い意気込みを知れば、全社員が黙って付いてくるだろう。

 さて、そのにっくきコロナであるが、一昨日時点でアメリカ国内の死者が50万人を超えて、第二次世界大戦の戦死者40万5千人、ベトナム戦争5万8千人、朝鮮戦争3万6千人のトータル戦死者を上回ったことになる。これは昨年2月に最初の死者が出てからちょうど1年間で生まれた死者の数である。最初は軽視していたマスクの着用も最近は増え、ワクチン接種も始まったので、これから拡大は減るだろうと見られているが、共和党と民主党の政治的な分断からマスク着用などの対応が遅れたことが、今の事態を招いた。これらの点から推しても政治家の責任は重大である。

2021年2月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5035.2021年2月23日(火) 鶯と河津桜に祝福された天皇誕生日

 今朝我が家の庭の梅に今年初めて2羽の鶯が飛んできた。残念ながらホーホケキョとは啼いてくれなかった。駒澤公園内の河津桜もちょうど満開で、多くの人がカメラで撮っていた。

 今日は天皇誕生日である。鶯もお祝いに飛んで来てくれたのだろうか。学生時代に山仲間と伊香保近くをスキー滑走していた時に天皇誕生を知ったが、その天皇も61歳になられたと知って感慨無量である。コロナ禍のせいで、昨年来天皇・皇后両陛下が国民の前に姿を見せる機会が随分少なくなった。上皇・上皇后は不幸なことが起こるとすぐ不幸に遭った人々を力づけるために震災地に度々足を運ばれた。それだけに天皇ご自身もやりきれない気持ちだと思う。

 ‘めでたさも 中位なり 天皇が春’

 とでも言ったところであろうか。

 昨日記者会見があったが、普段はオンラインによる記者会見が普通になった。交通事情や整備の都合から訪問を断念することもあったが、オンラインは反って、同時に複数の場所にいる人々に会うことが出来ることや、山間地域など通常では訪問が難しい場所へも訪問出来るとオンラインの活用のメリットを評価し、これからも状況に応じて活用していきたいと述べられた。

 さて、ミヤンマーのクーデターに反対する国民のデモは激しくなる一方である。昨日は、首都ネピドーをはじめ、全国各地でクーデター反対集会が開かれ、ゼネ・ストの様相を呈していた。ほとんどの銀行が休業し、他にも鉄道、バスの交通輸送機関も停まり、大型の商業施設も軒並み閉店となった。参加者の数も、実に数百万人に上ったと伝えられた。こうした事態にもミンアウンフライン軍司令官は、こともあろうに「これだけデモが拡大しているのに、今のところ死者は僅か4人だ。他の国の同じようなデモと比べても少ない」と私の見方と同じようなコメントをテレビで語った。しかし、この発言は、国民の感情を逆撫でし、一層反発を招きそうだ。旧宗主国イギリスは、厳しい対応を求めている。アメリカも制裁を加えると述べた。

 実は東京都内では昨日こんなこともあった。クーデター反対、アウンサンスーチー国家顧問ら閣僚の即時解放、民政復帰などを求めるデモ行進が行われたが、プラカードにはそれらの文言と同様に「ごめんなさい」と謝罪の言葉が添えられていた。このコロナ禍で「3密」を避け、ソーシャル・ディスタンスを要請されている最中に、それに逆らう「3密」のデモ行進を行って都民に迷惑をかけることをお詫びしているのだ。こんなデモ隊は初めてであるが、ミヤンマー人の優しさが滲み出ている。実にミヤンマーらしいと思う。事態が大事にならなければ良いと憂慮し、遥かにミヤンマーを偲んでいる。
 夕方テレビで驚愕的なニュースを知った。旅行業界最大手のJTBが、何と資本金を1億円に減資するというのだ。今3月期に1千億円の赤字を計上し、来期以降も先行きが見通せないことも踏まえて、中小企業と同じ税制措置を受けようというのである。毎日新聞社とまったく同じ考え方である。近畿日本ツーリストが赤字で債務超過に陥り、HISも赤字を計上見込みで旅行業界の前途は大小を問わず真っ暗闇である。頼りとするのは、ワクチンだろうか。

2021年2月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5034.2021年2月22日(月) ミヤンマーでデモ参加の3人が死亡

 恐れていたことだが、ミヤンマーで今月1日にクーデターが発生3週間が経ち、一昨日になって初めて犠牲者が出た。若い女性が頭部を銃弾で撃たれて亡くなった。そして、昨日2人の男性がやはり銃撃されて命を落とした。市民による反発が、デモ隊を益々エスカレートさせるのではないかと気になっている。

 実は、1988年8月8日に民主化運動が起きた際、当時の軍部独裁政権に対する抗議のため若者たちが歌った♪世界が終わるまで我々は諦めない♪が、今また抗議のデモの場で歌われている。その当時、デモの日にゴロ合わせとして「8888」と呼ばれた。そして、明日2021年2月22日に合わせて「22222」運動として大規模デモが呼びかけられているそうだ。これ以上犠牲者を出さないよう軍は強硬な手段を取らず、デモ隊も冷静に対応して欲しいものである。

 さて、昨日随分立派な書籍2冊が、神田の幻戯書房から送られてきた。セルビアの友人である山崎洋さんの意向で、彼の翻訳書を贈ってくれたものだ。その1冊は、「山の花環・小宇宙の光」と題するセルビア文学史上最高の詩人、ペトロビッチ・ニェゴシュの1,000頁の詩集である。以前にもニェゴシュの書をいただいたが、贅沢な装丁に驚いている。偶々お礼のメールを山崎さんに送ったところ、こう応えてくれた。行間を詰めて2段に出来るところを敢えて下段を空けて上段に1段を取る贅沢さについて、出版社の意向であると知らせてくれた。もう1冊もユーゴスラビアの詩人、小説家のイボ・アンドリッチの13編からなる小説集で、山崎夫人ともうひとりの翻訳家との共同作品である。いずれも詩人だけに描写はくどいものではなさそうだが、これから時間をかけて山崎さんを想いつつじっくり読んでみたい。

 今日も暖かい。何と22℃だった。5月中旬の気候である。明日からは一気に冷え込んで、再び冬に逆戻りのようだ。今年はアメリカでも気候の変動が激しいらしく、昨日は南部のテキサス州に大雪を降らせた。聞くところによると北極点上空では極渦という冷たい空気の渦が回転して、北ではその寒さが強くなるようだが、今年は渦が乱れてその寒さが南下してアメリカ南部に雪を降らせる事態にもなった。そして日本でも先日東北・北陸地方にもたらされた豪雪は、この極渦の乱れが原因だった。いずれにせよこれら気象の変動は、地球温暖化によって強まることだろう。結局は、二酸化炭素排出ガスを抑制するしか方法はないことは、漸く中国もアメリカも認めたようだ。遅まきながら各国がガス排出の抑制年を公にするようになったことにより、何とか汚れなき地球へ足並みを揃えるようになった。

2021年2月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5033.2021年2月21日(日) 県知事にまつわる鬱陶しいオハナシ

 今日は朝から暖かい。東京都内の気温は21℃だった。駒澤公園へ行ったら3日前には河津桜が七分咲きぐらいだったが、今日はもう満開と言っても好いくらいだった。写真を撮りに寄る人もいたが、惜しむらくは桜の樹木がたったの1本しかないことだ。

 さて、一昨日東京オリンピックの聖火リレー中止を検討していると述べた丸山達也島根県知事の発言が波紋を呼んでいる。同じ島根県出身の自民党竹下派の竹下亘会長が、「発言に困惑している。注意をしたい。一番大変な東京が言うなら分るが、一番遠い所の島根が何を言うか」と直ぐ反論した。新型コロナウィルスに散々な目に遇っている全国47都道府県の中でも、感染者が一番少ないのが島根県である。今漸く五輪組織委員会会長後任が決まり、オリンピック開催まで残り5か月に迫った中でコロナに負けず、震災復興のためにも1年延期となった東京オリンピックを何とか成功裏に開催しようと努力している政府と東京都に対する、非協力的な発言はちょっと問題だと思う。

 丸山知事は東大法学部卒業後総務省に入賞したエリート官僚から、島根県へ出向し要職をこなして、知名度を上げたところで自民党の支援を受け知事選で当選したという典型的な出世パターンである。第一線の現場の苦労を味わうことなく、出世街道を駆け上ったタイプで、現場の意見や他人の意見もあまり聞こうとしない人物であると思う。

 こういうケースでは、最も困惑させられるのは地元の島根県民である。他県出身のお偉いさんが、県民とは必ずしも気持ちが通わない施策で、政府や東京都他の自治体に喧嘩を売りつけ、快く思われないとしたら、県民が一番困ると思う。平素あまり県民感情なんか配慮しない高級官僚上がりには、そんな気持ちなんかないのだろう。率直に言って、知事になってまだ1年余りの困った知事さんである。

 ところでいま県知事を巡る問題が愛知県で注目されている。一昨年の「愛知トリエンナーレ2019」を強行開催した展示で、社会的・公共的に問題をはらんでいた作品を10億円もの税金を投資して開催したことに対する大村秀章・愛知県知事へのリコール署名活動が行なわれていたが、実はその署名の83%が無効な署名で不正なものだったと愛知県選挙管理委員会が被疑者不詳のまま愛知県警に告発したのである。リコール署名の中心人物は、テレビCMで注目されている美容外科医師であるが、それに同調したのが、以前から大村知事と犬猿の仲とされている河村たかし・名古屋市長である。「愛知トリエンナーレ2019」を強行開催するに当たっては、当初からひと悶着あった。

 一昨日愛知県議会では、事実解明を求める決議を全会一致で可決し、大村知事は、河村市長らにも全容解明を求めると述べた。

 どうも十分な話し合いもせずに、リコールまで突っ走ってしまった美容外科医と河村市長の軽々な行動は批判されるべきであろう。

 それにしても知事の考えと業務が、庶民とはかけ離れたところで行われているとの印象が強い。どうしたらこういうアホらしい環境から抜け出せるのだろうか。

2021年2月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com