502.2008年9月27日(土) 短大生相手に講義

 池袋にある東京交通短期大学で、特別教養講座のカリキュラムの一環として講義を担当した。「現場の大きな力と臨場感の大切さ」というテーマで、鉄道員としての経験と旅行会社社員としての仕事について、自分自身の海外ひとり旅から学んだ体験を話した。キーワードとして「自分の立ち位置」「現場と臨場感」「海外ひとり旅」について、持論を話し、受講生に若いうちにひとりで海外へ出かけることをけしかけた。受講生はほとんどが鉄道会社と旅行会社への就職を目指しているだけに、真剣に聴いてくれたと思う。ちょっと横道に逸れて、時間的に苦しくなり最後は端折って終わらざるを得なかった点がちょっと反省点である。久しぶりに若い学生を相手に、マイペースのまま話をすることができて楽しい講義だった。

 この講座をアレンジしてくれた助教の桑原賢二さんは、旅行会社時代の部下であるが、こうしてのびのびと教育分野で活躍してくれている姿を見ると嬉しくなる。

 先週小中陽太郎先生ご夫妻からご自宅へ食事に招かれていて今日7時前に妻と豪華なご自宅へお邪魔した。以前にもお訪ねしたことはあるが、今日はアルコールが入ることを念頭に車を諦め徒歩でお訪ねした。歩いてほんの15分程度だった。

 あまり知らない話から、「羞恥心」を描いた図解、小田実さんの話、東大で同級生だった大江健三郎さんの話、お孫さんの話、鵠沼周辺の話、父も一時検挙された参議院選挙違反、梅棹忠夫・梅原猛ら錚々たる血脈につながる奥様の家系等について大いに盛り上がり、11時近くまでお邪魔して楽しく話しこんでしまった。大江さんとご子息の光さん、お孫さんの闘病の話は特に興味深かった。高級ワインと奥様心尽くしのディナーをご馳走になりながら、楽しいひとときを過ごせた秋の一夜だった。

2008年9月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

501.2008年9月26日(金) アメリカの金融不安はどうなるのか?

 なんやかんやと七面倒臭い事件が後から後から起きる。アメリカの貯蓄貸付組合最大手の「ワシントン・ミューチュアル」が破綻した。JPモルガンが買収するらしいが、その値が約2千億円である。しかし、実際に破産時点のWM社の総資産は33兆円弱である。庶民の金銭感覚では天文学的な金額である。アメリカ経済も底をつき、金融不安が囁かれ出してから一向に回復の兆しが見られない。11月4日に行われる大統領選挙本選を前に、この金融危機に際して候補者討論を一時延期するようマケイン候補が持ちかけたり、ブッシュ大統領が2人の大統領候補者をホワイトハウスに呼んで救済対策に協力を求めたり、アメリカ政府、議会を挙げて、その対応にてんやわんやである。

 今日夜のNHKニュースで、仁徳天皇陵を世界遺産へ登録すると文化庁が発表した。仁徳天皇陵は、エジプトのクフ王のピラミッド、秦の始皇帝陵墓と並んで世界3大陵墓と呼ばれているようだ。問題は、仁徳天皇陵が国の文化財産ではなく、宮内庁の管理下にあることである。「天皇家大事」に凝り固まっている宮内庁は、これまで歴代天皇陵の学術研究のための調査ですら一切認めてこなかった。従って現在の仁徳天皇陵が本当に仁徳天皇の陵墓であるかどうか、その信憑性についても確認はとれていない。学校教科書でも「仁徳天皇陵と言われている・・・」と一歩距離を置いた表現になっている。宮内庁が外部の調査を認めようとしないのには、それなりの理由はあるが、やはり天皇家代々の陵墓を民間人に踏み込まれたくないということと、天皇の祖先をあまり詳らかにされたくないということが大きい。

 しかし、世界遺産へ登録申請となると当然ユニセフの世界遺産事務局が調査をすることは確実である。果たして文化庁と宮内庁の間の話はついたのだろうか。

 今日26日は、ビルマで大規模な反政府デモが起きてちょうど1年になる。デモは徹底的に弾圧され、デモの中心となった僧侶は根こそぎ逮捕され、今僧院に対する監視は一段と厳しくなった。デモや反政府の火種は、根絶やしにされた。元々穏やかなビルマ人は諦めて、今ひとたびのデモ騒ぎは当分起こりそうもない。今年5月のサイクロン被害でも、軍政府は被災民に対して温かい援助の手を差し伸べることは、まったくやらなかった。国連や、諸外国も援助活動をビルマ軍政に頑なに拒絶され、成す術がなかった。国際社会もロシアと中国の賛同が得られず打つ手を欠いている。その一方で多くのビルマ国民が飢餓に苦しんでいる。哀れなのはビルマ国民である。

 昨25日には、カンボジアのフン・セン政権が24年目の長期政権をスタートさせた。WTOに加盟した2004年以降、4年連続で年率10%以上の経済成長を維持した開発政策での成果がフンセン体制を長期化させているようだが、この国もかつてポル・ポト政権時代に大量虐殺の「実績」がある国である。東南アジアの新しい紛争の根にならないことを願うばかりである。

2008年9月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

500.2008年9月25日(木) 安全な?米原子力空母横須賀入港

 今日から始まる多摩大学の「現代世界解析講座」秋季学期の第1回は、監修者の寺島実郎氏の講演で始まるので興味があったが、玉川青色申告会の第2回複式簿記講習会とダブったので、残念だが青色申告会の複式簿記講習会を優先した。複式簿記の何たるかがあまりよく判っていなかったが、振替伝票の記入、総勘定元帳の記入を実際に練習してみて、少しは分ったような気になってきた。やはりこういうものは、実際に演習を積んでマスターしていくことが重要だと思う。それでもやはり来年3月の個人事業者としての申告は初めてのことでもあり、これからも悩みが尽きないような気がする。

 今日横須賀港に米原子力空母「ジョージ・ワシントン」が入港した。横須賀市民の入港反対の声を押し切って、アメリカの都合のいい言い分に、唯々諾々と従った日本政府はまったく反対の意思表示をすることもなく要望を受け入れた。つい最近も唯一の核被爆国で、核拡散反対の先頭に立つべきわが国が、国民がまったく預かり知らぬ間に核不拡散反対の立場に立っていた事実を思い知らされたばかりである。元をただせば、自衛隊の前身である警察予備隊の設置に始まり、日米安保条約締結の流れの中でも、非核三原則を堅持するという強い覚悟をしてきたが、国連の強い要請によるPKO活動の一環であるとか、テロ撲滅とのこじつけによって強引に、イラク戦争に加担したり、アフガニスタン攻撃を後方支援したことである。日本政府が同盟国同士の約束によって行動すると言ってはいるが、このことは実は国民の安全をないがしろにして、国民を裏切ろうとする行為であり、不誠実さと狡さを露骨に曝け出している。

 今度の米空母の横須賀基地母港化の動きに対して、政府は日米同盟に基づくものだとアメリカ政府と同じことを言っている。アメリカ政府は、日本国民の放射能洩れを心配する反対の声に対して、事故はいままで起きていないから心配要らないと言って真剣に取り合わない。過去に事故がないから将来も事故はない、などと子供だましのような屁理屈を誰が信じるだろうか。現実に、安全と言われた原子力潜水艦が2年前には長崎で放射能漏れ事件を引き起こしている。今度の「ジョージ・ワシントン」だってハワイ沖で火災を起している。空母には軍事上の機密があるかも知れないが、日本側の立ち入りチェックも認めていない。これではとても信用なんか出来ないではないか。共産党からも、社民党からも今のところ空母入港に対して反対の動きがない。

 ダシに使われているのは、日本国と日本国民である。

 時も時、夕方になって、その横須賀地区を地盤とする小泉潤一郎・元首相が引退を公表した。麻生首相が決まったこの時期に、さっと身を引く辞め方も小泉流で鮮やかと思いきや、ちゃんと後釜を用意していた。何とその後継者が小泉氏の次男だという。またまた嫌な世襲ではないか。小泉氏らしからぬ禅譲だが、そのやり方は小泉氏が最も嫌った旧体質丸出しではないか。はっきり言って政治家なんて一皮剥けばどいつもこいつも腐りきっている。

2008年9月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

499.2008年9月24日(水) 麻生太郎氏、第92代総理大臣に!

 本当なら今日午後は駒沢大学講座があったのだが、松本整形外科に行き、「韓国隠退者協会」宛の資料作りをやっているうちに時間がなくなり、欠席することになってしまった。

 一昨日森内科で最近の血圧が上昇気味であることを話した。ずっと血圧降下剤なしに「上が120前後」と比較的安定していたが、先月末ごろから130を超えて、今月中旬から140を超えてしまった。森先生は松本医院でいただいているプレドリン錠を1mgから5mgに替えたことも影響しているかも知れないと診断されたが、当分血圧降下剤を服用しないでしばらく様子を見るということになった。今日その話の内容を改めて松本先生に伝えて、次回辺りに血液検査をやりましょうということになった。

 その後に何とか「韓国隠退者協会」から求められる資料を作成した。いくつかメール送信した資料の中で、定年後の生き方についてのレジュメ内容は即製ではあったが、何とか話したい主旨と例示をまとめた。定年退職者へ生きがいの話をするわけで、僭越だが身近な人間の例として、7年前93歳で亡くなった父を取り上げてみようかと考えている。八木会長も良いアイディアで、見知らぬ人より身近の人の方がよいと仰ってくれた。これからパワーポイントのスライドを分りやすいものに作成して、編集したいと考えている。力が入るところである。

 さて、今日麻生太郎が第92代総理大臣に決まった。衆議院では麻生氏を首班と決め、参議院では民主党の小沢一郎が首班と決定したが、規則により衆議院の決定が優先して麻生太郎が首相になった。予想通りである。新しい閣僚名簿には世襲議員がずらっと名を連ねている。大臣18人中11人が世襲議員である。中でも少子化担当大臣となった、元小淵元首相の次女、小淵優子氏のごときは高々34歳である。能力はあるのかも知れないが、どうも色眼鏡で見てしまう。与謝野馨・経済財政担当相は私と同じ年であるが、他の大臣はすべて年少者である。もうそういう時代になった。50歳代の大臣が多いが、そろそろ戦後不況を抜け出た時代に育った世代であり、あまり難問にぶち当たった経験も切り抜けた経験もない人たちが、国のリーダー役を務めるのだ。どうしても一抹の不安がある。安定した内閣と言っているが、麻生首相も公務員を押さえつけろと厳命を下していたが、本当に世襲議員の大臣に海千山千の役人どもをコントロールできるのか。実績を挙げられるかどうかは、一にかかって役人を真面目に国民のために働かせることが出来るかどうかである。相変わらずあまり当てには出来ないようだ。

2008年9月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

498.2008年9月23日(火) 王貞治監督今期限りで勇退

 プロ野球ソフトバンク・ホークスの王貞治監督が今シーズン限りで勇退することを発表した。ついに王さんも辞めるのかと考えると一抹の寂しさを禁じえない。突然の発表に地元福岡の人々は惜しむことしきりである。都内では読売が号外まで出している。一方、横綱・朝青龍は今日から休場となった。朝青龍の場合は日頃の行状、相撲態度からしてあまり同情はないようで、やる気がないのではないかと早や引退の噂まで流れている。日頃の精進、真面目さがどれだけ大切か、ということを教えてくれる。

 王さんには、7年前の暮れに母上の百賀のお祝いをお世話した時に、会場でドラフトで獲得したばかりの寺原投手(現横浜ベイスターズ)の話をしたことがある。昨夏お兄様の外科医王鐵城先生をお訪ねした時には、もう良いようだと仰っていたが、最近の監督の顔色を見ていれば、健康体でないのは明らかだった。もう辞められた方が本人のためにはよいと思っていた。私は監督の勇退に納得出来る。

 昨日舛添厚労相が発言した後期高齢者医療制度の改善がまた怪しくなってきた。昨日幻想だけ与えておいて、今日は良い制度にするとだけ言い、改善か現状維持とも言わない厚労相と麻生太郎次期首相は、医療制度とか高齢者の医療について一体何を考えているのか。相変わらず政治家は自分たちの都合しか考えない。発言に責任を持たない。選挙になるとペコペコするだけで、誠意や誠実さがまったく見られない。まあ、これが日本の政治家の実態だろう。

 11月に韓国で行う講演について、今日「知的生産の技術研究会」八木哲郎会長を通して、FAXが送られてきた。テーマについて概略を伺ったので、簡単なレジュメを考えてみた。主催者である「韓国隠退者協会」は政府と関係があるらしく、私の履歴、旅券、講演テーマ等について政府に申請するので資料を送付して欲しいということだった。ほぼテーマは「定年退職後いかに『生きがい』を持って、楽しく生きるか」と決め、明日にはペーパーに書き上げて早めに必要な資料を主催者に送ってしまいたいと考えている。さあまた忙しくなるぞ!

2008年9月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

497.2008年9月22日(月) 麻生総裁誕生で自民党は大丈夫か?

 良いこと、悪いこと、ぱっとしないことを取り混ぜて、この一両日は慌しかったり、いらだったり、気持ちもアップダウンした。

 幼児の残虐な殺人事件が福岡と千葉で2件、事故米販売が解決しない中で中国製の乳製品にメラニンが含有されていることが発覚した。大相撲では横綱・朝青龍が連敗して5勝4敗となり、プロ野球では巨人が阪神と並んでついに首位に立った。

 そこで今日の自民党総裁選挙だが、予想通り麻生太郎氏が他の4候補者を圧倒して1回の投票で決まった。また、これで世襲議員が総理大臣になる。何代続けばこの「世襲病」という伝染病を根絶するウィールスが開発されるのだろうか。その麻生氏は選ばれた後の就任演説で、130年前の今日22日に祖父・吉田茂が生まれ、吉田茂は66歳で総理大臣になったという家系の自慢話をしていた。やはり、常に政治家だった親や祖父を意識し、七光りとする政治家であることがはっきりした。この失言の多い、マンガ好きで軽い麻生氏が難問山積の国の舵取り役として、果たしてやっていけるのか心配である。景気対策優先と言いながら、経済政策に関して麻生氏の自説・持論はあまり聞いたことがない。外交にせよ、防衛にせよ、利己的なアメリカの対日政策に対してどうやって日本の立場や言い分を通すことができるのだろうか。苦労知らずのお坊ちゃん育ちだけに、相手にすぐ丸め込まれるような懸念がある。

 さて、唐突に舛添要一厚生労働大臣が後期高齢者健康保険制度の洗い直しを仄めかした。この4月から施行され、散々悪評を買った保険制度だが、政府は欠陥を少しでも修正しながら、信頼を得られる制度、また財政的にも継続できる安定した制度として、育てて行きたいと言ったように記憶している。年寄りいじめとか、老人は早く死ねということか、とまで言われた新制度である。それが、舌の根も乾かない間に、目の前の総選挙対策として①後期高齢者として区別しない、②天引きしない、③年齢による区別はしない、の3点を骨子として新医療制度としてまとめようとしている。

 高齢者にとって制度が改善されるので、反対するということではないが、後期高齢者医療制度は、少子高齢化に伴って高齢者の医療費が保険制度を財政的に窮地に追い込むので、受益者負担の考え方を採り入れ抜本的に変えたばかりであった。それがスタートして1年も経過しない内に、制度自体の見直しをやるというのだから、知恵を絞り、時間をかけて法律を作ったのは何のためだったのだろうか。間違いだと分れば、改善、改革するに如くはないというが、これでは金と時間の「無駄」オンパレードではないのか。しかも選挙が目の前にちらついて、負けると予想される政権政党としては、健全財政とか受益者負担の哲学なんかよりも、目の前の一票が欲しくなったのだ。

 国の方針はいつも揺らいでばかりいる。まったく国家としての哲学が見られない。

2008年9月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

496.2008年9月21日(日) パキスタン情勢が怪しくなってきた。

 今イラクよりアフガニスタンの方が、治安状態が危険で厄介だと言われている。先日寺島実郎氏も世界の火種はパキスタンだとはっきり言っておられた。実際タリバンが息を吹き返してきたために、パキスタン国境に近い山岳地帯で暗躍するタリバンの掃討作戦に、米空軍機がしばしばドュランド・ラインを越えてパキスタン領内へ越境し、パキスタン人に人的被害を与え新たな難民が出ている。首都カブールとパキスタン領ペシャワールを結ぶアジア・ハイウェイ1号線沿線は今緊張感でいっぱいである。先月NGO「ペシャワール会」の若い農業技術指導者が殺害されたのも、この1号線沿いのジャジャラバードである。

 昨日その1号線上のパキスタンの首都イスラマバードのホテルで自爆テロがあり、40人が死亡し、100人以上が負傷した。ムシャラク前大統領が辞任して、パキスタンとアメリカのテロ協調路線も怪しくなってきた。パキスタン政府はアメリカとの蜜月は終わったかのようなステートメントを出した。パキスタン軍は米軍機が越境してきたら、迎撃するとまで強調している。相変わらず、カイバル峠周辺の国境近辺では依然として不穏な空気が漂っている。一昨日テレビ朝日「報道ステーション」で特派員が国境近くでタリバン兵士と接触するシーンを映し出していたが、危険なムードの中でよくもタリバンと接触できたと思う。もちろん相当袖の下が渡されたと思うが、タリバン兵の言い分を聞いていると、彼らの戦闘意欲はかなり強いようだ。

 この辺りについては前々から強い関心と興味を抱いて、11月に上梓する「停年オヤジの海外武者修行」の中にも、2000年3月に訪れた時に感じたことを書いた。いずれにせよ当分パキスタンから目が離せない。

 明日の自民党総裁選挙に先立ち、今日民主党臨時党大会で小沢一郎党首が無競争で三選された。毎度のことながら、相変わらず小沢党首の愛想もなく、偉そうな態度に終始した記者会見の様子を見ていると、何様のつもりかと嫌になる。言っていることは結構真っ当なことを言っていて理解できるが、あんな横柄な態度で国民のためだと言われても素直に馴染めない。小沢党首に対抗できる党員がいないのが、この党の弱みであるが、小沢党首は民主党にとって両刃の剣である。それに、総選挙向けの政策を何点か発表していたが、財政的裏づけが信用出来ない。明日の新聞紙上に具体的な政策が出て、総選挙が近づけば更にマニフェストが出てくるだろう。明日の自民党総裁選挙の結果はどうなるのだろう。結果を見てみたい。

2008年9月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

495.2008年9月20日(土) 役人の悪事を見逃すな!

 昨日の農水大臣と農水事務次官の辞任にまで広がった事故米問題はまだまだ蔓延して、西日本地域一帯に拡大しているかと思っていたところ、ついに愛知県の学校給食にまでカビ米が混入され、5年間で実に45万食がオムレツとして提供されていたという。開いた口が塞がらない。

 これだけ国民に大きな不安を与え、国民の健康を害する行為を行いながら、農水省はトップが辞めるだけで、他に直接関係した責任者の結果責任が問題にされないのはなぜなのか。

 これはいつも通りお役所内は何をやっても許される治外法権的聖域になっているからであり、業務上の悪事は個人的な事件以外は如何に常識から逸脱するものであっても罪を追及されることはないからなのだ。

 数日前に舛添要一・厚生労働大臣が明らかにした厚生年金の意図的減額件数が6万9千件に上がるという。意図的に数字を書き換えたと大臣が認め、年金受給者に大きな被害を及ぼしていながら、この悪質な改ざんに関わった職員を過去にまで遡って処分しようとの考えなんて一向に役所内から出てこない。民間企業なら社長辞任、担当役員降格・減給、担当部長左遷・減給、担当者解任・減給だろう。

 こうなったら大臣は自ら先頭に立って身内から処罰するしかないだろう。場合によっては刑事告発をしてでも悪事を犯した責任を追及する。昨日の浅野史郎・前宮城県知事の話に照らしてみても、どうも役人というのは役人以外の人間、ましてや自分たちの食い扶持をいただいている一般国民を馬鹿にして、嘗めきっている。とんでもない連中だ。それでいて高待遇に甘えている。もうこうなったら、役人の体に張り付いている「高給料」「高ボーナス」「天下り余得」「恵まれた年金」「ふんぞりかえり椅子」「居酒屋タクシー」「威張り虫」「プライド」等々をひとつでも引っ剥がすより術はないのではないか。その第一歩として、役人にボーナスを支給するのを止めることにしたらどうだろう。以前から思っていたが、役人にボーナス支給は不可解だし、その必要はない!

 そもそも「ボーナス」というのは、成果報酬である。民間企業で役員と社員が一丸となって努力して予想以上の利益を生み出した、その活動に対してご褒美としてキックバックを得るというのが本来の意味である。役人は当たり前のことを当たり前にやることを求められて、それを承知して役人になっている。成果報酬の入り込む余地なんてないのである。まして、成果を出すどころか、マイナスの仕事をしているのがほとんどの役人どもではないのか。まったくボーナスを支給するに値しない。もう少し時間的な余裕ができたら、「役人ボーナス支給反対運動」の活動を始めようかと思うくらいである。

2008年9月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

494.2008年9月19日(金) 浅野史郎・前宮城県知事の独演会

 名前だけ顧問を務めているような「ふるさとテレビ」の9月セミナーで前宮城県知事・浅野史郎氏が講演されるので参加した。中々ユニークなお人柄であるが、最後の質問で次回の都知事選挙に出馬するかどうかと聞かれて、まず出ないが、もし出るとするなら石原知事が4選に出た場合だと答えられた。また、もし総選挙後に大臣に要請された場合どうするかとの問いには、受けないだろう、なぜなら前回の都知事選で現在教授を務めている慶応義塾大学に相当迷惑をかけたからだと言っていた。やっぱり少しは罪の意識があったのだなあと思った。あの時の立候補に至るシナリオは、確かに慶応に対して失礼千万だと思って、いささか憤慨していたところである。

 多摩大学の公開講座では、生憎福島県の研修にぶつかり聴けなかったので、浅野氏の講演を楽しみにしていた。構想日本のパネルディスカッションにおける福島県知事当時の浅野氏は、他のパネラーを意識したのか、それほど脱線?するということはなかったが、今日は独演会とあって自由自在に自分のペースで与えられた1時間をしゃべくりまくっていた印象である。しかし、その話術は口八丁手八丁で、知事として実績は勿論、その雄弁による役所内の人心懐柔策から人気も全国的だった理由の一端を垣間見た感じだった。適宜ジョークを交えながら飽きさせず、要点をうまくまとめて中々楽しい笑いの出る雰囲気の中で「タレント・浅野史郎」をまた売り込んだ。

 地方と都市の格差について浅野氏は、持論を開陳された。それぞれ自治体のスペシャルを見逃さないことが大事だ。訪れたことがない黒川温泉蘇生の例を挙げられた。制度をどうかしろとか、補助金をもらうことばかりでなく、自分たちが他所と変わったスペシャルを見出し、生かすことを考えることが大切である。

 面白い話として、熊本県波野村のお神楽保存を紹介された。消えようとした伝統文化を何とか保存しようとした数少ない村人の要請を受けた、鈴木健二元NHKアナが「ふるさと伝統館館長」として、それを村人の協力の下に見事に復活させ、今では「神楽苑」でお神楽を披露して全国から大勢のファンを集めるまでになった。波野村はかつてオウム真理教が大挙押し寄せたときに、村人が結集して追い返した実績がある。山梨県上九一色村がオウムの侵入を許したのとは少し違う。波野村は相変わらず元気がいいが、上九一色村は吸収合併されてしまった。要は人である。特に、よそ者が違った目で見ることに意義がある。よそ者、変わり者、女性が惰性を変えていく。

 「地方自治は民主主義の学校」というのが、今日の講演の要諦だった。

 さて、相変わらず後から後から事故米の販路が公になり問題となっているが、今日農水省の太田誠一大臣と事務方トップの白須敏朗・事務次官が揃って辞めることになった。極めて異例である。大臣の如きは、先月2日大臣に就任したばかりで、残り任期もあと数日というこの期に及んでなぜ辞任したのか。責任を痛感しているというなら、もう少し泥をかぶって解決の道筋をつけてから辞めるというのが、大臣の取るべき責任ではないかと思うが、大臣の辞め方はいかにも安っぽい決断である。

 浅野氏は、厚生省役人だった自分の経歴から、また大臣の厚生省役人への影響力からも直属の大臣の存在を「季節労務者」と捕らえていたとの発言には、恐れ入った。いくら何でもその程度の評価しかなされていないのか、これでは官僚を抑えるのは容易ならぬことだと思わざるを得ない。この発言が太田大臣の辞め方に象徴的に表れているように思える。

2008年9月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

493.2008年9月18日(木) 11月に韓国で講演

 玉川青色申告会の「個人事業主のための複式簿記記入」3回講座の第1回講習会に出席した。受講者は8人でこじんまりした講習会だった。会員のために安くサービスして、理解してもらおうとの試みであり、実際聴講していて系統立った説明に大いに納得した。預金通帳も公私をはっきり分ける点等は少々無理ではないかと思えるが、節税のためにはやらねばならないのかなと思う。どうしたらよいのか少し検討してみようと思う。やはり、系統づけて説明されると分りやすい。あと2回分あるので、しっかり勉強したい。

 先日来「知的生産の技術研究会」八木哲郎会長から、ソウル(韓国)で行われる韓国の定年退職者の会合で八木会長の替わりに講師を務めて欲しいと依頼されていたが、昨日会長にお引き受けすると正式に回答した。ちょっと戸惑いと逡巡もあった。講演日が11月8日(土)で、生憎日吉で開催される慶応義塾創立150周年記念式典と重なり、それに出席する予定だったからである。式典参加の希望者が多く、幸い抽選で当たり出席できるのを楽しみにしていたところだった。

 しかし、講演会は韓国政府がらみのプロジェクトの一環のようで、考えようによっては自分を飛躍させる良いチャンスでもあると思い、一丁やってみるかというくらいの気持ちでお引き受けすることにした。スピーチ内容を同時通訳で韓国語に変えてくれるらしい。韓国語はまったく分らないだけに、受講者次第では英語でもよいと思うのだが、肝心の韓国の人たちが英語を全員が理解できないとあまり意味がない。どんなニュアンスで自分の言葉が韓国語に訳されるのか、別の意味で興味もある。

 講演のテーマは定年退職者に、これからの第2の人生をいかに有意義に過ごすかと言うことを、日本人のケースも交えて韓国人定年退職者が納得するような話をして欲しいということらしい。

 韓国では、今経済停滞を反映して「サオジョン時代」という言葉が流行しているそうだ。サオジョンとは「45歳定年」とも言われる厳しい社員選別の実情を指した言葉で、西遊記の「沙悟浄」の韓国語読みで「サ=4」「オ=5」「ジョン=定年の定」の発音と同じことからこう呼ばれているそうだ。労働者にしわ寄せが来て、60歳どころか45歳というのだから、現実的ではないかも知れないが働く人々にとっては相当深刻である。持論の「人生三分活動期説」を下敷きに話してみるのも面白いかなと思っている。まだ、詳細は分らないが、これから韓国の社会保障制度、福祉制度、年金、定年制度等について研究しなければならないし、日本人で定年後元気に活躍している人たちも調べてみようと思う。定年者のことを韓国では「隠遁者」というようだ。隠遁ではもう山の中へでも逃避してしまうようなイメージなので、ネーミング自体も代えた方がいいのではないかとつい余計なことまで考えてしまう。

 まあ、お引き受けする以上全力を尽くして、聞いてよかったと韓国の「隠遁者」に納得し、喜んでもらえるようにしたい。

2008年9月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com