プロ野球ソフトバンク・ホークスの王貞治監督が今シーズン限りで勇退することを発表した。ついに王さんも辞めるのかと考えると一抹の寂しさを禁じえない。突然の発表に地元福岡の人々は惜しむことしきりである。都内では読売が号外まで出している。一方、横綱・朝青龍は今日から休場となった。朝青龍の場合は日頃の行状、相撲態度からしてあまり同情はないようで、やる気がないのではないかと早や引退の噂まで流れている。日頃の精進、真面目さがどれだけ大切か、ということを教えてくれる。
王さんには、7年前の暮れに母上の百賀のお祝いをお世話した時に、会場でドラフトで獲得したばかりの寺原投手(現横浜ベイスターズ)の話をしたことがある。昨夏お兄様の外科医王鐵城先生をお訪ねした時には、もう良いようだと仰っていたが、最近の監督の顔色を見ていれば、健康体でないのは明らかだった。もう辞められた方が本人のためにはよいと思っていた。私は監督の勇退に納得出来る。
昨日舛添厚労相が発言した後期高齢者医療制度の改善がまた怪しくなってきた。昨日幻想だけ与えておいて、今日は良い制度にするとだけ言い、改善か現状維持とも言わない厚労相と麻生太郎次期首相は、医療制度とか高齢者の医療について一体何を考えているのか。相変わらず政治家は自分たちの都合しか考えない。発言に責任を持たない。選挙になるとペコペコするだけで、誠意や誠実さがまったく見られない。まあ、これが日本の政治家の実態だろう。
11月に韓国で行う講演について、今日「知的生産の技術研究会」八木哲郎会長を通して、FAXが送られてきた。テーマについて概略を伺ったので、簡単なレジュメを考えてみた。主催者である「韓国隠退者協会」は政府と関係があるらしく、私の履歴、旅券、講演テーマ等について政府に申請するので資料を送付して欲しいということだった。ほぼテーマは「定年退職後いかに『生きがい』を持って、楽しく生きるか」と決め、明日にはペーパーに書き上げて早めに必要な資料を主催者に送ってしまいたいと考えている。さあまた忙しくなるぞ!