1921.2012年8月16日(木) 竹島に続いて、尖閣諸島にも新たな火種

 「殿、ご乱心」、暴走を始めた権力者は手に負えず、国民と周辺国に災いをもたらす。李明博・韓国大統領のことである。天下の朝日が「天声人語」で取り上げている。

 終戦記念日の昨日、韓国人タレントらが韓国沿岸からリレーで竹島まで泳いで竹島が韓国領土であることをアピールした。ところが、有名俳優と称する彼らは、外洋を泳いだのではなく、船が曳航する生簀の中で泳いでいたという漫画的行為が韓国メディアによって明らかにされ、その俳優らも疲労困憊でヘリにより病院へ搬送されたというおまけまでついた。

 韓国国民が本心ではどう思っているか分からないが、どう常識的に考えても大統領の昨日の発言は愚かであることは明白である。普通の思考力のある人なら、いかに馬鹿げた大統領の愚行かはすぐ分かる。早くも件のスィマーが出演したドラマが日本の民放テレビ番組で放映取りやめとなった。日韓両国で自己主張ばかりやっていては、とても事態の沈静化とか、解決は覚束ない。少し頭を冷やす必要がある。それにしても個人もそうだが、国もすぐ「キレル」ようになった。

 昨日は他にも、同じような対外的な事件があった。もうひとつの領土問題である尖閣諸島・魚釣島へ香港民間団体の船舶が上陸したのだ。島内で待ち構えていた日本の警察によって、5人が逮捕され、また沖合いで見守っていた船舶から9人が逮捕され、今日那覇港へ連行された。今までは中国側官憲が出航しそうになると抑えていたが、今回は看過している。上陸した香港船への日本側の対応を見定めているようだ。中国国内では大都市を中心に、反日デモが起きている。この辺りが実際には中国政府にとっても悩ましいところで、下手をするとこの反日デモが反政府デモへ変わりうるのだ。中国政府の対処方も哲学や理念があるとは思えない。中国国民の動き次第で、国のスタンスも変わる。

 ともかく日本自体の毅然とした外交を今後どう確立し、各国に対応していくのか。これから人材を育成していくのでは遅すぎる。政治家がダメ、外務官僚がダメでは手の打ちようがない。これから当分、対中、対韓、さらに対ロ外交のような近隣外交に悩まされそうだ。決して逃げるわけにはいかないからだ。

2012年8月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1920.2012年8月15日(水) 李明博・韓国大統領のハチャメチャ発言

 67年目の終戦記念日である。韓国では日本から独立を回復した日として「光復節」と呼んでいる。それを意識して、従軍慰安婦問題の前進を狙った李明博・韓国大統領の反日的強硬言動が益々エスカレートしている。昨日はついに天皇を誹謗するが如き礼を失する発言をするに至って、日本国内の保守的と称される政治家が李大統領に対して厳しく批難している。

 「天皇は訪韓したがっているが、独立運動のために亡くなった人々に謝罪するなら来なさい」と述べた。日本政府はこれまでも韓国内に残る反日的なムードを憂慮して、天皇の韓国訪問は差し控えていた。その一方で歴代の韓国大統領府が天皇の訪韓を持ちかけていた。大統領の立場上もう少し外交的に間違いのない、相手を傷つけない言動を取って欲しかったという気持ちがどうしても拭えない。支持率僅か17%というレームダック状態の大統領の気持ちは分からないでもないが、一国の最高責任者が他国の象徴に対していきなり謝罪を求めるというのはあまりにも礼を失していないだろうか。日本政府に対して要求するならともかく、象徴である今上天皇に謝罪する責任はない。そんなことが韓国政府には分からないのだろうか。

 仮に旧イギリス植民地国家がエリザベス女王に対して、もし来る気持ちがあるなら過去の植民地支配についてエリザベス女王は謝罪すべきであるなどと発言したら、イギリス国内のみならず国際社会からどんな反発や批難が出てくるだろうか。一国の大統領ともあろう者が、その程度の常識や礼儀も弁えずに非常識発言を連発するのは、落ち目の自分自身の存在感の浮揚を狙っているとしても、些か低次元の呆れた発言だと言わざるを得ない。これでは次期大統領が日韓関係悪化の尻拭いをさせられることは必須であり、一時的に反日派の支持は得られたにしても、所詮一過性であろう。他国のこととは言え、国のトップたる者にはもう少し冷静に物事を判断する器量が欲しい。一方的に始まった李大統領の反日強硬発言を、今後日韓関係の悪化に向かわせないためにどこに落としどころを求めるのか。日本の政治家には、悪化した日韓関係を仲介して元へ戻せるほどの素養のある人物はいそうもない。

 さて、今日は義姉が六本木の新国立美術館で開催の「日本・フランス現代美術世界展2012」に出展していると連絡をもらったので、妻と出かけた。出展作品は中々の力作だと思う。絵画を趣味として描いていたことは知ってはいたが、ここまで本格的に励んでいたとは寡聞にして知らなかった。私自身子どものころより絵画は好きだったし、今も関心を持っていて機会を作っては極力鑑賞するよう努めている。今日展示されていた作品にはあまり抽象的な作品はなかったので、理解しやすい絵が多かった。フランス人を含めて外国人の作品の中に、震災地の岩手県立高田高校美術部の生徒の作品も出品されていて目立ったが、素晴らしい絵画だった。よくぞここまで描けるものだと、彼ら高校生に頭が下がった。機会があれば、また近いうちに別の展示会にも出かけてみたい。

2012年8月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1919.2012年8月14日(月) 中国人個人訪日客増加への期待

 昨日高校時代の友人・大塚武夫さんから依頼され、日本旅行作家協会常任理事・高梨洋一郎さんとアポを取り、地下鉄半蔵門駅で待ち合わせて一緒に高梨氏の事務所へ伺った。大塚さんは今中国人の旅行会社で中国人の訪日旅行の企画責任者を務めているが、単なるインバウンド会社ではなく、王一仁理事長とともに1企業だけに拘らず、中国人の個人旅行全体の底上げを考えている。高梨さんとの引き合わせは、10月に上海で開催される旅行展示会で半官半民の中国旅行事業体と日本の官公庁が、浅からず深からずの連携で合弁インバウンド旅行企画プロジェクトを進めているが、その受注のために明らかに旅行会社仕様企画ではなく、日本の旅行事情をよく知っている人に、企画案で知恵を貸してもらいたいとの考えがある。高梨さんは以前トラベル・ジャーナル紙編集長時代から存じ上げており、旅行業界に人脈があり、自分なりの主張や哲学も持っているので良い知恵を貸してもらえると思うし、大塚さんの考え方も理解してもらえると思う。

 うまくいけば、日中両国政府がサポートする企画の下に、中国人の訪日個人旅行客が増えることが期待できると思う。

 帰りに渋谷駅周辺で夕食をしようということになったが、お盆休みというせいもあり、夕暮れ時になったが、あまり人が混んでいる様子が見られない。繁華街を歩いていても、あちらからもこちらからもお兄ちゃんから呼び込みのお誘いを受けるほどである。

 実はもう40年近く前に、あるお客様からこの界隈の「駒形どぜう」でご馳走になったことを思い出し、偶々ビルの4階にある「駒形どぜう渋谷店」が目に入ったので、そのままビルに入った。ところが、エレベーターがなく、やむなく階段を昇り店で聞いてみたら、何と裏口だった。この店は以前私がご馳走になった店がなくなって、その後釜として場所を代えてオープンした店だということが分かった。うなぎは度々食することはあるが、「どぜう」はあの時以来だ。昨今「どぜう」はうなぎに比べればやや陰が薄いが、どうしてどうして日本古来の「どぜう」料理も中々捨てたものではない。先月24日以来の飲酒だったが、久方ぶりだとビールも旨い。すべて大塚さんのおごりだった。

2012年8月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1918.2012年8月13日(月) ロンドン・オリンピック閉幕

 昨日ロンドン・オリンピック最終日にボクシングで東京以来48年ぶり、男子レスリングでソウル以来24年ぶりに金メダルを獲得して有終の美を飾り、17日間開催されていたオリンピックが閉幕した。48年ぶりにボクシング・ミドル級のゴールドメダリストになった村田諒太選手の言葉が良い。「夢ではなく、目標だった。金メダルが僕の人生の価値じゃない。これからの人生が僕の価値。恥じないように生きていこうと思う」。

 日本が獲得したメダル数は合計で最多の38個だった。金メダルは目標のアテネ大会16個を上回る数を期待していたが、残念ながら半分以下の7個だった。

 しかし、金メダルの獲得数に関わらず、全般的に日本選手はよく戦ったと思う。何より水泳選手が精一杯やってくれ、感動を与えてくれた。男女のサッカー、女子バレー、レスリング、女子柔道などは感動を呼び、日本中を熱狂させた。4年後は南米のリオで開催されるが、その後の2020年の大会は、東京で開催されることになるのだろうか。今回は時間的にずれていたので、あまり観戦することはなかったが、やはり世界スポーツ界のトップレベルの争いは熾烈で面白い。

 残念だったのは、サッカー男子の3位決定戦で日本がライバル韓国に敗れ、喜んだ韓国選手のひとりがグラウンドで「竹島は韓国領」と書いたプラカードを掲げて、政治的、宗教的な示威行為を禁止しているオリンピック憲章に反するとして、同選手の表彰式への参加を拒否され、メダルの授与も保留される事態となった。16日以降に審査のうえの最終結論が出される。ロンドン市内で一般人に聞いてみると韓国人を除き、政治的な主張は許されないというコメントが多かった。

 悲喜こもごもあったオリンピックだったが、云えることは開会式にせよ、閉会式にせよオリンピックも回を重ねるごとに、派手さと華やかさを加えている。その一方で、かつてのお行儀の良さは蔭を潜めたようだ。それにポップスやロックなんかを演奏しているシーンを見せられると、そろそろ付いていけなくなったきたなという感じもする。

 全般的にロンドン大会は成功したと受け取られているようだ。一向に前進せず、自分たちの利益勘定だけで行動する政治家たちに比べて、やはりスポーツの祭典は素晴らしい。

2012年8月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1917.2012年8月12日(日) 消費増税案が可決、成立

 一昨日参議院本会議で消費増税関連8法案が民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決、成立した。これで消費税は14年4月に8%、15年10月に10%に正式に引き上げられる。消費増税は3年前の総選挙で民主党の選挙公約には掲げられていなかったので、民主党ではすったもんだの騒ぎの末に漸く法案成立となっても、未だに肝心要のマニフェストの実行が行われていないていたらくである。

 少なくとも1票の格差を是正する衆議院選挙制度改革法案と、赤字国債を発行する特例公債法案成立が急がれる。前回の総選挙後3年が経過しようというにも拘わらず、法案成立ではまったく実行力が発揮できない民主党政権は、解散前に何とかこの2法案だけでも成立させたいと願っているようだ。もちろんそれは最低限のノルマであろう。

 今やわが財政逼迫の事情は火を見るより明らかで、プライマリー・バランスは真っ赤っかで、国と地方を合わせると10年度は28.6兆円の赤字である。これが年々積み重なって、今年度末には国の国債発行残高は709兆円に上る。ひとり当たりの国民にとって約550万円の借金だというから見過ごすわけにはいかない。消費税が10%に上がり、消費税収が年間13.5兆円増えても、15年度のプライマリー・バランスは依然として16.8兆円の赤字である。これ以上増税するわけにもいかず、景気の回復により企業の法人税収入の回復が望まれるが、現状は悲観的であり、それ以外の特効薬は支出の削減しかない。

 今日の政治家は身を削ることには腰が重く、支出の削減にせよ、税と社会保障の一体改革を謳っておきながら、俄かに社会保障の充実を限定的にして給付抑制するひそひそ話が水面下ではある。

 そのうえ、景気回復に欠かせないとして、自民党筋では今月初めに今後10年間に200兆円の公共投資を柱とする、馬鹿げた国土強靭化基本法案を提出した。明らかにバラマキである。これでは国家財政弱体化基本法案ではないか。少しでも目の前に現金があると、それを貯蓄に回さずに、自分に利のある支出へ回すことを考える。これではいつになっても国家の財政事情が好転するわけがない。

 今日で日航ジャンボ機が群馬県御巣鷹山へ墜落して27年になる。この事故で航空事故史上最多の520名が亡くなられた。ヒット曲「上を向いて歩こう」を歌った坂本九さんが犠牲となったのもこの事故である。もうこんな事故は決して起こらないと信じたいが、福島原発事故の政府の事故対策や東電の対応を見ていると、残念ながら似て非なる事故はまだまだ絶滅ということにはならないような気がする。

2012年8月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1916.2012年8月11日(土) 李大統領の竹島上陸による波紋

 仙石原の別荘を後にして、仙石原の箱根ハイランドホテル内の芝生庭園でゆっくりした後、芦ノ湖畔の桃源台から元箱根へ向かい、久しぶりに成川美術館を見学した。成川美術館では丁度柳沢正人展を開催していて柳沢の作品をじっくり鑑賞することができた。世界遺産を描いた風景画が数多く展示され、頷くところが多々あり感銘を受けた。非常に風景の特徴を捉えるのが上手なアーチストだと思い、今後世界遺産について講義をする際、彼の作品をパワーポイントに採り入れ説明したら、より分かりやすくなるだろうと思い、10枚ばかり絵葉書を購入した。

 成川美術館を出て芦の湖畔にある「山のホテル」で美味しいランチを取って、箱根新道から小田原・厚木高速道路経由で東名を通り3時前に帰宅した。昨日の往路は混んでいたが、復路は山のホテルを1時に発ち2時間足らずで自宅へ帰れたので、時間帯が良かったのだろうか、今日は比較的空いていて早く帰れた方だと思う。

 さて、昨日韓国の李明博大統領が電撃的に竹島へ上陸したことについて、日本政府は断じて容認できず、対抗措置を考えていくと強い構えを示している。

 この紛争を引き摺るように、昨日から今日にかけて2つのでき事があった。ひとつは、昨日森本敏・防衛大臣が大統領の訪問は内政上の要請があったからだろうし、内政問題だと無責任なコメントがあった。この発言に対して早くも野党から罷免問題が出ている。二つ目は今日玄葉光一郎外相が領有権問題を解決するため、国際司法裁判所への提訴を検討すると述べた。尤も韓国政府は「竹島は韓国固有の領土であり、提訴されても受け入れない」とさらりと受け流す考えのようだ。国際司法裁判所は紛争当事国双方の同意を得て動くものとされているので、その点やや肩透かしだ。私は個人的に以前から、国境紛争はすべて国際司法裁判所へ提訴して世界へ問題点を披露した方が、国際的に公平で広い角度から判断してもらえるので、賢明だと思っていたが、双方の了解が必要とは意外だった。いずれにせよこれは厄介な問題となりそうである。

 今後日本の取るべき策は、この問題を国際社会にどんどんアピールして広く啓蒙し日本の主張と立場への理解を深めることだろう。実際日韓両国にとっての友好国・アメリカ政府も面食らっているようなコメントを出している。

 昨日オリンピック男子サッカーで日本は韓国に敗れ、メダルを逃してしまったが。戦前の予想では不利とされていた女子バレーボールの3位決定戦で、今日同じ相手・宿敵韓国を相手に日本は3-0のストレート勝ちで、メダルを獲得して多少溜飲を下げることができた。

2012年8月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1915.2012年8月10日(金) 李明博・韓国大統領が竹島上陸

 二男の会社の箱根仙石原にある別荘に招かれ、新潟からやって来る彼ら家族と御殿場プレミアム・アウトレットで待ち合わせた。お盆も間近に迫り東名高速に入った途端渋滞である。厚木インターまでのろのろ運転で相当時間をロスした。御殿場インターからアウトレットへ行く途中で、係員から臨時駐車場へ誘導され、そこからシャトル・バスでアウトレットへ向かわざるを得なくなった。それにしても初めて訪れたアウトレットだが、すごい混みように驚いた。これでは明日以降の混雑が思いやられるようだ。

 御殿場から仙石原の別荘へやってきたが、芝生の庭も広く中々贅沢な別荘で離れもあり、風呂も広く、3家族がゆったりと寛ぐことができる。結婚前まで暮らしたわが鵠沼の実家を思い出した。

 夕食は箱根湯本でバーべキューを設営してくれていたが、これも雰囲気が洒落ていて1歳半の孫を加えて5人で舌鼓を打った。暗くなったが、芦ノ湖へ寄り道してみようと車で遠回りをしたが、残念ながら真っ暗闇の中で星空も何も見えず、無駄骨をして別荘へ戻ってきた。

 さて、その別荘のテレビを観ていて驚くべきニュースを目にした。日韓の間で領有権を争っている竹島に一方の領有権を主張する国家のトップ、李明博・韓国大統領が突然上陸したのである。終戦記念日間近のこの時期に、敢えて日本国民の反発と感情悪化を承知のうえで上陸を強行したのにはそれなりの理由があると思う。

 李大統領は日本育ちだったせいか、これまで比較的日本に遠慮した行動を取り、知日派が少なくなった大統領周辺ではあまり評判が良くなかったようだ。日本に対してソフトな対応をしてきた反面、韓国内では大統領の対日外交は必ずしも評判が良くなかった。そこへ任期が残り1年もなくなり今やレームダック状態となって、退任後の存在感をアピールするためには、対日政策が日本寄りと見られることは、大統領の余生と政界への影響力にプラスにはならないと判断したのではないか。実は、昨年辺りから大統領のそれまでの日本向けの姿勢が徐々に変わりだしたことが気になっていた。戦時中の従軍慰安婦問題に対する日本の対応に不満を抱く韓国人の国民感情が高まりを見せ、大統領は彼らに同情的な態度を取った。

 そもそも竹島は、サンフランシスコ講和条約が結ばれる直前の1952年、李承晩初代大統領が公海上に竹島を韓国領土内に取り込む李承晩ラインを一方的に引いてから領土問題が生じるようになった。それは差し置いても、一方的に実行支配しているこの島に、多忙な大統領がわざわざ上陸する行動と意図は、日本に対して少々刺激が強すぎるのではないか、同時にあまり賢明な所業とも思えない。当然日本政府は反発している。武藤正敏・韓国駐在大使を直ちに召還した。これが両国間に大きな火種となって日韓両国間の紛争に発展しないよう願うばかりである。

 こんな時にオリンピック男子サッカー3位決定戦で、日本は韓国に敗れメダルを逸した。韓国内は大いに盛り上がっているようだが、日本では良くやったとは言え、女子サッカーも期待の「なでしこジャパン」が、宿敵アメリカに破れ銀メダルに終わった。女子レスリングの吉田沙保里選手が、優勝してアテネ、北京大会に続き三連覇を成し遂げたことで精々憂さ晴らしである。

2012年8月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1914.2012年8月9日(木) 嫌なことも、素晴らしいこともあった一日

 3日前の広島原爆記念日に続いて、今日は長崎原爆記念日である。長崎で行われた平和祈念式典に田上富久・長崎市長を始め、野田首相、横路衆議院議長やアメリカのルース駐日大使ら世界各国41カ国とEUから多くの要人が出席した。田上市長は平和宣言で核兵器廃絶を訴え、放射能に脅かされることのない社会を目指す考えを表明した。

 ただ、毎年決まって平和宣言し、各廃絶のアピールをすれども現実は、むしろ逆行している傾向にあり、国際的にもイスラエルがイランに対して核攻撃をしかねないタイトロープ上にあり、普通の庶民感覚とは大きく乖離している。いつも平和宣言を聞くたびに虚しい気持ちになるのは、やはり平和への達成感がないせいだろう。

 さて、この数日間もめにもめている消費増税について、漸く民主党と自民党との間で合意が成立した。つまり明日参議院本会議で消費増税案を可決、成立させることで話はまとまった。昨夜の野田・谷垣会談で言葉尻だけの合意が成ったが、衆議院解散に拘る谷垣氏が「近い将来」を「近いうち」に変更することで持論を引っ込めた。この2つの言葉の間にどれほどの差があるのか。重箱の隅をほじくるような言葉のやりとりで政治が動くのか。まったく馬鹿馬鹿しい。

 こんな沈滞ムードを払拭するように、ロンドン・オリンピックでは日本選手が昨晩2つの金メダルを獲得した。いずれも女子レスリングで、特に伊調馨選手はアテネ大会以来の3連覇である。見上げたものだ。もう一人のゴールド・メダリスト、小原日登美選手は一旦引退した31歳で最初にして、最後のオリンピックと覚悟して臨んだ大会で見事宿願を果たした。

 今晩は女子レスリングでもう一つ金メダルが期待される吉田沙保里選手の試合がある。これまで金メダルが中々獲れなかったが、漸く日本にとって得意種目であるレスリングが始まり日本の力を見せつけることができる。

 この他に、オリンピックの陰に隠れてしまった感じだが、今日甲子園の高校野球で、驚くべき記録が生まれた。神奈川県代表の桐光学園高校の松井祐樹投手が、1試合三振奪取記録を87年ぶりに破ったのだ。これまでの記録が18個だったが、この記録を何と4個も破り22個の三振を奪ったのだ。1試合最終回まで完投して27個のアウトだが、そのうち22個が三振だというから驚異的である。高校生が小気味いいことをやってくれた。

 元小田急トラベルの同僚だった矢部孝さんが亡くなり、今日告別式に参列した。彼は国内畑を歩きあまり仕事を一緒にやることはなかったが、年齢的には私より1歳若く、会社を辞めてからもゴルフに熱心で元気だったと聞いていた。それが4年前脳梗塞で倒れてから、心臓手術、そしてすい臓癌で亡くなったという。同じ世代の仲間が冥界へ行ってしまうのは、何といっても寂しい。ご冥福をお祈りしたい。

2012年8月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1913.2012年8月8日(水) 日本は「少子高齢化」傾向が顕著になった。

 決められない政治の代表者・野田佳彦首相に解散日を決めるよう迫っていた、谷垣禎一・自民党総裁は今夜7時半過ぎから野田首相と首脳会談を行い、谷垣氏が野田首相から消費増税法案成立後に可及的速やかに解散日を引き出すとの約束を取り付けて納得し、内閣不信任案提出はなくなった。しかし、中小野党7党は依然として衆議院で内閣不信任案、参議院で首相問責決議案の提出を検討している。

 いずれにせよ滞った政治が若干前進したのかなぁという程度でしかない。長期的に見れば、わが国の政治はまったく前へ進まなくなった。谷垣氏の記者会見の言葉を聞いていると、「近い将来」という言葉に妙に拘っているが、これがどうも政局とリンクしている。結局谷垣氏が野田首相と会って「近い将来」の認識が一致したということなのだろうか。日本のトップがこの次元の低さではどうしようもない。

 総務省が発表した人口動態調査によると、3月末の日本人の総人口は、1億2665万人で、前年に比べて約26万人減った。3年連続で前年を下回り、過去最大の減少数となった。死亡数が出生数を上回る人口の自然減が益々顕著になった。驚くのは、47都道府県のうち40道府県で人口が減少したことである。人口増加が大きいのは、首都圏で東京、愛知、神奈川だが、4番目に沖縄が入り、次いで埼玉である。沖縄の躍進は意外だったが、人口減少道府県で北海道、東北3県に次いで首都圏の千葉が5番目に入ったことも予想外だった。千葉県は、首都に直結し、同じ関東南部の神奈川、埼玉と並び発展性を期待されていると思った。千葉県内で格差が現れていることも大きな原因ではないだろうか。それにしても分からないものである。

 いずれにせよ、わが国の「少子高齢化」の傾向が一層顕著になり、将来の日本のビジョンを描く場合に人口問題から逃げるわけにはいかなくなったことである。

 さて、先日来ゼミの恩師の追悼文集の編集に掛かりきっているが、過日全寄稿文の組版を済ませてPDF化し各編集委員に送ったところだ。いくつか建設的な意見を受けたが、今後グラビアの組版を急がなければいけない。何とかして立派な文集にして、先生のご家族を始め、ゼミナリストにも喜んでもらえるよう努めたい。

2012年8月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1912.2012年8月7日(火) 信用できない「朝令暮改」的政治家の行動

 ロンドン・オリンピックで日本のメダル・ラッシュが騒がれ、日本中が浮かれ調子である。獲得した金メダルは僅か2個だが、いつになく「銀」と「銅」メダルが多い。そのせいで新聞紙面は明るい話題が満載である。

 だが、それは良いとして、お寒いのは日本の政治と福島原発事故不明の実態である。消費増税関連法案の参議院採決を巡り、すでに民主、自民、公明3党間で合意していたにも拘わらず、自民党が民主党に対して法案採決前に衆議院解散の確約を求めている。自民党は野田首相が確約しなければ衆議院で内閣不信任案を、参議院で首相問責決議案の提出を考えているというから、自民党は何を考えて3党合意とは反する方向へ突っ走りだしたのか。公明党は、自民に同調せず、3党合意を遵守しようとしている。

 自民党としては確かに今衆議院解散をすれば、間違いなく第1党を取れるだろう。すると駄々をこねている谷垣禎一総裁は次の総理大臣に指名されることになる。まさか、自分が首相になりたいために、ここへ来て3党合意に背を向け、国会を引っ掻き回して消費増税の参議院通過を阻止しようとしているわけでもあるまい。しかし、谷垣総裁の駄々っ子ぶりは尋常ではない。まるで子どもである。完全に国家、国民のことを忘れている。万が一消費増税が参議院を通過しなかったら、ほんの数ヶ月前にすったもんだの末に衆議院で法案成立を図ったパフォーマンスは、一体何だったのかと問いたい。

 ところが、衆議院自民、公明党以外の野党、とりわけ民主党を離脱したばかりの「国民の生活が第一」ら6党が、今日まとまって内閣不信任案を提出した。参議院では首相の問責決議案も提出した。まったく「国民の生活が第一」なんて絵空事である。国会議員とは何もしないが、国民の利に反することを堂々と行う単なる暇人ではないか。こんな政治家には給与や便宜供与を提供する必要なんてまったくない。

 さて、東京電力は福島第一原発事故発生直後の、東京電力本店と第一原発現場間のテレビ会議の模様を公開した。しかし、録画された150時間のうち、公開されたのはほんの90分間である。昨日その模様が断片的にテレビで公開された。中々生々しい。本店に座っているお歴々と緊急の事故処理の対応に追われる現場の切羽詰ったやり取りが、臨場感を盛り上げている。評判を落とした菅前首相の姿も散見される。

 しかし、時間的にもボリュームは少ないし、肝心な場面では音声は消され、個人が特定されそうな顔はボカされていて、これで世間へ公開していると本気で思っているのだろうか、疑問である。非公開のままで保管したかったビデオを嫌々公開したので、どうしても内容は後ろ向きである。これではどの程度今後の事故防止に役立つのか疑わしい。

 あの修羅場の事故現場の様子を観ていると気の毒になるが、この状況は緊迫度や切実感は大分緩和されてきたとは言え、現状はとても収束というようなものではない。それなのに、事故は終息したと昨年12月世間へ向けて野田首相が宣言したのは、あまりにも意図的である。今話題の国民の意見聴取会の結果、70%の国民が「2030年に原発0%」を望んでいる現実にどう対処しようというのか。

2012年8月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com