1941.2012年9月5日(水) 暴走する中国人の愛国心

 先週中国・北京で丹羽宇一郎・駐中国大使の公用車が襲われ、車に掲げられていた日章旗を奪い取られた事件で、北京公安局は拘束していた男らを5日間の行政拘留処分にしたと発表した。他国の外交官を襲うような野蛮や行為について、逮捕も起訴もしないという。日章旗を奪った「愛国的な」男らは尖閣諸島を巡って日本政府に不満を抱いていたと供述したという。

 どうも最近の中国政府や中国人の言動を見ていると、かつての中国人とは人間が違うのではないかと思えるくらい行動が礼儀を失し反日的で過激になってきた。その背景には、戦前の日本による中国大陸への侵略と一部の残虐行為があったことは認めざるを得ない。そのこと自体は日本として率直にお詫びしなければならない歴史的汚点であったと思う。更に中国人を反日的に駆り立てているのは、中国国内で厳しく行われている反日教育が大きく影響していると思う。

 ただ、今や世界がグローバル化してお互いに国際交流を深め、友好関係を培うよう世界中が努力している時代であり、今年は日中国交回復40周年の記念すべき年に当たり、これまで両国間で幅広く友好を育む努力を傾注してきただけに、あからさまに他国を一方的に誹謗するような行為は決して国際化と相容れるものではない。仮に逆の立場で日本国内で日本に駐在する中国大使が襲われる事態が発生したら、中国人はどう思うだろうか。日本人の乱暴者を日本人愛国者として容認するだろうか。

 ましてや今度の日本大使を襲うが如き行為は、国際外交上もモラル上も許されるものでないし、国家の信義を貶め、決して中国にとってプラスになるとは思えない。断じて許されるようなことではない。しかも中国政府は極めて軽い処分で済まそうと考え、今日中に男は釈放されると伝えられている。

 しかし、「愛国心」と「外国人を襲う」こととはどこでどう繋がるのか。まして国家の代表を委ねられている「特命全権大使」を襲うことが、なぜ中国人にとって愛国者になるのか、とても理解できるものではない。世界中が呆れている蛮行である。中国人の国際感覚というのは、まだこの程度の幼稚なものかと考えざるを得ない。中国人には愛国心の真の意味が分かっていないのではないか。実際、中国国内のNET上では彼らは愛国者、或いは英雄として高く評価されているという。中国政府も自国民による政府批判怖さに、中国人の「害国人」に対して重罪を課す気持ちがまったくなく、自国に滞在する安全を守らなければならない外交官を襲うような破廉恥な男たちに、手を出せないていたらくである。公安局の言い訳もすぐネタがばれるような浮薄な主張をしている。計画的ではなく、偶発性のトラブルと公言しているが、偶発的に2台の高級外車が追いかけたり、同じ場所に幅寄せしながら寄って包囲して、国旗を掲げている外交官公用車を無理やり停止させるようなことをするだろうか。お節介かもしれないが、こんな歪んだ規律のまま、中国はこれからのブローバル社会を果たして乗り越えられるのだろうか。

 今の中国政府と一部の中国人の行いをよく観察してみると、普通の人間同士の話し合いという風にはとても思えない。もう少し大人になってほしいというのが、かつて中国人とともに仕事をし、中国を訪ねて中国人から温かいもてなしを受け、楽しい思い出ばかりいただいた中国の人々から推すととても考えられず、残念な気がしてならない。中国人よ、もう少し大人になれないものか。

2012年9月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1940.2012年9月4日(火) あの村木厚子氏が戦没者遺骨収集担当の社会・援護局長へ

 今日の日経夕刊を読んでいて官僚の人事異動欄に目が行き、はっと思った。内閣府へ出向の形をとっていた村木厚子氏が厚生労働省へ戻り、社会・援護局長に就任することになった。村木氏とは言うまでもなく、厚労省企画課長時代に「凛の会」と称する偽の障害者団体に特別郵便料金適用のために、部下が無断で公印を押捺した罪で虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われ逮捕された人である。その後部下が上司に無断で公印を押捺したことが分かり無罪となったが、検事の自白強要が問題となった事件としても国民的関心を集めた。

 その村木氏が就任することになった社会・援護局長は、主に戦没者の遺骨収集事業を取り扱う部門の責任者である。今や遺骨収集事業も戦後67年が経過して、難しい局面に立っている。戦没者の親はもちろん、妻や子ども世代の遺族も大分少なくなり、ややもすると事業も風化しかねない。戦没地における収骨は長年風雨に晒され、遺骨を捜すこと自体が困難であり、そこへそれぞれの国情や住民感情もあって思うようにいかず、年々収骨数は減少傾向にある。

 最近になって4年ぶりに日朝間協議が復活し、両国間の問題が話し合われているようだが、日本が懸案としている拉致問題が議題に上がったのかどうかが分からない。それと平行して民間レベルで、北朝鮮で亡くなった方々の遺骨の収集作業がテレビ公開された。これを契機に3万人とも言われている日本人の遺骨発掘作業が進むのではないかと期待されている。

 外国における日本人の遺骨発掘には当然高いハードルがある。これをこういう分野の経験がないと見られる新任の村木局長が、どうやって切り開いていくのか、幾分厚労省業務の中でも異色な分野であるだけに、簡単にはいかないだろう。かつて20年間に亘って中部太平洋地域を主に戦没者遺骨収集事業に関わっていた者として、村木氏の手腕を注視して見守りたいと思う。

 偶々今月発刊された中公新書の1冊に林英一著「残留日本兵」がある。昨日書店で買い求め、読んでいるが、あまりこういうテーマに取り組む作家がいない中で、20代の若い学者が意欲的に取り組んだことは評価したい。ただ、こういうテーマは取材相手がすでに生存していない可能性が高く、直に話を聞くことができないだけにどこまで事実と残留日本兵の主観的な考え方にアプローチできるか。まだ全体の1/3程度しか読み進んでいないが、資料では調べることができても、臨場感の伴う生の声が伝わってこない点に、やや物足りなさを感じている。

2012年9月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1939.2012年9月3日(月) 珍しい日本人女流作曲家

 昨晩NHKのETV特集で「吉田隆子を知っていますか」という番組が放映され、観るともなしに最後まで観てしまったが、中々興味深いストーリーだった。。日本人としては極めて珍しい女性作曲家を紹介したドキュメンタリーである。良く知られた与謝野晶子の反戦詩「君死に給うことなかれ」に曲をつけた反戦の人であり、4度の投獄にも耐えた不屈の人だった。これまでこの女性作曲家については寡聞にして知らなかった。軍人で陸軍大学校校長だった父親の厳しいしつけの下で育てられたが、東京高等女子師範学校(現御茶ノ水女子大)出の母親の影響を受けて、終生音楽と愛に生きた。だが、あまりその名は一般には広く知られていない。

 それが意外にも身近に思いがけない接点らしきものがあった。代々木の元勤務地の近くに人形劇「プーク劇場」というのがある。今でも子どもたちに人気があり、夏休みなどになると連日子どもが並んでいる姿を良く見たものである。長い間彼女はその人形劇に曲を付けていたそうである。

 もうひとつ親しい感情を持ったのは、戦後亡くなるまで自由が丘に住んでいたことである。画面では自由が丘のどの辺りに住んでいたのかよく分からなかったが、亡くなるまで住んでいた家屋が紹介され、今も室内はそのままだという。そして、近くに劇団民芸の俳優・宇野重吉の住まいがあったと紹介された。宇野邸はわが家から歩いてほんの5分程度の距離にある。吉田と終生のパートナーであり、築地小劇場で上演してヒットした「火山灰地」を書いた劇作家の久保某とのツーショット写真は、その宇野邸の前で撮ったことが背後の表札によって分かった。

 何となく親しみを感じる作曲家・吉田隆子は時代的に逆風の中で精一杯生き、戦後これからという時に可惜46歳の若さで逝った。こういう地味でしっかりと庶民の心を掴み権力に屈しないで、作曲に挑んだたくましい女性があの暗い時代のわが国にもいたのだ。良いドキュメンタリー番組だった。

 さて、昨日本ブログで原発から廃出される使用済み核燃料の最終処分場の土地探しについて書いたばかりだが、今日不意に横光環境省副大臣が福田群馬県知事と遠藤矢板市長を訪ね、福島原発によって汚染された指定廃棄物の最終処分場の候補地を矢板市内の国有林に決めたので了解してほしいと伝え、突然の申し出に地元では面食らい反発を買っている。どの自治体でもこのような事案はあまり積極的に受け入れる気にはなれない。従って充分議論し、意見を聞く根回しをして自治体にお願いするのが筋であろう。誰もが嫌がる事案を唐突に言い出されたら、素直に受け入れる筈がない。手順が少々おかしいのではないだろうか。政治家というのは、どうしてこうも稚拙なのかと思ってしまう。

2012年9月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1938.2012年9月2日(日) 国家と国民のことを考えない天下り役人と政治家

 今朝の朝日新聞第1面に原発使用済み核燃料の最終処分場について詳述されている。漸く最終処分場の土地が見つかったのかと思いきや、それどころかその場所探しのために12年間を費やし、487億円も費やしていたことが明かされたのだ。そのうえ肝心の処分場はいまだ決まらず、処分計画は宙に浮いたままだという。どうして誰が考えても不思議で実行されないことが、お役人の手にかかると罷り通ってしまうのか。またしてもお役人の怠慢と無駄使いが堂々と行われていたことが分かった。

 最近の官民の世論調査の動向を見ていても、今後の日本のエネルギー計画の前途に「脱原発」が大きく浮上してきたことが分かる。もし、実際にこの路線を進めれば、できるだけ早く最終処分場の手当てが必要となる。ところが、それがまったく決まらないというのだ。

 経産省では12年前に最終処分するための組織「原子力発電環境整備機構」(NUMO)なるものを設立し、最終処分場の候補地探しから建設、運用までを行い機能させていた筈だった。だが、未だにその建設場所すら決定できずに、金喰い虫の無能組織として時間ばかりが経過しただけだった。経産省から天下った役人に対しても2人で年間4千万円超という多額の給与を支払ってきた。脱原発にせよ、原発容認にせよ、なぜこれほどの無駄使いを12年間も許していたのだろうか。彼ら役人も自分が務める組織が機能していないことを承知しながらも、いただけるものは黙っていただくという図々しい役人根性によって、普通の電気利用者はろくでもない天下りOBに電気料金を支払わされていたのだ。実に馬鹿げてる。

 今月中に民主党代表と自民党総裁を選出する選挙が行われる。公職選挙法に基づく選挙ではないにせよ、どちらかの党代表選で選ばれた人物が確実に次の日本のリーダーになる。

 しかし、今や空転する通常国会の最中に、候補者と目される人物や担ぎ上げる同輩らが国民の批判に何ら臆することなく、堂々と目につく形で暗躍している。民主党内では現代表の野田首相に対抗する議員らが擁立候補を囲んで会合を開いている有様である。一方の自民党内も似たり寄ったりで、自薦他薦が入り乱れ、谷垣現総裁のほかにも、石原・現幹事長、石破・前政調会長、町村・元官房長官、林芳正・政調会長代理らに加えて、何と安倍晋三・元首相までが意欲満々に登場してきた。下手をすると推薦人の奪い合いで現職の谷垣総裁が立候補できない可能性も取り沙汰されている。こうなると民主、自民ともに火事場騒ぎとなって国家、国民のことなぞとても目が届かない。

 それにしても首相まで務めた安倍チャンも、この期に及んでよくも火事場を引っ掻き回す役回りをする気になったものである。駄々っ子坊やのようにオモチャを宛がってやらないとダダをこね、小泉純一郎・元首相のように静かに身を退くということができない人なのだろう。

 政治を行わない政治家の陣取り合戦によって、日本を国際的に影響力のない世界の孤児へ追いやることが許されるのだろうか。いかに怠け者の政治家でも少しは魂を持ってもらいたいものである。

2012年9月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1937.2012年9月1日(土) 気象がおかしいが、家族にも小さな異変

 昨晩9時過ぎになって、フィリピン東方で大きな地震が発生し、その影響で東北地方から沖縄地方まで全国各地に段階的に津波が押し寄せるとの警報が発令された。各テレビ局は大慌てで時々刻々と情報を伝えていた。結果的に日本には大して影響がなかったようだと知ったのは、今朝のニュースである。そして、今日9月1日は、防災の日である。地震が多くなったことに加えて、一昨日の南海トラフ地震の危機感もあり防災訓練も例年以上に熱心のようだ。

 そう言えば、今年は気象状況も例年に比べて猛暑日が多く、一昨年の猛暑を凌駕するほどの暑さが続いている。それが今日になって突然空が掻き曇り、あっという間に大粒の雨が勢いよく叩きつけてきた。するとしばらくして青空が見えた。午後になると青空が曇って再び激しい雨が降ってきた。これだけ天候が急変するのも珍しい。このところの干天に、一昨日、昨日と庭の樹木や植木に散水したが、今日は植物にとって慈雨でその必要もない。

 それにしても、今日の天候が最近、否近年の例外的な激しい気象変化を象徴しているようだ。

 さて、ひとつ困ったことが起きてしまった。今単身居候中の長男が想定していた10月の大阪転勤がなさそうだと今朝話してくれた。息子は長男の中学入学を機に、今秋の大阪転勤を前提とした、妻と子ども3人の4人家族を一足先に奈良県生駒市へ引越しさせていた。この転勤辞令流れで生活設計が狂ってしまったのだ。今秋の転勤はほぼ間違いないと踏んで、家族を先に引越しさせ、自分は遅れて正式に辞令が発せられる今秋に奈良へ追いかけていくつもりだった。中々思うようにはいかないものだ。2人の孫娘が父親に会いたがっていたので、その心境に精神的なストレスが生じなければ良いがと願う。

 親の転勤に伴う引越しは、家族にとって心身ともに気苦労が多くて大変だ。私も子どもの頃は父の度々の転勤で随分引越しをしたが、今考えても母の苦労は並大抵ではなかったと思う。

 息子の場合は、長男の中学入学がひとつの決断だった。入学してすぐ半年後に転校をするのを避けたつもりだったが、反って裏目に出てしまった。まあ、これも人生の誤算のひとつと前向きに捉えて、逆にステップアップのチャンスと考えるより仕方があるまい。しかし、父親と一緒に生活することを願っていた孫たちの気持ちを考えると忍びない。

2012年9月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1936.2012年8月31日(金) 経済不況はいつまで続くのか。

 現在日本企業の不況ぶりは国際的にも目につく。亀山モデルというブランドでも知られた大型液晶テレビを生産しているシャープが3000億円近い大赤字を出して、会社存亡の危機に追い込まれ、やむを得ず台湾企業から資金援助を受けて再生を期することになった。かつて、三重県立亀山高校生が韓国修学旅行に出かける前に海外滞在の心構えを話す講演に招かれ、JR亀山駅からタクシーで学校へ向かっていた途中で、ドライバーから「お客さん、(シャープ)亀山工場でしたね」と尋ねられ、高校と工場を聞き間違えるほどシャープ亀山工場への見学者が多く、当時は景気が良かったことがまざまざと思い出される。

 その他にも来月合併する新日鉄と住友金属が大きな赤字を出した。新日鉄は1550億円の赤字を計上して赤字会社へ転落した。住金は予想以上の赤字となり、1280億円の赤字である。かつて「鉄は国家なり」とまで豪語していた製鉄会社も、まったく昔日の面影はない。

 この不景気風をどうやって吹き飛ばし、かつての活気ある経済力を取り戻すのか。海外との貿易額が拡大している今日、限度を超えるような円高は確かに痛い。韓国が上り調子で、電機、自動車メーカーが大きく伸びているのも、ウォン安が輸出に大きく貢献しているからである。このウォン安に比べると円高はいかにもきつい。従って、いつ外為相場が、日本に有利に転換するのかが気になるところだ。経済界はそれなりに力を尽くしているが、神風が吹いてくれない。

 一方で、参議院で問責決議を可決した国会は空転している。昨日も自民党谷垣総裁は北海道へ遊説に出かけている有様である。他の国会議員らも国会へは登院していない。明らかに高額の給料をもらいながら、本来の職責、国会活動をサボっているのだ。これでは国民、誰ひとりとして黙っているわけにはいくまい。

2012年8月31日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1935.2012年8月30日(木) 南海トラフ地震の恐怖

 昨夕日本プレスセンターで恩師の追悼文集編集会議を済ませ、一仕事を終えた気持ちでリラックスして編集委員と夕食をともにした。帰宅したら何やらただならぬニュースが伝えられている。今朝の新聞はほとんどこのニュースで持ちきりで一面で取り上げていて、その見出しも生々しい。日経紙では「死者最悪32万人」とある。朝日は「最悪32万人死亡」と似たような報道である。

 内閣府の有識者検討会が、昨日駿河湾から九州の日向灘の「南海トラフ」を震源域とするマグニチュード9.1の最大級の地震が発生した場合、最大32万3千人が死亡し、238万6千棟が全壊・消失するとの被害想定を公表したのだ。これまで東海、東南海、南海地震の個別の、或いは3地域の地震が連動した場合の被害想定をしたことはあるが、東日本大震災を踏まえて、さらに広い震源域を設定し、3連動地震より大規模なM9クラスを「南海トラフ巨大地震」と呼んで区別し、新たな被害想定を公表したのは初めてである。内閣府はその策定を進めている。

 それにしても、日経、朝日とも異常な取り上げ方でそれぞれ数ページを割いている。中でもカラーの被害予想地図を細かく解説し、各県別に予想死者数と津波の高さを挙げている。それによると太平洋沿岸では、犠牲者数が多く、内閣府では今冬には南海トラフ地震対策の全体像をまとめる方針のようだ。

 いずれにせよ大地震や、大津波なんか夢物語と考えていたが、大震災以来身近なものとなった。今まで想像していたこの種の自然災害はもっとつつましいものだった。それが、大震災以来生存している間に遭遇するかどうか分からないような「千年に一度」と言われる大災害にも備えを求められるようになった。生きていくのが厳しい時代になったということだろうか。

 もうひとつは政治の話であるが、昨日政治家の知能指数が下り坂にあることを明確に表すパフォーマンスがあった。フランス語で発音すると「コッケイジジドモー(国会議事堂前)」駅周辺の国会参議院で自民、公明両党のコッケイジジドモーから野田首相に対する問責決議案が提出され、採決の結果可決された。大局的な判断ではなく、政局がらみであることは自明の理である。法的拘束力はないが、結局赤字国債発行法案や議員定数是正法案などの懸案が放置されたまま国会審議は空転することになる。国民に負担を強いる消費増税だけ決めて、国会議員は議員数削減などの身を削る努力は先送りしたままである。結局今国会で成立した政府提出法案は、53%で戦後最低だそうである。政治はどんどん劣化し、実行力を行使できないまま解散へ向かおうというのか。あまりにも国民を脱力させるコッケイジジドモーである。

2012年8月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1934.2012年8月29日(水) 日本人大使に対する中国人の非礼な行為

 一昨日日中中国の首都・北京市内のど真ん中で、こともあろうに中国駐在大使・丹羽宇一郎氏の公用車が、中国人が運転する2台の高級ドイツ車に襲われ、公道上で走行を妨害されて停止させられたうえに、件の高級車から降りてきた中国人に、車に掲げられていた日章旗を無理やり奪われた。尖閣諸島の領土問題が揉めている中で、中国各地では反日デモが高まっているが、そのデモに便乗したかのように日本の外交官を襲うという、かつてなかった外交上非礼な行為があった。その実態が少しずつテレビで報道されている。

 当然日本政府は中国政府へ抗議しているが、「世界の中の大非礼国家」中国は口先では「遺憾」と言いながら、これほどの非礼に対して何ひとつ謝罪の言葉がない。今日山口外務副大臣が野田首相の胡錦濤・国家主席宛親書を携えて北京入りした。

  大使公用車に同乗していた大使館員が撮影した人物と車、プレート№を中国公安当局に提出したが、未だに容疑者が拘束されたとの情報はない。

 それにも増して驚くのは、こうした国家的破廉恥に対して国民の間には、この非礼を諌める声より、愛国的行為として賞賛する声の方が大きく、中国政府の本音はともかく、実際は手を拱いてともども田舎芝居を演じていることである。中国政府は低レベルの愛国者に合わせて、世界的にも恥ずかしい下手な舞台を世界に向かって見せているのだ。こんな礼を失した乱暴な行為が、まさか孔子や孟子を生んだ国で行われるとは思いも寄らなかった。

 韓国の李明博・大統領にせよ、中国政府の高官にせよ、もはや周囲が見えず自分たちがいかに下賎な行為を犯しているのかが分からなくなっているのではないか。これは戦後の反日教育の歪んだ一面がはしなくも表れたのだろうが、国際的にみても品位を失い、やがて世界から信頼を失うということが分からないのだろうか。

 まともな中国人、韓国人とお付き合いしたいものである。

 さて、1ヶ月半ぶりに恩師の追悼文集の編集委員会を開いた。すでに見本もできて、ある程度満足できる見通しが立ち気持ちは軽い。あと名簿さえ整理できれば、すぐ発行へ向けてGOサインを出せる。印刷発行し希望者に配布して一段落というところだが、取り合えずひと山越えてほっとしている。

2012年8月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1933.2012年8月28日(火) 中国人観光客にまつわる国際交流の姿

 7月10日付本ブログで「中国人の日本旅行が日中双方にとってマイナスだと?」として取り上げ、中国人の訪日観光客に関する驚くべき価格構造による安売りツアーが結果的に悪評を呼び、多くの中国人から日本へは2度と行かないという苦情が出ている点を中心に、中国人ツアーの特殊な手配実態について書いた。その情報の根拠はその前日のNHK番組で話題になったものであるが、つい1週間前にも同じくNHK番組「追跡!真相ファイル・・・格安日本ツアーのカラクリ」で再びこの問題を取り上げ、今度は前回の番組では触れられなかった、中国人ツアーの仕入れ、ガイド、ショッピング等の特殊な問題をかなりあからさまに追及していた。それによると、悪質中国人旅行会社、無免許ガイド、オプショナル・ツアー、ショッピング・リベート等の分野で旅行者を騙す仕組みがあることを明らかにしていた。

 中国人団体旅行のすべてがこの種のツアーであるわけではないが、中国人ツアーについてかなり誤解を生み、悪質ツアーに懲りた中国人観光客はもう2度と日本へは行かないとはっきり述べている。これらの訪日団体は必ず、決まった免税売店と称する怪しい店で仕入れ値の10倍もする、ぼったくり価格の健康薬品などを違法に買わされ、そのリベートとして1品につき、ガイドと中国人旅行会社へそれぞれ5千円が渡される。ガイドは在留許可のない香港、或いは台湾人がほとんどである。何のことはない。日本を舞台に中国人同士で騙しあいをして、結果的に日本のイメージを落とし、訪日中国人観光客の減少に手を貸していることになるのだ。こんな違法だらけのツアーをどうして取り締まらないのか、と多田浩人・観光庁国際交流推進課室長に取材すると現状を放任していることにまったく責任を感じておらず、改善しようとの気持ちも感じられない。

 国際交流と言いつつ、外国と日本との人的交流が数の上では伸びたにしても、実態はこんな観光行政が大きな顔をしてチョンボを重ねているのだ。観光業の現場の実態を知らない観光庁の役人は、「観光立国」という権威あるメッセージと多少の予算さえつければ時代の流れが味方して自然に交流の実績は上がると、観光業を甘く見ている。

 中国人の日本へのツアーを何とかして増やそうと真剣に考え、努力している真面目な団体、会社もある一方で、彼らの努力を無にするヤミ・グループが後を絶たないようだ。友人が所属する団体も良識的なツアー手配を行いつつ、努力を積み重ねて実績を上げてきた。今秋官民一体となって日中国交回復40周年記念企画の一環として、中国6都市で日本ツアー見本展示会開催を予定しているが、日本の観光庁が日本サイドの業者に見積もりを募った日時と、中国側が理解していた日時が大幅にずれていて事実が判明して、時間的にもはや間に合わないという失態が起きている。これも観光庁がらみの手抜きのお粗末さでお話にならない。

 国土交通省は本音ではあまり評価していない「観光事業」を取り仕切る観光庁には、優秀な人材を派遣せず、これが対外的に信用を失うような結果となっているのではないだろうか。これでは国際交流とか、国際交流は平和へのパスポートなどと口先だけで景気の良いアドバルーンは揚げても、観光は人が根気強くコミュニケートすることによって成果が上がるものであり、その意味では所詮わが国の「観光立国」メッセージは看板倒れである。

 どうして国際交流という大事なことを、国はその主旨を対して真剣に取り組もうとせず片手間にやろうとするのか。これではまともな国際交流なんてできる筈がない。

2012年8月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1932.2012年8月27日(月) 心身ともに健康な余生を送りたい。

 厚生労働省が昨2011年度の概算医療費を発表した。この数年間に少子高齢化が一層進み、高齢者医療費が年々嵩んできたことはしばしばメディアで報道されているが、現実にお役所の数値で示されると改めて高齢化社会のひとつの特徴を知ることができるし、同時に高齢者のひとりとして現実の医療費の大きさに深く考えさせられる。年々増える医療費は9年連続で過去最高を更新し、昨年度は前年度より3.1%も多い、37.8兆円に達する。尤も、この概算医療費というのは国が全額支払ったものではなく、患者が窓口で払った医療費も加算されているので、すべて税金による支払いというわけではないが、それにしてもその総額はわが国の今年度一般会計予算の1/3を優に超える。

 わが家でも妻ともども3割本人負担であるが、2人足して昨年約45万円の医療費を支払っているので、それぞれかかった医療費は75万円ずつとなり、私の場合は70歳以上の平均80.6万円よりやや少なく、妻のケースだと70歳未満であるので、平均17.9万円より遥かに多く支払っているということになる。今後加齢が進むに連れて医療費負担は徐々に増してくる。現在支払っている医療費は治療というより、予防が多く、高額請求されるような入院費がない分有難いと思わなければいけないのだろうが、こと医療費に関しては今後減少することは考えられないので、あまり嬉しい話ではない。

 しかし、何と言っても健康が生きていくうえで絶対的なベースであるので、より充実した余生を楽しむためにも心身とも健康体は維持していきたい。いつも気軽に相談できる内科、整形外科の他にも信頼できる肛門科、前立腺を相談できる泌尿器科、歯科が身の回りにおられるので、その点では心強い。これに今月久しぶりに診てもらった人間ドックを今後毎年慶應病院で診てもらうことによって、心置きなくヘルシーな体と精神を維持していきたいと思っている。

 健康と言えば、最近やや運動不足気味だったので、夕方になって陽が落ちてから久しぶりに駒沢公園へウォーキングに出かけた。日中はうだるような暑さだったが、流石に日が沈むと樹木の多い公園内は散歩道もひんやりして爽やかである。50分ほど陸上競技場周辺を回って帰ってきた。公園出口傍に普通の住宅とはやや趣を異にする歌手・美川憲一の邸宅があるが、室内に電灯が点いていたので住人がいるのだろう。週刊誌に依れば、この邸宅は最近1億5千万円で抵当に入ったと報じられたが本当だろうか。

2012年8月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com