1932.2012年8月27日(月) 心身ともに健康な余生を送りたい。

 厚生労働省が昨2011年度の概算医療費を発表した。この数年間に少子高齢化が一層進み、高齢者医療費が年々嵩んできたことはしばしばメディアで報道されているが、現実にお役所の数値で示されると改めて高齢化社会のひとつの特徴を知ることができるし、同時に高齢者のひとりとして現実の医療費の大きさに深く考えさせられる。年々増える医療費は9年連続で過去最高を更新し、昨年度は前年度より3.1%も多い、37.8兆円に達する。尤も、この概算医療費というのは国が全額支払ったものではなく、患者が窓口で払った医療費も加算されているので、すべて税金による支払いというわけではないが、それにしてもその総額はわが国の今年度一般会計予算の1/3を優に超える。

 わが家でも妻ともども3割本人負担であるが、2人足して昨年約45万円の医療費を支払っているので、それぞれかかった医療費は75万円ずつとなり、私の場合は70歳以上の平均80.6万円よりやや少なく、妻のケースだと70歳未満であるので、平均17.9万円より遥かに多く支払っているということになる。今後加齢が進むに連れて医療費負担は徐々に増してくる。現在支払っている医療費は治療というより、予防が多く、高額請求されるような入院費がない分有難いと思わなければいけないのだろうが、こと医療費に関しては今後減少することは考えられないので、あまり嬉しい話ではない。

 しかし、何と言っても健康が生きていくうえで絶対的なベースであるので、より充実した余生を楽しむためにも心身とも健康体は維持していきたい。いつも気軽に相談できる内科、整形外科の他にも信頼できる肛門科、前立腺を相談できる泌尿器科、歯科が身の回りにおられるので、その点では心強い。これに今月久しぶりに診てもらった人間ドックを今後毎年慶應病院で診てもらうことによって、心置きなくヘルシーな体と精神を維持していきたいと思っている。

 健康と言えば、最近やや運動不足気味だったので、夕方になって陽が落ちてから久しぶりに駒沢公園へウォーキングに出かけた。日中はうだるような暑さだったが、流石に日が沈むと樹木の多い公園内は散歩道もひんやりして爽やかである。50分ほど陸上競技場周辺を回って帰ってきた。公園出口傍に普通の住宅とはやや趣を異にする歌手・美川憲一の邸宅があるが、室内に電灯が点いていたので住人がいるのだろう。週刊誌に依れば、この邸宅は最近1億5千万円で抵当に入ったと報じられたが本当だろうか。

2012年8月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com