2110.2013年2月21日(木) 安倍自民党政権の原発政策の本音が見えた。

 今朝の朝日新聞一面と二面には、福島第一原発の廃炉作業の記者レポートが大きく載っている。事故からまもなく2年になろうというのに、ほとんど作業は進んでいない状態らしい。今も放射性物質が漏れている。廃炉作業が完了するのは2050年ごろだそうで、作業と言える作業はまだ始まったばかりで準備作業の段階らしく、まったく気の遠くなるような話だ。一昨年12月当時の野田首相が事故収束宣言をしたことが、いかにまやかしで政治的なものであったかを表している。汚染水の処理にいたっては、毎日が自転車操業のようだという。

 元の環境に少しでも回帰することが、最低限の願いだが、この厳しい現状を背景に昨日のブログに書いたように、政府の原子力政策はいよいよ本心を表し始めた。これまで法衣の下に着ていた鎧を見せ始めたのである。

 まず、エネルギー基本計画をまとめる経産相の諮問機関「総合資源エネルギー調査会」の委員のうち、脱原発派委員をできるだけ外し、原発稼動をやりやすい体制へ導こうとしている。何だか知らないが、国民の知らぬ間に政府は自分の思う通りにことを進めている。しかも危険極まりない道を少しずつ歩み始めているのだ。メディアは実情を伝えるだけではなく、過半数を超える原発反対の声をもっと取り上げ啓蒙すべきではないだろうか。

 さて、先週連絡を待っていたミクロネシア大使館から電話があった。一昨年書いた故アイザワ旧トラック島大酋長に関するエッセイを膨らませてドキュメントにまとめようと考え、主役のアイザワ氏の関係者に取材をしようとフリッツ大使にその仲立ちを頼もうと考えていたのである。偶々アイザワ氏の娘・ナンシーさんが来日中なので、大使から私の訪問を大使の従姉弟である彼女に伝えてくれることになった。一応4月初旬に30余年ぶりに旧トラック島(現チューク島)を訪れてみたいと考えている。

 ほかにドキュメントに登場する二人の人物、森喜朗元首相と高校・大学の先輩、佐々木信也さんについては、取りあえず今日森事務所に電話した。生憎昨日から森さんは安倍首相の特使として首相親書を携えてロシアへ出かけ、今日はプーチン大統領と会談の予定である。秘書の長谷川徹二さんも同行されたということであり、帰国されてからアポを取って森さんからももう少し取材のための情報を得ておきたいと考えている。佐々木さんは昨年すでにお話をして大いに激励を受けたところであり、元のチームメートとも会えるように取り計らってもらえると確約をいただいたので、いずれお会いしたいと考えている。

 しばらくトラック島にはご無沙汰しているので、最近の島の様子はちょっと見当がつかないが、ナンシーさんに会えれば詳しい話を聞けて、新しい情報を得ることができるのではないかと考えている。

 何とかドキュメントを応援してくれるシンパの期待に応えて、読み応えのあるドキュメントを仕上げたいと思っている。

 懸案の新著執筆については、漸く一歩踏み出したというところだろうか。

2013年2月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2109.2013年2月20日(水) 安倍首相の本心は?

 明日安倍首相は首相就任後初めて訪米する。2期目に入ったオバマ大統領とワシントンで首脳会談を予定している。滞米中にシンクタンク・米戦略国際問題研究所(CSIS)で講演を行うそうだが、そのタイトルが‘Japan is back.’というものだ。このタイトルを見た瞬間、何を言おうとしているのかよく分からなかった。

 われわれ日本はあなた方アメリカの懐へ帰ってきましたから昔通り仲良くして下さいと、揉み手をしながらアメリカへご機嫌取りをしているようなイメージを思い浮かべてしまった。実際そうなのだろう。民主党政権が緊密な日米友好関係を壊してしまったという日米高官レベルの認識と反省から、敢えて安倍首相にこのようなタイトルでアメリカ国民に呼びかけてもらい、これから再び緊密な連携で相互の友好を深めていこうとアピールしようとしているのではないかと考えてしまう。

 アメリカの日本に対する最大の不信感は、普天間基地移設がこじれてしまったように日米間で同意したことが一向に守られず、沖縄でオスプレイ反対、米軍基地撤廃などの反米的行動が後から後から起きることに対して、大きな不満があるからではないかと見られる。

 日米首脳会議では、資源エネルギー分野の協力についていくつか話し合われると考えられているが、そのひとつに首相は「『原発稼動ゼロ』の見直しを表明し、原子力分野で日米両国が協力を維持する」ことを約束すると見られている。

 民主党政権が「2030年代に原発稼動ゼロ」を公表したが、その時アメリカは日米の原子力協力体制から日本が一方的に逸脱するのは理解できないと不満を募らせていた。安倍首相がアメリカと縒りを戻そうとする背景には、このアメリカ政府の意向に合わせなければならない。首相就任直後からしきりに民主党の公約を「ゼロベースで見直す」と公言しているのは、実はアメリカ向けのパフォーマンスだったのである。ということは、首相の腹の内はもうはっきりしている。「ゼロベースで見直す」ではなく、断固「原発再稼動容認」である。それならそうと朝日の世論調査で示された原発反対70%の声に対抗して、首相自身がより重要だと考える原発再稼動の根拠と考えをはっきり表明すべきではないか。そのうえで、公開の場で国論として賛否両論の熱い論争をしてはっきり結論を出すべきではないか。

 陰険に策を凝らしていながら、アメリカと合意したので原発政策を推進するとは、お坊ちゃまもちょっと姑息ではないか。

2013年2月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2108.2013年2月19日(火) 怖いアジアの原発新設ブーム

 昨日原発再稼動すべきか、或いは原発中止か、政府としての見解を早めに公表することを本ブログで提案した。それはこの問題を提起することによって日本人の多くの意見や考え方を公にして、広い角度から国民的議論を戦わせることが大切だと考えるからである。

 ところが、今国際的には原発事業は成長過程にある。とりわけアジアでは原発建設が急増し、今後20年間に100基の原発が建設されるという。福島第一原発の事故を受けて建設を手控えていた各国でも、今や急ピッチで新設に暇がない。問題は福島事故で実証されたように、最も大切なことは安全対策である。

 例えば中国のケースを注視する必要がある。中国はエネルギー消費量がアメリカを抜いて世界一となった。しかも発電量のうち、7割以上が石炭による発電が占めている。最近北京周辺を中心に社会問題化しているスモッグや大気汚染も、石炭発電によるガス排出が大きく影響している。その中国が、原発開発に力を入れ出したのだ。われわれが最も頭に入れておかなければならないことは、中国が位置する西方より偏西風に乗って黄砂やPM2.5などが日本に運ばれてくることである。現実にすでに中国からPM2.5が九州を中心に日本にも運ばれてきている。

 怖いのは、中国の原発が今後20年間に56基も新設されることより、中国の原発技術と知識が充に分でないという点である。仮に中国国内で原発事故が起きた場合、間違いなく放射能は日本に流れてくるであろう。

 専門の技術者が不足し、短い訓練期間で原発操作を行う危険なオペレーションについては、月刊誌「選択」の昨年9月号に取り上げられた記事「中国原発『大濫造』の恐怖」を読み直して改めて驚いているが、昨年一部崩落した高架橋の手抜き工事や、中国の部品を使用しなければならない政府の圧力、即製濫造の専門家育成など、本当に大丈夫かと心配になってくる。

 妙な話だが、日本国内でいくら安全性の面から原発反対を唱えたところで、お隣から放射能が侵入してくるようでは手の打ちようがない。頭が痛い問題だ。

2013年2月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2107.2013年2月18日(月) 原発について政府は早く方向性を示すべきだ。

 デフレ脱却を目指してアベノミクスが経済界から歓迎されている。安倍首相の人気もぐんぐん上がっている。しかし、円安によって輸出企業はウハウハのようだが、輸入に頼る業界は逆に苦しくなるので、国民として必ずしも手放しで喜ぶわけにはいかない。海外、特にドイツ辺りからはアベノミクスは日本政府の円安誘導と批判され、先のG20で非難の矢面に立たされるかと思いきや、幸い名指しによる非難はなく、「デフレ脱却を狙う金融政策の結果としての円安は認められた」とほっと胸を撫で下ろしたところだ。

 ただ、経済界が活況を取り戻すとなると、今のところ原発再稼動について鳴りを潜めている経済界から再稼動問題がまた表出しそうである。ところが、今日開かれた原子力規制委員会は、評価会合で「東北電力にある青森県東通原発の敷地内の断層は活断層の可能性が高い」とする報告書案を示した。これにより現時点で停められている東通原発が長期化する可能性が強まってきた。経済界にとっては難問であり、試金石でもある。

 その判断に当っては、当然今朝の朝日新聞の「原発」に関する同社世論調査の結果も参考にすべきであろう。先日安倍首相は民主党政権の「2030年代に原発稼動ゼロ」政策を、「ゼロベースで見直す」と表明した。だが、朝日の世論調査の回答では、条件の有無に拘わらず「原発停止賛成」と応えた人が7割を超えていたのである。間もなく東日本大震災2周年を迎えるが、これまでのところ復旧はとても順調と言えるものではない。この環境下で経済界の声である原発再稼動賛成、或いはアンケートにある反対70%超の声をどう集約して、国の政策としてどんな方向性を示すのか。いつまでも「しっかり考えて答を出す」などと悠長なことを言わずに、そろそろ方向性ぐらいは指し示すべき時期に来ているのではないだろうか。

2013年2月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2106.2013年2月17日(日) 江戸城天守閣、2020年に再建!

 今日は認定NPO法人「江戸城再建を目指す会」の今年度通常総会が江戸東京博物館で開催され、会員約80名が出席された。この2年間欠席していたので、理事長を始め各担当理事から活動報告と今後の取り組みを直接聞くことを楽しみにしていた。案の定そんじょそこいらの株主総会がシャンシャンシャンとお開きになるのとは異なり、小竹直隆理事長が懇切に丁寧に現状の活動と今後の予定、ロードマップも示して時間をたっぷりかけて充実した総会だった。

 事前に送られてきた議案書も、各種書類を加えると約30頁にも及ぶものだ。何項目かに亘って各理事が質疑応答に立っていたが、流石に暴走老人・石原慎太郎氏と同じ今年80歳になる理事長は、百戦練磨でその話しっぷりには説得力があり、くどい質問にも物怖じすることなく堂々持論を展開して質問者を納得させていた。

 数多くのNPO法人から選ばれて認定NPO法人へ衣替えしたことも目標へ一歩近づいていることを証明している。また、昨秋都内で開かれたIMF・世銀総会会場のロビーに代表的な日本建築物として東大寺五重塔、東京スカイツリータワーと並んで、江戸城天守閣の模型が展示されたことも、国としてもわがNPOの平素の実際的活動をしっかりキャッチし、評価してくれているものと考えている。この模型も来賓として出席された持ち主の中山正暉・元建設相から小竹理事長へこの総会の場で直に贈呈された。

 そして今日最大の収穫は、はっきり江戸城天守閣の築城スケジュールを打ち出したことである。まだ解決しなければならない問題は数多くあるが、多くの支援者が最も気にかけている江戸城天守閣再建を明確に2020年と発表したことは良かったと思う。もし仮にオリンピック東京開催が重なれば、東京をアピールする目玉となり、一層目出度い。いずれにせよ目標がはっきりしたことは大きな前進である。

 そして、今日を区切りに従来の「江戸城再建を目指す会」から、「江戸城天守を再建する会」と名称を変更した。これには、江戸城の意味が曖昧ということがある。われわれが目指しているのは、あくまで明暦の大火で消失した天守閣を元の天守台へオリジナル通り木造で再建することである。それを2020年にやり遂げることを明確に訴えたのである。

 事務局は今後いくつかの難題に立ち向かうことになるだろう。最大の難題は建設許可を得ることであり、膨大な資金集めである。残念ながら私自身手伝いたい気持ちは人一倍あるが、現状は思うようにそれができないことに忸怩たるものがある。

 総会は中身が充実して休憩を挟んで約4時間に亘るものだった。会員は皆ボランティア活動で大きな目標を成し遂げようとしている。だが、築城は緒に就いたばかりである。

 総会を終えて約50名が集まった懇親会は大いに盛り上がった。久しぶりに会った理事長夫妻、元理事の江川順一さん、理事の百瀬光正さん、席を隣にした創業120年の恩田組会長・恩田忠弥さん、そして太田道潅家18代目の太田資暁さんらとは楽しい会話をすることができた。太田さんに昨年45年ぶりにアンマンを再訪したとお話したところ次回はぜひヨルダンの話を聞かせて欲しいと言われた。

2013年2月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2105.2013年2月16日(土) ロシア・チェリャビンスク州に隕石落下

 昨晩は遅まきながら、大学ゼミの恩師・飯田鼎先生追悼文集の完成打ち上げを兼ねた最後の編集委員会を、いつも通りプレスセンターで開いてお互いの労苦を労った。幸い文集の評判も予想以上に良くほっとしている。中には誤字、脱字が見当たらないのがすごいと嬉しいお褒めの言葉をもらった。やりがいのあるボランテイアだった。長年続いた同窓会・飯田会もファイナルとなり、やるべきことはすべて終わった。今年は恩師の3回忌を迎える。これで公式のゼミ関係の行事は終わりだが、それぞれに思いがあり、中には同窓会を非公式にでも続けようとの声もある。

 大学を卒業して今年が丁度50年目になる。お世話になり尊敬していた恩師も黄泉の国へ旅立たれた。集まりが計画され誘われれば顔を出さないでもないが、公式行事は一旦終了と公表された以上、これから改めて何か仕掛けを考えるというのもどうかなと思っている。どうするかは、私たちより後輩の皆さんに任せるより仕方がないだろう。

 さて、夕べ帰宅したらテレビで衝撃的なシーンが観られた。驚いたことにロシア・ウラル地方上空を火の玉となった隕石が流れ落ちていく映像だった。隕石の落下によって千人以上のけが人が出て、3700棟の家屋に被害があったようだ。偶々備え付けられた監視用カメラが破片の落下する状況を写していたが、すさまじい勢いで建物を突き破り、仮に運悪くそんな場所に人が居合わせたら避けようがないのではないか。死者のいなかったことがむしろ奇跡のようだ。

 地球上で恐竜が絶滅したきっかけになったと言われる、6500万年前にメキシコ・ユカタン半島に落下した隕石が最も古いものとされているようだが、それから大分経って5万年ほど昔にアメリカのアリゾナ州に直径50mと推定される隕石が落ちて、直径1200m、深さ170mのクレーターが残っているそうだ。

 日本にも平安期の861年に現在の福岡県直方市周辺に落ちた隕石が最古とされ、そんな古い時代の重量が本当に分るのかどうか疑問だが、その重さは0.5㎏だったそうである。

 この隕石について、アメリカの航空宇宙局(NASA)は大気圏突入前の段階で、直径17m、質量1万㌧だったと推定されると発表した。

 直撃されたらひとたまりもないが、スピードが速く事前に予知することはとても不可能である。自然界のハプニングは防ぐ方法がないので、運命を天に任せるしかない。

 せめて人間同士の争いで、殺し合いをするような愚かな戦争騒ぎだけは起こさないようにしたいものである。

2013年2月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2104.2013年2月15日(金) IOCの改革こそ急ぐべきではないか。

 レスリングが2020年のオリンピックで除外種目候補に挙がったことをわが国のメディアでは大きく取り上げているが、この問題は日本以外のレスリング強国でも大きな話題となり、ロシアやアメリカのレスリング協会も巻き返しに動き出すようだ。日本以上にレスリングの盛んなロシアでは、今や伝説中の人物「霊長類最強」と言われたカレリン国会議員らを前面に押し出し、何とかレスリングがオリンピック種目として残るよう反転攻勢をかける考えのようである。

 どうしてこういう予想もしない事態になってしまったのか。

 その大きな原因のひとつは、レスリング界の問題というよりは、権威主義的な国際オリンピック委員会(IOC)という組織のあり方にあると思っている。長い間長老支配が続けられ、内部では今も非民主的で閉鎖的な組織のまま一向に新鮮な経営感覚を採り入れようとしない。元々サロン的な雰囲気の中で始められたオリンピックは、外部に対して明るいスポーツのイメージよりも、保守的でやや排他的なムードが強かった。IOC委員も民主的な選ばれ方ではなく、一部有力者の個性的な考え方やコネで選出されてきたことが排他的、かつ閉鎖性を生むスポーツ界らしからぬ組織へ向かわせた原因だと思う。その是非は別にして、21年間君臨したサマランチ前IOC会長の子息が理事に居座っていることからもそのことが読み取れる。

 大体これだけ肥大な存在となり、世界最大級のイベントを主催する組織団体の運営が、偏った役員人選により行われていること自体異常だと言わざるを得ない。現在IOC委員は101人いると言われているが、そのうち43人はレスリングの人気が近年なくなったヨーロッパの人たちから選ばれている。レスリングを除外候補と決めた理事会には、15人中9人がヨーロッパ出身者である。しかも閉鎖的な仲良しクラブの会合では、レスリングが人気のないヨーロッパ出身理事参加の下に、他の特殊なスポーツ界と関係の深い理事が集まったのでは、レスリング除外を決めるのはいとも容易かったのではないか。

 レスリング界には、他の競技に比べて伝統的にその存在感は圧倒的であるとの甘えから、ロビー活動が足りなかったとの反省の声もあるが、その一方で危ういとされたテコンドーが、韓国の朴クネ次期大統領がロゲIOC会長に直接訴えて救われたとか、前出のサマランチ理事が同じ除外候補の本命だった近代五種競技の国際連盟副会長だった縁故により当確になったとか、確かに公平でない決定の仕方だったし、裏工作もまた凄まじかったようである。

 IOC内に蔓延る問題を一気に解決するのは中々難しいとは思うが、今の組織とあり方をもう少し民主的に衣替えして、誰もが納得のいく閉鎖性を排除した開かれた運営により、役員人事も選挙によるオープンなシステムに変更するようにしなければ、再び同じような問題が起こることは明々白々である。現状のIOCには相も変わらず前近代的な膿が巣食っていることは言うまでもない。これらを排除しなければ、今回レスリング除名問題が仮に解決されても、根本的な改革とはならない。現状は、近代的な運営を目指そうとするオリンピックではあるが、それを主催するIOCの組織自体が最も近代性から立ち遅れているようでは、今後の展望が開けない。

 たかが1つのスポーツの対応を巡って、天下の朝日新聞朝刊で、モスクワ、ニューヨーク、ロンドンの特派員を総動員してフロント頁にトップ記事を書かせて大きく取り扱っている有様である。

2013年2月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2103.2013年2月14日(木) 昨日に続いて今日もびっくり

 久しぶりにゼミの友人、池田博充くんと銀座・ライオンで昼食を取りながら四方山話を思い思い語り合った。彼も私同様に2浪組だから同じ74歳になるが、緑内障を患っていると知った。残念ながらこの年齢になると誰もが何がしかの病気持ちである。

 原発問題についてはお互いに絶対反対の立場だ。一般的にはとかく重要な点を避け勝ちで、稼動する以上安全は当然であるにせよ、肝心要の使用済み核燃料、つまり排出される核のゴミの処分についてはあまり語ろうとしない。原発稼動している限りは、核のゴミは確実に排出され溜まる一方であり、しかも放射能漏れの心配もあり、発電する前に今溜まっているゴミを処理することを第一義的に考えることが先決であると思う。この点では、完全に意見の一致を見た。

 銀座のケーキ店前は、今日のバレンタイン・デーを見込んで若い人たちが列を成していた。昔はチョコレートを贈る風習なんてなかったが、今やこの時期の風物詩になってしまった。だが、どうも商業ベースに乗せられてしまった感がする。

 さて、昨日は驚いたり戸惑うようなニュースがあったが、もうひとつグアム島で驚愕的な事件があった。現地の若い男による無軌道な車の暴走、そしてその男がナイフを振り回して人を刺す残虐な事件があり、そのとばっちりを受けて日本人女性観光客2人と今日になって日本人男性1人が亡くなった。しかも、女性被害者は祖母と孫娘だという。家族揃って結婚式に出席するためにやってきたグアムでとんだ災難に遭ってしまった。お気の毒というしか言葉もない。テレビで襲撃現場の映像を観ていると、私がサイパンに旧厚生省戦没者遺骨収集事業で滞在した30年以上も前の時代に比べて、現場のタモン・ビーチ周辺も様変わりしてとても思い出せるようなイメージがわかない。

 実は、一昨年書いたエッセイ「トラック島日系大酋長が見せた大和魂と謎」をもう少し膨らませてドキュメントとして単行本にするよう勧められ、その取材のために4月ごろにそのトラック島に出かけようと考えている。昨日フリッツ駐日ミクロネシア大使秘書にメールで大使と再会のアポイントをお願いしたところである。トラック島を訪問する途次、当然グアム島にも滞在することになるので、昔と様変わりした今様のグアムを見るのをちょっと楽しみにしていた。それにしても1年間にグアムを訪れる日本人観光客が90余万人もいるという、浮世離れの現実には少々びっくりしている。

 とにかくこの数日間騒がしい事件に驚いている。

2013年2月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2102.2013年2月13日(水) 驚くことばっかり

 昨日立て続けに起きたビッグ・ニュースに天も驚いたのか、今朝起きてみると一面まだら模様の雪景色である。

 北朝鮮の地下核実験には各テレビ局も韓国、中国、アメリカからの中継を交えて懇切に解説してくれるが、本当のところはよく分からない。これからさらに一歩踏み込んで、強気一点張りの北朝鮮がアメリカとの交渉の場を持ちたいという本音と、アメリカが断固反対する北朝鮮核開発を対抗させて厳しい行方とその対応を、今後分りやすく分析して説明してほしいものである。実際はどんな結果になるのだろうか。相変わらず強気の北朝鮮は、アメリカが交渉の場に出てこない以上、第二、第三の核実験を続けると強弁した。どこまでもマイペースで恫喝的な言葉を喋り捲る、嫌らしい国である。

 昨日はカトリックの最高位、ローマ法王・ベネデイクト16世が突然今月中に辞めると言い出した。存命中の退位はグレゴリウス12世以来598年ぶりだそうだから、さぞヴァチカンも驚いたことだろう。その当時ヨーロッパにローマ教会が2つに分かれ、南フランスにも法王が立つ異常事態が続き、これを収めるためにどの法王も退位した歴史がある。これは自らの意思とは言い難い。従って、ベネディクト法王の自発的な退位は、さらに100年以上も遡るケレスティヌス5世以来719年ぶりである。85歳にして体力が続かないと自ら身を退くことを決意したようだが、その制度自体が少しおかしいのではないかと思う。肉体的にはもちろん、精神的にも能力は減退するだろうから、見直して定年制度を考えてみてはどうだろうか。

 もうひとつ、昨日突然のように伝えられたのは、国際オリンピック委員会(IOC)理事会が、2020年オリンピックからレスリングを競技の中核種目から外すと発表したことである。レスリングは日本にとっては金メダル獲得の期待種目であり、日本レスリング協会は大慌てで、JOCも速報に驚きを隠せない。専門家がいろいろなコメントを述べているが、私自身ヨーロッパにおけるレスリングの伝統については注目していた。第1回オリンピック以来毎回レスリングは行われていたし、ヨーロッパでしばしば見る古代スポーツの画には、必ずレスリングの闘いがよく見られたものだ。そのレスリングがなぜオリンピック競技から除外されるようになったのだろうか。われわれ部外者にとっては与り知らぬところだが、これを決定した理事の人選や、理事会自体が全IOCの意向をどれだけ反映しているのかやや疑問が残る。

 しかし、どんなケースであれ、自らの組織が外部からどう思われているのかという点について、国際レスリング連盟や、日本レスリング協会は少し認識が甘かったのではないか。最終的には9月に正式決定されるが、完全に除外と決まったわけではなく、他の7競技に勝てば救われる。極めて可能性は低いが、今やそれを期待するしかあるまい。

2013年2月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2101.2013年2月12日(火) 北朝鮮、3回目の核実験を強行

 今日国会の参考人招致で広瀬直己・東京電力社長は東電の虚偽報告に対して陳謝した。コトは極めて重大であり、社長の発言を注目していたが、何らかの意図を持って虚偽の説明をしたわけではないと弁明したようだ。しかし、二度に亘って国会事故調査団に対してウソをついたことでもあり、本来なら東電は相当の罰を受けて然るべきであると思う。これでひとまず一見落着とすることは許されないし、もし放置するならまた同じような隠蔽、虚偽を行うことは明らかである。

 今日は他に重大ニュースがあり、国会中継で証言現場を見ることができなかったのが残念だった。

 その今日最大のニュースは、多くの国の反対の声を押し切って北朝鮮が核実験を強行したことであり、メディアはそのニュースに翻弄された。北朝鮮は、昨年12月12日に長距離弾道ミサイルを発射して、今年1月22日に国連から制裁決議を受けるや、早速その翌日には近々核実験を行うと予告し、強硬な姿勢を貫いていた。過去2回の核実験でもミサイル打ち上げから2ヶ月程度で行われたことから、16日の故金正日の誕生日前後に行なうのではないかと推測されていた。

 今まで北の後ろ盾となって終始北朝鮮を支えてきた中国ですら、今度ばかりは強く反対し北に核実験を中止するよう説得していたが、北は友好国・中国の実験中止の説得を聞き入れようとはしなかった。

 袖にされたのは中国ばかりではなく、先にアメリカを射程に入れた弾道ミサイルの開発により安全を脅かされるアメリカにとっては重大な関心を持たざるを得ない。北の狙いは、何とかしてアメリカと交渉の場を作りたいということだ。

 北朝鮮のメディアの報道ぶりを観ていると地下核実験が成功し、それが過去2回のものより小型化し、効果は高まったというものであり、市民の声は予想通り、世界の大国が攻めて来ても打ち倒すという威勢の良いものである。

 当面の喫緊の問題は、アメリカはどう対応するかということである。北の言い分に歩み寄っては、むしろ北の思う壺であろう。今北朝鮮の暴走を止める有効な手立てが見つからない。それにしても何を考えているのか。金正恩総書記とその取り巻きの、自国民はもちろん、世界の人々に不安を与えることを喜んでいるお馬鹿さんぶりである。まったく困った連中である。

 今日まもなく国連は緊急安保理事会を開催し、北朝鮮の核実験は安保理違反として追加制裁を決める予定である。

2013年2月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com