2515.2014年4月2日(水) 祝! 龍谷大平安高校、センバツ初優勝!

 今日は嬉しいことがあった。春の選抜高校野球決勝戦が行われ、龍谷大付属平安高校が大阪の履正社高校を破り、初優勝を成し遂げたことである。龍谷大付属平安高校は、かつては平安高校の校名で出場していた野球名門校である。母校というわけではないのかも知れないが、かつて同校付属の平安中学に半年間だけ在籍していたことがある。どうしても応援したくなる。

 実は中学2年生だった昭和27年秋、父が京都へ転勤になった時、無理を頼んで野球名門校の平安中学に転入させてもらった。それほど野球に夢中だったが、ほどなくして父から平安で野球をやらないなら、自宅からわざわざ遠い平安へ通学する理由がないと、僅か半年で近くの公立中学に強制的に再転校させられてしまった。平安は最近甲子園に出場することも少なくなってしまったが、それでも甲子園出場数は全国で最多である。残念ながら以前のように優勝候補常連校とは言えなくなってしまった。更に数年前校名にも龍谷大付属が冠せられてつい別の学校のような気持ちにもなる。

 1年上の兄は平安中を卒業した。だが、私も半年間とは言え、桂から阪急電車と京都市電を乗り継いで七条大宮の平安中へ通っていたことがあり、時折懐かしく思う時がある。

 ましてや高校3年生になった昭和31年夏の全国大会では平安が堂々3度目の全国制覇を遂げたが、その主力選手は私の同級生だった。彼らのグランド内の優勝行進をテレビで観ながら、校歌を口ずさんでいたことが思い出される。今日も場内に平安校歌が流れて再び口ずさむことができたことは感激であり嬉しいことである。実に58<年ぶりのことだ。

 ♪ 紫におう 雲のかなた 希望の星の 燃ゆるところ~ ♪(平安高校校歌冒頭部)

 いま執筆中のノン・フィクションにもこの平安中学のことに触れた。当時の友人たちとはいまでは付き合いはないが、それでも平安関連のニュースが流れてくるとつい耳をそばだててしまう。やはり感受性の強い少年期のころは何でも身体の中に染み込んでいるのだろう。意識せずとも身体には平安スピリットが入り込んでいるようだ。このまま更に精進して、夏の全国大会でぜひ4度目の栄冠を目指して欲しいものである。

 さて、今日困ったことは地球の反対側チリで日本時間の今朝9時前にマグニチュード

 8.2の大きな地震が発生し、津波がこのまま太平洋を渡って明日早朝日本にやって来るとのニュースである。チリは地震が多いが、それが津波となって日本沿岸に押し寄せることである。明朝3時に気象庁が詳しい津波予報を発表するというが、早いもので5時頃には日本へやって来るようだ。福島を始め、太平洋沿岸地域は警戒を怠れない。昨日は南海トラフとか、首都直下型地震の話が話題になっていたが、今日は津波の話である。近年はいつ起こるか分からない自然災害も増えてぼ~っとしていられなくなった。

2014年4月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2514.2014年4月1日(火) 研究者小保方晴子さんと血の通わない理化学研究所

 1月にイギリスの科学雑誌ネイチャーに万能細胞考えられたSTAP細胞について論文を発表し、一躍時の人となった理化学研究所のユニット・リーダー、小保方晴子さんとその論文について、今日理化学研究所が記者会見して、小保方さんを厳しく指弾した。約300名の記者団を前に調査委員会と野依良治理事長以下理事らが2回に分けて、最終調査報告をした。

 この中で小保方さんは研究不正行為をしたと決めつけた。実験画像を切り貼りした行為を改ざん、博士論文と酷似した実験画像を使った行為は捏造と認定し、データの信頼性を根本から壊す危険性を認識していたとして研究者として未熟であると、小保方さんをぼろくそにけなして論文の取り下げを要請し、改めて処分を検討する考えを明らかにした。

 これに対して小保方さんは驚きと憤りを表明し、改ざんも捏造も否定し、理化学研究所に対して不服を申し立てるとコメントを出した。

 小保方さんの論文の作成過程や、理化学研究所の内部事情は複雑で分からないが、論文よりこの現象を傍から見ていて小保方さんが孤立無援に陥っているとしか思えない。若い人を指導し、育てる責任を持つ研究組織として、理化学研究所は若い研究者に冷たいのではないか。誰一人として彼女に寄り添い、サポートしようとする姿勢がまったく見られない。こういう事態に陥ったのも、それを組織としてバックアップできなかった理化学研究所にも責任がある。にも拘わらず、すべて一研究者のドジな研究行為と糾弾するばかりである。実際組織にいるのは人間的におかしい人ばかりではないか。人の気持ちが分からない人たちで組織を運営しているから、一旦火事が起きるとまともに消化活動ができず、延焼させてオロオロするばかりである。

 こういう冷酷な研究所では若い研究者がこれからも新たな研究に力を注いでいくことはできないのではないか。小保方さんも反省するべきは反省して、謙虚に第一歩からやり直した方が良い。

 だが、日本国内では再起をするには障害が多すぎるようだ。思い切ってアメリカへ渡って研究生活に没頭した方が、彼女を成長させるだろうし、すっきりした、幸せな人生を送れるのではないかと思っている。

 理化学研究所という組織はあまりにも冷たい。敢えて言えば、気のきいた人間が研究に打ち込める場所ではない。

2014年4月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2513.2014年3月31日(月) 不味いことになったか。糖尿病が心配。

 今日は年度末に当たり会社や法人などでは年度決算日のところが多い。明日から新年度がスタートするが、現時点で例年になくメディアで話題になっていることがある。それは明日から消費税が3%上がって、これまでの5%に加えて8%になるのを見越した駆け込み需要だ。駆け込み需要でデパートなどでは大受けのようだが、その一方でこの後の反動による消費手控えが心配されている。

 駆け込み需要の影響で、先日度数調整して注文した眼鏡が本来なら今日できあがる予定だったが、やはり大分混んでいるようで今日中には間に合わず、できあがったら連絡があるという話になった。

 ところで、今日は内科で先日受けた調査報告lを聞いて少なからずショックを受けた。陽気の良さに釣られて先日検査してもらった糖尿病の数値検査の結果を伺おうと、森内科へ出かけた。心配していた通り「HbA1c」が7.6と、ついに真剣に対策を考えなければならない数値になってしまった。一昨年までは高値安定と言われて数値は6点台だったが、久しぶりに昨年10月に測定してもらったところ7.2とついに7点台になってしまった。そして、2月7.4、3月7.6と厳しい数字になった。加えて今日の血糖値が333となって正常数値の数倍も悪い。森先生が糖尿病と向き合うことが必要だと仰ったが、やむを得ない。甘いものは一切シャットアウトし自分なりに糖分を摂らないよう気をつけているのだが、運動不足がかなり効いている。膝を痛めているので、ジョギングができない。せめてウォーキングをと思いながら、歩いているがたかが知れている。昨年8月人間ドック検査では糖尿関係については、特段のコメントもなかったので、つい安心していた。

 森先生から何か糖尿病を誘い出す原因があるのではないか。そのために糖尿病の精密検査を受けてみてはどうかというアドバイスをいただいたので、近日東京医療センターの紹介と予約をしてもらい、診てもらうことにした。まだ初期段階だと思うので、食事を含めて専門家の言うことに従いこれ以上悪化しないよう気持ちを引き締めたい。

 さて、オランダ・ハーグの国際司法裁判所で日本に対する厳しい判決が出た。反捕鯨国のオーストラリアが、日本が南極海で毎年行っている調査捕鯨は国際捕鯨取締条約違反だとして中止を求めていたが、今日裁判所は日本の調査捕鯨を研究目的ではないとして今後調査捕鯨を認めないと日本に命じた。

 日本はこの裁定に従うものと見られている。日本が調査捕鯨をしている目的と真意がなぜか日本人に対してと同様、海外にも納得されるよう伝わっていない。だから、学術的な説明の前に、年間数百頭も捕獲しているとか、鯨肉を販売していて商業捕鯨であると受け取られてしまう。内外へのPRも下手だし、国民の理解もあまり得られていないようだ。こんなことも調査捕鯨船がシー・シェパードなど反捕鯨団体の荒行のなすがままにされてきた原因ではないだろうか。太平洋で行う調査捕鯨は禁止されていないようだが、これから捕鯨はどうなるのだろうか。

2014年3月31日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2512.2014年3月30日(日) 習近平・中国国家主席の反日スピーチ

 折角桜が咲き綻びているのに、今日は雨と風が強く春の嵐となり、桜が散ってしまうのではないかと心配になった。その中を妻と帝国ホテルへ昼食に出かけた。伝統的なフランス料理の‘La Brasserie’でホテル自慢の直営レストランだ。コンソメ・スープが特に味が良く旨いと感じたので、ウェイターにお世辞も込めて「おいしいですね」と言ったところ、そのウェイター富山氏の応えが良かった。

 「総料理長の村上信夫が自信を持って料理していますから、絶対他には負けません。私はここに

35年務めていますが、その点は自信を持って言えます」ときた。その心意気や良し!

 高級レストランはほとんどが自分の店の料理に自信を持ってお客にサービスしているのだろうが、それにしてもこのレストランも大した自信だと感じ入った次第である。少し値は張るが、偶には格調高いレストランで食事を楽しむのも良いものだ。

 さて、昨日の本ブログに習近平・中国国家主席とメルケル・ドイツ首相の会談の内容について触れたが、語った場所に誤解があったようだ。習主席が語った内容は、メルケル首相との話し合いで述べられたものではなく、習主席がベルリンの講演で語った内容だった。流石にドイツでもパフォーマンス過剰の習主席の言動が彼らの宣伝に利用されるのを危惧したのか、ホロコースト記念碑の視察を打診されたドイツはやんわり断ったようだし、メルケル首相との会談でも傲慢な習主席も日本批判を控えたという。ドイツの大人の対応には、いつも反日言動を強硬に繰り返す中国も自己主張を諦めたようだ。

 ただ、習主席はベルリンの講演で日本の侵略戦争で中国人35百万人が死傷し、南京大虐殺では30万人以上の中国人が殺されたと強く日本を非難した。この犠牲者の数はどんどんエスカレートしている。これに対して日本政府は、中国が誤解も交えて相手国の悪口を第三国で発信することを批判している。

 今のこんな状況では当面日中対立は氷解しそうもない。残念なことである。尖閣諸島問題を非難しようという中国側の言い分は分からないでもない。それにしても子どもの教育では他人の悪口を言うことは止めましょうと常々言っている。他国の悪口ばかり言っている中国や韓国は、自らの過去の言動も振り返ってもう少し大人になれないものだろうか。

2014年3月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2511.2014年3月29日(土) 銭形平次のレコード・コレクション

 「銭形平次」の作者・野村湖堂が「野村あらえびす」という名で日本レコード評論の草分けとして知られていたとは寡聞にして知らなかった。小中陽太郎さんが昨年「野村湖堂文学賞」を受賞されたが、その縁もあって今日京王線仙川駅近くの「PLAZA GALLERY」で、「野村あらえびすコレクションから『ドイツの名曲を聴く』」と題するトーク・ショーがあった。

 話されたのは小中さん、ドイツ文学者の高辻知義氏、あらえびすと私的に親しく盛岡中学の後輩にあたる太田愛人氏で、CD化された「あらえびすコレクション」のレコードを聴かせながら、あらえびすにまつわる話を伺うという趣向だった。珍しい試みに50人ばかりの小中ファンが集まり、普段伺えない話をたっぷりと聴くことができた。

 改めて野村湖堂のインテリぶりと多彩な知識を耳にした。湖堂のレコード・コレクションは約7千枚もあったそうで、これを没後そのままにしておくのはいかにも惜しいということから、太田氏が記念館で展示の目玉として、それを2000年にCD化して公にした。湖堂はレコードの蒐集に随分熱意を持っていたようで、生前「平次で稼いでレコードに入れ揚げた」と自身述べていたというから推して知るべしである。

 初めて仙川駅に降り立ったが、駅前広場に見事な桜が見られ、カメラに収めている人を随分見た。交番のおまわりさんの話では、いまは3分咲きだと言っていた。

 さて、今日中国の習近平国家主席がドイツのメルケル首相と会談したが、自分たちのことより反日攻撃に時間を注いでいたという。日中戦争中日本軍により中国人民3千万人が被害を受け、南京では30万人が虐殺されたと訴えたという。事実関係を云々するより、いくらなんでもそれは言い過ぎではないかと思うのだが、最近中国側の言い分はどんどんエスカレートしている。白髪三千丈のお国柄だから、大袈裟はある程度理解できるが、この数字が年々変わるということが、証拠もなしの好い加減な点ではないだろうか。

2014年3月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2510.2014年3月28日(金) 情報をどう自分の判断に取り入れるか。

 大分陽気が良くなって全国各地から桜便りが聞かれる。今年の冬は例年になく寒かったせいで、桜の開花が遅れているようだ。それでも急速に開花宣言がされて、何となく日本中に華やいだムードが漂い出した。その代わり寂しいことに今まで春近しを思わせていたわが庭の梅の花も大分散ってしまった。しかし、こういう春夏秋冬の季節を感じさせてくれるのが、日本の自然の良さであろう。

 さて、ウクライナ、特にクリミア問題についてセルビアの山崎洋さんから先日の卓見に次いで、再び現地の近くに住む人間として意見を送ってくれた。オバマ米大統領がブリュッセルにおける演説で、クリミアのロシア化とコソボのセルビアからの離脱とは異なると述べたことに対して、コソボ問題の実態を知る社会学者としての毅然とした考えで反論した。

 オバマ大統領はこう述べたようである。「NATOが介入したのは、コソボの人たちが何年にもわたってシステマチックに虐待され、殺された結果である。コソボがセルビアから離脱したのは、住民投票の結果であり、その住民投票は国際法に反して行われたのではなく、国連やコソボの隣接諸国との協力の下に注意深く準備されたものだった。クリミアで起こったことには、そのどれもが妥当しない」。それに対してコソボ情勢をよく知る彼は「そのどれもが事実に妥当しないことを平然と述べて、しかもその間違った見解に基づいて何千人ものセルビア市民を殺戮し、さらに最悪の場合には、何千人ものウクライナ人とロシア人が死ぬかもしれない危険な政策を米国民のみならず、他のヨーロッパの国民にも(日本国民にも)強いる」と反論している。彼はオバマ大統領のスピーチ内容は日本には伝えられていないだろうと言っている。つまり日本のメディアの報道には、情報の裏にある事実を見逃しているという彼の思いがあるようだ。確かにこのスピーチは日本に伝えられていない。

 ここには民族自立、自治権の尊重、他国の非干渉、等々複雑な問題が含まれていて、どれが正しいのか分かりにくい。それ故こうあるべきだと主張することは一層難しい。我々は知る限りの正確な情報を得て、自分の信念と正義に基づいて判断するより方法はない。その意味で正確な情報をできる限りメディアやその他のソースから得たい。そればかりでなく、現地で自分自身が、また現地の情報機関から進んで正しい情報を得ることが重要である。

 私自身が得た限られたメディア情報から判断するなら、やはりロシアのクリミア化は横暴であり、国際法にも違反するものであり、容認することはできないと思う。

2014年3月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2509.2014年3月27日(木) さもしい政治家根性

 今更という気がするが、何と政治家というのは金に汚く、さもしくそれをごまかそうとするのだろうか。猪瀬直樹・前東京都知事が選挙資金を受け取っていながら個人的な借り入れだと批判を突っぱねていて、公職選挙法に問われ、知事辞職、逮捕、起訴が現実味を帯びてくるや、慌てて知事を辞任したのは、つい2カ月前のことである。その後猪瀬氏は前言を翻して選挙資金として受け取ったと白状した。政治資金として届け出をしていないため、虚偽記載として政治資金規正法違反、公職選挙法違反虚偽記載として略式起訴されることになった。

 それが今度は渡辺喜美「みんなの党」代表である。化粧品会社会長から2回に分けて8億円の融資を受けて、そのうち今も5億円強が返済されていない。普通の常識や感覚ではとても理解できない精神構造を持つ政治家は、それを利用しようとする人たちにとっては反って好都合なのかも知れない。個人的に借りたと言っていながら資産報告書に記載されておらず、その点が公になると事務的なミスと言い逃れ、資産報告書を訂正すると応えた。どうも現金の貸借契約にしては、返済期日も、利息も決めず、2度目の時は借用証書も渡されなかったというから、とても普通の市民感覚ではない。ヤクザの世界の貸借関係よりよほど酷いようだ。

 いくら追求されても白を切り続け、逃げきろうとする。こういう人たちが日本の政治を司っているのだからまったくもって信じがたいし、政治の将来に期待を持てなくなるわけである。

 さて、今日静岡地裁は「袴田事件」で死刑が確定していた袴田巌死刑囚を第2次再審請求審で再審開始を決定した。同時に裁判所は刑の執行停止も決め、袴田は身柄を釈放された。犯行時着用の服が警察によりねつ造されたという点が大きなポイントになった。放火殺人事件が起きたのは48年前の1966年で、袴田は事件の2ヶ月後に逮捕され、以来長い年月の拘留に心身障害を来している模様である。裁判の行方もさることながら、半世紀近い拘留の死刑囚に与える精神的プレッシャーで拘禁反応が表れたことをクローズアップして伝えている。実際いつ処刑されるかと気にしながら生き続けるのは、健康に相当なダメージを与えるだろう。

 実は、大学生になったころしばしば当時の後楽園ジムへボクシングを観に行った。その当時はボクシングはタイトル戦でなくてもテレビでもよく生中継放送していた。袴田選手の試合をテレビで何度か観て、打たれるのも構わず突進して打ち続けていた随分タフなボクサーだったという印象が強く残っている。あのひたむきに前進するボクサー袴田がその後殺人犯として逮捕されたと知った時、そして死刑を宣告されながら無罪であると再審請求をしていたのが袴田選手と聞いて驚いたことを思い出す。

 袴田を救ったのは、彼を信じる大勢の支持者の後押しもあるが、何といっても弟思いの姉のわが身を顧みず支援を続けたことが最も大きかったと思う。この姉の支えがなければ、今日の再審決定はなかっただろう。

2014年3月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2508.2014年3月26日(水) 日韓対立はいつ氷解するのだろうか。

 5月開催のNPO法人「JAPAN NOW観光情報協会」総会に備えて、理事会が開かれた。その場で須田寛副理事長から最近出版された著書「東海道新幹線50年」をいただいた。須田副理事長はJR東海社長及び会長を歴任され、現在同社相談役を務めておられる。現在82歳であるにも拘わらず、今もご多忙で東奔西走して、その行動力には頭が下がるばかりである。これまでに出版されたご著書も相当数あるが、4年前に私も共著者のひとりとして「そこが知りたい 観光・都市・環境」(交通新聞社発行)を上梓した際、打ち合わせの折にその手際の良さとスピードには舌を巻いたことがある。

 その須田さんが新年度の事業計画の話中に、ご自身は観光にカジノを組み込むべきでないとの信念を伺って、その考えに納得させられた。須田さんはカジノは集客産業であるので、経済効果はあるが、観光ではない、観光とは見ていないと仰っていた。確かにカジノは教育上芳しくなく、道義的に問題もあり、誰もが参加し、楽しめるという観点から考えれば、とても観光とは思えない。

 政府が経済的な波及効果が大きいとして、カジノ法案を考え、一部の議員の間では積極的な声が聞かれるが、ことが闇の社会と結び付く賭博であるという点を考えれば、規制さえしっかりやれば大丈夫程度の感覚で実施するのは考えものだ。金になるなら何でも良いと考えているようでは、須田さんのように清潔な考えを持っている人の同意は得られまい。私はもちろんカジノなんか大反対である。

 さて、オランダ・ハーグで行われた核セキュリティ会議の後、日本時間の今朝早く日米韓首脳会談が行われた。オバマ大統領の仲立ちで漸く顔合わせをした日韓首脳だが、相変わらずニコリともしない朴槿恵・韓国大統領の頑なな態度にはまだ日韓間の溝は深いと考えさせられた。日韓友好はまだまだ先の話である。3者会談の話し合いのターゲットは、北朝鮮の核・ミサイル開発への対応を話し合いするというものだった。

 ところが、この首脳会談を嘲笑うかのように、今朝2時半ごろその北朝鮮が日本海に向けて中距離弾道ミサイル「ノドン」を2発発射した。韓国国防省は国際社会に対する重大な挑戦と態度を硬化させているが、韓国のある大学教授は「日米韓首脳会談に対抗した形の発射で、圧力には絶対に屈しないとの意思を内外に誇示するための発射」とコメントしている。いつまでたっても子どもじみたアクションしか取れない北朝鮮だ。これでは近日開かれる日朝局長級会談も成果はないものとあまり期待できないだろう。

2014年3月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2507.2014年3月25日(火) 行方不明機はどこへ行った?

 もう消息を絶ってから半月以上が経ったマレーシア航空機がオーストラリア西南方の海中に墜落したと断定するマレーシア当局の発表があった。まったく謎だらけで、テレビのエンタメ番組でも、ゲストに元機長らを迎えていろいろ疑問を解明しようとしているが、最早乗客乗員が救われる可能性はまったくなくなった。通信連絡の不可解な消え方から、機体に不都合が生じて墜落したという一般的な推測ではなく、何者かの意図により作為的に消息を絶たれたと考えられている。過去に例のないミステリアスな事件である。

 いずれこの事件をヒントにしてミステリー小説が書かれるのだろうが、マレーシア当局が機長並びに副操縦士に何らかの疑いをかけ、機長宅にある本物そっくりのコクピットから資料を抜いて持って行ったとか、自宅から家族が姿を消したとか、機長周辺のミステリーも必要以上に謎を膨らませる原因になっている。

 果たしていつ事件の謎は解けるだろうか。当分の間話題は消えることはないようだ。このままこの事件を闇に葬ることは許されない。例え機体の残骸が発見されなくても、時間をかけてでも何とか原因を究明して欲しいものだ。

 懸念しているのは、人工衛星によって機影が発見された海域の水深が約4000mで、強い海流が流れているということでもあり、それらの残骸が収容できるかどうかである。果たして解明できるか、随分厄介な事故であると思う。

 さて、台湾に関する話題があまりニュースになることが少なかったが、突然のように台湾の学生たちが立法院を占拠し、また行政院も市民や学生がなだれ込んだ事件が報道された。台湾・中国間サービス自由協定が台湾にとって不利とされ、このままでは台湾が大国中国に呑みこまれると心配した学生たちが騒ぎだしたものだ。テレビで映像を観ているとかなり激しい警察の排除に抵抗している。当初は学生との話し合いに応じる姿勢を見せなかった馬英九総統も、今日になって学生たちの要求に応じると回答した。

 最近世界的に学生のエネルギーが社会運動、学生運動などに向かうことがなくなったが、台湾の学生のエネルギーを見ていると、まだ捨てたものではないと思った。それにしても日本の学生たちは何をやっているのだろうか。選挙には行かず、原発反対などのように若者の支援が期待される運動にも起ちあがらず、もう少し若さの特権を生かせないものだろうか。

2014年3月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2506.2014年3月24日(月) 大阪市長選とサッカー無観客試合のアホらしさ

 昨日世間で注目されたしらじらしいできごとが2つあった。

 そのひとつは、大阪市長選挙である。市長選は3年前の府知事選とのダブル選挙で、府知事の職を投げ打って現職市長に挑戦した橋下氏の話題性で燃え上がった時に比べれば、何とも盛り上がりの少ない選挙だった。思うように進まない大阪都構想の制度設計を市民に訴えるとの判断とアピールで、任期途中だった市長を辞任して、他の政党に戦いを挑んだが都構想に反対する他政党が候補者の擁立を見送って、どの政党からも立候補者がなく、3人の泡沫候補との選挙戦になった。

 結果的に橋下前市長が圧勝し再選されたが、投票率が23.59%と前回の58.96%に比べて大幅に下がり過去最低となったうえに、大量の無効票も出た。無効票は13.53%で、その内白票が9.04%もあった。橋下氏に次ぐ次点が白票だというから呆れるではないか。

 空しい選挙である。出直し選挙で所期の目的を達し、大阪都構想を進めるとは言っても「大阪維新の会」が府議会や市議会で過半数に及ばない現状では、いくら市長や松井知事が大声を上げても大阪都構想の議会議決は難しいと思う。それよりこの出直し選挙にかかった費用が、6億円と言われている。経費節約と言って文楽など文化関係の補助金をバッサバッサと切ってきた橋下市長に財政問題をどう考えているのかを聞いてみたいものである。

 いずれにせよ橋下市長のひとり相撲で世間を騒がせたように思える。ところが、石原慎太郎・日本維新の会共同代表が、ひょっとすると橋下市長は政治家を辞めるのではないかともしゃべっていたが、自分が作った維新の会の地盤低下にやる気をなくしているのかも知れない。いずれにせよお騒がせ人物であることは変わらないようだ。

 もうひとつの騒ぎは、サッカーJリーグが浦和レッズのサポーターが、先日スタンドの背後に‘JAPANESE ONLY’の垂れ幕を掲げたことに対する制裁措置を課して、昨日レッズのホーム試合が無観客で行われたことである。あの広いグランドにひとりの観客も入れず、場内アナウンスも行われずに日本でトップクラスのゲームを行ったのだから、ファンも一般の人も驚いた。レッズにしてみると広告を外したこともあり、損害は1億円に達するという。試合はレフェリーのホイッスルと選手の声だけしか聞かれず、相手の清水エスパルズの選手からは練習試合のようで2度とやりたくないとの声が聞かれた。

 この垂れ幕が外国人を差別する印象を与えるということでお仕置きを課したのだが、まったく馬鹿げた行為を行う輩がいるものである。

 どうも最近あることないこと低次元のパフォーマンスに翻弄される馬鹿馬鹿しい行為が多すぎる。社会が劣化して人間の気持ちもグレードダウンしたのだろうか。もう少し分別のある行動が取れないものだろうか。

2014年3月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com