2867.2015年3月20日(金) クラス会の幹事を引き受けて

 来週開催予定の高校時代のクラス会の幹事役を引き受けさせられている。1月以来案内状を郵送したり、自分なりに名簿作成や、遊び心を取り入れたクラスメートの動静を図解した資料などを作ったが、中々思い通りにことは進まないことも多い。特に困るのは、返信期日を記しているのに返事を送ってくれない人がいることだ。こういうことは結構多いものだ。特に昨年送付した拙著出版記念会案内状に対する返信の時もそうだった。約束を守ってくれないというか、忘れてしまう人がどこにもいるものだ。仕方がないので、改めて督促状を送ることになり、その二重手間には閉口する。

 そのクラス会だが、当時在籍した同級生は51名だった。その内女生徒は5名。元々女生徒数は少なかったが、優秀な女子が多かった。その内のひとりは、女性として東大工学部開学以来の教授となり、今なお環境リスク学の専門家として八面六臂の活躍をしている文化功労者の中西準子さんである。当日も郡山市で福島民報と福島テレビ共催の講演会で講師を務めるので、欠席すると連絡があった。

 それとは別に、恩師は年齢から推して当然としても。我々の同級生たちもすでに11名が鬼籍に入った現実から目を背けることはできない。寂しいことである。

 当日の出席予定者は17名で、卒業後58年も経った現在多いのか少ないのか何とも言えない。返信がない友が4名いる。

 小学校から大学まで、いろいろな集まりがあるが、私自身昔の仲間が久しぶりに集い旧交を温めることを大事にしているので、同窓会のような機会があれば顔を出すようにしている。有り難いことにそれぞれ良い幹事がいて世話をしてくれるので、幸い小学校から大学までを通して、1年に一度は気の合った友だちと会えるということは、楽しいし自分自身が健康である証拠でもある。

 さて、チュニジアで犠牲となった人たちは、地中海クルーズでチュニスに下船してオプショナル・ツアーに参加されたようだ。私たち夫婦も10年以上も前にエーゲ海クルーズに参加したことがあるが、災難にあった人たちは地中海クルーズに参加した。大きな客船でスペインのバルセロナからフランス、イタリア、チュニジアを経てバルセロナへ帰る船旅だった。クルージングを思い切り楽しんでいただろうに、最後の地でどんでん返しを食ってしまった。

 客船は今日母港のバルセロナへ帰って来た。乗客の話では航海中はみな沈んでいたし、船内の行事が全部キャンセルされたと言っていた。チュニジアにも「イスラム国」の影響を受けたテロが暗躍するようなことがなければいいと願っている。

 そんな折も折、今日オウム真理教による地下鉄サリン事件発生から20年を迎えた。この事件の残忍さは、死者が13人であるが、それ以上に深刻なのは後遺症を負った重軽傷者が6千人以上もいることである。事件現場となった地下鉄・霞が関駅では午前8時27分に犠牲者に対して黙祷が捧げられた。こんな陰湿で悲惨な事件は亡くなって欲しいものである。

2015年3月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2866.2015年3月19日(木) チュニジアでアラブ過激派のテロ

 また、アラブで銃を発砲したテロリストによる残忍な殺傷事件が発生した。今度は北アフリカ・チュニジアの首都チュニスで起きた。市内にあるバルドー博物館を見学中の日本人3人を含む21人が銃撃され殺害された。犠牲者は豪華客船に乗ってチュニスに寄港中博物館を訪れ館内で不意に襲われた。罪もない外国人旅行者を狙った卑劣な犯行の詳細はまだはっきりしないが、背後にはアルカイーダ系イスラム過激派組織「チュニジアのアンサール・シャリーア」とのつながりがあると指摘されている。

 チュニジアは、4年前「ジャスミン革命」として「アラブの春」の先陣を切って、23年間に亘り長期政権の座にあった独裁的なベン・アリー大統領を追放した。最近になって漸く民主化へ一歩歩み出したところである。最大の国家歳入源は観光業であり、その観光業への影響次第では再建中の国家財政が再び宙に舞うことになる。カルタゴ王国時代の遺跡など貴重な世界遺産があり、同じマグレブ圏のモロッコとともに一度はぜひ訪れてみたいと思っていた国である。

 さて、昨日秋山哲夫氏から長文のメールをいただいた。秋山氏とは先月日経紙、今月9日には東京新聞のエッセイ欄に寄稿された、プロ野球「高橋ユニオンズ」の創設者でオーナーだった高橋龍太郎氏のお孫さんである。東京新聞に拙著と高橋ユニオンズの関係について触れたメールを送信したところ、東京新聞が秋山氏に連絡してくれメールを送ってくれた。秋山氏が偶々大学の2年後輩であることも知った。氏の話によると拙著の上梓前にすでに佐々木信也さんから私がユニオンズについてノンフィクションを執筆しているという話を度々聞いていて、佐々木さんからその後拙著を送ってもらったという。拙著の中でユニオンズについて大分頁を割き、高橋オーナーについても好意的に書いたつもりなので、秋山氏が感動したと言っておられることを知り嬉しく思っている。東京新聞によると佐々木さんが言っておられたように、年々ユニオンズOB会は参加者も減り、往時を知る人も少なくなったという。

 月曜日にある知人から、拙著はテレビ・ドキュメンタリーか、テレビ・ドラマに取り上げてもらったら終戦70年の節目の年である今年なら、ミクロネシア連邦の隣国パラオへ両陛下が巡拝へ行かれるというタイミングもあって話題になるのではないかと過分な話をしてくれた。他にもそういう人が何人かおられて、うまく主旨を伝えることができて話さえ通すことができれば、きっと取り上げてくれるのではないかと言ってくれた。つい調子に乗ってしまうが、やるだけやってみようという気になり、今日テレビ界にコネのある何人かの人にメールでお願いしてみた。どれほど関心を持っていただけるか分からないが、一応当てにしないで待ってみようと思っている。

2015年3月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2865.2015年3月18日(水) 原発5基を廃炉に

 昨日関西電力・美浜1号及び2号と、日本原子力発電・敦賀1号の原発3基の廃炉が決まった。今日も中国電力・島根原発と九州電力・玄海原発の廃炉を決めた。福島原発事故後、運転期間が原則40年と規制され、廃炉が決まった5基はいずれも使用後40年を超えた古い原発である。現在日本には48基の原発があるが、その内運転開始以来30年以上経過した原発が20基近くもある。今後延長使用のための膨大な補修費用を考えると、経営的にも廃炉をせざるを得なくなる原発が、今後増えるのではないかと推測されている。

 日本の原子力、及びエネルギー政策は、現在原発が休止状態にあり、安全審査を受けて再稼働待ち状態である。そこでこのまま原発エネルギー政策を推進するなら、新しい原発の安全性が担保されることが前提である。その一方で、原発を開発しなくてもこれまで排出された使用済み燃料をどう処分するかという問いに、明確な答が示されていないことが問題である。福島第一原発事故で排出されるゴミの最終処分場の場所さえ、まだ決まってはいない現状である。

 現在保管されている原発のゴミを処分する方法について、建設的なアイディアが中々提示されない。政府、経産省、及び電力各社はそれでいて原発を再稼働させて更にゴミを増やそうというのだから話にならない。今日の朝日社説が提言しているように、「脱原発」を見据えて議論を進め、まず現在排出されたゴミをどう処分すべきかという点を考えるべきではないだろうか。

 さて、今夜久々に懐かしいテレビ番組を観た。NHK・BS「世界自転車探検部 ミャンマーの旅・ヤンゴンから古都バガンへ1200キロを駆ける」 である。相変わらず優しいビルマの人たちを描いていて心が洗われる。今日は講談家・神田山陽が自転車で首都ヤンゴン(旧ラングーン)から史跡バガン(旧パガン)へ旅するのどかなドキュメントだった。立ち寄る場所のどこでも温かく歓迎されて、山陽さんも面喰らうほど感激している。

 改めて思ったことは、私の大好きなビルマの人たちの笑顔が何とも言えず素朴で、人々を優しい気持ちにさせることである。これだけ見知らぬ人に対して率直に好意を示してくれる親切な人々は他には知らない。とにかくビルマの人たちの笑顔がいい。都市でも農村でも誰もが自然に笑顔を見せてくれる。私がしばしば訪れていた当時と今も何ら変わらない。いずれ遠くない将来に何とかしてまた訪れてみたいという気持ちにさせてくれる、珍しいほど気持ちの優しいビルマの人たちである。

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2864.2015年3月17日(火) プーチン大統領、核使用を示唆

 昨日ロシアのプーチン大統領がとんでもない発言をした。ロシアがクリミア半島を併合して1年を前に、プーチン大統領はクリミアへロシア軍を派遣し親ロシア派を支援していたと述べた。同時にその際核を準備していたかと問われ、その準備はできていたと応えた。どこまで本気か分からないが、戦火勃発となれば、核を使用する気持ちでいたことを世界へ向けて公言したのである。早速アメリカは非難声明を出した。どうして世界中に不安と恐怖の種をばらまこうとするのか、プーチンは世界の指導者としては失格ではないか。口では、平和を願っていると言いながら、その腹の内では武力行使、しかも世界中から最も危険と思われている核戦争のボタンを押そうというのだから何をか言わんやである。

 こういう過激発言に拍車がかかり、次第にロシアはロシアの衛星国から見放されていくのではないか。そんな中でロシアのご機嫌を取っていた鳩山由紀夫元首相に対して、国内の良識的な評論家諸氏からも極めて辛辣な声が浴びせられている。それはそうだろう。曰く言うべき言葉がないとか、話にならない、何を言ってももうダメでしょう、とボロクソである。日本にとってマイナス材料でしかない行為を止めるよう説得されていながら、敢えてそれを強行する愚を犯す鳩山氏の出番は、今後まったくないと言ってもいいだろう。

 さて、日中間が険悪な関係に陥った大きな原因のひとつが、言わずと知れた「尖閣諸島領有権」問題である。ところが、1969年に発行された中国発行の地図に、中国名「釣魚島」ではなく、そこに日本名「尖閣島」と書かれていた。中国政府は当時「尖閣諸島」を日本領と認めていたと鬼の首でも取ったような高揚感で、政府は直ちにHPにアップするほどの騒ぎようである。もう少し冷静に、落ち着いた対応をした方が中国に利用される隙を作らないで済むと思うのだが・・・。

 いま世界で国内問題と外交問題でトラブルを抱えていない国はないくらい政治的に不安定な国が多い。今日はイスラエルで総選挙が行われたが、その結果次第では6年間政権の座に就いていたネタニヤフ首相が首相の座を降りる可能性が有り得る。近年ヨーロッパ各国がパレスチナ人に冷淡な強硬策を取るネタニヤフ政権に愛想を尽かし、パレスチナ自治区の独立を承認する動きを加速させている。強気一辺倒のネタニヤフ首相の国内における支持も赤信号になったようだ。

 また、昨日はブラジル国内で100万人を動員したルセフ大統領辞任要求デモが行われた。ベネズエラでは、反米感情が益々高まっている。

 ウクライナとロシアの対立は一向に解決の見通しが立たず、「イスラム国」問題も未だ解決の道筋が見えない。日中韓の外交関係も思わしくなく、球上では人類が進歩するとお互いを助け合い労わりあうより、憎しみ合い対立するようになるということを象徴しているのだろうか。

2015年3月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2863.2015年3月16日(月) 世界的に増える高層ビル

 今世界各地で超高層ビルの建設が進められている。特に、経済発展の著しい中国や、原油で潤うアラブ首長国連邦のドバイでは高層ビルが急速に増えている。中国では、高さが200m以上の高層ビルの数がこの15年間で7倍にも増え、その数は346棟となり日本の10倍近い棟数である。摩天楼と言えば、一昔前はニューヨーク・マンハッタンと言われたが、今やアメリカ国内の高層ビルは中国の半分にも満たない170棟である。

 ただ、中国本土の例は別として、土地が狭い処では上へ上へと高くなっていくのもある程度理解できる。古くは香港、シンガポール、現在のドバイ然りである。しかし、日本の高層ビルが韓国のそれよりも数が少ないのは、韓国が日本以上に一極集中が進んだことがあるが、その一方で日本には地震の心配があるからである。

 それに引き比べてヨーロッパでは、景観美の視点から高さ制限などの建築規制が課せられ、条例上あまり高い建築物は建てられない。

 その高層建築物の免震上極めて効果的として採用されている免震装置のゴム製品の中に、大手メーカー、東洋ゴム工業社製の一部製品に、国の性能基準に適合していない製品が使用されていることが明らかになった。

 高知県庁舎、愛媛県庁舎や長野市庁舎や、消防署建物や病院の建設に不適合の装置が使用されていたとして、東洋ゴム、建物依頼者と施工者、関係自治体などが今大慌てで対策を練っている。大阪の寝屋川市の消防本部新庁舎もまもなく完成するというが、不適合の19基の免震装置が使用されていることが判明した。消防本部の建物が、地震が襲ったら危ないというのでは、笑い話にもならない。

 高層ビルは、地震の影響以外にも火災発生の際の避難路や住民同士の交流など、いくつかの問題がある。かつて旅行会社に勤めていた頃海外のホテルに宿泊する場合は、1階か2階以外の部屋には泊まらないと言っていた顧客がおられたが、その理由を尋ねると火事が発生した時に窓からすぐ安全に逃げられるからと仰っていた。できるだけ地上に足がついている方が安心できるという人間心理が強いからだろう。

2015年3月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2862.2015年3月15日(日) 日本人選手、競歩で世界記録樹立

 昨日から地味ではあるが大切な会議、第3回国連防災世界会議というコンベンションが仙台で開かれている。1994年に横浜で開かれた第1回、2005年に神戸で開かれた第2回に続いて、第3回が今年震災の地、仙台市で開かれた。過去2回は事務レベル級の会議だったが、今回は国連が首脳級会議と決めたために、国連から潘基文・事務総長を始め、約100カ国から閣僚級が出席する大きな国際会議となった。

 日本は東日本大震災の復興をPRすることを主に、途上国への防災支援を通じて日本の存在感拡大を狙っている。開会式直後の冒頭に挨拶した安倍首相は、日本の技術力をアピールし、偶々昨日バヌアツを襲った大型サイクロンによる被害援助を始めとして途上国への支援を申し出た。しかし、震災の復興を強調しながらも福島第一原発の事故にはほとんど触れなかった。

 首相は今後4年間で総額40億㌦(約4800億円)の国際支援を行うことや、防災リーダーを4万人育成する人材計画を含む「仙台防災イニシアティブ」を発表したが、そのイニシアティブの中でも原発についてまったく言及されていない。況してや原発中止はもちろん、鎧の下に隠している原発再稼働についても一言も触れなかった。

 この種の国際会議が開かれ、世界中に震災とその復興の過程を発信することは国際的に大きな訴求力を持つ。だが、そのような場で言うべきことを言わないのでは、会議自体が懐疑的に受け取られる恐れがある。この辺りの対応が安倍首相の二面性と見られる一因でもある。

 さて、今日北陸新幹線の開業で沸く石川県の能美市で行われた全日本競歩能美大会で20㎞競歩に出場した地元の鈴木雄介(27)選手が、驚くべきことに1時間16分36秒の世界記録を打ちたてた。鈴木選手はこれまでの世界記録を26秒上回った。昨年の世界ランキング1位だった。残念ながらロンドン・オリンピックでは36位に終わったが、昨年の仁川アジア大会では銀メダルを獲得した。早くも2016年リオ・オリンピックでメダル候補に挙げられている。

 久しぶりにスポーツ界にとって快挙である。

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2861.2015年3月14日(土) 北陸新幹線金沢まで開業

 稀代のおバカちゃん総理・鳩山由紀夫氏が今朝成田へ帰って来た。空港では群がる報道陣の質問には一切応えず、無言のまま立ち去った。日本国内の自らへの厳しい批判を知って、やはりバツが悪いのだろう。

 モスクワを離れる前にも慌ただしく、日本との交流の窓口となっているロシアのナルイシキン下院議長と会談し、 議長は鳩山氏が日本政府の中止要請を押し切ってまでしてクリミアを訪れ、ロシアへの制裁解除を呼び掛けたことに対して感謝の気持ちを伝えた。完全にロシアのペースに引きずり込まれている。

 どうしてこういう非常識で日本にとってマイナスになるパフォーマンスをする人物が、総理大臣になれるのか、いくら考えても凡人には分からない。結局あり余る金と世襲の地盤さえあれば、常識や教養がなくても政治家になれ、そしてそのトップの座に就くこともできるということを鳩山氏が図らずも証明してくれたようなものだ。これでは国民は堪ったものではない。2度とこのような凡庸で、世間知らずの総理大臣は誕生して欲しくないものである。

 さて、今日JR北陸新幹線の長野・金沢間が開業し、東京・金沢間が僅か2時間半で結ばれた。これで日本海側と首都東京がより近づいたということは言える。いずれ福井まで伸び、ずっと先のようだが、最終的には大阪と東京が東海道新幹線以外でも結ばれるという。観光業を核にしてこれまで地方都市だった都市が、首都圏都市へ一歩近づいた。その一方で、昨日は上野・札幌間を走っていた特急寝台車、いわゆるブルートレイン「北斗星」が、一昨日は大阪・札幌間を結んでいた同じく「Twilight Express」が引退した。本家本元南アフリカのブルートレインには乗ったが、惜しいことに、ついに日本のブルートレインにはいずれも乗車する機会はなかった。

 走るゴージャス・ホテルと言われ、車窓の景色も楽しむことができた寝台特急車に比べて、新しくスタートした新幹線では窓外の景色は二の次で、スピードが最大の売り物である。ビジネスマンにとっては、東京と金沢間を日帰り往復できるということは、確かに時間の節約という点では大きなメリットであろう。ただ、沿線の景色、旅を楽しむという見地からは程遠く、そんな余裕もなく、トンネルが多く優雅に夢見心地になっているわけにはいかない。現代風に「時は金なり」を具現したと言ってもよいが、現代社会からどんどん情緒とか気持ちのゆとりというものが失われていくような気がして、一面寂しさを禁じえない。

2015年3月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2860.2015年3月13日(金) 原発の使用済核燃料をどう処理するのか。

 まだ帰国していないが、節操のないクリミア行きで大ブーイングの鳩山由紀夫・元総理についてジョークも交えてメディアが取り上げている。今朝の朝日新聞「朝日川柳」欄に、神奈川県の方が「クリミアで はた迷惑な ハトが鳴く」という投稿があった。つい噴き出してしまうが、それほど国民の間でも元総理の行動は解せないものと受け取られている。インターネットでクリミアでの記者会見を観ていると、もし日本政府が旅券の発行を停止したらどうするのかと問われて、そうなったらクリミアに移住するとくそまじめに応えた。やはり脳みそがおかしい。6年前には、日本の総理大臣だった人物が、日本人のほとんどが理解できない奇怪な行動をして、日本のためではなく、国際社会から非難されている現在のロシアのために活動しているのだから黙って見ているわけにはいかない。

 気の毒ではあるが、帰国次第聴聞でも何でもして、今後公的社会から抹殺するお仕置きでもしないと再び同じような愚を犯す恐れがある。

 本当に国にとって大きな損害を与える人物がいるものだということが、こんな形でわかるとは考えてもいなかった。バカバカしい。

 さて、原発の怖さというものを、一昨日の東日本大震災発生4年までの足取りの中で改めて考えさせられたが、その原発の廃炉が別の意味で今真剣に考えられている。日本原電・敦賀1号、関西電力・美浜1、2号、中国電力・島根1号、九州電力・玄海1号の5基の老朽した原発の廃炉が近々決まる。問題は使用済み燃料や廃炉で出る大量の放射性廃棄物をどう処分するか、についてあまりにも多くの課題が残されている。

 偶々今日福島第一原発事故による県内除染で出た汚染土を、仮置き場から初めて大熊町の中間貯蔵施設へ移す作業が始まった。これから30年に亘って保管することになるが、これは一時的なもので、最終貯蔵施設ではない。その最終処分場がまだ決まっていないのだ。

 原発再稼働を進めれば、新たな核のゴミは貯まる一方であり、さりとて現在抱え込んだ放射能廃棄物をどう処分するのか。課せられた問題は重い。

2015年3月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2859.2015年3月12日(木) 鳩山由紀夫元首相の奇妙なクリミア詣で

 案の定と言うべきであろうか、鳩山由紀夫元首相が政府及び外務省の強い反対を押し切ってロシアが強奪したクリミアを訪れ、現地でロシアのクリミア編入を肯定する発言をした。これに関して政府部内から厳しい非難の声が挙がっている。選りに選って鳩山氏は、クリミアのロシア編入は住民投票によりウクライナの憲法に則って平和裏に民主的に行われたと述べた。ロシアでも鳩山氏の行動に高い関心が集まっており、メディアでも報道された。昨日はロシア政府から日本・クリミア友好協会の設立を持ちかけられ、鳩山氏は安易にこれを受け入れた。クリミア共和国の要人とも会談した。懸念されていた通り、すっかりロシア側のペースにはまって行動している節がある。このような事態は日本政府の考え方とはまったく相容れない。これが、かつての日本国総理大臣の行動かと疑問視せざるを得ない。

 すっかり鳩山ペースでことを運ばれた原田駐ロシア大使は、すっかりおかんむりである。コメントするに値しないと強い不快感を示した。

 「イスラム国」問題が話題となった折に、シリアへ出かけようとした新潟県在住のフォト・ジャーナリストに対して、旅券を取り上げ、応じなければ検挙まで匂わせた外務省の強引な自由束縛の対応に比べて、元首相が相手となるとこうもその行動が違う。いくら国家にとってマイナスだと思えてもクリミア入国を思いとどまらせることができないものか。よほど世間知らずのわがままお坊ちゃまには手を焼いたとみえ、ただ良識に訴えてお願いするだけだったようだ。結果的にお坊ちゃまは制止を振り切って火中へ飛び込んでしまった。事態の深刻さが分からず、それでいて周囲のアドバイスにもまったく聴く耳を持たず、世話の焼けるご仁である。政府は帰国後鳩山氏に対してどういう対応をするのか。場合によっては今後の外交上にも悪影響を残すことになる。

 鳩山元首相のクリミア漫遊に比べて、同じ元首相でもパフォーマンス面で人気のあった小泉純一郎氏はシャキッとている。小泉氏は昨日震災の地、福島県喜多方市で福島第一原発廃炉問題についてきちんと誰もが納得できる持論を述べ、原発再稼働にはあくまで反対する立場を訴えた。ドイツのメルケル首相は原発再稼働から原発中止へ考え方を変えたが、当初小泉元首相も原発賛成派だった。だが、原発が安全ではないことが分かって、不安が残るうえに後々まで使用済み核燃料の処分や放射能問題の処理に展望が開けず、今後も貴重な資金と時間を投じることに疑問を感じた。小泉氏は福島事故を機に思い切って自然エネルギーの開発、そして核の廃絶、原発中止へ考えを変えて行った。これは小泉氏自身が強い信念として終生変わらないと公言している。あまりにも軽薄な鳩山氏とは人間的に大きな器の差を感じる。

 しかし、安倍政権にとっては鳩山氏も厄介だが、国民的人気のある小泉氏への対応はそれ以上に至難で苦慮しそうだ。小泉氏の論理は、分かりやすく国民が納得して受け入れられるものだからである。

 小泉氏は安倍政権の原発政策、及び首相談話について極めて批判的である。

 鳩山氏が近日帰国してから、どういう談話を出して、自らの偏屈な立場を主張して政府、国民を理解、納得させることができるか。それ次第ではすでに政治的命運は尽きた鳩山氏だが、人間としても致命的ダメージを受け、いよいよ命脈が尽きることになるのではないだろうか。

2015年3月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2858.2015年3月11日(水) 東日本大震災から4年

 昨日の東京大空襲70周年記念日に引き続いて、今日東日本大震災が発生してちょうど4年が経過した。あの日午後2時46分、書斎でパソコンを打っていた時だった。突然部屋が大きく揺れ、書棚から書物が落ちてきた。慌てて机にしがみついたが、ふと外を見るといつもの地震より電線が大きく揺れていた。早いもので、あれからあっという間に4年が経った。復興は福島第一原発の放射能漏れなど遅々として進まず、今も自宅へ帰れない避難住民は23万人もいる。

 震災の犠牲者に行方不明者と関連死亡者を合せると、その数は実に2万人を超える。

 今日は天皇・皇后両陛下をお迎えして国立劇場で東日本大震災四周年追悼式が挙行された。安倍首相も犠牲者の御霊に復興を誓っていたが、震災地の現状を見ると、引き続き復興に力を入れなければならないことは当然である。しかし、同時に自然災害の地震・津波災害対策もさることながら被災地に大きな爪痕を残した人災である原発を思い切ってストップした方が、よほど震災地の人々のためばかりでなく、将来の日本にとってプラスになると思う。

 昨日離日したドイツのメルケル首相が、最も影響を受けたのがあの福島第一原発の爆発と放射能漏れの映像だったという。当時メルケル首相は原発中止を決めていたわけではなかった。だが、福島原発事故の映像を見て直ちに原発中止を決めたと述べた。

 一方の安倍首相はどうか。相変わらず安全に充分配慮したうえで原発再稼働を進めたいと述べている。今朝の新聞に、他人のふんどしで相撲を取るような記事が出ていた。メルケル首相には昨日帰らずに、今日日本で震災について発言してもらえば、原発反対に一層の拍車がかかったのではないかと、なぜもう一日滞在を延長できなかったのかと都合の好い記事が掲載されていた。更にこんな下衆の勘ぐりのような記事も見られた。

 「メルケル首相の発言が、原発反対派を勢いづかせる恐れもあるので、安倍政権として今日は滞日しないスケジュールにしてもらった」とのコメントである。

 そんな他人のふんどしを当てにするより、自分たちで原発再稼働反対を貫徹するより堅実な方法はない。

 さて、少々平衡感覚が狂っているのではないかと思われている元総理の鳩山由紀夫氏が、またとんでもないことをやらかしてくれた。政府自民党、及び民主党のほか外務省や多くの良識ある人々の反対を押し切って、ロシアが不当に占領したクリミアを訪れたのである。元日本首相の肩書が、相手の思惑通りに利用されるのを承知のうえで、ロシアの術中にはまる愚を敢えて犯した。鳩山氏は、これまでも核開発問題で欧米から制裁を受けていたイランを訪れ、周囲の顰蹙を買ったばかりでなく、日本外交に汚点を残した。

 ロシアによるクリミア半島占領が、そもそもウクライナ問題の発端である。欧米諸国はもちろん日本政府もロシアの強引なクリミア半島のロシア領編入を強く非難し、経済制裁を課している。民主党の枝野幹事長や菅官房長官もその行動について軽率であり、極めて遺憾であると強く非難している。このように是々非々の判断力のない総理を戴いたことは、日本にとっても不幸だった。どうしてこういう奇妙奇天烈な総理大臣が誕生したのだろうか。結局は我々国民の民度が低いということになるのだろうか。やりきれない気分である。

 さて、朝日夕刊の連載小説「口笛鳥」が、今日ちょうど100回の短い連載で終わった。新聞連載小説で僅か100回というのは異例の短さだと思う。これまでも本ブログに書き込んだように、どうもストーリーが分かりにくく面白くなかった。今日の結末もなんだかよく分からない。憶測だが、朝日も読者の不人気を知り、連載打ち切りを作者の道尾秀介氏に申し入れて受け入れられ、連載中止を決めたのだと勝手に思っている。

2015年3月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com