3382.2016年8月16日(火) 野武士軍団の元西鉄・豊田泰光さん逝く。

 「ポケモンGO」の降って湧いたような人気で世界中のゲーム愛好家が市街地でルールも弁えず、交通事故を起こしたり、他人の私有地に入り込んで問題を起こしたり、使用上の問題を呈したり、巡り巡って一時のブームは去ったかのような下降人気である。新商品を開発した任天堂も株価が暴騰したり、急落したりして対応も思うように行かず振り回されているようだ。あれだけ売れた人気商品を開発しても、長期的に見ると必ずしも会社の発展に寄与するかどうかわからないところはゲーム感覚と変わらない。経営者の苦労も並大抵のものではないようだ。

 2009年ごろのイギリスの「インディペンデンス」紙にこんなことが書かれていた。凡そ下らない暇つぶしの最たるものは「カラオケ」で、次いで「24時間スポーツチャンネル」、「ゲーム機」、「携帯電話」の順だという。つまりいま流行りのスマホや「ポケモンGO」は、大分前からいずれ姿を現す下らないものだとすでに見透かされていたようなものである。

 さて、いま過熱しているオリンピック報道の影に隠れているようだが、例年通り夏の高校野球も熱戦を繰り返している。その熱戦の隅でひとりの元高校球児がこの世を去った。元球児というより、プロ野球でも西鉄ライオンズ黄金時代のスラッガーとして知られた豊田泰光さんである。巨人が痛めつけられた相手チームの中心選手だっただけに、現役時代は憎たらしい存在だった。だが、近年日経新聞に中々味のある評論を書いていたので、豪放磊落な強打者の隠れた一面を垣間見たように思い期待していた。

 その豊田さんには、私がまだ千葉の中学2年生だった昭和27年、夏の甲子園で、豊田さんの水戸商は南関東代表校・成田高校に完封負けしたが、その時水戸商の3番打者として成田高の穴沢投手からただひとり3打席3安打を放って孤軍奮闘活躍したのが、豊田選手だった。その後豊田さんの活躍を注目していたが、プロでも大活躍したのは周知の通りである。

 後年茨城県の海外教員視察団を度々お世話する機会があり、その都度県の先生方とは豊田さんの話題に触れると先生方にも興味を持っていただいた。茨城県では、豊田さんは同じ茨城県出身の石井藤吉郎さんや石井連蔵さんと並び野球界のヒーローだったのである。

 豊田さんはプロ野球ではチームメートの大下弘選手や、中西太選手らとともに野武士軍団と言われた西鉄を日本一のチームへ押し上げた大功労者でもあった。あの元気印の豊田さんが81歳になったとは言え、突然冥界へ行ってしまうとは、テレビのない時代の豊田さんの活躍を知っているだけに、一抹の寂しさを拭えない。

2016年8月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3381.2016年8月15日(月) 終戦記念日に閣僚・国会議員の靖国参拝

 終戦記念日に当たる今日、全国各地で慰霊祭が行われたが、東京の日本武道館では先日「生前退位」についてお気持ちを述べられた天皇・皇后両陛下ご臨席の下に政府主催の全国戦没者追悼式が行われ、310万人の戦没者を悼んだ。天皇は例年通り戦争の惨禍が再び繰り返されないことを願うとのお言葉を述べられたが、安倍首相は歴代の首相が言及したアジア諸国への加害、深い反省などの言葉に今年も一切触れなかった。

 今日はお隣の韓国でも日本の植民地支配からの解放を祝う「光復節」式典が行われた。この数年日韓関係は必ずしも友好的と言えるような間柄にはない。今日も竹島に国会議員が上陸し、自国領土であることをアピールした。

 一方毎年中韓両国を刺激する閣僚の靖国神社参拝は、今年も約70名の国会議員、毎度参拝する高市早苗総務相と今年初めての丸川珠代オリンピック担当相が行った。常習の高市総務相はともかく、丸川大臣の言い分は、国のために亡くなられた戦没者の御霊にお参りするのは当然とのニュアンスの発言だったが、すべて極右の政治家の受け売りでこの大臣には靖国神社の本質がよく分かっていないようだ。靖国神社に誰が祀られているかという点をまったく考えず、また戦禍を与えたアジア各国への思いやりに欠ける発言である。毎年繰り返される中国と韓国からの批判を焚きつけるようなものではないか。丸川大臣の行動は、今日参拝したいが立場上お参り出来ないどなたかの身代わりで靖国へやってきたのではないか。そう勘ぐって考えざるを得ない。こんな非常識な人間が国務大臣とは呆れるばかりである。

 さて、高校の3年後輩で大学のゼミでも後輩に当たり、卒業後も高校、大学の先輩・後輩として気軽に付き合っていた中村寛夫くんが4月に亡くなったとゼミの先輩・小松先生からメールでお知らせいただいた。彼は中々優秀な後輩でゼミの恩師・飯田鼎先生も期待していた。卒業後岩波書店に勤めて、相変わらずペンもおしゃべりも達者だった。近年は肺を患い、外出の際は酸素吸入器を持参して苦労されているようだった。最近はあまり外出することもなくなったせいか、電話と手紙によるやり取りだけになってしまった。昨年もらったハガキには「イヤな世の中になったもんです。小生ヒッソリ消光しおり」と書き添えてあった。常日頃から自民党政権に批判的だったし、徐々に保守化する政治にうんざりしていたことが窺える。

 2012年にゼミの恩師を追悼する文集を発行した際、私が編集責任者となり、彼にも寄稿をお願いしたところ健康不良を理由に一旦は断って来たので、脅しつけ命令調でペンを執らせたことも懐かしい思い出である。幸い追悼文集は多くのゼミ卒業生から励ましと慰めをいただき、まずまずの出来映えだったと自画自賛している。幸いにも中村くんが中々個性的な名文を寄稿してくれたので、全体的にまとまって洗練された小冊子になったと自負している。

 昨夕奥様にお電話した際、いろいろお話を伺い彼を懐かしく偲んだところである。追悼文集については手元にある筈だと仰っていたが、折角中村くんが書いた名文を奥様が読んでいないのは残念なので追悼文集と、他に出身高校についてもページを割いている拙著「南太平洋の剛腕投手」も一緒に、今日郵送したところである。それにしてもまたナイスガイが彼岸へ旅立ってしまった。何としても寂しく悲しいことである。

 リオ・オリンピックも中盤に入った。競泳はすべて終了し、日本は金2、銀2、銅3のメダルを獲得したが、何とアメリカの怪物、31歳のマイケル・フェルプス選手は今大会5つの金メダルを獲得し、彼ひとりで過去の大会を合せてオリンピックで23個の金メダルを手にする大活躍ぶりだった。今日行われた陸上男子100m決勝では、ジャマイカのウサイン・ボルト選手が、北京、ロンドンに続いて3連覇を飾る圧巻の走りを披露してくれた。

 特筆されるのは、テニスで錦織圭選手が銅メダルを獲得し、日本人テニス選手として1920年アントワープ大会の熊谷一弥選手の銀メダル獲得以来96年ぶりのメダリストとなったことである。1世紀も前にオリンピックで大学の先輩が大活躍したことを知って嬉しく誇らしく思う。

2016年8月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3380.2016年8月14日(日) カストロ・キューバ革命評議会前議長卒寿を迎える。

 今月末のキューバ旅行に備えてキューバ革命や、フィデル・カストロ前キューバ革命評議会議長、チェ・ゲバラに関する書物を読んでいるが、これまでキューバ革命についてはカストロらの功績以外あまり深く調べるようなことはなかった。革命はちょうど60年安保闘争やベトナム戦争と時期が重なっていたこともあり、キューバ革命の現象それ自体には大きな興味を持って概略を知ることはできたが、深く学ぶほど気持ちが向かわなかった。革命成就後ゲバラが諸外国巡行の際日本を訪れ、敢えて広島を訪れたことも寡聞にして初めて知った。私の関心と情報が近場に偏り過ぎていたかも知れないが、今改めて関連書を読んでみるとカストロの革命実現のための緻密な計画性や、行動力、ぶれない信念、巧みな話術と演説、更に優れた人間性に、多くの国民が彼を慕うことに納得できるような気がする。更に今まで知らなかったが、カストロがいわゆるソ連式、毛沢東式の社会主義とは異質で、マルクスが目指すような真の社会主義を目標にしていたことが分かる。従って当時のソ連を表面的にはともかく内心では模範にして頼っていたわけではなく、ソ連邦崩壊まで決してソ連と気脈を通じるということはなかったようだ。

 一口に革命といっても多種多様だが、キューバ革命がいかにカストロ個人の力によって成し遂げられようとも、カストロは彼個人への個人崇拝を避け、しかも現場の最前線に立って指揮官として指揮、行動して模範を示していたことによってリーダーが国民から信頼され、深く敬愛されるような社会主義革命を成し遂げたことは稀有な例だと思う。その意味でベトナム戦争を勝利に導いたホー・チー・ミンとも別の道を歩んだ人だと思う。

 人間的な魅力も捨てがたく、まだまだカストロの魅力を知りたいものだと思っている。

 そして昨13日がそのフィデル・カストロ90回目の誕生日である。日本流に言えば「卒寿」というおめでたい誕生日に当る。

 カストロは13日付共産党機関紙上で、5月に広島を訪問したアメリカのオバマ大統領の演説に対して「何十万人の住民を殺害したことへの謝罪の言葉が欠けていた」「広島と長崎を無作為に選んだ原爆投下は犯罪的攻撃だ」と厳しく指摘した。

 カストロは革命前後に何度となく訪米しているが、革命前アメリカ資本のバチスタ政権との癒着による搾取と、革命後の経済封鎖に対して国交回復による雪解けを言われながらも反米的言動は留まるところを知らない。手元にまだ読み始めていない革命関連書もこれから楽しみに読もうと思っているが、キューバではある程度革命に拘って見聞したいと今から楽しみにしている。それにしてもカストロ兄弟(兄フィデル、弟ラウル現革命評議会議長)もチェ・ゲバラも大した人物である。

 さて、今朝国民的人気グループ‘SMAP’が今年12月31日限りで解散することに決まったとの衝撃的ニュースが駆け巡った。今年1月一度その噂が出て1月14日付本ブログでも触れたところだが、人気グループであるが故にしばらくして元の鞘に収まってファンはホッとしていたようだ。だが、内情はそんなに単純なものではなかったようで、結局事務所とメンバーが話し合いの末解散することに決まった。‘SMAP’は1988年に結成され、以降今も人気は先端を走っている。その名称もSports Music Assemble People(スポーツと音楽を融合する人々)の頭文字から取ったというから、融合が挫折したというところだろうか。

2016年8月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3379.2016年8月13日(土) オリンピックにからむ諸々の問題

 今度のオリンピック競泳で珍しいことがいくつかある。先ずは、昨日行われた女子100m自由形で金メダリストが2人も現れたことである。しかもその内のひとりが、黒人アメリカ選手だった。その昔テニス、ゴルフや水泳では黒人と白人が同じ場でともにプレイすることはなかった。それが一応人種差別の壁が撤廃され、今では多くのスポーツで表向き差別はなくなり、その上競技によっては白人選手以上に黒人選手の活躍が目立つようにもなった。それでも水泳だけは、同じトレーニングの場が与えられなかったのか、これまで黒人選手が華々しい活躍をすることはほとんどなかった。これからは、人種の差別なく互いに競い合うスポーツの本領を見せてくれるだろう。 

 次いで、順位で同着が目につくようになったことである。冒頭に挙げた100m自由形の金メダリストルは2人の選手が同着となった。今日行われた男子100mバタフライ決勝では3人の選手が同着2位となり、一気に銀メダリストが3人も誕生した。加えて3人の内のひとり、南アのレクロー選手は前回ロンドン大会でも2人が2着だった時のひとりだった。すでに今大会で4つの金メダルを獲得しているアメリカのマイケル・フェルプス選手も銀メダリスト3人の内のひとりだった。オリンピックの競泳種目で同じメダルを3人が分け合うのは史上初だそうである。

 嫌なことは、あれだけドーピングが騒がれた大会であるにも拘わらず、検査で陽性が出たり、出場予定だったが疑念を持たれて追放処分にあった選手がいる。昨日行われた陸上競技最初の女子10000m決勝でも、従来の記録を大幅に塗り替える世界記録で圧勝したエチオピアのアルマズ・アヤナ選手が疑われている。スポーツ界では度重なる傷の痛みが骨髄に達していないのではないかとそのいい加減さに呆れるばかりである。

 嫌なことの2つ目は、柔道1回戦でイスラエル選手に敗れたエジプト選手が試合終了後、イスラエル選手の握手を拒んだことが問題になっている。IOCではオリンピック憲章と理念に反するとして、問題にするようだ。

 さて、リオ・オリンピックの熱気に圧倒されて些か過熱もトーンダウンしたかに見えるアメリカ大統領選挙運動中に、民主党候補ヒラリー・クリントン氏がこのほど環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に反対を唱えた。共和党候補トランプ氏から態度を迫られ保留していたクリントン氏もトランプ氏同様に反対を訴えたのである。どうも駆け引きが絡んでいるようだ。先日オバマ大統領がクリントン氏を次期大統領として強く推したが、クリントン氏はそのオバマ大統領の親心を無視するかの如く選挙向きの行動に出た。その影響かどうかは、はっきりしないが、TPP反対を打ち出したクリントン氏を批判するかのように、昨日オバマ政権はTPP批准に向けた行政措置の説明案をアメリカ議会に送付した。

 だが、アメリカには反対意見も多くこの先どうなることやら視界不良である。アメリカ議会、民主・共和両党、上下院議員らにとって選挙を考え、周囲との調和を考えながら結論を出さなければならないのは気苦労とは思うが、しっかり自らの信念だけは貫いて欲しい。周囲への気遣いや選挙対策で自論を主張しないというのでは、本末転倒ではないだろうか。アメリカ大統領選挙が色褪せてくるわけだ。

一方、安倍総理は秋の臨時国会でTPP批准を目指すと言っているが、わが国内でも農協を中心に反対の声は根強い。最近強気になってきた首相は、これに対してどう出るか。

2016年8月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3378.2016年8月12日(金) 中国漁船沈没と伊方原発再稼働

 オリンピックも今やたけなわで日本選手の活躍もあり、テレビは各局とも朝からずっと賑々しく放送している。今日も競泳女子200m平泳ぎで金藤理絵選手が金メダルを獲得したと伝えられた。すると金藤選手のスランプ時の苦労話をドキュメント風に演出した画像が映し出される。金メダルを獲る選手が現れると銀メダルも銅メダルもやや影が薄くなる。先日男子400m個人メドレーで金メダルを獲った萩野公介選手が200m個人メドレーでは銀メダルに甘んじるや、金を獲った水上のレジェンドであるアメリカのマイケル・フェルプス選手に話題が集中する。

 その他に男子卓球で水谷隼選手が銅メダルを、柔道男子100㎏級で羽賀龍之介選手が同じく銅メダルを獲得した。

 準決勝へ進んだ7人制ラグビーはフィジーに敗れ、3位決定戦で南アフリカにも敗れて4位という結果になった。しかし、メダルこそ獲得できなかったが、ラグビー強豪国が争う中で4位になったということは素晴らしいことだと思う。身体で劣る日本チームにとっては、15人制以上にスピードとスタミナを要求される7人制の方が活躍の場が広いと思う。2019年には日本でラグビー・ワールドカップが開催されるし、その翌年には東京オリンピックが待っている。今回の成績を糧にして、東京オリンピックではぜひメダル獲得を目標に強化に励んでもらいたいと思う。

 一方、オリンピックの熱気に浮かされている間に、日本国内及び周辺海域では政治的、社会的に大きな動きがあった。

 このところ尖閣諸島周辺の日本領海に侵入してくる中国公船と漁船に対して、日本政府は度々中国政府に対して警告を発しているがまったく効き目がなく、中国公船の領海侵入はエスカレートするばかりである。そんな折も折、昨日思わざる事件が起きた。尖閣諸島周辺の公海上で中国漁船がギリシャ船籍の貨物船と衝突し、沈没してしまったのである。乗組員のうち6名は近くにいた日本の海上保安庁巡視船によって救助され、日本政府はことの次第を中国政府に連絡した。それに対して中国政府は乗組員の救助について謝意を表したが、その事実の詳細、特に日本の巡視艇が中国人乗組員を救助したことについては中国国内では伝えられず、一部ネットで事実を知った中国人には、日本の公船が中国人を救助したのは、中国領海で日本が実効支配しているからだと誤解を以って理解されたようだ。

 中国政府は中国漁船沈没の事実を正確に国内で伝えず、日本が人命救助をしても口先だけの謝意表明で済ませ、まったく誠意も誠実さも感じられない。孔子や孟子が生まれた国の言動とはとても思えない。流石にアメリカも中国が日本領海に立ち入ることに深刻な懸念を表明している。

 さて、国内でもうひとつ難題を抱えることになった。今日四国電力伊方原発3号機が再稼働したのである。5年前に定期検査に入って原子力規制委員会の検査を終了して再び稼働したわけだが、安全性については本当に大丈夫なのだろうか。今朝の日経と朝日夕刊ではまったく触れられていないが、去る4月の熊本地震以後余震の続いている影響はないのだろうか。地震発生直後は、熊本、大分、そして愛媛県佐田岬まで地下断層が繋がっており、佐田岬にある伊方原発が心配であると報道していたが、一旦嵐が去るや背に腹は変えられないのか知事も、電力会社もいかに原発反対の声があろうとも突き進む考えのようだ。

 これには地元住民の声が最も切実で効果的であるが、地元経済盛り上げの観点から心ならずも本音とは別の決断をせざるを得ない人たちも多い。だが、純粋に原発の安全性と経済性の観点から主張できるメディアが、コメントひとつ言及しないのは、メディアの劣化ぶりを示しており、原発廃止の前途は暗いものに思えて仕方がない。

2016年8月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3377.2016年8月11日(木) 初めての「山の日」に金メダル3つ

 リオ・オリンピックで今日日本選手が3つの金メダルを勝ち取った。そのひとつは、体操男子個人総合でウクライナのオレグ・ベルニャエフ選手と追いつ追われつの大接戦の末、エースの内村航平選手が前評判通りロンドン大会に続き優勝した。今日はこの男子体操個人総合競技を何度も何度も繰り返して観た。プレッシャーがかかる中で内村選手の綺麗なフォームと洗練された隙のない演技には、とても並みの人間にはできないことだとほとほと感心した。一方柔道の男子90㎏級でベイカー茉秋選手、そして女子70㎏級で田知本遥選手が金メダルを獲得した。

 それ以外にも男子7人制ラグビーの結果が気になっていた。緒戦で優勝候補のニュージーランドを撃破し、ケニアにも勝ち予選を突破した。対ニュージーランド戦では、試合前に日本の取材班がニュージーランド人に日本が勝つ確率を尋ねたところ、まったく可能性はないとにべもなかったくらい日本の勝利は誰もが予想しなかったほどの大番狂わせだった。勝ち上がった日本は、8強トーナメントで今日フランスと対戦して何とこれもノーサイド直前に12-7の逆転勝ちで、ベスト4へ勝ち上った。力も大分上がっているようだ。準決勝の相手国はフィジーと決まった。昔から7人制では世界トップレベルのフィジーと対戦しなければならないことは中々厳しいが、ここまで来ればどのチームも日本より格上であることは明らかだ。思い切り戦って悔いのないゲームをやって欲しいものである。

 さて、今日8月11日は「山の日」といい、今年から実施された国民の祝日である。どうもこの決定前のお膳立てに政治家絡みの思惑があったようで、若い頃登山に熱中した私でもあまり素直な気持ちになれない。超党派の「山の日」制定議員連盟がその推進役となった。今から10年前に実施された「海の日」への対抗上決まったような節もある。それが論より証拠には、「山の日」は第2等の祝日ではないと言っている。つまり第1等である。第1等とは、憲法記念日、子どもの日、文化の日、勤労感謝の日などのように、月日が確定している祝日のことである。「海の日」のように7月第3月曜日という第2等祝日とは格が違うのだそうだ。ここにも「山の日」の方が「海の日」より格上だと威張りたがる政治家や、関係者がいるようだ。

 その「山の日」は、当初12日に制定される予定だったが、8月12日は御巣鷹山へ日航機が墜落して520 名もの尊い犠牲者を生んだ日で、鎮魂の日として祝日には相応しくない。地元としても奉仕した時間や人材など異常な事態を考えると国民の祝日として認めがたいと群馬県から異議が出て、その前日に繰り上げて11日を国民の祭日と決めた経緯があるようだ。

 そう言えばわれわれ夫婦がお見合いしたのは、偶々当時第1等の祝日だった「敬老の日」9月15日だったが、今では「敬老の日」は9月第3日曜日という第2等の祝日になってしまった。まぁ、お見合いと結婚は第2等ではないと思っているが・・・。

2016年8月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3376.2016年8月10日(水) 今日も盛り上がったリオ・オリンピック

 今日も朝からオリンピック関連ニュースの大洪水である。カヌー競技カナディアン・シングルで羽根田卓也選手がアジア人として初のメダル・銅メダルを獲得したかと思えば、昨年のラグビー・ワールドカップでラグビー史上最大の番狂わせと言われた、日本が男子7人制ラグビーでも、南アフリカを破った勢いを彷彿させるかのように、またもや優勝候補のニュージーランドに14-12で逆転勝ちしたことが特筆される。ラグビー・チームはその直後にイギリスに惜しくも19-21で負けてしまったが、この後ケニアに勝てば決勝トーナメントに進出できる。その活躍を大いに期待したいと思う。

 今回は水泳陣の活躍が目立つが、男子200m自由形でアメリカのレジェンドとしてオリンピック史上20個目の金メダルを獲得したマイケル・フェルプス選手に次いで、銀メダルを獲得した坂井聖人(まさと)選手の活躍と、1964年東京大会以来52年ぶりの銅メダルを獲得した男子800mリレー・チームが特筆ものであろう。リレー・チームは32歳アンカーの松田丈志選手の北京、ロンドン大会に続き3大会連続して銅メダルを獲得した、チーム・リーダーとしての活躍が際立った。

 余計なことかも知れないが、今大会の水泳選手には珍しい名前の選手が多い。銀メダリスト・坂井選手の名前は「聖人」と書くが、バチカン教皇庁の許可?もなく、「聖人」と言われてはキリスト教信者も真っ青だろう。そもそもキリスト教では死後長い時間をかけて厳しい審査をし、教会で公式に列聖されなければ聖人とは認められないことになっている。実際ジャンヌ・ダルクが聖人として列せられるようになったのは、死後500年近くが経ってからである。まあそんなことはどうでも好いか。

 それにしてもくどいようだが、水泳選手には珍しい名前の選手が多い。銅メダルを獲得したリレー・メンバーのひとりに江原騎士という選手がいるが、彼は「騎士」と書いて「ナイト」と呼ぶそうだ。これはちょっとこじつけのように感じている。他にも女子水泳選手に今井月という選手がいるが、「月」と書いて「ルナ」と呼ばせるらしい。確かに言われてみれば、分かる気もするが、漢字の読み方を英語に翻訳して英語で呼ばせたり、似非偉人にしたり、これもひとつの流行なのかも知れないがここまで来ると些か面食らってしまう。これも時代の流れだろうが、個人的には日本人の名前にこれ以上あまり奇を衒わない方が好いのではないかと思っている。名付け親はそれなりの願いをかけたのだろうが、珍しい名前をつけられた本人にとっては当惑したり、心理的負担にならないようであって欲しいと思う。

 さて、3年前に車の免許証を書き変える前に初めて高齢者講習と認知機能検査を受けたが、今日も二子玉川にある小山ドライビングスクールで、同じ検査を受けた。他に7人の受講者がいたが、中にはもう5年ぐらい運転していない人もいた。今後誕生日前後に免許証の更新をするが、その新期限が切れるのは81歳の誕生日になり、そろそろ運転を停めようと思っている年齢になるので、その点では今日が最後の更新のための講習ということになる可能性もある。

 運転実技模擬運転、認知検査を含めて総合点で92点をいただいたが、同年代層の平均が76点であるのに比べて反応、技能、視野などの点でベターとの講評をいただいた。

2016年8月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3375.2016年8月9日(火) 「長崎原爆の日」に2つの金メダル獲得

 今日は長崎へ原爆が投下されて71年目である。3日前の「広島の日」に続く残虐な災害を被った一日である。今日世界中で核保有、核開発に反対する声が高まる中で、相変わらず世界では核開発、核実験を行っている非人道的な国々がある。反核の動きの一つである包括的核実験禁止条約(CTBT)についても、ロシア、イギリス、フランス等核保有国や日本、韓国、ドイツ等を含む164カ国が批准しているが、核保有大国のアメリカ、中国、イスラエル、イラン、エジプト等19カ国が署名はしたが、批准をしていない。その他にも北朝鮮、インド、パキスタン、キューバなど13カ国が条約に未署名である。国によって地球上から核を放逐しようとの考えがなく我利我欲を押し通すことから、国際社会は核戦争直面の綱渡り状態である。大国というのはどうしてこうも思い上がって自国のことだけしか考えられないのだろうか。

 さて、今朝起きてみるとホット・ニュースとしてリオ・オリンピックで日本人選手が2つの金メダルを獲ったという喜ばしいニュースが伝えられた。金メダリストは柔道73㎏級の大野将平選手と日本期待の男子体操団体チームである。いずれも優勝の可能性が高かっただけに、取り敢えずノルマを果たしてくれてホッとしている。これで日本チーム全体に更に勢いをつけて欲しいものである。

 左様にオリンピックも徐々に佳境に入ってきたが、またもや嫌な事件が明らかになった。オリンピックの後に開催されるパラリンピックに国家ぐるみのドーピング疑惑のあった全ロシア選手に出場を認めないとクレーブン・国際パラリンピック委員会(IPC)会長が断を下したのである。例によって早速ロシアのムトコ・スポーツ大臣が強く反発し、撤回を求めてスポーツ仲裁裁判所(CAS)へ提訴を検討するという。先にIOCがロシアとの衝突を恐れて「選手個人の権利」と甘い対応をしてロシア選手を全面的に締め出さなかったことが、一部には強い批判が出ていた。しかし、今度はロシアの思いは通じなかった。

 しかし、毎度理解できないのは、ロシアという国は自分たちがルールに違反して国ぐるみで違法を犯したことにまったく罪の意識を持ち合わせず、この違反を裁定した相手を非難し罵倒することである。スポーツはルールがあって成り立つものである。まず反省ありきではないだろうか。こういう普通の思考回路では導き出されない考えを生み出すロシア人の思考には、どう世間一般の条理や常識を伝えたら良いのか理解に苦しむ。

 尤もこういう論理は、中国の東シナ海や南シナ海における海洋侵略行為にも露骨に表れている。国際仲裁裁判所からダメを押されても、反論して正当な判断に対して利己的わがままの論理を押し通すだけで判決条文をポイ捨てする傲慢さである。政治もスポーツもこういう当時者がいたのでは、うまくいかないわけである。

2016年8月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3374.2016年8月8日(月) 天皇陛下の生前退位とイチロー選手3000本ヒット

 今日午後3時前から大事なテレビ放送を待っていた。3時ちょうどに天皇陛下のお気持ちを表現するビデオ・メッセージがテレビ各局から一斉に放映された。その後有識者や一般の人たちの感想をいろいろ伝えていた。この度の天皇のお気持ちとは、過日さりげなく報道された天皇ご自身がお考えの生前退位について、今年82歳というご高齢とご健康上の理由からそのお気持ちをありのままに国民に直にお伝えしたいと希望されたことである。

 憲法と皇室典範によって、天皇の生前退位は認められておらず、不都合の場合は摂政を置き、代行することが決まっている。憲法第4条が規定する「天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない」と定められている。従って天皇が自らの国事行為を一方的に止めたいと主張することは、憲法に盾突くことになりかねず、この件について天皇が意思を表立てることは遠慮すべきだと決められているようなものである。

 ほとんどの国民はご高齢の天皇のお気持ちを汲み取って、天皇ご自身が述べられたように近年2つの大きな手術と病により、国事行為を行うことが年々難しくなっているということを理解しており、天皇のお気持ちを斟酌して心理的な負担を軽減するような結論を導き出すことを望んでいる。

 これだけ大きく取り上げられた天皇陛下ご自身の率直なお気持ちであるだけに、1日でも早く天皇にとってお気持ちを組み込んだ国民が納得できる結論が下されるよう願っている。 

 天皇のお言葉が伝えられた直後に安倍首相は官邸記者会見で、案外素っ気ない印象を述べていたが、首相としては厄介な問題を抱え込んだという本音が思わず出てしまったのではないか。近年右翼的言動が目立つようになった首相は、天皇が海外で戦没者慰霊の旅をされることに内心必ずしも賛成していないように覗え、天皇が旧戦地で慰霊の都度現地サイドから一部取り沙汰される旧日本軍の残虐行為について納得できない気持ちでいるようだ。天皇は、純粋に戦争で亡くなった日本人を始め、現地の人たちの御霊を慰霊し、ご遺族に対して悲しみを共有していることをアピールしているのだが、安倍首相は天皇と同じ考えを持っていないようだし、あまり同じ行動をしない。首相はこれまで天皇が決して訪れない靖国神社へ度々参拝に訪れていた。どうも天皇のお気持ちとは乖離が見られ、それが天皇の言動に対して、速やかにお応えしようとの気持ちが表れないのではないかと勝手ながら解釈している。

 明日から天皇を取り巻く宮内庁と政界、メディアも含めてどういう議論の進め方をやっていくのだろうか。事が事だけに、拙速に、しかしあまり時間をかけるわけにもいかず、関係者のご苦労もまた大変だろうと思う。

 オランダ、ベルギー、スペインなどヨーロッパ各国と同様、近年ご高齢の故に王位を交代された王室に近い結論を出すことを考えてみてはどうだろうか。当分の間、日本国民誰もが注視している課題となった。

 さて、嬉しいニュースがアメリカから入って来た。今か、今かと待ち焦がれていた大リーグ・マーリンズのイチロー選手がついに3000本安打を達成した。大リーグ在籍16年でこの大記録をやり遂げたのだから偉い。

 このところ緊張の故か、或いは代打として試合では1打席しか打席に立たないせいか、ヒットが思うように打てず、2998本で止まっていた。だが、昨日漸く2999本目のヒットを打ち、目標まであと1本と迫っていた。昨日マーリンズも敵地デンバーでの試合ではあったが、3000本目へ期待をかけて、今日イチローは代打ではなく、選抜メンバーとして出場すると事前PRした。イチローは見事にその期待に応えて3塁打を放って目標の3000本安打を達成した。150年という長い歴史を誇る米大リーグでイチロー選手は僅か30人の内のひとりである。年齢的にも42歳で、体調を維持するのも厳しい年齢であるが、これから後何本ヒットを打ってくれるだろうかつい期待してしまう。

 先日はピート・ローズの持つ大リーグ記録4256本を日米通算で達成しながら、アメリカ球界でさほど評価されることはなかったが、この3000本安打はすべて大リーグの試合で打ったもので、文句なしにアメリカ人誰もが高く評価するものであり、いずれ野球殿堂入りする正真正銘の大記録だと思う。

 イチロー選手の願いは、50歳まで現役プレイヤーを続けることだそうだが、その心意気でこれからも頑張って欲しいものである。

 イチロー選手、おめでとう!!!

2016年8月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3373.2016年8月7日(日) 競泳でリオ・オリンピック金メダル第1号

 リオ・オリンピック2日目の今日、早々に金メダル第1号が出た。サッカー、女子バレーボールの初戦黒星でスタートに躓いた日本チームだったが、期待の高かった男子競泳400m個人メドレー決勝で、萩野公介選手が日本新記録で優勝し金メダルを、瀬戸大也選手が3位に入り銅メダルを獲得した。初日の柔道では男女とも銅メダルに終わっていたが、今日はこの他にもウェイト・リフティングで三宅宏美選手が、体調必ずしも思わしくない中でロンドン大会の銀メダルに続いて銅メダルを獲得したのは殊勲甲と褒めてあげたい。これから各競技とも伯仲した勝負の中で好記録を生みメダル・ラッシュを見せて欲しい。

 オリンピックが大きく報道される中で、些か気の毒なのは夏の甲子園高校野球である。昨日から始まったが新聞でもオリンピックの派手な扱いに比べると、どうも控え目過ぎるような気がする。この様子では、4年後の東京オリンピック開催時には更に遠慮がちの報道になるのではないだろうか。2020年東京オリンピックでは大会中の8月6日「広島原爆の日」、9日「長崎原爆の日」を迎えることになるが、競技場での被災者に対する黙とうと鎮魂のサイレンはどう取り扱うのだろうか。平和への希求を謳うには最高の機会だと思うが、原爆投下国アメリカ辺りから反論があるだろうからこの点も今後はっきりさせねばならないだろう。

 それにしても今日のような蒸し暑い気温の中にいるとこの時期に開催される東京オリンピックは、暑さ対策で選手も観客も大変ではないかとつい彼らに同情してしまう。因みに今日の最高気温は兵庫県豊岡市38℃、京都市内37℃、都内33℃の高温だった。テレビ・スポンサーの要望とヨーロッパ・サッカー連盟が拘る夏のリーグ戦スケジュールの調整がつかなかったとの裏話があるが、それならこんな暑い最悪の季節に敢えてこのような形でスポーツ祭典を開催する意味があるのだろうかと首を傾げざるを得ない。つまるところオリンピックは権威があるとされているが、結局お金がからむとヨーロッパ・サッカー連盟のブラックボックスがごり押しする「無理が通れば道理が引っ込む」論理になっていると言えないだろうか。

2016年8月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com