3557.2017年2月7日(火) 自宅のリニューアルを検討

 昨日はやや暖かかったが、今日は予報通りやや寒く、加えて風が強い。全国的に大陸から低気圧が張り出してきた影響で気温は下がり、関東でも雪が降るらしい。我が家の梅も漸く蕾となりしばらくすれば満開となり、鶯やメジロ、四十雀がやって来るだろう。野鳥たちの飛来を楽しみに待ちたいと思う。

 近年地震の発生が増えてきたように思う。実際国や自治体でも不時に備えた情報や、避難訓練にかなり時間を取っている。今晩テレビを観ていた間にも茨城県で震度3の地震があった。わが自宅も建築以来そろそろ40年になる。古い法律の下で建設したため現行の耐震基準に適った耐震建築ではないので、万一に備えて耐震構造にリニューアルすることを、これまでにしばしばアドバイスされている。そこで13年前に大リニューアル工事を行った業者に今日来てもらい、相談に乗ってもらった。

 まず、屋根瓦を軽い素材に変えることと、耐震用に筋交いを入れる建築工事を行うことを話し合い、区役所が耐震工事ならケースバイケースであるが、基本的にある程度補助金を交付してくれるということなので、補助金の交付申請をしようと考えている。まず、世田谷区役所へ出向いて工事を始めることを伝えなければいけない。今少々忙しいが近い内に出かけようと思っている。

 さて、今日もメディアではトランプ大統領の強引な大統領令について喧々諤々である。7カ国からの入国者には当分の間制限を加えるとした大統領令が、裁判所を介して憲法違反か否かの沙汰が近日下される。とんでもない所にも影響が表れている。住居を兼ねていたトランプ・タワー周辺の警戒が厳しくなるにつれ、通行人がチェックされるようになり隣のティファニーへの入店客が落ち込んだ。ティファニーも経営的に赤信号が灯りCEOが責任を取り辞任を決めた。

 一方、ヨーロッパでもトランプ大統領の発言は物議を醸している。ヨーロッパ中央銀行ドラギ総裁はトランプ氏側近がユーロ安を批判したことに対して、為替相場を操作していないと反論し、イギリス下院議長は年内にイギリスを公式訪問する大統領が議会で演説することに反対を唱えた。少しずつ包囲網が狭められつつある。

 いずれ近い内にある程度方向が見えて来るのではないだろうか。

2017年2月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3556.2017年2月6日(月) 忙しいのか、不健康なのか、血圧が上がった。

 何だか分からないうちに急に忙しなくなってしまった。今週金曜日に開かれる先輩の受勲祝賀パーティの幹事役や、キューバに関する講義のためにパワー・ポイントのスライドを作成して準備すること、加えて確定申告の金銭元帳のこまごまとした記入など提出書類の整理、作成などで毎日気が休まらないことなどでストレスが溜まっているのかも知れない。

 一日中長い間無理して机に向かっているせいだろうか、それまで比較的安定していた血圧までがこのところ上がりだした。今年に入ってから急に血圧が上がり出し、上の数値がほぼ毎日140を超えるようになってしまった。これまでも安定していたとは言え、血圧降下剤は欠かさなかったし、安定している中で昨年夏には血圧もかなり理想的な数値が続いたので、一旦は医師とも相談のうえ薬を一時的にストップしてみたこともあった。

 それでも少々気になるので今日行きつけの森内科へ行って先生に相談してみた。先生は寒さが影響していることもあるが、ちょっと血圧が高過ぎると言われ新たに降圧利尿薬「フルイトラン」を処方してもらい早速飲むことになった。

 本当は何もせずに寝っ転がっていれば、一番身体には良いのだろうが、そういうわけにもいかない。今日新薬をいただいたので、これまでの服用薬にこの新薬をプラスしてどれほどの効果があるか、しばらく様子を見てみたい。

 そんなわけで、先月末には元日本テレビ政治部長の菱山郁郎・日大客員教授から、後輩が文春新書を出版したので、書評をブログに書いて欲しいとのせっかくのご希望も、現在時間的に無理だと失礼ながらお断りしてしまった。

 今も小中陽太郎さんの近著「上海物語」の書評か、中川隆介氏が「出版ニュース」に同書について書かれた書評について感想文を書くよう著者の小中さんご自身から依頼されたが、時間的にも難しいので取り敢えず、20日過ぎなら書けると思うとお応えしたところ、それで好いと連絡いただいた。中川氏は巧みにストーリーを時代的、人物的に捉えた秀逸なコメントを書いている。私はそこまで深く考えることが出来ず、はっきり言ってストーリーに私のイメージが追いついていかない。小中さんは、著書の中でゾルゲ事件関係者についても触れているが、ゾルゲの仲間・ブーケリッジの忘れ形見である友人山崎洋さんについて触れているので、山崎母子を書いてみてはどうかと言われた。私が山崎母子と親しいことから、その辺を書くことはやぶさかではないが、どんな視点で書くべきか理解し難いので、15日にお会いした時にお聞きしようと思っている。他にも文中には高校同級生の文化功労者・中西準子さんの父・中西功についても触れている。中西さんには3月に会えるが、彼女の父親像を聞き出すことは出来ない。

 とにかく落ち着いてストレスが溜まらないように、気持ちを少しのんびりさせることが大切なのだということは自戒している。早くこの慌ただしさから抜け出して、もう少し余裕を持って対応しなければいけないとは考えている。

2017年2月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3555.2017年2月5日(日) 大谷翔平選手の二刀流を辞めさせるのは惜しい。

 今日は立春であるが、昔から禅寺ではこの日「立春大吉」と書かれたお札を貼って厄払いをしている。昨日ペンクラブのある知人から赤く大書した遅れた年賀状、「立春大吉」状をいただいた。この方は毎年旧暦で新年に当たる立春に年賀状の「立春大吉」状を送ってくれる。

 近年日本の古い伝統や習慣が忘れ去られていくが、このように旧暦に使われ、それぞれ意味のある由緒ある言葉はいつまでも伝え残していきたいものである。

 さて、来月野球の世界選手権ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開催されるが、昨日突然話題になったことがある。昨年北海道日本ハム・ファイターズの投手兼打者として大活躍をして、チームを日本一へ押し上げ個人的にもMVPに選出され、WBCでも活躍が期待されていた大谷翔平選手がケガでWBCを欠場することになった。本人はもちろん、日本チームの同僚選手、ファンをがっかりさせている。

 ところで今朝のTBS「サンデー・モーニング」でこんな話があった。レギュラー出演者の張本勲氏がこんなことを言っていた。「だから二刀流は無理だと言ったんです。投手と打者では使う筋肉が違うので、こういうことは予想出来た」。実は張本氏は、かなり前から大谷選手が投手と打者で活躍する二刀流に反対していた。二刀流はどちらも中途半端になり、「二兎を追う者一兎も得ず」と確かに張本氏が反対していたのを知っている。だが、昨年のシーズン中大谷選手が大活躍すると声は小さくなり、必ずしも二刀流は止めるべきとの声は聞かれなくなった。実際昨年の大谷選手の活躍は素晴らしかった。誰しも彼の活躍に溜飲を下げ称賛した。これほど二刀流が成功したのは大谷選手だったからこそ為し得たとも言える。プロ野球史上に燦然と名前が残るほどの大活躍だし、新しい分野に道を開いたとも言える。それが、偶々ケガをしたから折角の才能に目をつぶらせ二刀流を今後辞めさせるとの考えはあまりにも短絡的ではないだろうか。

 張本氏は、二刀流は大成しないと頑なに信じているようだが、大谷選手のような素材が実績を作った事実を理解して、一方的な言い方は慎んだ方が良いのではないだろうか。大谷選手の活躍中は黙して語らずだったが、大谷選手がケガをするや、それ見ろとばかり再び二刀流反対説を唱えるのは、あまりにも狭量で、大谷選手のみならず、プロ野球を愛する人々の期待を裏切ることになるのではないだろうか。ケガをする可能性は選手なら誰にもある。これは二刀流をやる、やらないに関係ないと思う。

 大谷選手は張本氏の予想を超える活躍をしたのだから、この期に及んで二刀流はダメと言うのなら、大谷選手が活躍していた昨シーズン中に声を大にして言うべきではなかっただろうか。

 私は個人的には、珍しい成功例として大谷選手にこのまま二刀流で行って欲しいと思っている。

2017年2月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3554.2017年2月4日(土) 稲田防衛相はマティス国防長官に太刀打ち出来るか。

 アメリカのトランプ大統領が発したテロ懸念国からの入国を制限するとの大統領令に対して、ワシントン州連邦地裁は一時差し止める命令を出した。大統領がテロの恐れがあると世界中から反発を受けながら強硬に実行して、世界中を敵に回したことに対して、大統領令は憲法違反であるとワシントン州が連邦政府を訴えていたものだ。これに対してホワイトハウスは、制限措置は合法で適切として、近々司法省に差し止め命令の即時停止を求めると述べたが、今やイタチごっこになってしまった。この行き着く先はどうなるのだろうか。公平に見てトランプ大統領の乱暴な大統領令に勝ち目はないと思うが、したたかな大統領であるので、姑息な手段を使って対抗してくるに違いない。

 好い加減にすっきりして欲しいものである。

 一方、昨日来日した「狂犬」マティス国防長官は、今朝早速稲田朋美防衛相と会談した。19歳の時軍隊へ入隊して世界中の戦地で砲弾の中をかい潜ってきた百戦錬磨の国防長官から見れば、的確に国会質問に応えられない稲田防衛相ではいかにも子どもに見えるのではないだろうか。稲田氏は決して防衛問題の専門家ではないし、戦場を歩いたわけでもない。マイナス・イメージとして韓国の竹島へ上陸しようとして直前になって差し止められたり、毎年靖国神社への参拝を欠かさない無神経なパフォーマンスが、中韓の対日感情を一層悪化させていることに気が付かないノー天気な女性なのである。自分を売り込むことに専心して、うまく大臣の椅子を射止めたのは好いが、国の防衛の最前線である現場に疎いのでは、果たして国家の安全保障という大役を果たすことが出来るのだろうか。

 恐らく会談の間に稲田防衛相の能力は国防長官にすでに見抜かれているのではないだろうか。今日のところは、在日米軍の駐留経費について国防長官は「日本はコスト負担のモデルだ。日米の経費分担は他の同盟国での手本となる」と述べた。だが、日本の負担額は約75%である。仮にこれがモデルということになれば、現在アメリカの同盟国であるドイツの32%や、韓国の40%を日本並みに約70%にまで負担させることが可能であると了解したことになるのだろうか。ドイツや韓国辺りからも不満が燻り出すのではないか。これ自体もさることながら、稲田防衛相がそこまで考えているようには見えない点がなお一層心配である。

2017年2月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3553.2017年2月3日(金) なぜアメリカの景気浮揚のために日本がこれほど協力しなければならないのか。

 今日は節分であるが、どうもそれどころではないようだ。

 インフラに51兆円を投資して市場を創出し、70万人もの雇用を生み出すよう努める。どこの国の話かと思っていると、日本の対アメリカ交渉のスタンスである。これが益々強まる日本の対米従属の構図である。しかもその投資資金に、わが国が現状出来る精一杯の力を傾注して、銀行、政府系金融機関の融資の他に外為特別会計や、あるまいことか公的年金を長期運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資金の運用まで考えているというからその気の遣いようには呆れるではないか。GPIF資金が従来の国債運用から、リスクの伴う株式投資を重視するということで、国民にとって大切な年金運用資金が減る恐れがあるとして物議を醸したのはつい最近のことではないか。日本国民の老後の安定収入よりアメリカの経済振興に気を遣うお粗末ドラマの展開である。

 来る10日に安倍首相とトランプ大統領の日米首脳会談が行われるが、日本は自らの立場を説明するとともに、アメリカに対して手土産を献上しようとしているのである。日米間の貿易不均衡との言いがかりをつけた天邪鬼に対して、正論をぶつけず、あくまで下手に出る戦略なのだろうか。

 ぎゃあぎゃあ喚き散らすヤクザまがいの下品なトランプ大統領の圧倒的な迫力に押されて、日本はご機嫌を取って何とか日米友好関係を演出し、ひたすら日米同盟関係の絆を深めようとの作戦に出る不甲斐なさである。常識外れで世界中から顰蹙を買っているトランプ大統領に日本も完全に振り回されている。

 日本は日本なりに独自に国家としてやるべきことがたくさんある。新大統領が就任したばかりのアメリカに対して、なぜこれほどご機嫌を取らなければならないのだろうか。我々が知るこれまでのアメリカの民主主義というのは、上から目線で恫喝するようなことではなかった筈である。それがどうだろう?傲岸不遜な態度でメキシコ大統領に対して、アメリカに敬意を払って交渉を申し込めと居丈高に言い、両国間には不穏な空気が漂っている。そうかと思うと昨日はオーストラリアのターンブル首相との電話会談でオバマ前大統領が約束した難民引き取りについて、「オバマ政権はオーストラリアから数千人の不法移民を受け入れると合意したのはなぜだ?」と前職者の対応が気に入らず、相手国首脳に当たり散らして頗るご機嫌斜めのまま一方的に電話を切って首脳会談を早めに停めてしまった。今のトランプ大統領には、外交儀礼や常識、モラルがまったく身に付いていない。選挙戦中は日本における米軍駐留費用を全額日本に負担させるなどと野放図なラッパを吹いていたが、すでに駐留米軍費用の7割は日本政府が支払っている。全額なんてとんでもない。それならとっとと日本から引き揚げてもらいたい。そうすれば財政的に助かるし、沖縄や各地で問題を引き起こしている不祥事や基地問題はすべて解決する。大体これほど外国人軍隊経費を負担している国が一体どこにあるだろうか。タイムリーに今日「狂犬」マティス国防長官が韓国を経て、トランプ政権の閣僚として初めて日本を訪れた。

 日本政府もご機嫌伺いばかり考えずに、わからずやのトランプ大統領に対して言うべきことはきちんと伝えるべきである。まったく困った大統領である。

2017年2月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3552.2017年2月2日(木) 潘基文・前国連事務総長、韓国大統領選から撤退

 毎年今ごろになると高校時代の親友仲間6人で藤沢か、鎌倉でランチを共にする。中でも横浜銀行へ就職した轟くんとは家族同士のお付き合いもあり、今も時折お互いに近況報告をし合っている。お父さんは割合早くお亡くなりになったが、お母さんは昨年99歳で亡くなられた。生前お元気な時はお会いすればいつも優しく声をかけていただき今も懐かしく思い出す。

 今日は藤沢駅の近くで会食したが、大学で囲碁部に所属して活躍した加藤くんが、残念ながら転んでけがをして来られないということから5人の同期生となった。皆78歳になったので、やはり健康が一番気になるところで、実際昨年来られなかった山田くんが、今日来られたのは奇跡だと思っていると言うくらい、彼の健康状態はしばらく思わしくなかった。それでもお互いに会えば、出るのは懐かしい思い出話ばかりである。いつも幹事役を務めてくれる吉水くんも万全ではないようだが、努めて幹事を買ってくれる。おとなしい三輪くんはにこにこしながら話を聞いている。私は元気過ぎると言われたが、おしゃべりが過ぎるということでもある。3月にはクラス会があり、秋には全体の同期生会があるが、いつまでも子どものような高校生時代の思い出に浸って時間をつぶしている。過去を振り返るばかりだが、これぞ至福の時でもある。

 さて、今朝テレビ・ニュースで韓国の次期大統領選の有力候補者と見られていた前国連総長の潘基文氏が、大統領選出馬を断念したと伝えられた。昨年末に10年間務めた国連事務総長を辞めたばかりで、その名誉と存在感からすれば圧倒的な支持があって然るべきである。しかし、10年間の任期を全うした国際人としての活動の割には、歴代の事務総長の中でその評価は史上最低の事務総長と揶揄されるほど、一般の受けは良くなかった。特に公平であるべき立場だったにも拘わらず、時にはその枠からはみ出して顰蹙を買う言動もあった。昨日グテーレス国連事務総長は、トランプ大統領による中東・アフリカ7カ国からの入国一時禁止措置に対して、直ちに撤回すべきだとトランプ大統領を厳しく批判した。その公平で行動的な点から言えば、潘基文氏はすべての面でこのような積極的な行動力をほとんど見せなかった。

 本人が辞める決意を固めた記者会見では流石に無念の表情を見せた。最も無念だと考えたのは、実弟や甥による金銭スキャンダルをメディアから潘氏自身が絡んでいると批判されたことである。事務総長退任直後は最も期待度は増していたが、その信頼は徐々に下がり始め、ついには最大野党「共に民主党」の文在寅・前代表に大きく引き離され、大統領を断念せざるを得ない公式発表となってしまった。

 韓国政界は、朴槿恵大統領が弾劾問題で動きが取れず、韓国政府として積極的な行動を取りにくい状態にある。内政はもちろん、外交も死に体に近い。そこへ次の大統領を選ぶための有力な選挙立候補者が、すっきりした理由を示さず辞退することは、民主主義の後退にならないだろうか。

2017年2月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3551.2017年2月1日(水) トランプ大統領は日本と中国を一緒くたにするな!

 中国による南シナ海の海上埋め立て問題が周辺国から非難され、国際法にも触れることが国際裁判所で判断されたにも拘わらず、一向にその違法行為を止めようとせず、東アジアにける安全保障上厄介な問題となっている。その手法が異なるとは言え、陸地においても中国の侵略?は相当な破壊力があり、将来的に国家間、或いは周辺諸国において軋轢を生む可能性が高い。

 かつてスリランカの首都だったコロンボの海上埋め立て工事が、スリランカ政府と中国の国有企業との間で契約が交わされ、現在開発用地上に都市造成計画が進められている。埋め立て工事が完成してから30年後に8万人が住む都市となる計画である。問題は、完成しても開発用地の約2/3を中国企業が借用し、残りの1/3をスリランカ側が占有する。そして、もっと大きな問題は、中国側が手に入れた土地が99年間に亘って租借地として中国が望む通り使用できることである。かつて中国がイギリスに香港を租借地として99年間租借地として提供させられた仕返しとも言える手法である。中国はここにスリランカ国内法ではなく、治外法権の行使まで主張している。租借地というより現代植民地に近いと言えるのではないだろうか。

 そもそもこのプロジェクトがスタートした背景には、中国寄りだった当時のパキスタン政権が中国と土地を共同開発するという名目だった。しかし、庇を貸して母屋を取られかねないことに気付いたパキスタン政府が、政権が代わってから中国と交渉し、白紙撤回まで申し渡したが、中国が協約違反として過大な賠償金を請求した結果、泣く泣く中国の要求に屈した結果となった。中国は賠償免除と引き換えにパキスタン政府から港湾のほとんどを経済特区として借り上げることにも成功した。強大な経済力をバックに経済弱小国の弱みにつけ込むような国家プロジェクトが流行ることが心配である。中国政府は同じような手口で、他にもアジア南部海岸都市を手に入れようとしている。

 今アメリカではトランプ氏が大統領になって、傍若無人に各国へ八つ当たりしているが、貿易や為替に関して、トランプ大統領は日中が為替操作でドル高へ誘導して貿易を有利にし、アメリカに損害を与えているとあまり詳しい事情を知らずに喚いている。専門家は、中国はこれまで恒常的に為替操作を行ってきているが、最近の日本はまったくそんなことは行っていないと反論していた。中国と日本のやり方を、実態も知らずに画一的に同次元で捉えられては堪ったものではない。トランプ氏も日本が中国と同じやり方で他国に介入しようとしているとでも思っているのだろうか。まったく大きな迷惑である。

2017年2月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3550.2017年1月31日(火) 過熱化する反トランプ騒動

 世界中でトランプ騒動が起きている。立て続けに発令した大統領令がテロ防止のためとは言いながら、あまりにも人種差別、難民受け入れ拒否によるアメリカへの入国制限が世界中で混乱を引き起こし、世界各地で反トランプのデモが行われ、その勢いは留まるところを知らない。ゴールドマン・サックスや、フォード、ゼネラル・エレクトリック社など大企業の首脳からも反発の声が出ている。

 折角軌道に乗せた政策を否定されたオバマ前大統領もアメリカへの入国制限について、「信仰や宗教によって個人を差別する考え方には、根本的に反対する」、「アメリカの価値観が危機にさらされている」と述べて強い懸念を示した。全米15州と首都ワシントンの司法長官が「違憲で違法」と批判し、大統領令に反対している中で、ワシントン州司法長官は大統領令の無効を求めて大統領らをシアトル連邦地裁に提訴した。

 テロが懸念されるとして一般市民の入国を90日間停止されたイラク、イラン、リビア、イエメンなど7カ国は猛烈に反発している。また、ヨーロッパ諸国も強い危機感を露わにして、イギリスではメイ首相が招待すると約束したトランプ大統領の入国に反対する市民の署名が150万人に達したという。日本でもJALとANA両航空会社が、不本意ながら上記7カ国の旅券を持つ客がアメリカへ向かうフライトに搭乗させないことに決め理解を求めた。

 そこへアメリカ司法省では7カ国からの入国禁止措置について、大統領令に従わないよう通知した勇気あるサリー・イェイツ長官代理が、即日トランプ大統領によって解任されるハプニングがあった。しかし、他にもこれに続くように外交官の有志が、大統領令への異議を表明する抗議文に署名する動きが活発化しているようだ。

 今後どういう結末になるのか、これまである程度予想されてはいたが、あまりにも露骨な差別意識が強く、アメリカ人のイメージをぶち壊すような大統領に対して反感は当分収まらないようだ。

 一度は史上初めて2万ドルを超えるダウ平均株価を示し株式市場は期待感を抱かせたが、このところ株価は一気に下がり出し、対前日比△$107‐の$19,864‐まで落ち、それに歩調を合わせるが如く、日経平均株価も今日327円の大幅な値下げとなった。

 はてさて、この騒ぎはいつになったら収束へ向かうのだろうか。

2017年1月31日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3549.2017年1月30日(月) 確定申告書作成で初めて知る厚生年金減額

 つごもりが迫った今日、4月並みの陽気になり、東京都内では日中19℃を超えた。どこも梅林は梅が開花して大勢の人々が訪れている。小石川後楽園は大分梅が花開いている。毎年目を楽しませてくれるわが家の梅は、残念ながら蕾にもならず鶯は当分やって来そうもない。早く「ホーホケキョ」の声を聞きたいものである。

 さて、昨日から確定申告書の作成に取り掛かっている。毎年この時期になると早めに準備するのだが、中々エンジンがかからない。1年も経つと要領を大分忘れてしまっている。パソコンで会計ソフトを使うのではなく、原始的に手書きで書類をひとつひとつ作成しているので手間がかかるが、一番手堅い方法だと信じて愚直にやっている。細かい点まで考えながら書類の記入を行うので、自ずから疑問も生まれて来る。

 寡聞にして知らなかったが、2カ月毎に振り込まれる厚生年金について、昨年10月分から振込額が減っていることに気がついた。日本年金機構から郵送された年金振込通知書を改めてよく見てみると、「後期高齢者医療保険料」が引き上げられると小さく書かれており、それまで毎回1,000円だった保険料が、8月から何と34,200円に大幅にアップされ振込額が減額されている。月額に換算すると毎月16,600円も同保険料が値上げされていたことになる。

 迂闊にも「保険料の特別徴収額の変更」については今日までまったく知らなかったが、これだけ多額の値上げについては、厚労省はもっと親切に、丁寧に対象者に公告するなりして説明するべきだと思うし、メディアでも対象者にもしっかり伝わるように報道してもらいたいものである。確定申告をやらなければ、知ることもなかったことを知ることになり、何だか損をしたような気分になった。

 もうひとつの年金である企業年金は、民間が運営するもので、所得税以外に差し引かれる項目がなく、3カ月ごとに支払われる手取り額には変更がなかったので、まあ当たり前のことだがホッとしたところだ。

 国が絡むと比較的確実ではあるが、それは国民にとってあまり得をすることではないということなのだろうか。それにしても保険料の特別徴収額なる訳の分からんものに手玉に取られたようでどうも釈然としない。

2017年1月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3548.2017年1月29日(日) 役人の間では相も変わらず天下り

 このところ文部科学省の組織的天下りに関する省内のあっせんが表沙汰になり、違法であるとして糾弾されたが、文科省はあっさりこの事実を認めた。もともとお役人というのは、陰謀を企むことにかけては民間人には真似の出来ないほど策略的であるが、今度の文科省の天下りの談合は、ついに根元まで化けの皮がはがされた。

 何といっても呆れるのは、文科省役人が自分たちの天下りのために文科省OBの理事ひとりだけの一般社団法人まで作り、公益財団法人文教教会を受け皿として文科省経費から資金を回遊していたことである。その公益財団法人は役員9人で、その内6人が文科省OBである。それぞれ別に有給で立派な法人の要職に就きながら理事に名を連ねている。公益財団には文科省から毎年多額の補助金が支払われている。法律に違反しているうえに、その仕組みと運営は悪質極まれりで悪知恵をよくぞ使ってくれたものだと思う。

 そもそも天下りが先年制定された法律に違反することは充分承知している筈なのに、歴代の文科省高官は、敢えて意図的に法を犯していた。これは一文科省のみならず、他の霞が関官庁でも同じように行われているのではないかということは大体想像がつく。早速国会でも追及され、いずれ近日調査報告がなされる筈である。

 叩いても叩いても一時の反省しかしない役所からは、絶え間なく埃が出て来る。役所というところは、そこに働く人間を劣化させ、他の仕事では能力を発揮出来ないような人間にする仕組みに出来ているのではないか。

 さて、昨日間もなく阪神甲子園球場で開催される第89回選抜高校野球出場校32校の高校名が発表された。年々出場校の傾向が変わって来ている。29校は成績と実力を参考に選ばれるが、他の3校は戦力以外の特色も評価される「21世紀枠」という条件で選抜される。年々その傾向が強くなるのは、公立校が減少し、私立校が軒並み増えていることである。しかも野球の名門私立校より、新興の私立の野球学校が増えた。21世紀枠の出場校はすべて公立校であるが、他の29校のうち公立校は僅かに、高岡商、静岡、熊本工、市立呉の4校だけである。地元の生徒が通う学校というイメージは、年々失われ、遠方の野球少年の中学生をスカウトして野球部を強化して学校名をPRする傾向が表れて来た。当然地元の人は応援にそれほど熱が入らなくなる。これが良いことかどうかは一概には言えないが、郷土意識というものを失わせる要因になっていることは間違いないと思う。

 その中で今年21世紀枠で出場することになった岩手県代表校に、珍しい名前の高校がある。県立不来方高校で漢字も読み方もすらっといかない。僅か部員10名のコズカタ高校である。だが、PCで「コズカタ」とタイプしたら、すぐ「不来方」と表れた。よくよく調べてみたら、かつては通りの好い名だったようだ。盛岡地方のことを昔から不来方と呼んでいたという。盛岡城も初期には不来方城と呼ばれていたそうだ。現在国立岩手大学の大学祭は「不来方祭」と言われている。21世紀枠のお陰で、中々面白いエピソードを知ることが出来た。

2017年1月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com