ネット情報を見ていると新聞には書かれていないようなことが遠慮なく書かれている。今日のネット・ニュースのひとつに「ポスト朴政権で『反日』はさらに加速」とあった。現在弾劾訴追が決まって「まな板の鯉」状態の朴槿恵大統領は決して親日的ではないが、それより次の大統領に選出されそうな候補者は、朴大統領より更に反日色が強い人物のようだ。昨日の本ブログに韓国人にはクリスチャンが多いと書いたが、わが隣人を愛せよと教えられている筈のクリスチャンが、どうして隣人の戦時中の罪を許そうとせず、益々反日的な行動に走るのだろうか。大統領が弾劾訴追される前韓国国内で連日激しいデモが繰り返されていたが、そのエネルギーはどこから湧いて来るのだろうか。これでは見かけだけのクリスチャンということにならないだろうか。
日韓防衛情報を両国で共有し秘密裏に管理しているGSOMIA(軍事情報包括保護協定)が、どうも韓国ではあまり評判が良くないらしい。親日的ではない今日の韓国の国内事情から、例え北朝鮮対策を睨んだ取り決めとは言え、アメリカ抜きの日韓協定というのが一般韓国人には気に入らないらしい。この様子だと新大統領が選出された場合、日韓の外交関係の行方が心配になる。
もうひとつアレっと思ったのは、昨日中国艦船が南シナ海でアメリカの無人潜水機を黙って奪ったことに関して、アメリカが抗議し中国が返還に同意したと報道されたが、とかくあくの強い言動のトランプ米次期大統領が返さなくてもいいと余計な発言をしたらしい。米政府の頭越しにまだ権限のない人物が僭越な発言をするのには正直驚いた。これからこの無責任なトランプ氏の言動に世界中が惑わされ、振り回されそうだ。