2668.2014年9月2日(火) 元読売記者の北岡さんと会う。

 珍しく旧知の北岡和義さんからぜひ拙著を読んだ感想を含めて会って話をしたいと電話があった。望むところであり特別の用事もなかったので、自由が丘で食事方々話をすることになった。北岡さんも40年前にミクロネシアとパラオなどを訪れたこともあり、戦争について知る人たちが少なくなっていく現状を嘆いていた。

 来年終戦70周年を迎えて日本人の間に、一気に戦争への関心が薄れていくのではないかと心配しておられた。まったく同感である。北岡さんは読売新聞記者を経て横路代議士秘書を務めた後にロスアンゼルスで日本人向けテレビ局を立ち上げ、更に沖縄密約事件でも支援者として活動してこられた熱血ジャーナリストで、ともにビルマに関心があることでも共通点がある。

 肩の凝らない会話をして、11月の拙著出版記念会で会いましょうということになった。

 さて、その拙著であるが、今日小田急百貨店境野専務から町田の久美堂書店では明日から平積みできる準備が整ったと連絡があった。たまたま北岡さんに会う前に自由が丘駅前では電話中の目黒区議須藤甚一郎さんにばったり会った。その時何と小中陽太郎さんと話している最中だったが、代わって話してみてはと促され、小中さんと話すことになった。拙著の販売の様子を聞かれ、有名店に平積みを依頼していることを話したところ、喜んでいただいた。更に今拙著について某誌に某氏が書評を書き明後日発行されると聞いたが、小中さんが「出版ニュース」に書いておられることを出版ニュース社清田社長から現代書館菊地社長が聞いたと先日菊地社長から私自身伺ったばかりである。

 皆さんがいろんな意味で協力してくれる。その点が嬉しいし、有り難いと思っている。

2014年9月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2667.2014年9月1日(月) セルビアのバイオリニスト豊嶋めぐみさんと会食

 セルビアから年末の沖縄公演の打ち合わせのため一時帰国中のバイオリニスト・豊嶋めぐみさんと、ゼミの赤松さんとともに新宿でランチを共にした。ハンガリー人の夫イムレ・カールマーン氏とともにセルビアのノヴィ・サド大学で教授として勤めながら国際的に演奏活動をしている。

 今日は音楽の話はあまりせず、やって来られなかった山崎洋さんの話題を中心に食事を楽しんだ。ハイアットの和食「佳香」で、食事をしたのも初めてだったが、定食でありながら手間と工夫を凝らした和食弁当が中々珍しく、美味で、豊嶋さんも喜んでおられた。

 詩人である山崎さんの奥さん(山崎佳代子さん)から最近発刊された「ベオグラード日誌」を豊嶋さんを通していただいた。私からも約束通り豊嶋さんと山崎さんへ拙著を贈った。

 帰りに新宿の三省堂を覗いたが、依然として拙著は平積みされておらず、元の場所にそのまま置かれていた。帰宅したところ現代書館の菊地社長から、その三省堂と町田の久美堂から平積み用に注文があり手配したので近々平積みされるだろうとメッセージがあった。更に小田急百貨店の境野専務からも平積みの手配を済ませたと連絡があった。他方、鎌倉に住む弟からも7月に我々3人が行った鼎談を掲載した「江ノ電沿線新聞」が今朝の朝日に折り込みとして入っていたとメールがあった。

 幸いグッド・ニュース続きで嬉しい気持ちになる。

 昨日全国高校軟式野球大会決勝戦が行われ、岐阜・中京高校が神奈川・三浦学苑を2-0で破り2年ぶりの優勝を飾った。しかし、ここに至る前の準決勝戦で優勝校が広島・崇徳高校と闘った死闘が大きな話題を提供して日に日に注目を集めていた。

 その準決勝は、延長15回戦の末0-0で引き分け、サスペンデッド・ゲームとなり、翌日延長16回表から開始され、1点でも取ればその時点で試合終了だった。だが、両校ともに得点がなく、延長30回闘って無得点で、改めてサスペンデッド・ゲームとなり、更に31回表から試合が再開され、結局45回を終えて勝負がつかなかった。そして3度目のサスペンデッド・ゲームは46回表から開始され50回で決着がついた。こんな伯仲した試合は初めてである。後世長く高校野球史上に残る素晴らしい戦いとなった。お互いに1人の投手が投げ切ったということから、疲労、引いては若い肉体の健康問題が議論となり、新たなルール作りが検討されることになった。残念ながら軟式大会だったがために、当初あまり注目を浴びることはなかったが、あまりにも劇的な展開を見せたことにより、耳目が集まった。

 高校時代のハードワークがその後疲労蓄積となって新たな身体的故障を生むことが、つい最近のヤンキース田中投手の肘の故障の例でも騒がれている。今のうちに根本的な対応策を考えることが必要であると思う。

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2666.2014年8月31日(日) 大学生の就職試験で考えたこと

 今日深刻な報告を聞いた。ゼミの恩師のお孫さんが新聞記者を目指し、新聞社を受験したいと言っていた。昨年11月初めて自由が丘で会った時に強い希望を聞いた。中々真面目な好青年で、勉学にも励み、部活もワグネル・ソサイエテイに参加して精一杯やっているようで、きちんと応対する姿勢に好感が持てた。

 今日の報告によると、筆記をパスしていた朝日とNHKが結局面接でダメだったようだ。本人はどうしても新聞記者になりたいと両親の了解を得て1年留年することに決めたという。ただ、来年は背水の陣で取り組む心構えを求められていることを自覚し、他の産業も就職の対象とすることを考えていると言っていた。それはそれで良いと思う。いずれにせよ、1年間の方針は決まった。時により相談に乗って考えられるアドバイスを与えてきたが、今年は成果が出なかった。彼も覚悟を決めて新しい1年間に向けてスタートを切ることになる。

 来年こそは努力が報われるようであってもらいたい。そのために私もできる限り相談に乗ってやりたいと思っている。

 それにしても我々のような50年以上も前の時代と就職環境や条件が大分様変わりして、受験生も中々大変なようだ。

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2665.2014年8月30日(土) A級戦犯を殉難者と考えている安倍首相

 昨日の朝日新聞「社説」を読んで、またかと思った。タイトルは「A級戦犯法要-聞きたい首相の歴史観」というものである。これまでとかく話題になり、中韓両国から批判されているのは、終戦記念日に安倍首相が先の大戦で尊い命を捧げられたA級戦犯を含む英霊に対して尊崇の念を捧げるとの主張一点張りだったからである。それでは、その尊い命は誰が起こした戦争によって落とすことになったのかと安倍首相に問いたい。A級戦犯の絶対的な言動によって一兵卒から民間人まですべての命が失われることになった。

 実は今年4月高野山真言宗の奥の院にある「昭和殉難者法務死追悼碑」の法要があり、首相は哀悼のメッセージを送っていたことが分かった。この碑は連合国による戦犯処罰を歴史上世界に例を見ない苛酷で報復的裁判だとして、戦犯の名誉回復と追悼を目的に20年前に建立されたものである。この碑に対して安倍首相は愚かにも「今日の平和と繁栄のため、自らの魂を賭して祖国の礎となられた昭和殉職者の御霊に謹んで哀悼の誠を捧げる」気持ちを表したのである。その一方で首相が靖国神社へ参拝する際、戦争で命を落とした普通の兵隊さんや、民間人に対して捧げる言葉とほとんど同じである。流石にコピペの安倍である。言うなれば、普通の犠牲者の霊を悼みながら、その一方で彼らを死に追いやった加害者とも言うべき戦犯の霊をも悼んでいる。朝日社説でも指弾しているように、東条英機ら14名のA級戦犯は極東国際軍事裁判において平和に対する罪を犯したとして有罪判決を受け、更に日本がサンフランシスコ平和条約を締結し、国際社会に復帰を認められたのは、これを受け入れたからである。

 安倍首相の言動は、いずれにも反対の意を表したことになる。首相の行為は世界の常識にも著しく反している。朝日の社説はこうも言っている。戦争指導者を「殉難者」とすることは、日本人として受け入れがたい。当然である。国民は戦争指導者、つまり戦犯を戦争指導した極悪人と考えている。安倍首相の腰巾着、菅官房長官は、首相の行為は私人として行ったものであり、論評するに当たらないと考えているようだが、このご仁もまったく分かっていない。こんな加害者と被害者を一緒くたに考えるような私人では、困るのだ。影響力のない普通人ならともかく一国のトップの地位にある人物がこんな非常識な行為を行い、周囲が知らんぷりではあまりにも鈍感に過ぎるのではないのか。

 朝日は、首相は堂々と自らの歴史観を語ってほしいと言い、首相にはその責任があるとも述べている。私も首相の本音をぜひとも聞きたい。

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2664.2014年8月29日(金) 首相と幹事長の‘オレが オレが’の思惑

 一強多弱の国会の中で、一強の自民党内で内閣総理大臣と党幹事長の駆け引きが熾烈を極めている。元々党内の力関係では石破幹事長が安倍首相を上回っていた。或いは今でもそうかも知れない。偶々その石破氏が仕切って圧倒的に勝った総選挙により、安倍氏は首相の座に就くことができた。それから一強多弱の中で安定政権を確立した安倍氏は、石破氏らの後押しで今日の地位に座り続けることができることを忘れてしまったようだ。ただ、対決すると安倍首相にしてもどうにも勝てそうもない。そこでごますり取り巻きの口車に乗って石破氏の力を削ぐことを考えた。それが石破氏に幹事長を辞めさせることだった。その辺の事情を百も承知の石破氏はその策には乗らず、代わりに安倍首相が新たに用意した安全保障法制担当大臣を断った。そしてあくまで幹事長職に拘った。石破氏を支持するグループもそれを求めて場合によっては、無役も納得していた。

 それが今日の安倍、石破会談で、石破氏はあっさり撤回して安倍首相が提案した地方創生担当相を受ける見込みである。

 この両者のやり取りでは自分たちだけのことしか念頭にないことは明白である。ましてや安全保障担当大臣にしろ、今日初めて出てきた地方創生担当大臣にしろ、首相としては幹事長職を外す石破氏のおしゃぶりとして急遽新しいポストを用意したという印象である。まるで政治を遊びとしてしか考えていないと言ってもいい。こんな利得勘定だけで政治を司られたのでは、国民は堪ったものではない。相も変わらずお粗末なショーを演じている。ばかばかしい。

 さて、今日午後小田急百貨店で境野光行・専務取締役営業本部副本部長にお会いした。境野氏は同百貨店新宿店の三省堂書店と町田店久美堂書店で拙著を平積み販売することを両店に話してくれることを約束してくれた。昨日のブックメーツの販促に続く好感触である。

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2663.2014年8月28日(木) 拙著販売が順風に乗った?

 今日自他の行動が拙著の販促上プラスになっているのではないだろうか。

 まず、森喜朗事務所の長谷川秘書から森氏のメッセージとして、①11月10日(月)に予定している拙著出版記念会にぜひ出席したいと言っておられ、②拙著も100冊購入して下さる、と森氏からの意向を伝える電話があり、すぐその旨現代書館に連絡した。

 そして昨日から連絡を取っていながら話ができなかった小田急商事の藤浪社長と午後話し出した途端、社長は昨日私が伝言として同社社員に伝えていた主旨を理解して下さり、すでに手を打っていただいていたことが分かった。小田急商事が経営している書店「ブックメーツ」で拙著を50冊仕入れることにして東販に注文したと言っておられた。ブックメーツの5書店はすべて小田急線駅構内というベスト・シチュエーションにある。そのことも早速現代書館に伝えた。

 明日は小田急百貨店12階の三省堂書店に拙著を平積みで置いてもらうことについて、百貨店専務と話合うことになっている。関係の皆さんが皆好意的に協力してくれるので大変有り難い。この三省堂の件についても現代書館では喜んで評価してくれた。

 更に私自身独自の販促として高校時代の同級生とラグビー部関係者に4日間で360通の販促ハガキを郵送した。これも身近な点を強調したので、効果があると期待している。

 一方で、現代書館菊地社長からメールをいただき、出版ニュース社が発行する旬刊誌に清田同社社長が小中陽太郎さんに拙著の書評を書いていただくお願いをしたと知った。小中さんも先日どこかに書こうと考えていると仰っていたが、多分このことだったのだろう。

 今日のところは少し前途が開け、状況は段々良くなって行くような気がしている。この調子で早く重版を出したいものである。

2014年8月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2662.2014年8月27日(水) その土地に漂う特有の匂い

 広島の土砂災害の被災地現場では被災者が土砂の押し寄せる前、大雨と独特の匂いがあったと述べていた。土砂が押し寄せたのはその直後だった。いわく言い難い匂いだったという。今夜のNHK「ニュースウォッチ9」で大越キャスターが現地を紹介した時にも、強い匂いがすると言っていた。

 日本人は、強い匂いというものはほとんど経験がなく、あまり知らない。普段から日本人は無色・透明・無臭を当然と考え、強烈な匂い、特に悪臭に対する拒絶感が強い。それは日本文化にもひとつの特徴として古来馴染んできたものである。だからひとたび外国、それも強烈な匂いの漂う地域に行くと鼻に突き刺さると感じることもあるようだ。

 海外旅行の講師を務めていて時折土地の空間の匂いについて話すことがある。受講者はあまりぴんと来ない。しかし、最近になって漸く、空間に漂う匂いというものに感じ入ってくれるようになった。今度の広島土砂災害でどれだけの人が周囲に漂う匂いに敏感になってくれるだろうか。

 さて、漸くパレスチナ停戦が合意した。難問を抱えたままイスラエルとハマスが、長期停戦に同意した。しかし、パレスチナ自治政府が停戦を宣言し、イスラエルもこれに同意したが、パレスチナ側からはガザ地区を支配している当事者のハマスの声が聞こえない。自治政府の代表としてアッパス議長がステートメントを発表したのだ。大きな課題も積み残したままで、長期停戦へ踏み切ったのはあまりにも小さな地域で大きな被害が出たためである。ハマス抜きでは残り火のようなものは間違いなくあるだろう。同意したイスラエル側にもガザからのロケット弾攻撃が止まらず、作戦を完了することができないネタニヤフ政権への不満が燻っているという。

 長期停戦とは言うが、果たして長期間戦闘は止むだろうか。そして、それが永久に戦火が止むことになるだろうか。

 今朝の朝日新聞一面に22日、及び24日の毎日と同じ広告が掲載されていた。出版社も大分熱心に販促活動をやってくれている。私も何とか書店での拙著の陳列を、入口周辺の平積みにしてもらえるよう行動を起こした。いずれ詳しく書き込むつもりだ。

2014年8月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2661.2014年8月26日(火) 来年度当初予算概算要求出揃う。

 今日福島地裁で画期的な判決が出た。原発事故によりそれまで住んでいた町から避難していたが、一時帰宅中に焼身自殺した女性の遺族が東電に賠償を請求し、福島地裁は遺族の意向を汲みいれて東電に4900万円の支払いを命じる判決を言い渡した。原発事故と自殺の因果関係を認めた初の判決となった。遺族にとっては遺族に寄り添った判決と評価されている。

 遺族である夫が訴訟を起こした段階で、東電側は必ずしも事故が直接自殺を誘因したとは言えず、自殺した女性の脆弱性も影響していると当初取り合おうとしなかった東電側の姿勢が一部で非難されてもいた。それはそうだろう。加害者側には被害者の気持ちがよく分かっていない。

 東電は亡くなられた方の冥福を祈ると神妙にしながらも、これからの対応は検討すると言いながらも、これが前例となることを恐れて控訴する可能性もある。

 しかし、それにしても辛い事象である。これからも同じような裁判があるのではないだろうか。

 さて、来年度の一般会計概算要求が出そろったようだ。財政立て直しを散々言われ、今年は消費増税を実行していながら、支出を抑えようとの考えは政治家や各省庁にはまったく感じられない。今年度当初予算(95兆8823億円)に比べて6兆円も増えて、ついに100兆円の大台を超える。

 社会保障費がある程度膨らむことは、少子高齢化現象の折止むを得ない点もあるが、最も抑制すべき公共事業費が今年度当初比16%増という跳ね上がりで、一時財政立て直しの声もあったが、そんな空気はまったく感じられず、これではいくら増税してもまるでザルである。使えるものは使おうとする政治家の脳みそを全部取り換えるようでないと、このまま日本はずるずる浪費国家になってしまうだろう。

 今日時点で広島土砂災害の犠牲者は、死者66名、行方不明25名となった。

2014年8月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2660.2014年8月25日(月) 衣食足りて礼節を忘れる。

 今月の日経新聞朝刊の連載もの、「私の履歴書」は東大寺長老の森本公誠氏が執筆している。この方は仏教界でも最高峰の東大寺の最高位にもあるので、最初からむさ苦しい話が多いのではないかと思っていたが、とても単なる一僧侶の経歴というのではなく、音楽から宗教まで広範な分野に亘って解する傑出したインテリ人という印象である。京都大学在学中に音楽批評が音楽専門誌に掲載されたというから只者ではない。その縁もあって、世界的チェリスト・ヨーヨー・マが東大寺大仏殿内でチェロを演奏した。京都大学ではイスラム教を専攻し、カイロ大学に留学してその後京大大学院博士課程を終えた、仏僧らしからぬと言っては失礼かも知れないがイスラム教に精通したアカデミックな人である。

 いずれにせよ珍しい経歴を有する学者的僧侶である。その長老が1990年お水取りで大導師を務めた。その時長老は祈願文の諷誦文(ふじゅもん)の中で「夫れ文明のあくなき発展は巷に物を溢れしめ、人類を物資の豊かさに酔わしめしが、却って人心は潤いを失い、自然界は汚染に喘ぎて、今や地球を覆う環境破壊の暗雲は子々孫々をしてその生命存続に不安を抱かしめつつあり」と述べた。

 近年になって長老の言葉は、正に富んだ人々の金銭欲やモラルの欠如をズバリ言い当てているばかりでなく、原発然り、エボラ出血熱の感染についても先見の明の言葉である。今や日本中を襲っている土砂災害にしても、文明の発達によるマイナス、地球温暖化の悪しき影響のなせる技である。

 しかし、知恵者には分かっていても権力を握る人たちには、中々分からないものだ。

 気の重くなる話ばかりだが、こと昨日のスポーツだけは久しぶりに万々歳の結果を示した。競泳のパンパシフィック選手権で日本は過去最高の金メダル7個を獲得した。女子ソフトボールの世界選手権で日本チームは2年前の大会に次ぐ連覇を達成した。更に女子ワールドカップ大会決勝でブラジルに敗れはしたが、準優勝で銀メダルを獲得した。女子のバレーボールの栄誉は絶えて久しい。知らぬ間の慶事というところだが、まあそれでも景気の良い話なら気分はスカッとするものだ。

2014年8月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2659.2014年8月24日(日) 書店における拙著の陳列について

 拙著「南太平洋の剛腕投手」が書店に並んでいると友人らから連絡が来るので、私自身も気になって書店の前を通るとつい飛び込んで書棚をチェックする有様である。書名から推して「スポーツ」「野球」のジャンルにリストアップされているのが、ちょっと気にはなっていた。友人たちも「スポーツ」「野球」は書店店舗の奥の方にスペースがあり、必ずしもお客はそこまで入って来ないので、惜しいと言ってくれる。

 そこへ今日拙著の「おわりに」で感謝の気持ちを表した高校の先輩から、作品を通読してとても良かったと評価してくれるメールをいただいた。それに合せて高校の同窓会で拙著の売れ行きが伸びるよう考えてくれているが、陳列場所が分かりにくいと言っておられるようだ。事務局の仲間が書店では拙著のジャンルが「スポーツ」に入っているので、本来そのものずばりのノンフィクションや、旅行のジャンルへ変えてもらえるよう出版社を通して書店に話すことができないものだろうかとアドバイスをいただいた。

 中々難しいとは思うが、すぐ出版社へメールで意見を伝えた。

夕方になって妻と外食に出かけた。東横線・田園調布駅構内と自由が丘駅前の書店を覗いたところ、嬉しいことにそれぞれの書店に拙著が置いてあった。ここでもスポーツのジャンルに陳列されていたが、割合入口に近い場所に置いてあって目につくようだったので、奥の方というイメージを多少払拭できた。多少各書店によって考えてくれているようだ。

 ただ、自分なりの希望と販促作戦としては、やはり書店入口に近い場所に平積みで置いてもらうことだ。とても全国的には無理だとしてもコネのある書店には、何とかこちらの希望を通してもらって平積み販売作戦を実践することを考えてみようと思う。

 広島市内の土砂災害は、今日も断続的な雨に邪魔されて救出作業がしばしば中止になっている。今日現在死者は50名、安否不明者は38名にもなっている。二次災害の恐れもある。更に、大阪や兵庫でも降雨警戒警報がだされ、北海道でも死者2名を含め大きな被害が出ている。

 最近の気象は確かに不安定で異常である。これから先の気象もこんな異常状態になるのだろうか。

2014年8月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com