379.2008年5月27日(火) 観光庁今秋スタート!

 昨日の日本ペンクラブに引き続き、今日はプレスセンターで「JAPAN NOW観光情報協会」の総会が開かれた。総会後に基調講演とシンポジウム、そして親睦会が行われた。

 基調講演は、国土交通省大臣官房審議官・西阪昇氏がレジュメと資料を示し、「観光立国を目指して」と題して話された。その中で観光立国を目指すわが国は予定通り、今年10月に国交省内観光部門を独立させて、新たに観光庁を発足させる。これまで観光部門の職員定員79人が観光庁になると103人に増えるらしい。新たに長官、次長、参事官2名、部長が誕生することが決まっている。観光行政に力を注ぐことは大いに賛成であるが、焼け太りとなって組織が肥大化しなければよいがと願う。第1に、定員と称しているが、こんなものがあること自体、或いはこんな考え方で行政を行おうとしていることが解せない。「定員」なんてどんな基準で設定しているのか。われわれには皆目見当もつかない。屋上屋を重ねることで、伏魔殿と化さなければよいのだが、とつい気になってしまう。

 シンポジウムは「魅力ある都市圏と観光・環境交流」と題して、中部支部長・須田寛氏、四国支部長・梅原利之氏、北陸支部長・魚住隆彬氏、富山県射水市長・分家氏、国土交通省・西阪審議官ら5人のパネリストに、コーディネーターは恒例により白澤事務局長が務めた。観光業界の大立者が各人の立場から、地域の特徴と活かす道を話された。

 しかし、観光行政を預かる観光庁が監督官庁として独立することによって、当然全体的にモチベーションと実効の向上が期待される。だが、実務は観光客と肌身離さず接触する旅行会社や航空会社、ホテル等の観光業界が携わるわけであり、観光庁は道筋をつけ、業界がやりやすくなるよう良い指南役になることを期待したい。さもないと笛吹けど踊らずになりかねない。

2008年5月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

378.2008年5月26日(月) 日本ペンクラブ総会

 日本ペンクラブの総会、引き続いて懇親会にも出席した。一昨年の総会席上で、決算方式と決算書の記入方に疑問を感じて質問した。民間会社の決算報告書と形式が異なり、随分分かりずらかった。そのとき応えてくれた顧問税理士がこれで正しいが、ペンクラブの各書類記入方式は国家、自治体、公共団体等が伝統的に導入している形式で、民間会社のものとはまったく違う。その辺りが誤解されやすいと補足された。その後の懇親会で件の税理士と話し合った時、税理士は現状は問題も多いのでペンクラブの決算書類も民間会社方式に変えた方がよいとまで言ってくれ、昨年欠席した総会から民間会社と同じ記入方式に変わった。僭越であるが、一石を投じたことになる。

 今日も総会で多くの会員から質疑があったが、そのひとつは2010年に東京でペンクラブ国際大会を開催することがほぼ内定したことだ。1957年川端康成会長の下に京都で、また1983年に井上靖会長の下に東京都内で開催され、日本国内開催は3度目である。

 もう一点は、公益団体制度が法改正により、いまのあり方と登記が変わることで、ペンクラブも定款をはじめ、活動も時代に合った制度、組織に変えていかなければならないということである。初めて知ったが、ペンクラブは文科省の認可を受けた公益団体だと思っていたが、何と外務省だという。

 懇親会の後、小中陽太郎さんのお声がかりで、東京會舘近くの新国際ビルで、ペンクラブ新入会員を祝う集まりがあった。前からよく知っている、ヨタロウ会の幹事役・瀧澤陽子さん、酒のペンクラブの西山貢さんら、楽しい人たちが集まった。他愛のない話ばかりだが、小中さんを囲むこういう文学を愛し、酒を愛する気の置けない人たちと酒を酌み交わすのは、実に楽しい。

 プロスキーヤーの三浦雄一郎さんが、今日エベレスト登頂に成功した。今年75歳の三浦さんは世界最高齢で世界最高峰登頂を目指したが、昨日76歳のネパール人の登頂により、その目標は叶えられなかった。しかし、三浦さんの心臓手術を乗り切っての冒険はすごいものだと思う。三浦さんにとって2度目のエベレスト登頂であるが、当初はチベット側から入山する予定だった。それが、チベットの暴動騒ぎにより中国政府から許可が出なくなり、ネパール側から登る予定へ変更した。その他にも多くの難題があったが、それらを克服して初志貫徹した。

 まさに快挙である。後期高齢者の入り口にも達していないわれわれとしては、励みにもなるし、もうひとふん張りしなければいけないとつくづく思う。

2008年5月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

377.2008年5月25日(日) 内憂外患の中国

 中国四川省の大地震は、空前絶後と呼んでもよいくらいの直接被害と間接被害をもたらしそうな危ない状況になってきた。このほかに北京五輪の開催が迫り、チベット問題も未解決のままである。中国共産党の1党独裁政治がこれだけ輻輳した難問を解決できるのか、いささか疑問符が付き出した。

 中国政府は、地震の被災者が昨日現在で4,550万人に達したと発表した。死者は60,560人である。4,550万人という数は、スペインの人口に匹敵する。世界で突出した人口を抱える中国が、その全中国人のうち、30人にひとりが被災者ということになる。想像を絶する規模である。怖いのは、地震専門家が指摘していた2次災害の可能性であり、震源地の近くでベールに隠された核施設の存在である。

 2次災害について言えば、従来平地で発生した大型地震に比べて、山間部で起きた四川大地震は、崩壊した土砂が谷川に入り込み川を堰き止め湖水となり、この湖が決壊するケースが想定される。更に、脆い山肌が余震で今後も崩れ落ちると、麓の道路の復旧ができないおそれがある。町ぐるみでそのまま廃町とした地区もあるようだが、町の復興の前にやるべきことは順序立ててやらねばならない。山の崩壊、岩石の崩落を防ぎ、その後に物流の生命線である道路の復旧、そして町の再建である。気の遠くなるようなストーリーだ

 核施設の被害も心配である。政府は安全だと強調するだけで、何箇所核施設があるか、どこにあるか、どの程度の被害が発生したのか、いつもの通り一切詳らかにしない。これも大いに心配である。

 チベット問題どころではなくなったと思っていたところ、外務省報道局長はイギリスがダライ・ラマ14世の入国を認め、ブラウン首相が会談したことは、中国の内政に干渉し、中国国民の感情を傷つけたと非難し出した。中国の言い分は、自国にとって不都合で気に食わないことはすべて抗議するかのように映るが、話は逆で、むしろイギリスの外交にケチをつけているのが、中国自身ではないのか。中国がイギリスの内政に干渉しているのではないかと思えてしようがない。

 中国と付き合っていくのは、相当図太い神経と論理思考がないと難しい。

2008年5月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

376.2008年5月24日(土) 大関琴欧洲、初優勝を飾る。

 大相撲夏場所の優勝は、14日目の今日ブルガリア出身の大関琴欧洲に決まった。最近の優勝は、モンゴル出身の二人の横綱・朝青龍と白鵬による寡占状態だったので、琴欧洲の初優勝は新風を吹き込んだ感じでいい。しかもヨーロッパ人としては初めてで、日本相撲も国際的になったものだ。この琴欧洲の優勝が新鮮な感じを与えるのは、初ものづくしということに加えて、何よりも琴欧洲の誠実そうな人柄によるところが大きいと思う。

 横綱は強ければ何でも許されると言わんばかりの、傲慢不遜でルール破り、ふてぶてしい態度の横綱に引き比べ、喜びを素直に表し、言葉遣いも丁寧で、温かい人柄を偲ばせる人間性が一層相撲ファンを惹きつけるのだろう。優勝を決めた一番後の館内の拍手喝采は、横綱優勝のときに勝るとも劣らないものだった。こういう人柄の良さそうな人のインタビューは聞いているだけでもほのぼのとして、こちらまで明るい気分にさせられる。日本に来て6年足らずだそうだが、日本語も淀みなく流暢にしゃべる。

 大相撲は昨年来、しごき事件、八百長問題、横綱朝青龍モンゴル無断帰国事件、が続き文科省の注意を受けて、再生へ向け謹慎中であるにもかかわらず、新たに親方によるリンチ事件が発覚して、まるで反省が見られず救いようがない。この中で、琴欧洲の優勝、そして琴欧洲人気は、相撲界にとっては救いの神であろう。

 結局、人間は人柄が一番重要だということが琴欧洲の優勝からも見えてくる。

 さて、相変わらずビルマのサイクロン災害状況の画像が各テレビ局から流れてくる。その中で、ティン・セイン首相の災害現場視察は、あまりにも国民をバカにしている。キャスターの姜尚中・東大教授も呆れ返っていた。軍政のバカ首相は何と言ったか。数百人の哀れな被災者を前にして、「生命があるだけでも運が良かった」「自然災害はいつやってくるのか分からないので、防ぎようがない」と言ってのけた。開いた口が塞がらない。昨日トップのタン・シュエ議長が人的国際支援の受け入れを約束したにも拘らず、細目はまったく決まっていない。本当にビルマ国民のために、軍政は国際援助を受け入れる気持ちがあるのだろうか。ティン・セイン首相の前にしゃがみこんでいた被災者は、国家の責任者からこれだけ無責任で屈辱的なことを言われても、ただ黙って堪えているのだ。誰も文句も、反論も、抗議もしない。言っても聞いてもらえないと諦めているのだ。ビルマ人の従順で温和な民族性である。あまりにも気の毒で見ていられない。

2008年5月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

375.2008年5月23日(金) どっちもどっち、ビルマ軍政幹部と日本の政治家

 中国・四川省の大地震の死者が5万1千人を超えた。負傷者は29万人になる。一方で、ビルマのサイクロンによる死者・行方不明者は13万人以上と言われている。その中で潘基文・国連事務総長がビルマを訪れ、タン・シュエ国家平和発展評議会議長と会見し、ビルマ政府が海外各国からの援助物資や、人的支援を受けるよう「懇請」した。事務総長の意を受け、一応ビルマは要請を受け入れることを表明した。しかし、具体的な点は何にも決まっていない。

 テレビで映し出されるビルマの惨状は見るに耐えない。胸まで水に浸かりながら、小舟を引っ張っている農夫を見ていると、ビルマの雨季に訪れた時に見た同じような光景をつい思い出してしまう。四川省の地震より対応も、処理もしやすく難しくないように見えるが、事態はむしろ四川省よりよほど深刻である。ビルマの人たちはおとなしく、耐えることに馴れている。軍政はこのビルマ人の温和な性格を逆手に取って、利用しているように感じられる。それにしても軍政幹部はどうしようもない連中だ。

 四川省では、いま日本の医療チームが到着3日目にしてようやく活動を開始した。日中関係者の間で齟齬が生じたように思うが、遅ればせながら支援体制に入ったわけで、医療チームには頑張ってほしいと思う。

 こういう外国における悲惨な状況に比べて、日本ではいつまで経っても平和ボケ状態から抜け出せない。先日いかがなものかと疑問を呈した、4月にスタートした悪評の「後期高齢者医療制度」を、野党4党が足並みを揃えて、元へ戻す「後期高齢者医療法廃止法案」を参議院へ提出することになった。折角成立した大事な法律を1年間で廃案とするということ自体異例だが、そもそも現在の法律を作り、一転して廃案とする無駄と無責任を国会議員は何と心得ているのだろうか。やはり、いまの国会議員はレベルや質が低いと判断せざるを得ない。こうなったら、以前から評判の悪い「世襲制度」を始め、議員選出の全体のシステムを刷新しなければならない。当の政治家に反論があるなら、聞いてみたい。

2008年5月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

374.2008年5月22日(木) 朝鮮問題専門家の講義を聞く。

 多摩大公開講座は今日がちょうど半分の5回目で、朝鮮問題の専門家・金美徳講師が、「今、朝鮮半島をどう考えるか」と題して豊富な資料を駆使して解説された。金講師も三井物産戦略研究所の研究員である。朝鮮半島だけに留まらず、①北東アジア経済、②北朝鮮経済、③中韓ロ北の2国間経済、と3つのテーマに分けて経済問題に限定して順次話された。とにかく朝鮮半島だけに限らず、アジア、ユーラシア全般について詳しい方である。特に、数値ばかりでなく、実情に精通しているので、説得力がある。話されるポイントと資料についてパワーポイントを使って説明されたが、早口でどんどん進まれるのでメモをとるのも大変だ。

 面白かったのは、中北関係は貿易量が一番多く、相互信頼が強いように見えるが、本心はその逆だということである。実際地下鉱物資源のように重要な原材料が北から中国へ運ばれる一方で、中国から北へ入ってくるのは、すぐ壊れるサンダルのように貧弱なものばかりで、中国が断然得をしている。朝鮮戦争の中国人義勇兵の参戦でも、彼らは朝鮮のために戦ったと賞賛されているが、そうではなく、中国人義勇兵は自国のために戦ったと考えている。加えて、両国の間には、高句麗問題が横たわっていて、北の人々の中国人に対する心情的な感情は決して良くない。高句麗問題とは、2千年前朝鮮半島の北部は中国領土だったと、近年になって中国が言い出したことから両国間にしこりとなっている問題だ。

 もう1点関心を抱いたのは、北の羅津港の地勢的な重要性に各国が目をつけていて、すでに中韓ロが狙っている。今後の物流の拠点、及びルートとして、鉄道整備が計画、施工され、そのうち3つの鉄道が注目を浴びている。それら鉄道、①図們江鉄道、②東辺道鉄道、③巴新鉄道が将来の物流の動脈となるだろう。

 また、北には物資は何でもあるという。値の高いレストランでも、食事しているのはすべて北の住民だという。富裕層も増え、桁違いの格差社会であり、韓国の見方では、北朝鮮崩壊のシナリオが描かれている。背高のっぽのホテル、「柳京ホテル」についても話が及んだ。ピョンヤンで放置されたままだった、105階建てのホテルが、16年ぶりに建築工事を再開するという。偶々今日の朝日夕刊紙上に、当ホテルについて「最近訪朝した韓国人研究家が明らかにした」と書かれていたが、その研究家とはひょっとすると金講師ではないだろうか。

 こういう話が後から後から話される。実態に即した話だから、説得力は充分である。三井物産戦略研究所の研究員はどうしてこうも自信たっぷりの解説ができるのだろう、とまさに驚きである。政府系シンクタンクだって、学者ぶってばかりいないで、手に入れた情報をもっと広く世間に公開してほしいものだ。

 これまで自分もあまりにもアジア、特に北東アジアの実態について知らなさ過ぎた。その意味では、今日の講義は「目から鱗」である。

2008年5月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

373.2008年5月21日(水)アメリカ大統領選民主党候補者はオバマ氏か?

 今年に入ってから激しい争いを繰り返していたアメリカ大統領民主党候補指名レースは、漸く決着がつきそうだ。今日2つの州、ケンタッキーとオレゴン州で予備選が行われ、結果はオバマ氏とクリントン氏の1勝1敗だったが、一般代議員の過半数を獲得して、オバマ氏が事実上の「勝利宣言」をした。クリントン氏はなお戦いを継続する意向だが、アメリカ国内では逆転は最早難しいのではないかと考えられている。今後を考えると民主党としては、早めに候補者を決定し、共和党マケイン候補との戦いに専念したいところである。もし、このままずるずると8月の民主党全国大会まで候補者指名がずれこむと、クリントン氏の共鳴者が大統領選では共和党のマケイン氏へ投票しかねない。ましてや、黒人のオバマ氏へ投票したくない白人層は、クリントン、然らずんばマケインということになりかねない。

 私なりに昨年までは、完全にクリントン氏優位とみていた。オバマ氏の名前さえ知らなかった。それが、あれよあれよという間にオバマ氏が頭角を現し、指名レースでも最初のアイオワ州予備選に勝つや、以後ほとんど選挙戦を優位に戦ってきた。こういう勝ち方は日本ではまず考えられない。それにしても、アメリカ人というのは、こういうマラソンレースには格別根気強く付き合う国民性だ。日本人ではとてもこうは行かない。

 午後、駒沢大学の公開講座、「マス・メディアの役割と将来」を受講した。新聞の歴史や発行部数、発行新聞の変遷を通して新聞界の現状を説明してくれた。赤羽講師が元毎日新聞記者として、昨今の毎日の退潮について、ちょっと触れられたのも興味を引いた。 

 四川省大地震の被災者救助のために現地で活動していた、日本の国際緊急援助隊が昨日帰ってきた。日中両国の間に思惑の違いもあり、参加した隊員の言葉の中にも、生存者を見つけて助けたかったとの率直な声があった。現地のテレビでは活躍ぶりを伝えてはくれたが、若干食い違いがあったようだ。成田空港では、帰ってきた隊員たちを中国人留学生が出迎え、お礼を言っていたのが印象的だった。この緊急援助隊と入れ違いに、日本の医療チームが現地入りした。これもせっかく派遣したのに、現地ではどこで医療活動に携わるのかが明確でなく、手が出せないようだ。折角好意によって、必要とされる救助隊がかけつけても、連絡や話し合いが充分でなく、百%の力が発揮できないとするなら、こんなにもったいないことはない。

2008年5月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

372.2008年5月20日(火) 成田空港開港30周年

 今日は成田空港が開港して、ちょうど30年になる。開港直前の反対派による空港施設破壊事件が、確かその40日前だった。予定されていた新空港開港は延期された。成田を想定してすべて準備を進めていたが、旅行業者にとっては面倒なことに、顧客に再び羽田空港から離着陸する連絡をしなければならなくなった。やけくそになり、どうでもいいからどっちの空港かに決めてくれというのが、本音でありささやかな抵抗だった。あれから30年が経過したが、旅行業者の中にもこの成田空港開港前後の騒ぎを実感として知っている人はもう数少ないと思う。時の流れは速い。改めて「光陰矢のごとし」を感じる。

 駒沢大マスコミ研究所の公開講座は2時限の筈が、一時限休講となり、現代メディア論の片山講師だけとなった。受講は社会人3人に学生10人で、授業を受ける側から言えば、受講生が少ないのは恵まれている。

 テーマは学生を対象に「ジャーナリスト志望者へ」と題して、共同通信社の入社前教育のDVDを見せて、ジャーナリストとしての心構えとか、記事の書き方のポイントみたいなものを説明された。元々興味のあるテーマなので、参考になる。ただ、受講しているのがマスコミ志望の学生にも関わらず、新聞を毎日読んでいる学生はたった2人きりというのは、ちょっと驚きであり、失望もした。

 終わってからすぐ「酒のペンクラブ」の会合へ出かける。麹町なので乗り換えなしで、駆けつけたが、40分の遅刻だった。今日はいつもより参加者が少なかったが、反って打ち解けて話し合うことができた。初めて参加した最年長で、同姓の「近藤」姓の女性とは妙に気が合ったが、失礼ながらウワバミのような人で、最後は抜け出して帰ってきた。それにしても、こういう通が好みそうな店をよく見つけ出されるなあ、と幹事役の勝野さんの情報通としてまめな努力には脱帽である。

2008年5月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

371.2008年5月19日(月) 「安野光雅・絵本三国志展」を見学する。

 今月末開催の「JAPAN NOW観光情報協会」総会に向けた企画会議が開かれたが、総会後のシンポジウムの計画と内容について、白沢事務局長からあらましの説明があった。今年度も全国各地でいくつかのセミナーや、シンポジウムを開催する予定である。当初は7月にJN協会九州支部総会を宮崎市で開催し、その場合はゲスト・スピーカーとして、人気者・東国原宮崎県知事をお呼びする予定だったが、観光業界関係者の集客等を考慮して、福岡開催に変更となった。ちょっとがっかり。昨年各地のセミナーには、一度も参加しなかったが、今年は一度くらい参加したいと思っている。

 会議中にいつもながら須田寛副理事長(JR東海相談役)が話されるJR東海のリニアモーターカー計画を始め、鉄道、観光情報は専門家としての裏付けのある話なので、中々興味津々である。

 会議終了後、恒例のパソコン個人指導受講前の間隙を縫って、日本橋・高島屋で開催されている「安野光雅・絵本三国志展」見学に出かけた。先日招待券をいただきながら、うっかりしていて今日が最終日だと気がついたのは、今朝になってからだった。やはり、最後の一日とあって、かなり多くの人が見学に訪れていた。会場内はそれほど広くはないが、安野の絵を上手に、要領よく展示しているので、混んでいても見にくいということはなく、100枚近い絵を解説文とともに一時間半かけて一通り鑑賞することができた。

 安野の絵は、絵本をスタートに旅ものや、歴史物に精彩を放っている。シルクロードや平家物語も絵本化しているが、個性的で独特の筆遣いに人気がある。週刊朝日に三国志を連載中だが、予定の絵を書き終えたのを機に、大阪と東京で展示会を開催したという。

 一見して見学者に年配の女性客が多かったのは、意外だった。この種の展示会は近年女性が多いとは聞いていたが、展示内容が内容だけに男女の割合が4:6で男が少ないというのは予想していなかった。呉、蜀、魏三国の国盗り物語が話の中心で、いわば戦国物語であり、登場人物も賢人、英雄、豪傑等多士済々である。女性は、妖婦「ちょうせん」ぐらいしか印象に残っていない。にも拘らず、女性に人気があるのは、この三国志というストーリーが、それだけ性別を問わず、血沸き肉踊るストーリー性と壮大なロマンを抱えているからだろうか。

 実際一枚一枚の絵に時代性が感じられたことと、何箇所かは自分でも訪れて土地柄も何となく分かっているので、余計懐かしさと思い込みが出てくる。絵を見ているだけで、ストーリーが思い出され、三国志の時代へイメージが飛躍するから面白い。

 読んだのは吉川英治もので、もうストーリーの細部までは憶えていないが、あらすじと登場人物は今でも強く印象に残っている。久しぶりに展示会を満喫した。

2008年5月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

370.2008年5月18日(日) 政治家と役人の利得を失くせ!

 いま野党では共産党を含む国会議員の間で、この4月に実施されたばかりの後期高齢者医療制度を元へ戻すという1点だけで合意し、近く国会へそのための法案を提出するという。国はこれだけ反対の強い医療制度をよくも国民に充分説明もせず、実施へ踏み切ったものだと思う。典型的なKYと傲岸不遜の如からしむところだ。自民党内部にも長老を始めとして、反対者が多いところから推察すると、党内でも充分な根回しがなされなかったと見える。結局与党幹部が大枠を決めて官僚が筋書きを書き、それを与党内で追認したものと思われる。誰も国民、特に該当者の苦悩なぞ分かっちゃいない。

 しかし、よく考えてみれば、反対が多そうなことぐらい分かりそうな新医療制度を、敢えて僅かな検討期間のうちにまとめてしまったのは、政治家のあなた任せと官僚のしたたかさ、及び非情だろう。突き詰めれば、本質的な問題は政治家が自らの責務を果たさないことと、官僚が自分たちの我でやり過ぎることに起因していると思う。

 日本の社会は、主に金を稼がず権威だけを振り回す政治家と役人によって運営されている。その彼らが国家の財産の使い道を考え、方向を定めていくのだが、他人のためになすべきことが分からない人間に、実際そんなことができるわけがない。結局政治家も役人も権威を振りかざしているだけなのだ。

 政治家と役人が、国家にとってマイナス行動へばかり走るのは、世間、一般社会のことがよく分からないからである。本当の意味で世の動きが分かる世間と接触していないからだ。分かりやすく言えば、苦情処理の経験がないことが、社会人としての基礎や資質を磨く機会を逸している。政治家と役人には、実際に社会の第一線で自ら苦情に対応する機会を持ち、庶民の苦悩を知り、社会をもっと広く学んでもらいたい。

 さて、前段の後期高齢者医療制度の法案について、仮に元に戻すことになったら、この間の時間とこれに費やされた費用はまったく無駄だったということになる。率直に言えば、政治家の無駄遣いである。世間を騒がせ、年寄りを心配させ、そのうえ時間と国家の金を浪費して、はたして国会議員は立つ瀬があるのかと問いたい。

 時間はかかるかも知れないが、国民の総意で政治家にとっては黙っていても当選するシステムで庇護されている「世襲制度」を廃止することである。そして、一旦役人になれば墓場まで恵まれている役人の役得をすべてなくすことである。

2008年5月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com