2041.2012年12月14日(金) 盛り上がってきた衆議院選と都知事選

 旧暦「赤穂浪士討ち入りの日」の今日、朝日と日経朝刊一面に、それぞれ電話によるアンケート調査結果に基づく総選挙の投票者動向を分析していた。両紙とも自民・公明党併せて300議席に迫ると捉えている。与党・民主党は惨敗で60前後と予想されている。いよいよ自民党の政権復帰が濃厚になってきた。こうなると発言が危なっかしいと危惧していた安倍総裁の首相再登板が現実味を帯びてくるわけだが、どうもその言動に加えて健康面が心配である。

 一昨日、大変著名な方から直接伺った話だが、安倍氏に最近会ったところ顔色が悪く、覇気が感じられなかったと仰り、首相に返り咲いても安倍氏の健康が激職に耐えられるだろうかとしきりに心配されていた。5年前健康を理由に中途半端に総理大臣の職を放り出したように、途中で自ら身を退くような醜態を晒す対応だけは2度として欲しくないと仰っていた。

 一方、総選挙と同日に行われる東京都知事選はどうか。自民党の推薦を受けた猪瀬直樹・副知事が同じように他の候補を一歩リードしているようだ。今日午後偶々その猪瀬候補の街頭演説に出くわした。東横線・自由が丘駅前のレストランで高校の友人・大塚武夫氏と昼食を取りながら、激減した中国人旅行客の日本観光を押し上げる企画と対策について話し終わり、店の外へ出ると目の前で街頭演説の準備をしていた。衆議院選東京5区の自民党候補者とのタイアップ演説である。猪瀬候補の前座に3人の都会議員、目黒区会議員、そして79歳の俳優・宍戸錠が街宣カーの上に立ち、猪瀬氏へのヨイショと激励の言葉を述べた後に、猪瀬氏が選挙公約のポイントについて話した。10分程度の演説だったが、簡潔でまあ分かりやすかったのではないかと思う。

 猪瀬氏はしきりに決断と行動が大切であると力説していた。5年半の副知事在任中に、都営地下鉄駅内106箇所の階段のうち、103箇所に高齢者向けエスカレーターを取り付けたとか、震災に備えて都内各所に3日分の食糧備蓄をしたとか、羽田空港国際化を進めた、等々について実績を誇っていた。小泉元首相の下で道路公団改革委員として5年半、暴走老人の石原前知事の下で副知事として5年半務め、2人の変人に仕えたが、変人はブレないと語り、年齢を重ねることは好奇心がそれだけ増えることで大いに結構なことだとも述べていた。

 東京の観光活性化の確実な目玉として「江戸城天守閣復元」を公約に掲げないのかと、近くの運動員に尋ねたところ、直接猪瀬氏に聞いてくれということだった。猪瀬氏は演説後周囲の聴衆と忙しく握手攻めにあって、とても問答をする隙がない。運動員もいくらアルバイトとは言え、少しは彼らが支える候補者の意を汲み取った回答なり、対応を準備して欲しいものだと感じた。

 帰宅するとタイミング良く、親しい「江戸城再建を目指す会」小竹直隆・理事長から封書が届いていた。開けると案の定「江戸城再建」を選挙公約に掲げている、前神奈川県知事・松沢成文氏への投票依頼だった。

 一応衆議院議員と都知事選で投票する候補者は、すでに決めた。

2012年12月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2040.2012年12月13日(木) 相変わらず人騒がせな北朝鮮の1人芝居

 国際社会の中で、これほど信義に反するような行為を平然と犯すような国はそうざらにはあるまい。その最たる国家が、昨日長距離弾道ミサイルを発射した北朝鮮である。驚いたのは、世界中の人々が憂慮する気持ちを逆なでするかの如く、当初の予定変更に逆らって突如決行した判断の背景にある事実である。今日の夕刊各紙に掲載された北朝鮮軍関係者の談話には驚かされた。発射は予定通りだと述べたうえで、発射予告期間を延長したことについては、警戒を強める日米韓を欺く狙いがあったからだと悪びれずに主張したそうだから、呆れ果てた心情である。国連安保理でも北朝鮮を安保理決議違反として非難している行為を正当化し、憂慮する外国の気持ちを弄ぶかのように決行し、独断的パフォーマンスを国威発揚に利用し、関わった関係者を表彰し、成功のご褒美を授与するそうである。とてもまともな神経の国とは思えない。日本ばかりでなく、他の国々は今後もこの国とどうやって付き合っていくのか。暴走する馬鹿につける薬はない。

 さて、あと3日後に迫ってきた衆議院議員総選挙と都知事選挙への関心が急速に高まってきた。新聞各紙やNHK、週刊誌でもそれぞれ党派別議席獲得予想を行っている。最新の「週刊現代」2週合併号では一般的に予測されている傾向とそれほど変わらないが、そのドラスチックな予想にはここまで決めつけるのかと思えるほど赤裸々な数値である。

 予想が当るかどうかは、3日後に冷厳な結果が出るが、「週刊現代」では現在第1党の民主党が233から83へ現在の約1/3に落とし、その逆に自民党が118から282へ大幅に議席数を伸ばし、過半数を上回る圧勝である。民主党では菅直人・前首相、仙谷由人・党副代表、藤村修・官房長官、田中真紀子・文科相、海江田万里・元経産相、小宮山洋子・厚労相ら並み居る大物が当落線上どころか皆危ない。 

 しかし、よく考えてみると、3年前の前回選挙で過半数を制して政権交代を果たした民主党が、メディアの予想通り無様に敗退して、政権を明け渡すようなドラスチックな政権交代劇が起きようとは想像もしていなかったし、かつてこんなことはなかった。こんなに攻守ところを替えるような派手な交替劇を演じられると、政権公約を決めることもおろそかになるのではないかと心配である。

 第3極の中でも「日本維新の会」と「日本未来の党」が、しのぎを削ると見られていたが、維新が現有勢力8から6倍の48まで議席を伸ばすと見られている一方で、未来は52から大幅に落として僅か15でしかない。こうなると小沢一郎氏の賭けは大失敗ということになるのだろうか。私の見るところ、これにはスタート時点ではともかく、その後嘉田由紀子代表が原発問題で、再稼動容認と脱原発の間を往ったり来りしたブレが大きなマイナスとなっているのではないかと思う。実際「週刊新潮」12月13日号では、嘉田代表の公約を守らない、移り気な性格を武村正義・元知事や国松善次・前知事、滋賀県県政関係者らの言葉を引用して批判している。

 どうなるか。前回以上の関心を持たれた総選挙の結果が注目されている。

 さて、今日海外にクリスマス・カードを郵送した。今年は僅か7枚で、セルビア、ドイツ、スイス、アメリカ、ブラジル、ビルマ(2人)の友人に宛てたものである。1年の区切りとして彼らからも友情の印として送ってくれる。かつては毎年30枚近く送っていたが、海外へ出かける機会が少なくなったせいで、年々減っている。自分でも寂しく思っている。年賀状は今万年筆で宛名書きの最中だ。これはあまり減ることはなく、例年通り600枚ほど書いている。もう少し頑張ってみよう。

2012年12月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2039.2012年12月12日(水) 2つのバッド・ニュースにびっくり

 昼日中からびっくりするようなニュースが2つも飛び込んできた。そのひとつは、北朝鮮のミサイル発射である。昨日はミサイル発射台が解体され発射日時は延期されたとまことしやかに伝えられたが、今朝9時49分ごろ抜き打ち的にミサイルは発射された。唖然とするばかりである。この一両日ミサイル発射が延期される理由とか、発射できないことに対する影響とか、専門家があれやこれやと述べていたが、したたかな北朝鮮はそんな風評をあざ笑うかのごとく打ち上げて成功を収めた、と朝鮮中央テレビの笑わぬアナウンサーが得意気に発表した。同時に詳しい事情を知らない一般の北朝鮮国民はただ無邪気に喜んでいる。中には北朝鮮国内でも、ミサイル1発を打ち上げる費用が国民の3年間の食料費に該当するというとんでもない無駄使いを嘆く国民もいる。こんなアンバランスな収支勘定が、苦しい国の財政を一層追い詰めていることに、国のトップ、つまり共産党指導部は些かの良心の呵責をも感じないものだろうか。

 日本国内に流された一連のミサイル情報は、ほとんど韓国の有力メディアが伝えたものであったが、今回ばかりは北朝鮮のだまし討ちにしてやられたという感じである。

 日本はそれらの情報に惑わされることなく警戒をして、早めに発射をキャッチしたが、韓国はもちろん、アメリカも警戒を緩めていたために素早く対応することができなかった。

 日本政府は当然のように各国と連携して北朝鮮へ厳しい制裁的対応を迫ると公式発言したが、これだって日米間と中国では思惑も異なり、どこまで北朝鮮を追い詰めることができるだろうか。国連安保理は緊急会合を召集し、国連決議違反について北朝鮮に対し新たな制裁を発動する意向だ。

 もうひとつのびっくりニュースは、先日からメディアを騒がせたままの、兵庫県尼崎市内の連続殺人遺体遺棄事件の容疑者として逮捕されている主犯格の角田美代子が、今朝兵庫県警本部留置所内で横になりながら自分で首を絞め自殺したことである。警察は落ち度はないと言っているが、こんなに簡単に凶悪犯人を自殺させてしまって本当にそう思っているのだろうか。しかも独房が満員で、角田容疑者は3人部屋に他の容疑者と同居していた。そんな中で自殺が可能なのかどうか、検証を待たねばなるまい。それにしてもあまりにも隙だらけの監視ではないだろうか。ましてや、弁護士には死にたいと度々漏らしていたとすれば、なぜもっと厳しい監視体制が取れなかったのだろうか。遺族も警察の無警戒ぶりを非難している。最近警察のたるみ事故が頻発しているが、これだってお粗末としか言いようがない。

 さて、昨日南アルプス・仙丈岳で遭難した2人兄弟は、結局2人とも亡くなられた。大きなニュースであるが、これも北朝鮮のミサイル発射と角田美代子容疑者の兵庫県警本部留置場内の自殺のビッグ・ニュースに掻き消されてしまった。

 今日は2つの忘年会を梯子したが、いよいよ年の瀬も迫ってきた。

2012年12月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2038.2012年12月11日(火) 敦賀原発に廃炉の結論を下すのか。

 昨日原子力規制委員会では、「日本原子力発電敦賀原発の2号機建屋の直下に活断層がある可能性が高い」と全委員の判断が一致し、田中俊一委員長も「今のままでは再稼動の安全審査はとてもできない」と述べて、敦賀原発は廃炉となる公算が大きくなった。

 国の指針では原子炉の建屋など安全上、重要な施設を活断層の真上に建てることは認めていない。大飯原発に始まった原発の断層調査で、規制委員会がほぼ活断層と判定するのはこの敦賀が初めてである。

 敦賀原発1号機はすでに稼動して42年が経過した。規制委は40年以上の原発は原則として再稼動を認めない方針を示してきた。活断層の上にある2号機もすでに稼動から25年が経った。これも再稼動が難しくなった。増設の計画があった3号機と4号機の可能性も薄れてきた。

 規制委は引き続き東北電力東通原発、北陸電力志賀原発の敷地内を調査する。今回の調査結果は明らかにクロと判定され、再稼動への道は閉ざされたように思えるが、これは科学的な判断である。実際に廃炉となるかどうかは、事業者である日本原子力発電の決断であるが、日本原子力発電そのものの経営にも影が忍び寄っている現実を考えると、同社がすんなり廃炉を受け入れるとも思えない。実際、昨日の規制委の結論に対しても、同社は受け入れがたいと同社独自の追加調査を行うという。しかし、それ以上に最終的な結論は、国のこれからのエネルギー政策によって導き出されるべきであると思う。

 いま衆議院総選挙でエネルギー及び原子力政策は大きな争点のひとつになっているが、あまり突っ込んだ議論が戦わされている様子が見られない。告示直前になって再稼動容認から正反対の脱原発へ転向するなど、確たる信念で活動しているのか怪しい政党もある。それぞれの政党が脱原発へ向けたスケジュール表をきちんと示してくれないことが一番困る。

 果たして総選挙を制した次の政権政党はいかなる道筋をつけて脱原発、或いは悪くすると再稼動の道筋を示すのだろうか。注目してみてみたい。

 さて、急に冷え込んできて各地に大雪をもたらしているが、ご他聞に漏れず昨晩山岳地帯にもドカ雪が降った。昨日から今日にかけて3件の遭難騒ぎがあった。そのひとつが、南アルプス・仙丈岳で遭難した53歳と47歳の兄弟のケースである。私自身、かつて山男として仙丈岳には夏1回と冬2回ばかり登山企画を立て現地へ赴いたが、冬は北澤峠近辺でテントを設営して雪上訓練をするのが目的で、最初から頂上を極める予定はなかった。雪山の仙丈岳はそう簡単に征服できる山ではない。この時の写真が私のホームページのトップに掲出してある。夏山では仙丈岳と甲斐駒ケ岳に登頂したが、中央線車窓から見える美しい山容の駒ケ岳に比べて、仙丈岳は見え難く標高も3033mの高さを誇り、長い歩行の末に漸く辿り着くことができる懐の深い山だ。一旦奥まで入ったら中々捜索するのも難しいような気がする。現時点で一人は心肺停止状態で、もう一人は行方不明のようだ。無事でおられることをお祈りしたい。

2012年12月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2037.2012年12月10日(月) 俳優・小沢昭一さん逝く。

 最近大物芸能人が鬼籍に入るニュースが目について寂しい気がしている。今日も午前1時過ぎ個性的な俳優・小沢昭一さんが亡くなられた。享年83歳だった。つい最近歌舞伎役者の中村勘三郎が亡くなられたばかりで、1ヶ月前にも女優の森光子が亡くなられた。それぞれひとかどの役者だった。メディアでは小沢さんは伝統芸の勘三郎ほど騒がれることはなかったが、映画はもとより、舞台、放送などでも幅広く、丁々発止と活躍された。私はラジオを聴くことがほとんどないので、これまで小沢さんの独特の語り口を耳にすることはほとんどなかった。それが新聞に依れば、TBSラジオの「小沢昭一の小沢昭一的こころ」は、1973年1月に始まり、昨年5月に1万回を突破し、今年9月1万355回が最後だったというから私のブログ連続2千回程度では甘っちょろいと自覚している。この程度に満足せず、まずは連続3千回、理想として1万回は無理としても、せめてその半分の5千回を目指したい。

 さて、お隣のお騒がせ国・北朝鮮が先日今日10日から22日の間に人工衛星(実際は長距離弾道ミサイルと見られている)を打ち上げると公表し、日本を始め周辺各国はその打ち上げに強く反対を唱えつつ、その対応策に追われている。それが打ち上げ予定日に入った今日になって、ミサイルに技術的欠陥が発生したとして、打ち上げは1週間延期され29日まで延びたと朝鮮中央通信が一方的に発表した。毎度のことながら周辺諸国をいらいらさせ迷惑をかけている。いつも北朝鮮に同情的な態度を取る中国も、今度ばかりは日米韓と連携して打ち上げを中止するよう北朝鮮を懸命に説得しているが、子どものような北朝鮮は依怙地になって自らの独断的な主張と立場を繰り返し述べては、聞く耳を持とうとしない。

 日本政府も打ち上げに備えて石垣島へイージス艦を出動させたり、迎撃ミサイルPAC3を配備させたり大童の対応に明け暮れている。北朝鮮の気分次第で緊張状態を強いられる各国こそいい迷惑で堪ったものではない。北朝鮮はいつもながら偉そうなことを言う資格なんてとてもない。

 それにしてもこの機会に、J-ALERT(全国瞬時警報システム)を管理する消防庁の上層組織トップの樽床伸二・総務大臣が、居並ぶ消防庁幹部を前にJ-ALERTの運用を睨み激励の挨拶の最後に「~よろしくお願い致します。ありがとうございます」とスピーチを締めていた。だが、組織のトップが瞬時も目が話せないような緊張を強いられる業務の中で直属の部下にこういう言葉遣いをするのは少々おかしくはないだろうか。優しい(易しい)言葉遣いを誤解しているのではないか。大臣というより、政治家の質も落ちたものである。

2012年12月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2036.2012年12月9日(日) セルビアで活躍する豊嶋めぐみさんのコンサート

 セルビアで活躍しているヴァイオリニスト・豊嶋めぐみさんのコンサートが西国分寺駅前の「いずみホール」で開かれた。山崎洋さんから大分前に鑑賞するよう勧められていたので、楽しみにしてゼミの仲間にも声をかけたところ、ゼミ関係で4人が来てくれた。

 今日のコンサートは、「セルビア・日本友好130年」「信時潔生誕125年」「東日本復興支援コンサート」と欲張った看板を掲げ、冒頭山崎さんが今回のコンサート開催主旨と経緯について説明をし、豊嶋さんのセルビアにおける活動ぶりを紹介した。その後列席されたボヤナ・アダモヴィッチ・ドラーゴヴィッチ駐日セルビア大使が挨拶された。今回は国分寺に所縁の深い信時潔の曲とセルビアの作曲家の曲、それにモーツアルトとブラームスのピアノとヴァイオリンのためのソナタを演奏された。

 前回は信時作曲の名曲「海ゆかば」を聴いたが、今日はそれはなしというので、山崎さんに尋ねたら口を濁していたので、未だに「海ゆかば」を戦争協力曲とみている人たちのことを配慮したのだろうか、とつい余計なことを考えてしまう。歌詞は大伴家持だし、格調高いリズムもメロディだって決して戦争賛美の曲とは思えず、荘厳で素晴らしい曲だと思うのだが、なぜかそう受け取られるのは至極残念である。その代わりと言ってはこじつけのようだが、アンコール曲として2曲演奏することになった。そのひとつはこれも信時潔作曲による母校・慶応義塾塾歌である。豊嶋さんが舞台上から国分寺三田会の会員は舞台に上がって合唱して欲しいとお願いしたところ、何とかつての慶應ボーイがぞろぞろと老いも若きも舞台へ上がった。その数30人もいたのには驚いた。われわれ飯田ゼミ生は座席で声高らかに唱和して久しぶりに塾歌を歌う興奮を味わった。国分寺三田会の統率力の執れたまとまりの良さには脱帽である。コンサート終了が、9時半になってしまったので、誘われた打ち上げ小パーティを遠慮しようとしたところ、山崎さんからぜひ参加して欲しいという希望もあり、途中まで赤松さんと長谷川さんとともに心温まるパーティに参加させてもらった。

 途中で今日演奏されたヴァイオリニスト豊嶋めぐみさん、ピアニスト岩井美子さん、それに友情出演されたヴァイオリニスト山室牧子さんが合流され、華やかな雰囲気となった。最初豊嶋さんは山崎さんに好きな作曲家・信時潔が作った慶應塾歌の楽譜を探してくれるよう頼み、山崎さんから私に依頼があった。直ちに私から赤松さんにお願いして彼のコネで楽譜とCDをゲットして逆送りに届けた経緯があったので、豊嶋さんからこの場でお礼を言われた。ともかく今日の催しは、最初の楽譜探しに始まり、3月のベオグラードの演奏会、そして今日のコンサートと小パーティにいたるまで一連の充実した楽しいイベントとなった。

 山崎さんは明後日ベオグラードへ帰ると言っていたが、残る課題は岩波文庫本の出版だ。彼はまだ時間はあると言っていたが、最後の手段は出版費用として寄付を募ることではないかという点で考えが一致した。

 山崎さんには開演前に昨晩小中陽太郎さんから署名入り著書「翔べよ 源内」を預かったので、それを手渡しした。

2012年12月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2035.2012年12月8日(土) 日本の破滅へ突っ走った開戦記念日

 また巡ってきた71回目の開戦記念日である。今朝の日経「文化」欄に日米開戦を巡る新事実が明らかになったことが紹介されている。

 「最後通告の手直しが遅れ、米国に『だまし討ち』と非難された問題で、修正を指示する日本から大使館への電報が半日以上を経て発信されていたことを示す傍受記録が米国で見つかった。これまで不明だった発信時刻が判明。『在ワシントン大使館の職務怠慢による遅れ』とする通説に一石を投じそうだ」と冒頭書き出されている。この電報が予定通り発信されていたら開戦が回避されたというわけではないが、史実に間違いが明かされたということになろうか。対米開戦が話題であるが、真珠湾攻撃よりいち早く帝国陸軍は電撃的にタイのシンゴラとマレー半島コタバルに上陸作戦を開始し、それが昭和17年2月15日のシンガポール陥落への破竹の進撃となった。その臨場感を実戦に参加した人たちから聞かされたことがある。また、30年以上も前になるが、ひとりコタバル海岸を歩きながら往時の日本軍の勝どきを感傷的に想像したものだ。

 新資料は昨年9月にメリーランド州にあるアメリカ国立公文書記録管理局で三輪宗弘・九州大学教授が発見した。当然のことながら、史実は正確に伝えられなければならない。塩崎弘明・長崎純心大学教授も「真珠湾の奇襲を成功させるため意図的に電報を遅らせたことがこれで明らかになった。打電時間についての新資料自体は細かなことだが、正確な歴史認識を得るためには、こうした史実を丁寧に掘り起こしていく必要がある」と述べている。だが、戦後70年近く経過して重要資料が発見されたという事実は、あまりにも遅きに失しているとの印象が拭えない。

 われわれはいくら時間が経過しても大東亜戦争の翳から逃れることはできない。私自身仕事で随分関わってきたが、今またドキュメントの書き直しでトラック島と戦時中の史実に触れないわけにはいかなくなった。海軍ばかりでなく、陸軍航空隊の元戦士の皆さんから伺ったビルマ戦線の様子も付け加えてみるつもりだ。

 さて、今日はヨタロウ会の忘年会が茅場町の「鳥徳」で開かれた。いつもなら休日のところを、小中さんの特別な要望とお店の計らいで、平賀源内の命日には10日早かったが、無理に貸し切りでオープンしてもらった。夏に白金で開いた時は、生憎ヨルダンを旅行中だったので参加できず、今日は久しぶりに酒好きの人たちと話を楽しむことができた。残念ながら糖尿病のイェローカードが出たので、あまり飲むわけにも行かず、二次会も付き合うことはできなかった。

 皆さん、小中陽太郎さんを慕って集まる仲間なので、気持ちの良い人たちばかりで、毎度心地よい雰囲気を楽しんで帰ってくる。

 須藤甚一郎・目黒区議の巧みな司会でそれぞれ近況報告をしたが、終わりになって小中さんが言い足りない人もいるから、現状で何でも発言して欲しいと促された、元朝日記者が今度の選挙の空気、特に原発に対する弱い反対意見をどう思うかと問い、週刊朝日の特集「ハシシタ」記事に対する元在職の朝日の対応に関する不満も述べていた。それに対して、テレビにも度々出演される毎日新聞の鈴木琢磨氏がアンチ朝日的な持論を混ぜ合わせながら、橋下問題と部落問題について話された。お互いに時間的にも不十分なので、不満だと思うが考え方の一端を話された。もっとお二人の論争をじっくり聞けば面白かったのではないかと思った。他にも小中さんの近著「翔べよ 源内」の書評を「筆洗」で紹介した瀬口晴義・東京新聞論説委員など多士済々だった。もう少し話し合いたかったというのが率直な気持ちである。それにしても恨めしい糖尿病である。

2012年12月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2034.2012年12月7日(金) 争点がありそうで、争点のない総選挙

 夕方5時18分ごろ大きな地震があった。昨年の東日本大震災(M9)と同じように自室でパソコンに向かっていた時、突然ぐらぐらっと来た。大分長い時間揺れていたので、ガラス戸を開け外を見たら、電線が大きく揺れていた。室内でも本と木彫りの人形が床へ落ちた。直ぐテレビを観ると強い口調で緊急地震速報を流していた。震源地は三陸沖合いで、マグニチュード7.3ということだが、幸い震源地に近い東北地方でも大きな被害はなかったようでほっとしている。渋谷では震度4だった。昨年の大震災の余震という話もあったが、ニュース番組は選挙どころではなかった。ともあれ大災害にならなくて良かった。

 さて、昨日の大手新聞各紙が総選挙の当選者数を予想し、自民党の過半数獲得を挙げたことに対して、当の自民党はもとより他政党にも戸惑いと複雑な気持ちが見られ、その異常なまでの受け取り方は些か滑稽ですらある。いとも安易に過半数超えを予想された自民党では、安倍総裁以下執行部が気持ちの引き締めに懸命の様子である。

 各社の情勢調査は以下の通りである。朝日「自民、単独過半数の勢い」、毎日「自民、単独過半数の勢い」「民主激減、第3党は伸び悩む」、読売「自民 過半数超す勢い」、日経「自民 過半数の勢い」「民主は半分以下も」「第三極、浸透に遅れ」、産経「自民、政権奪還の公算」「民主激減、第三極も伸び悩み」等々である。確かにこれでは自民の圧勝であり、執行部が気持ちを引き締めようとするのも理解できる。

 自民党では石破茂・幹事長が各候補者へ向けて「本日の朝刊各紙に自民党が優位である旨報道されているが、万が一にもこのような報道に気が緩むことのないように、最大限の緊張感を持って全身全霊で選挙戦に臨まれたい」と引き締めに懸命である。一方で、第三極の「日本維新の会」や「日本未来の党」らの伸び悩みが目立っている。これはこれで当事者から戸惑いや不満が出ている。

 その大きな理由に総選挙の争点と見られ、票を左右すると見られていた原発問題が、大同小異ながら「脱原発一色」になり、争点がぼやけたことが挙げられると思う。それが無難な政策を掲げる自民党がパッシブに伸びた原因ではないか。実際各党の原発に関する選挙公約は、思惑はあろうが文言上ほとんど差が見られないように思える。

 因みに12党の原発公約を要約すると、民主「30年代に原発稼動ゼロ」、自民「10年以内に電源構成のベストミックスを確立」(分り難い表現だ)、日本未来「卒原発。10年以内に完全廃炉」、公明「可能な限り速やかに原発ゼロ」、日本維新「脱原発依存(政策実例に30年代までにフェードアウト)」、共産「即時原発ゼロ」、みんな「電力自由化で20年代に原発ゼロ」、社民「原発稼動はただちにゼロ」、新党大地「原発ゼロ」、国民新党「安全性が確認できない原発は即時廃炉」、新党日本「原発廃炉を新しい公共事業に」、新党改革「原発に依存しない社会を構築」である。これでは凹凸もなく、とても争点にはならない。原発即反対を唱えている政党にとっては、折角の得点稼ぎを徒にしてしまうような公約横並びである。

 これは社会保障についても同じことが言える。社会保障では各政党ともほとんど争点となる公約らしいことは言っていない。特に酷いのは自民党で、たったの4項目しか挙げていない。①消費税収は社会保障以外には使わない。②生活保護の見直し(給付水準の原則1割カット)、③年少扶養控除の復活、④年金の官民格差を是正する年金の一元化、だけである。民主党が公約にしている年金、医療、生活保護については一切見て見ぬふりである。自民党が政権政党に復帰したら恐らく弱者切捨てを推し進めるのではないだろうか。

 結局原発問題を見ている限り、これではどの政党も代わり映えしないということになるのか。

2012年12月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2033.2012年12月6日(木) 安倍晋三・自民党総裁に国を任せて大丈夫か。

 昨日共同通信社文化部の宮崎晃氏と仰る記者から不意に電話があり、「シニアの安全な海外旅行」というテーマで取材に応じて欲しいと依頼された。もちろん喜んで承諾の返事をしたところ、夕べになって質問の内容と凡その掲載記事を記したFAXを送って来られた。私のホームページの中から昨年財団法人・国民生活センター発行の「月刊国民生活」に寄稿した一文と、あるNPOで行った講演内容を抄訳した「中高年のための海外旅行の楽しみ方と落とし穴」を読んだうえで、簡単にまとめられた原稿を送って来られた。それに、若干物足りない点を補足してメール送信したところ、今朝電話で11日以降に共同通信社加盟の地方紙に配信すると連絡があった。

 一昨年夏朝日新聞や日本テレビで海外旅行に関する持論を取り上げてもらったのは、が大分効果があったからである。今回も記者氏はHPの拙稿を良く読んだうえで記事を書いておられる。毎日書き続けるのは中々気骨が折れるが、このように前向きに取り扱ってもらえるとこれも大きな効用のひとつとなる。好い加減な気持ちでHPに取り組むわけにはいかないとつくづく思った。

 どこの地方新聞が取り上げ、どういう掲載方式になるのか判らないが、メディアで持論を取り上げてもらえるのは励みにもなるし、嬉しいことでもある。どんな記事になるのやら期して待とうと思う。

 さて、衆議院選挙も日一日と盛り上がってきているが、どうも今回は前回の総選挙で政権政党が入れ替わったような激しい選挙戦とは違うようだ。政党が乱立し、その政党の内部でも人事面、政策面で整合性が取れていない。できたばかりの政党なぞは、寄り合い所帯の様相で選挙後にこのまま果たしてまとまって国民の期待に応える活動をやってもらえるのか疑わしい。

 安定志向の国民感情に訴えたのが良かったのだろうか、内部から混乱しているような情報があまり伝わってこない自民党の勢いが良いようで、公示前には118だった議席が今日の朝日新聞では257~285へ大幅に増えると予想し、一面トップの見出しには「自民、過半数の勢い」とある。対する民主党は公示前の230から68~95とかなり厳しい見方で捉えられている。これは、他紙・日経でも同じ傾向のように見ていて一面トップの見出しは「自民過半数の勢い」とまったく朝日と同じである。これまで農村部で票を固めていた自民党が都市部でも復調していると読んでいる。

 私にはなぜ自民党がこんなに復調したのか分らないが、前回期待し過ぎた民主党にあまりにも失望した有権者が多かったということだろうか。安倍・自民党総裁も街頭演説では自信満々に些か暴走気味に突っ走っている。6年前に安倍政権として教育政策に力を入れ、今度も教育には重点的に取り組むとしゃべっていたが、その時何もできずに政権を放り出した、同じ人間の言葉とも思えない。自らの失政を取り繕いながら自慢話に摩り替えるとは呆れ果てた神経である。先日も日銀がお札をもっと印刷すれば、デフレが解決するような話とか、金融緩和を自らが発言したら株式相場が上がっただの、この程度の幼稚な発想や思考しかできない人が国のトップになったらと思うとぞっとする。

 しかし、自民党が選挙で勝てば、この破廉恥な人物が間違いなく総理大臣になるのだ。民主党がダメなら自民党という短絡思考ではなく、もっと他の政党を研究して幅広く選択肢を考えてみるべきではないかと思う。まだまだ時間はたっぷりある。

2012年12月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2032.2012年12月5日(水) 18代目中村勘三郎逝く。

 昨日衆議院総選挙が公示されたが、立候補者名簿が締め切られる午後5時ぎりぎりまで各党ともてんやわんやの騒ぎだったらしい。その中でもあまりにも急な結党で事前準備が不十分だった、「日本未来の党」や、候補者が競合しそうな「日本維新の会」と「みんなの党」の候補者調整が大分難航したようだ。

 とにかく12の政党が名乗りを上げ、小選挙区、比例区合わせて1504名が立候補して、その数は現憲法下で最多となった。大きな問題は3年前の総選挙が違憲状態とされた一票の格差2.30倍から、今度の総選挙では最大で2.43倍となり、さらに格差が広がったことである。選挙後の新政権は早くも難問を抱えることになった。「0増5減」で逃げようとしているが、とてもそんな程度では収まりきれまい。

 さて、昨日山崎洋さんの翻訳本、ニェゴシュ著「山の花環」の岩波文庫版出版企画について、仲立ちをしてくれた出版ニュース社清田義昭社長が山崎さんとともに岩波書店へ出向いてくれ、諸々の事情を話して何とか出版できないかと相談されたが、今朝山崎さんから、また夕方清田社長から電話で聞いた限りでは、中々前途多難のようだ。山崎さんの岩波文庫へかける思いは伝わったのではないかとの話だが、岩波は出版社としての立場上結局商業ベースに乗せられるかどうかということが決め手らしい。岩波文庫なら全国3千余りの図書館が購入するので、採算ベースで残り2千部を何とか買い取るメドがつけば、出版への道が開ける。今後日本セルビア友好協会の手を煩わせるなりして、目標額約160万円見当をかき集めて出版の道筋をつけられれば良いがと願う。

 一昨日風邪気味のため森内科で診てもらった際、序に糖尿病について検査をしてもらった。瞬間風速的にはどうも芳しい数値ではないようだったが、今日血液検査の結果を教えてもらった。A1cが6.3%なので、認めたくないが完全に規定値5.8を超えている。森医師の診断では、糖尿病の入り口にいるので、今後甘い物を摂取しないようにとのご託宣をいただいた。加齢とともに他にも病も背負うようになった。明日は入れ歯の矯正である。あ~嫌だ、嫌だ。

 ところで今朝未明歌舞伎役者の中村勘三郎さんが亡くなられた。一昨年辺りから健康を害していたようだが、その後食道癌であることが明らかにされ、摘出手術を受け、療養に努めていた。詳しい死因は「急性呼吸窮迫症候群」ということだが、まだ57歳で天才肌の人気役者だっただけに早世が惜しまれる。新聞でも大きく取り扱っているが、テレビでも朝から晩まで一日中勘三郎を偲ぶ番組を流している。父が現役のころ、父の会社が歌舞伎座と度々タイアップ行事を行っていたので、しばしば入場券をもらっては歌舞伎座で歌舞伎を鑑賞したことがあり、幸いにして先代勘三郎の舞台も観たが、残念ながら父が亡くなってから18代目勘三郎の舞台姿を観る機会はついになかった。名人芸は惜しんでも余りある。

2012年12月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com