2060.2013年1月2日(水) ラグビーと年賀状への想い

 昔から正月2日はテレビにかぶりつきである。東京・箱根間往復大学駅伝とラグビー大学選手権準決勝2試合が中継放送されるからである。朝は駅伝を観て、午後からラグビーを観るのが最近何年間かの定番となっている。

 駅伝で意外だったのは、予選会から勝ち上がってきた日本体育大が26年ぶりの往路優勝を決めたことである。優勝候補の駒沢大は9位と期待外れに終わった。近頃は出走大学もよく変わるし、強かった大学が予選落ちすることもあるので、実際どの大学が優勝するのか容易に分らない。かつては常連だった中央大や大東文化大も弱くなり、その中央大は今日往路で棄権したり、東海大と筑波大は出場権すら逸した。今年は最終区の山登りに昨年まで東洋大のエースとして往路優勝を決めていた、柏原選手のような話題になる力強い選手が見られなくなった。そのせいか、昨年完全優勝の東洋大は早稲田に次いで往路3位だった。勝負は明日の復路で決まる。

 ラグビーはどうかと言えば、久しぶりに好試合を堪能した。特に、準決勝の第2試合、筑波大対東海大戦は互角の勝負で後半のノーサイド近くなって、逆転、再逆転のシーソーゲームの末、関東大学対抗戦優勝の筑波大が、リーグ戦優勝の東海大を28-26の僅差で破り決勝戦へ進んだ。もう一つの準決勝は対抗戦同率優勝の帝京大が早稲田に前半7-10とリードされながら、後半圧倒して逆転し、38-10で完勝して決勝戦で筑波大と対決することになった。

 決勝戦に早慶明の伝統校のいずれもが出場しなくなって些か寂しい気もする。実際伝統校が出場するゲームは、かつては準決勝なら国立競技場を満員にしたが、今日は精々7分の入りだった。しかし、考えようによっては、これはこれで新しいファン層を掘り起こすことにもなるのではないかとも思う。仮に筑波大が優勝すれば、国立大が大学覇者となる。団体スポーツで国立大がチャンピオンになるなどということは、アメリカン・フットボールの京都大学以来ではないだろうか。

 13日の決勝戦が楽しみである。

 さて、昨日と今日、年賀状を数多くいただいた。知人からの多種多様な文面をじっくり見ていると、差出人の顔や姿がふっと浮かんでくる。

 年賀状を書く習慣がついたのは、何といっても幕張小学校の湯浅和先生のご指導のおかげである。転入した5年生の正月から、版画を彫って書くようになった。それまで年賀状なんて知らなかったし書いたことがなかった。版画の年賀状を彫って書き続けてそのスタイルは大学卒業時まで続いた。先生は、年賀状を書くときの心構えも話してくれた。相手の人を思い浮かべて、その人に気持ちを込めて書きなさいということを教えてもらった。爾来普通の手紙を書くときもそんな気持ちでペンを持っている。印刷技術もなかった当時から、今日まで親しい人や疎遠になった人でも相手を思い、できるだけ宛名は万年筆で気持ちを込めて綴るよう心がけている。

 湯浅先生は子どもたちのことを考え、児童教育、とりわけ情操教育に熱心に取り組んでおられた。思いやりの心を教え子にしっかり教えてくれた。写生や俳句を教え学ぶためによく校外へ生徒を連れて出かけた。まだ50歳代で亡くなられてしまったが、海外から絵葉書を送ると必ず丁重な礼状をいただいた。

 年賀状を手にして思い出すのも、幼いころの恩師の生き方と教え方だ。湯浅先生には随分いろいろなことを教えてもらい今でも感謝している。これからもできるだけ先生の教えを守り、気持ちを込めて手紙を書くよう努めたいと思っている。

2013年1月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2059.2013年1月1日(火) 吉と出るか、凶と出るか、2013年の幕開く。

 新年明けましておめでとうございます。

 新年を迎えてお雑煮をいただいた後、恒例行事の湘南ラグビー祭に出席するため、9時過ぎに近所の和田正温先輩をピックアップして母校・湘南高校へ向かった。第3京浜から国道1号線を走ったが、いつもと違いトラックが少なく走行は順調だった。途中明日、明後日の2日間行われる関東大学対抗箱根駅伝の2区と3区の戸塚中継点には、すでにテレビカメラの設営準備が進められていた。きっと明日は大勢の見物人や報道陣で中継点周辺はごった返すことだろう。

 この2、3日は雨が降って寒かったが、幸い今日元旦は突き抜けるような日本晴れで陽気も暖かくて助かった。母校グランドでは、現役チームがOBチームと15分3本の練習試合を行った。毎年のことだが、寄せ集めチームながら年齢は取っても大学でプレイしたOBが加わったチームの方がやはり力強さと試合運びは上手だ。ゲームの後に年一回のOB総会を開催した。その後現役とOBが一体となった食事会兼懇親会である。いつもながら部員生徒の母親らが心を込めて食事を用意してくれ、これをOBと現役がご馳走になりながら、顧問教師の早田OBからチームの現状と部員紹介をして、OB会が今後も引き続き物心両面で支援を続けることを伝える儀式だ。

 これで現役とOBの絆が強まり、現役チームを後押しすることになる。こういう形で現役高校生の部活動を支えることができるということは、彼らを力づけ、同時にわれわれOBにとっても母校とコミュニケートし続けられることである。ただ、残念なのは、この2、3年の間に参加するOBの数が漸減傾向にあることである。元旦に行われる年中行事だということは、OBには周知のことなので地方都市に勤めている卒業生でも、案外参加しやすい筈であるが、転勤中とか、家庭を持ったばかりの若いOBとなると中々そうも行かないのだろうか。

 われわれシニアOBとしては、ラグビーを通して後輩を支援しながら、いつまでも母校と関わりあっていきたいものである。

 さて、アメリカが追い詰められていた、「昨年末でブッシュ大統領時代の全世帯の減税期限が切れる」「政府支出の強制的な削減」の懸念が一気に襲う「財政の崖」が緊迫の度を加えていて、議会とホワイトハウスの間で回避を巡り懸命の協議を続けられていたが、回避のための一応の策を盛り込んだ法案が与野党間で合意に達し、昨日の時間切れ直前に辛うじて難を逃れた。アメリカ経済のみならず、世界経済へ与える影響が計り知れないだけに、このところ世界経済の大きな注目事象だった。対岸の火災視するわけには行かず、経済についてあまり明るいとも思えない安倍政権としてもほっとしているのではないだろうか。とりあえず安堵している。

 正月早々大きな経済ショックの直撃を回避できたことだけでもやれやれである。果たして今年1年は吉と出るか、凶と出るか。

2013年1月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2058.2012年12月31日(月) 今年1年を振り返って

 今年もついに大晦日を迎えることになった。どういうわけだが、高校入学直前に従姉妹夫婦に観せてもらった樋口一葉原作の映画「大つごもり」を思い出す。

 さて、今日まで3連泊した二男家族は、午前中に新潟へ帰っていった。

 午後になって年末の様子を探るべく近所の駒沢公園へウォーキングに出かけたところ、公園内の静まり返った雰囲気の予想が見事に覆され、どっと人があふれ出てきた。ちょうど陸上競技場の周辺を歩いていた時、何かの団体スポーツが終わって観客が出てきたのだ。テレビ放送車の係員に尋ねてみると、ちょうど全国高校サッカー大会の青森山田高対滋賀県立野洲高戦が終わったところとのことだった。入場料金を見ると大人1500円だった。余計なことだが、いくら全国大会とは言え、高校生の試合にしては少々高いのではないかと思う。高校生のカラスのようなクロっぽいジャージー姿がやたら目についた。 

 ところで、今年を振り返ってみて、自分にとって果たして満足できる1年だっただろうか。健康管理はもう少し注意を払う必要があったと反省している。だが、自分の成すべきことはある程度やれたのではないかと思っている。

 幸いにも3月に昨年創立90周年記念事業として母校に新設された「湘南高校歴史館」内に、ノーベル賞受賞者・根岸英一博士、石原慎太郎「日本維新の会」代表、世界的指揮者・大野和士氏ら著名な卒業生とともに「湘南大樹」の一葉として名前と活動歴を展示してもらったことは大変名誉なことだと考えている。そのタイトルには、若い頃ヨルダンで軍隊に捕まったと紹介されている。それに刺激されて後記のように再びヨルダン訪れることになった。

 著述では、欲を言えば、一冊単行本を出したかった。だが、これは昨年書いたエッセイ「トラック島の日系人大酋長の大和魂と謎」の内容を膨らませる形で現在ドキュメント風に書き直しているので、来年の課題と考えている。

 私のエッセイやドキュメントの原点である旅とついては、6月に45年ぶりにヨルダンを訪れることができた。身柄を拘束された悪夢の現場を自分自身で検証し、長年の宿願を果たしたことで一応善しとしたい。ヨルダンの現状を見て、45年前のイスラエルとのささくれ立っていた敵対関係はかなり氷解したように受け止めた。パレスチナ問題を始めイスラエルに対するアラブ人の現在の感情もは理解することができたような気がする。来年はドキュメント執筆の絡みもあり、やはり旧トラック島を訪れないわけには行かないと思っている。もし、時間が取れれば、モロッコとチュニジアの世界遺産も訪れてみたい。

 世界遺産見学も今年は160ヶ所へ積み重ねるつもりだったが、それ以上の166ヶ所を訪れることができた。いくつ訪れるというターゲットがあるわけではないが、ひとつひとつ訪問数を着実に増やしたい。それが、今最も依頼の多い世界遺産関係の講演にも役立つことにつながると考えている。できれば、来年はトータル170ヶ所に足跡を残したいと思っている。

 また、昨年5月に亡くなられた大学ゼミの恩師・飯田鼎先生を偲ぶ追悼文集「飯田鼎先生追悼文集」を10月に発行することができたことも大きな喜びである。1年近い時間をかけたが、編集長として、ある程度納得のゆく文集を発行することができて、先生の奥様にもゼミ会員にも喜んでいただけたことは晴れがましい気持ちである。文集には親友で16年前に亡くなった中柴章くんに生前贈ってもらった短歌集から、そのいくつかを選択して掲載できたことは個人的にも大きな喜びである。彼の短歌に同期生全員の写真を添えて彼を思い出してもらえるよう工夫してみた。そのでき上がった文集を奥様と二人の娘さんにも贈呈して喜んでいただけたことは密かな喜びである。

 ベオグラードの山崎洋さんとも彼の2度の一時帰国中に何度か会って、コンサートに付き合ったり、セルビアの抒情詩人・ニェゴシュの翻訳書の岩波文庫版の橋渡しをすることができた。実現するかどうかは、五分五分の可能性だが、来年岩波文庫として出版の朗報を伝えられれば嬉しい限りである。

 考えれば、来年いくらでもやるべきことはある。健康に留意しながら、来年どころかもうしばらくはアクティブに活動したいと考えている。

 ニュースではアメリカの経済危機を予感させる「財政の崖」の期限が待ったなしとの報道が成されている。日本にも影響が及びかねない。来年の経済凶事を予感させないことを願っている。

 まもなくNHK紅白歌合戦も終わり、除夜の鐘が鳴る。明日はいよいよ新年を迎える。良い年であることを祈っている。

2012年12月31日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2057.2012年12月30日(日) 今年の10大政治ニュース

 今年もあと残り2日となり、いよいよ押し詰まってきた。滞在中の二男家族は、まだ私が寝ている間に雨の中をディズニーランドへ車で出かけてしまった。居候中の長男も昨晩遅く帰ってきて、今日と明日の2日間マラソン仲間と伊豆・修善寺で合宿すると言って車で出かけた。

 疲れ気味の妻は、昨日買い込んだ新種のスマホ使用方法の習得に余念がないが、中々思うように行かないようで、夕方帰ってきた二男に細かい説明を受けて漸く少しは分ってきたようだ。まだ、家の中は大掃除が残っているが、年賀状は25日までに511通投函したのでまずほっとしている。やれやれと新聞を読んでいると、日経紙に政治部記者が選ぶ今年の10大ニュースが載っているのが目についた。

 トップ10は、①衆院選で自民圧勝、②野田首相、党首討論で解散表明、③消費増税法が成立、④政府、尖閣諸島を国有化、⑤自民総裁選安倍氏が逆転で再登板、⑥消費増税巡り3党合意。民主分裂、⑦北朝鮮がミサイル発射、⑧韓国大統領が竹島上陸、⑨政府、大飯原発再稼動を決定、⑩維新など第3極が合従連衡、だった。⑩の第3極の動静の中でも、橋本徹・大阪市長の「日本維新の会」結成とか、嘉田代表と小沢一郎氏の「日本未来の党」結成や分裂が具体的な表現で載らなかったのは意外だった。これも彼らの影響力の薄さを暗示しているのではないだろうか。

 因みに昨2011年は、①に震災・原発、菅首相、問われた初動、②北朝鮮の金正日総書記が死去、③野田内閣が発足、がトップ3に入っていた。いずれも政治にからむ事象なので、必ずしも山中伸弥教授のノーベル賞受賞や、日本中が関心を持ったロンドン・オリンピックのようなあまり明るい話題が載ってなくて気晴らしになることはない。特に、尖閣諸島と竹島問題で中韓両国との関係が急激に険悪になり、当分回復の兆しが見えないことが引っかかる。大飯原発再稼動は、6月にアンマンで見た現地朝刊紙に、再稼動反対のプラカードを掲げているデモの写真入り記事が掲載されるほど海外で注目されている。だが、ご本家のわが国内では毎週金曜日に首相官邸前で反対デモがあっても現実には具体的な効果が表れず、政府に押し切られてしまうほど弱いものだったのかと失望させられるとともに、その厳しさも思い知らされた。

 果たして来年は、安倍新政権が国民の期待に応えてくれる政治や外交を行って、更に景気浮揚をやってくれるのか、あまり大きな期待はできそうもないが当面注視していきたいと思う。

2012年12月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2056.2012年12月29日(土) 就任早々にウソツキ発言の茂木大臣

 青森県東通原発が活断層上にあるとの原子力規制委員会の意見に対して、東北電力が反論しているが、やや説得力に乏しいところへ世間の脱原発ムードもあって些か旗色が悪い。このままだと東通原発の再稼動は難しい雲行きである。

 一方、関西電力が大飯原発は活断層上にはないとする反論について、原子力規制委員会が今日改めて大飯原発の地質調査を行い、結論は先に延ばされたが、活断層の疑いは依然として拭えない。

 昨日分裂することになった「日本未来の党」も総選挙中は卒原発をしきりに訴えていた。世論は脱原発の流れに乗っていた。だが、必ずしも先の総選挙で世論がそのまま通じたわけではない。

 それにしても茂木敏充・経済産業兼原子力経済被害担当大臣が、就任早々に民主党政権の「未着工の原発の新増設は認めない」との方針を白紙にすると堂々表明したのにはびっくり仰天である。

 前政権が決めた方針を就任したばかりの一大臣が、党内の意見をすり合せることもなく個人の見解で180度変更しても良いものだろうか。総選挙前から自民党は可能な限り原発依存度を減らすとしていたが、茂木大臣の見解との整合性はどうなのか。自民党は原発に依存しない社会をつくると謳ってきた筈ではなかったのか。実際手元にある自民党の選挙重点公約には、「エネルギー」項目では「3年間再生可能エネルギーの最大限の導入、省エネの最大限の推進」「安全第一の原則のもと、独立した規制委員会による専門的判断をいかなる事情よりも優先し、原発の再稼動の可否については順次判断し、すべての原発について3年以内の結論を目指す」と掲げている。

 今日の朝日の社説でも「脱原発への航路や速度に議論の余地があるにしても、乗客が船に乗り込んだとたん、逆方向へかじを切るようなやり方は、政治の信頼性に関わる。これでは『反省ゼロ』政策である」と茂木大臣の見解を手厳しく批判している。

 茂木大臣の発言は、捻じ曲げられた党の公的意見なのか、或いは大臣の個人的勇み足なのか、はっきりしてもらいたい。そのうえで、仮に大臣の個人的見解だとするなら、国民の期待を裏切った大ウソツキが大臣になったわけで、安倍首相の任命責任も問わなければならないし、茂木大臣には職責を全うできる見識や能力がないと判断せざるを得ず、直ちに辞任すべきではないかと考える。

 ことは安閑としている場合ではなく、メディアも厳しく追求すべきである。

 この茂木大臣のように、ちょっと目を離しているとすぐ悪事を行うチンピラ風情と何ら変わらないのが、昨今の政治屋稼業だ。大臣になってすぐに国民に向かって大オオウソをつくとは、公僕として倫理に悖るし、あまりにも軽薄な言動は情けない。

2012年12月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2055.2012年12月28日(金) 松井秀樹選手引退と来日するA・ジョーンズ選手

 アメリカ・メジャーリーグで活躍していた松井秀喜選手がニューヨークで引退を発表した。今年は本人にとって度重なる怪我のせいもあり、成績は上がらず不本意なシーズンだったろう。7月のシーズン半ばで所属のタンパ・ベイ・レイズから戦力外として契約解除され、他チームからオファーを待っていたが、結局どこからも声がかからず、大リーグ生活10年で終止符を打つことになった。有終の美を飾ったとは言えまいが、メジャー生活10年間を通してまずまず期待されていた通りの成績を収めたのではないかと思う。

 1236試合に出場して、1253安打、175本塁打を放ち、打率0.282の成績を挙げ、入団3、4年目には打率3割をクリアしたから立派なものだと思う。とりわけ2009年ヤンキース最後の1年はワールド・チャンピオンになり、自身MVPを獲得したので、ある程度満足だろう。もう一人の花形選手、イチロー選手は、引き続きヤンキースと2年間の契約を結んだので、改めて今後の活躍を期待したいと思う。

 日本選手の活躍は野茂投手のデビューをきっかけに、イチロー、松井秀、佐々木、伊良部、松坂、斉藤隆、黒田、ダルビッシュらが続々メジャーへ進んだが、結論から言えば、投手に比べて打者には少々厳しかったようだ。来年も中島内野手がメジャー入りするが、本人が納得できる活躍をされんことを祈るばかりである。

 一方、メジャーから日本球界へ出稼ぎに来る選手も増えるばかりである。その中でも出色の選手は今シーズンまでヤンキースで活躍していたアンドリュー・ジョーンズ外野手だと思う。そのジョーンズ選手がつい2、3日前東北楽天と契約直後に傷害事件を引き起こし逮捕されたとのニュースが入ってきた。実際は夫婦喧嘩の末に妻が暴力を振るわれたとして警察へ届け出た、痴話喧嘩に過ぎなかったようで、楽天との契約も破棄には至らず、来年日本にやって来るようだ。

 このジョーンズ選手とは、不思議な縁があって2001年5月、二男とアメリカ旅行した時、アトランタで彼が出場したシカゴ・ホワイトソックス戦を観戦した。その当時、地元アトランタ・ブレーブスの人気選手だった、チッパー・ジョーンズ選手と並んで、若きアンドリュー・ジョーンズ選手がダブル・ジョーンズとして期待されていたのだ。成績はどうだったか、憶えていないが、両選手とも地元ファンの熱烈な声援を受けていたように記憶している。観戦の記念に売店で2選手の記念グッズを買った。チッパーのベアー・グッズは2男が結婚とともに持ち出し、今新潟の彼の自宅に置かれている。背に「A.JONES 25」と縫い付けられたアンドリュー・グッズは、わが家にでんと鎮座している。

 その息子たち家族3人が今日新潟からやって来た。今日から3泊4日間わが家に逗留する。長男も相変わらず居候しているので、妻はてんてこ舞いで大変だ。早くも昼食と夕食を一緒に取ろうと外食に出かけ、財政緊縮の折大きな散財をした。財布も緩むし、気遣いも並大抵ではない。

 年末は慌しいだけではなく、忙しさと気ぜわしさも普段の数倍になる。新年が明けて体調を崩さないよう気をつけなければいけない。

 アベノミクスの影響か、東京株式市場では昨日記録した今年の最高値に続いて、本年最後の取引となった今日も日経平均株価は前日比72円20銭高の1万395円を記録し、再び今年の最高値を更新した。この景気回復への足音が夢物語に終わらないことを切望している。

2012年12月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2054.2012年12月27日(木) 新党「日本未来の党」分裂のお粗末

  昨日自民党新政権が公明党と連携し、多くの難題を抱えて「危機突破内閣」と称して発足した。景気回復・経済再生、震災復興、消費税増税、外交、領土問題、等々目の前には問題が山積している。今度の内閣閣僚にはそれほどド素人は見当たらないようなので、実行力においてはある程度期待が持てるかも知れない。その点を市場が好感したのか、東証株価は今年の最高値、1万322円を記録した。円相場も円安が進み85円64銭で、漸く85円台へ戻った。

 政治の安定により、景気が回復すれば、これに越したことはない。

 さて、その一方で早くも何やらきな臭い匂いがする。結党僅か1ヶ月で「日本未来の党」が分裂の様相を呈してきた。結党当初から「国民の生活が第一」との合併の狙いは選挙目当てと見られ、その前途が危ぶまれていたが、やはり嘉田由紀子代表と「国民の~」代表・小沢一郎氏の間がこじれてきて、嘉田代表が軽々に年内に分党を示唆する発言をした。お互いの考えが合わないからこの際分裂は止むを得ないかの如き発言を聞いていると、嘉田代表の信念やガバナンスはどうなっているのかと疑問を感じる。まったく政党の体を成していない。衆議院比例区で「日本未来の党」に投票された342万票の大きな信頼をどう受け止め、どう考えているのだろうか。どうも嘉田代表には政党代表としての責任感が感じられない。こういう思いつきだけで行動する無責任な人が政党の代表の座に就いていること自体おかしいと思う。同党の所属議員17人のうち、小沢氏と行動をともにする人が15人いるので、「日本未来の党」は所属議員がたった2人の超少数政党となり、政党交付金(17人で約8億6500万円)もいただけなくなる。嘉田代表は選挙前の第3極ムードに押され、大分考えが甘かったように思う。原発反対に関して自身の考えがぶれたり、滋賀県議会から知事と政党代表の兼務の問題点を指摘されたり、今も迷走している。2期連続当選の現職・国松善次氏を破って滋賀県知事に当選して、新幹線新駅建設を認めなかった環境学者らしい颯爽としたデビューが世間を唸らせただけに、最近の新線建設容認のような偏向ぶりと今回の取り乱し方は別人の感がする。実際この竜頭蛇尾ぶりにはがっかりさせられる。

 自民党も原発再稼動へ向けて平静にしているが、本音では色気満々のようだし、どうも選挙さえクリアすれば何でもやってしまえという怪しい動きが見て取れる。まったく政治家には、ウソツキが益々増えてきた。

2012年12月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2053.2012年12月26日(水) 安倍晋三・総理大臣就任と日系人映画「二つの祖国で」鑑賞

 今日開かれた第182特別国会の首相指名選挙で総理大臣自民党総裁・安倍晋三氏が選出され、第2次安倍内閣が発足した。3年ぶりに自民党の復権である。安倍氏が首相に返り咲いたのは、名宰相・吉田茂以来である。よほど幸運の星の下に生まれた、運の良い人だとしか言いようがない。もとよりれっきとしたプロの外交官だった吉田茂と、お坊ちゃまの世襲議員・安倍氏では、その能力、存在感、行動力、影響力等において比ぶべくもないが、前回のドジを謙虚に反省して、国家国民のために献身し、身を粉にして任務を全うされるよう願わずにはいられない。

 安倍内閣の閣僚19名の平均年齢が、57.7歳と極めて若い。私より年長者はひとりもおらず、一番近い年齢でも麻生太郎・副総理財務相の72歳である。仮にいくら資金、行動力、人脈、意欲があったにしても、74歳の私なんか最早これから政治家になれる芽はまったくないということだ。

 少なくとも民主党が国民を裏切ったようなウソツキ政治は行わないよう要望しておきたい。

 さて、前から観たいと思っていた高校後輩のすずきじゅんいち氏監督作品で、山路ふみ子文化賞受賞作品「二つの祖国で―日系陸軍情報部―」を観た。アメリカで生活していたすずき氏が、日系人を対象に製作した「東洋宮武が覗いた時代」「442日系部隊・アメリカ史上最強の陸軍」に続く3部作の最終作品として完成させたものである。

 全編を通して普通の映画なら観られる第三者との多くの会話、恋愛、活劇、屋外の移動シーン等々がまったくなく、終始入れ替わり立ち代り関係者へのインタビューだったことが珍しいと言えば珍しい。話の中で戦争場面はあったが、これほど単純と言えば単調なストーリーの映画も珍しい。真剣に話を聞いていないと眠くなるほどである。だが、この映画の素晴らしいところは、話をする人たちが、先般亡くなられた上院議員ダニエル・イノウエ氏、元ハワイ州知事ジョージ・アリヨシ氏ら多くのインテリが、日米人の考え方の違いなどを分りやすく説明して、日系人としての心の葛藤などの内容もありきたりでない点をありのままに指摘したことがストーリーを飽きさせない大きな原因だと思う。

 タイトルの英語名はアメリカ陸軍の秘密情報機関MIS(Military Intelligent Service)であるが、この機関に在籍した日系米軍人が、戦地、または陸軍情報部語学学校(MISLA)で祖国日本を敵とする苦しい狭間の立場で、アメリカと日本のために活動した記録を映画化したものである。

 日系部隊と言えば、とかくヨーロッパのイタリア戦線の活躍がおおっぴらに紹介されるが、この映画では主にMISLAに所属した軍人の献身的で涙ぐましい活動ぶりを描いている。沖縄の人たちの悲惨さや苦しみ、兄弟同士が敵味方に分かれて殺気立ち苦しんだ日系人の話、またミズーリー号甲板上の降伏文書調印の場で中国人から発せられた日本人を殺せの緊迫した場面の話などは特に印象に残った。

 寡聞にして日系人のMIS については知らなかった。これまで旧陸軍の人たちからは戦争の話を随分伺ったが、アメリカに日系人のこういう機関ができて、対戦中暗躍していたことを初めて知った。中々の力作であり、よくぞこれほど多くの関係者を見つけ出し、インタビューしてこれだけの作品を作り上げてくれたものだ。機会があればこのMISについてももっと調べてみたいと思っている。

2012年12月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2052.2012年12月25日(火) 楽しかったクリスマス・ランチ

 芝白金の鈴木武朗さんからクリスマス・ランチのお誘いを受けた。白金台にある「ボエム」というイタリアン・レストランだったが、以前食事をした時は気候が良かったので、外のベランダだったが、今日は寒いことから屋内でいただくランチ・パーティとなった。店内へは初めて入ったが、19世紀のアメリカ風バーの雰囲気が漂っていて中々魅力的だ。

 今日集まった人の中には、何度かお会いした人もいたが、中でも主役である横堀幸司さんが出色の存在感をアピールしてくれる。横堀さんは山田太一氏や大島渚氏らとともに、木下恵介監督の下で助監督を務めておられた。現在も映画監督として活動しておられる。麻布高校から2年浪人の後、早稲田を出られ、松竹に入られた。驚いたのは、横堀さんが高校で私の1年先輩の味岡亨さんと葉山水樹さんをよくご存知で、とりわけ味岡さんとは刎頚の友だということである。味岡さんとは話をしたことはないが、鵠沼の実家の近くにおられ、その姿はしばしば見て知っていた。弁護士の葉山さんともども鵠沼におられるが、葉山さんの健康状態があまりぱっとしないということが少々気になることである。葉山さんはラグビー部の先輩でもあり、一緒にスクラムを組んでいたこともあるが、卒業後一度もお会いしていない。幸い横掘さんが一度味岡さん、葉山さんを交えて鵠沼で一杯やりましょうということを言ってくれた。楽しみにしている。

 ともかく楽しいムードのクリスマス・ランチだった。

 先の総選挙で大敗北を喫した民主党が今日新しい代表を決定した。流石に前回の代表選に比べて黄昏模様の現状では華やかさがない。その沈滞した空気の中で海江田万里・元経産相が馬渕澄夫・元国交相を破り選出された。今後党の再建を担うことになる。

 一方で明日開かれる臨時国会では安倍晋三・自民党総裁が新総理大臣に選出される。今日は閣僚人事があれこれ噂されていた。国交大臣のように過去3年間で5人も交替しためまぐるしいドラマは止めてもらいたいものだ。

 さて、20日の本ブログで取り上げた銃乱射問題が一向に愁眉が開けない。アメリカのコネチカット州の銃乱射事件を機に、またもや出かかった銃規制の声が薄れて行くアメリカ銃社会の毅然としない姿勢には世界中が呆れている。オバマ政権は来月2期目のスタートを切る。筋の通る正しい行動なら、まともな国民の支持は得られるだろうし、仮にいくら反対があろうとも政治生命を賭けるくらいの覚悟なら思い切ってできるはずである。しかし、「あらゆる権限で悲劇を阻止する」という言葉は虚しく、現実的な行動はのろい。その間に全米各地で無法な銃撃事件が散発的に起き、尊い命が失われている。

 乱射事件後、アメリカでは自分の身を守るとの市民の自己防衛論の高まりから、反って銃の特需を生んでいるという。加えて先日全米ライフル協会ラピエール副会長は記者会見で「武装した警備員がいれば、子どもの犠牲は防げたのではないか。銃を持った悪者を止められるのは銃を持った善人だけだ」と身勝手な言い分を述べた。更に全米の学校に銃で武装した警察官を置くべきだとまで主張した。こういう野蛮な考えが受け入れられるようでは、銃規制、悲劇阻止は絶望的である。

 アメリカ国民は西部時代のカビの生えた論理を振りかざして相変わらず危険な社会に生きることを望むのか、或いはこの際思い切って銃を全廃する道を選び、いずれ銃撃事件とはおさらばする安全な社会を選ぶのか。

 先進諸国の中で銃が自由勝手に持てる国はアメリカ以外にはない。さあ、アメリカどうする?

2012年12月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2051.2012年12月24日(月) 不透明なペン国際大会の会計処理と報告

 日本ペンクラブから浅田次郎会長名で書状が送られてきた。文字がやや大きいが、A4判4枚に文章がきっちり書き込まれている。「国際ペン東京大会2010における諸問題の反省と改善」と題して、一昨年9月に開催された国際ペン大会の大赤字の会計処理について、会長として事情説明と会員の理解を求める書状である。

 私も京王プラザホテルで開かれたパーティに2度参加して、ほとんどのペン幹部が自画自賛しているように、大会自体は成功だったと考えている。ただし、浅田文書にも書かれているように会計処理があまりにも杜撰で、穴の開いたバケツの中へ会費を放り込み仕事をしていたのではないかと考えざるを得ない。

 大会後しばらくして、そのお粗末な会計についてメディアでも大きく取り上げられた。特に、毎日新聞は当初から不適切会計として内偵していたようだが、昨年5月21日付同紙で「臭いものには蓋」的な対応を取ろうとするペンに対して公益法人としてあるまじきと厳しく非難した。昨年5月25日開催のペン総会には私自身も出席したが、やはりかなりの会員から会計処理を承認できないと、執行部に対して厳しい声が上がった。その結果、新会長に選出された浅田氏が、調査委員会を設けて調査報告書を作成するとその場で約束せざるを得なかった。

 その調査報告書は一応今年5月総会で了承され、大量の資料は会員なら事務所で閲覧可能ということで手打ちとなりつつあった。だが、簿外口座の開設やら大幅な予算超過について責任の所在などの点で納得できない会員がいることを配慮して、その間の経緯の要旨を認めたのが今日受け取った書状である。

 それによれば、1.実行委員長(当時のペン会長・阿刀田高氏)と幹事長(吉岡忍・常務理事)の責任、2.事務局員の責任、3.実行委員の責任、4.財務室の刷新、5.総括、とされている。現状では大会成功に向けた勇み足で、誰にも悪意はなかったと理解して、無報酬の幹部の責任追及はしないことと、雇用されている事務局員は処罰が当然と思考するが、就業規則に賞罰条項がない、などの理由から処罰をしないことになった。

 波風を立てないようにとの浅田会長の考えは分らないでもないが、事前に責任者の了解を得ることもなく予算外の過剰支出を行って多額の赤字を出して不適切な会計処理を行った当事者の責任は誰一人として負うことがないことになった。いつまでもこの問題を引き摺っていくのは、建設的ではないが、少なくとも責任者は職を辞し、事務局員には戒告でも課さなければ示しが付かないし、再発を防止することも難しいのではないかと考える。

 事務局に大金を取り扱う人間はいても、誰一人として経理を理解する人間がいなかったこともそれまでの日本ペンクラブの組織が好い加減だったという印象を受ける。果たして良識ある会員は、こんな中途半端な処分(?)と報告で納得するだろうか。

2012年12月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com