2059.2013年1月1日(火) 吉と出るか、凶と出るか、2013年の幕開く。

 新年明けましておめでとうございます。

 新年を迎えてお雑煮をいただいた後、恒例行事の湘南ラグビー祭に出席するため、9時過ぎに近所の和田正温先輩をピックアップして母校・湘南高校へ向かった。第3京浜から国道1号線を走ったが、いつもと違いトラックが少なく走行は順調だった。途中明日、明後日の2日間行われる関東大学対抗箱根駅伝の2区と3区の戸塚中継点には、すでにテレビカメラの設営準備が進められていた。きっと明日は大勢の見物人や報道陣で中継点周辺はごった返すことだろう。

 この2、3日は雨が降って寒かったが、幸い今日元旦は突き抜けるような日本晴れで陽気も暖かくて助かった。母校グランドでは、現役チームがOBチームと15分3本の練習試合を行った。毎年のことだが、寄せ集めチームながら年齢は取っても大学でプレイしたOBが加わったチームの方がやはり力強さと試合運びは上手だ。ゲームの後に年一回のOB総会を開催した。その後現役とOBが一体となった食事会兼懇親会である。いつもながら部員生徒の母親らが心を込めて食事を用意してくれ、これをOBと現役がご馳走になりながら、顧問教師の早田OBからチームの現状と部員紹介をして、OB会が今後も引き続き物心両面で支援を続けることを伝える儀式だ。

 これで現役とOBの絆が強まり、現役チームを後押しすることになる。こういう形で現役高校生の部活動を支えることができるということは、彼らを力づけ、同時にわれわれOBにとっても母校とコミュニケートし続けられることである。ただ、残念なのは、この2、3年の間に参加するOBの数が漸減傾向にあることである。元旦に行われる年中行事だということは、OBには周知のことなので地方都市に勤めている卒業生でも、案外参加しやすい筈であるが、転勤中とか、家庭を持ったばかりの若いOBとなると中々そうも行かないのだろうか。

 われわれシニアOBとしては、ラグビーを通して後輩を支援しながら、いつまでも母校と関わりあっていきたいものである。

 さて、アメリカが追い詰められていた、「昨年末でブッシュ大統領時代の全世帯の減税期限が切れる」「政府支出の強制的な削減」の懸念が一気に襲う「財政の崖」が緊迫の度を加えていて、議会とホワイトハウスの間で回避を巡り懸命の協議を続けられていたが、回避のための一応の策を盛り込んだ法案が与野党間で合意に達し、昨日の時間切れ直前に辛うじて難を逃れた。アメリカ経済のみならず、世界経済へ与える影響が計り知れないだけに、このところ世界経済の大きな注目事象だった。対岸の火災視するわけには行かず、経済についてあまり明るいとも思えない安倍政権としてもほっとしているのではないだろうか。とりあえず安堵している。

 正月早々大きな経済ショックの直撃を回避できたことだけでもやれやれである。果たして今年1年は吉と出るか、凶と出るか。

2013年1月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com