2418.2013年12月26日(木) ついにやったか。安倍首相、靖国神社参拝

 やってくれたかというのが率直な感想である。今日安倍晋三首相は安倍政権発足1年を機会に靖国神社に参拝した。現職首相が参拝するのは、小泉純一郎首相以来7年ぶりである。首相が戦没者に対して尊崇の念を表したいとの気持ちは、これまでにも聞かされているので、理解できないこともないが、中国、韓国が強く反対し、それが外交関係をスムーズに運ばせないひとつの原因となっている中で、相手国が嫌がる行為を国家を代表する人間が敢えて行うべきことであるかどうかぐらい考えて見れば分かりそうなものである。

 首相は中国や韓国の人々の気持ちを傷つける考えは毛頭ないと言っているが、首相の意に反して早くも両国から反発の声が上がっている。中韓両国が靖国参拝を非難するのは予想されたことである。韓国外交省は日韓関係をどうしたら良いのか理解できないとコメントを発し、中国外務省は強く抗議し厳しく非難すると述べたうえで、「絶対に受け入れられない。参拝は新たに重大な政治的障害を生む。日本は引き起こした結果に責任を負わなければならない」と強く反発している。これで北東アジアの安全保障の環境は厳しさを増してくることは明らかである。

 安倍首相以下政府首脳が中韓との外交関係はいまや底にあると考え、これ以上悪化することはないと考えたとすればあまりにも考えが甘い。安倍首相の気持ちは気持ちとして、国のトップが相手国の嫌うことを強引に行うことは、世界の平和と友好の観点からすれば明らかにマイナスである。外交的に、政治的に大きなリスクを背負うことになる。それでも強引にやってしまうということは中韓両国のみならず、他の国々から見てもあまり受け入れられることではない。実際かねがね日本と中韓間の対立を憂慮していたアメリカは、とりあえず失望しているとだけコメントした。そっとしておいた方が波風は立ち難いし、将来対立関係をほぐすにも問題は少ない。それを首相の参拝は一層外交関係を難しくして、当分事態の解決を遥か将来へ先送りしてしまった。

 翻ってこういう行為は国家国民のために奉仕すべき総理大臣として、許されることだろうか。国民に外交問題で心配させないということも政治家、特に総理大臣の責務ではないだろうか。

 どうして靖国神社参拝に拘るのか。御幣はあるが、最善の策がなければ、次善の策を考え検討しようとの発想がなぜ生まれてこないのだろうか。思いあがっているとしか思えない。

 これでまた、日本近海が騒がしくなる。国民としてはうんざりするが、これが安倍首相と政府としては思う壺なのだろうか。

2013年12月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2417.2013年12月25日(水) 来年度国家予算は大盤振る舞い

 昨日来年度の政府予算案が決まった。過去最大の96兆円である。年々予算案は拡大する一方で、借金は増え、いまでは先進国で最大の借金国となってしまった。税収は50兆円である。にもかかわらずその2倍を支出しようというのだ。この傾向に歯止めをかけようとの声が一向に盛り上がらず、選挙民からの要望に応えようとする小賢しい国会議員が地元のための費用の予算化を財務省に訴える(命じる)からこういう不自然な予算編成になる。

 かつては、口先だけにせよ財政再建をアピールした首相はいた。だが、いまでは首相や、ブレーキをかけるべき財務大臣が家来どもと一緒になって予算分取りに血眼になっている。どんどん大盤振る舞いをする。こんなことで財政再建なんかできるわけがない。今後わが国の財政事情は良くなる希望は持てず、悪くなる一方であろう。

 少子高齢化のわが国の実情を考えれば、社会保障費に約3分の1の30兆円強が計上されるのはある面で止むを得まい。だが、公共事業費は他の予算では考えられない対前年度12.9%のアップである。いわゆる道路族と称される利益誘導型議員の活躍によって、地元の社会資本に多額の資金を投入するからである。

 結局予算の全般的な公平支出、必要支出がなされないままに、毎年繰り返し無駄な公共投資が行われているのだ。来年度はオリンピック関連で事業費が一層増えるだろう。現在ある施設を転用するなり、改修して使用すれば良さそうなものに、新たな施設を作ろうとする。こうして施設はあるのにそれは遊休施設となり、大金を投じて新施設を作ろうというのである。これではいくら予算があっても足りる筈がない。

 防衛費もしかりである。対前年度2.8%の増額である。右傾化しつつある安倍首相の下では、ある程度予想されたことではある。ところが、なぜかきな臭い話が浮上してきた。問題山積の沖縄問題について、今日安倍首相と仲井真沖縄県知事との会談で政府の回答に対する知事のコメントが「驚くべき立派な内容」とヨイショして政府に対して感謝、感服していた。これで暗礁に乗り上げていた予定の普天間米軍基地の辺野古への移転が承認されるのではないだろうか。明後日知事が沖縄で決断を表明することになるが、一気に君子豹変してしまった。これから沖縄では議論沸騰となるだろう。

 さて、今日奄美群島が戦後日本に復帰してちょうど60年を迎えた。現在ノン・フィクションで取り扱っているミクロネシア連邦の面積がほぼ奄美大島と同じくらいである。昔のことになるが、中高生時代に応援していた先代横綱朝汐(潮)が懐かしく思い出される。すべていまや昔である。

2013年12月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2416.2013年12月24日(火) クリスマス・ディナー・ショーを楽しむ。

 午前中整形外科で一昨日痛んだ左膝関節炎の様子を診てもらった。その前夜酒を飲みすぎたことから膝に痛みが来たというのは考え難いとの診察だった。このまましばらく様子を見るということになった。一方、右手剥離骨折の方は大分回復しているが、手首がやや固まっているということからリハビリを継続するという条件付で包帯から解放されることになった。これで車は大分運転し易くなった。

 さて、今日はクリスマス・イブに当るが、ゼミの先輩利光さんご夫妻から以前にハイアット・リージェンシー東京のディナー・ショーに誘われていて妻とともに出かけた。私にとっては初めてこのような格調高いディナー・ショーを楽しむ機会だった。フランス料理のディナーも中々高級志向で美味しいただくことができて充分満足した。フォアグラを乗せた柔らかいステーキが絶品だったし、デザートも良かった。

 コンサートは、著名な青島広志の司会とピアノ伴奏に合せてソプラノ・山口道子、テノール・樋口達哉の歌声を堪能した。クリスマス名曲メドレーからイタリア・オペラの名曲と最後にマイ・フェア・レディから「一晩中踊り明かそう」で幕となった。

 車で出かけたためにアルコールを飲めなかったので、折角銘酒を楽しむ機会を得ながら味わえなかったのは惜しい気もするが、終演が9時半だったにも拘わらず1時間以内に帰宅することができたので、夜間外出の際の車は便利で、それはそれで佳しとする。内にも外にもクリスマス・ツリーが煌びやかで見事である。あまりこういう贅沢な機会はないが、時には好いものだと思う。来年もぜひこういう機会を楽しみたい。

2013年12月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2415.2013年12月23日(月) 天皇陛下80歳に

 天皇には今日80歳になられた。傘寿のお祝いである。傘寿のお祝いに先立って記者会見では最も印象に残っているでき事として、先の戦争で若者が命を落としたことだと述べられた。太平洋戦争戦没者への鎮魂のお気持ちが強いのである。両陛下は終戦50周年を機に国内では沖縄、広島、長崎などに続いて2005年にサイパン島へ慰霊巡拝された。いま執筆中のノン・フィクションではその辺りにも触れた。実はその2年前読売新聞でパラオ、ミクロネシア、マーシャルの3カ国を慰霊巡拝されると報道された。それが翌年中止と発表され、その中止の原因のひとつに、ノン・フィクションの主人公・アイザワ大酋長の早とちりがあったのではないかとの憶測が飛んでいた。

 天皇には、東日本大震災の被災者に対する同情のお気持ちも大分強いようで、被災地にも何度かお見舞いに足を運ばれている。80歳と言えば、普通の市井人ならもう第一線から引退している年齢である。にも拘らず、公務多忙で健康問題が心配される。流石に来年からは「敬老の日」の行事は、ご自分らも老人であるという立場上皇太子に、また「こどもの日」の行事には対象者とはあまりにも年齢が離れたということで、これも皇太子に譲られるようだ。

 両陛下のお人柄が影響していると思うが、国民は敬愛の気持ちを抱いていると思う。これは日本人のみならず、外国人の間でも温かく受け止められているようだ。それが、つい先日のインド再訪にも見られた。いつまでもご健康で幸せな生活を送ってほしいと願っている。

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2414.2013年12月22日(日) 酒量の減少が関節炎に影響か。

 明け方近くなって突然のように左膝の痛みが尋常でなく、ついに目が覚めてしまった。こんなことは初めてである。原因が分らない。今月初かかりつけの松本整形外科医院で関節炎と診断され、それなりの処方「温めない」「動かさない」「使わない」を守るようアドバイスされたが、中々医師の言うとおりじっとしているわけにもいかないので、格別具合が悪くなければ多少は「温め」「動かし」「使って」生活した挙句がこの有様である。あまりの痛さに立ち上ってしまった。

 妻に言わせれば、昨晩の深酒が効いたのではないかしらとのこと。そうだとは言えないが、最近あまり酒を飲まないので、幾分弱アルコール体質になっていたところへ、昨晩大学ゼミの仲間11人で下北沢の「JACK POT」なる「牡蠣」専門レストランでうまい牡蠣を食いすぎ、ワインを飲みすぎたせいだろうか。

 午後になって漸く痛みは退いてきたが、これがくせになると困ると思っている。でも階段の上下はやはりきつい。今年は突然腹痛になったケースが3度ばかりあったが、情けないことにここで関節炎にも罹ってしまった。健康人間だとやや自信過剰気味だったが、やはり加齢とともに人並みになってきた。

 それにしてももし本当に酒量が落ちたせいで、関節炎に悪影響を与えるとしたら少し考えなければいけないかなと思っている。最近は、自宅でまったく飲まなくなって、夜外で飲む機会も減ったこともあり、毎月5回ぐらいしか飲まなくなった。大幅に減ったので、多分昔の仲間が聞いたらびっくりするだろう。しかし、本当に酒を飲む機会は減少したし、以前のようにそれほど飲みたいという気にもならない。ともかく近い内に医院で診てもらうので、酒がこんな風にマイナス効果があるのかどうかを聞いてみたい。

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2413.2013年12月21日(土) アメリカ人の日米安保に対する感情

 日米両政府首脳は日米安保体制の必要性と重要性をことあるごとに強調している。特に中国と外交関係が険悪になってからはかなり踏み込んで発言している。私たちが学生時代に60年安保闘争に参加して、日本がアメリカのアジア戦略に加担して、日本国内が米軍基地化によって戦争へ巻き込まれる危険性をアピールし大きな国民運動を興したが、安倍首相の祖父・岸首相が強引に法案を押し通し、今日に至るまで日米安保条約は維持され、「日米協調」を建前にわが国は多額の在日米軍基地負担を負わされている。日本の中の外国という印象である。しかもその財政負担や日米負担割合は、先の特定秘密保護法によって、今後国民には知らされず、ただ黙認することを強いられることになった。

 その安保条約が、実は前記のような両国首脳の表向きの支持にも関わらず、アメリカの一般国民、或いは有識者の間では必ずしも支持されていないことが判明した。それも年々評価が下がっている。昨朝の朝日新聞によれば、外務省が今夏アメリカ国内で実施した「日米安保条約」世論調査ではこれまで90%前後の支持があったが、今年はその支持が2割余も落ちて安保条約を維持すべきだと回答したアメリカ人は67%となり、対前年で22%のダウンだそうだ。昨年までアメリカ市民の9割以上が支持していた安保条約が、今年になって2/3にまで落ち込んだ。普通のアメリカ人は今や日米安保条約にはあまり賛成していないということである。

 もっと愕然とさせられる数字は、「アジア地域の中で最も重要なパートナー」として昨年まで日本が50%を占めていたものが、35%にまで落ち、中国に対しては39%であり、日本以上に中国を頼りにしていることである。本当のところはどうなのか。率直と言えばそう言えるが、年々成長している中国を無視できないことは分るが、かねがね安倍首相は日米関係は磐石であるとことあるごとに喋っているが、実情はこんなところなのだろうか。いまの政治家、外務省には充分反省してもらわないといけない。その外務省が理由は断定できないというのだから頼りにならない。

 アメリカ市民の本音は、日本と中国との対立がエスカレートしてこの紛争の渦中にアメリカが巻き込まれることを警戒しているのではないかと推測されている。

 いずれにせよ、日本としてはアメリカに気を遣い、応分の負担をしながらアメリカと一体となって安全保障戦略を講じていると言いたいところだが、実態は斯様に、日本が思うほどにはアメリカは日本の安全保障に気を遣ってはいないというところだろう。

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2412.2013年12月20日(金) 三井三池炭鉱爆発事故から50年

 昨日猪瀬東京都知事が辞任を表明してからメディアでは蜂の巣をつついたような騒ぎようで、辞任に至った経緯と原因、知事の人間性、知事の道義的責任と刑事告発等々、後から後から話題が噴出して当分静まりそうもない。

 それにしても、あれほど強気一辺倒だった猪瀬知事が、自分はアマチュア政治家だったとか、傲慢だったとか、本心は分らないが気弱な一面を見せている。今後は作家として恩返ししたいなどと世間を見くびったようなことも言っている。自分のやったことを思えば、そんな悠長な空言を言えるような場合ではあるまい。

 東京都職員の服務規程に触れる点や、百条委員会開催決定の動きが不本意ながら知事に辞める決断をさせたようだ。前者については、かつて石原慎太郎・前知事の腹心だった副知事が業者との間で服務規程に触れる点があって辞めざるを得なくなった先例があったことと、後者については、証人喚問や告発の可能性が強いということが決断のポイントになった。しかし、前者は分るとして、後者については猪瀬氏が辞任したら都議会は百条委員会を開催しないことを決定したというのは、少々おかしいのではないだろうか。これでは、偽証や借入金問題はまったく不透明のままで解決しない。都民に対しても説明責任を果たしていない。昨年の知事選で4百万票以上を得た猪瀬氏に私は清き一票を投じなかった。裏切られる前にその人間性に信頼が置けなかったのだ。案の定、このザマである。知事辞任とは無関係に、猪瀬氏は自分のやった行為について都民にきちんと説明責任を果たすべきである。

 さて、今週朝日新聞夕刊1面に連載されていたレポート「三池炭鉱をたどって」を読んで当時の悲惨な炭鉱爆発事故をまざまざと思い出した。あれは1963年11月9日だった。死者458名、労災認定された一酸化炭素中毒患者839人の大惨事だった。大学ゼミで多少労働問題を学んでその年社会へ出た私は、この事故の僅か2週間足らずの後、ケネディ米大統領の暗殺にも衝撃を受けた。三池炭鉱事故の大災害にも関わらず、メディアの関心はいつの間にかケネディ暗殺へ移っていった。大量死者と多くの重病者を生み大きな後遺症を残し、しかも炭鉱景気が下り坂へ転じた象徴的な事件となったこの爆発事故が、たったひとりのアメリカ人の死にすりかえられていったシナリオに無情を感じたものである。

 もうあんな悲惨な事故は起こることはないと思いたいが、原発が稼動しているうちはその危険の可能性がある。すべての原発はいま休停止しているが、いつ再稼動されるか分らない。三井三池炭鉱爆発、東電福島原発事故を、ゆめゆめ忘れてはなるまい。

2013年12月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2411.2013年12月19日(木) 猪瀬東京都知事、ついに引責辞任

 やはりと言うべきであろう。今日猪瀬直樹・東京都知事が辞表を提出した。これだけ話に辻褄が合わなくなってボロが出ては都民はもちろん、一般国民から理解が得られるわけがない。猪瀬氏を知る人もみながっかりして、本当の猪瀬氏と仮面のイノセ氏とのギャップに面食らっているようだ。

 結局猪瀬氏を後任知事に強く推した石原慎太郎前知事が引導を言い渡したようだ。今年9月、2020年東京オリンピック・パラリンピック決定に大きな役割を果たしてから、僅か2カ月後に徳州会からの5千万円借り入れ問題が発覚して、それが結局命取りになった。

 それにしても道路公団民営化問題で政府委員として明快な持論を歯切れのよさで展開し、それが知事へ大きなアクセスとなったが、最近では当時の不遜なはったりはまったく感じられなかった。昨日までの都議会総務委員会における質問者から猪瀬氏への集中砲火は、猪瀬氏をさらし者にするだけの舞台となり、流石に強気の猪瀬氏もついに降参し引責辞職することになった。

 「疑念を払拭するには至らなかった。これ以上都政を停滞させるわけにはいかない。五輪の開催準備を滞らせるわけにもいかない」と苦しい胸の内を語った。

 来年度の予算編成、東京オリンピック組織委員会活動などの重要課題が山積している。知事が空席になって都政が滞っては反ってマイナスである。新知事選出は来年2月になるようで、早くも各政党間では候補者選びに余念がないようだが、都政の停滞だけは忘れないでほしいものである。

 しかし、猪瀬氏の辞任によって昨日まで百条委員会を開催すると強気に公言していた都議会では、これを取り止めるという。つまり武士の情けを示したつもりのようだ。これで猪瀬氏への法的強制力はなくなった。これに替わって市民団体が猪瀬氏を告発するという。ふざけている。

 昨年の知事選では、ちょうど自由が丘駅前に街頭演説に来られた猪瀬氏に街宣車の上で俳優の宍戸錠が応援演説をしていたが、私が係員に対して江戸城再建について猪瀬氏はどう考えているかとの質問に対しては猪瀬候補者に直接聞いてほしいと素っ気なかった。

 昨年の昨日都知事に就任してちょうど1年が経ったが、その座を降りることになった。身から出た錆とは言え、不本意だろう。それにしては何とも嘆かわしい。その就任1年を機に「勝ち抜く力」なる著書を出版したが、何ともタイミングの悪い時期に当ってしまった。どうせ書くなら「勝ち抜けない力」の方が良かったのではないかと皮肉のひとつも言いたくなる。

 さて、今夕の日経紙のエッセイ「こころの玉手箱」を連載している直木賞作家・北村薫が、「わたしは、保育園にも幼稚園にも行かなかった。昔は、それが普通だった。小学校に上がるまでは、下駄を履いていた。今の子には信じられないだろう」と得意がっているが、私だってそうだったし、下駄は学校に上がる前どころか、高学年になるまで下駄履き通学だった。私より年長かと思っていたらそれが何と私より11歳も若い。でも、昔はこんなに厳しかった、辛かったとノスタルジアに捉われるようになっては、おしまいか。

2013年12月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2410.2013年12月18日(水) 猪瀬都知事、いよいよ瀬戸際へ

 昨日剥離骨折してから4週間になったので、松本整形外科医院で診てもらったところかなり良いということだった。ただ、まだ完全には付いていないようだからと、添木は使わず、包帯で抑えて軽い手首の運動を続けることになり、大分窮屈さから解放された。何といってもほっとするのは車を運転できることだ。友人らからお見舞いをいただくが、すべてペースダウンするよう諭される。

 さて、このところノン・フィクションのピッチも上がり、一応書き上げたと言える。推敲は何度やってもきりがないが、出版社に手渡しするまで毎日繰り返し見直そうと思っている。問題はこれから関係の方々に拙稿をお送りすることになるが、そのまま了解していただけるかどうか若干気にかかる点がないわけではない。最大の難関は森喜朗元首相だと思っている。森さんについて悪いことは書いていないが、旧トラック島の酋長から無人島をいただいたと私にも興奮気味に話され感激したと仰っていたが、去る6月に現地で酋長の娘ナンシーさんからそんな話は聞いたことがないと、ぎょっとするようなことを言われた。つまり酋長が好い加減なことを言ったのか、森さんが島をもらったと早とちりしたのか、判然としないが、すでに酋長が黄泉の国へ旅立った以上、酋長に真偽を確認できず、森さんにとっては名誉に関わることにも成りかねない。しかし、ストーリーとしては面白いので、ノン・フィクションの1章として取り上げてみた。森さんがどう言ってこられるか。

 このところ猪瀬直樹・東京都知事へ医療法人徳州会が5千万円を貸し付けた案件に対する報道に熱気が篭ってきて、知事への風当たりは一層強まり、知事のしどろもどろの回答も段々怪しくなってきた。評論家諸氏から知事職はもう持たないだろうと言われているが、2020年東京オリンピックの組織委員会の立ち上げの時間が迫っていることもあって、五輪招致委員会としても猪瀬知事を外して準備を進めるよう瀬戸際に追い込まれている。

 そこへ自民党本部もしびれを切らし、東京都自民党役員に猪瀬知事の辞職を念頭に次期都知事選候補者の選定を考えるよう伝えたようだ。

 都議会は総務委員会の聴聞を打ち切り、百条委員会の開催へ一歩進める。さあ猪瀬知事は辞めるのか、まだこのまま知事職に留まるのか。さぁどうする。

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2409.2013年12月17日(火) 戦争への道を歩き出したか。

 北朝鮮の金正日・前総書記が亡くなってちょうど2年となった。式典、テレビ報道どれを取っても相変わらず芝居気たっぷりの金正恩第一書記への崇拝と絶対忠誠を求める一連のパフォーマンスには、馬鹿馬鹿しくて二の句が告げない。張成沢氏の粛清については、いろいろな怪情報が乱れ飛んでいるが、張氏のクーデター計画が露見したとか、経済計画が失敗した責任を取らされたとか、張氏の処刑は大勢の兵士による一斉銃殺だったとか、これには背後にいる唯一の支援国家・中国も打つ手がなく、どうして良いか分らないようだ。

 その中国の軍拡を意識した、わが国の新たな防衛計画の大綱と2014~18年度中期防衛力整備計画が決定された。日に日に右傾化の道を突っ走る安倍政権の本音が露骨に出てきた。特定秘密保護法の制定に始まり、憲法改正問題を隠しながら非核三原則の形骸化、武器輸出三原則の骨抜き等々法衣を脱ぎ出してきた。これからどういう風に過激な道を進むのか。

 嫌な想像だが、太平洋戦争と同じパターンになってきたような気がする。国民が何も知らない間に、国は仮想敵国をイメージし、気がついた時には取り返しがつかなくなって戻れないパターンになっている。こうして国民はいつの間にか戦争に巻き込まれる。国民が知ろうとすれば特定機密秘密保護法によって処罰される。間違いなく戦争への道へ踏み出している。怖いという気がする。これで良いのだろうか。

2013年12月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com