2410.2013年12月18日(水) 猪瀬都知事、いよいよ瀬戸際へ

 昨日剥離骨折してから4週間になったので、松本整形外科医院で診てもらったところかなり良いということだった。ただ、まだ完全には付いていないようだからと、添木は使わず、包帯で抑えて軽い手首の運動を続けることになり、大分窮屈さから解放された。何といってもほっとするのは車を運転できることだ。友人らからお見舞いをいただくが、すべてペースダウンするよう諭される。

 さて、このところノン・フィクションのピッチも上がり、一応書き上げたと言える。推敲は何度やってもきりがないが、出版社に手渡しするまで毎日繰り返し見直そうと思っている。問題はこれから関係の方々に拙稿をお送りすることになるが、そのまま了解していただけるかどうか若干気にかかる点がないわけではない。最大の難関は森喜朗元首相だと思っている。森さんについて悪いことは書いていないが、旧トラック島の酋長から無人島をいただいたと私にも興奮気味に話され感激したと仰っていたが、去る6月に現地で酋長の娘ナンシーさんからそんな話は聞いたことがないと、ぎょっとするようなことを言われた。つまり酋長が好い加減なことを言ったのか、森さんが島をもらったと早とちりしたのか、判然としないが、すでに酋長が黄泉の国へ旅立った以上、酋長に真偽を確認できず、森さんにとっては名誉に関わることにも成りかねない。しかし、ストーリーとしては面白いので、ノン・フィクションの1章として取り上げてみた。森さんがどう言ってこられるか。

 このところ猪瀬直樹・東京都知事へ医療法人徳州会が5千万円を貸し付けた案件に対する報道に熱気が篭ってきて、知事への風当たりは一層強まり、知事のしどろもどろの回答も段々怪しくなってきた。評論家諸氏から知事職はもう持たないだろうと言われているが、2020年東京オリンピックの組織委員会の立ち上げの時間が迫っていることもあって、五輪招致委員会としても猪瀬知事を外して準備を進めるよう瀬戸際に追い込まれている。

 そこへ自民党本部もしびれを切らし、東京都自民党役員に猪瀬知事の辞職を念頭に次期都知事選候補者の選定を考えるよう伝えたようだ。

 都議会は総務委員会の聴聞を打ち切り、百条委員会の開催へ一歩進める。さあ猪瀬知事は辞めるのか、まだこのまま知事職に留まるのか。さぁどうする。

2013年12月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com