2839.2015年2月20日(金) 受賞者による読売文学賞記念トーク

 先日読売文学賞を受賞された山崎佳代子さんの受賞記念トークショーが、今日御殿山のセルビア大使館で行われた。冒頭ネナド・グリシッチ大使のお祝いのスピーチがあり、その後山崎さんと神戸から来られた詩人・季村敏夫氏によるトーク合戦が行われた。山崎さんは友人洋さんの奥さんであるが、ベオグラード大学教授として教鞭を取る傍ら詩人としても内外で活躍されている。今日は、ゼミの仲間2人とともにトークを聴くことになった。

 トークは終始山崎さんがリードする形で進められた。積極的に発言し、相手から聞かれるインタビュー形式だと思っていたところ、その逆で女性らしからぬリードオフウーマンぶりには脱帽だった。季村さんは20年前神戸で震災にあったので、主にその経験から、また山崎さんは1990年代のユーゴ紛争をバックにそれぞれの考えを披露した。山崎さんの受賞対象作品「ベオグラード日誌」は、夫の洋さんからいただき今読んでいるところだ。詩人らしい神経の繊細さが戦乱状況の空気の中でそこここに感じられる。山崎洋さんとは来月2日に鎌倉・江の島旅行をすることになっている。

 さて、昨年ペンクラブの知人が1月から「日刊ゲンダイ」に連載執筆すると連絡があって16日に本人に会った時確認したところ、連載は2月一杯で終わるということだった。そこで、取り急ぎ1部を駅売店で購入した。随分精力的に執筆活動に携わっていることは以前から承知していた。すでに文庫本を4冊もいただいている。興味深いのは、彼の著作はすべて時代劇の捕り物帳であることである。「日刊ゲンダイ」に執筆しているのは、「阿弥陀小僧七変化」と題する大江戸推理小説である。得意なジャンルの中でよく活動していると敬服している。

 ところで、少し脱線するが、この「日刊ゲンダイ」に目を通していて意外だったのは、同紙はギャンブルにかなり頁を割いていることだ。例えば、今日の新聞は32頁から成っているが、その内競馬ほかのギャンブルだけで全16頁も割いていることである。全紙の半分に当たる。これは一種の脅威である。これでは競馬新聞、或いは賭博新聞とした方が良いと思うくらいである。一方で、これほど日本にはギャンブル好きがいるのかと思うと空恐ろしくなってくる。

 今世界は「イスラム国」を取り巻くテロで多くの犠牲者を出している。その最中にわが国が海外からギャンブル好き、平和ボケと言われるようでは、些か恥ずかしく情けないような気もしている。

2015年2月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2838.2015年2月19日(木) 橋下徹大阪市長、佐野真一氏及び朝日新聞と和解

 今日の株価はついに1万8千円台まで伸びた。東証証券市場の終値は18264円で、実に14年9カ月ぶりの高値となった。明らかに円安が効果を上げ輸出が伸びている。最近話題になっている中国人を始めとする海外からの日本への旅行者も増えている。まずはほっとしているところである。

 因みに今中国では春節に入り中国民族大移動を演出している。今年も多くの中国人が主に買い物を目的に団体で日本にやって来ている。大手のデパートでは、早くから春節の中国人訪日客を対象に秘策を練り、あの手この手で対応しているようだ。彼らは日本人買い物客とは桁違いの消費意欲で大金を叩いている。各地の観光地でも、中国人さまさまというもてなしようである。この現象が続けば、わが国にとっても有り難い話で、一過性に終わらないよう願うばかりである。

 さて、2012年10月26日号「週刊朝日」が当時の橋下徹・大阪府知事を特集として採り上げ、その内容について橋下氏から名誉棄損で訴えられていたが、昨日発行元の朝日新聞出版、ノンフィクション作家の佐野真一氏と橋下氏の間で和解が成立することになった。

 そもそもこの特集の意図がよく理解できなかった。いかに橋下氏が剛腕で我儘だったにせよ、橋下氏の家系のプライバシーを事細かく書いて、当人にとっては触れられたくない部分まで暴露されては、誰でも憤慨するであろう。それが飛ぶ鳥を落とす勢いだった鼻っ柱の強い弁護士・橋下氏にはとても我慢ならなかったのだろう。それで一気に裁判へ持って行ったのだろう。その気持ちは分かる。

 手元にある件の週刊誌を手に取ってみると、いかに報道の自由、言論の自由とは言え、よくもこんな橋下氏を誹謗するような酷い表現で文章を書くものだと思う。

 表紙に橋下氏の写真を使い、そこには「『ハシシタ』救世主か衆愚の王か」とか、「橋下徹のDNAをさかのぼり本性をあぶり出す」と書かれ、本文冒頭には第1回「パーティにいた謎の人物と博徒だった父」と端から橋下氏に挑戦的なのである。さらに見出し文には「~ノンフィクション作家・佐野真一氏と本誌は、彼の血脈をたどる取材を始めた」と続く。この特集は発行後橋下氏の抗議により、第1回だけで中止となった。

 結局今日の和解でことは決着した形になったが、それにしても大物人物や大新聞社が関係した特集記事であるのに、随分時限の低い話である。朝日の矜持がガタガタと崩れて、従軍慰安婦関連の怪しげな報道に至ったのもこの辺りに、傲慢な体質があったことと無縁ではないような気がする。

2015年2月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2837.2015年2月18日(水) 初めて国会見学、江田五月・前参議院議長と懇談

 今日は初めての国家見学を充実した気持ちと満足感を持って楽しむことができた。昨年まで駒澤大学マスコミ研究所の社会人公開講座を担当しておられた、元日本テレビ政治部長・菱山郁朗講師のお世話で、講座受講の有志8人とともに国会見学と一連のスケジュールを消化することができた。

 都内に住んでいれば普通は小中学生時代に見学していたと思うが、生憎父の転勤続きで小中時代は東京から離れてそんな機会もなかった。爾来国会議員の海外渡航手続きで度々衆議院事務局や議員会館を訪れたことはあったが、本丸へ行く機会がなかった。今日も幸せな小中学生が多数見学に来て神妙に説明を聞いていた。

 菱山氏は衆参議院議場と各党控室、各委員会室などを見学して、2人の関係者から貴重な話を伺う機会をお膳立てしてくれた。その2人とは自民党国対委員会の保科弘氏と、前参議院議長で参議院議員の江田五月氏である。

 保科氏は本音で語る人だった。議員の在り方と言動についてその是々非々を自民党員らしからぬ辛辣な口調で話してくれた。歯に衣着せず素直に自民党閣僚と議員の不見識な言動についても辛口で批判されたことには敬服した。特に、縦割り行政の弊害、政治家と役人のレベルについて、自らの本音を語られ、我々にも若者に伝える努力をして欲しいと求められた。中々気骨のある方だとお見受けした。保科氏のお話を伺うことができたのは、菱山氏と長年にわたる信頼関係のお陰であると思っている。

 江田氏は寛いだ雰囲気の中でにこにこしながら東大在学中に吉野作造について論文を書いたと話され、裁判所判事時代五月氏の誕生日に父三郎氏が急死したことにより、急遽参議院全国区に立候補した体験談を語られた。三郎氏の構造改革論が一世を風靡し、その是非論が世間を賑わせた。結果的にそれから間もなく三郎氏は亡くなられた。その辺りの経緯について、菱山氏が論文を書いている。多少その流れを知っていたので、今日いただいた菱山氏の論文を懐かしい気持ちで読んだ。

 江田氏のお話の中で特に印象に残っているのは、当時の社会党がもう少ししっかりしていれば日本の政治はもうちょっと別の方向に変わっていただろうと語られたことと、安倍首相の「日本は世界の真まん中で頑張る」というのではなく、周辺の国々と一緒に頑張ると言うべきではないかと批判されたことである。安倍首相が「戦後教育のマインドコントロールからの脱却」と言ったことが気になると言われたことも印象的だった。

 隣席の江田氏に個人的に60年安保当時の活動についてお尋ねしたところ、丁度東大に入学したばかりで活動することはできなかったと仰った。序に当時の全学連書記長だった清水丈夫さんについてお尋ねしたら名前と活動についてはよく知っておられたが、特別な交流はないと言っておられた。清水さんの現在の活動のさわりにもちょっと触れた個所がある拙著「南太平洋の剛腕投手」を差し上げたところ、喜んでいただいた。

 日本テレビの国会記者会館も訪ねて現在の放映のテクニックの一端を垣間見させてもらった。

 良いコーディネーターがアテンドしてくれたお陰で、このような実のある見学をすることができた。菱山氏の献身的なお力添えに心から感謝している。お陰で充実した一日になった。

2015年2月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2836.2015年2月17日(火) 世界は徐々に火薬庫に

 「イスラム国」によるテロ事件により世界中が不安と恐怖に怯えているが、パリのシャルリ・エブド紙本社襲撃事件に似たテロ事件が続発している。14日にコペンハーゲンでも同じようなテロ事件が発生し容疑者を含む2人が死亡した。そして昨日リビアにあるイスラム系過激派組織の拠点をエジプト空軍機が攻撃した。「イスラム国」が人質にしていたエジプト人労働者21人を殺害した動画を公開したことに報復したものと考えられている。これには、リビア空軍機もエジプト軍に加勢した。こうなるともう報復合戦の繰り返しである。

 ウクライナ情勢も一向に好転せず、死傷者が続出する中で、ドイツ・メルケル首相、フランス・オランド大統領、ロシア・プーチン大統領ら大物に加えて当事国のボロシェンコ大統領が出席し、16時間のマラソン会談で同意した停戦協議が空しく失効する雲行きである。現実には停戦した様子が見られない。相変わらず砲弾の音が聞こえ、住民が逃げまどっている。

 どうも地球上が落ち着かないようだ。

 さて、今日はNPOシニア大楽による地方自治体の社会・教養講座担当者を対象に講師を広く紹介するプレゼンテーションが行われた。私にとっても自分自身を売り込むチャンスでもあり、事前に応募したところ運良く15人のモデル講師に選んでもらった。今日のプレゼンは自治体の関心が高く、当初予定の60人の受講者をオーバーし、100人近い担当者が出席された。私も過去に2度ばかり応募して、幸い何度か講演の機会を得ることができた。

 今日は15人の講師がモデル講義を行ったため、喋れる時間がひとりたったの8分に制限され、これではいかにも短い。私は「世界遺産の神秘と秘密」と題して得意の分野を話したが、1月以来の「イスラム国」テロ事件もあり、海外旅行のリスク・マネジメントについて話したいとも思ったので、無理やりそのテーマを組み込んだ。事前にパワー・ポイントはスライド数を減らして作り上げたが、やはり時間的にはやや窮屈だった。納得できるパフォーマンスとはならなかったが、それでもスピーチ後に早速ある市の担当者からコンタクトを求められたくらいなので、徐々に効果は表れるのではないかと期待している。それに14人の他の講師の話も聴講することができて、異なるフィールドの話でもあり大分参考になった。

2015年2月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2835.2015年2月16日(月) ペンクラブ例会に出席

 今日は久しぶりにペンクラブ例会が開かれた。恒例の会場・東京会館がしばらく工事のため使用できず、今月から当分の間神田の如水会館に場所を移して開かれることになった。

 いつも通り下重暁子副会長、西木正明常務理事、ディーケン先生らの他に常連の知人と話したが、初めて女優小山明子さんと母校湘南高について打ち解けて話すことができた。実は小山さんのご子息が2人とも湘南の後輩に当たるが、最近2人の共著が出版され2人して母校で講師として話をするということだった。下のご子息には一昨年お会いしているが、兄弟一緒に母校で後輩たちに話をするというのは珍しいことだと思う。小山さんには拙著にも湘南のことを大分紹介しているので、読んで欲しいとPRしたところである。

 下重さんには同じ早大出身の森喜朗元総理と親しい関係から、森元総理も主役のひとりである拙著の世評についてお話しした。

 毎度驚くのは、ざっくばらんなディーケン先生である。つい最近36冊目の著作を上梓されたと伺い、またまた驚かされる。いつも明るく楽しい上智大学名誉教授である。

 西木さんについては、昨年12月に行われた「竹内謙を偲ぶ会」について出席できなかった西木さんに報告した。西木さんも都合がつかず、偲ぶ会には来られなかったが、竹内元鎌倉市長とは早大探検部時代に何度か一緒に海外へ探検旅行をしているので、直接別れの言葉を伝えられなかったことが残念だと話された。

 ペンクラブの例会は気さくに知り合いと話せることが嬉しい。

2015年2月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2834.2015年2月15日(日) 帝京大学ラグビー部の活躍に脱帽

 寒い一日である。今日もいつも通り駒澤公園にウォーキングに出かけたが、いつもなら休日で家族連れが多いところだが、小さな子どもはあまり見掛けなかった。北日本方面では、吹雪と豪雪で昼間でも視界が悪く車の衝突事故が頻発して困っているようだ。近年地球温暖化が言われ出し、現実に毎年地球上の平均気温は少しずつだが着実に上がっているようだ。しかし、最近の実感としてはとてもそんなようには感じられない。とにかく風が冷たい。気温も低い。

 そんな厳しい寒さの中で秩父宮ラグビー場では、日本選手権の準々決勝のひとつ、社会人トップリーグの東芝対唯一の大学チーム、帝京大学戦が行われた。先週日本選手権に臨んだ母校慶應を含む4つの大学チームの内、勝てたのは大学選手権6連覇中で大学チームの中では圧倒的な力を誇る無敵の帝京大学だけである。その帝京は先週の1回戦でNECを相手に大学チームとして9年ぶりに25-21で社会人チームを破った。

 かつては、日本選手権は社会人王者と大学日本一が雌雄を決していた。それが、年々社会人チームの力が向上する一方で、大学勢の力が社会人に付いて来られず、社会人と学生との間には大きな差がついてしまった。近年は社会人と大学のチャンピオン同士が覇権を争う制度を止め、社会人12チームと大学4チームがトーナメント方式で日本一を争う現在のシステムになった。

 今日も先週NECに勝った帝京大学チームに大きな期待が寄せられ、伝統の強さを発揮している東芝相手にどれほど闘えるかと注目されていた。

 結果として帝京大学は惜しくも東芝に敗れた。だが、スコアは38-24とかなり善戦した。特に帝京の凄いと思う点は、前半21-5でかなり差を付けられていたが、諦めず後半3つのトライを奪い取って後半だけだと19-17と東芝を圧倒したことである。ラグビーの試合では普通実力差があると、前半のリードがそのまま拡がり、ノーサイドには大差がついていることが多いものだ。その点でも今日の帝京は立派なものだと思う。同時に、大学チームは毎年最上級生が卒業して選手が入れ替わる宿命を背負っているだけに、その強さを維持するのは並大抵のことではないと思う。それを6年の間頂点を極めて譲らず、3年生以下にも素質のある選手がいるので、まだ大学チャンピオンの座から降りる様子は見られない。俗にチャンピオンは獲得するよりその地位を守ることの方が難しいと言われる。その意味でも帝京大学ラグビー部の精進と努力を誉めたたえたい。

 残念ながら、帝京の今シーズンは終わったが、来年はどんなチームになって登場し、今年を越える成績を上げてくれるか大いに期待したい。

2015年2月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2833.2015年2月14日(土) 駒澤公園管理にお役人の非常識

 いつも通り近くの駒澤オリンピック公園にウォーキングに出かけた。このところ気になっていたことがあった。1964年東京オリンピックの祭にはバレーボールやレスリング会場として使用された、屋内競技場の入り口付近に大きな広告塔が建っていて、そこには何と2年前の「スポーツ祭東京2013」の文字が大々的に案内掲示され、お粗末にも今日までお正月を2度も迎えているのである。いつも広告塔の前を通るたびに違和感を抱いていたが、多くの人々が訪れる首都東京の一等地の目立つ場所に、すでに行事が終わった案内表示をそのまま1年以上も掲示しているその無神経さに呆れていたのである。これについては、先月24日付き本ブログにも書き込んだ。近所の自治会の方も困ったものですねぇと言っている。

 そこで近所の一住民として東京都に対して、広告塔を別の新しい案内に書き換えるか、除去することはできないものかと問い合わせたが、予期していた通りなしのつぶてなのである。役所というところは、表向きは住民の意見を酌むような体裁の好いポーズを取っているが、所詮自分勝手なご都合主義に凝り固まっている人たちの集団なのである。いくら住民税を払っていても、お役所は一住民の声など無視することを屁とも思っていない。そこで今度は東京都のHPで調べた、それらしい部署へメールで問い合わせてみた。

 期待もしていなかったが、3日ほど経ってから、オリンピック・パラリンピック準備局スポーツ施設担当課長さんと名乗る人物からメールで待ち望んだ回答が送られてきた。そこで件の課長氏は何と言ってきたか。

 「ご意見のありました体育館前の広告塔につきましては、スポーツ祭東京2013(第68回国民体育大会、第13回全国障害者スポーツ大会)の広報活動の一環として設置され、その後指定管理者が管理を行っております。大会開催に伴うスポーツ機運の高まりを一過性で終わらせることなく、大会終了後も施設に引き継いでいくことを目的として、本広告塔を維持管理してきました。しかし、大会終了から1年以上を経過したことから、後利用を検討し、今年度内を目途に、体育館地下にありますカフェテリア、メモリアルギャラリー及び各種イベント等の案内標示に変更する予定です」。

 何とものんびりした対応なのである。お役所の言い分は、まったく的外れであり、自分たちが何もやっていないことを自ら告白しているに過ぎない。「スポーツ祭東京2013」以後指定管理者が管理を行っているとは笑止千万ではないか。どうも問題の本質がよく分かっていないようだ。行事が終わって何もやる予定がないが、一過性で終わらせたくないので、終わった行事をそのまま引きずっていくというようなわけの分からないことを言っている。幼稚にもイベントが終わったらそのままにしておくことが、一過性で終わらせないことだと思っているようだ。

 そして、今日現場へ行ってみた。広告塔はきれいに白ペンキで塗りつぶされ、みっともない過去のイベントの案内は見事に消去されていた。これで良いので、我々都民としては単純にこのことを求めていただけである。メールは屁理屈をこじつけているだけだが、やはり役所内にも常識派がいると見え、早速過去の遺物を消去してくれた。

 なぜ課長氏は、すぐ簡単にできるこのような措置を直ちに取らなかったのか。そして外部に対して言い訳ばかり言っているのか。お役人には無意識の内に住民不在と住民軽視思想があるせいだと思う。

 心配なのは、2020年東京オリンピック・パラリンピックの下準備がこういうお役人たちによって行われることだ。森喜朗さんも知ったらびっくりするのではないか。本当にオリンピックは大丈夫だろうか。お役人天国も好い加減にしてもらいたいものだ。

2015年2月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2832.2015年2月13日(金) 安倍政権の暴走を懸念する。

 昨夕行われた義姉の通夜に続き、今日は告別式参列のため妻と葬儀場へ出かけた。無宗教のため参列者がそれぞれお花を手向けて昨日同様にふるさとを合唱して永遠の別れを告げた。多磨墓地傍の火葬場内で表示されている他の故人の享年を見ると、ほとんどが80歳台と90歳台だった。やはり72歳というのはやや早いと感じた。

 喪主として兄が、病気発症から入退院を繰り返し亡くなるまでの病院側の対応にやや不満を感じたような挨拶をした。そのことが今後の医学のために少しでも役立ってくれればと願って病院側の要望に応じて解剖に同意し、亡くなった翌日解剖がなされた。還された義姉の死顔からはそんな様子はまったく感じられなかった。

 私より1歳年長の兄は現在77歳であるが、これからひとりで生活して行くことは辛いだろうし、寂しいだろうが、何とか好きな囲碁を楽しみながらでも前を向いて生きて欲しいと願っている。弟妹としてはこれまで以上に会う機会を作ろうと思っている。

 さて、昨日安倍晋三首相は衆参両議院で施政方針演説を行った。戦後以来の大改革だと位置づけ、改革を進めて行くことを訴えた。圧倒的多数の与党議員をバックに今や自信たっぷりに、大演説をぶち、自分の考えは正しいとの思い込みがちょっと強過ぎるようだ。実際に行動を起こした場合その強気がどうも危なっかしく思えて仕方がない。

 今すぐ安倍内閣が実施すると決断したわけではないが、懸念しているのは関西電力高浜原発3・4号機の安全対策が、原子力規制委員会により安全基準を満たすと許可されたことである。これで政府が着々と原発再稼働へ向けて布石を打つのではないかということが気になる。この高浜原発については、地元とされる福井県と高浜町の同意が得られることが再稼働の前提である。だが、その地元と隣接している自治体は含まれないのか。万一福島原発と同じように事故により放射能漏れが起きた時、当然ながら隣接自治体に放射能の影響が及ぶことは必定である。高浜原発については、京都府と滋賀県から懸念の声が上がり、すでに地元として捉えるべきであるとの要望が出ている。

 同じようにJパワーが現在建設中の青森県大間町の原発が、津軽海峡を隔てた北海道函館市は、原発所在地から僅か23㎞しか離れていないとして、国とJパワーを相手に建設差し止めを求める訴訟を起こすと言っている。国とJパワーが函館市を地元と考えれば、これは解決する。だが、何とか原発再稼働を目指している国や電力会社は、再稼働が遅れることを避けようとし、また再稼働が挫折しかねない地元の拡大の動きを警戒している。

 他にも政府は集団的自衛権の行使で、自衛隊とともに行動する他国軍の武器や艦船などの防護対象を、アメリカ以外にオーストラリアにも適用しようとしている。一旦厳しい壁を乗り越えたら、次の障碍はさほど厳しくないかの如くあからさまに実行に移そうとしている。

 このやり方を放っておくと止め処がなくなることを心配する。安倍政権は今有頂天になっているだけに、国の将来を慎重に考えないと取り返しがつかなくなることになりはしないだろうか。

2015年2月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2831.2015年2月12日(木) 急逝した義姉の通夜に参列

 8日に急逝した兄嫁の通夜が京王線仙川駅近くの葬儀場で行われた。本人の生前の希望により無宗教で行われた。従ってお決まりの僧侶の読経がなく、お花を手向けるだけの簡素なものになった。そして静かに流れてくるふるさとのハーモニーに合わせて参列者が合唱した。まだ他界して間もないせいもあり、兄の外見からはあまり悄然とした様子は見えない。だが、時間の経過とともに少しずつ寂しさが嵩じてくることは間違いない。近くに住む姪には、当分の間は父親を注意深く見てあげるよう話をしてあげた。久しぶりに兄弟妹、甥たちにも会えた。

 しかし、身近な身内を喪った親戚一同には寂しさと悲しさ、そして空虚感が漂うのは致し方がない。少々短かった72年の生涯を運命と呼ぶのは少々残酷のような気がする。明日は最後の別れ、告別式が行われるが、当分故人を想う気持ちは消え去らないだろう。

2015年2月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2830.2015年2月11日(水) 建国記念日は忘却の彼方へ・・・。

 今日は建国記念日、いわゆる旗日である。これについて今日の新聞には一行も書かれず、テレビ・ニュースではまったく報道されない。こんな惨めな旗日は他にはない。戦前の昭和15年2月11日には、紀元2千年祭を国家の大祭として行い、国を挙げて国威の発揚に努めたというのに何とも時代感覚のずれは大きい。思想に関係なく、国民が自国の誕生について考え、歩んできた歴史をレビューするのは国民として当然のことであると思う。だが、今や日本人は残念ながら国がどうやって生まれ、どういう歴史を辿って来たかについて考えようともしない国民になり下がってしまった。

 これでは戦後紀元節から衣替えした建国記念日は、何のための祝祭日なのだろうか。今小中学校では、日本国の肇についてどのように教えているのだろうか。調べてみようと思っている。アメリカの独立記念日の華やかさと盛り上がりに比べて何とも哀れなものである。昨年の今日このブログにも書き込んだが、現在の日本は建国記念日についてあまりにもつれないと思う。戦後昭和21年のこの日は最後の紀元節だったと思うが、最後の国民学校1年生だった私たちは、講堂で初めて紀元節の式典を行い、高崎正風作詞によるところの紀元節の歌を同級生たちと声を張り上げて合唱した思い出がある。

 ♪雲にそびゆる高千穂の 高嶺下ろしに草も木も なびきふしけん大御世を 仰ぐけふこそ楽しけれ

 今でもこの昔を思い出させる歌詞とメロディーが中途半端に口を衝いて出ることがある。思想的にどうこうではなく、国家が法律で決めた祝祭日(旗日)をそう邪見に扱っても良いものだろうか。終戦後アメリカから何とか建国を祝う日制定の許可を得て、国会で法律改正を経た後に右往左往しながら漸く1967年佐藤栄作首相時代に正式に「建国記念の日」がスタートしたのである。それが今では形骸化して、国民の中には何の日だったかを知らない人がいる有様である。はっきり言ってこんな調子で建国記念日を単なる休日にするなら、思い切って止めてしまった方がよほどすっきりする。日本は建国の日がないということで納得するより仕方がないだろう。この建国記念日離れは、報道することが職務のメディアに大きな責任があると考えている。

 日本人は、メディアを始めとしていつの間にか忘れっぽい民族になってしまったということだろうか。

2015年2月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com