2876.2015年3月29日(日) 安倍首相の止まらない暴走ぶり

 お花見の時期になると大概一度は雨が降る。今日は毎年恒例となった関東地区の高校7人制ラグビー大会が横浜・山手のYC & ACで行われた。著名な文武両道の公立、私立高校が関東地区ばかりでなく、静岡からもやって来る。母校湘南高は2勝1敗でブロック2位だった。しばらく昔取った杵柄のオジさんたちの交流試合を観ていたが、所用があったので懇親会には出席せずに降りだした雨の中を帰って来た。

 さて、いま安倍首相の傲慢な態度と強引なリーダーシップぶりが話題になっている。絶対多数の支持を背に、怖い者知らずで「ここは殿のお通りだ。下に~下に~」とばかり、周囲の声に見向きもせず、まっしぐらに激走する安倍首相の行動を不安視し、心配する声が段々強くなってきた。いまや自民党内で誰もブレーキをかけられなくなって、首相のやりたい放題になっているからである。あれだけ威勢の良かった石破茂・前自民党幹事長にしても、とんと声が聞かれなくなった。他の親分衆らは推して知るべしである。

 今朝の朝日新聞は社説のみならず、3面ではほぼ全頁を使って2人の有識者、杉田敦・法政大教授と長谷部恭男・早大教授が批判的な対談を交わす中で、その首相の思いこみの強い持論を危険と考えて先行きを危惧している。前のめりの首相の言動には、車でいう「走る」「曲がる」「止まる」の基本性能のバランスが欠けて、「走る」一辺倒になっているという。つまりアクセルを踏んで前へ進むだけだというのである。昨年の総選挙の折に自らメディアに注文をつけた、言論の自由への介入と受け取られかねない行動や、そうかと思うと国会で報道への介入として批判されるや、言論の自由と言って憚らない的外れの言動は些か異常である。その一方で、「私に議論を挑むと論破されるのを恐れている」「それくらいで委縮してしまう情けない人たち」と自信が嵩じて思い上がるのも人一倍となった。自分自身シャープでないことをコンプレックスに感じていた首相が、いまでは思い上がって周囲に敵なしの発言である。世間知らずが嵩じて絶頂期を迎えると陥るコンプレックス症候群である。

 防衛大学校卒業式と国会では、自衛隊をわが軍と呼んで舞い上がり、ひとり荒野を往くの心境に満足しているのだろうか。答弁席からヤジを飛ばしたり、歴代の首相がやらなかった不作法には、首相の品格も国会の品格もない自由過ぎる首相像である。首相が首相なら、お傍役人の菅官房長官も最近は首相の言葉をそのまま認める発言をするし、チルドレンの三原じゅん子議員に至っては、国会で「八紘一宇」を「日本が建国以来大切にしてきた価値観」と述べて知ってか知らずか、戦前軍国主義時代に崇拝された国粋主義の真髄を喋り出したり、親分が親分なら下々の子分まで、ひたすら戦前思想へ回帰し出した。わが国は随分乱暴な総理大臣を抱えることになったものである。危険な時代になり良識ある国民はハラハラするばかりである。

 リー・クアンユー元首相の国葬出席のため、今日早朝慌ただしくシンガポールへ旅立った。

2015年3月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2875.2015年3月28日(土) 親子の対立による会社経営の疑問と懸念

 うららかな陽気の中で桜も各地で開花宣言が出され、いよいよお花見シーズンの到来である。

 春の選抜高校野球がたけなわだが、昨日はプロ野球ペナントレースも開幕し、スポーツ界では春爛漫の季節になった。今日も近くの駒澤公園へウォーキングに出かけたが、休みのせいもあり七分咲きの桜の下で子どもたちが駆けまわっていた。

 そんなのんびりムードとは別に、昨日家具インテリア業界大手の大塚家具㈱の株主総会が経済界のみならず、世間から広く注目を集めた。創業者の会長である父・大塚勝久氏と娘の久美子社長が経営権を巡って争い、互いに相手を現職から追放しようとする株主総会の場で、委任状の争奪戦を繰り広げた。結局娘の社長派が61%の支持を受け社長を続投することになり、父親は取締役の座からも去ることになった。会社の経営方針を巡る創業者と現経営者の対立というより、親子喧嘩と受け取られ、感情的な争いで株主、社員、取引先、顧客に迷惑をかけるだけだと外部からは厳しく批判されている。

 世間の常識から言っても身内の争いほど醜いものはない。大塚家具もその例に漏れず、いくら双方で自分たちが正しいと主張したところで、夫婦喧嘩と同じで親子喧嘩だって犬も食わない。

 会社のイメージと企業価値は大きく下がり、こんな事態で得をするのは、一部の投資家だけである。実際61%の支持を得た社長派にしても、元々基礎票は父親にはとても及ばず、全議決権の20%程度と言われていた。そこへ銀行や海外投資ファンドなどの金融筋の支持を得ることによって基礎票が上積みされ何とか勝利を得た。だが、不安定な感があるのは否めない。乱高下する株価をうまく利用される。娘が社長に復帰した1月28日には1005円だった株価が、3月2日には倍以上の2043円にまで急騰した。売り抜けと言われても仕方ないように、11%の議決権を行使したとみられていたアメリカのある投資ファンドは、持ち株のうち6%分を早速売却してしまったという。

 家具を販売だけしていれば済むというものではない。生き馬の目を抜く株式業界の習いに太刀打ちしていかなければいけないのだ。

 それにしても創業者の父親に退陣を要求するとは、外からは窺い知れない、それなりの事情があるのだろうが、娘社長の行動は常人ではちょっと真似できない芸当だと思う。親子の仲でもあり家庭の中で後顧の憂いはないものだろうか。大きなお世話かも知れないが、あんまり目にしたくない事案ではある。

2015年3月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2874.2015年3月27日(金) ドイツ機墜落事故、新たな展開

 つい3日前にフランス南東部の山中に墜落したドイツのジャーマンウィングス機の事故原因がマルセイユ検察庁によって明らかにされた。何と副操縦士が自爆的行為で自ら搭乗機を墜落させたという衝撃的な事実が発表されたのである。ボイスレコーダーの解読により、墜落当時コックピットにはひとりしかいないということは分かっていた。コックピットの外から激しくドアをノックする音がボイスレコーダーに残されていたので、当初は2人の操縦士の内ひとりが外へ、中のひとりが急性心不全か何かの原因で意識を失ったと考えられた。だが、実際はそうではなく副操縦士が覚悟のクラッシュで自殺を遂げたようだ。巻き添えを食った乗客は堪らない。急降下し始めてから管制塔からの問いかけや、その他外からの連絡には一切応えず、ただドアの外から叩く音と乗客の悲鳴しか聞こえなかったというから瞬時地獄絵図だったのではないか。

 事故なら悔しいと思っても諦めるしかないが、搭乗した航空会社の人間に殺されたとなると遺族の気持ちは納まるまい。事故現場へ向かう遺族の間でも、航空会社に対して激しい怒りをぶつけたり、批判や、恨みつらみを浴びせているようだ。

 どんな場合でも、特に生死がかかわる重大な局面で決断をする場合、ひとりで判断し実行することが果たして適当なのかどうか。改めて考えさせられる。今後現在の在り方について考え直さなければならないだろう。2人で1セットの操縦席からひとりを締め出してしまったわけで、それが意図的に行われたとなるとひとりのパイロットがコックピットを離れたら、残ったパイロットに悪意があれば極めて危険な状態となる。2011年の同時多発テロ事件に鑑みた教訓として、危険を避けるためにコックピットへの外からの入室を抑制したが、これが逆効果となった。

 夜になって現地から伝えられた報道によると副操縦士の健康診断をした医師が、搭乗前に搭乗不可の診断書を書いていたことが分かった。副操縦士はこの診断書を会社へ提出していなかったようだが、それにしてももしそれが事実なら航空会社のパイロット管理も甘いということになる。

 まだまだ隠された問題が出てくるに違いない。

2015年3月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2873.2015年3月26日(木) 後輩ラグビー部員へ卒業記念に拙著を贈る。

 母校ラグビー部が昨日から校内で3日間春の合宿を行っているので、その合宿の様子を窺いがてら早田直彦・顧問教諭に会いに学校へ行った。市川誠人教頭にも挨拶して校長の分も合わせて7年前に上梓した古い拙著「停年オヤジの海外武者修行」を贈呈する。

 グランドで早田顧問は部員らと練習試合に汗を流していた。毎日若い高校生と一緒にいるとこうも違うものかと思うくらい、ボールを持って俊敏に走りまわっている。いくら大学でもプレイしていたからと言っても今年54歳の筈である。のびのびと楽しそうにやっているところが、羨ましく思える。

 そもそも早田顧問とお会いしようとしたのは、今年の卒業生部員12名に拙著「南太平洋の剛腕投手」を贈り、同時に華向けの言葉を贈りたかったからである。先日の全員登校日にそういう舞台を作れば良かったのだが、残念ながら時間的にその余裕がなかった。結局今日合宿練習を手伝いに来てくれた卒業生は2人だけだったので、その2人には手渡すことができた。残りの10名分は早田顧問に預けて、卒業生が学校へ来た時に顧問から手渡してもらうようお願いした。

 卒業生に直接話をしたかったが、その機会を失したのが悔やまれる。今日は話し聴かせたいことのエッセンスをコピーして拙著に添えた。後輩たちは拙著と添えたメッセージをどう思ってくれるだろうか。僭越だが、良い記念と受け取ってもらえれば嬉しい限りである。

 さて、アラブ圏内各地でイスラム過激派の激しいテロ攻撃が繰り返され、市街は破壊され多くの市民が犠牲になる悲劇が相も変わらず絶えない。今日驚いたのは、アラビア半島イェーメンの最南端、港町アデンをサウジアラビアがアメリカの支援を得て10カ国による共同作戦で空爆を行い、現実的に軍事介入に踏み切ったことである。イェーメンのハディ大統領がイスラム教シーア派の武装組織「フーシ」の一方的な政権掌握宣言により、アデンへ逃げ伸びた。ハディ大統領はアデンを暫定首都と定め、そのハディ大統領の要請により軍事作戦が行われた。

 アデンと言えば、紅海の入り口という要衝の地にありながら、最近のイメージとしてはやや霞んだ印象があった。1968年独立直後に訪れた時は、岩に囲まれた地形と内戦で生々しい戦火の後が随分異様な感じがしたものだ。アデン空港の入国係官は、私をじろじろ見詰めた末、独立後入国した最初の日本人だと言い、‘Enjoy your stay’とお愛想まで言ってくれた。久しぶりのアデンの画像を観ていて懐かしくはあるが、こういう形でアデンが再び脚光を浴びるようになるとは思いも寄らなかった。これから暫くテレビでもしばしば現地の風景が出てくると思うが、大したことがなければ良いがと思う。

2015年3月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2872.2015年3月25日(水) 航空機墜落で日本人2人が犠牲に

 つい1週間前にチュニジアでイスラム過激派によるテロ事件により日本人3人を含む21名が犠牲になった。その犠牲者の遺体が昨日日本へ帰って来たばかりで、その悲しみも消えぬ間に、昨日新たな悲劇が起きた。スペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフへ向かっていたドイツの格安航空会社ジャーマンウィングス機がフランスの山岳地帯に墜落したのである。乗員乗客合せて150名の中に2人の日本人が搭乗していることが判明した。

 近年海外旅行する日本人が増え、しかもそれもかつての様相とは異なり、今まで訪れなかった地域や国へ旅行する人が増えた。そのため意外な土地に日本人が歩いている姿を見かけることが多くなった。今回起きた事故では、バルセロナからデュッセルドルフへ向かう航空機に日本人が搭乗していたことにもやはりそうだったかとの感がする。これからは、どこにいても事故となれば、日本人が巻き添えになっている可能性があると考えた方が良さそうだ。

 春の選抜高校野球がたけなわだが、残念ながら昨日母校と呼んでも好い龍谷大平安高が連覇を期待されながら、1回戦で姿を消した。そういう表舞台の熱戦とは別に、高校野球の裏では名門校が教育とはまったく無縁のとんでもない裏金工作をやっていたことが今日明らかになった。

 それが、現在の高校球界の新興名門校の大阪桐蔭高校を舞台に展開されていたのである。何でも保護者から集めた教育関係費を多めにもらって余った分を還さず、食費やブランド品購入費などに充てていたらしい。約10年間に積もりに積もった裏金は、金額にして実に5億円に及ぶというから仰天である。2013年度に大阪府から受けた私学助成金5億円と同額と聞いて流石に松井知事もあきれ果て、助成を取り消すと憤然としている。春夏合せて甲子園で5回の優勝を飾りいくら高校野球の強豪になって名を上げたところで、サギまがいのことをやるようでは、名門校も何もあったものではない。ちょっと寂しい話である。

 さて、今もめている沖縄辺野古海岸の海底ボーリング調査に関して、沖縄県知事が停止指示を出したが、これに対して政府は作業停止の指示を取り消すよう求め、審査請求した。併せて採決が出るまで指示効力を止める執行停止も申し立てた。政府はあらゆる手段を尽くして辺野古移設阻止を掲げる知事側に対抗する姿勢を示した。いよいよ対立激化の様子を見せて来た。沖縄県を相手に国は遮二無二押しきろうとしている。県は絶対阻止を鮮明にしている。どうなるのか、この対立劇のゴールは?

2015年3月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2871.2015年3月24日(火) 誤報道に対するNHKの対応

 昨夕のNHK番組の間違った報道内容について気になり、夜中にNHKに対してメールでその過ちを指摘した。今朝になって早くもNHKから回答があった。この点は公共放送らしからぬ敏捷な対応である。ただ、私自身はその説明と訂正に納得したが、間違った放送を事実として受け止めさせられた視聴者はそのまま事実を曲解したまま受け入れたことになってしまう。新聞や雑誌の間違いなら次号で訂正すれば済むが、一過性の放送は一旦放送した間違いをどう訂正して伝えるのか、現状のままでは良いアイディアがあるとは思えない。気がつかない視聴者には、結局知らんぷりして済ましてしまうのだろうか。

 参考までにNHKふれあいセンターという組織から受け取った素早い回答はどんな内容だったのか。

 「いつもNHKの番組やニュースをご視聴いただき、ありがとうございます。3月23日放送の『高校野球100年のものがたり』で指摘をいただきました件についてご連絡いたします。放送で、1957年の早稲田実業の優勝を『関東勢として春夏を通じて初めての優勝』とコメントいたしましたが、正しくは「関東勢として、春のセンバツでは初めての優勝」でした。また、スタジオのモニター画面のなかで『’57 優勝旗が初めて箱根を越える』と表記しましたが、正しくは『’57 春の優勝旗が初めて箱根を越える』でした。お詫びして訂正いたします。このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございました」というものであった。一応一件落着とする。NHKは私以外の視聴者にはどう訂正を伝えるのだろうか。

 さて、沖縄の米軍普天間飛行場の辺野古への移設に関して、今辺野古埋め立て作業が国と沖縄県の間で揉めている。翁長沖縄県知事は、水産資源を守る観点から海底ボーリング作業を一時停止するよう沖縄防衛局に指示した。だが、国側はこれを聞き入れようとせず、菅官房長官は法的な問題はないとして粛々と工事を進めると語った。実際今日も海上作業は続けられた。国と県の対立が一層激しくなってきた。

 元々仲井真前知事に対して、辺野古移設反対で当選した翁長知事には最初からこの作業を認める考えがなかった。できるだけ他の選択肢を模索しながら、辺野古への移設を容認しない考えを押し通そうとして苦悩している。政府も沖縄県の意向を聞き入れる考えはなく、最悪のケースだと法廷闘争へ持ち込まれそうである。こうなるといよいよ国と沖縄県の対立は激化し、問題解決の見通しは暗くなるばかりである。どこに解決のための落とし処を求めたら良いのか。米軍基地問題が沖縄県民に一層厄介な負担を負わせることになった。我々非沖縄人はどうやって彼らを手助けてあげたら良いのだろうか。

2015年3月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2870.2015年3月23日(月) 諸々母校に関係すること

 今朝シンガポール建国の父と言われ、リー・シェンロン現首相の実父でもあるリー・クアンユー元首相が91歳で亡くなられた。シンガポールは東京23区を僅かに上回る程度の面積でありながら、

 1人当たりのGNPが日本を上回る、アジアで最も豊かな国である。その繁栄の基礎を築いたとされた政治家で、経済開発を最優先し、異論を許さない政治手法が時として独裁的と批判を浴びることもあったが、シンガポールを一等国に押し上げた大功労者である。初めてシンガポールの首相の座に就いたのは、1959年であるから、半世紀以上に亘って小国のリーダーとして国を導き国家発展のために貢献した稀代の政治家である。

 リー・クアンユー氏について懐かしい思い出がある。今から30年近く前になると思うが、首相として2度目の日本訪問の時だった。外務省から小田急ロマンスカーで箱根へ案内したいので打ち合わせに来て欲しい旨連絡があった。その数日後当時の木村太郎・新宿駅長とともに外務省で外務省職員と警視庁係員を交え新宿から小田原までの乗車誘導について打ち合わせをした。その時初めて知ったことだったが、リー首相はその時2度目の訪日だったので最初と違って「国賓」待遇は適用されず、公式には待遇は変わらない「準国賓」の扱いということだった。警備上乗車される中央部の車両には他の乗客は乗せず、貸し切りにするということだったが、すでに希望の車両にいくつか予約が入っていたので、すでに座席指定券を予約された利用客には、事情を話して別の車両に座席を交代してもらった。当日はパトカーの先導で新宿駅に到着したリー首相一行を先導される駅長の前を露払いのように歩き、乗車車両まで案内したことが思い出される。リー首相の離日後外務省から手配業務を労ってもらった。

 29日に国葬を行うと発表された。周囲の親しい人が亡くなるのは寂しいが、リー首相のように多少縁があった著名人が他界されたニュースを聴くことも侘しいものである。

 さて、高校のクラス会幹事を委ねられていたが、今日藤沢市内のクラス会で何とか予定通り役目を果たすことができた。17人の元クラスメートが出席し、順次ひとり2分ずつの近況報告をしてもらったが、申し合わせたように恰も病歴発表会のようだった。76歳となれば皆病気持ちか、病歴の一つや二つはあるものだが、それにしても我がクラスメートの病戦歴は華々しい。私が現状まず健康体と発言をしたために、動議が出され一番長生きしそうな私に永久幹事をと指名されかかったが、冗談じゃない。大体これまで幹事は輪番制だったので、極力お断りしてすでにクラス会前に決まっていた幹事に当初の予定通り引き受けてもらうことにした。

 ところで、高校野球が始まってから今年が100年になるのを記念して、NHKが今夕「高校野球100年の物語」という特集娯楽番組を放映し、中々興味深く、懐かしいシーンを見せてくれたが、ひとつ大きな間違いを犯していた。100年の間の印象深いでき事として、「1957年王選手の早稲田実業が優勝して春夏を通じて初めて優勝旗が箱根を越えた」と表示されたが、それは大きな間違いである。更に元日本テレビのプロ野球放送アナだった徳光氏もこれを画期的な事象として推薦していたが、徳光氏もとんでもない勇み足である。

 大会が始まった翌年の第2回大会で早くも東京代表の慶應義塾普通部が優勝し優勝旗は箱根の山を越えた。戦後も1949年に神奈川県代表の我が母校・湘南高校が初優勝して、その当時優勝旗が箱根を越えたこと自体第2回大会の慶應普通部以来として、大きな話題になっていた。こんなエポック・メーキングなことが、簡単に間違えられているのは、チェック漏れなんていう次元の問題ではなく、報道機関であるNHKの好い加減さと杜撰さが知れる。また、徳光氏の認識と誤解も酷いものだ。全国放送でもあり多くの視聴者が観ていたであろう番組だけに、もう少ししっかり調査して番組作りをしてもらわないと困る。

 今日は母校のクラス会で昔の仲間と話合えてすっかり好い気分になっていたが、夜になって母校の栄誉に水を差すような公共放送番組にはがっかりしている。

 昨年10月朝日朝刊に再連載が始まった夏目漱石の「三四郎」が、今日117回目の最終回となった。以前文庫版で読んだ時に比べると、随分印象が変わった。当時はまだ学生だったし、もう50年以上前に読んだもので、読み手も変わったし環境が大きく変わったことが何より大きいと思う。率直に言って、これが今の若い世代に受け入れられるかというと何とも言えない。文章は古臭いし、情景にもあまり魅力的な表現がない。しかし、これはこれで日本近代文学の古典と敬意を払われている作品だけに、一目置くべきなのだろう。4月から同じ漱石の「それから」の再連載が始まる。

2015年3月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2869.2015年3月22日(日) 大相撲春場所千秋楽に想う。

 昨日ノートPCを分解して調べてもらったが、昨夜ブログを更新して送信しようとしたところ画面上にインターネットに接続されていないと表示され、送信できなくなった。弱ったなぁと小糸さんにまた連絡を取り、今日お休みのところを再び自宅まで来てもらい、PCの内部を調べてもらった結果、小さな部品同士がゴミのせいか完全には接続されていないことが分かり、漸く解決をみた。こんな細かい部品の用途や目的まで熟知され、流石プロだと感心した。小糸さんには2度もお手間を取らせることになってしまって申し訳なく思っているが、我々ユーザーの立場としては、大変助かる。

 拙い本ブログも今年7月には連続3千回に達するので、ご覧いただいている人たちには僅か半日だけだったが、心配をおかけしたのではないかと思っている。

 さて、今日大阪で開かれている大相撲春場所千秋楽で横綱白鵬が、14勝1敗で6場所連続、34度目の優勝を飾った。実は、今から61年前の昭和29年の春場所千秋楽に卒業式を終えて中学の同級生と当時の大阪府立体育会館に大相撲を観に行ったことがある。大関三根山が優勝を飾り優勝パレードにも飛び入り参加し、三根山と握手をして興奮したまま帰宅し母から冷やかされたことを思い出す。その直後に父の転勤で京都から藤沢へ引っ越したので、この大相撲春場所観戦が京都で友人と遊びまわった思い出と喜びを味わった最後の機会となった。

 それに引き比べて今場所は横綱鶴竜が最初から休場し、3人の大関陣が揃って一桁勝利で、もう一人の横綱白鵬だけが圧倒的な強さを発揮して優勝争いとしてはやや物足りないものを感じていた。事実12日目まで白鵬ひとりが全勝で、1敗力士はおらず、他には2敗力士の新関脇・照ノ富士が残っているだけだった。13日目の結びの一番で白鵬が照ノ富士を破れば、その時点で白鵬の優勝が決定する筈だった。ほとんどのファンが期待していなかった照ノ富士が白鵬を力相撲の末倒したのである。かくして優勝争いが俄然面白くなってきた。結局横綱と新関脇は、その後14日目と今日千秋楽にいずれも大相撲の末勝って両者による優勝決定戦は行われなかったが、終盤になって大いに盛り上がり、相撲ファンも納得したのではないだろうか。 圧倒的に実力が抜きんでていると考えていた横綱白鵬と照ノ富士戦の戦いぶりを見てみると、照ノ富士が急速に力をつけ、来場所以降照ノ富士の存在感が一層大きくクローズアップされ、優勝争いが面白くなりそうだ。ことによると、これまで長きに亘って相撲界の盟主を誇り、牽引者となってきた白鵬と新興勢力・照ノ富士や同じく逸ノ城らとの勢力争うも立場が変わるようになるのかも知れない。来場所はきっと期待できそうだ。

2015年3月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2868.2015年3月21日(土) 戦争を仕掛けつつ自らは逃げる政治家

 ノートPCのバッテリーの具合が悪くなって気にかかっていた。蓄電できないので、電源のないところではこのPCを使えない。当面不自由することはないが、電源を入れないとスイッチを入れても起動しないので、コンセントのない場所ではこのPCを使用できない。そこで以前から世話になっているITコンサルタントの小糸さんにわざわざ自宅へ来てもらいPCを視てもらった。分解、分析の結果現在のバッテリーを新しいものと交換するか、或いは専門店で充電してもらうということになり、バッテリーを外してどのどちらにするかを決めてもらうことになった。

 もうひとつの課題は、遅まきながらFacebookを始めることを決めたことである。これまで何とかして始めようと思いながら、とうとう今日まで来てしまった。Facebookは上梓した書物などをPRするには、格好のステージだと聞いていたので、何とかこれを上手にPC上に表現できるようにして今まで通りこのブログを続けて、併せてFacebookを始める「二兎を追うもの一兎も得ず」にならないようにしたい。今日は小糸さんに大雑把なハードの土台を作ってもらった。昨日の今日ということもあり、そう簡単に私のスタイルができるわけではない。まだ、情報も織り込んでいないので、友人たちに知らせることは憚られるが、もう少し環境整備をして他人様から見られても恥ずかしくない程度になったら、少しずつ友人に知らせようと思っている。

 さて、日本の安全、平和が段々危うくなっている。昨日与党の自民党と公明党が安保法制の基本方針に関して合意した。ついにタガが外れたのである。政府与党は昨年憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認し、憲法9条の下で認められていなかった他国軍への後方支援を拡大する閣議決定をした。これによって自衛隊は堂々と海外活動ができるようになる。海外で何をやろうというのだろうか。自衛隊のみならず、同盟国のアメリカやオーストラリアの部隊が海外で危険に晒された場合、自衛隊は彼らを支援に向うという。これまでの日本、或いは日本人が危険に晒された場合から一歩進めた海外活動をすることになった。「専守防衛」なんて言葉は今や死語と化してしまった。なぜ今日この時期にこういう危機を招く行動を取らなければいけないのか。

 そうせざるを得ないのは、日中関係の悪化による紛争発生を防ぐため日米間の同盟を強化することがひとつと、もうひとつの理由はアメリカの国防費削減により、その補てんを日本が求められているからである。つまりアメリカの国防費を日本が支援することによって、極東地域において対中関係へ共同歩調を取ろうというのである。

 政治家は恥ずかしげもなく、国民に申し訳ないとの気持ちはまったくなく、国民的議論を戦わすことなく、言うなれば密室内で重要な決議をして、国民を危機に追い込もうとしているのである。

 政治家によくよく考えてもらいたいのは、閣議決定や与党合意に参画した議員たちは、いざ戦場へ、或いは戦地へとなった時、自ら先頭に立って危険な場に身を置く覚悟があるのかということである。弾が飛び交う戦場には、まず行く可能性が皆無の議員が、自分たちは逃れて若い人を危険に追い込もうとしているのだ。とにかく憲法は勝手に変えようとするし、自らが招くであろう戦争になれば若者を戦場に追いやって自分たちは逃げようとする人種、それが政治家ではないかとつい勘ぐってしまう。戦争の危機は刻一刻と迫って来ている。戦争好きな政治家には、よくよく考えてもらいたいものである。

2015年3月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2867.2015年3月20日(金) クラス会の幹事を引き受けて

 来週開催予定の高校時代のクラス会の幹事役を引き受けさせられている。1月以来案内状を郵送したり、自分なりに名簿作成や、遊び心を取り入れたクラスメートの動静を図解した資料などを作ったが、中々思い通りにことは進まないことも多い。特に困るのは、返信期日を記しているのに返事を送ってくれない人がいることだ。こういうことは結構多いものだ。特に昨年送付した拙著出版記念会案内状に対する返信の時もそうだった。約束を守ってくれないというか、忘れてしまう人がどこにもいるものだ。仕方がないので、改めて督促状を送ることになり、その二重手間には閉口する。

 そのクラス会だが、当時在籍した同級生は51名だった。その内女生徒は5名。元々女生徒数は少なかったが、優秀な女子が多かった。その内のひとりは、女性として東大工学部開学以来の教授となり、今なお環境リスク学の専門家として八面六臂の活躍をしている文化功労者の中西準子さんである。当日も郡山市で福島民報と福島テレビ共催の講演会で講師を務めるので、欠席すると連絡があった。

 それとは別に、恩師は年齢から推して当然としても。我々の同級生たちもすでに11名が鬼籍に入った現実から目を背けることはできない。寂しいことである。

 当日の出席予定者は17名で、卒業後58年も経った現在多いのか少ないのか何とも言えない。返信がない友が4名いる。

 小学校から大学まで、いろいろな集まりがあるが、私自身昔の仲間が久しぶりに集い旧交を温めることを大事にしているので、同窓会のような機会があれば顔を出すようにしている。有り難いことにそれぞれ良い幹事がいて世話をしてくれるので、幸い小学校から大学までを通して、1年に一度は気の合った友だちと会えるということは、楽しいし自分自身が健康である証拠でもある。

 さて、チュニジアで犠牲となった人たちは、地中海クルーズでチュニスに下船してオプショナル・ツアーに参加されたようだ。私たち夫婦も10年以上も前にエーゲ海クルーズに参加したことがあるが、災難にあった人たちは地中海クルーズに参加した。大きな客船でスペインのバルセロナからフランス、イタリア、チュニジアを経てバルセロナへ帰る船旅だった。クルージングを思い切り楽しんでいただろうに、最後の地でどんでん返しを食ってしまった。

 客船は今日母港のバルセロナへ帰って来た。乗客の話では航海中はみな沈んでいたし、船内の行事が全部キャンセルされたと言っていた。チュニジアにも「イスラム国」の影響を受けたテロが暗躍するようなことがなければいいと願っている。

 そんな折も折、今日オウム真理教による地下鉄サリン事件発生から20年を迎えた。この事件の残忍さは、死者が13人であるが、それ以上に深刻なのは後遺症を負った重軽傷者が6千人以上もいることである。事件現場となった地下鉄・霞が関駅では午前8時27分に犠牲者に対して黙祷が捧げられた。こんな陰湿で悲惨な事件は亡くなって欲しいものである。

2015年3月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com