2867.2015年3月20日(金) クラス会の幹事を引き受けて

 来週開催予定の高校時代のクラス会の幹事役を引き受けさせられている。1月以来案内状を郵送したり、自分なりに名簿作成や、遊び心を取り入れたクラスメートの動静を図解した資料などを作ったが、中々思い通りにことは進まないことも多い。特に困るのは、返信期日を記しているのに返事を送ってくれない人がいることだ。こういうことは結構多いものだ。特に昨年送付した拙著出版記念会案内状に対する返信の時もそうだった。約束を守ってくれないというか、忘れてしまう人がどこにもいるものだ。仕方がないので、改めて督促状を送ることになり、その二重手間には閉口する。

 そのクラス会だが、当時在籍した同級生は51名だった。その内女生徒は5名。元々女生徒数は少なかったが、優秀な女子が多かった。その内のひとりは、女性として東大工学部開学以来の教授となり、今なお環境リスク学の専門家として八面六臂の活躍をしている文化功労者の中西準子さんである。当日も郡山市で福島民報と福島テレビ共催の講演会で講師を務めるので、欠席すると連絡があった。

 それとは別に、恩師は年齢から推して当然としても。我々の同級生たちもすでに11名が鬼籍に入った現実から目を背けることはできない。寂しいことである。

 当日の出席予定者は17名で、卒業後58年も経った現在多いのか少ないのか何とも言えない。返信がない友が4名いる。

 小学校から大学まで、いろいろな集まりがあるが、私自身昔の仲間が久しぶりに集い旧交を温めることを大事にしているので、同窓会のような機会があれば顔を出すようにしている。有り難いことにそれぞれ良い幹事がいて世話をしてくれるので、幸い小学校から大学までを通して、1年に一度は気の合った友だちと会えるということは、楽しいし自分自身が健康である証拠でもある。

 さて、チュニジアで犠牲となった人たちは、地中海クルーズでチュニスに下船してオプショナル・ツアーに参加されたようだ。私たち夫婦も10年以上も前にエーゲ海クルーズに参加したことがあるが、災難にあった人たちは地中海クルーズに参加した。大きな客船でスペインのバルセロナからフランス、イタリア、チュニジアを経てバルセロナへ帰る船旅だった。クルージングを思い切り楽しんでいただろうに、最後の地でどんでん返しを食ってしまった。

 客船は今日母港のバルセロナへ帰って来た。乗客の話では航海中はみな沈んでいたし、船内の行事が全部キャンセルされたと言っていた。チュニジアにも「イスラム国」の影響を受けたテロが暗躍するようなことがなければいいと願っている。

 そんな折も折、今日オウム真理教による地下鉄サリン事件発生から20年を迎えた。この事件の残忍さは、死者が13人であるが、それ以上に深刻なのは後遺症を負った重軽傷者が6千人以上もいることである。事件現場となった地下鉄・霞が関駅では午前8時27分に犠牲者に対して黙祷が捧げられた。こんな陰湿で悲惨な事件は亡くなって欲しいものである。

2015年3月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com