2869.2015年3月22日(日) 大相撲春場所千秋楽に想う。

 昨日ノートPCを分解して調べてもらったが、昨夜ブログを更新して送信しようとしたところ画面上にインターネットに接続されていないと表示され、送信できなくなった。弱ったなぁと小糸さんにまた連絡を取り、今日お休みのところを再び自宅まで来てもらい、PCの内部を調べてもらった結果、小さな部品同士がゴミのせいか完全には接続されていないことが分かり、漸く解決をみた。こんな細かい部品の用途や目的まで熟知され、流石プロだと感心した。小糸さんには2度もお手間を取らせることになってしまって申し訳なく思っているが、我々ユーザーの立場としては、大変助かる。

 拙い本ブログも今年7月には連続3千回に達するので、ご覧いただいている人たちには僅か半日だけだったが、心配をおかけしたのではないかと思っている。

 さて、今日大阪で開かれている大相撲春場所千秋楽で横綱白鵬が、14勝1敗で6場所連続、34度目の優勝を飾った。実は、今から61年前の昭和29年の春場所千秋楽に卒業式を終えて中学の同級生と当時の大阪府立体育会館に大相撲を観に行ったことがある。大関三根山が優勝を飾り優勝パレードにも飛び入り参加し、三根山と握手をして興奮したまま帰宅し母から冷やかされたことを思い出す。その直後に父の転勤で京都から藤沢へ引っ越したので、この大相撲春場所観戦が京都で友人と遊びまわった思い出と喜びを味わった最後の機会となった。

 それに引き比べて今場所は横綱鶴竜が最初から休場し、3人の大関陣が揃って一桁勝利で、もう一人の横綱白鵬だけが圧倒的な強さを発揮して優勝争いとしてはやや物足りないものを感じていた。事実12日目まで白鵬ひとりが全勝で、1敗力士はおらず、他には2敗力士の新関脇・照ノ富士が残っているだけだった。13日目の結びの一番で白鵬が照ノ富士を破れば、その時点で白鵬の優勝が決定する筈だった。ほとんどのファンが期待していなかった照ノ富士が白鵬を力相撲の末倒したのである。かくして優勝争いが俄然面白くなってきた。結局横綱と新関脇は、その後14日目と今日千秋楽にいずれも大相撲の末勝って両者による優勝決定戦は行われなかったが、終盤になって大いに盛り上がり、相撲ファンも納得したのではないだろうか。 圧倒的に実力が抜きんでていると考えていた横綱白鵬と照ノ富士戦の戦いぶりを見てみると、照ノ富士が急速に力をつけ、来場所以降照ノ富士の存在感が一層大きくクローズアップされ、優勝争いが面白くなりそうだ。ことによると、これまで長きに亘って相撲界の盟主を誇り、牽引者となってきた白鵬と新興勢力・照ノ富士や同じく逸ノ城らとの勢力争うも立場が変わるようになるのかも知れない。来場所はきっと期待できそうだ。

2015年3月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com