3904.2018年1月20日(土) トランプ「差別」大統領2年目へ

 ドナルド・トランプ氏がアメリカの大統領に就任して今日で丁度1年になる。彼の大統領としての実績評価はどうなのか。これまでの情報で知る限り、歴代大統領の中でも極めて出来の悪い大統領だと言えると思う。

 就任前から物議を醸すような発言を繰り返していた。そして大統領に就任するや有言実行とばかり、次々と悪評高い政策を実行したのである。その結果、自分たちさえ良ければ良いと考えたアメリカの政策は、国内のみならず、国際的に「分断」、「対立」、「差別」を生み出した。その最たるものは、「アメリカ・ファースト」を唱えて、それまでアメリカが中心だったTPPから即座に脱退し、地球温暖化防止のためのパリ協定からも離脱し、白人至上主義からイスラム系移民や不法移民の受け入れを拒否する形でメキシコとの国境に高い壁を作るなど、海外から非難轟々の批判を浴びて来た。トランプ大統領は民主的なリベラリズムに逆行するようなことばかりやっている。当然政権内にはゴタゴタが溜まり、僅かこの1年間に政府高官64人のうち、23人が辞任や更迭となった。解任率は何と36%であり、これはオバマ政権の9%に比べると極端に高い。

 自信を持っていた経済面で、約32%もの株価上昇、失業率の低下、そして国内総生産が改善されたことなどが評価されているため命脈を保っていると言える。。

 現政権は、今や実の娘や娘婿らの親族派とマティス国防長官ら軍人派が中心となり、共和党主流派の議員も遠ざけられ、自分が思う通りのやり方で勝手気ままに政治を行うのではないかと些か気になる。

 国民の支持率も30%台でかなり低いが、政権が何とか保たれているのは、ユダヤ人や白人至上主義者らの熱烈な支持者に支えられている基盤があるからである。議会内の反対が多くて今年の予算案もまだ議会を通過していない。政権として心配なのは、今年11月に実施される中間選挙であろう。上院議席は51対49で僅かに与党共和党が上回っているが、その1/3が改選される。他方下院議席数は現時点では、241対194で共和党がリードしているが、世界各国から不満が噴き出ている現状で全議員が改選されるので、共和党議席が大きく後退するケーズが考えられる。いずれにしろ前途多難なアメリカ政界である。

 さて、昨日の最高裁で元信徒の上告が棄却されたことにより、一連のオウム裁判がすべて終結することになった。凶悪な地下鉄サリン事件や、松本サリン事件、弁護士坂本一家3人殺害、公証役場事務長拉致事件など13の事件で27人が亡くなった。今後の焦点は、13人のオウム教元信徒死刑囚をいつ刑に処するかということだという。私の知人にも被害者がいる。実に陰惨な事件の連続だった。こういう嫌な事件は一日も早くきれいさっぱり忘れたいし、2度と同じような事件を起こしてもらいたくないものである。

2018年1月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3903.2018年1月19日(金) 傲慢、不誠実、無責任なテレビ会社

 今年中に何とか上梓したいと思っている半世紀超の海外武者修行体験に、メディアへの批判を込めた持論を合せて作品を書き出したところである。それにしてもどうしてメディア、特にテレビ会社というところは自分たちの仕事に無責任で、加えて視聴者に対して不誠実なのだろうかとこの数日改めて考えている。

 一昨年暮れテレビ東京で湯川秀樹博士が2度ノーベル賞を受賞したと好い加減な放送をしたが、これに対してテレビ局の視聴者窓口にメールでいくら注意しても何ひとつとして回答さえくれない。視聴者サイドの言いっ放しに終わるだけだ。テレビ会社全役員に苦情の手紙を送っても無視されるだけだった。堪りかねて放送倫理・番組向上機構(BPO)の全理事と事務局長へ宛て経緯を書き、回答を寄こすようテレビ会社へ伝えて欲しいと書状を送ったが、これまたなしのつぶてだった。BPOなんてきれいごとばかり言っているが、所詮テレビ会社とは同じ穴のムジナだと思った。

 そして新年早々今度はフジテレビでデタラメを放送したのである。8日(月)夜の「なるほどザ・ワールド」2時間半の番組で、アイスランド、クロアチア、キューバについてタレントがそれぞれ取材しレポートしていた。その中でクロアチアの街中でガス灯をステッキで点灯したり、消灯したりする情景がとてもロマンチックに思えた。これをナレーターが今やガス灯はヨーロッパではここクロアチアだけにしか見られなくなったと伝えた。しかし、これまでチェコのプラハでは同じガス灯をプラハに行くたびに王宮前広場で見ていたので、その点を指摘したところテレビ東京とまったく同じような対応で、ウンともスンとも言って来ない。2度に亘ってメールを送った後電話で問い合わせたが、テレビ局の言い分は、1日に数多くのメールが来るので、受け取ったメールは担当部署に回したが、いちいちお応え出来ないという不遜な応えが返って来た。これが不誠実なテレビ会社の視聴者対策なのである。これを普通の人はどう思うだろうか。あまりにも庶民感覚からかけ離れた思い上がった態度ではないだろうか。昨今各テレビ会社はスポンサー企業が少なくなり、生存競争に躍起になっていると仄聞するが、これも彼らの一般視聴者を愚弄する態度が生み出したもので自業自得ではないだろうか。

 とどのつまり今日フジテレビの宮内正喜社長にも経緯を書いた書状を郵送したが、返事はあまり当てには出来ないだろう。いずれ拙著のメディア批判の項目でも大きく取り上げてみようと考えている。

 それにしてもモラルの欠片も見られないテレビ会社は、どうしてこうも傲慢で無責任、非誠実、悪質な会社になったのだろうか。果たしてこれからの厳しい時代を生き抜いて行くことが出来るだろうか。

2018年1月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3902.2018年1月18日(木) 平昌オリンピックに南北合同チームが参加

 安倍首相はリトアニアを訪問しながらも、隣国ポーランドのアウシュヴィッツ収容所を見学しようとの気持ちがなく、その後ブルガリア、セルビア、ルーマニアを駆け足で巡って昨日帰国した。最後の訪問国ルーマニアでは、トゥドセ首相と会談する予定だったが、その前日夜になって突然そのトゥドセ首相が辞任した。その代わりに安倍首相は急遽ヨハニス大統領と会談することになった。緊急事態だったために当初の予定通りドゥドセ首相と会えなくなったことは止むを得ないかも知れないが、外交的に礼を欠くとしてルーマニア国内では安倍首相に対して多くの謝罪の投稿があったという。トゥドセ首相は与党内の権力闘争に敗れ身を引いたと報道されている。

  かつてルーマニアを訪れた時は社会主義国家としてチャウシェス独裁体制が長らく続いていたため、こんなことは当時を知る国民にとっては夢想だにしなかったことだろう。

 1989年東欧革命で崩壊した社会主義国ルーマニアへは、独裁者チャウシェスク大統領が健在だった1981年、25名の教職員団員から成る旧文部省海外教員派遣団の添乗員として訪れたことがある。当時のルーマニアは、模範的な社会主義国家としてソ連指導下にあった。チャウシェスクの子息が知事を務めていたシビウ県で教育施設や学校などを視察、見学して社会主義体制下の教育事情を学んだ。スラブ系の体質なのか、ブルガリア同様にここでもやや肥満がちの中年女性の歩く姿が市内でやたらに目についた。

 旧文部省視察団では、この他にその後も安倍首相が訪れたブルガリアやセルビア(旧ユーゴスラビア)、チェコ、東独など、当時珍しかった社会主義国家をいくつか訪れた。

 その視察団で英語ガイドを務めてくれたシモナさんの名前を拝借した懇親会「シモナ会」は、まとまりがよく帰ってからも1年置きに全国各地で親睦会を行っていた。30年余が経った2012年に「フィナーレin東京」と称して東京スカイツリータワーに昇り、東京駅ステーションホテルに泊まり、涙ながらに解散式を行った懐かしい思い出の視察団である。ルーマニアは忘れられない国である。

 さて、このところ北朝鮮と韓国の間で政治的交渉を行っていたが、非核化の話し合いは議題にも上らず、昨日発表されたのは、来月開催される平昌冬季五輪に北朝鮮と韓国の女子アイスホッケー合同チームが出場するということである。個人種目であるスピード・スケートやスキーのような競技ならいざ知らず、いくら共同チームを作ったところで、チームワーク上からも反って戦力が劣化した合同チームになるのではないだろうか。実際カナダ人の監督は、戦力の低下を心配している。韓国国内ではアイスホッケーの南北共同チームに対する疑問が噴出しているようだ。オリンピックが政治に利用されたとの声も上がっている。韓国テレビ局は今日ピョンチャン(平昌)五輪ではなく、ピョンヤン(平壌)五輪と皮肉っている有様である。韓国大統領も首相も真に両国関係の歩み寄りを考えているというより、政治的立場だけで動いているような印象である。まもなく始まる冬季オリンピックは果たして支障なく開催されるだろうか。一抹の心配が拭えない。

 ところで、今日都心の最高気温は13.7℃で3月上旬並みの暖かさだったが、何とロシア極東地域の人口百万人のサハ共和国では零下65℃を記録し、路上凍死者もいたという。明日からは東京も再び寒くなるようだ。

2018年1月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3901.2018年1月17日(水) 阪神・淡路大震災とアーリンドさんの想い出

 阪神・淡路大震災から今日で23年になる。関東大震災後国内では最大の地震で6千4百余名の犠牲者を出した。関東地方には揺れがなかったので、地震の恐怖というものは感じなかったが、テレビであまりにも衝撃的に報道されたその惨状を観て驚いたことを想い出す。

 阪神・淡路大震災になるとふっと想い出すのは、遥か遠方のブラジル人の友人である。テレビにくぎ付けになっていた時、突然地球の裏側ブラジルのアミーゴ、あのアーリンド・フルタードさんから電話があった。私が震災地とは離れた東京に住んでいるのを承知のうえで、地震エリアには親戚や友人はいないかと、彼らの安否を心配して電話をかけてくれたことが強く印象に残っている。それほど友人のことを心配する優しさを備えた男だった。その心配はないと応えたらすぐ電話を切ってしまったが、当時ブラジルでもこの地震は大きく報道されたようだ。そのアーリンドさんからこのところさっばり音沙汰がない。年齢的にも90歳前後だと思うので少々気がかりである。かつてブラジルに在住していたことのある高校の友人が、2年前にリオに出かけるというので、様子を探ってもらったところ会うことは出来なかったが、電話で話したと言って彼の様子を知らせてくれた。体調が悪かったようだし、毎年必ずもらっていたX’mas Card とBirthday Cardもここ数年送られてこなくなった。彼は独り者なので、彼の所在を確認しようがない。私が昨年郵送したX’mas Cardについても何の音沙汰もないので、現状では確かめようもないが、悲しいことだがひょっとすると亡くなられたのではないかと考えてもいる。

 彼との出会いもハプニングの成せる結果である。40年近くも昔、カイロのピラミッド近くで星空の下に‘SOUND & LIGHT’というイルミネーションをバックに行われたミュージック・ショーをひとり鑑賞に行った時、そこで偶然知り合った3人のオジサン・グループのひとりである。その後ブラジル人の友人と来日された時には、一緒に日光、富士五湖、箱根を観光したり、わが家にも来てもらったこともある。私が初めてブラジルへ行った1985年に彼のマンションを訪問した時、テーブルの上に私の家族とともに撮った写真を飾ってくれていて得意げに説明してくれた。近くの高級レストランでご馳走になったこともある。過ぎ去りし懐かしいメモリーである。これからも1月17日を迎える度に阪神・淡路大震災と同時に、アーリンドさんのことも想い出すのだろう。身近の友人たちの身の上も気になるが、海外にいる親しい友人との交流も段々狭くなってきた。これが人生であり浮世というものだろうか。

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3900.2018年1月16日(火) イスラム国で女性の車運転とスポーツ観戦は?

 イスラム国の間ではスンニー派とシーア派の確執は古来つとに知られている。イスラム教の中でスンニー派が全体の約3/4を占め、シーア派を圧倒している。教義はほぼ同じようだが、スンニー派が血統による世襲にこだわらない一方で、シーア派は預言者ムハンムドの血を引く子孫に特別の資格があると考えているようだ。

 近年保守的なイスラム教も少しずつ現代社会のルールに歩み寄りつつある。依然として頑なに伝統を守っているイメージがあるが、最近スンニー派のサウジアラビアとシーア派のイランに社会的に小さな動きがあった。

 つい先日サウジアラビアでは女性のスポーツ観戦が許されるようになったことである。男女の座席は別々で、家族席なら男女同席は可能だが、ペアで観戦というわけには行かないようだ。それでも今年6月からは女性が車を運転することが許可されるということは大きなニュースになった。一方で、イランでは女性が車を運転することは割合早くから認められている。今から20年ほど前にテヘラン市内でチャドルを身に付けた女性のタクシー・ドライバーを何人も見た。ところが、イランでは依然女性がスポーツを戸外で観戦することは認められておらず、ごく最近付け髭で男性に変装した女性がスタジアムに現れ、そのヒゲ面の女性が今イランで話題になっている。

 同じイスラム国でも女性の解放について、これほど異なった対応をしているのが現実である。対イスラエルとか、反イスラム的行動に対しては、一致するスンニー派とシーア派も普段は小さな伝統行事や、風習の違いにしばしばトラブルが起きている。これからは少しずつ欧米化していくであろうから風習も変わりつつあるだろうが、まだ女性の権利が完全に行使されるというところまでは行かないようだ。

 さて、毎年この時期になると取り組まなければならない個人的な年中行事がある。税の確定申告である。来月16日から税務署で申告出来るが、その準備が大変だ。今年もパソコンで書類を仕上げるのではなく、すべて帳簿につけて手書きで申告用紙を作成する。前以て日頃の入出金はチェックして領収書も揃えてあるので、1年分の金銭元帳に仕分けしながら記帳して完全なものにすることが時間的に大変である。それでも年々慣れてきているので、3週間程度をメドに完成し、玉川青色申告会で書類をチェックしてもらい、玉川税務署に届け出ないといけない。今年の確定申告は、家屋の耐震工事に大分投資したので、昨年よりは多めの返済金があるのではないかと期待している。来月16日までに何とか申告書類を作成したいと考えている。

 さぁ、今日はこのブログを書いてから3900日目を迎えた。あと3カ月余りで4000日というひとつの区切りとなる。1日も欠かさず書き続けられたのは自らを省みて「よくやった!」と褒めてやりたい。今年5月に12年目に入る。いつまで続けられるか分からないが、習慣づけて書き続けることは自分自身の力を向上させることに繋がるものと信じている。

2018年1月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3899.2018年1月15日(月) 安倍首相はなぜアウシュヴィッツを訪れないのか。

 ひと昔前なら今日は「成人の日」である。華やかな晴れ着を着た若者が集う姿も昔とは大分変っている。1月の第2月曜日が成人の日に変わり、今年は先週の月曜日が祝日となった。一部に「晴れの日」の晴れ着や関連付属品を扱う業者‘Hare no hi’が、成人式当日になって突然営業を止め、経営者が雲隠れしてしまった不祥事が多くの新成人にショックを与え、それが今も影を落としている。

 私自身20歳時は、祝うどころでなく2年も浪人していた時期で受験もラストチャンスとばかり血眼になって最後の追い込みをかけ、成人の祝いどころではない時期だった。あれから60年も経過した。受験生にとって第1関門のセンター試験も昨日終わって幾分ホッとはしているだろうが、本番はまだ先である。悔いのないよう全力を発揮されることを祈るばかりである。

 さて、安倍首相が昨日バルト3国訪問の最後の地、リトアニアを訪れ、カウナスの杉原千畝記念館や首都ヴィリニュスのさくら公園内の杉原顕彰碑を訪問したことをテレビで伝えていた。私より4カ月遅い。一昨年も私が訪問した1カ月後にキューバを訪れている。今回は折角近くまで来たのだから、戦争体験のない首相にはちょっと足を伸ばして「ホロコースト」の陰惨な現場である「アウシュヴィッツ収容所」も見学して欲しかった。拙稿「アウシュヴィッツを考える」についてほとんどの知人は好意的な感想を述べてくれる。その中には、元日本テレビ政治部長・菱山郁朗氏のように、拙稿を読んで感動し俳句を詠み、同社OB社員会作品展に応募して秀作と評価された人もおられる。

 因みに菱山氏は「収容所記 読みて粛なる 初湯かな」という名句を詠まれたそうである。

 その反面文中で差別を糾弾する意味で使用したユダヤ人の「成金」とか、「アイヌ」「在日朝鮮人」「穢多」などの表現をあげつらい、これらの言葉は危険だから使用しないよう妙な気の遣い方で「表現の自由」「言論の自由」にブレーキをかける理不尽な動きがあるとも聞いている。恐らく安倍首相のアウシュヴィッツ見学忌避には、今徐々に強まりつつある保守政権内の極右的な背景があるのではないかと気になっている。昨年核廃絶運動でノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン」‘ICAN’フィン事務局長が今日広島を訪れ、事前に安倍首相との面会を望んだが、日程の都合がつかないと外務省からの回答で会うことは出来ないと言われたようだ。反核、反戦から益々遠ざかろうとする安倍政権の姿勢がここにも見えてきたようだ。

 残念ながらわが国も目に見えないところで、徐々に右傾化の環境が醸成されているようで心配でならない。

2018年1月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3898.2018年1月14日(日) 親しい人が去り、段々寂しくなる。

 受け取った年賀状を見ていて、訃報を知ることが結構ある。年末に亡くなられたために年末が迫っていたため、ご遺族が送る喪中の挨拶状が年内に間に合わず寒中見舞いをいただくことが多い。今年もそんな挨拶状を何通か受け取った。その中に従兄の他界を知らせる奥様からのハガキがあった。亡くなったことを知らなかったので、私が送った年賀状に対するご返事である。従兄は確か86歳で亡くなられた。71歳から80歳になる我々5人の兄妹もよく知っていた従兄だったので、妹に依頼して兄妹5人の名で今日お花を送ったところである。

 年々周囲の親戚や友人が旅立って逝かれるのは実に寂しいものだ。これも運命と思えば受け入れなくてはならないが、実に切ない。若い頃には深刻に考えもしなかった憂鬱であり悲哀である。

 それでも生きている間は前向きに少しでも前進しなければ生きている意味がないと考え直すことにしている。せめてあと5年はこの世に生息して、最低2冊の書を上梓し、毎日このブログを書き続けていきたい。

 さて、今日から大相撲初場所が始まった。昨年来世間に醜態を曝け出していた。昨日セクハラ問題を起こした立行司式守伊之助に対する処分が発表された。初場所以降3場所の謹慎とその間の無給であるが、伊之助の辞職願を受け入れ夏場所後に協会を去るようだ。初日恒例の日本相撲協会挨拶では、八角理事長は最近の不祥事については一切触れず、それが反って深刻さを象徴していたようだ。館内からもその点を批判するヤジが飛んでいたようだ。2人の立行司が不在となり、結びの取り組みを三役格の式守勘太夫が、結び前の横綱稀勢の里と話題の貴乃花部屋の小結貴景勝戦を同じ三役格の木村玉治郎が裁いたが、緊張していたせいか玉治郎は早くも差し違いをして、敗れた横綱に軍配を上げてしまった。前途は厳しそうだ。

 ところで、世界中から相変わらず人種差別がなくならないが、衣料品の扱いでは世界的に知られているH & M社の南アフリカの店舗が、販売広告が人種差別的だとして差別反対の暴徒に襲われた。原因はその広告に「ジャングルで一番カッコいい猿」と表示され、同社製の衣服を着たモデルに黒人少年を使ったのだ。つまり黒人は「猿」だというわけだ。何が面白いのか、無分別に過ぎる。こんな発想を安易にするから、差別主義者が益々増長し、差別は一向になくならないのだ。

2018年1月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3897.2018年1月13日(土) ラグビー日本選手権に思う。

 今日も昨日同様相変わらず厳しい寒さである。

 快晴だが、その寒い中を秩父宮ラグビー場でラグビー日本選手権決勝戦が行われた。スタンドはラグビーファンで溢れんばかりだった。終始スタンドを沸かせるようなプレイが繰り返され、昨年に続いてサントリーがパナソニックを破り2年連続で日本一のタイトルを獲得した。テレビで終始目を凝らして観戦していたが、ノーサイド直前には一進一退の展開が手に汗を握る熱戦となり、久しぶりにラグビーの醍醐味を堪能した試合だった。スコアは12-8でサントリーが勝ったが、あと1トライを取ればパナソニックの勝利となったほどの接戦だった。最近実戦観戦から足が遠のき、テレビ中継でも最後まで観続けることが少なくなったが、今日ばかりは日本一決定戦に相応しい試合でノーサイドまでテレビにくぎ付けだった。

 実は最近のラグビーについて少々気になることがある。近年は大学チームにも外国人選手が増えたが、社会人チームとなると主力にラグビー強豪国の代表選手をメンバーに加えているチームが多いことである。今日も両チームともに有名無実化した外国人選手制限枠があるのかないのか分からないほど外国人選手が中心となって活躍していた。ワールドカップを睨んで実力向上を目指すなら、輸入選手が増えるのはある程度当然かも知れないとは思っている。しかし、あるべき姿としては日本選手権に外国人選手ばかりが活躍するのでは、ちょっと寂しい気がしている。

 外国人選手が増えて、実力向上に資するならそれはそれで佳しとして、些か気になるのは外国人選手にはジャージーの袖や首回りから見える腕、首に入れ墨(タトゥ)が目立つ選手が多いことである。特に島国のフィジー、サモアや、トンガ辺りから来ている選手の中に入れ墨選手が目立つ。何年か前に日本ラグビー・フットボール協会長の森喜朗元首相に直接お尋ねしたことがある。せめて入れ墨選手は、入れ墨を人目に付かないよう隠す配慮をしてもらえないだろうか。その選手だけは長袖のアンダーシャツで入れ墨個所を覆うことは出来ないだろうかと。森会長は、彼らの国にはそういう入れ墨の習慣・風習があるのでそれを隠すのは難しいとのご返事だった。それならかつてのジャージーが長袖だったように、入れ墨選手のいるチームは全員が長袖ジャージーを身に付けてプレイしたらどうかと思っている。ラグビーは割合インテリ層に好まれるスポーツだけに、私同様入れ墨を見えないようにすることを期待しているファンが多いと思う。ちょっと見苦しい入れ墨姿を隠す手段はないものだろうか。

 さて、問題児のトランプ・アメリカ大統領がまたもや下品な行動で物議を醸している。今度問題を起こしたのは、国内及び国際的な問題である。国内的な問題とは、大統領選前に大統領と元人気ポルノ女優が性的な関係を持ち、口外しない約束で大統領が口止め料を支払っていたことがウォールストリート・ジャーナル紙で報じられたスキャンダルである。もうひとつの国際的な問題となったのは、ホワイトハウスの会議でハイチやアフリカ諸国を「屋外便所のような国々」と呼んだと伝えられたことから大統領は人種差別主義との批判が広がったことである。いずれも大統領は若干ニュアンスが異なるなどとして否定しているようだが、それにしてもよくもこれほど非常識な言動をしてくれるものである。流石にアメリカ国内でも呆れて大統領としての資質を問題にする動きも出ているようだ。トランプ大統領の非常識に比べれば、わが安倍首相の方がまだましだと慰めるよりないか。

2018年1月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3896.2018年1月12日(金) 今年の運勢は「辰巳天中殺」

 昨日から日本全国を寒波が襲い、就中日本海側では九州まで豪雪にやられている。新潟県では信越線列車が途中で動けなくなり、停車したまま夜を明かした。車内にはかなりの乗客がいたが、お互いに座席を譲り合っていたという。こういうおもいやりは麗しいものである。北陸道では一部車両通行止めとなり最大で410台もの車が立ち往生した。北海道・幌加内町では今日最低気温零下25.4℃を記録し、沖縄にも霙が降った。明日は大学入試センター試験が全国で行われるが、受験生も明日の天候を心配している。奈良にいる孫も明日受験するが、無事受験出来ることを祈るばかりである。

 風こそないので助かるが、寒波は今日も激しく外出するのも二の足を踏むところであるが、高校の友人、大塚武夫氏に相談ごとがあったので、呼び出して自由が丘駅まで来てもらった。昨年10月末の高校同期生会以来の再会である。駅前の天麩羅店「天一」で昼食を取ったり、カフェでコーヒーを飲みながら、ペンクラブの会計面で仮払金の処理方について意見を聞く。15日にペンクラブ財務委員会が開かれるので、その際建設的な意見を具申したいと考えている。大塚氏は一橋大学の同級生が集まる会合で度々持論を開陳していると聞いている。今日彼から珍しい占いのお説を承った。

 我々2人はお互いに今年傘寿を迎えるが、誕生日は僅か2日違いである。中々理解するのが難しいが、彼の説明によれば、今年はお互いに「辰巳天中殺」ということになり、運命のリズムとしては狂いがあるかも知れないので用心が必要ということらしい。特に、今年と来年は「価値あるものの獲得、或いは時間をかけて学ぶべきものを発見」することが出来るということで、好調期にいながら運命の大揺れが起こり、運勢の上下、浮き沈みが非常に粗いということでもある。気をつけなければいけないということのようだ。謙虚に受け止めたいと思っている。

 今年は大きな目標としては、これまで半世紀以上に亘って出かけた海外武者修行体験とメディア報道に対する所感をまとめた作品を上梓したいと考えている。更に来年上梓を予定している岡本太郎、藤山一郎ら100年前の慶應幼稚舎仲良し4人組のノンフィクションにもボチボチ手をつけようと考えている。

 油断さえしなければ、幸運も捕まえられる可能性もあるようなので、チャンスは逃さないようにしたい。

 それにしても運勢などにはほとんど無関心の私に反して、大塚氏はよくもこれだけ入れ込んで広く研究するものだと感心するばかりである。

2018年1月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3895.2018年1月11日(木) 50年前の今日、危ういハプニング

 ちょうど半世紀前の今日、1968年1月11日、エチオピアの首都アジスアベバからジブチと呼ばれていた仏領アファル・イッサ(現ジブチ共和国)経由でアデンへ入った。日本出発前には駐日イギリス大使館からアデンのビザを取得していたが、この日対イギリス独立闘争と2つの民族解放戦線同士による内戦も漸く終了して、新国家「南アラビア連邦人民共和国」としてイギリスから独立する記念となる1日だった。ところが、その40日前の11月30日突如アデンは独立宣言を行った。独立について何も知らないままアデンへ入国した1月11日は、すでに新国家となっていた。当時は搭乗日前に航空会社に座席のRECONFIRMをしないと搭乗出来ない恐れもあったので、この難しい環境下でもあり、直接係員から実情を知りたく前日アジスアベバのAIR JIBOUTTI支店へ出向いた。そこでアデンの独立を初めて知った。係員の説明では、私が取得したイギリス政府発行の入国ビザでは入国出来るかどうかは保証出来ないと言われた。ただ、フライト搭乗は可能であるというので、ここまできたらイチかバチかでアデンへ行くより選択肢はないと覚悟を決めてフライトの確認を取り付けた。

  ジブチも灼熱砂漠の中の都市で、蒸し暑かったが面白そうなところだなぁというのが率直な感想である。小さなプロペラ機で紅海上空を飛行してアデンへ着いた時、ヨシズ張りの建物の入管で恐れていたことが現実となった。このビザはわが国のビザではないので入国出来ないと言われたのである。これからどうすべきか、はたと考えこんでしまった。しかし、自分で解決する以外にない。入管事務所前を行ったり来たりしている間に、私の動作が目についたのか、ひとりの入管係員が近づいて来て何をしたいのだと聞かれたので、入国出来ず困っていると打ち明けたところ、もう戦争は終わったので、アデンではなくわが新独立国家南アラビアのビザを取得すれば良いではないかとごく当然のアドバイスだった。そこで直ちに新国家のビザを申告し、新規発給のビザで入国することが出来た。何と日本人として初めての南アラビア共和国への入国者となったのである。

 思えば、今日はその当時海外武者修行中だった私にとっては記念すべき1日だったのである。アデン市内まで税関職員のお世話で小型トラックの荷台に乗せてもらい涼しい風を浴びながら、これも斡旋してもらったホテルへ辿り着いた。あれから早や半世紀が経った。感慨を憶えずにはいられない。

 さて、今朝の新聞を見て驚いた。昨日小泉純一郎、細川護熙両元首相らが国会内で記者会見を開き、国内すべての原発を直ちに停止する「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」を発表したばかりだったからである。法案は原発を即時に停止し、再稼働や新増設を禁止することや、2050年までに電力を再生可能エネルギーで賄うことが柱である。2人の元首相が実行しようとすることは、筋が通り分かり易い。日本にとって原発は必要ではないということを分かり易く説明している。

 そんな時に新聞一面に日本政府がイギリスの原発2基の総事業費用約3兆円に対して、日立が請け負う事業に政府保証をつけるなどして2.2兆円も融資しようという大盤振る舞いの話である。他国の原発建設にそれほどの資金援助をする必要があるのだろうか。

 日本国内の原発環境が否定的になっている中で、日本市場に今後あまり期待が出来ず、海外の原発事業に目を向けたものと言える。アメリカで東芝の原発事業が失敗した二の舞を日立も演じかねない。そうなった場合国民にそのしわ寄せが押し寄せる。国家財政から巨額の資金を捻出するのではないにせよ、借入金の担保保証をすることは、事業が失敗すれば国の大借金になる。国民にはそれを納得出来るように説明して欲しい。この辺りは政府としてきちんと国民に説明する義務があるのではないだろうか。1強に浮かれて何にでも手を出す安倍政権の行動をメディアももっと丁寧に伝えるべきではないだろうか。

2018年1月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com