2164.2013年4月16日(火) テロか? ボストン・マラソンで爆発

 昨年に続いて小田急電鉄OBの社友会が小田急相模大野駅隣の「小田急ホテルセンチュリー相模大野」で開かれた。新規入会者が増える一方で、毎年亡くなる人もいる。だが、会員数が2400名を超えるというから一企業のOB会としては随分大きな組織になったものである。久しぶりに会った元同僚と話が弾み、先日会ったばかりの山岳部の仲間とも懐かしい話をした。また、小田急電鉄大須賀会長と山木社長から次回出版作品について期待と激励の言葉をもらった。

 こういう場に来られる人は、健康で前向きな性格で昔の仲間と腹を割って話ができるからだと思っている。性格上こういう場は苦手という人や、会社に良いイメージを持っていなかったり、一切会社を去った以上もう組織から離れたいという人たちを除いて、元気なら出席する気持ちの人が多いと考えるが、中々そうとも言い切れない点が複雑なところだ。

 例えば、高卒だったが優秀だったYくんとは昨年駅勤務以来の再会を喜び合い、拙著を送ったり、メール交換をしたが、しばらくして音沙汰もなくそれっきりとなり今日も彼は出席して来なかった。彼の身に何かあったのだろうか。また、10年前に会社を辞めてから今日久しぶりに会ったKくんは、何かおどおどして笑いながら後ずさりするような仕種をする按配である。偶々話をしていた先輩が彼はちょっとおかしいのではないかと囁いた。在職中は同じ職場で働いたし、海外へも何度か一緒に行って随分信頼していた。それなのに進んで挨拶や会話もしようとしない。一見して「おかしい人」のようには見えない。だが、顔を合わせるとそむけるわけでもなく、ニコニコしている。私より6歳若いはずだから、認知症ではないと思いたいが、ひょっとするとそうなのかも知れない。昔の仕事仲間だけに寂しい気持ちになる。

 よく考えてみると近年周囲に同じような感じの人たちが多く見られるようになってきた。これも年齢のしからしむところであろうが、わが身を振り返ってそうならないよう今は適度な心身の運動を心がけている。

 さて、今朝世界で最も歴史のあるボストン・マラソンのゴール近くで突然爆発があり、3名が亡くなり、140名以上が負傷した。走っていたランナーの中には、爆発と同時にコース上に倒れたランナーもいた。どうしてこういう馬鹿げたテロもどきの卑劣な行為をやるのだろうか。

 このゴール地点は街の中心街にあり、近くにはボストン・レッドソックスのホームグランドであるフェンウェイパークがある。1976年に初めてボストンを訪問した時、ゴール手前を数歩走ってこのゴールラインを跨いだことが懐かしい。古い街だけに市街のあちこちに歴史の跡が染み付いている。

 昨日は南北戦争のレキシントン・コンコードの戦いが始まった日で、アメリカ東部3州では4月第3月曜日を「愛国者の日」と呼んでいる。マラソンの日取りもそれを記念して開催されるようになったと仄聞している。独立戦争前に起きたボストン茶会事件があったのもこの街である。ボストン港から道路上に示されたルートを辿っていくと、いつの間にか歩いてボストン市内観光ができるような仕掛けになっている。現役時代にそのアイディアをヒントに、後年外人向箱根パック商品「ODAKYU EXPRESS」を企画し、苦難の末商品化したことが思い出されてくる。

 昨4月15日、金日成の誕生日「太陽節」には何も起きなかったが、相変わらず北朝鮮の無法な恫喝が朝鮮半島を緊張させている。まかり間違っても戦火が起こるようなことがあって欲しくない。

2013年4月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2163.2013年4月15日(月) 30年前の出来事とその2年後の思い出

 俗に「十年一昔」とか、「一世代三十年」と言われるが、今日東京ディズニーランドが開業30年を迎えた。たかが、一遊園地がよくぞここまで繁栄続けられたものだとその弛むことなき企画力と営業力に脱帽である。昨日の各新聞には大きな全面カラー広告を出して新たな仕掛けをPRしていた。

 ディズニーランドと言えば本家本元のカリフォルニア州アナハイムに初めて行った時に、これは結構面白いと思ったが、これとほぼ同じ規模にして日本で営業しても、日本人の文化や嗜好に合うかどうか懐疑的だった。しかも計画自体が当時浦安沖埋め立て空き地跡を利用するというひょうたんから駒のような苦肉のアイディアと、スポンサー企業が三井銀行と赤字続きの京成電鉄だったことも、失礼を承知のうえで敢えて言えば赤字企業を予測させるものだった。

 それが、今までの入場者数は5億6千万人に上るというから、日本人が一人当たり4回以上足を運んでいる勘定になる。私はまだ2回しか訪れていない。他には類のないほどの成功例であり、このすごい人気は今後どこまで伸びるのか空恐ろしいほどである。スケールは比較にならないが、この種の似たような施設は各地に山ほどあるが、これほど成功したエンターテイメントはない。

 わが家でも初めて家族揃って出かけたのは、開業前の内覧会に義父の慶應幼稚舎時代の親友だった、首藤・初代東京ディズニーランド社長から招待券をいただいた幸運からである。聞けば今では、若者のデート・スポットにも利用され、最近では老若男女を問わず幅広い年代層がゲートを潜るそうだ。中には子どもから還暦記念に入場券をプレゼントされたという老夫婦もいた。

 俗っぽい表現で「継続は力なり」とよく言われるが、この東京ディズニーランドの30年はいろいろな意味で評価される年月ではないだろうか。

 時代とともに好みは変わる。この先東京ディズニーランドがどれだけ一時の幸せ気分を入園者に抱かせ、このまま入園者の期待に応えて、長く現在の成長トレンドを歩んでいくことができるか、見守りたいと思う。

 さて、30年前の東京ディズニーランド開業から、その2年後を思い出させるエッセイが今日の日経夕刊に掲載されていた。日産自動車の志賀俊之CEOが「サッチャー元首相と英国工場」と題したエッセイを日経に寄稿している。日産サンダーランド工場設立に先日亡くなられた元首相が尽くされた努力に対して感謝の気持ちを綴っている。サッチャー元首相が今も国内で高く評価されている国営企業の民営化への移行の折、日産工場をイギリスへ招致し日産海外基幹工場として根付かせた功績を称えているのだ。

 実は1985年9月文部省教員海外長期派遣団でこのサンダーランド(Sunderland)の北方15㎞にあるサウスシールズ(South Shields)で学校、教育施設を訪問したことがある。私たちはサウスシールズ市で女性市長主催の歓迎パーティに招待された。その折市長は日本人の優秀性を持ち上げ、日産の工場進出を雇用面の効果の点で高く期待し、日本とイギリスの友好関係が長く続くことを願っているとご機嫌で歓迎挨拶をされたことが強く印象に残っている。サッチャー首相ご臨席の下に日産サンダーランド工場が開所式を迎えたのは、私たちのサウスシールズ訪問からちょうど1年後の1986年9月のことである。

 これは偶々すべてが上手く行き、日産工場進出万歳、イギリス病解決、サンダーランドで雇用創出など成果を上げる結果となった。すべてこうなれば言うことなしだが・・・。

 すでに「一世代三十年」も昔のことになってしまったが、時折自分がトレースして思い出の残る時や場所が、歴史の舞台で演じられる「日本の海外成功プロジェクト」と結び付けられるのは、何とも言えず小気味いいものである。

2013年4月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2162.2013年4月14日(日) アウン・サン・スー・チーさん27年ぶりの来日

 昨日ビルマ(ミヤンマー)から国民民主連盟(NLD)党首・アウンサンスーチー女史が来日した。早速在日ビルマ人の集会に出席し講演した。2015年までに現行の憲法を改正したいと述べ、日本にいるビルマ人に日本で学んでビルマの国づくりに協力して欲しいと訴えた。出席者は顔を綻ばせて感激していた。だが、スーチーさんが現在置かれた立場と今後進むべき道は、依然に比べて極めて厳しくなったと言わざるを得ない。

 スーチーさんの今回の来日は27年ぶりで要人の滞在にしては1週間とやや長い。ビルマにおける日本企業進出に対する日本政府の期待による招待であるが、最近国際社会ではスーチーさんは政治家としては期待外れとの厳しい評価も出てきて、その行動が鼎の軽重を問われている。

 これまでビルマ独立の父、アウンサン将軍の娘として、また軍政への不屈の抵抗によって国民的人気を保ち、自由と民主体制の象徴的シンボルと見られていたスーチーさんであるが、昨年7月に国会議員に当選して以来国際社会とビルマ国内からも彼女の言動に対する失望の声が聞かれるようになった。それは15年間に及ぶ軟禁生活で外界から遮断されていた不幸な事情はあるにせよ、現実を知らなさ過ぎて政治家としての資質に欠けるという厳しいものである。

 かつて、毎年のようにビルマを訪れていた頃に度々聞いた話がある。バングラデッシュとの国境アラカン山脈に居住するロヒンギャ族は現在も無国籍者であるが、それでも当時はビルマ国民のマジョリテイを占めるビルマ族のビルマ政府とうまく共存していた。それが最近ビルマ政府の弾圧により被害を受けているらしい。もうひとつの少数民族カチン族にしても、ビルマ政府軍と停戦状態にあったが、最近政府軍の攻撃により北部カチン独立軍が厳しい状況に置かれているという。これら少数民族問題についてスーチーさんがほとんどコメントしないため、あまりにも民族問題について無知だというのである。

 少しずつではあるが民主化路線を歩き出したビルマは、アジアに残された唯一の未開の大市場という魅力があり、各国政府がアプローチを試みているが、最近まで中国を除いて思うようには行っていない。そのせいでビルマの様子が是々非々を取り混ぜメディアを通して伝えられるようになった。

 購読している月刊誌「選択」も、スーチーさんに対する評価が下落していることを大きく取り上げている。「政治家としては『役立たず』か―色褪せるアウンサンスーチー」(2012年11月号)、「季節外れの『スーチーフィーバー』―来日を食い物にする愚」(2013年4月号)と容赦もなく手厳しい。いずれも2頁いっぱいにかなり詳細に書かれている。

 あれほど人格者として、また民主化運動のリーダーとして信頼を集めていたスーチーさんがまだ数は少ないとは言え、支持者が減っているのは政治家としての資質や、実績、公約などのアピールが不十分だからでもあり、ブレーンに人材を得ていないとの印象を受ける。もちろん彼女の政治家としての経歴に傷をつけないよう、彼女自身も自覚する必要があると思う。それには少数民族問題から逃げることなく真正面から向き合い、ビルマ全体の民主化の問題として解決する覚悟を固める必要がある。

 いずれにしろ、結論を急いでは元も子も失くしてしまう。堅実に政権政党への準備を進め、その暁には成果が挙げられるようあらゆる体制を整えるべきである。NLDもスーチーさん人気だけに頼らず、政党としてきちんと基盤を整備する必要があるのではないか。

2013年4月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2161.2013年4月13日(土) 「鎌倉学会」の設立と参画

 小中陽太郎さんが淑徳大学公開講座で講義をされるので、池袋のサテライト・キャンパスへ聴講に出かけた。3月に江戸東京博物館で伺った平賀源内の話を5回に分けて話されることになっている。今日は第1回として著書「翔べよ 源内」のさわりを面白おかしく話された。逸材平賀源内は生い立ちから性癖に至るまで、源内自身が有能にして才気煥発だったが故に、やや道を誤ったのではないかと惜しまれる人生を送った。確かにその傑物的生き方は興味深い。次週は出席できないが、話が佳境に入って来ると益々面白くなりそうな予感がする。楽しみにしたい。

 今日は東横線から東京メトロ副都心線への乗り入れに乗じて、初めて乗り換えなしで池袋へ行った。直通で自由が丘から池袋まで行けるのは確かに便利である。問題は駅構内も変わっているので、地下の池袋駅構内で自分の居場所がよく分らないことである。副都心線池袋駅でも改札口を出てから方向が分り難かった。だが、渋谷駅で乗り換えをしない利用者にとっては利便性が向上したことは間違いない。取り敢えず、利用者サイドとしては、この乗り入れは渋谷駅の分り難さと不便さを別にすれば、効果は上がっているのではないかと思われる。 

 さて、昨日元鎌倉市長の竹内謙氏からメールで、市民自治の実践を鎌倉学として創成することを目的に「鎌倉学会」を設立するので計画に賛同し参画して欲しいと連絡があった。あまり期待されても困るし、毎月1回の会合出席やら、いろいろな企画立案にアイディアを出せるか、自信もないうえに「学会」なんてものは「英才、俊才」の集まりで、それこそアカデミックに専門分野を持っている大学教授のようなインテリが関わるものではないかと、幾分不躾な質問を送り、気持ちとしては入会すべきかどうか思案中であると付け加えた。するとすぐさま、「鎌倉学会」は英才や俊才の学会ではないと彼の信念と考え方を伝えてきた。さらに「東大に象徴される英才、俊才から脱しない限り、日本の明日はありません」とまで持論を述べている。そのうえ「大衆こそが叡智であり、今こそ発想の転換が求められており、誰かがやらなければならない」と悲壮な決意を強く感じた。

 竹内氏は私がキャプテンだった高校ラグビー部キャプテンだった3年生時の1年生部員で、当選した2度の鎌倉市長選でも少しお手伝いしたことがある。その後都内麹町に「インターネット新聞社」を立ち上げ、一時は景気も良く契約者数を讀賣新聞を抜いて日本一にしてみせると自信満々だったが、不況をもろに被り広告収入が激減し、涙を呑んで先年会社を畳んだ。捲土重来を期していた時に、彼自身の新しい突破口としてこのような発想が生まれたのではないかと勝手に想像している。

 私も彼の男気に喝采し、協力したいと考え、最終的に入会することを承諾する旨メール送信した。

 ところで、今朝5時半ごろ淡路島を中心に西日本で大きな地震があった。震源は18年前の関西・淡路大震災の震源地とそれほど離れていない。マグニチュード6.3だというから相当大きな地震である。幸い犠牲者は1人もいなかった。だが、余震も予想されているので、油断がならない。稼動中の大飯原発を含む原発施設でのトラブルは現時点では報告されていないが、突然このような大きな地震が発生することを改めて考えると原発再稼動についてとても賛成する気にはなれない。原発関係者、特に原発稼動賛同者はこの地震を知ってどう思っているだろうか。

2013年4月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2160.2013年4月12日(金) 村上春樹の新作品、果たして評判はどうか。

 昨日に引き続き今日も妻に付き添い田端の東京女子医科大学東医療センターへ術後の状態を診てもらいに出かけた。妻は顔面右半分の大きな包帯を取ってもらったので、昨日に比べて少しは見られる顔に戻った。外見上も以前のように上瞼が下がっている様子は見られず、その分左目と同じ大きさになったような気がする。妻も視界が広くなり目に入る光景も明るくなったと喜んでいるから具合は良いのだろう。ただ、右目の周囲に傷跡が残っているので、これからそれをどうやって繕うかを考える必要があるかも知れない。まあ最近の医療技術では何とかうまく誤魔化してくれるのではないかと期待している。この後18日に抜糸するそうだから、それまではあまり動き回らない方が良いのだろう。

 昼食のために立ち寄ったJR田端駅ビル内に大きな‘TSUTAYA’書店があった。店頭に今朝0時を期して発売された村上春樹の話題作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」という意味のよく分らないタイトルの著書が、堆く平積みされている様子が目に入った。村上ファンにはこういうカリスマ的なタイトルとか、ストーリーが受けるようだ。同時に10回読んでもよく分からないという愛読者もいるから面白い。実際村上自身が、「『1Q84』がいわばジェットコースター的な物語だったので、それとは少し違うものを書いてみたいという気持ちがありました。それがどんなものなのか、書いてみないとわからなかったけど」と語っている。実際村上は何を意図してこの小説を書いたのかどうもぴんと来ない。今まで村上春樹の作品は読んだことがなかったが、「1Q84年」以来3年ぶりの新刊で話題を呼びそうだし、今年こそノーベル文学賞が期待されている作家でもあるので急に読んでみたくなり、買い求めた次第である。

 昨晩から多くの書店では若者を中心に大勢の村上ファンが列を連ねて発売を待っていたようだ。出版元の文藝春秋社では、初版にしては異例の50万部を印刷して販売に備えていたというから驚きである。因みに同書の後付を見てみると発行日が3日後の4月15日になっていた。

 興味本位で買い求めた今年の芥川賞作品の黒田夏子著「abさんご」も書斎の本棚に置いたままでまだ読んでいない。これも縦書きあり横書きあり、前から読むか後ろから読むか、どこから読み始めたら良いのかよく分らない。少々変わった手法の作品である。著者とは早大の同級生だった下重暁子さんから度々伺っていたが、75歳の芥川賞史上最高齢者が受賞したと話題になった作品である。だが、読書というのは知的好奇心だから、読みたいと好奇心を呼ぶものでなければ、いかに作品として優れていてもあまり意味がないと思う。読みもしないうちから屁理屈を言って笑われそうだが、折角手に入れた話題作品なので、この2冊も早いうちに読了して、その後に読後感を書いてみようと思う。

 さて、今日も北朝鮮の好戦的な姿勢は変わらない。諸外国の忠告や説得には一切聞く耳を持とうとしない。ウォーキングの帰りに立ち寄ったコンビニで立ち読みした夕刊紙「夕刊フジ」「日刊ゲンダイ」のトップ記事に、金正恩総書記の強気の原因として「地位に怯える」とか、「軍内部にクーデター」と穏やかならぬ表現が見られた。金正恩が就任してから1年が経過した今、トップとしての地位はまだ極めて不安定で軍内部の強硬派に押され、内部にはクーデターの噂も流れる有様である。金正恩としては何とか信頼を得られるリーダーシップを取りたいと必死に足掻いている結果が、この対外的な強気な姿勢に反映されていると断じている。当らずとも遠からずだと思う。

2013年4月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2159.2013年4月11日(木) 妻、眼瞼下垂の手術はまずまずの経過

 妻が右目の瞼が下がってくる眼瞼下垂の手術を受けるので、病院まで付き添って行った。かかりつけの近所の眼科医から紹介されて今まで待ちに待っていたが、漸く手術の日を迎えることができた。ちょっと遠方なので不便であるが、それも仕方があるまい。JR田端駅からタクシーで狭い路地を縫うように走り、東京女子医科大学東医療センターへ予約時間の午後3時前にやって来た。病院は随分人家が建て込んで密集した住宅地帯にあり、駅からのルートがちょっと分り難い。まず地図に頼って行ったところで、中々辿り着けないのではないか。

 妻の手術は1時間程度で終わったが、右目全体を包帯で大きく覆っていてちょっと見難そうだ。この自分の醜い顔面を鏡で見て電車に乗るのを嫌がるので、久しぶりに高額のタクシー代金を支払って車でご帰還となった。

 夕食は近所のコンビニで弁当を買ってきたが、口の辺りまで絆創膏を貼られて口を大きく開けられず、食べ難いと言っていた。格別体調が悪いようでもないので、まずは一安心である。

 さて、この数日緊張感が高まってきた北朝鮮による挑発行為は、日米韓が警戒網を敷いていたが、今日のところ格別な動きはなかった。ただ、北朝鮮が強気の言動を取り止めたというわけではなく、関係の周辺国は引き続き警戒を緩めていない。今日は金正恩・総書記が国のトップの座に就任してちょうど1年になる。これまでの例から推察すると総書記誕生日とか、就任日、或いは国の記念日には何がしか世界を驚かすような大きなことをやっていたので、今日も何か動きがあるのではないかと注目されていたが、幸い何ごともなかった。

 アメリカのある高官は、祖父・金日成や父・金正日はことを起こすにしても、幕引きとか落しどころを意識して発言していたが、今の金正恩・総書記にはそういう考えはことさらないようで、それが気になると言っていた。確かに今の北朝鮮の動きを見ていると何をやるのか分らず不気味であり、今後金日成・国家主席生誕101周年に当る今月15日までの間は予断を許さない。

2013年4月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2158.2013年4月10日(水) マイクロソフト社の顧客を嘗めきったモラル

 昨日突然日本マイクロソフト(MS)社が、パソコンの基本ソフト(OS)である‘Windows XP’のサポートサービスを残り1年で打ち切ると一方的に発表した。サービス終了後は、仮にウィルス侵入などのセキュリティ上の問題が発生してもMS社は解決の手を差し伸べず、ユーザーは当然問題を解決できず途方に暮れるという。これはMS社の傲慢にして、非情なる顧客突き放しポリシーの決行である。同社が‘Windows XP’以降開発した新ソフト‘VISTA’、‘Windows 7’、及び‘Windows 8’の販売拡張を視野に、明らかに‘Windows XP’からの買い替えを狙ったものである。

 ところが、‘Windows 7’はともかく、現状は‘VISTA’と‘Windows 8’の売れ行きはそれほど芳しくなく、その中で現在の‘Windows XP’ユーザーから‘Windows 7’、及び‘Windows 8’へ買い換えてもらう謀略を凝らし、思い切って顧客をコケにする荒療治に乗り出したものである。

 現時点で‘Windows XP’のユーザーは全‘Windows’ OSの利用者のうち、法人で40.3%、個人で27.7%を占めている。台数にして何と2580万台強に上る。これだけ多くの顧客から市場で自社の商品を選んでもらい購入してもらいながら、その大切な顧客に対して感謝の気持ちがないばかりか、後足で蹴って砂をかけるような冷酷無比な仕打ちである。商品を販売する企業の風上にも置けないやり方ではないか。

 MS社は自社の新たな商品を買ってもらいたいためだけに、大切な自社商品の愛用者である顧客の気持ちを蔑ろにして、一方的に自社の論理と私利私欲を押し付けているのだ。長年の顧客に対して気に入らないなら自分で解決策を考えろと、突き放したような商業道徳に欠ける無礼な商業主義には呆れ果てて開いた口が塞がらない。これだけ大勢の顧客を弄び愚弄した会社がこれまであっただろうか。こんな商業道徳に欠けるMS社は、消費社会の場からとっとと消え去るべきでレッドマークを突きつけてやりたい。

 これがアメリカ流マネージメントの流儀なのか。今朝小中陽太郎さんと電話で話していて小中さんもこれがアメリカのビジネスなんだと言い、お互いに妙に納得したところである。

 実は、私用のヒューレット・パッカード社製パワーポイントについても、一昨年同じようなことがあった。部品購入について同社日本支社に照会したところ、同部品は生産を中止したので、どうしても必要なら新しい機種を購入して欲しいと、この時も電話録音による愛情の欠けた回答だった。その時藁をも掴もうとする顧客の気持ちなぞ一切考慮しないのが、アメリカ流なのかとつくづく思い知らされた。

 これに似たケースは、日本製品にも見られるようになった。1つの典型はパソコン用プリンターである。原価の高い商品になったので、販売し難くなり販売価格を下げてその代わりにインク代を高く設定し、利用者に交換インクを頻繁に、かつ高く買ってもらってプリンターの原価割れをカヴァーするという苦肉のビジネス・モデルに特化したようだ。顧客の利便とか経済性なんて構ってなんかいないのだ。自分たちの都合で何でもありの商業社会になってしまった。確かにどうしてインクがこんなに高いのかと思っているが、原因はこのビジネス・モデルにあったのだ。

 近頃は商業道徳も影を潜め、ただ売れれば良いとのあるまじきコマーシャリズムがのさばっている。

 私自身現在2台のパソコンを併用して利用しているが、1台は‘Windows 97’から乗り換えた‘Windows XP’であり、もう1台は‘Windows 7’である。いずれにせよ、前者は向こう1年間に‘Windows 7’か、あまり売れていないらしい‘Windows 8’に買い換えるか、或いは思い切ってアップル社のタブレット‘iPad’に変更するか、これから時間をかけてじっくり考える必要がある。

 それにしてもこんなに消費者を馬鹿にし、多大なロスを生じさせるビジネスを現状のまま放置しておいても良いものだろうか。消費者庁でも見て見ぬフリをせず、真剣に問題を捉えて、それなりの消費者保護対策を打ち出して欲しいものである。

2013年4月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2157.2013年4月9日(火) アジアのチャリティバザーに参加

 「第37回アジアの祭典 チャリティバザー」が赤坂の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」で開かれた。ミクロネシア連邦大使館から案内をいただき、予め妻と出かけるつもりでいたが、今朝になって妻の体調が優れないということから私ひとりで出かけた。近日出かけるトラック島(現チューク島)のミクロネシア連邦がバザーのブースを出すということと、ビルマの民族舞踊を鑑賞できるということ、そして26カ国が協力するイベントがどんなものか興味があって会場へ向かった。全日空ホテルの宴会場はそれなりの広さであるが、地下の2つの宴会場を使用してなお人で溢れかえっていた。その内8割近くが女性だった。それは各国大使館の大使夫人のお声がかりで開催されており、今年のバザー委員長がインドネシア大使夫人だったし、すべてが女性を中心に進められており、壇上には常陸宮華子妃殿下、インドネシア、ビルマ各大使夫人ら中々華やかなステージだった。

 バザー会場では各国の民芸品、女性用ドレスや衣類、食品などを大分廉く販売していて、訪れた女性にはとりわけ人気が高かったようだ。

 インドネシアとビルマの民族舞踊も現地で観て以来久しぶりだった。フリッツ・ミクロネシア大使にお会いできればトラック島における消防車の引渡し式についてお聞きしようかと思っていたが、会場に来られなかった。会場を後にしようと思っていたところ、ロビーでゼミの利光國夫先輩の奥様に突然声をかけられたのには驚いた。ご友人のお誘いで来られたと仰っていた。

 今日の売り上げ収益はすべて参加国の福祉、教育支援、災害援助のために使われるということで、一見華やかではあるが、37年間途切れることなく地道に続けられてきたイベントである。

 それにしても先日来何度か問い合わせているトラック島への消防車引渡し式の日時について、藤沢の相澤土地㈱社長から一向に返事がないので、明日電話で聞いてまだ決まっていないようなら消防車の件は別にして、私自身の都合で現地トラック島へ出かけようかとも考えている。執筆原稿仕上がりの日時を逆算すると、そろそろ出かける決断をしないと予定が大分遅れることになる。

 さて、今日も北朝鮮からのアナウンスメントは挑戦的だった。韓国国内にいる外国人は、観光客も含めて身の安全のため、できるだけ早く韓国から離れるようにと危機を煽るようなテレビ放送だった。5日には首都平城(ピョンヤン)にいる各国大使館に10日以降外交官を含む全外国人に北朝鮮からの退去を求めたばかりである。北朝鮮の挑戦的発言に神経を尖らせている米韓軍はイージス艦5隻を出動させた。日本国内でも海上自衛隊のイージス艦2隻を日本海に、地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)を防衛省敷地内に配備した。いよいよ戦火前の赤信号である。韓国政府の発表では、早ければ明日10日にもミサイルを発射するのではないかという。北朝鮮の真の狙いと思惑は今になっても分らない。しばらくの間緊張を強いられる。

2013年4月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2156.2013年4月8日(月) 北朝鮮の危険な挑発がエスカレート

 北朝鮮の破れかぶれの暴発が心配である。金正恩総書記の未熟な指導により、北朝鮮の国際社会との対決姿勢は留まるところを知らずエスカレートするばかりである。

 今日南北朝鮮協同による開城工業地区事業の中止を北朝鮮が一方的に通告した。自分で自分の首を絞めるような愚かな行為である。

 昨年長距離核弾道ミサイルの発射に成功してから、強気の姿勢が益々嵩じてアメリカや韓国に対して臨戦態勢にあるとぶち上げた。特に最近になってその挑発姿勢は一層激化し、核開発を再開すると公表したり、朝鮮戦争の停戦合意はキャンセルとか、長距離ミサイルはアメリカ国内も照準に入っていると言いたい放題で、さらにこっそり東海岸へ弾道ミサイル施設を運び、着々と発射の準備を進めている模様である。

 昨日日本政府が北朝鮮の弾道ミサイル発射に備えて破壊措置命令を出したことを受けて、今日北朝鮮の労働党機関紙は「日本はすでにわれわれの革命武力の標的に入っており、戦争の火花が散れば日本も無事ではない」と警告した。13日に期限切れとなる対北朝鮮制裁の2年間延長を日本政府が決めたこととも併せ、その不満と鬱憤を撒き散らしている。最近では北朝鮮の支援国家だった中国も些か愛想が尽きたようなコメントを述べて不快感を露にしている。

 最早北朝鮮を相手にする国は地球上になくなったようである。それでも労働党首脳部ら国の上層部は貧しい国民に救いの手を伸べるようなことはせず、自分たちの面子とプライドだけで国政を弄り回している。テレビ報道を観ていても、金正恩は周囲の軍人や労働党指導部が練り上げたシナリオに乗って口をパクパク開いて音声を発しているだけの操り人形と化している。哀れなものである。自分の意思に関わりなく、党指導者の意向をリモート・コントロールによって拡声器のように喋らされているだけに過ぎない。金正恩の繰り返す愚かな言動より、彼の背後に控える労働党のピントのずれた世間知らずの思考回路こそが問題である。

 韓国の大統領府報道官は、10日前後にも北朝鮮がミサイル発射を行う可能性を示唆した。益々神経がぴりぴりしている。この緊張状態を受けてアメリカ国防総省は、北朝鮮の予想以上の反発で緊張が高まったため状況を見極めるとして、今週予定していた大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を延期すると発表した。

 こうなると世界の孤児、世界の憎まれっ子である北朝鮮にはつける薬がない。最早コントロールが利かなくなっている。

 さて、今夜イギリスのマーガレット・サッチャー元首相が脳卒中で亡くなったとのニュースが入ってきた。享年87歳である。「鉄の女」として強気なリーダーシップにより国営企業を民間に移したり、赤字財政を立て直した功績が思い出される。11年以上も首相の座にあったが、個人的には1982年文部省教員海外派遣団のお供でイギリス・マンチェスターに滞在中フォークランド島紛争が勃発し、戦死したイギリス兵の母親が息子の死を嘆き悲しむ光景が毎晩テレビで映されていたことに胸が痛み特別印象に残っている。現代国際政治の舞台で強い存在感とリーダーシップを植えつけた政治家の1人だった。

 ところで兜町の景気は上がりっ放しで、今日の日経平均株価は先週末に比べて352円値上がりして、4年7ヶ月ぶりに1万3千円台にまで跳ね上がった。円安も昂進し一時99円台を記録した。このままだと日本経済はこの先どういうトレンドを描くことになるのだろうか。

2013年4月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2155.2013年4月7日(日) 爆弾低気圧に日本中が振り回される。

 数日前小中陽太郎さんから4月と5月に淑徳大学池袋サテライトで平賀源内について5回の講座を持つが、受講者が少ないので参加して欲しいとメールが送られてきた。

 先月江戸東京博物館で話した内容を5回に分けて小中流解説をするというから楽しみではある。昨秋「翔べよ 源内」を出版されたが、読む前は堅い話ばかりかと思っていたが、結構面白く奇才源内をあますところなく紹介していると思う。江戸東京博物館での話も聞き応えがあった。送られてきたチラシを拝見すると源内について「源内戯作と狂歌連」「江戸のマイスター・ジンガー」「非常の人」等々と書かれているが、源内が思いも寄らぬ天才だけにその人物像は分り難いが、興味をそそることは間違いない。近くトラック島へ行かなければならないので、5回のうち何回出席できるか分からないが、新しい話を聞けることを楽しみに期待したい。

 昨日から今日にかけて日本中を襲った爆弾低気圧のせいで、全国的に雨と強風に見舞われている。雨が降ったかと思うと青空が見え、しばらくすると突風が吹くという有様である。直接の因果関係はないのだろうが、プロ野球ではホームランが乱れ飛んだ。妻が夕食の買い物ができないと言うので、それでは外食しようとよく利用する玉川高島屋内のイタリアン・レストラン‘FARM HOUSE’へ出かけた。ここはすべての食べ物が案外リーズナブルで食べられるうえに、味の方も結構いける。そのせいだろうか、毎度そこそこの客の入りである。夕食の時間帯に車で来ると駐車場料金がフリーになるので使いやすいこともあるし、駐車料金がタダというのは助かる。

 ふっと隣のテーブルを見たら、タレントの恵俊彰が夫人と3人の子と一緒に食事をしている。この近くに住んでいるのだろうか、彼とは以前にもこのデパート内で顔を合わせたことがある。タレントらしからぬ意外な一面を見せていた。随分子煩悩なところがあって、上の男の子とはじゃれあっているようなところは何とも微笑ましかった。時折恵がキャスターを務めているTBSのエンタメ番組「ひるおび!」を観るが、この番組では漫才コンビのツッコミ役であるにも拘わらず、画面からはふざけたような印象はあまり受けない。帰り際に妻が恵に赤ちゃんについて尋ねたところ、生後3ヶ月ということだった。それにしても今日はちょっとミーハーぽかったかなぁ。

2013年4月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com