1732.2012年2月9日(木) 復興庁はしっかり復興支援をやってくれるだろうか。

 国外ではギリシャへの金融支援問題とシリア国内の反体制派弾圧問題が世界中の耳目を集めているが、国内的には沖縄の米軍再編、それに絡めた米海兵隊の国外移転とTPP加盟、原発再稼動が話題を集めている。

 そんな中で明日震災地の復興を支援する官庁、復興庁が漸くスタートする。すでに震災から1年近く経って漸く被災者へ国の支援が組織として機能することになるわけである。それにしてもあまりにも遅いのではないか。昨年6月に復興庁の設置が決まったが、いつもながら政局に時間を費やして設置のための法律が国会を通過したのが昨年末の12月で、復興庁自体はやっと緒についたところだ。そのせいか新聞では今日の朝刊、夕刊とも復興庁の発足についてまったく触れられていない。僅かに夜のテレビニュースで知る程度である。従って復興庁の業務というのがどういうものか知らされていない。普通は「庁」なら当然トップは長官であるが、この復興庁だけは復興担当大臣を務めていた平野達男氏が就任し復興大臣となった。復興庁はどうやら議事録をまったく残さないことでその名を高めた、震災復興対策本部を母体に発展的に権限のある省庁に格上げしたわけである。そこで働く役人にどれだけ魂が篭っているかが問われる。しかし、国民によく分からない役所、業務内容では果たして広く国民に理解してもらえるだろうか。

 さて、今日で東京の新名所・東京スカイツリーの開業まであと100日になったということから、ニュースで大きく取り上げられている。周辺地域の商店街ではあの手この手で地域の活性化を考えているようだ。ツリーの主たる施工主、東武鉄道の如きは、なりふり構わず乗客呼び込み策として地域住民に親しまれた駅名まで変えるようだ。伊勢崎線をスカイツリーラインとするのを始めとして、伝統のある「業平橋」駅を陳腐な「スカイツリー」駅にして伝統とはおさらばするようだ。テレビ朝日の「報道ステーション」の女性アナが、せっかくの伝統ある名前をわざわざ英語名にする必要はないと思うと遠慮がちに述べていたが、古館キャスターも相槌を打っていた。その通りである。どうして伝統を捨ててまでして横文字にする必要があるのだろうか。まったく理解できない。業平橋と言えば、江戸時代以来多くの文献にその名が出てくる由緒ある名前である。東武という企業はよほど文化に関心が薄いと思われて損だし、業平橋を捨てるのはいかにももったいないと思う。いくら乗客誘致策とは言え、あまりにも安易で不見識な東武鉄道の広報活動に会社の姿勢とそのセンスに首を傾げざるを得ない。

 東京スカイツリーの開業まであと「100」日とはまったく関係ないが、今日は昭和の大横綱双葉山の「100」歳の誕生日である。

2012年2月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1731.2012年2月8日(水) 不況で日本の産業構造は変わったか。

 米英に続き、仏伊もシリア駐在大使の召還を決定した。そして否決されたシリアの国連決議の原案を練り上げたペルシャ湾岸産油国6カ国のアラブ連盟諸国もシリア駐在大使を召還し、6カ国の駐在シリア人大使にそれぞれ国外退去を求めた。国連決議拒否権を行使したロシアはラブロフ外相がシリアを訪れ、アサド大統領に暴力の即時停止を求めた。だが、依然としてシリア政府軍の反政府軍への弾圧は一向に衰える様子もなく、犠牲者が生まれている。中ロ両国の思惑と説得如何に拘わらず、アサド大統領に変化と譲歩の気持ちが見られない以上、国連決議案に近い制裁を課さない限り事態は収まりそうもない。

 各企業の今期業績決算予想がかなり発表されているが、それを見てみると日本の産業地図が塗り変わったのではないかと思う。今朝の日経紙によると今期上場企業の内、予想純利益が大きい企業ベスト10に製造業が大分落ち、代わって顔を出したのは非製造業である。また、中心が輸出産業から内需関連企業へ代わった。

 例えば、10社の中にIT企業が4社、総合商社が4社入り、大分様子が変わった。残り2社は製造業の日産とホンダの2自動車産業であり、日本の産業構造が大きく変わったのではないかと思う。極端に言えば、汗水たらして働くイメージが消え、頭と知恵を巡らせて外の臨場感とは無縁に室内でひたすらパソコンを駆使している孤立した姿が浮かんでくる。これはこれで悪いということではないが、今の教育のシステムと本質の何たるかを想像させる。

 丁度1週間前に有名中学の受験と合格発表の様子をテレビでドキュメント風に報道していたが、名門中学合格者の質問に対する応え方が、何とも大人びて世慣れている印象を受けた。受験勉強ばかりやっていたが、大人の質問には妙にそつがないのだ。これは密閉された屋内でひとつの目的を目指した結果ではないかと思い、こういう成績が優秀で、外の世界とは馴染まず妙に大人びた子供たちが将来高級官僚になった場合の恐ろしさを予感した。

 実は、例は良くないかもしれないが、日本産業の外から内への変換は根源では似ていると感じたが、穿った見方だろうか。

 さて、今日は鎌倉プリンスホテルで、鎌倉に住む弟夫婦、鵠沼に住む妹夫婦と妻を交えて久しぶりに食事をして思う存分話をすることができた。食後弟の家を訪ねたが、序に近くに新築なった話題の豪邸を拝見した。金に糸目をつけない美術館風の派手な和洋折衷の邸宅である「御法川法男」という表札が架けてあった。何と売れっ子タレント「みのもんた」邸である。驚くやら、呆れるやら、あるところにはあるものだ。

 妹の娘、東京学芸大学を卒業した姪が福島県相馬市でボランティアとして活動しながら、「そうま・かえる新聞」の創刊に携わりデザインと画を書いて活躍し、現在仕事でラスベガスに出かけていると聞いて頼もしく感じた。持てる才能があるならそれを発揮して、精一杯頑張ってほしいと思う。

2012年2月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1730.2012年2月7日(火) 海外ではシリア、国内では防衛省の対応が気になる。

 シリアの治安が大分騒がしくなってきた。国連決議案が否決されてからシリア政府軍の反体制デモに対する鎮圧作戦で犠牲者が、僅か2日の間に110人を超えたという。反体制派が抑えていた都市の中でも、政府軍の奪還作戦により激しい攻防戦が行われ、反体制派が排除されている模様だ。在シリアのアメリカ大使館とイギリス大使館は大使館閉鎖を決め、大使と職員の帰国を決めた。国際社会では、もはや打つ手なしの失望感が漂っている。

 一方、安保理で拒否権を行使した中国、及びロシア大使館に対しては、群集が押しかけ抗議している。フランスのサルコジ大統領は、ロシア政府に対して拒否権行使の納得できる説明を求めている。もし、このまま事態が悪化して、更に多数の犠牲者が出た場合、中ロ両国は拒否権行使により最悪の地獄図絵をもたらした結果責任をどう説明するのだろうか。

 さて、先日沖縄駐留米海兵隊18000人の内、普天間基地から辺野古への移転とセットで8千人をグアムに移転する予定が、突如4700人だけをグアムに移転させる案が発表され、なぜだろうか不思議に思い首を捻っていたところ、やはりその裏に禁じ手があった。何と残る3300人の内1300人を山口県岩国基地へ移転させる計画が明らかになった。岩国市ではまったく与り知らぬ情報に振り回されている。防衛計画には秘密性があるとは言え、関係者がまったく予想もできないことを日米外務、防衛当局はやってくれるものだ。ましてや岩国には厚木基地から何千人規模の海軍がやって来る。明日ワシントンで日米防衛交渉が行われるようだが、アメリカは軍事費削減が大命題であり、日本は米軍の移転ばかりでなく、費用面でも大きな負担を負わされるような気がする。そんな中で担当の田中直紀防衛大臣の頼りない言動で、アメリカと向かい合って毅然と話し合いができるのだろうか。

2012年2月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1729.2012年2月6日(月) 登山家・芳野満彦さんを想う。

 昨日サッカーのロンドン・オリンピック・アジア最終予選で日本はシリアと戦い2-1で敗れた。相手は前日国連安保理事会で制裁決議を免れた国である。国内の民主化デモを徹底して弾圧しているアサド大領領に対する国際的な反発が日増しに強まっている。シリア国内の治安が相当乱れているため、本来アウェー方式でシリア国内にて行われるべき国際試合だったが、シリア大都市では一触即発状態で万が一のケースを想定、憂慮した主催者のシリア・サッカー連盟が、南の隣国ヨルダンで試合を行うことを決めた。厳戒態勢で行われた試合会場には観客もまばらで、試合こそ白熱したが、国際試合五輪出場権を争う試合にしては些か寂しい試合となった。しかも、母国シリアを逃れたシリア人難民が、母国の選手はアサド大統領チームの代表選手で、真のシリア代表チームではないとして日本選手を応援する有様だった。

 とにかく政治、外交問題がスポーツの世界にまで影響を及ぼし、国内の混乱状態が隣国まで巻き込んでいる状態である。

 シリアの制裁を主とする国連決議が通らなかった事態は、むしろ問題の解決を先延ばし、かつ中ロのアサド一辺倒の姿勢を変えさせなければ解決は難しい。

 さて、今夕の日経紙の写真入り死亡記事を見て仰天した。お世話になった、登山家・芳野満彦さんが亡くなられたのである。80歳だった。3年前の2月、新宿のハイアット・リージェンシー東京で開催した拙著「停年オヤジの海外武者修行」出版記念会に、わざわざ水戸からご夫妻お揃いでご出席いただき、温かいお祝辞をいただいた。

 芳野さんは登山界では知る人ぞ知る、伝説的なアルピニストだった。5年前に小田急百貨店展示場で芳野さんの絵画展でお会いしたのが最初の出会いだった。学生時代に登山に熱中していたせいで、芳野さんはある種憧れの登山家だった。また初登頂の栄光の陰に、衝撃的な悲運にも襲われた。

 1965年8月初めて日本人としてマッターホルン北壁を登頂直後に同行者の渡部恒明さんが、アイガー北壁にトライして墜落死した。若いころに両足先を凍傷で失った不自由さを精神力と努力で克服し、偉業を成し遂げた魂の人だった。新田次郎の「栄光の岸壁」のモデルとしても知られていた。温和なお人柄で誰からも好かれていた。残された足跡は数え切れない。

 芳野さんは山岳画家としても知られている。私も3点ほど芳野さんの山岳画を所有しているが、その中でも最も気に入っているのが、やはりマッターホルンの画で自宅の居間に中川一政の画と並べて架けてある。芳野さんも一政の画が大好きで尊敬する画家と言っておられた。お歳のせいか、近頃は大分お疲れのようでもあった。あれっきりお会いすることもなくなってしまったが、とても素敵な人だった。

 拙著「停年オヤジの海外武者修行」の表紙帯に寄せていただいた、芳野さんの私にはもったいないような推薦文を紹介しておきたい。

 「とにかく面白い本だ。読み出したら止まらない。戦火のベトナムや71カ国訪問はラガーマン、山男として体力気力をつけての自信だろう。停年オヤジが旅行する際の『経験と知恵』『バランス感覚』『判断力』『社会常識』とはっきり現代の若者にない利点を、われわれ老人を代表して書いてくれている。シベリア鉄道の旅は小説を読むような感動と興奮を覚えた。とにかく面白い本だ」。

 惜しい人を喪った。お世話になった芳野さんに心からありがとう、そして安らかにお眠りくださいとお伝えしたい。芳野さんのご冥福をお祈するばかりである。  合掌

2012年2月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1728.2012年2月5日(日) 新パソコンと格闘

 先日買い換えたPCのソフトのインストールを手伝ったもらうため、ITコンサルタントの小糸さんから電話による指導を受けた。‘Team viewer’と言われる手法で、当方のパスワードを小糸さんに伝え小糸さんが自分のPCを操作すれば、彼のPCでも私のPC画像を観ることができるので、その都度指図を受けることによって作業を進めることができる。それでも今日は3時間ほどかかってしまった。今までのシステムバージョン‘Windows XP’から‘Windows Vista’を飛び越え一足飛びに‘Windows 7’にバージョンアップしたので、戸惑うことも多い。慣れないが、ともかく記憶容量が増えたので、その点では安心できる

 今日からブログもこのPCを使用して書いていくことになる。今後少しでも新PCに慣れ、完全にマスターして良いHPを作り上げていきたい。

 さて、今日入ったニュースを聞いて「まさか!」と「やはり」だった。シリアに対する制裁決議が国連安保理で否決されたのだ。反体制派弾圧を続けるシリアのアサド大統領退陣を求める国連決議が、安保理でロシアと中国の反対によって否決されたのである。当初欧米の厳しい条件に対して中ロが強く反発したために欧米が条件面で大幅に譲歩した。これにより中ロも受け入れるだろうと見られ、最悪でも棄権に回るだろうと見られていたが、両国ともこの決議案に拒否権を行使したのだ。

 昨日も軍隊によるデモ取り締まりで多数の死者を出したシリアでは、当面アサド大統領の退任はなくなった。この国連決議案が否決されたことに対して、アメリカは怒り心頭である。ライス米国連代表は「嫌悪感を感じる」とまで言っている。ロシアの拒否権発動はこれまでのロシアとシリアの蜜月関係を考えれば、ある程度分からないでもないが、中国の拒否権は国際社会ではまったく理解されないだろう。それにしてもロシアと中国の利己的な対応は今後も多くの論議を呼ぶことだろう。国際社会で孤立化の道を辿ることにならなければ良いがと願う。今後シリア国内では体制派への締め付けが益々厳しくなるだろうし、シリアの非民主化体制は当分生き延びるだろう。これ以上国内に犠牲者を生んだ場合、ロシアと中国はどう申し開きするつもりだろうか。

 沖縄のアメリカ海兵隊1万8千人のうち、8千人を沖縄から海外へ移転させる計画だった。しかし、それは普天間基地の辺野古基地移転問題とパッケージとされ、辺野古移転が膠着状態に入った現状では海兵隊員の国外移転も可能性が低くなったが、アメリカ政府がどう判断したのか、予定の8千人を4千7百人に減らして沖縄からグアムへ移転させることを決断した。日本政府の煮え切らない対応にしびれを切らしたのか。だが、これによって別の問題も浮上してきた。普天間基地の米兵減少により沖縄県民の負担軽減となったことにより、このまま永続的にアメリカ軍が駐在する可能性が高まったのだ。どうもうまくいかない。どれもこれも日本政府の決断力のなさのせいではないか。

2012年2月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1727.2012年2月4日(土) 日本経済は夜明け前、アメリカでは陽が昇る?

 不景気の影響でメーカー各社の今年度決算予想が芳しくない中で、とりわけ驚かせたのは昨日公表された家電メーカーのパナソニックである。連結純損益が何と過去最大の7800億円だというから桁が違う。これは3年前に7873億円の赤字を計上した日立製作所の決算に匹敵する過去最大規模の赤字である。超円高、ヨーロッパ危機、タイの洪水、東日本大震災等、外部要因が大きく効いているが、企業自体の経営方針が時代の空気にマッチしていなかったことが傷口を一層広げたのではないだろうか。

 世界的に不景気風が荒れ狂っている中で、最初に火を点けたアメリカ経済に多少光が見えるようだ。失業率は10%を超えていたが、1月のそれは8.3%にまで下落し約3年ぶりの低水準になった。この雇用統計の改善を受けて、昨日のニューヨーク株式市場は大きく上った。実にリーマン・ショック前の2008年5月以来、3年9ヶ月ぶりの高値を回復した。フェイスブックが上場申請した効果も表れて株価を上げたようだ。それにしてもNY株式が上昇すれば、それに引っ張られて日経平均株価も上るのがこれまでの通例だったが、超円高に足を引っ張られ日本の株式市場はどうもぱっとしない。

 日本の政治も相変わらずぴりっとしない。数日前から沖縄防衛局長の宜野湾市長選への投票を呼びかけた講話問題で、衆議院予算委員会は当事者の真部朗局長を参考人招致した。こんなはっきりした公職選挙法違反、国家公務員法違反なのに違法性はないと主張する局長の言い分に断固として言い返せない有様で処分も決められない。昨日の朝日夕刊には「更迭」とはっきり書かれていたが、そんな様子はまったくない。もたもたしている田中直紀・防衛大臣の言動に毅然とした姿勢と存在感が見られない。一体どうなっているんだ。

 さて、今日は幕張小学校のクラス新年会が錦糸町の翁寿司で開かれ、男性4人、女性7人が参加した。市川中学へ一緒に進学した高橋繁くんが毎年幹事役を務めてくれ、いろいろ手配や下準備をしてくれるので大助かりである。いつも参加される旧姓伊東洋美さんが、つい最近ご主人を亡くされて来られなかった。担任の湯浅和先生が亡くなられてから30年近くになるが、今でもやんちゃだった子ども時代に還って遠慮なく気軽に話し合えるのがいい。それでも、家族に不幸が起きたクラスメートにはどうしても暗い話題が多くなる。やはり毎日どんな形であっても元気に目的を持って前進できるのが良いと思う。4月には野田公園でお花見をやる計画もある。いつまでもこのトモダチ関係を続けられれば言うことなし、ハッピーである。

2012年2月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1726.2012年2月3日(金) 大地震の想定に戦々恐々の東京都民と国民

 4年内にM7級の直下型地震が70%の確率で起きると平田東大教授が発表してから、俄かに周辺が穏やかならざる動きになってきた。加えて最近の関東西部の地震頻発から富士山の異変が囁かれ出して首都圏周辺はどうにも気持ちが落ち着かない。先の東日本大震災により液状化で被害を蒙った浦安市内の被害者が賠償を求めて施行・販売業者を訴えた。また、直下型地震が起きた場合、130万人が避難先を失うとも言われている。そんな中で今日東京都内では、M7の巨大地震を想定した帰宅困難者の対策訓練を実施した。JR新宿、東京、池袋駅周辺では1万人が参加して、今までの帰宅を支援する方針から安全な場所に留める方針に変更してそれを模擬実践した。

 今日の「夕刊フジ」は紙面トップが「首都直下地震・高層ビルからの生還」であり、「日刊ゲンダイ」は「都が隠す東京湾大津波」をメインに「首都直下130万人地獄」を副題に取り上げている。直近の「週刊新潮」2月9日号でも特集記事「『東京直下型大地震』死中の活」を取り上げている。いよいよ世紀末になってきたかなと思うほど、ちょっとやり過ぎと思える派手な取り上げ方である。

 さて、今日朝日朝刊の新刊書の広告にびっくりさせられた。横半分の4段のスペースを使ってあまりにも不謹慎な書名を堂々と売り込んでいる。その書名とは、「最終目標は天皇の処刑」というのだから穏やかではない。著者はダライ・ラマ14世の支援者で、中国政府から追われている人物のペマ・ギャルポ氏だから、中国憎しの想いで書き下ろしたのだろうが、一外国人にわが国の象徴である天皇の行動に言及し、あまつさえ踏み込んで唾棄すべき言葉「暗殺」や「処刑」にまで言及してほしくないと不愉快な気持ちになった。どこまで真実か不明だが、機密文書を読み解いて書いたというからある程度確信があったのだろう。広告に書かれて文言はあまりにも刺激的である。

 例えば、「『日本解放工作要綱』に従い着実に進行する中国の悪辣な日本侵略」「中国『日本解放工作』の恐るべき全貌」「日本が現在保有している国力の全てを、我が党(中国共産党)の支配下に置き、我が党の世界解放戦に奉仕せしめる」とある。しかも期限付きの目標まで明示されている。第1期目標=日中国交正常化、第2期目標=日本民主連合政府の形成、第3期目標=天皇制の廃止(天皇は戦犯として処刑)と日本人民民主共和国の樹立、とある。他所の家の中のことを中国もどこまでやっているのか分らないが、中国もギャルポ氏も外交儀礼もモラルも欠いて失礼千万ではないか。出版社の飛鳥新社も本がヒットすれさえすれば良いと思っているのだろうか。言論の自由云々とは別に、これをこのままにしておいては、少々問題ではないか。今後大きな問題にならなければ良いがと思う。

2012年2月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1725.2012年2月2日(木) 沖縄防衛局と局長の大チョンボ

 直近で気になる事案が3件ある。ひとつは、真部朗・沖縄防衛局長が宜野湾市長選の市役所職員、及び親戚に投票を呼びかける講話聴講を強制した事件である。明らかに公職選挙法違反であるが、驚くのは本件はつい最近になって公になったが、沖縄防衛局ではこれまでにも同じように選挙で適切に権利を行使すべきだとして局長が訓示をしてきたという。今日30年間も沖縄防衛局に勤めていた元職員が同じような事例が過去30年間に亘って行われていたと暴露した。明らかに公職選挙法違反であるのに、どうして1人ぐらいこれはおかしいと疑問を抱く職員がいなかったのだろうか。

 あとの2つは日本国債の急落の想定と、反体制派弾圧が続くシリアに対する国連安保理シリア決議案が決まらないことである。前者は、日本の貿易赤字による先行き不安から日本国債を多く抱える日本の金融機関が危機対策を講じ始めたことである。日本経済の下落ぶりが甚だしく、先日家電メーカーのNECが多額の赤字を発表したが、シャープも12年3月期に過去最大の2900億円の純損益赤字を計上すると公表した。ソニーも連続4期赤字を計上して、ついに経営トップの交代を発表せざるを得なくなった。新社長には51歳の平井一夫副社長が昇格する。

 シリア制裁に対する国連決議は、共同提案したアラブ連盟国に同調した米、英、仏に対して、長年の友好国ロシアと中国が決議案文言からアサド大統領退陣を削除すること、他にも決議案の修正を求めている。中ロとも拒否権の行使を匂わせており、いつもと同じように決議案が通る見通しは少ない。

 さて、日本経済の地盤沈下に伴い、昨今景気の良さが謳われていた韓国経済が2年ぶりに貿易赤字に落ち込んだことが分った。やはりヨーロッパ経済の不況による影響で輸出が落ち込んだことが大きいとされている。それに合せて世界のテレビ販売に新風を吹き込んだ感のあった、韓国電機大手2社が2011年決算でいずれも純損益が悪化し、サムスン電子は減益、LG電子は赤字に転落した。意外な感じがする。正に一寸先は闇である。その中で1月のわが国の国内新車販売台数が、逆に対前年同月比で36%余りも伸びたというのは僅かな救いである。

 大地震予想、原発事故に伴う電力供給量減少、復旧がままならない災害、等々に政治家の理念のなさを考えるとお先真っ暗になる。毎日寒い日が続くが、心の中まで冷え冷えしてくる。

 日本旅行作家協会新年会が遅ればせながら、丸の内の明治生命館地下にある重厚な「センチュリーコート」で開かれた。型破りの溝畑観光庁長官も挨拶されたが、私にはかつてNHKの美人アナとして名を馳せた下重暁子会長や、他の会員諸兄との会話が楽しかった。下重会長からヨルダンに行くならペトラ遺跡とシリアのパルミラ遺跡を訪れるよう勧められた。パルミラは無理だが、ペトラには何とかして行ってみるつもりだ。

2012年2月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1724.2012年2月1日(水) 近日新ノート・パソコンに切り替え

 今日午後はほとんどパソコンのソフト設定と調整で費やしてしまった。ITコンサルタントの小糸さんにわざわざ来宅してもらい、先日購入したノートPCにこれまで使用していたノートPCのソフトの移し替えをやってもらった。1時20分ごろに来られて、帰られたのは7時間後だった。

 現在使用中のパナソニック‘Let’s note’の容量がいっぱいいっぱいになり、新たに有用な情報を入れにくくなった。HPを更に充実させるため、新規PCに切り替えるより仕方がないと考え容量の多い旧IBM・中国製‘Lenovo’に替えることにした。今までのWindows XPからWindows 7へ換わった。からそして、今日その作業をやってもらったところである。デザインも良く、容量も増えるなら申し分ない。ところが、現在使用中のソフト「ホームページ12」のCDはあるが、グレードアップする前の「ホームページ9」のソフトCDが見つからないために、今日直ちに新しいPCの使用開始というわけには行かなかった。「9」のソフトを早く探し出して一日も早くスピード感のある新機材を使って、ブログを書いてみたいものだ。

 さて、ここ数日東北、北陸地方で大雪が降っている。今年は特に各地で積雪量が多く、豪雪地帯では雪による死者も増えている。特にお気の毒なのは、高齢者世帯で雪かきもできず、雪に埋もれた状態になっているお年寄りが多い。この10年で最も積雪が多くなっている。屋根の上で雪下ろしをしていた人が墜落して亡くなったり、怪我をしたり、若い力の助けがないと高齢者は雪の中に閉じ込められるばかりのようだ。昨年までは、地球温暖化の影響で幾分暖冬傾向だったが、今年は一転して酷寒の冬となったようだ。雪もこれだけ降り積もると優雅さや風情も感じられなくなる。

 アメリカ大統領選に向けた共和党のフロリダ州予備選が行われ、三者三様の様相を呈していたが、ロムニー前マサチューセッツ州知事が圧勝して一歩リードした。とは言え、まだ抜け出したとは言えない。今月6つの州で予備選が行われ、大きな山場は来月6日のスーパー・チューズデイだろう。それまでどういうレース展開を見せるのか。今年の共和党予備選はなかなか興味深い。

2012年2月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1723.2012年1月31日(火) 日本相撲協会理事長に不祥事で辞めた北の湖理事が復帰

 先祖帰りというべきか。かつてトップの座にあった者が、再び元のトップの地位に戻る後ろ向きの人事が大組織の中に見られる。昨日発表された人事の中で、首を傾げたくなる2つのトップ交代があった。ひとつは前経団連会長だった御手洗富士夫・キャノン会長が社長に復帰することであり、もうひとつは、日本相撲協会理事長に北の湖理事が復帰するというニュースである。前者の御手洗氏のケースは、いかに過去11年間社長を務めた時の実績が優れた経営者であろうとも、すでに76歳で、退く現社長が70歳というのだから普通の感覚では理解できない。だが、一企業の経営者を外部からとやかく言う資格はないかもしれない。

 しかし、公の財団法人日本相撲協会理事長に就くことになる北の湖理事は、まだ58歳とはいえ、かつて10年間の理事長在任期間に、力士死亡事件や八百長事件が発覚して責任を取って辞めた人物である。責任はもう果たしたから解除されたとでもいうのだろうか。元々相撲協会自体、他の一般の組織と違い常識外のことが多いが、仮にも管理能力を問われ責任を取って辞めた人物が4年も経たない内に最高権力の座へ復帰するとは、まったく考えられない。世間一般の常識ではとても理解されないが、そんな正論より北の湖理事長なら自分たちの利益を代弁してくれるという、お相撲さん上がりの理事たちの欲の皮によって、トップが決められ自分たちの思い通りに運営したいという相撲社会の論理が優先したということなのだろう。「相撲社会の常識」が、「世間の常識」を覆したということにもなろうか。

 キャノンの場合は、民間会社としてトップが経営判断し責任を問われので、間違った方向に進むとしたら、それはそれで自己責任であり自業自得だが、日本相撲協会は現在内部改革を進めている途上にあり、公益財団認定問題以外にも多くの問題を抱えている。果たして前途に横たわる難問を北の湖新理事長が、現役時代の強さを内部改革で実施できるのか、はっきり言ってこの先祖帰りからは将来の展望が見えない。

 今日の朝日夕刊「素粒子」欄にこんなことが書かれてあった。「不祥事の責任とって辞めたトップが返り咲き。ふつうの組織ならあり得ない。それがあり得る相撲協会の不思議」。

 今日も中国に関して疑問を呈せざるを得ないニュースが2つもあった。ひとつは、世界貿易機関(WTO)上級委員会が中国のレア・メタル輸出規制をWTO違反と認定したことである。そしてもうひとつは、東シナ海の日中国境海域で中国が独自に油田開発を行っているのが、航空機により確認された。日中両国が話し合いの途中で断りもなしに一方的に開発を進めている様子がカメラに収められた。中国よ、またかという感じである。

2012年1月31日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com