2199.2013年5月21日(火) オクラホマ・シティで大竜巻発生

 漸くトラック島取材旅行の日程をフィックスすることができた。来月6日に成田を発ち、グアムで1泊した後にトラック島へ渡り4泊して11日に帰国する予定である。9日が故アイザワ酋長の誕生日に当り、アイザワ家では家族揃って墓前にお参りするので、娘のナンシーさんからも私にぜひ一緒に墓前へ行きましょうとお誘いいただいた。喜んでお受けし、アイザワ一族のできるだけ大勢の皆さんに会ってアイザワ酋長の生前のさまざまな話を聞いてみたいと考えている。

 一方、旅行前に森喜朗元総理にお会いして若干情報を交換したかったが、今朝事務所に連絡してみたところ、現在海外へ出かけているという話で、6月初旬にもアフリカへ行かれるという多忙なご様子であるので、旅行前にお会いするのは難しいと思っている。森さんもプーチン・ロシア大統領と会ったり、サッチャー元イギリス首相の葬儀に参列されたり、国会議員を辞められても安倍首相の名代として外交活動にお忙しいようだ。

 先輩の佐々木信也さんにも電話して、トラック島へ出かけることをお話した。その際湘南高野球部の創部や甲子園優勝メンバーについても伺った。トラック島から帰った後に、佐々木さんと元高橋ユニオンズのチームメイトにトラックの写真をお見せしながらアイザワ酋長を偲ぶ懇親食事会を持ちましょうということになった。今は旅行予約がコンファームされるのを待つだけである。

 さて、アメリカ中西部のオクラホマ州を今日大規模な竜巻が襲った。思い起こせば、1977年文部省教員海外派遣団にお供した時、州都オクラホマ・シティで学校訪問の際の印象的な記憶がある。今日は小学校が破壊されたようだが、念のため当時の視察報告書で学校名を調べてみる限りわれわれが訪問した学校ではなくてほっとしている。尤も市内から15㎞南のムーア地区に最も激しい被害があったらしい。1977年はオクラホマ・シティの後、テネシー州ナッシュビルでも学校訪問をしたが、何といっても衝撃的に憶えているのは、オクラホマ・シティの「5年生センター」だった。それは、小学校には1年生から6年生までの生徒が在籍していたが、5年生だけ別のセンターに通っていて小学校には5年生が1人もいなかったことである。教育委員会によれば、5年生が最も難しい時期で、能力が伸びるかどうかもこの1年が勝負ということから、5年生センターという隔離した施設を作り、市内の全5年生をここへ通学させているという話で、日本の先生方もびっくりしていた。

 いろいろ属地的で個性的な教育制度があることを知った各文部省教育派遣団だったが、今考えてもオクラホマ・シティの5年生センターは異色だった。そんな強い印象を受けたオクラホマ・シティであるが、現時点で50人を超える犠牲者が出ている。これ以上大きな被害に発展しなければ良いがと願わずにはいられない。

2013年5月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2198.2013年5月20日(月) 超音波検査の結果は問題なし

 うっかりしていたが、2007年にこのブログを書き始めてから今月15日で丸6年が経過した。あっという間であるが、幸い6年間の書き込み回数は連続2193回を数えることができた。ある程度いけるとは思っていたが、考えてみるとよくも続いたものである。学生時代に毎日日記をつけていたので、それが多少習慣になっていてそれほど大変だとは自分では感じていない。

 京都市立中学3年生になって日記を書き出したのが昭和28年4月で、その後高校3年間、そして2年間の浪人生活を経て大学に入って登山を始め合宿で山に篭る期間が多くなり書けなくなって日記を止めた。それが昭和34年7月だったから、その間6年3ヶ月に亘って毎日日記を書き続けていたことになる。このブログはその期間をまもなく超えられそうだ。

 これからあと何日連続して書き続けていくことができるだろうか。呆れられた友人からは取り敢えず3千回を目指せと励まされているが、問題はその後だろう。3千回の後の4千回、そして80歳を超えている5千回がどうなるか。意欲、そして健康が一番気がかりである。特に、パソコンを使用するので、眼が一番大切である。眼を疲れさせないように、休憩を取りながら続けられれば良い。

 自分だけの拘りだが、大きな目標があること自体が張り合いとなって貪欲に前進しようという気持ちが湧いてくることは間違いない。これから先の先は風の吹くまま気の向くまま、気楽にやってこのまま来年3月に連続2500回達成を当面の目標にしていこうと思う。

 さて、一昨日腹痛症状を森内科で診てもらって、今日その結果が判るというので午後遅く医院を訪れた。「案ずるより生むが易し」の諺通り、心配することはなかった。いつも松本整形外科で数値を調べてもらっているCRPが1.40にまで上がっているのには驚いた。ここ何年来0.30以下を目標に四苦八苦して0.35まで落としてきているのに、また1.40まで一気に上がるのかよという感じだが、森先生に伺うと私の症状からすれば、この突発性の痛みから上がる可能性はいくらでもあり得るし、いずれ下がるでしょうとのことだった。他にはほとんど問題ないようなので、取り敢えずほっとしているところである。先生も最初は少々心配されたようだが、良かったと言っていただいた。

 ところで、今夕の朝日新聞「素粒子」欄にある政治家についてこんな皮肉っぽい寸評が書いてある。「暴言を吐いて曲解されたといい、言い訳を丁寧な説明という。子どもには教えられない融通無碍な政治家の言葉」。なるほど、なるほど。

2013年5月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2197.2013年5月19日(日) 「侵略」と「村山談話」の意味をどこまで判るか。

 「侵略」に関する定義について、政治家の言いたい放題の気ままな妄言が、昨今国内で国民を惑わせ、海外からも不信、失望と顰蹙を買っている。大変残念なことである。今「戦時では慰安婦は必要だった」との発言で世間を騒がせている橋下徹「日本維新の会」共同代表は、戦時の日本の侵略は侵略であると認めると言ったが、もう1人の共同代表・石原慎太郎氏は、日本は自衛のために戦争を起こしたのであり、国家としての侵略は容認しないと詭弁を弄している。安倍首相は「侵略という定義は学問的にも国際的にも定まっていない」と述べた。だが、「例えどうあろうとも外国の地へ武力を持って無断で乗り込んで行けばそれは侵略であって、それ以外の表現はない」と村山富市・元首相は明確に戦時の日本のアジア進出を「侵略」であると断言している。

 今朝のTBS番組「サンデーモーニング」で、「日本がアジアへ侵略してアジアの人々に迷惑をかけたことについてお詫びして、深く反省する」と1995年8月戦後50周年に当り公表された「村山談話」について、番組準レギュラーの田中秀征・元経企庁長官が説明をつけ加えた。「村山談話」については個人の名で公式表明されたが、それは当時の自民、社会、新党さきがけの内閣が共同で作り上げたもので、それを当時の社会党の村山富市首相が代表して発表したものであると説明したのである。決して村山元首相の個人的な見解だけではなく、3党の合意で所属議員の賛成多数で練り上げられた内容である。

 偶々今朝の日経紙にもその村山氏が、当時の舞台裏を披露している。それによれば、村山談話を出そうと決意した理由は、「過去の反省をしたいと3党で申し合わせて国会決議をしてもらったが、本質は大分ゆがめられた。けじめをつける意味で談話をつくる決意を固めた。首相個人の発言ではなく、内閣で決めて日本政府の方針として明確に示した方がいいと考えたので閣議に決定を諮った。3党連立の申し合わせもあるので満場一致で賛同された」ということだった。

 この言葉から考えれば、当然村山氏と田中氏は個人の資格で談話を発表したのではなく、3党連立政府の立場で発表したものであるとはっきり説明している。それにも拘わらず村山談話について独断的に述べる現職議員にとっては、そんなことはお構いなしである。先の参議院予算委員会で安倍首相が「村山談話は安倍内閣としてそのまま継承しているわけではない」と述べたり、高市早苗・自民党政調会長のように「村山談話は自分としてはしっくりしない」と軽々に言ってみたり、先輩議員らが知恵を寄せ合って合意し発表した「3党談話」を、でき損ないの後輩議員たちがいとも簡単に否定するような発言をする。そして中韓からのみならず、アメリカからも歴史認識の点で手厳しく非難される。苦労もせず、勉強もしない輩はこれだから困る。

 今朝の朝日新聞「天声人語」の最後の一節がいい。「判断力も持たなければ品位も欠く。そんな政治家に日本の将来は託せない。危なくて仕方がない」。まったくその通りである。

2013年5月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2196.2013年5月18日(土) 腹痛のため検査を受ける。

 4,5日前から下腹部お臍の下に時折痛みを感じていたが、新潟への旅行中に断続的な腹痛状態になり、用便をしては多少痛みを和らげていた。それが昨晩辺りからどうも痛みが消えない。今日思い切って近くの内科・森先生に診てもらった。腸にがん細胞でもこびりついていなければ良いがなぁと心配していたが、先生のお見立てではそれほど心配するようなことはないらしく、採血と超音波検査で月曜日には正確な結果が判明すると仰り、現状では特段悪いとも思えないとの診察だったのでほっとしている。現金なもので、今日は用便後に痛みは退いてしまった。服用薬をいただき、今日は自宅で静養することにした。月曜日に森内科で検査の結果を聞くことになるが、大したことがなければよいと思っている。これからは年齢的な面もあり、ありきたりだが毎日の健康が大切だと実感している。

 腹痛のせいでせっかく楽しみにしていた元外務省主任分析官・佐藤優氏の講演を聴くことができなくなってしまったのは返す返すも残念である。今日のタイトルは「新・帝国主義下の諜報戦争」という、よだれの出そうなテーマで楽しみにし、ゼミの友人たちにも声をかけていたのに残念である。数年前新党大地代表・鈴木宗男氏の言動が批判を浴びた際、ふたりが揃って上野精養軒に来られて当時話題になっていた佐藤氏の話を聞いたことがあり、その際佐藤氏と個人的な話もした。

 佐藤氏がその当時に比べて現在あまり脚光を浴びるような活動をしてように見えないのは、ロシア専門家として最近あまりロシアを訪れていないために、情報が少し古いと見られているのではないだろうか。佐藤氏の著書を読む限りでは、これほどロシア社会の最前線の情報に精通している人は日本人にはいないと思えるほど詳しい。しかも佐藤氏の情報源はすべてロシア人から直接得ていることである。佐藤氏はまた聞きではなく、自らロシア人と付き合い、彼らからロシアの生の情報を入手している。体裁とか経歴、家柄などを気にする日本の外交官の中で、こういう現場主義の元外交官は少ない。

 ロシア人の友人も多く、ロシアの本当の実態を知っていて、ロシアにとって好ましからざる事実を書いてきたために、ロシア政府からは煙たがれているのではないだろうか。

 例えば、人命より経費を重視する炭鉱爆発事故の処理に関する報告、告発はロシア政府にとっては最も忌み嫌うところであろう。炭鉱の爆発と同時に、人命救出より爆発した炭鉱の坑道に注水して消火活動を始め、2次爆発を防止することが優先され、経済的な点を考慮して人命救助は後回しにされるそうだが、そんな後ろめたい暗闇の話を堂々暴露するのでロシア政府から入国ビザが許可されないのではないかと案じている。

 諜報活動についても似たようなシークレットな話を聴けることを楽しみにしていたが、残念である。

 それはそれとして、現在は6月にトラック島旅行を控えているので、今は健康を取り戻すことが喫緊の課題である。

2013年5月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2195.2013年5月17日(金) 最近の対米関係は悪化していないか。

 昨日に引き続き、二男家族と一日付き合って、夕方やや疲れを引き摺るようにして帰ってきた。元気な孫を見ることができて良かったと思っている。

 さて、昨今のメディア情報によれば、橋下徹・大阪市長兼「日本維新の会」共同代表の従軍慰安婦発言が予想以上に内外に波紋を広げているようだ。特に、アメリカが大分怒っている。日本人橋下氏個人の考えを、恰もアメリカ人の一般的な考え方でもあるかの如く「戦時下では慰安婦が兵士のストレス解消のためには必要だった」と述べたことが大分お気に召さないようだ。橋下氏の発言は、慰安婦は現実に存在して、それは日本だけに限らないと言ったことがアメリカも日本同様だったのではないかと思わせる発言だったことと、こともあろうに沖縄の米軍司令官に対してアメリカも沖縄の風俗業を活用すればよいと提案したこと、がアメリカを怒らせている。橋下氏の発言は言語道断で侮辱的なものだと相当いら立った口調で非難している。止せばよいのに向こう気の強い橋下氏はこれに懲りもせず反省するわけでもなく、逆に自身ツィッターで反論している。これでは対立はエスカレートするばかりである。国内でも沖縄県民や女性国会議員、有識者を中心に、女性の人格人権を著しく傷つけるものだと厳しい非難の矢が突きつけられている。今や「日本維新の会」は、四面楚歌となり良識ある人々の支持を失い地盤沈下の状態である。橋下氏がよほど心から反省し、発言を撤回し国民を納得させないと周囲に取り巻いた霧を消えさせる術はないのではないだろうか。

 もう一つ突然日米間にわだかまりを生じさせたのは、飯島勲・内閣官房参与の北朝鮮入りである。日朝間には話し合いの空気がないばかりか、一向に雪解けのムードさえ感じられない。北朝鮮の強硬なミサイル発射や、核開発問題が日本との関係をこじらせたばかりでなく極東地域に緊張を強いている。それが対北作戦で共同歩調を取ってきた日米中韓のスタンスであった筈である。北の申し出には、前記問題の撤回が条件との一札があった。その問題が解決しないうちに、米中韓に内密のまま日本が独断で隠密行動を取ったことである。中韓を訪れた後日本に立ち寄ったアメリカ政府の北朝鮮問題担当デービス代表が強い懸念を示し、韓国同様不快感を示している。

 ことの良し悪しを言う以前に、日本はどうして連携を深めなくてはいけない時期にこうした独自の行動でパートナー国に対して不信感を抱かれるパフォーマンスを行うのか。外交オンチと言われても仕方があるまい。

 安倍首相は自民党が復権成ってから日米の連携を固めることができたと自信たっぷりに語っているが、このザマは何だと言ってやりたい。

 どうも日本人政治家の外交センスと日本の外交力は、劣化しているのではないかと思わざるを得ない。

2013年5月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2194.2013年5月16日(木) 5人目の孫と初対面

 3日前に生まれた5人目の孫と初対面と誕生祝を兼ねて、妻と新潟の二男の許へ出かけた。体重も2950㎏で見るからに健康そうだったので、一安心といったところである。息子は2歳の長男を引き取り、明後日嫁の退院まで父子二人の生活だそうだが、慣れない2歳児が母親を恋しがって駄々をこねるので、世話も中々大変そうだ。彼らとは正月に会ったばかりだが、今日は昼食、夕食とも二男父子と一緒に行動していたので、孫の性格が少しずつだが、一層分ってきたような気がする。日に日に可愛くなっていくのが分る。

 当初の予定を変更して今日はホテル日航新潟に1泊して、明日帰京することにした。

 さて、現在計画中のトラック島への旅行で故アイザワ大酋長の娘、ナンシーさんと連絡を取り合っているが、結局6月6日ごろに現地へ飛びたいと考えている。実は、ナンシーさんからトラックのホテルは手配するから航空便だけ予約してもらえば良いとメールをもらった。多分ナンシーさんはエージェントにも手を染めているのかも知れない。だが、トラック行の日本人旅行者が少なく、パッケージ・ツアーの数も少なく、毎日出発便があるわけではない。そのため航空チケットに割引がないようで、パッケージ・ツアーでしかお手ごろ価格での旅行がしにくい。結局ホテル手配込みのパッケージ・ツアーで出かけるより選択肢がない。折角ナンシーさんが好意的に申し出ていただいたホテル予約であるが、事情を伝えて了解していただくより方法がないと思っている。

 しかし、ナンシーさんがエージェント業に携わっているなら、別の手配面で現地における車やボートの手配面でお世話になりやすいという気もしている。2~3日中に最終旅程を固めたいと考えている。

2013年5月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2193.2013年5月15日(水) 再び外務省機密漏えい事件のビデオを観る。

 駒沢大公開講座の2時限目は、清田義昭講師の「映像を通して現代を考える」である。以前に観たビデオ「メディアの敗北」を改めて鑑賞した。西山太吉・元毎日新聞記者の外務省機密漏洩事件を取り扱ったものだ。結論として清田講師はこの事件はメディアが負け、国が負け、国民が負けたと言われた。結局、誰も得をせず、国民の知る権利が蔑ろにされた事件である。偶々今日は沖縄が日本に返還されてからちょうど21年目の記念日である。日米間の沖縄米軍基地負担に関する密約の証拠がありながら、日本政府が徹底してシラを切り続け逃げ切った事件として、永遠に語り継がれることになろう。西山氏と外務省女性秘書官・蓮見喜久子氏の情を通じたスキャンダルにすり替えられ、事件の本質とは別の形で裁かれることになってしまった。

 ビデオを観ていると、当時の佐藤栄作首相の強気な物言いが目立ち、事件を追及した日本社会党の横路孝弘議員、楢橋弥乃助議員らが懐かしい顔を見せていたが、したたかな政府の強引なやり方に国民の権利は闇へ葬り去られたとの印象がしてならない。

 さて、今朝の朝日社説の二つの解説は、①橋下市長―これが政治家の発言か、②高石氏発言―海外で語れますか、である。①は従軍慰安婦問題とアメリカ軍司令官に風俗業の利用を勧めたとする戯けた発言についてである。②は高石氏が村山談話にしっくりしないと批判的なコメントを述べたことに対してである。誰が聞いても理解できない自己顕示欲の強い二人のコメントである。思い上がって得意になっている2人には、少しお灸をすえた方がよいと思う。

2013年5月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2192.2013年5月14日(火) 政治家の妄言、放言、失言、虚言と本音

 今日から駒沢大学2013年度公開講座が始まった。最初の講義は毎年受講している菱山郁朗講師の「現代日本政治と報道論」で始まった。2008年から毎年受講しているが、これほど多くの聴講生がいたことに驚いた。昨年までは多くても精々20人程度だった。今日は40人ぐらいおられたのではないだろうか。例年に比べて学生が多いようだ。

 菱山講師は早速歴史認識、憲法第96条改正と昨日の橋下徹「日本維新の会」共同代表の放言について、朝日、読売の記事を参照しながら話された。

 その歴史問題にせよ、橋下発言にせよ、行過ぎた言論の自由は、どうも内外ともに穏やかならぬ雰囲気をもたらせている。韓国スポークスマンのコメントは日本が自分の顔に泥を塗っていると相変わらず手厳しいし、従軍慰安婦を認め、軍隊ではどこの国でもやっていたと開き直ったかの如き橋下発言に至っては、言語道断で常識を疑いたくなる。女性に対してまったく思いやりのない発言で、市田共産党書記局長は「さまざまな奴隷制度の発言を聞いてきたが、本当に人間の血が流れているのだろうか、と戦慄を覚えた。公党の党首の資格がないだけでなく、市長たる資格も国政を語る資格もない。これほど人間をおとしめる発言はない」とまで言って橋下氏を非難している。

 橋下氏の無節操さは、よりによって沖縄の米軍司令官に対して基地周辺の風俗営業を活用するよう話して司令官に呆れられ、それにアメリカ国防総省・リトル報道官が橋下発言は話にならないと突っぱねるとアメリカはずるいと自らに理があるような反論を行ったり、あまりに低レベルの言い分に、こんな人物が果たして国民や、市民の先頭に立ってリードして行けるのかととても信じられない。もちろん国内でも石原慎太郎・同党共同代表を除けばクソミソである。この人は何か思い違いをしているのではないか。この人は常に自分の主張が正しいと信じ、自分の力を過信し過ぎている。参議院選挙を間近に控えて「日本維新の会」への支持が大分下がっているとの声に焦りがあったのではないかとも噂されている。だが、今回の発言は「日本維新の会」にとって反って逆効果だったのではないだろうか。

 歴史認識の問題では、高市早苗・自民党政調会長の村山談話はしっくりこないとの発言が物議を醸して、党内外から厳しい批判がぶつけられている。党に対して今後党員として言葉を慎みたいと語ったが、どこまで本気だろうか。この女性議員はいつも過激な右翼的持論を抱えている危険な人物だ。政府としても一個人の考えとして処理したいようだが、中途半端な処理をすると問題が再びぶり返さないとも限らない。言論の自由だから自由な発言は当然許されるが、人間の尊厳を傷つけ、周囲に迷惑をかけ、事実を否定するがごとき発言は到底容認されるものではない。その辺りの区別が、若気の至りの政治家諸氏にはどうもよく分っていないようだ。

 これから11月まで、講座でどんな話を伺えるか期待したい。

2013年5月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2191.2013年5月13日(月) 5人の孫に恵まれる。

 今朝新潟に住む二男から女の子が生まれたと電話で知らせてくれた。息子にとって2歳の男の子に続いて2人目である。生まれる前から女の子と分っていたので、すでに名前を「近藤花」と決めていた。母子ともに健康だそうで、ほっとした。最近のニュースで風疹の危険性が指摘されていたので、多少気になっていた。

 ともかくこれでわれわれ夫婦も5人の孫を持つことになった。一応減少傾向にある人口動態の中で5人の孫を持つということは再生産可能になるので、国に対して大きな顔をしても良いのではないかと思っている。

 今では少子化傾向は一般に容認されて、1人の女性が生涯に産む子どもの数は一昨年時点で1.39人であり、これでは日本の人口は益々減る一方である。その意味で長男には3人、二男が2人というのは一人っ子の甘やかされとか、我が侭のような成長過程にブレーキをかける性癖から逃れられるという点で子どもたちにとってはプラスだろう。

 尤も現代社会では子ども1人を育てるための費用は相当高くつくので、息子たちもこれから大変だと思う。まあ孫たちには健康で明るく、誰にも好かれる素直な子に育ってほしいと願っている。早速木曜日に初対面をすべく日帰りで新潟に行く予定である。

 さて、このところ日本の政治家から発せられる右傾化の言葉が、とりわけ外国であれこれ取り沙汰され、それが批判されている一面もある。問題は政治家がこれをあまり気にする素振りを見せず、懲りもせずに同じ持論を益々展開することである。侵略の定義とか、村山談話の踏襲とか、話はいろいろな分野に拡大している。

 昨日から今日にかけての言行録のうち、安倍首相は侵略の定義については言を翻さず、アメリカ議会の批判的なコメントについても非公式なレポートには言及しないと言い切った。橋下徹「日本維新の会」共同代表に至っては、「日本は敗戦国。敗戦の結果として侵略だと受け止めないといけない」と言っておきながら、同時にどの国でも慰安婦を必要としていた、とまた愚かな発言をしている。自分自身が女性問題でスキャンダルを起こしたことに何の反省もない。さらに自民党の高市早苗・政調会長は、村山談話は個人としてしっくりしないと述べたり、政治の周辺には国家として外交、政治的トラブルを引き起こさないとの意識はまるでなく言いたい放題の発言をして、文句を言ってきたら言い返すという傲慢な態度が見えることである。これでは日本はいずれ孤立化の道を歩み、北朝鮮と五十歩百歩だと言っても当らずとも遠からずになるのだろう。

2013年5月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2190.2013年5月12日(日) 円安効果もいろいろ

 今日から大相撲夏場所が始まった。ひところの八百長騒ぎの影響を受け、まだ完全には客足は元へ戻っていないようだ。偶々NHKがテレビ放送を開始して今年がちょうど60年目になる。その昭和28年から大相撲の放送が始まったと聞いて妙に懐かしく感じた。私が京都の公立中学3年生の時で、学校から帰るとすぐに阪急京都線・桂駅近くの友だち宅のラジオ店で、結びの一番が終わるまで全取り組みをじっとテレビで観ていたものだ。かつての大相撲ファンのひとりとして、一日も早く元通り日本の国技として復活して欲しいものである。

 さて、先週末にイギリス南部アイルベリの宮殿と思しき館で開かれていた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議も終わり、円安が進んだことから日本への批判が強まるのではないかと一部で懸念されていたが、突風は麻生副首相・財務金融担当相と黒田日銀総裁の頭上を通り過ぎて行き、日本としてはひとまずやれやれという安堵感があった。それが原因かどうか分らないが、会議後の記念写真を撮る直前につい気を緩めたのか最前席に座っていた麻生副首相が股の間にスマホを置いていじくっている幼稚な姿が映った。まるで電車内の通学中の高校生と変わらない。こんな無作法で子ども染みた大物は他の国にはそうはいない。ギャングスタイルの親分風として知られる服装はともかくとして、柄の悪さとお行儀の悪さでは天下一品の麻生氏であるが、せめて外国プレスが注目するような場では、軽蔑されるような行動だけは慎んでもらいたいと思う。

 円安傾向が進み、輸出企業が利益をあげる中で、当然すべてが上手くいくようなわけにはいかない。輸入に頼る産業、特に食料、石油産業は厳しい。しかし、前期決算や今期決算予想を発表する企業の中で自動車産業「スズキ」のように輸出型企業として円安効果によりウハウハと思いきや、鈴木会長兼社長が製造工程を海外に移転させた以上そこで生産せざるを得ない苦しみがあると明かした。工場を今更日本に持ってくるわけにはいかない。だから必ずしも円安効果が反映されることではないと話されたのは、実感が篭っていた。むしろ円安とか円高ということで一喜一憂することが問題なのだ。

 やはり現場で生産に当る人たちの苦労話にじっくり耳を傾けないと実態とか、真実は分らないものだ。況して副首相ともあろうものが、自分たちが日本の今の円安景気をもたらしたとの思い上がりか、高校生レベル程度のパフォーマンスしかできないのはあまりにも未熟で、今後止めてもらいたいものである。大抵の日本人はがっかりする。

2013年5月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com