2269.2013年7月30日(火) 韓国との果てしない対立と不信感

 最近外交関係が険悪な日韓の間で、ここ数日お騒がせ韓国人の言動が注目を浴びている。

 ひとつは、韓国・ソウルで一昨日行われたサッカー東アジア・カップ男子最終戦で、日本が韓国を2-1で破り優勝した時のスタンド風景である。そのスタンドに「歴史を忘れる民族に未来はない」と書かれた大きな垂れ幕と、韓国人にとって英雄とされる安重根ほか1名のばかでかい肖像画が掲げられたのである。国際サッカー連盟(FIFA)は、試合場に政治的メッセージを掲示して対戦相手国を中傷することを禁じている。昨年のロンドン・オリンピックで韓国サッカー選手のひとりが、対日本戦で「竹島は韓国領土」と書いたジャージーを着て、退場を命じられ、処罰されてまだ1年も経っていない。

 日本サッカー協会は東アジア・サッカー協会に対して調査を要望した。この結果がどう出るかは現在分らないが、下村文科相は、遺憾の意を表明しその国の民度が問われると思うと述べたが、文科相がそんな余計なことを言う必要はない。やり返されて双方の応酬がいつまでも続くことの方がむしろ問題である。遺憾の意だけで充分ではないか。

 もうひとつ話題となっている韓国人の言動とは、中央アルプス山中の遭難騒ぎである。20人の韓国山岳会のメンバーが登山中バラバラの行動をして行方が分らなくなったというお粗末である。私も学生時代に中央アルプスの宝剣岳に登ったことがあるが、われわれが知る縦走登山とはそんなに大勢が参加するものではない。仮に20名いたとしても20名をいくつかのグループに分け、それぞれのグループをリーダーがしっかりまとめ、全体としてチーフ・リーダーが統率する行動様式を取っていた。従ってチーフ・リーダーが絶対的権限を持ち安全第一に登山をすることが大切である。

 韓国山岳会も一昨日入山した時までは同一行動を取っていたようが、あとはチーフ・リーダーがおらず行動はバラバラだったようだ。日本人山岳ガイドはおらず、リーダーが日本の山に経験があるという程度で、20人の行動を把握しておらず雨と霧の中をいくつかのグループで彷徨っていたらしい。どうも登山のイロハも知らない山岳会で、3000m級の山に登りたいとの一念だけで、登山を舐めていたのではないかと思える。今日現在3人が死亡し、1人が心肺停止だという。

 折角日本アルプス登山を楽しみに来られたのに残念なことだ。数日来の悪天候続きで、捜索にヘリも飛ばせず、地元の捜索隊が山中に分け入った。いずれ山岳会代表者から何らかの説明がなされるだろうが、登山計画が強行スケジュールだったうえに、20人全員に世間の常識と登山の初歩的知識が欠けていたようだ。

 3つ目は、今日にもアメリカ国内の公園に韓国人従軍慰安婦の記念像を建てる儀式が行われることである。日本人にとっては、過去の歴史の負い目を将来に亘っていつまでも負わされ続けることであり、政治、外交レベルでもう少し解決へ向けた行動を起こせないものか、いかにも歯がゆい思いである。アメリカ国民にとっても、他国同士のいがみ合いの歴史的現象を自国の土地に形として残されることはあまりすっきりした気分にはなれないのではないだろうか。

 それにしてもこのところ日本は韓国旋風にやられっ放しではないか。是は是、非は非として、お互いに突っ張り合うのは好い加減にして、そろそろ建設的な話し合いをすべき時ではないだろうか。

2013年7月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2268.2013年7月29日(月) 日本各地に爆弾的豪雨 

 昨夕は東京出張のためわが家に泊まっていた長男と妻と一緒に近所の鰻屋で食事をした。土用の丑の日は過ぎたが、このところ鰻の稚魚が減って鰻も減り、国内産はもちろん、台湾や中国からの輸入量も減少して、鰻屋の値段も高くなっていることをしきりにテレビで伝えている。近所の鰻屋は、やはり混んでいて待っている客も多かった。今までなら鰻屋にとっては書き入れ時としてウハウハだったろうが、今やそうは行かなくなってしまった。仕入れ値と売値の差が少なくなり、経営的にはアップアップらしい。経営から手を引く鰻屋もあるらしい。

 しかし、久しぶりの鰻だったが、やはり暑い夏の鰻はうまいなと感じる。

 さて、昨日豪雨に襲われた山口県萩市須佐地区では3時間で351㎜の降雨量だったというから凄い。このところ大雨が降り続き、先日都内でも目黒区と世田谷区に集中豪雨があった。その時わが世田谷の自宅でも夕方3度に亘り、強い雨と雷に襲われ驚いた。その時が1時間に100㎜の降雨量だった。そんな体験から1時間に50㎜、100㎜の凄さを知った。その意味では3時間に351㎜という降雨量は途方もない数字で想像もできない。

 今日は北陸地方が豪雨に襲われた。気象予報士は太平洋高気圧と大陸から吹き込む偏西風が例年とは違って不規則で、「これまでに経験のないような大雨」と、これまで聞いたことのない予報を出している。

 SL列車の運転で人気の高い山口線は、道床の土盛り箇所が流され、線路だけが宙に浮いている状態である。これでは当分SL列車の運転は無理だろう。現状はわれわれが気象予報を聞いて分らないなりに自衛手段を講じるほか方法はあるまい。自然災害も年々荒っぽくなっている。地球も大分おかしくなっている。

2013年7月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2267.2013年7月28日(日) 人間は考える葦である。

 このところ気象の変化が激しく、日本国中自然災害に遭遇して北から南までてんやわんやの大騒ぎである。昨日は東北地方と西日本を豪雨が襲ったが、関東地方でも部分的に集中豪雨にやられた地域がある。恒例の隅田川花火大会も開始後たったの30分で中止となった。秩父宮ラグビー場で行われていたアイドル・グループのコンサートも降雨のため途中で中止となった。

 今日は山口県内を集中豪雨が襲い、萩市や津和野町のような観光地は道路が冠水して交通が遮断されるありさまである。今年は暑さも異常であるが、この気象異変は「マヤ暦」が予想している「地球最後の日」が刻一刻と近づいているのではないかとさえ思うことがある。

 さて、自然災害を防止するのは現状では人力では如何ともし難いが、人間の愚かさで防止できる災難を逆に招き寄せている愚かな実例も世界中枚挙に暇がない。

 今月3日エジプトで、軍部のクーデターによって大統領の座を追われたモルシ前大統領支持派のデモ隊に、警察治安部隊が発砲し、朝日新聞によれば75人が死亡し1000人が負傷した。モルシ支持派は態度を硬化させ、引き続きデモを計画しているが、この騒乱状態を憂慮した軍部が、騒乱収拾のために介入することを匂わせており、そうなれば事態は益々悪化する恐れがある。

 一昨日パキスタン北西部の部族地域で宗派同士の対立で爆弾が仕掛けられ、57人が死亡した。つい数日前にはインド・ビハール州の小学校で給食中毒事件により23名の小学生が亡くなり、毒を混入したその犯人が逮捕されたが、捕らえてみれば同校の女性校長だった。

 4月にはお隣のバングラデッシュの首都ダッカの縫製工場でビルが崩壊して、1100人以上の死者を出した。

 最近の悲惨な事件だけでもまだ他にも沢山ある。これらは人間が作り出した人災と呼べるものである。国内で自国民を相手に殺害事件を起こしているが、仮に外国を相手に同じことをやれば間違いなく戦争になる。そうすればこの程度の犠牲では済まない。結局人間に本物の知恵と自制力がどの程度あるかを試されているわけだ。もう少し賢く行動できないものか。人間は考える葦ではないか。

2013年7月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2266.2013年7月27日(土) 朝鮮戦争休戦60周年記念日

 昨日の続き。「日本維新の会」共同代表のひとり、橋下徹大阪市長が、参議院選挙敗北の責任を取って代表職を辞任する意向を示したが、執行役員会で慰留され引き続き代表職を続けることになった。

 橋下氏は歯に衣着せぬ言動で物事をはっきり言い強い存在感をアピールしていたが、悪乗りして従軍慰安婦問題で非常識な発言をして国内外で四面楚歌となり、結局「日本維新の会」は伸び悩み、敗北を認めざるを得なくなった。

 少々思い上がっていた橋下氏にとっては良い薬となったのではないだろうか。それにしても軽率発言で政党がもめるようでは、あまりにも国民を馬鹿にしてはいないか。結局政治家はダメだということ。

 さて、北朝鮮は今日首都・平壤で大規模な軍事パレードを行った。朝鮮戦争休止60周年を迎えたことを記念した、相も変わらない宣伝行事である。北朝鮮の言い分は、朝鮮戦争の「休止」ではなく「戦勝」だそうで、今日は「戦勝記念日」だそうである。どこまで自己本位で、唯我独尊の国家なのか。

 テレビでパレードの様子を見ていると、金正恩・第一書記がいつもの通り不細工な格好で登場し、演説は側近に任せて広場を行進する軍隊を観閲しながら、熱狂的な大衆に手を振る構図である。はっきり言って見飽きた姿である。このように世襲トップに権力を集中させて偶像化しないと国を維持していけないところが、この国の世紀末的なところだろう。

 ところが、このところ北朝鮮では風水害で農産物が凶作となり、この馬鹿でかい広場にやって来られない国民は飢餓に苦しんでいる。そういう国家の恥部は、国民には知らせず、「将軍様のため」と言い聞かせて国全体で背伸びし自国の発展を外国にPRしている。日光東照宮の「見ザル」「言わザル」「聞かザル」を地で行っているのが北朝鮮の現状である。哀れなのは、知ってか知らずか、金第一書記を敬い、拝んで事実を知らされない素朴な国民である。

 ところで、先日森喜朗元首相事務所から、森さんが多忙を理由に直接お話を伺う機会が期待できないような話だったので、昨日長谷川秘書に今取り掛かっているノン・フィクション全体の構成を変更する必要が生じるので、お会いしてお話を伺う機会をぜひ作って欲しいと改めて電話でお願いし、要点をまとめてFAX送信した。原稿はまだ半分程度しか書き進んでいないが、文の構成を根本的に変えることはそう簡単ではない。来月10日までに決めて欲しいとお願いした。

 その点について今日先輩の佐々木信也さんに現状をお伝えした。佐々木さんには、湘南高が甲子園で優勝した時の佐々木さんの個人成績についてお尋ねした。4試合で16打数6安打、準々決勝の松本市立高戦ではサヨナラヒットを打ち、決勝戦の対県立岐阜高戦では逆転のきっかけを作った先制点を叩き出したことを話していただいた。数字的な記録も大切だが、それを知ったうえで試合内容や経過をイメージさせることが文章ではより大事だと思っている。これをうまく文章化させ臨場感を感じてもらえるようなノン・フィクションにしたいと思っている。

2013年7月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2265.2013年7月26日(金) 野党各党のてんでんバラバラぶり

 参議院選挙で自民党がひとり勝ちした影響で、敗れた野党各党の間では党内に意見対立が表面化して、今にも内紛が爆発しそうな感じである。 

 最も深刻なのは結党以来最も多くの議席を失って完敗した民主党である。党執行部は口では全役員に責任があり、反省を踏まえて立ち直りの方策を考えると発言していた。ところが、誰も役員を辞めない状況を見て、これだけの大敗北に誰も責任を取らないのは組織として有り得ないと細野豪志・幹事長が敢然として辞表を提出した。

 民主党は軽薄な発言を繰り返していた鳩山由紀夫・元首相と、自党候補者がいるのに無所属候補を応援した菅直人・元首相らを除名処分にする方針だった。ところが彼らにもヒモ付きの支援党員がいて、この方針に抵抗した挙句、菅氏は3ヶ月の党員資格停止、最高顧問解任という処分で済ますことになった。鳩山氏に対しては、すでに党籍を離脱している現況を踏まえて厳重に抗議し、氏の発言については今後党として関知しないという結論になった。完全に腰砕けで、民主党自体の歩いてきた道のりとまったく同じである。結局党役員人事は細野氏の後任に大畠章宏氏を就けることでチョンとなった。

 一方、過去10年に亘って代表の座に就いていた社民党の福島瑞穂代表は、けじめをつけるとして代表を辞任することになった。福島氏が代表に就任して以来、社民党は下り坂を転げ落ちる一方だった。かつては飛躍的に議席数を増やして、当時の土井たか子・社会党委員長が「山は動いた」と名セリフを吐いたが、今では見る影もない。

 お粗末なのは、「みんなの党」である。内輪もめを外部に発信して内部崩壊をさらけ出している。しかも対立しているのが、ツー・トップの渡辺喜美代表と江田憲司幹事長というのだから始末に終えない。これでは折角伸びつつある党勢を萎みさせかねない。

 それにしても各党代表者らの言い分を聞いていると、頭のハエも追えず未来への展望がまったく見られない。政治家たちは好き勝手に言いたい放題で、高い俸給をもらい、国のために働かない。こんなに気楽で実入りのいい商売はないと思う。気の利いたしっかり者の若者に政治家になることを勧めてみようかと思う。私だってもう少し若かったら政治家になりたいくらいだ。

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2264.2013年7月25日(木) スペインで高速鉄道が脱線事故

 今日25日が「聖ヤコブの日」に当たることから、偶々その前日、24日はスペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かうクリスチャン巡礼者が多かったようだ。その「聖ヤコブの日」前日に聖地近くで高速鉄道「アルビア」が脱線事故を起こし、80人の死者を出した。負傷者がかなりいるようなので、さらに死者が増えることが予想される。無謀にも制限速度80㎞のところを200㎞以上の猛スピードで走行してカーブを曲がりきれなかったようだ。

 さて、連日の暑さ続きに加え、各地では豪雨に襲われる地域もある一方で、場所によっては雨が降らず、水源地ダムでは例年以上の渇水状態で、一部には今日から取水制限を行っている。どうもチグハグである。

 そんな炎暑の中で今朝の朝日新聞社説のおまけ「余滴」に、スポーツ担当記者が興味深い記事を書いている。この暑い東京都内で、真夏にオリンピックを開催することについて疑問を呈しているのだ。オリンピック開催の是非を問うているのではなく、その開催時期の適否を取り上げているのである。これまで関係者は「2020年東京オリンピック開催」の一点に絞り声を上げてきたが、その開催時期についてはまったく無関心だった。1964年の東京オリンピックが素晴らしい秋の10月に開催され成功したことを念頭に、同じく日本の秋に開催されると早飲み込みをしている人が多いが、そうは問屋が卸さないようだ。国際オリンピック委員会(IOC)では、例外を認める気持ちは毛頭ないようだ。つまり暑い盛りの日中に全種目をやろうというのである。選手や観客が熱中症でバタバタ倒れないか心配している。朝日記者はもし東京開催が決定したら、来年夏にIOC委員に東京で暑さを体験して欲しいと述べている。

 IOCが開催時期を7月15日~8月31日の期間内に収めようとしているのは、人気のヨーロッパ・サッカーや、アメリカのプロスポーツが主に秋に行われ、その間はオリンピック中継のためのテレビ放送時間が取れないからと、IOCがオリンピックはそれらのスポーツの後塵を拝し二番煎じスポーツに甘んじることを認めているからである。テレビ放送ができなければスポンサー料が手に入らず、大口の資金が手元に入ってこない。このためIOCは夏季開催に拘っている。

 まだ実感として受け止めている人は少ないようだが、朝日記者の言うことが杞憂に終わればよい。つまり、上手くいけば東京オリンピックは秋開催となり、下手をすれば東京で開催されないということである。

2013年7月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2263.2013年7月24日(水) パソコンの基本ソフトをWindows 7に

 来年いっぱいで使用できなくなるPCの基本ソフト‘Windows XP’をひとつ上のソフトに交換しようと考えていたが、今日ITコンサルタントの小糸武彦氏に来宅いただき、10年ほど使っていたデスクトップのPCをソニー‘VAIO’から ‘DELL’に交換した。これで基本ソフトは‘Windows 7’になった。これによりデスクトップ、ノートPCともに‘Windows 7’になったことになる。PCのブランドに特別のこだわりはないが、今使用しているPCは、これで‘Panasonic’から‘Lenovo’へ、‘VAIO’から‘DELL’へ代った。いつの間にやら私の端末機も、かつての日本製品から外国製に変わっている。これも日本産業の地盤沈下を象徴している証なのだろうか。

 まだ、馴れないせいで戸惑いも感じるが、一日も早く新しい機種に馴れないといけないと思っている。

 さて、今朝森善朗・元首相事務所長谷川秘書から電話で、一昨日電話とFAXでお願いした元首相への取材申し込みと質問内容について、今忙しいことと、私の要望が少々プライベートに過ぎることを理由に、取材を遠慮したいとの元首相のメッセージを伝えてきた。6月までは時間を取って話をしてもらえることになっていたが、突然のキャンセルの後、こういう残念な話になってしまった。

 最近森元首相が多忙であることは承知しているが、一昨年の2度の取材と今までのいきさつから考えて僭越だが元首相関係のエピソードは決して、元首相にとってマイナスではなく、むしろメリット面が多いと思っていたので、当然協力していただけると思っていただけに意外な感がした。長谷川秘書も口ぞえしてくれたそうだが、強制ではなかったのに写真の注文などが少し細かく鬱陶しかったのではないかと私もその点では反省している。秘書がもう一度話をしてみると言っているので、少し待とうと思っている。

 しかし、もし元首相がこれ以上協力していただけないようなら、ノン・フィクションの構成も少し変えないといけない。佐々木信也さんからは情報をいただいたし、トラック島の故大酋長についても新しい情報を得たので、元首相から私的な情報を得られないとなるとちょっと残念な気がしている。

2013年7月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2262.2013年7月23日(火) イギリスにロイヤル・ベビー誕生

 イギリス王室に待ち望まれたロイヤル・ベビーが誕生した。今月中旬に誕生すると言われていたが、中々予定通り誕生というわけにいかず、病院周辺で取材体制に入っていた世界中からやって来たメディアをいらいらさせていた。これで漸く取材網もほっとして解散ということになるだろうか。‘IT’S A BOY’生まれたのは、男の子だった。3番目の皇位継承権者である。名前はまだ決まっていない。

 今では世界に王室は少なくなっているが、その中で最も権威のある英王室の世継ぎということでもあり、イギリスでは寄ると触るとロイヤル・ベビーの話で持ちきりのようで、王子誕生という明るい話題に久しぶりにイギリス中が盛り上がっているようだ。5月にはわが家でもロイヤル・ベビーならぬ5人目のグランド・チャイルドが生まれたばかりで、やはり嬉しいものである。

 ところで、最近わけが分らない、常軌を逸したような残虐な事件が頻発している。つい最近広島県で16歳の少女が元高等専修学校同級生とその友人、男3人及び女3人に車の中で殺害され、山中に捨てられた事件が格好のメディアのターゲットになっている。お互いにまったく知らない同年齢の少年少女同士が、携帯電話のソフトを使い遊び感覚で、いとも簡単に人を殺してしまうおぞましさにはぞっとする。

 ところが、一昨日山口県周南市内の山間集落に起きた5人の殺人事件にはそれ以上に度肝を抜かれた。2件の家が放火され中で高齢者3人が殺されているのが発見されたが、その近くの別の2軒の家でまた高齢者が殺害され、近所の老人が姿を消した。しかもこの老人は何やら、周囲をあざ笑うが如き川柳「つけ火して 煙り喜ぶ 田舎者」のような紙切れを自宅窓に張って行方をくらませる異端ぶりである。こういう今まで考えられないような悪辣で、愉快犯的な事件が起きるのは、現代の世相を反映している証なのではあるまいかと思うと空恐ろしくなる。

 さて、NHKの夜7時と9時のニュースに高校の同級生で、文化功労者でもある産業技術総合研究機構のフェロー・中西準子さんが、福島原発の除染に関する取材に応えていた。最近会ったことはないが、相変わらず専門家として元気に活躍している姿に感心している。同級生として頼もしい限りである。

2013年7月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2261.2013年7月22日(月) 自民党の圧勝で、民主主義は大丈夫か。

 昨日はどこのテレビ局も参議院選挙報道一色だった。開票直後から当選者が出ていたのは、いかに速報とは言え、これは実数ではなくあくまで予想であり最近の傾向とは言いながら戸惑わざるを得ない。心配していた投票率は、大きく下がり52.61%で前回に比べて5.31%も低下した。自民党の圧勝が伝えられる中で、どうせ自民党が勝つだろうとのしらけ気分があったとも考えられるが、結局は選挙に無関心な人が増えたということだろう。

 今回はネット選挙も採用して投票率の向上を期待した。だが、結果的に国民の半数が投票所へ足を運ばなかった。この2人に1人の無関心層の行動次第では、憲法改正だってやり遂げることができるわけだから、単に投票率が下がっただけでなく極めて深刻な問題をはらんでいると思う。彼らが投票権を行使せず、権利と義務を放棄した責任は重いと断じざるを得ない。その意味では民主主義の危機と受け取ることだってできる。メディアも今後投票率低下について原因なり、向上のための対策などを追って、時折経過を報告して欲しいと思う。そして、次回選挙で棄権が減少することを願っている。

 さて、投票の結果は予想通り自民党の圧勝だった。その一方で対立軸にあった民主党は見る影もなく惨敗を喫した。他の野党に浮き沈みはあっても、相対的には自民党の1人勝ちと言える。この圧勝の結果を踏まえて、選挙活動では「ねじれ解消」だけを言い続けて「選挙公約」のトップに掲げて訴えていた自民党は、勝つや法衣を脱ぎ捨て、鎧姿で出陣と相成った。

 今夜NHKの各党代表者が出席した特別番組「討論スペシャル」で、石破茂・自民党幹事長がついに本音を語り出し、ねじれは手段であって、目標は経済であり、外交であり、TPPであり・・・と話したが、早くも鎧姿となって話している。それなら選挙運動中にそう言うべきだった。ひたすらねじれのマイナスを語らず、ただ「にじれ解消」を声高に叫び続け、吹き続ける強風を避け、ひたすら耳に栓をしていた。こういうずるい戦法もあることを知った。言うなれば国民を騙してねじれを解消したことになる。

 ねじれ解消には別の視点から問題がある。今回の選挙で自民が大勝したことによるねじれの解消は、参議院の勢力分野が衆議院と似てきたことであり、良識の府として独立的な存在であった立法府が2院制の意義を失うことであり、同時に参議院が第二衆議院化することでもある。これでは、参議院自体の存在価値がないと考えている。いまや現行の参議院制度について検討すべき時に来ていると思う。

 われわれが最も注視し警戒しなければならないのは、今後3年間は国政選挙がないとされる中で、大勝に慢心した自民党が1強体制に胡坐をかくことである。国民は必ずしも安倍政権にフリーハンドを与えたわけではない。

 元々憲法改正論者の安倍晋三首相は、選挙期間中は改憲について慎重な発言を繰り返していたが、最後の日の街頭演説では、誇りある国を作っていくためにも憲法を変えようとぶった。これも法衣から鎧姿への変身である。近い内に改憲に向けて動き出すことは間違いないと思う。すでに、自民、公明、維新、みんなの党を合わせると発議に必要な3分の2を超える議席を獲得した。右傾化した安倍政権の対中、対韓外交も気になるところである。

 最大の関心事はエネルギー政策である。将来的には、原発比率を減らしていくと言っているが、本音は原発再稼動にあることは明らかである。福島第一原発がまだ完全に収束したわけでもないのに、各電力会社は続々と安全審査を申請している。自民党は安全が確認されれば、再稼動を容認するとのスタンスを崩していない。福島は収束処理できず、使用済み核燃料処分は宙に浮いたままで、問題を先送りしつつ見切り発車する自民党のエネルギー政策をこのまま見過ごしても良いものだろうか。また、自民党の地すべり的勝利で民主主義は果たして大丈夫だろうか。

 将来へ多くの課題を残した参議院選挙である。

2013年7月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2260.2013年7月21日(日) 参議院選挙の結果は、再び自民党の躍進だ。

 参議院選挙の投票に出かけたが、昨年の総選挙の時は投票所の東深沢小は校庭まで列がつながり、随分時間待ちをしたので、今日は早めに出かけた。ところが、投票所は意外に空いていて些か拍子抜けしてしまった。有権者があまり足を運ばないのではないか危惧していたところ、案の定投票率が前回よりかなり低いことが分った。少々がっかりする。

 どうしてこうも投票率が低いのだろうか。自分自身を例えるのは僭越であるが、いままで投票を欠かしたことはない。記憶にはないが、もし投票しなかったとするなら、生憎海外出張していた時だと思う。当時は、期日前投票があまりポピュラーではなかった。ところが、今や期日前投票も事前のPRを始め、条件的にも非常にやりやすくなった。世田谷区役所を始め、区内28箇所で受け付けている。これなら無理して投票日当日に拘る必要がないくらいである。この制度を利用した有権者が全有権者のうち、約12%にもなり過去最高だという。それにも関わらず全体の投票率が前回より大分下がったということは、ある意味で民主主義が危機にあると言える。

 選挙の結果が最終的に決定していない現時点(21:30)では、総括的にコメントすることは差し控えざるを得ないが、簡潔に言えば、自民党が大幅に議席を伸ばしている現状は、庶民に必ずしも福音をもたらさないだろう。憲法改正を目指し、中国・韓国との対立を深めつつある姿勢から推すと日本が一層右傾化の道を歩むようになるのではないかとの一抹の不安がある。

 明日にははっきりする選挙結果を見て分析してみたいと思う。

2013年7月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com