2260.2013年7月21日(日) 参議院選挙の結果は、再び自民党の躍進だ。

 参議院選挙の投票に出かけたが、昨年の総選挙の時は投票所の東深沢小は校庭まで列がつながり、随分時間待ちをしたので、今日は早めに出かけた。ところが、投票所は意外に空いていて些か拍子抜けしてしまった。有権者があまり足を運ばないのではないか危惧していたところ、案の定投票率が前回よりかなり低いことが分った。少々がっかりする。

 どうしてこうも投票率が低いのだろうか。自分自身を例えるのは僭越であるが、いままで投票を欠かしたことはない。記憶にはないが、もし投票しなかったとするなら、生憎海外出張していた時だと思う。当時は、期日前投票があまりポピュラーではなかった。ところが、今や期日前投票も事前のPRを始め、条件的にも非常にやりやすくなった。世田谷区役所を始め、区内28箇所で受け付けている。これなら無理して投票日当日に拘る必要がないくらいである。この制度を利用した有権者が全有権者のうち、約12%にもなり過去最高だという。それにも関わらず全体の投票率が前回より大分下がったということは、ある意味で民主主義が危機にあると言える。

 選挙の結果が最終的に決定していない現時点(21:30)では、総括的にコメントすることは差し控えざるを得ないが、簡潔に言えば、自民党が大幅に議席を伸ばしている現状は、庶民に必ずしも福音をもたらさないだろう。憲法改正を目指し、中国・韓国との対立を深めつつある姿勢から推すと日本が一層右傾化の道を歩むようになるのではないかとの一抹の不安がある。

 明日にははっきりする選挙結果を見て分析してみたいと思う。

2013年7月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com