3372.2016年8月6日(土) 孫がジュニア・オリンピックの候補選手に

 今日開幕前から話題の多いリオ・オリンピックが17日間の予定で開幕された。テレビで開会式を観ていると、いかにもラテン系の陽気さが伝わってくる。この明るさでマイナス・イメージを吹き飛ばして欲しい。派手にライトアップしたショーにより移民国家ブラジルの建国史をアピールしていたが、偶々今日が広島原爆投下の日ということと、これまでの日本人移民の活躍・貢献もあり、ブラジル社会における日本人の存在感を結構アピールしてくれた。

 オリンピックに世界中の注目が集まっている時に、今朝奈良県生駒市に住む長男から中3女子の孫が、ハンドボールのジュニア・オリンピック奈良県選抜メンバー候補選手に選ばれたとびっくりするようなメールが送られてきた。長男も最初に聞いた時は流石に驚いたようだ。あまり無理せず、今まで通りのびのびとやって欲しい。

 長男の子ども3人の内、上の男子を除く下の2人の娘は運動神経も発達して活発で何をやっても学年で1,2を争うほど元気が好く兄に発破をかけるほど積極的だが、高2男子の孫は引っ込み思案で普段からおとなし過ぎると思っている。そんなところが気になって、昨夏その孫が高校へ入学したのを機にサンフランシスコへ武者修行の見習いに連れて行った。そして、そんな経験を定期購読している‘NATIONAL GEOGRAPHIC’(日本語版)に投稿したところ、今8月号「読者の声」欄に掲載されるおまけまでついた。男の孫はやや引っ込み思案であるが、反面女の子たちは元気一杯に動き回り、まるでわが家の孫たちは現代日本の若者像の反映でもある。

 さて、駒沢大学公開講座は夏季休暇中で9月まで講座がない。そこへ淑徳大学公開講座の保岡孝顕講師よりお誘いを受け、講師専門の「バチカンと世界」を9月まで受講することにした。初回は体調が勝れず欠席したが、今日は教皇ヨハネ23世のキューバ危機に際した米ソ説得工作について講義された。上智大学研究員としてバチカンにもお顔が広く、長年に亘って研究されているだけにローマ教皇の外交について納得できる話を伺った。近年の歴代ローマ教皇はほとんどキューバを訪れているというが、キューバは社会主義国の中でも特殊な国と考えられているだけにキューバ人の44%がカトリックであることがその背景にあると考えている。幸い近日キューバを訪れる機会があるので、その辺りの情報も現地で探ってみたい。

2016年8月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3371.2016年8月5日(金) 明日リオ・オリンピック開幕

 明日6日リオ・オリンピックが開会されると認識していたが、その前日の今日アマゾン河口の都市、マナウスで男子サッカー予選・日本対ナイジェリア戦が行われた。昨晩このアマゾンの畔の展望台らしき場所から、サッカー試合解説者が勝負の予想をしていたが、私にはその背景のアマゾン川が興味深く、懐かしく感じられた。そこはまだ黒いアマゾンと白いアマゾンの水が混ざり合わず、2色異なる水の川がそのまま流れているように見えた。かつて2度ここから船でジャングル奥地へ向けてアマゾンを遡った時、2つの色がいつまでも混じり合わないのに興味をそそられた。水質が異なるアマゾン川の大きな特徴である。

  さて、今日のサッカーは点の取り合いの末、5-4で日本は惜しくも敗れてしまった。この試合は曰く因縁があり、3日前に現地入りする予定だったナイジェリアが航空機手配のミスなどで試合前日までにマナウスへ到着せず、日本の不戦勝かと思わせた試合だった。すったもんだの末、ナイジェリアは何とかチャーター機で試合開始7時間前に現地入りして試合に間一髪で間に合ったオリンピック開幕戦だった。

 今度のリオ・オリンピックは早くから会場建設工事やその他のインフラの進捗状況が遅れ気味で、予定通り開催されるかどうか懸念されていたが、加えて政治の混乱、治安の悪化、ジカ熱の蔓延等々の問題が発生してその動向が注目されていた。何とか明日の開会式は開催されそうで、これからしばらくはメディアでも大きく報道される。リオは地球上ではちょうど日本の反対側に当たるので、競技の生放送はほとんど夜中に放映されることになる。

 政府会計の不正に関わったとして弾劾裁判の結果、職務停止となったルセフ大統領は気の毒にも開会式には出席できず、国際的な国家行事としては異例の事態となった。日本も閉会式で次回開催都市として東京都知事が五輪旗をリオ市長から引き渡される予定だったが、直前に意欲満々だった舛添前知事が失職したため、小池百合子新知事がその役割を果たすことになった。

 都知事選で無駄な経費の節減を取り沙汰されて、小池知事一行は今日旅行費用意のあらましを公表した。舛添前知事一行19名から小池知事一行は5名にまで派遣人員を削減し、航空機もファーストクラスからビジネスクラスに変更することにより、当初予算数千万円から、総費用を1000万円に抑えることにしたと説明された。

 リオ・オリンピックは、大会運営上もロシアの国家がらみのドーピング問題があり、今回ばかりは闇に包まれたような大会である。せめて出場する選手には、出場できる幸せを感じて精一杯プレイして欲しいと思う。

 明日からテレビでは、当分の間終日オリンピック放送で賑わうことだろう。

2016年8月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3370.2016年8月4日(木) 天皇陛下の生前退位のお気持ち

 今朝の朝日新聞一面に先日報道された天皇生前退位に関する記事が掲載されている。これだけ衝撃的な事案に対して、その後メディアの報道は冷め気味でそれほど熱がこもっていない。事柄が事柄だけに、メディアの強引さ、無遠慮な行動が中々とりにくいということは考えられる。

 それでも前記記事によれば、8日天皇陛下がご自分のお気持ちを述べられる場が設けられるようだ。

 最初にこの話題が表沙汰になってから、メディアはもとより政治が腰を引いて積極的な言動をしなかった。月刊「選択」8月号によれば、この事象に最も頭を痛めたのは、保守的な言動をする安倍首相だと指摘されている。あまり触れられたくないアイテムだったらしい。そもそも首相は小泉内閣の官房長官時に「女性・女系天皇容認、長子優先」を柱とする皇室典範改正案を準備していたところへ、秋篠宮紀子さまご懐妊ニュースが報道され、タイミングよく法改正を取り止めた経緯がある。首相には平素より頑固に時代錯誤的な万世一系説を信じ込んでいるきらいがある。従って天皇のお気持ちがどうあろうとも、できるだけ首相自身の旧式制度への拘りに固執する傾向がある。普通なら82歳の高齢に達した天皇が、ご自身の健康上の観点から皇太子へ譲位を考えられたとしたら、お気持ちを斟酌してその方向へ話を進めて問題をクリアするのが、一般的な対応策ではないかと思う。

 果たして8日に天皇はどんな内容のお話しをされるのか、またご自分の本心をどう披歴されるのか分からないが、天皇のお気持ちを汲み取ろうとしない首相の姿勢には天皇を慮る気持ちが希薄なのではないかと疑念を感じざるを得ない。イギリス王室には、過去にエドワード8世が離婚歴のあるアメリカ人女性シンプソン夫人と結婚して退位したトラウマがあるせいでもあるまいが、90歳のエリザベス女王は凛として公式行事を果たされている。だが、他のヨーロッパ諸国の王室は、ほとんど高齢になると王子女に皇位を譲り退位している。生前退位説を忌避しようとする気持ちには、パンドラの箱を開けたくない強い意思と拘りがあるように思える。

 今上天皇には大東亜戦争で亡くなられた人たち、及び遺族に対する哀悼とお悔やみの気持ちが強く、それが度々海外の旧戦地にまで慰霊の旅を続けられる行動に表れている。ところが、安倍首相は天皇陛下のそういうお気持ちとは離れて、憲法改正を目論み、再軍備への道をひたすら歩もうとしている。

 とにかく8日に天皇がどういうお言葉を語られるのか待ちたいと思う。

2016年8月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3369.2016年8月3日(水) 夏の風物詩、安倍内閣改造

 第3次安倍再改造内閣が発足した。閣僚は大分入れ替わったが、大臣順番待ちの議員や副大臣を順送りで入閣させて、格別目玉となる人事は見られない。大臣リストをサラッと見ているとつい下らないことを考えてしまう。安倍総理以下20人の閣僚の内、初入閣が8人、東大卒が7人、山本姓が3人(公一、有二、幸三)、そして防衛大臣には小池百合子・現都知事に次いで女性2人目の稲田朋美・前政調会長が就任することになった。強いて言えば、これが目玉と言えば言えないこともない。この稲田氏が安倍総理の憶えが良いのは、かつて同僚議員と2人で韓国と領土問題で揉めている竹島に上陸しようとして韓国官憲に排除された経歴を持つ、見かけによらず元気が良く保守的である点が元々右翼志向の安倍総理に評価されたからである。早くも稲田防衛相の抜擢には、中国と韓国が警戒感を露わにしている。

 ともあれ今度の改造内閣で初入閣した大臣には、余人をもって代えがたい目に見えるような実績を上げて存在感を示して欲しいものである。

 さて、今朝北朝鮮がまたも弾道ミサイルを日本海に向け発射し、秋田県沖250㎞の日本の排他的経済水域内へ落下した。排他的経済水域へ打ち込んだのは初めてである。驚いたのは、秋田県近海の漁民だろう。近くを日本漁船が航行しておらず、被害に遭うことはなかったが、こう度々繰り返す北朝鮮の無法な行為には強い憤りを覚える。いくら国連制裁を決議し、北朝鮮に強い抗議をしても、所詮非常識な国家であるが故にまるで馬耳東風である。今年3月以来今日が30発目のミサイルである。国際的に経済制裁を受けて国が苦しいのは当然であるが、国家としてこの苦境を打開しようとの前向きな考えがないからなお始末に負えない。こうして世界中の国から愛想尽かしされ、国際的に孤立して、益々自らの首を絞めている状態である。いつになったらこの「おバカさん」国の「おバカさん」総書記は、自らの「おバカさん」ぶりに気がつくのだろうか。

2016年8月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3368.2016年8月2日(火) 小池知事の登場とポケモンGOブームの夕暮れ

 今日都知事選で勝利を収めた小池百合子氏が正式に東京都知事に就任した。しかし、当然とは言え知事選で党として推薦をしなかった自民党との間には大きなわだかまりとしこりが残っているようだ。特に、小池氏から選挙前に談合とか、闇と批判され、「敵」とまで見られて都政の透明化を主張された自民党都議会ボスたちは不愉快極まりないようだ。今日小池知事が都議会各会派へ挨拶回りをしても、自民党室には2人の都議がいただけで、ボスと思われる「大物」都議は接触を避けて顔を見せることもなかった。同じ自民党員でありながら、相互に露骨な誹謗を行ったことからこうも子どもっぽくなってしまったたのだろうか。折角291万都民が推した新知事に対する自民党都議団の態度は、あまりにも大人げない対応で、都議全体のレベルにまで疑念が湧いて来る。こんな程度のオツムでこれから難題を抱えた都政を無難にやっていくことができるだろうか。

 私個人としては、小池氏と考えを同じくするものではないが、猪瀬、舛添と2代続けてスキャンダルで辞任した知事職を、これからけなげにも大組織を向こうに回して東京大改革をやっていこうというのだから、せめて同じ釜の飯を食っていた元同志としては、もう少し温かい配慮があってしかるべきではないかと思う。これではボス連中に対して291万都民が納得しないのではないか。小池新都知事と自民党都議との間でいつまでも険悪な雰囲気の中で対立しているようでは、舛添都政とあまり変わり映えしないことになってしまう。もう少し大人の対応ができないものだろうか。

 さて、先日来世界中に話題をまき散らしている「ポケモンGO」が、日本で販売されてから海外でのブームを追いかけるように国内でも老若男女を問わず夢中になっているようだが、懸念されていたように全国あちらこちらで問題を引き起こしている。実際利用者は1千万人を超えているそうだ。その最たるものは夢中になったプレイヤーが道路上で交通事故を起こす例が後を絶たない。ポケモンが現れそうな場所として、公共の場所ならともかく、立ち入ることが許されない私有地や立ち入り禁止地域、危険な場所へプレイヤーが我が物顔で侵入することが問題となっている。

 危険とされている鉄道用地や駅、高速道路上、原発施設内、裁判所エリア内、広島平和祈念公園内、同じく長崎原爆資料館周辺地域、等々の他にも見ず知らずの人に許可もなく入り込まれては困る場所がたくさんある。施設所有者がポケモン開発会社へポケモンを所有地内へ出現させないよう要請したようだが、こんなことは最初から判り切ったことではないだろうか。顧客が喜べば佳しとする、新興IT経営者の周囲の事情を考えない利己主義と風潮が、こういうバカげた騒ぎを助長することになる。

 このポケモン騒ぎで、漫画家のやくみつる氏が、「こんなことに打ち興じている人を心の底から侮蔑する」とユーザーを批判した途端、新商品に迎合する「オレ様」たちから異論反論が噴き出してバトル状態となった。特にお笑い芸人・水道橋博士氏、7年前悪質な脱税を犯した脳科学者・茂木健一郎氏、高須克弥・高須クリニック院長らが挙って反論しているが、やくみつる氏の言い分の方が普通の感覚に近いと思う。はた迷惑で時間の無駄以外の何物でもない、このばか騒ぎも一部にはあまり面白くないという人もぼつぼつ出始めて、いずれ終息することを期待したい。

2016年8月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3367.2016年8月1日(月) 小池百合子新都知事、圧勝の原因

 昨日行われた東京都知事選開票の結果、小池氏が圧勝したと受け取られるほど他の対立候補2人との間にかなりの差がついた。本当にびっくりポンである。因みに小池氏が291万票、増田氏179万票、当初は本命視されたジャーナリスト鳥越俊太郎氏は、134万票で小池氏の半分も獲得できなかった。敗軍の将多くを語らずの諺通り、敗因を増田氏は力不足、鳥越氏は準備不足を挙げていた。

 私が感心したのは、高校時代の友人が諸々のメディア情報に加えてSNSから分析して自分なりの予測を行い、当初から鳥越氏の苦戦を予想して、最終的に上位5人の彼独自の票読みをして当たり外れはあるが、かなり納得できる獲得票を予想したことである。その友人は、下記のように予想した。

 

 1位 小池百合子  (予想250万票 → 結果291万票)

 2位 増田 寛也   (予想120万票 → 結果179万票)

 3位 鳥越俊太郎  (予想40万票  → 結果134万票)

 4位 上 杉  隆  (予想60万票   → 結果18万票)

 5位 桜 井  誠  (予想50万票   → 結果11万票)

 

 獲得票は別にしてかなり有権者の気持ちを掴んでいるなぁと感じた。これから事前にこのような情報収集力とSNSに基づく戦略展開を行うなら、選挙の戦い方も大分変って有権者の気持ちを捉えた選挙選になるのではないかと感じた。それにしても都民ではない友人の都知事選、或いは他の選挙にかける研究心と情報の分析には敬服している。

 これから自民党内では敗戦の責任問題から内部抗争が起きる心配もあるが、楽勝との油断がしっぺ返しを食ってどう責任の取り方をするのだろうか。これから小池都政になるのだが、小池氏が勝利を収めた要因は、既成政党の陰湿な嫌がらせや闇の政治に対して反旗を翻したその正義感と、無正統派を中心とする孤立無援の小池氏に対する同情票だと言われている。

 これから小池氏は、当選したらまず都議会解散だと言っていたが、魑魅魍魎の都議会を思う通り動かすことができるだろうか。

 それにしても予想されていたこととは言え、投票率が59.7%と、前回の46.1%に比べて13.6%も伸びたのは喜ばしいことである。あと10%積み上げられれば理想的だったと思う。これにはお粗末知事舛添要一の金権汚職を追放しようとの、金にクリーンさを持ち込んだ3人のデッドヒートが期待されたことも大きいと思う。

 これからは堅実に都民に目を向けた真面目な都政を小池新都知事に要望したい。同時に都議会を牛耳っていると言われる議会のドン・自民党都議会幹事長内田茂氏の我儘を許さないよう抑え込んで欲しいものである。

 今日は毎年恒例の人間ドック検診日である。朝早く信濃町の慶応病院予防医療センターへ出かけた。今年で5回目である。7月に憩室炎を患ったことを担当医師に事細かに説明した。ここでは詳細な診断表を作成してくれるが、それをかかりつけの整形外科と内科にもお見せする予定である。今日特に気にしていたのは、CRP数値だった。特に憩室炎と診断される原因となったのはCRPが12.87と急上昇したことだったが、幸い徐々に下降して今日は0.48にまで下がっていた。まだ、目標数値(0.3以下)は若干高いがいずれ安定的数値に下がるだろう。また気になっていた眼科、特に白内障の心配はないようなのでホッとした。若干気がかりなのは、聴力がやはりまた少し減退していたことである。他には特別心配する必要もないようで取り敢えず一安心である。やはり1年に1回でも自分自身のために健康状態を管理しておくことは年齢を考えても大切なことだと思う。

 さて、昨日元横綱千代の富士がすい臓がんのため61歳で亡くなられた。小さな大横綱と呼ばれ、その強さと存在感は抜群だった。相撲界唯一の国民栄誉賞受賞者だった。昨年九州場所中に亡くなった同じ横綱北の湖に続いて、またも大横綱が時を置かずにこの世を去ったことになる。

 また5日前には世界的ピアニスト中村紘子さんが大腸がんのため72歳で彼岸へ旅立たれた。以前飯田ゼミの遠藤靖子さんから、中村さんは慶応中等部で同級生だったと聞いたことがある。私よりまだ若い存在感がある不世出の人物がいなくなるのは、寂しく悲しいことである。

2016年8月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3366.2016年7月31日(日) 東京都知事に女性初の小池百合子氏

 あっと驚く結果だった。今日は因縁づくめの東京都知事選投票日で投票時間は午後8時に締め切られたが、それと符牒を合せるようにテレビ・ニュースが8時に特別番組を開始すると同時に「当選確実」と伝えられた。

 小池百合子・元防衛相、自民・公明両党推薦の増田寛也・元総務相、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏ら有力候補者3人が鍔迫り合いで開票もヒートアップするのではないかとの野次馬根性もあり、その開票経過が見ものだと楽しみにしていた。その期待は呆気なく裏切られ、あまりのスピード結果に唖然とするばかりだった。それにしてもいかに出口調査が進歩したにせよ、こんなに早く当選が決まるものだろうか。俄かには信じ難い。いかに集票作業が機械化、コンピューター化されたとはいえ、ともかく相当数の投票用紙を集める時間もなく瞬時に断は下されたのである。

 選挙の結果は小池百合子氏が新知事に選出された。初めて首都東京に女性知事が誕生したのである。先にイギリスではサッチャー元首相以来再び女性のメイ首相が選出され、アメリカでも初の女性大統領が選ばれる可能性があるが、日本の首都の舵取り役として小池新知事に重責が託されたわけである。

 今日の投票に当たり、午前中早々に妻と区立東深沢小学校で都民としての義務を果たして来た。現時点では、どの程度の投票率になるのか分からないが、少なくとも2年前の舛添前知事当選時の48.65%を超えることは間違いあるまい。小池新知事には舛添前知事のような好い加減な都政運営と金銭感覚に疎いエゴの強い政治は行わないだろうから、その点ではすっきりしている。

 明日詳しい情報を得てから、自分なりに今回の都知事選の分析をしてみたいと考えている。

2016年7月31日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3365.2016年7月30日(土) 公的年金運用は赤字だった。

 先日来時々運用方で話題になる公的年金が、2015年度だけで運用損が5兆3千億円に上がっていたことが明らかになった。赤字は5年ぶりのことである。巨額の資産を預かって運用を行っているのは年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)という法人である。

 最初にGPIFが話題になったのは、2014年10月に運用基準を見直して株式の運用比率を24%から50%に引き上げた時である。あれっ、大丈夫かなと思った。幸いその年は運用益があったが、今回は株価の低迷などでそうは行かなかった。当時運用を見直した際、リスクが高い株式への傾斜に若干不安の声があった。実際に恐れていたことが現実となったのである。大体これほど大事な運用について、国民的議論が交わされたという話は聞いていない。変更するにいたった議論はもとより詳細を国民に知らせずに結論だけを知らせて、結果的に損失を被ったことに対してGPIFの責任者と当事者はどう考え、どういう対応をとり、今後どう運用するのかという点について国民に分かり易く説明すべきではないだろうか。急には年金の支払い事情が悪くなるということはないと気楽なことを言っている場合ではないと思うのだが・・・。

 年金という国民の財産をいとも安易に運用したかの如く、結果を説明せず責任もとらないというのはあまりにも国民を蔑ろにし、愚弄しているとしか思えない。

 日本の公的年金積立金の資産構成は、現状では債券と株式がほぼ半分ずつであるが、あの投資活動が盛んでとかく健康保険などでも国民の間に不満が燻っているアメリカでさえ、年金資産額は日本の137兆円に比べて、3倍近い334兆円もあり、その運用も堅実で100%全額を債券に投資している。とかく役人に甘いわが国としても、ここはきちんとけじめをつけて、当事者に責任を取らせると同時に、一昨年のように運用見直しについてはその詳細を国民に説明し、併せてリスクの高い株式より債券運用にウェイトを置くべきことを提言したい。

 さて、舛添前知事のスキャンダルによる辞任に端を発した、東京都知事選もいよいよ明日が投票日である。過去最多の21人が立候補して、保守分裂などで大きなスポットを当てられているのは、自民・公明両党推薦の増田寛也氏と小池百合子・元防衛相、そしてジャーナリストで野党4党から推薦を受けた鳥越俊太郎氏ら3氏である。他の18人の中にはある程度著名な候補者もいるが、近所のポスター公示場所には、僅か8人のポスターしか貼られていない。メディアの取り上げ方は、結局名の売れた3人に絞られている。

 今日も候補者はそれぞれ最後の街頭演説に繰り出しているようだが、結論は明日開票で明日遅くには出るらしい。今度こそは真面目で都民のことを真剣に考えてくれる知事が誕生することを願いたい。

2016年7月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3364.2016年7月29日(金) 八芳園の素晴らしい庭園と建物

 目黒の八芳園という名園は、ホテル、宴会場、レストランともに由緒ある伝統と歴史を持ち、その筋では評価も高い。ロケーション的には近くであってもこれまで雅叙園は訪れることがあっても八芳園へ立ち寄ったことはなかった。

 それが今日ゼミの先輩である島田国生さんのお手配により、親しいゼミの4夫妻と食事を共にする機会を作っていただいた。当初妻も参加を予定していたが、生憎風邪をこじらせたので失礼させてもらった。会話はいつもながらとりとめもないものだが、こういう素晴らしい場所でゆっくり食事をいただくのも至福の時と言える。

 残念なことに折角名園へ来ていながら庭園を散策する機会を逸した。建物は新しいので最近立て直したのだろう。正門の門構えが大名屋敷然として風格がある。庭園の名称は「四方八方どこを見ても美しい」に由来するという。聞けば、江戸時代には一部が大久保彦左衛門邸となり、その後時の大物武家の手を経て、大正期に日立の創立者・久原房之助が手を入れ、建物と庭園をほぼ現在の形に作ったと言われている。

 「灯台下暗し」である。近くにこのような素晴らしい場所があって幸せだと思う。近いうちに改めて妻と訪れてみたいと考えている。

2016年7月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3363.2016年7月28日(木) 高齢者の活動領域は拡大するのか?

 昨年の日本人の平均寿命が厚生労働省から発表された。女性が87.05歳、男性が80.79歳である。世界的にも日本は長寿国だったが、女性は4年ぶりに香港に抜かれて世界2位に、男性は3位から4位に下がった。それでもいずれも過去最高齢である。傾向として言えるのは、女性長寿国の中で上位5カ国の内、4位の韓国を含めてアジアで3カ国を占めていることであり、男性も5位のシンガポールを含め3カ国がアジアの国であることである。これはアジア人には他の地域に比べて生存する条件、環境に恵まれているということにならないだろうか。食べ物にしても欧米のような高カロリーではなく、どちらかというと低カロリーで質素でいて自然の素材に近い物だと言える。これからも日本人を含めてアジア人の寿命は延び続けるだろう。

 いずれにしろ世界的に長寿傾向が見られて、それは高齢化問題をもたらす反面、お年寄りの活躍の場が広がったという一面もあるのではないだろうか。

 昨日アメリカでは大統領選の民主党候補にヒラリー・クリントン氏が決まった。68歳である。一方の共和党候補のドナルド・トランプ氏も70歳で、若手が進出する機会の多いアメリカ社会でも異例なくらい両候補者が高齢であることが際立っている。オバマ現大統領が就任したのは45歳の時だったし、ブッシュ・ジュニア元大統領は48歳で就任した。ヒラリーの夫ビル・クリントン氏が大統領に就任したのも46歳の時だった。こうしてみるとアメリカ合衆国をリードする次期トップにも高齢化の影響を受けてかなりベテランがその地位に就くようになる。

 一般的に年齢を重ねるに従い、保守化の兆候が見られるものだが、アメリカ社会にもその点で保守化と内向き志向がこの大統領補選の過程で見られるようになった。

 クリントン氏とトランプ氏の対決では、「嫌悪度」の高い候補者同士が争う大統領選はかつてないといわれる。意外にも今回はそれくらい歓迎されざる2人が争う構図となった。クリントン氏が弁護士の道を歩み堅実な政治家経験を積み、初の女性大統領に挑戦しようとする脚光を浴びる立場にいるのに華がない。これに対して、トランプ氏は頓挫しながらも経済人として実績を積み重ねてきた。だが、アメリカ建国の礎となった移民を徹底的にやっつけて民族間に対立を煽っている。この2人がそれぞれ好感度が極めて低いというのは、最近のアメリカ社会の問題点を浮かび上がらせているのではないだろうか。

 さて、都知事選真っ最中の鳥越俊太郎候補が東横線自由が丘駅前で街頭演説をすると昨日鳥越事務所が言ってきたので、駅前へ出かけて1時間ばかり話を聞いて来た。主たる応援弁士の保坂展人・世田谷区長と蓮舫・民進党代表代行に続いてマイクを握った鳥越氏の今日の主張「3つの0」はこういうことだった。「待機保育児童0」、「高齢者の特別養護老人ホーム入居待ち0」、「原発0」だった。ちょっとお行儀の好い街頭演説だった。しかし、駅前で聴いている人には、午後5時半という時間のせいもあるのか若者がほとんどおらず、中年以上が多かったことがちょっと気になった。夜になって高校時代の友人・大塚武夫さんから電話があり知事選の話題になった。ちょっと政策論争が足りないということを言っていた。今やテレビや新聞よりSNSでPRする方が、効果的で手っ取り早くなったのではないかという点で時代も進んでいると感じた次第である。

2016年7月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com