3561.2017年2月11日(土) 久しぶりの講演「今キューバが熱い」

 一昨日から今日にかけて日本海側の北陸、西日本から九州方面に大雪が降った。鳥取市内では平年の約10倍の積雪量だという。夕方には積雪地帯の長野県全域にかけて大雪警報が発令された。

 アメリカでは安倍首相とトランプ大統領が首脳会談を行った。夜のニュースで見る2人の信頼及び愛情の表現と立ち居振る舞いがちょっとぎこちないし、わざとらしい。そのまま2人はフロリダ州の大統領の別荘へ向かった。友好関係も好いが、トランプ大統領が指摘していた肝心な日米貿易不均衡問題については後回しにされた。果たして本題を理解し合えるのだろうか。西日本の天候同様に、こちらも表面的にはともかく、本当のところはおかしくならないだろうか。

 さて、久しぶりに吉祥寺で「今キューバが熱い」のテーマで講演を行った。ゼミで1年後輩の佐藤博信さんが理事を務めるNPO「吉祥寺村立雑学大学」の依頼によるものである。12月発行の「知研フォーラム」に寄稿した内容と同じ話をパワー・ポイントを使って説明した。質問時間を含めて約2時間の予定だったが、予定通りの休憩を取らずに説明に没頭して、時間的にはやや中途半端になりいつもとは違って珍しいことに時間が余ってしまった。時間が余ったために私の武者修行体験談を話したり、3年前に上梓した「南太平洋の剛腕投手」のエピソードまで話すことになってしまった。受講者は熱心に耳を傾けてくれたので、それでも良かったのかも知れない。

 今日もキューバが社会主義的な土地解放、義務教育制度と医療制度の無料化を成し溶けた素晴らしさ、特にカストロやゲバラら革命家の無私無欲で権力志向のないこと、市街地が清潔であること、などについて、殊更強調した。

 これからまだいくつか溜まっている宿題をこなさなければならないと思っていたところ、帰宅してみると「知的生産の技術研究会」(略称:知研)の八木哲郎会長から手紙をいただいていた。前記「知研フォーラム」最新号に寄稿したキューバ・レポートについて知研で輪読を行おうという提案だった。どういう形なのか、判然としないので、明日にでも八木会長に尋ねてみようと思っている。

2017年2月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3560.2017年2月10日(金)  小松隆二先生ニュージーランド勲章受賞祝賀会

 昨年12月から準備していた祝賀会を新宿のハイアット・リージェンシー東京で開催した。白梅学園理事長で慶應義塾大学名誉教授でもある小松隆二先生が昨年10月ウェリントンでニュージーランド政府からメリット勲章を受勲された慶事を祝って飯田ゼミ有志と現代公益学会の先生がお祝いしたものである。当初から幹事を押し付けられ、少々心の負担になっていたが、今日会場で参加者と会話してみると小松先生ご夫妻を始めほとんどの参会者が大変喜んでおられたので、何とか救われた思いである。あまり華やかな集まりにしないでほしいとの小松先生の事前の注文で、40名程度の小規模のパーティではあったが、雰囲気、食事、サービスなどすべての面で申し分なく満足の行く祝賀会となった。

 祝賀会は構成を2部に分け、1部では小松先生のニュージーランドについてセミ講義を、そして2部は宴会という形にした。卒業後半世紀以上が経過し、恩師飯田鼎先生も本年7回忌を迎え、ゼミも解散したので、もう度々ゼミ仲間と会うことはなくなったが、それでも1年に2~3回は親しい仲間とは会うことがある。今日は主にこれまで話したことがない後輩たちとあまり経験のないような話をしたことが印象に残った。やはり普段会わない人と会話をするだけで新しい知識を得られるのがこういう集まりのメリットでもある。やや疲れたが、終わってみて清々しい感じがした。

 さて、昨夕羽田を発った安倍首相はワシントンに着いた。明日トランプ大統領と初の日米首脳会談を行い、その後大統領の別荘があるフロリダへ行き、ゴルフを楽しむようだ。

 ここへきて大統領への不信感が増してきた。ひとつは、イスラム系7カ国国民の入国を一時禁止した大統領令について、連邦地裁に次いで日本の高裁に当たる連邦控訴審でも再び大統領令停止命令が出されたことである。それでもトランプ政権は最高裁に向けて争う構えを見せている。この様子では当分収まりそうもない。

 もうひとつは、プライベートな案件であるが、大統領が娘のイバンカさんの名前を冠したブランド商品が名門デパート「ノーストローム」で販売を中止されたことに強く抗議したことである。親バカもここまで嵩じると些か滑稽である。

 大統領は「イバンカはノードストロームから大変不当な扱いを受けてきた。彼女は素晴らしい人間で、私が正しいことをするよういつも後押ししてくれる。本当にひどい」と普通の親ならある程度目をつぶることも、大統領という権力者が娘可愛さのあまり、その絶大な権力を行使して一民間業者を苛めるのはいかがなものであろうか。

 これら大統領の異様な行為に対して非難が高まり、一層アメリカ国内の分断ははっきりしてきた。こういう嫌トランプ・ムードの中で、安倍首相はトランプ氏と個人的な信頼と強い絆を固めることを希望している。だが、そんな戦略ではトランプ氏の思う壺であり、巧妙に取り込まれ、更にEUを始め、トランプ大統領に距離を置き始めた国々からはあまり好意的な扱いを受けなくなるのではないだろうか。

 いずれにしても安倍首相は、今難しい立ち位置に置かれようとしていることは間違いない。

2017年2月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3559.2017年2月9日(木) 大雪がやって来そうだ。

 わが家でも漸く白梅が綻びだしたと思ったら今日からまた急に冷え込みだした。水戸の偕楽園でも一面白銀の世界となり先日観梅に見えていた入園者も今日の積雪にはびっくりであろう。西日本を中心に明日、明後日と大雪警戒警報が発令されている。明日、明後日とも外出するので、少々気がかりである。

 先月大雪が降った鳥取県智頭町では国道に約300台もの車が渋滞した。これに懲りた町では対策に大童である。その一方テレビ・ニュースによると、道路沿いの家に住む高校生家族が先月の渋滞時に車の利用者に飲料水を補給していたようだが、今回渋滞で困るであろう人たちのために寒い中でインスタント食品を準備している姿に感銘を受けた。困っている人を助けようとするボランティア精神が素晴らしいと思うし、こういうところが、日本人の優しいところだと思う。このような何気ない思いやりの心は出来るだけ見習いたいものである。

 さて、先日来小中陽太郎さんから小中さんの近著「上海物語~あるいはゾルゲ少年探偵団」について短評を書くよう勧められているが、すでに本ブログに書いたように中々時間が取れずに月末に伸ばしてくれるようにお願いした。ところが一応OKだったのだが、400字程度の文なら夜にでも書けるだろうと発破をかけられてしまった。

 そこまで仰るなら書きましょうと請け負ったところ、20分置きに5回もメールで叱咤激励文が送られて来た。何とか取り組もうと重い腰を上げたところだ。

 書物にも登場する友人山崎洋母子について書くようアドバイスされたので、彼との付き合いについて書き始めたところである。山崎洋さんとの付き合いを思い起こすと、今から33年前の1984年に文部省教員海外派遣団で全国の先生方と1ヶ月かけて、旧ユーゴスラビアのリエカ市、イタリアのボルツァーノ市、アメリカのミルウォーキーを訪れ、最初の学校訪問地旧ユーゴで通訳として活躍してもらったのが始まりである。以後彼が日本へ帰って来る度に会って、最近ではほぼ毎年のように会い、時にはゼミの仲間にも声をかけて交友を深めている。書物ではゾルゲ事件の項でゾルゲの仲間、ブランコ・ブーケリッチの子として登場する。何とか2~3日の間に書いてしまおうと考えている。

 明日の日米首脳会談に備えて今夕安倍首相一行が羽田空港を発ち、ワシントンへ向かった。

2017年2月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3558.2017年2月8日(水) 高山右近が「福者」に任ぜられる。

 キリスト教徒の受難について、このところアメリカ人マーティン・スコセッシ監督によって映画化された遠藤周作の「沈黙」が話題を集めている。昨日の日経紙朝刊「文化」欄でもスコセッシ氏自身や映画評論家、エール大ジェロ―教授らが「『沈黙』私はこう見る」としてコメントを採り上げていた。何とか原作を読んでみたいと新潮文庫版「沈黙」を買い求めたが、まだ読み出すまでに至っていない。映画も忙しくて残念ながら観ていない。

 偶然だろうか、昨日大阪市内でキリシタン大名の高山右近が、ローマ法王庁からカトリック信仰の模範を示したとして「福者」の称号を与えられる列福式という式典が開かれた。キリシタンでもない私には、実感というものがあまり湧かないが、式に参加した信者の男性は、400年越しの夢がかなったと感慨深く語っておられた。この「福者」というのは、一般にもよく知られている「聖人」の前段階の呼称だそうだ。大河ドラマなどでも高山右近は、豊臣秀吉のバテレン追放令で国外へ追放された悲劇の人としてしばしば登場する。右近は1614年に徳川幕府の禁教令によって国外追放され、翌年マニラで病死した。

 大分以前に五島列島を訪れた時、昔ながらのキリスト教会内部に立ち入り、ガイドさんから昔のクリスチャンの苦しみを伺ったが、当時も天草四郎の島原の乱を歴史上の事件のひとつとして覚えたことぐらいしか感じることはなかった。月末に淑徳大学公開講座で保岡講師からこの種の話を伺えることを期待したい。

 さて、今日もメディアではアメリカのトランプ大統領に関するトピックスが目白押しである。現在注目されているのは、イスラム系7カ国からの入国者を制限する大統領令の妥当性を連邦控訴裁判所でどのような判断を下すかに絞られている。世論調査も実施したメディアによっては賛否が反対になってどこまで大統領が信頼されているのか俄かには判断し難い。

 ところで昨日アメリカ商務省が2016年の貿易統計を発表した。アメリカが赤字となった貿易相手国をトランプ大統領は為替操作だと非難していたが、16年統計でもアメリカは貿易赤字だった。日本にとって不都合なことは、前年15年には赤字相手国として中国、ドイツに次ぎ3番手だったわが国が16年にはドイツを抜いて第2位になったことである。これで大統領は2日後に迫った安倍首相との日米首脳会談の場で、日本との貿易不均衡を厳しく突いて来ることだろう。

 日本にとって幸いなことは、対米交渉とは関係なく財務省が発表した国際収支速報によると、経常収支は20兆円余りの黒字で貿易収支が黒字になったことが大きい。このところ気になっているのは、旅行収支が黒字になった年度以降の傾向である。16年も外国人旅行客の増加によりサービス収支が赤字の中にあっても旅行収支だけは過去最大の1兆3千億円も黒字だったことである。かつては、国から旅行業は貴重な外貨を無駄遣いしていると蔑まれたことに悔しさを覚えたことがある。今や昔日の感がする。

2017年2月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3557.2017年2月7日(火) 自宅のリニューアルを検討

 昨日はやや暖かかったが、今日は予報通りやや寒く、加えて風が強い。全国的に大陸から低気圧が張り出してきた影響で気温は下がり、関東でも雪が降るらしい。我が家の梅も漸く蕾となりしばらくすれば満開となり、鶯やメジロ、四十雀がやって来るだろう。野鳥たちの飛来を楽しみに待ちたいと思う。

 近年地震の発生が増えてきたように思う。実際国や自治体でも不時に備えた情報や、避難訓練にかなり時間を取っている。今晩テレビを観ていた間にも茨城県で震度3の地震があった。わが自宅も建築以来そろそろ40年になる。古い法律の下で建設したため現行の耐震基準に適った耐震建築ではないので、万一に備えて耐震構造にリニューアルすることを、これまでにしばしばアドバイスされている。そこで13年前に大リニューアル工事を行った業者に今日来てもらい、相談に乗ってもらった。

 まず、屋根瓦を軽い素材に変えることと、耐震用に筋交いを入れる建築工事を行うことを話し合い、区役所が耐震工事ならケースバイケースであるが、基本的にある程度補助金を交付してくれるということなので、補助金の交付申請をしようと考えている。まず、世田谷区役所へ出向いて工事を始めることを伝えなければいけない。今少々忙しいが近い内に出かけようと思っている。

 さて、今日もメディアではトランプ大統領の強引な大統領令について喧々諤々である。7カ国からの入国者には当分の間制限を加えるとした大統領令が、裁判所を介して憲法違反か否かの沙汰が近日下される。とんでもない所にも影響が表れている。住居を兼ねていたトランプ・タワー周辺の警戒が厳しくなるにつれ、通行人がチェックされるようになり隣のティファニーへの入店客が落ち込んだ。ティファニーも経営的に赤信号が灯りCEOが責任を取り辞任を決めた。

 一方、ヨーロッパでもトランプ大統領の発言は物議を醸している。ヨーロッパ中央銀行ドラギ総裁はトランプ氏側近がユーロ安を批判したことに対して、為替相場を操作していないと反論し、イギリス下院議長は年内にイギリスを公式訪問する大統領が議会で演説することに反対を唱えた。少しずつ包囲網が狭められつつある。

 いずれ近い内にある程度方向が見えて来るのではないだろうか。

2017年2月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3556.2017年2月6日(月) 忙しいのか、不健康なのか、血圧が上がった。

 何だか分からないうちに急に忙しなくなってしまった。今週金曜日に開かれる先輩の受勲祝賀パーティの幹事役や、キューバに関する講義のためにパワー・ポイントのスライドを作成して準備すること、加えて確定申告の金銭元帳のこまごまとした記入など提出書類の整理、作成などで毎日気が休まらないことなどでストレスが溜まっているのかも知れない。

 一日中長い間無理して机に向かっているせいだろうか、それまで比較的安定していた血圧までがこのところ上がりだした。今年に入ってから急に血圧が上がり出し、上の数値がほぼ毎日140を超えるようになってしまった。これまでも安定していたとは言え、血圧降下剤は欠かさなかったし、安定している中で昨年夏には血圧もかなり理想的な数値が続いたので、一旦は医師とも相談のうえ薬を一時的にストップしてみたこともあった。

 それでも少々気になるので今日行きつけの森内科へ行って先生に相談してみた。先生は寒さが影響していることもあるが、ちょっと血圧が高過ぎると言われ新たに降圧利尿薬「フルイトラン」を処方してもらい早速飲むことになった。

 本当は何もせずに寝っ転がっていれば、一番身体には良いのだろうが、そういうわけにもいかない。今日新薬をいただいたので、これまでの服用薬にこの新薬をプラスしてどれほどの効果があるか、しばらく様子を見てみたい。

 そんなわけで、先月末には元日本テレビ政治部長の菱山郁郎・日大客員教授から、後輩が文春新書を出版したので、書評をブログに書いて欲しいとのせっかくのご希望も、現在時間的に無理だと失礼ながらお断りしてしまった。

 今も小中陽太郎さんの近著「上海物語」の書評か、中川隆介氏が「出版ニュース」に同書について書かれた書評について感想文を書くよう著者の小中さんご自身から依頼されたが、時間的にも難しいので取り敢えず、20日過ぎなら書けると思うとお応えしたところ、それで好いと連絡いただいた。中川氏は巧みにストーリーを時代的、人物的に捉えた秀逸なコメントを書いている。私はそこまで深く考えることが出来ず、はっきり言ってストーリーに私のイメージが追いついていかない。小中さんは、著書の中でゾルゲ事件関係者についても触れているが、ゾルゲの仲間・ブーケリッジの忘れ形見である友人山崎洋さんについて触れているので、山崎母子を書いてみてはどうかと言われた。私が山崎母子と親しいことから、その辺を書くことはやぶさかではないが、どんな視点で書くべきか理解し難いので、15日にお会いした時にお聞きしようと思っている。他にも文中には高校同級生の文化功労者・中西準子さんの父・中西功についても触れている。中西さんには3月に会えるが、彼女の父親像を聞き出すことは出来ない。

 とにかく落ち着いてストレスが溜まらないように、気持ちを少しのんびりさせることが大切なのだということは自戒している。早くこの慌ただしさから抜け出して、もう少し余裕を持って対応しなければいけないとは考えている。

2017年2月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3555.2017年2月5日(日) 大谷翔平選手の二刀流を辞めさせるのは惜しい。

 今日は立春であるが、昔から禅寺ではこの日「立春大吉」と書かれたお札を貼って厄払いをしている。昨日ペンクラブのある知人から赤く大書した遅れた年賀状、「立春大吉」状をいただいた。この方は毎年旧暦で新年に当たる立春に年賀状の「立春大吉」状を送ってくれる。

 近年日本の古い伝統や習慣が忘れ去られていくが、このように旧暦に使われ、それぞれ意味のある由緒ある言葉はいつまでも伝え残していきたいものである。

 さて、来月野球の世界選手権ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開催されるが、昨日突然話題になったことがある。昨年北海道日本ハム・ファイターズの投手兼打者として大活躍をして、チームを日本一へ押し上げ個人的にもMVPに選出され、WBCでも活躍が期待されていた大谷翔平選手がケガでWBCを欠場することになった。本人はもちろん、日本チームの同僚選手、ファンをがっかりさせている。

 ところで今朝のTBS「サンデー・モーニング」でこんな話があった。レギュラー出演者の張本勲氏がこんなことを言っていた。「だから二刀流は無理だと言ったんです。投手と打者では使う筋肉が違うので、こういうことは予想出来た」。実は張本氏は、かなり前から大谷選手が投手と打者で活躍する二刀流に反対していた。二刀流はどちらも中途半端になり、「二兎を追う者一兎も得ず」と確かに張本氏が反対していたのを知っている。だが、昨年のシーズン中大谷選手が大活躍すると声は小さくなり、必ずしも二刀流は止めるべきとの声は聞かれなくなった。実際昨年の大谷選手の活躍は素晴らしかった。誰しも彼の活躍に溜飲を下げ称賛した。これほど二刀流が成功したのは大谷選手だったからこそ為し得たとも言える。プロ野球史上に燦然と名前が残るほどの大活躍だし、新しい分野に道を開いたとも言える。それが、偶々ケガをしたから折角の才能に目をつぶらせ二刀流を今後辞めさせるとの考えはあまりにも短絡的ではないだろうか。

 張本氏は、二刀流は大成しないと頑なに信じているようだが、大谷選手のような素材が実績を作った事実を理解して、一方的な言い方は慎んだ方が良いのではないだろうか。大谷選手の活躍中は黙して語らずだったが、大谷選手がケガをするや、それ見ろとばかり再び二刀流反対説を唱えるのは、あまりにも狭量で、大谷選手のみならず、プロ野球を愛する人々の期待を裏切ることになるのではないだろうか。ケガをする可能性は選手なら誰にもある。これは二刀流をやる、やらないに関係ないと思う。

 大谷選手は張本氏の予想を超える活躍をしたのだから、この期に及んで二刀流はダメと言うのなら、大谷選手が活躍していた昨シーズン中に声を大にして言うべきではなかっただろうか。

 私は個人的には、珍しい成功例として大谷選手にこのまま二刀流で行って欲しいと思っている。

2017年2月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3554.2017年2月4日(土) 稲田防衛相はマティス国防長官に太刀打ち出来るか。

 アメリカのトランプ大統領が発したテロ懸念国からの入国を制限するとの大統領令に対して、ワシントン州連邦地裁は一時差し止める命令を出した。大統領がテロの恐れがあると世界中から反発を受けながら強硬に実行して、世界中を敵に回したことに対して、大統領令は憲法違反であるとワシントン州が連邦政府を訴えていたものだ。これに対してホワイトハウスは、制限措置は合法で適切として、近々司法省に差し止め命令の即時停止を求めると述べたが、今やイタチごっこになってしまった。この行き着く先はどうなるのだろうか。公平に見てトランプ大統領の乱暴な大統領令に勝ち目はないと思うが、したたかな大統領であるので、姑息な手段を使って対抗してくるに違いない。

 好い加減にすっきりして欲しいものである。

 一方、昨日来日した「狂犬」マティス国防長官は、今朝早速稲田朋美防衛相と会談した。19歳の時軍隊へ入隊して世界中の戦地で砲弾の中をかい潜ってきた百戦錬磨の国防長官から見れば、的確に国会質問に応えられない稲田防衛相ではいかにも子どもに見えるのではないだろうか。稲田氏は決して防衛問題の専門家ではないし、戦場を歩いたわけでもない。マイナス・イメージとして韓国の竹島へ上陸しようとして直前になって差し止められたり、毎年靖国神社への参拝を欠かさない無神経なパフォーマンスが、中韓の対日感情を一層悪化させていることに気が付かないノー天気な女性なのである。自分を売り込むことに専心して、うまく大臣の椅子を射止めたのは好いが、国の防衛の最前線である現場に疎いのでは、果たして国家の安全保障という大役を果たすことが出来るのだろうか。

 恐らく会談の間に稲田防衛相の能力は国防長官にすでに見抜かれているのではないだろうか。今日のところは、在日米軍の駐留経費について国防長官は「日本はコスト負担のモデルだ。日米の経費分担は他の同盟国での手本となる」と述べた。だが、日本の負担額は約75%である。仮にこれがモデルということになれば、現在アメリカの同盟国であるドイツの32%や、韓国の40%を日本並みに約70%にまで負担させることが可能であると了解したことになるのだろうか。ドイツや韓国辺りからも不満が燻り出すのではないか。これ自体もさることながら、稲田防衛相がそこまで考えているようには見えない点がなお一層心配である。

2017年2月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3553.2017年2月3日(金) なぜアメリカの景気浮揚のために日本がこれほど協力しなければならないのか。

 今日は節分であるが、どうもそれどころではないようだ。

 インフラに51兆円を投資して市場を創出し、70万人もの雇用を生み出すよう努める。どこの国の話かと思っていると、日本の対アメリカ交渉のスタンスである。これが益々強まる日本の対米従属の構図である。しかもその投資資金に、わが国が現状出来る精一杯の力を傾注して、銀行、政府系金融機関の融資の他に外為特別会計や、あるまいことか公的年金を長期運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資金の運用まで考えているというからその気の遣いようには呆れるではないか。GPIF資金が従来の国債運用から、リスクの伴う株式投資を重視するということで、国民にとって大切な年金運用資金が減る恐れがあるとして物議を醸したのはつい最近のことではないか。日本国民の老後の安定収入よりアメリカの経済振興に気を遣うお粗末ドラマの展開である。

 来る10日に安倍首相とトランプ大統領の日米首脳会談が行われるが、日本は自らの立場を説明するとともに、アメリカに対して手土産を献上しようとしているのである。日米間の貿易不均衡との言いがかりをつけた天邪鬼に対して、正論をぶつけず、あくまで下手に出る戦略なのだろうか。

 ぎゃあぎゃあ喚き散らすヤクザまがいの下品なトランプ大統領の圧倒的な迫力に押されて、日本はご機嫌を取って何とか日米友好関係を演出し、ひたすら日米同盟関係の絆を深めようとの作戦に出る不甲斐なさである。常識外れで世界中から顰蹙を買っているトランプ大統領に日本も完全に振り回されている。

 日本は日本なりに独自に国家としてやるべきことがたくさんある。新大統領が就任したばかりのアメリカに対して、なぜこれほどご機嫌を取らなければならないのだろうか。我々が知るこれまでのアメリカの民主主義というのは、上から目線で恫喝するようなことではなかった筈である。それがどうだろう?傲岸不遜な態度でメキシコ大統領に対して、アメリカに敬意を払って交渉を申し込めと居丈高に言い、両国間には不穏な空気が漂っている。そうかと思うと昨日はオーストラリアのターンブル首相との電話会談でオバマ前大統領が約束した難民引き取りについて、「オバマ政権はオーストラリアから数千人の不法移民を受け入れると合意したのはなぜだ?」と前職者の対応が気に入らず、相手国首脳に当たり散らして頗るご機嫌斜めのまま一方的に電話を切って首脳会談を早めに停めてしまった。今のトランプ大統領には、外交儀礼や常識、モラルがまったく身に付いていない。選挙戦中は日本における米軍駐留費用を全額日本に負担させるなどと野放図なラッパを吹いていたが、すでに駐留米軍費用の7割は日本政府が支払っている。全額なんてとんでもない。それならとっとと日本から引き揚げてもらいたい。そうすれば財政的に助かるし、沖縄や各地で問題を引き起こしている不祥事や基地問題はすべて解決する。大体これほど外国人軍隊経費を負担している国が一体どこにあるだろうか。タイムリーに今日「狂犬」マティス国防長官が韓国を経て、トランプ政権の閣僚として初めて日本を訪れた。

 日本政府もご機嫌伺いばかり考えずに、わからずやのトランプ大統領に対して言うべきことはきちんと伝えるべきである。まったく困った大統領である。

2017年2月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3552.2017年2月2日(木) 潘基文・前国連事務総長、韓国大統領選から撤退

 毎年今ごろになると高校時代の親友仲間6人で藤沢か、鎌倉でランチを共にする。中でも横浜銀行へ就職した轟くんとは家族同士のお付き合いもあり、今も時折お互いに近況報告をし合っている。お父さんは割合早くお亡くなりになったが、お母さんは昨年99歳で亡くなられた。生前お元気な時はお会いすればいつも優しく声をかけていただき今も懐かしく思い出す。

 今日は藤沢駅の近くで会食したが、大学で囲碁部に所属して活躍した加藤くんが、残念ながら転んでけがをして来られないということから5人の同期生となった。皆78歳になったので、やはり健康が一番気になるところで、実際昨年来られなかった山田くんが、今日来られたのは奇跡だと思っていると言うくらい、彼の健康状態はしばらく思わしくなかった。それでもお互いに会えば、出るのは懐かしい思い出話ばかりである。いつも幹事役を務めてくれる吉水くんも万全ではないようだが、努めて幹事を買ってくれる。おとなしい三輪くんはにこにこしながら話を聞いている。私は元気過ぎると言われたが、おしゃべりが過ぎるということでもある。3月にはクラス会があり、秋には全体の同期生会があるが、いつまでも子どものような高校生時代の思い出に浸って時間をつぶしている。過去を振り返るばかりだが、これぞ至福の時でもある。

 さて、今朝テレビ・ニュースで韓国の次期大統領選の有力候補者と見られていた前国連総長の潘基文氏が、大統領選出馬を断念したと伝えられた。昨年末に10年間務めた国連事務総長を辞めたばかりで、その名誉と存在感からすれば圧倒的な支持があって然るべきである。しかし、10年間の任期を全うした国際人としての活動の割には、歴代の事務総長の中でその評価は史上最低の事務総長と揶揄されるほど、一般の受けは良くなかった。特に公平であるべき立場だったにも拘わらず、時にはその枠からはみ出して顰蹙を買う言動もあった。昨日グテーレス国連事務総長は、トランプ大統領による中東・アフリカ7カ国からの入国一時禁止措置に対して、直ちに撤回すべきだとトランプ大統領を厳しく批判した。その公平で行動的な点から言えば、潘基文氏はすべての面でこのような積極的な行動力をほとんど見せなかった。

 本人が辞める決意を固めた記者会見では流石に無念の表情を見せた。最も無念だと考えたのは、実弟や甥による金銭スキャンダルをメディアから潘氏自身が絡んでいると批判されたことである。事務総長退任直後は最も期待度は増していたが、その信頼は徐々に下がり始め、ついには最大野党「共に民主党」の文在寅・前代表に大きく引き離され、大統領を断念せざるを得ない公式発表となってしまった。

 韓国政界は、朴槿恵大統領が弾劾問題で動きが取れず、韓国政府として積極的な行動を取りにくい状態にある。内政はもちろん、外交も死に体に近い。そこへ次の大統領を選ぶための有力な選挙立候補者が、すっきりした理由を示さず辞退することは、民主主義の後退にならないだろうか。

2017年2月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com