3799.2017年10月7日(土) ノーベル平和賞は、反核組織ICANへ

 ノーベル文学賞に続いて、昨日はノーベル平和賞受賞者が発表された。この文学賞受賞がイギリス人とは言え、長崎生まれの日系人に授与されたことから、ふっと長崎への原爆投下をイメージさせた。文学賞に続き、今度の平和賞受賞も反核兵器使用という点で長崎を連想させた。授賞したのは長崎と関係深いICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)という世界的に核兵器の非合法化と廃絶を目指す国際NGOで、ICANは今年国連において核兵器禁止条約が成立したことに大きく貢献した。この組織の存在と活動が国際社会に対して核兵器使用に警鐘を鳴らしている。残念ながら日本政府はアメリカの核の傘の下にあるため、アメリカに配慮して同条約を批准していない。このため、広島や長崎の被爆者たちの悲痛な叫びが受賞につながったにも拘わらず、日本政府は正式なコメントを一切発表していない。

 だが、1日明けて今日フィンICAN事務局長は、核兵器禁止条約について2018年末まで発効させたいと述べた。条約発効には50ヶ国以上の署名と批准が必要であるが、7月の国連で123カ国中122カ国が賛成しており、すでにクリアしている。実際にこれらの国々が批准手続きを終えれば、条約は90日で発行する。核保有大国はあの手この手のしたたかな仕掛けで批准の妨害をするだろう。これに対して、正統派ICANは国際的世論の支持を得てどう目的を達成させることが出来るだろうか。

 この受賞は、原爆被爆者や核反対を訴える人々に支えられ、堅実に行動して実績を挙げたICANへの評価であるが、今後核兵器廃絶運動が地球規模的に拡大するのか否かは、予断を許さない。その最大の理由はすでに核を所有する米ロら核保有大国のわがままで、彼らに核を手放そうとの気持ちがまったくないからである。核廃絶への道のりは遠いと考えざるを得ない。

 それにつけても非核運動を進める被爆者の気持ちを考えると、日本政府がこの平和賞受賞に対して何のコメントも発表しないのは、無責任、非情と思われても仕方があるまい。

2017年10月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3798.2017年10月6日(金) 日系イギリス人カズオ・イシグロ氏にノーベル文学賞

 昨夕今年のノーベル文学賞受賞者が発表された。それが何と日系イギリス人カズオ・イシグロ氏(石黒一雄)と聞いて驚いた。イシグロ氏の名前は、オッズ賭けの候補リストにも挙がっていなかった。リストには、今年は1位がケニア人作家で、2位は今や万年候補の村上春樹氏が挙がっていたようだ。今年62歳のイシグロ氏は、長崎生まれで5歳の時海洋学者である父と母とともにイギリスに渡り、29歳の時イギリス国籍を取得した。

 私が氏の名前を知らなかったのは迂闊だったようで、すでに日本でもベストセラーとなった著作を出されている。その作品、特に「わたしを離さないで」は日本でテレビ撮影され、映画ファンの間でも多くの人に知られている。1989年「日の名残り」によりイギリスで最も権威あるブッカー賞を受賞して、イギリスでは確たる地位を得た著名な作家であると知って些かお恥ずかしい。因みに知人のひとりで書斎にイシグロ氏の著書を5冊も所有している読書家もいることを知った。イシグロ氏はあまり日本語が得意でないようだが、それでも幼児体験として感覚的に日本に対する想いは強いようで、それが作品に表れているということだから、これがきっかけとなって著書も爆発的に売れるのではないだろうか。氏は川端康成、大江健三郎に次いで日本人として生まれて3人目のノーベル文学賞を受賞したことを誇りにしていると語った。先輩である村上春樹氏に対して罪悪感のようなものを感じると話されていたのは、思いやりだろうが随分気遣いのある人のようだ。私もいずれ彼らしい日本の情景に触れる作品を読んでみたいと思っている。それにしても毎年期待されながら期待を裏切った形になっている村上春樹氏が気の毒でならない。

 今日は、先日訪れ深く考えさせられたアウシュビッツ収容所と杉原千畝のビザ発給について雑文を書こうとイメージを掻き立てるために、映画「戦場のメリークリスマス」を偶々昨年NHKが放映した際録画しておいたビデオを観た。見損なった映画「シンドラーのリスト」DVDも今日アマゾンに申し込んだところである。アウシュビッツに関する書籍はアマゾンを通してすでに2冊購入した。

 「戦場のクリスマス」は、ジャワ島における戦時中の俘虜収容所の様子を描いたものであるが、今から30年以上も前に公開された映画で、日、英、豪、ニュージーランドの合作でデビッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけしらが出演し、テーマ音楽は坂本龍一、監督は大島渚氏で話題になった映画である。主に捕虜に対する虐待を描写したもので、アウシュビッツに相通じるものがある。自分自身の過去の戦跡地訪問を重ね合わせて構想を練り、アウシュビッツ見学を何とか読んでもらえる雑文にまとめてみたいと考えている。

 今日は妻が孫娘の運動会参観のため、長男一家が住む奈良・生駒市へ出かけた。中三の上の孫娘が明日の運動会で全校生徒を前に全体体操のリーダーを演じるようだ。彼女はハンドボールで全国大会に出場したり、ジュニア・オリンピック候補選手に選ばれたり、ハンドボール雑誌に取り上げられたりして全校生徒の間でも有名になってしまったらしい。本人も張り切っているようで、妻も彼女からしきりにお誘いを受けていて、横浜に住んでいる二男の孫娘の幼稚園運動会とバッティングしてこちらには出かけられなかったが、奈良の運動会を楽しみに出かけた。心配なのは怪しい空模様である。

2017年10月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3797.2017年10月5日(木) 身勝手で自らの行動に始末がつけられない人々

 今朝起きたら大分寒かった。昨晩は十五夜だったが、残念ながら中秋の名月とはならなかった。しかし、今日あたりは季節の変わり目であるのだろう。いつもより厚着にした。

 9時過ぎに自宅の耐震工事をお願いしている㈱小田急ハウジングの営業マン・宮崎さんが来られた。一旦は屋根の取り換えや建物のバランスなどを考慮して徹底した耐震工事を予定したが、我々夫婦の余命も考え、大工事を中工事程度にランクダウンすることにした。それにより総工費も幾分下げることが出来る。それでもかなりの金額になる。基本的には最大の工事は、現在の瓦屋根をずっと軽量の素材に代えること,支柱の強化と外壁の塗装を行うことである。屋根瓦の取り換えだけで、2週間以上かかりそうでその間屋根から降ろした古い瓦を運び出すためにお隣さんの敷地内に足場を組む必要がある。それは先日ご主人にお話しして快く了解していただいた。これからその他のご近所の皆さんにも話をしておかなければいけないと思っている。

 さて、国内の総選挙では前例がないくらい複雑でこじれたものになりそうだ。その仕掛け人である小池都知事と、前原民主党代表に対する批判が高まっている。「希望の党」代表である小池知事の国政への参加が予想され、そうなると都知事の仕事が蔑ろにされかねない。案の定都庁職員の間には大きな不満が燻っているようだ。前原氏に対しても昨日京都駅周辺での演説の際「帰れ!」のコールがすさまじかった。この2人が、混乱の元凶である。そして今日その2人が会談し、新党「希望の党」代表の小池氏に対して政権奪取を狙う以上衆議院選出馬をすべきとの前原氏の要求に対して、小池氏はこの要請を固辞した。小池氏は本当に衆議院選に出馬するのか、しないのか。小池氏自身は出ないとはっきり言いきったが、それでは自民党安倍総裁と争う首班指名に誰を据えるのか。どうもすっきりしない。

 一方アメリカでは、一昨日ラスベガスで起きた銃乱射事件について、予想通り銃規制問題が表面化しつつあるが、これをトランプ大統領は一切取り上げようとはせず、銃規制か否かは依然として燻っている。銃所有を排除しようとの声が国民的に盛り上がらないアメリカ人の弱点が、再び同種の事件を誘発することは確実である。どうして国民の生命を抹殺する最大の原因である銃の所有が、アメリカでは自由で野放しなのか。アメリカ人は自分たちの身勝手な言い分を主張しているだけではこのような残虐な発砲事件は永遠に解決しないだろう。

 これまでにも同じような事件は度々起きている。昨年フロリダ州オーランドでも乱射事件で50人が死亡した。当時のオバマ大統領にしてからが懸命に銃規制の法案提出を考えていたが、議会を動かすことが出来ず、大統領を失望させた。アメリカ以外の国民にとっては銃規制なんて当然と思えるのに、アメリカでは思うようにならない。毎度その都度銃規制の動きが起きるが、直ぐさまかき消されてしまう。21世紀になっても懐古趣味に浸っているアメリカ人は西部劇時代のカウボーイ気分から抜け出すことが出来ない。いつまでも目の覚めないアメリカ人は、果たしていつ本気で銃規制に取り組むようになり、国際社会の一員として他国の人々と同じように武器を持たないごく普通の国民に成長するのだろうか。

2017年10月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3796.2017年10月4日(水) 企業見学会に参加

 以前に何度か講師を務めたことがあるNPO吉祥寺雑学大学の関係者からお誘いを受けて、慶應OB・OGの集まりのひとつ、「新世紀三田会」の企業見学会に参加した。埼玉県北本市のグリコピアと、千葉県野田市のキッコーマン㈱野田工場内の「もの知りしょうゆ館」を見学した。

 前者はグリコ㈱の新しい施設で広々として、中々清潔で、明るい建物だった。冒頭カレッジホールと称する場所で‘創業者江崎利一物語’というビデオが映写され、その後乳製品の初期段階から製造、包装、出荷までオートメーションによる一連の管理状態をガラスの外から見たり、或いはところどころでビデオを観ながら説明を受けた。随分機械化が進んだものだと感じた。ガイドの若い女性が的確に、分かり易く説明、解説してくれて、父が明治乳業に勤めていた遥か昔に比べて同じ業種ではあるが、随分清潔、かつ効率化が進捗したものだと思った。これも時代の流れだと感慨深く感じたところだ。この施設は約30年前に神戸市に江崎グリコが工場と企業ミュージアムが合体した工場見学施設としてオープンした施設に続く第2号ということだった。こういう広報を兼ねた啓蒙的施設が企業でも採用される時代になったということだろうか。気軽に楽しく見学出来る施設だった。

 後者は、醤油のキッコーマンのPR施設で、グリコに比べて大人向きのものだ。会社は歴史的にはグリコより遥かに古いだけに、写真で見る昔の製造風景につい引き込まれる。取扱い商品が一般家庭で毎日使用される生活必需品だけに、実生活との密着感が興味深い。改めて醤油の原料が、大豆、小麦と食塩だということを再認識した。キッコーマンについては、昨年キューバ旅行中に急逝した中学と大学で同級生だった伊藤嘉信くんが、同社役員の後にマンズワイン社長となった折に、同社を見学して旧交を温めたことを想い出す。案内役の女性に伊藤くんについて尋ねたが、当然であろうが、残念ながらご存じではなかった。

 同行者は大学の先輩と後輩ばかりなので、初めての参加にも拘らず、あまり気を遣うこともなく好いムードのうちに帰って来た。朝10時20分に新宿西口に全員集合して解散は午後6時前で、昼食も割烹料理をいただき、久しぶりに楽しい勉強会の1日となった。

2017年10月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3795.2017年10月3日(火) 加齢とともに気になる健康状態

 旅行中に血圧が上がったので、自製の血圧表を持参して近くの森内科へ相談に出かけた。旅行中決められた服用薬はしっかり持ち、血圧計も持参して毎朝晩計測していた。5日目の25日リトアニアのカウナスで2泊した後、ポーランドのワルシャワへ向かう朝になって急に高い方の血圧が157にまで上昇した。それが以降153、158、147と高水準を保って29日のワルシャワを去る日に漸く140まで落ちた。いつも130台前半なので、やはり環境の変化が影響していると思いながらも、実は血圧アップの原因は他にもある。毎朝血圧降下剤としてアムロジン錠を服用している他に、降圧利尿薬フルイトラン錠を飲んでいるが、これが尿意をもよおすので、旅行には少々困ると思いこれを控えていたことも血圧アップの原因のひとつであると思う。帰国してフルイトラン錠を再び服用し始めたら見事に血圧は120~130にまで降下した。

 森医師にその点を説明するとそれほど心配することはないと言われ、その場で血圧を測ってもらったところ130でいつもと変わりなかった。気にすることもなかったわけだが、昨年キューバ旅行中は普段とあまり変化がなかっただけにちょっと気になったからだ。ヨーロッパはやや寒かったので、その影響もあるのではないだろうか。今回はそれほど心配する必要がない健康状態で一安心である。

 さて、定期的に優雅に高校の1年先輩である3氏とホテルで食事をしながら会話を楽しんでいるが、来月6日に次回の会食を取ることに決めた。3氏とは、南極専門家で地球物理学博士のKさん、そして元日本製鋼所副社長のAさん、3人目はわが兄貴である。それぞれ今年傘寿をめでたく迎えられたが、やはり年齢相応に健康上の問題を抱えておられる。Kさんは前回6月の会食の後、7月に膀胱がんの再発が認められ、9月に手術をされた。Aさんは2週間前に帯状疱疹を、兄は右腕の治療でリハビリ中、私はまずまずであるが、それでも時折憩室炎がぶり返すので、完全なる健康体とは言えないが、まあ大事ではない。3氏は、先日訪れたカウナスの元日本領事館で活躍された杉原千畝元副領事のご長男弘樹氏と同級生だったが、その弘樹氏はすでに他界された。会食では、そんな思い出話も出るのではないかと楽しみにしている。

 今回の旅行の最大の狙いは、アウシュビッツ収容所を訪れることだった。それに日本のシンドラー杉原氏が働いていた事務所の環境を知ることだった。Kさんはここを訪れたようだった。今日アウシュビッツ関連書を2冊アマゾンに注文した。何とか気の利いた論文を書きたいと思っている。

2017年10月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3794.2017年10月2日(月) どうなる?政界のゴタゴタ

 今日もテレビは、朝から衆議院解散と小池百合子都知事による新党「希望の党」結成に関する真意や、それに伴う民進党の動静が人事面も含めて大きな話題になっている。

 自民党と公明党は、この政策も固まっていない新党発足に伴う騒ぎに冷ややかな論評を行っている。

 慌てふためいているのは、渦中の民進党である。自己本位の前原党代表が、新党「希望の党」結成に際して充分な運動方針の合意を行わずに、新党への合流を決断したことが民進党を分裂させる原因となった。

 それにしても1か月前の代表選で前原氏と争って敗れた枝野幸男・党代表代行が、小池氏と話し合いをした前原代表から、新党合流に伴う諸々の合意事項を聴いていなかったという怪には、驚くとともに、党の代表者である代表と代表代行がこんな信頼関係では民進党が発展するわけがないと思った。前原誠司という代表が疫病神的存在であることが改めてはっきりした。

 結果的に民主党から党名を変えて間もない民進党はこうして空中分解することになった。党員それぞれが自らの裁量と決断、そして実力で往くべき道を歩んでいくより仕方がない。

 かつて民主党の中心人物で「希望の党」から受け入れを拒否されそうな菅直人元首相、野田佳彦元首相、岡田克也元副総理、安住淳元財務相、海江田万里元外相らは、「希望の党」の理念や政策が自らの考えと合わず、それぞれ無所属で立候補することを公表した。また、最も前原代表に近い位置にいた枝野幸男代表代行は今日午後5時から記者会見を行い、新党「立憲民主党」を結成することを発表した。まだ事態は流動的で、この先総選挙までどうなるか予測することは難しいが、言えることは、政治家なんて国家国民のことは眼中になく、自分たちで好き勝手に遊んでいるということだ。

 国内でこんな無駄な行動をしている間に、昨日スペインではバルセロナを含むカタルーニャ州が住民投票の結果、カタルーニャ独立派が90%の得票を得て近々独立を宣言する模様である。これに対してスペイン政府は、憲法違反であるとして認めようとしていない。行方はどうなるだろうか。

 また、政治的とは言えないが、アメリカのラスベガスでカントリー・ミュージックの屋外ライブショーの最中に、会場の近くのホテル32階から一人の男が銃を乱射して、観衆らを殺害するアメリカ史上最悪の銃撃による大虐殺事件があった。現時点で50人以上の死者が出ているようで、まだその数は増えそうだ。この原因は、いつも銃撃事件が発生する度に言われるが、一般市民に拳銃の所有を認めていることにある。今度も少数派による銃保有制限運動が起きるだろうが、トランプ大統領とアメリカ社会は意に介さないだろう。こうして同じような事件が再び繰り返される。

 他にも許しがたいトラブルが今世界各地で起きている。まったく枕を高くして眠ることが出来ない危なっかしい世の中になったものだ。

2017年10月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3793.2017年10月1日(日) 鉄面皮、背徳の前原誠司・民進党代表とは?

 早くも今日から下半期入りである。昨日帰国してから溜まっていた朝日、日経、赤旗日曜版3紙を読んでいるが、とてもまだ読み切れていない。だが、今朝のTBS「サンデー・モーニング」を観ていると政治的な様子は大体分かってきた。

 その中で仮面を被った民進党代表・前原誠司氏の人間性について彼の非人間性と無責任ぶりについてコメントしたい。

 今衆議院の解散が、大義がないと有識者が挙って批判している。安倍首相は国民の懸念について国会で丁寧な説明をすると述べていたが、そんな気持ちは全く感じられない。森友・加計問題隠しであることは明らかであり、2年後に8%から10%への消費税増税の根拠を基礎的財政収支を黒字化して国家の借金を返済し財政健全化を目指すとの考えも、総選挙の看板としてはパンチが弱いと見たのか、幼児教育無償化や、高等教育の負担を軽減して全世代型社会保障への使途変更について総選挙で国民の信を問うと述べた。

 一方で民進党が小池都知事が代表を務める「希望の党」への合流に関しては、民進党内でも多くの思惑と論議が起きている。

 政界へ登場以来、私が最も不信感を抱いている政治家のひとりである前原誠司・新進党代表の言動に民進党内では不審や反発が渦巻いている。野党第1党だった民進党内が、代表になったばかりの前原氏のペースに振り回されているのだ。

 第一に、「希望の党」への合流と言いながら、そのために資格審査のような選別を行うなどという行為は、これまで同志として同じ党是に従い、ともに政権与党に対して闘ってきた同じ党員に対して失礼であり、背反的でもあり、同じ党員として不信感を抱かざるを得ない。しかもその選別については、憲法と安全保障が踏み絵になるというから、リベラル派が中核にあった民進党としては、党員の間にその考えを受け入れて合流する気持ちがあるわけがない。例えば、ある民進党県連では、前原代表に対して選別に関して詰問したようだが、前原氏は彼なりの注文をつけたと言っていた。だが、結局現時点では全民進党員が新しい党へ合流するということは望み薄のようだ。

 問題にしたいのは、①小池氏は「希望の党」の登録をかなり早く終えていたことであり、その考えを前原氏が知らなかったとは思えないし、②前原氏がそれを承知・不承知は別にして、それを察知して1カ月前に行われた民進党代表選挙に臨んで勝ち、その流れの中で慌ただしく、民進党の「希望の党」への合流をほとんどの党員が知らぬ間に決めてしまったことである。しかも現在前原氏は後ろめたいのか、一種のポーズか知らないが、自身新党への合流を保留していることである。事前に小池氏とすべて下打ち合わせをしていたのではないか。これまでも嘘つき発言や裏切り的言動の目立った背徳者・前原代表が、この決定的に大事な時にまたもや同志を出し抜き、蹴落としてひとりパフォーマンスを行っている。どれだけ同志を悩ませたら気が済むのか。

 鉄面皮・前原誠司とは、戦時中ビルマで最悪のインパール作戦を主導し、戦後巧みに戦犯の汚名を逃れながら生き延びた元第15軍司令官・牟田口廉也中将の再来ではないのか。

2017年10月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3792.2017年9月30日(土) 充実感を胸にポーランドより帰国

 今朝9時過ぎにヨーロッパ旅行から帰って参りました。長い間大変お待たせ致しました。いつもこの拙いブログをお読み下さる皆さまには心より感謝致しております。従来同様今後ともご高覧下さいますようよろしくお願い致します。

 さて、今回の旅行は前泊を入れて11日間の旅行だった。気温も8℃~10℃台だった旅行先から比べれば、成田は25℃だったから大分暖かい。

 成田へ向けたフィンランド航空機内で、昨日付中日新聞を読んでちょっと驚いた。政界ではまた与野党ともに自分たちだけの国民を舐め切った政治遊びを始めた。出発前から安倍首相が国連帰りの22日に記者会見を行い、28日に衆議院解散の話は出ていたが、本当に臨時国会開会の冒頭で解散したと書かれていた。その前にやや支持率が下り気味だった自民党が、野党のままごと遊びの隙を突いて解散に踏み切ったということだろうか。そうなると野党の、特に幼稚な民進党の慌てぶりは党なんてどうでもいいやとばかりお遊びに走ってしまう。最大野党たる民進党は、前原誠司新代表が、民進党は25日に発足したばかりの小池百合子都知事が代表を務める「希望の党」に合流するという解党的行為を決めたのだから、自分たちの言う大義名分も何もあったものではない。この解党的行為は、ダメ政党と言われてきた民進党の血迷った末の選択ではないかと思う。あまりにも低次元な民進党の行動であり、これでは支持者から見放されるのも無理からぬ話である。これまでの党にけじめをつけたつもりなのかも知れないが、こんな無責任なやり方では益々じり貧になるばかりだ。過去に民進党の幹部であり、首相も務めた菅直人氏や、野田佳彦氏とはお互いに話し合うこともなく新党への入党を認めないというのだから、その辺りの真意がよく分からない。これから当分の間総選挙、希望の党の言動、小池都知事の行動と国政との関わり合いなどが話題になることだろう。

 それはともかく総選挙は来月10日に公示され、投開票は22日となるようだ。野党の要望で臨時国会を召集することを受け入れた自民党が、臨時国会召集の日に解散する乱暴ぶりは呆れ果てるばかりで、森友、加計問題隠しとして大義がないと民進党ら野党から非難されても当然だ。

 帰って来れば、帰って来たで政治家のお騒がせに付き合わされる。国民は堪ったものではない。

 今度の旅行で私にとって訪問国数が78カ国、訪問世界遺産は191カ所となった。この先あとどれだけ世界遺産訪問という個人的無形資産を伸ばせるだろうか。まだまだ海外へは行きたいと思うし、体力的にも行けると思っている。

 

2017年9月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3791.2017年9月29日(金) 何でもかんでもショパン

 夕べ就寝時にサラッと2つの窓のカーテンを閉じたが、そのうち1つの窓は開けっ放しであることが今朝カーテンを開ける際に気付いた。どうも夜中寒かったわけである。上下に開閉する窓だったので、気がつかなかった。うっかりと言えばそれまでだが、ホテル側も最初から窓は閉めておくべきだとの認識はなかったのだろうか。

 いよいよショパンと自主管理労組を組織し、民主化運動の旗頭とされたワレサ議長の国・ポーランドを去る日となった。そのワルシャワ国際空港がショパン空港と呼ばれるとはいかに多くのポーランド人が「ピアノの詩人」と呼ばれたショパンを慕っていたかの証ではないだろうか。国際空港に偉大な人物の名を献上するのは、ローマ空港のレオナルド・ダ・ヴィンチ空港や、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港でお馴染みのところだ。最近ではホノルル空港が、日系人の元上院議長ダニエル・イノウエを記念してその名を空港に冠された。

 奇しくも今日はワレサ議長の誕生日だというのも意外な巡り合わせである。彼は第2次大戦終戦の年のポーランド解放後の1945年9月29日にポーランドの小さな村ポポヴォに生まれた。今年72歳である。

 昨晩宿泊した‘RADISSON’は今旅行中で最もデラックスなホテルだったが、このホテルのみならず、すべてのホテルに揃ってウォッシュ・タオルが用意されていないのが気になる。予め用意してきた人は好いが、バスタブの中で皆さんはどうやって身体を洗うのだろうか。ホテルについては不満を言えばいくらでもあるが、こればかりは旅行会社にクレームを言っても始まるまい。

 ともかく快晴の下ショパン空港を離陸してヘルシンキ経由で帰国の途に就くことになった。空港ロビーや登場口近くにピアノが置いてあったのはショパン空港らしいと感じた。折角だから待ち時間の間にアマチュア・ピアニストに演奏してもらったら搭乗客に喜ばれること必定である。

 ヘルシンキから長い行程を途中一部列車を利用ながら、それでもバスの走行距離は2,500㎞ほどになる長い旅だった。利用ホテルに若干問題はあったが、大体予定通りスケジュールをこなすことが出来たのではないかと思う。

 あっという間にヘルシンキへ戻って来て、ここでヨーロッパ出国の手続きを済ませた。どうも落ち着かない騒がしい空港だったが、予定通り成田へ向けて定刻に同空港を発った。

 今度の旅行では33名という参加者はやや多いが、その中でグループを上手にまとめ、的確な案内を滞りなく行い、細かい点に配慮してエネルギッシュにツアーをコーディネートしていたツアー・リーダーの坂根利枝さんは、これまで見たT.L.の中でも傑出していると思った。こういう優秀な人に案内してもらった我々はハッピーだったと率直に思う。益々の活躍を願って止まない。

2017年9月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3790.2017年9月28日(木) 最後の晩餐とピアノ・コンサート

 いよいよツアーも最後の1日となった。大きな見学個所はもう済ませたので、ワルシャワへ向かう途中のチェンストホヴァでヤスナ・グラ修道院を見学した。ここには「黒いマドンナ」と言われるヤスナ・グラの聖母聖画が知られ多くの信者が崇めに訪れる。

 中でもポーランド出身の教皇ヨハネ・パウロⅡ世が司牧師的使命を務めていた。パウロⅡ世が在職中ここを訪れた時には、数万の信者が修道院を取り巻いたといい、実際その写真も数多く飾られていた。ちょうどミサを行っている教会内部の見学者コースを歩き、今更ながらポーランド人の信心深い気持ちに感銘を受けた。

 この近くで昼食を取り、一路ワルシャワへ向かったが、相変わらず沿線の牧歌的風景は心を和ませてくれる。ただ、どうしてかはっきりしないが、大小の道路工事があっちでもこっちでも行われていて、それが交通渋滞を引き起こしている。表面上貧しい印象は受けないが、失業率がほぼ10%という状態は、決して経済成長を期待できるものではなく、経済発展を生まない。目に見えないところで、国民は生活に苦しんでいるのかも知れない。

 最後の晩餐を済ませて慌ただしくショパン・ピアノ・コンサートを鑑賞するために市内の音楽図書館を訪れた。こじんまりとロココ調に装飾された会場で、ショパンの名曲をうっとり聴き惚れた。アン・キュービックさんという女性ピアニストによる演奏で、♪ノクターン♪に始まり、ワルツ3曲他を聴いた。やはりライブで聴くのは良い。序に、キュービックさんのCDを買い、サインをしてもらい、一緒に写真を撮ってもらい、やることが80歳近くになってもまるでミーハーと変わらない。まぁ偶にはこの少女趣味をご勘弁願おう。

 9時近くなってホテルへチェックインしたが、3日前に同じくワルシャワで泊まった空港前の‘MARRIOTT’や、今日の‘RADISSON’は一流ホテルであるが、どうもサービス面が気になる。最後の夜でもあるので、今夜はゆっくり眠りたい。

2017年9月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com