3586.2017年3月8日(水) 建築37年にして耐震構造に

 昨日建築会社の営業の方に自宅へ来ていただき、先日来お願いしていた自宅建物の修繕について相談に乗ってもらった。わが家は静かで緑も多く、近くにはいろいろな施設のある駒澤公園もあり住宅環境は申し分なく気に入っている。現在の自宅は37年前に建てた物件で、現在の建築基準法に照らし合わせると耐震構造問題がちょっと気がかりだった。昨今頻発する地震を考えると現在の耐震基準から言えば、わが家も何らかの手を打たなければいけないとはかねがね考えていた。

 幸い床下をチェックしたり、設計原図を見た限りでは建物自体はしっかりしているとの査定だったが、最近の建物では珍しくなった屋根に瓦が乗っている重量と、全体的に壁と大きな窓とのバランスが安定感を欠いているということから、重い瓦を重量の軽い材質を使った屋根に変えて、1か所筋交いを入れるということを基本にリニューアルすることが賢明との結論に至った。費用も瓦を変えることから予定より嵩むようだが、世田谷区では耐震構造に変える場合は、検査をして課題をクリアすれば補助金が支給されるということも伺ったので、区役所にその手続き申請をしようと考えている。

 建物も人間と同じで長い年月の間には、大分傷んでくる。定期的にある程度必要な修理も続けてきたので、致命的な欠陥はないが、それでも首都圏地下直下型地震に襲われたらひとたまりもないと覚悟を決め、今年中に工事をお願いすることにした。

 さて、トランプ大統領がアメリカへの入国を制限する大統領令が、問題になって久しい。イスラム圏7カ国からの移民入国を制限したことに対して、ワシントン州では地裁、高裁ともに差し止めを命じた。ならばと大統領は7カ国からイラクを除外して6カ国からの入国を制限する新大統領令に署名した。今度こそ大丈夫だろうと内心考えていたであろう大統領であるが、所詮五十歩百歩である。今度はハワイ州が差し止めを命じる訴訟を起こすことになった。いくら手を変え品を変えても、本質的に人種差別、移民制限などの問題が解決されるわけではない。いつまで大統領と司法とのいたちごっこが繰り返されるのだろうか。

2017年3月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com