3209.2016年2月25日(木) 夜中にまた前歯が欠けた。寂しいなぁ。

 明け方近くになって口の中がちくっと傷んだので、目が覚め指を入れて触ってみたら上の前歯が欠けて、折れた歯の欠片が口内に2つあった。飲み込まなくて良かったと安堵したが、同時に長年連れ添った肉体の一部がまた去ったと思うと辛い気持ちである。今朝になって寂しさよりも、実用的なことが気になりだした。固い食物が食べられなくなるのではないか。77歳の年齢から推して生来の歯がある程度少なくなるのは致し方ない。しかし、これで自分のオリジナル歯は上が1本、下が5本と大分寂しくなった。

 30年以上も診てもらっている歯科医に電話したところ、予約が取れない状況だったが、何とか診てもらえることになった。上の歯はもう残り1本となったが、それでもこれまでは抜けた歯の根っこに磁石を埋め込み吸着する方法で支えてやってきた。今日もそのやり方で手当てしてもらった。これまで付着している磁石は、大分吸着力が衰えている。歯科医師の話によると、MRI検査などでそのまま付けたままだと磁力を失うと言われた。毎年受けている人間ドックの際、MRI検査を受けるのでその影響があるのではないか。今年も8月に人間ドック検査を受診するが、その際は入れ歯を外さなければいけない。

 今日は思いがけない珍事で、時間も費用も掛かってしまった。

 さて、文化庁が全面的に京都へ移転することになった。かねがね地方創生の旗印の下に、東京への一極集中を避けるために中央官庁の地方移転が検討されていたが、文化庁がその第1弾となった。消費者庁も徳島県神山町へ移転を検討中であるが、来月1週間程度施行的に行ったうえで最終的に判断する。

 確かに中央官庁が東京に集中し過ぎてすべての権力機構、権威までが中央へ集まっている。官庁同士の横のコミュニケーションという観点からすれば、これほど便利なものはない。だが、人も、その家族も首都圏に集まり交通、住居、教育施設、それに便乗して企業も集中し、その一方で地方は過疎化するばかりである。

 文化庁の京都移転の背景には、地方創生のタイミングに合わせて、文化財に最も触れ易い京都が山田啓二知事らの積極的招致運動の結果実現となった。これがきっかけとなって、他の省庁が同じような道筋を辿るようになるだろうか。

2016年2月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3208.2016年2月24日(水) アメリカの対日姿勢がおかしい。

 夕刊のフロント・ページを見て俄かには信じられなかった。アメリカ大統領選の民主党有力候補であるヒラリー・クリントン前国務長官が意外な発言をしたのである。もう少し日本に理解があると見ていた彼女が、突如日本に対して攻撃的なセリフを述べたのだ。日本が輸出を有利にするために為替を操作して円安相場に誘導していると指摘し、もし大統領に指名されれば断固たる措置をとると述べたのだ。更にアメリカにとって不利だとして協定成立直前の環太平洋経済連携協定(TPP)にも反対すると言い出した。

 これまでこれほど日本に対して過激なコメントを述べたことがなかったクリントン氏が、不意に日本のみならず、中国やアジア諸国に対してもこういう高飛車な発言をするようなことがあっただろうか。彼女はこれらの国々に対して通貨の価値を下げることで人為的に商品を安く抑えてきたと強く非難した。そのうえで、不正な商慣行と戦うと述べて熱くなっている。一夜にしてこれまでの自身の見解をひっくり返したかのようである。

 そこには思惑として今渦中にある大統領選の影響が色濃く表れているように思う。共和党のフロント・ランナーである不動産王ドナルド・トランプ氏が歯に衣着せず毒舌家ぶりを披露しているが、彼は日本や中国、メキシコを為替操作や不法移民と言い張ってやり玉に上げこき下ろしているのだ。日本は意図的に為替相場を操作しているわけではない。明らかにトランプ氏やクリントン氏には誤解があるが、それを公然と非難するのは、彼女に限って言えば、トランプ氏がそう言い続けて人気を保ち続けているからである。これまで静観していたクリントン氏も、トランプ氏のやり方を参考に日本攻撃を選挙戦術として取り入れたからではないだろうか。

 それにしても、昨日のアメリカ上院軍事委員会公聴会で、アメリカ太平洋軍ハリス司令官が、辺野古の代替施設の完成について予定より2年も遅れていると、日本政府が彼らに伝えていないメッセージを一方的に公表したり、安倍首相のロシア訪問について懸念を表明したり、日米間のコミュニケーションに疑問を感じている。そうした日米間の抑圧していたわだかまりが鬱憤となってヒラリー・クリントン氏の強い対日発言になったとしたら、将来を展望して外務省が水面下で何とか手を打てないものだろうか。同盟国でありながら、南シナ海で軍事基地を作りつつある中国と同じ目で見られるのもどうも納得が行かない。

 夕刻になって昨日行われたネバダ州共和党党員集会で、トランプ氏が勝ったことが分かった。この勢いだと、対日強硬発言を行う2人の争いになりそうだ。

2016年2月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3207.2016年2月23日(火) 民主党と「維新の会」が合従聯合か。

 大臣及び国会議員の失言や暴言が相次ぐ中で、国会議員の定数削減に関する発言が漸く取り上げられるようになった。アダムズ方式などという聞き慣れない言葉も飛び出したりして、各党が見解や考え方を衆議院議長に提出することになった。

 しかし、今回持ち上がった議員定数削減は、かねてから最高裁が、国民の平等の権利行使との観点からみて現状は憲法違反の恐れがあると判断したことから、各政党「烏合の衆」集団が重い腰を上げて何とか帳尻を合わせようと、政治家的発想と思惑により産み出した苦肉の策である。

 所詮根本的な解決策ではなく、各政党の思惑も絡んで「0増7減」のような姑息な方法で目の前の嵐が過ぎ去るのを待とうとしているのである。

 そこへ志位共産党委員長が、従来の頑なな主張を引っ込めて夏の参院選では、1人区では各党と協議のうえ共産党から立候補者を出さないことを検討するという共産党らしからぬ見解を提示して、安倍政権に対抗するために野党協力体制に積極的に乗り出してきた。条件付きとは言え、共産党にとっては大きな変身である。共産党はこれまで勝てる見込みがなくても、全国的に1人区に候補者を立ててきた。それを参院選で引っ込めて他の野党に協力しようというのである。他党との協力はもとより、意見も聞こうとしなかった共産党としては、変われば変わったものである。その背景には、最も思想的に近かった社民党の凋落があるのではないかと思う。一時は衆院選で百名近い議員を当選させて当時の土井たか子委員長をして、「山は動いた」と言わせた勢いと流れは今や見る影もなくなった。

 そこへ今日突然野党第1党の民主党が維新の党を吸収することで合意に達した。両党は新しい党名を決めることになった。果たして両党の狙い通り、健全な野党第1党として存在感を示し一強多弱の中で安倍政権にゆさぶりをかけられるかどうか、お手並み拝見である。

 さて、このところ多くの犠牲者を生み、2日前には連続爆発事件により184名の犠牲者を生んだばかりのシリア内戦の停戦交渉が、関係者間で行われていたが、米ロの間で漸く話がまとまった。だが、依然として難題を抱えたままだ。停戦の合意は、来る27日0時(日本時間午前7時)を期して発効する。問題はこれがシリアのアサド政権と反体制側に呼びかけたものであり、いわくつきのIS(イスラム国)に対しては除外されていることである。この隙間にISがどう出てくるか。狙い通り戦火を止めさせることが出来るだろうか。

2016年2月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3206. 2016年2月22日(月) 東西対立時の懐かしいテレビ・ドキュメント

 昨晩NHK特集「新・映像の世紀」の第5集「若者の反乱が世界に連鎖した」が放映された。毎度鑑賞するのを楽しみにしている番組である。昨日は録画しておいて今日ドラマチックなシーンをゆっくり観ることが出来た、この政治的、社会的事件は私自身遠からず関わっていたので、今もそれぞれ強く印象に残っている。何とも云えず懐かしい想いに捉われた。

 1961年8月13日突然東ベルリン市内に東西をはっきり分断させる有刺鉄線が敷かれたシーンから始まった。日時までははっきり覚えていなかったが、このシーンには当時強いショックを受けた。有刺鉄線は時を経ずしてコンクリート製の壁になり、東西対立が崩壊した1989年まで続く。その間に東から西へ脱走する東ドイツ市民は後を絶たず、それを防止するために絶望的な高い壁が建設された。壁崩壊の直前に壁の西側で大音響を発してジャズ演奏会が行われた。その主役が先月亡くなったデビッド・ボウイだったとは初めて知った。画面では時系列的に1975年ベトナム戦争終結まで紹介された。私には、ベルリンの壁と「プラハの春」、ベトナム戦争がどうしても思い出されてならない。

 ベルリンの壁をつくづく恨めしく思ったのは、1976年初めて国境検問所前まで来た時である。その時東ドイツ兵の無表情な立ち居振る舞いを見て、壁を取り巻く冷血な共産主義体制を知った。だが、この時は東ベルリンへ入ることはなかった。初めてその検問所を超えて東へ入ったのは、83年旧文部省の教員海外研修団に就いてカールマルクス・シュタット(現ケムニッツ)で教育施設を見学した時だった。そこでシュタージ(秘密警察)というものを初めて知った。何もかも東欧の特異な空気と社会主義の実情には目を丸くしたものである。

 「プラハの春」は、チェコ留学の夢を潰された何とも言えない事件だった。1968年の事件発生からちょうど20年目の記念日に、偶々プラハに滞在して暴動に遭遇したことも懐かしい。

 ベトナムは戦時中の1967年1月に入国し、そんな奇縁で昨年4月30日終戦40周年の当日インタビューされた映像が、ベトナム国営テレビを通してベトナム全土で放映されたことは記念すべき想い出となっている。

 いずれにせよ僅か1時間のドキュメントであるが、私にとっては世界の衝撃的な出来事と、走り回った昔を思い出せてくれ、同時に大きな誇りも感じさせてくれた。秀逸なドキュメントだった。

2016年2月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3205.2016年2月21日(日) 白熱の米大統領予備選を横目に劣化した日本の政局

 アメリカ大統領選サウス・カロライナ州予備選で、共和党は毒舌家のドナルド・トランプ氏が勝利を収めた。一方ネバダ州で行われた民主党党員集会では、クリントン前国務長官がサンダース上院議員を抑えて、トランプ、クリントン両氏とも2勝1敗となり選挙戦を一歩リードした。

 それにしても当初は泡沫候補と考えられていたトランプ氏が3戦2勝とは、聊か意外である。普通は駆け引きするとか、言ってはいけないことを巧みにはぐらかす戦術を練るものだが、トランプ氏の場合はストレートに言いたい放題で、それが支持層に受けるというのが理解しにくい。その根っこには、口先だけではなく実行力があるという評価と、支持層の間に不法移民に対する不満があるということのようだ。加えて多くの党内立候補者が林立していてトランプ氏以外の立候補者に対する支持がまとまりきれていないことが効いているようだ。今日その一人であるブッシュ家のジェブ・ブッシュ前フロリダ州知事が選挙戦から撤退を表明した。

 これからどういう道筋を辿って最終的にアメリカ大統領を選出することになるのか、極めて不透明であるが、あくの強さとアメリカ人らしからぬ差別を主張するトランプ氏には、大統領になってもらいたくないものである。

 一方国内に目を向ければ、政局は大臣や議員の脱線発言や、議員の不倫等、政治家にとって芳しくない事象ばかり目につくが、それでも呑気なものである。

 今日突然のように話題となったのは、プロ野球チーム数を4球団増やしてセ・パ両リーグとも8球団ずつに増やす案である。これを政府としても後押しするという。その発想の源は、地方創生について捗々しいアイディアが思うように生まれず、プロ野球本拠地がない北陸、四国、沖縄辺りにフランチャイズを置く球団が誕生すれば、地方の活性化につながるという声を受けたようである。

 どこまで実現性があるのか分からないが、政治家がこんなことを本気で考えること自体おかしいと思う。

 先日も老人ホームの上層階からホームの職員が3人の高齢者を投げ落とし死亡させた容疑で逮捕されたが、職員は給料も安く仕事もきつくストレスも溜まり、全体的に待遇を良くする必要は依然から言われていたことである。この根本的解決のためには、国がもっと福祉のための予算を増額しないといけない。こんな中で出来の悪い国会議員の数が多過ぎる。議員を減らし議員歳費を削減すれば、福祉予算へ回すことが出来る。

 2012年国会で、当時の野田首相と自民党総裁だった安倍現首相との間で交わされた議員定数削減の約束はどうなったのか。2人は一昨日も同じ論争を交わしていたが、本気で議員数を減らす気持ちはあるのだろうか。

2016年2月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3204.2016年2月20日(土) トランプ氏、ローマ教皇とも衝突

 アメリカ大統領予備選で過激発言を繰り返している共和党候補者ドナルド・トランプ氏が、こともあろうにカトリック教会総本山ヴァチカンの最高指導者ローマ教皇の言葉にイチャモンをつけた。きっかけはトランプ氏がメキシコからの移民防止のためにアメリカ・メキシコ国境に、メキシコの費用で塀を作ると言ったことに対して、教皇が橋を架けるのではなく、塀を作って交流を断ち切るというのはキリスト教徒ではないと、クリスチャンであるトランプ氏をやんわりと非難したことである。普段宗教界の大立者が、俗界の出来事に首を突っ込んで他人をとやかく非難することはあまりない。よほどトランプ氏のイスラム系難民受け入れ拒否の発言に腹を据えかねたかのような警告である。だが、常人とはかけ離れた常識を有するトランプ氏は即座に反応した。トランプ氏も只者ではない。「もしヴァチカンがISに攻撃されれば、トランプがアメリカ大統領になっていれば良かったと言うだろう」と言葉を返した。

 それが予備選指名争いの第3戦を迎えた今日になって一気にトーンダウンした。「教皇と争いたくない」と釈明したのである。そのうえ教皇を尊敬しているとまで話した。カトリック教徒を敵に回すことは自らの陣営にとって明らかに不利だと考え教皇との論争を避けようと考えたのであろう。

 それにしてもトランプ氏はいつまで過激な発言を繰り返すつもりだろう。

 冷静に考えてこれだけ過激というより、非常識な発言をする候補者が、依然として共和党内で最有力候補者の道を歩んでいることは不思議なくらいである。なぜ非常識候補者がトップランナーになり得るのか。アメリカ人は民主主義国家の一員として、多くの意見を広範に取り入れ、フェアに事を決する人たちである。それが、今回の共和党の予備選挙の様子を仄聞するに、必ずしもそうとは考えられない。はしなくもアメリカ人の知られざる一面を知ったとの思いとともに、それはアメリカ国内なら他国民にとっては、さほど気にすることではないかも知れないが、国際社会で強引なトランプ的思考と手段がトラブルの火種になるのではないかと心配になる。

2016年2月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3203.2016年2月19日(金) 論理性に欠ける弁護士議員

 2日ばかり前から、夜中に喉の渇きを覚えたり、鼻を頻繁にかむようになった。熱はないが、ちょっと気になったのでかかりつけの森内科で診てもらった。喉が少し腫れているが心配するほどのことはないとのことで風邪薬をいただいて来た。今年の正月以来、2度目の風邪である。年齢を重ねて来ているとは言え、随分身体の抵抗力が落ちてきたなと情けなく思っている。

 まだまだこれからやるべきことは沢山ある。結局健康の自己管理をきちんとやったうえでマイペースを貫くことだろう。

 さて、一昨日参議院憲法委員会で呆れた暴論を述べた自民党・丸山和也議員が、野党の厳しい批判に晒され,更に議員辞職勧告決議案が出されたことに対して、「看過出来ない」「人種差別の意図はない」「正直言って呆れている。人種差別を乗り越えたアメリカは素晴らしいということが批判されるのは不条理」と一部表現を削除し謝罪しながらも、辞職の気持ちは毛頭なく、却って開き直っている。丸山議員の発言には、自民党内でも「どう考えても正当化出来ない」と批判的な声が多い。野田毅・前税調会長は「党の除名処分に値する。日本の政治家にあるまじき発言だ」と手厳しい。漆原良夫・公明党中央幹事会長も「綸言汗のごとし。撤回すれば良いという問題ではない」と苦言を呈している。

 丸山議員が発言した論旨は、「アメリカは奴隷だった黒人が大統領になっている」ということである。これはどうあっても人種差別であり、どうして人権を擁護すべき弁護士ともあろうものが、このような軽薄な発言をするのか。議員辞職は否定したようだが、このまま議員を続けられたのでは、いつまた同じような差別発言、行動に走るのか分からない。

 アメリカ国内は今大統領予備選の最中で、日本の非常識議員を攻撃する余裕はないが、この発言を知ったら怒りはヒートアップすることだろう。どうして人種差別を乗り越えたアメリカは素晴らしいというアピールが、黒人大統領は奴隷だという短絡的な発想から生まれるのか。こんな論理の構築も出来ない人物が、果たして今後国政を担っていけるのだろうか。相変わらず程度の低い国会議員が目についてしょうがない。

2016年2月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3202.2016年2月18日(木) 中東のテロ化と南シナ海軍事化の行方

 昨日、今日と寒い中でもちょっと寒さが和らいだ瞬間があったせいだろうか、庭の梅が開花した。急に白梅が花盛りとなったが、不思議にも紅梅は蕾のままである。これも花鳥風月をテーマとする日本文化の美と思い、紅白梅が揃い踏みするのをしばし待つとしよう。

 さて、またまたトルコの首都アンカラで爆発があった。アンカラでは、昨年10月にも連続爆発事件があり、100名以上が死亡した。クルド人系非合法組織のテロ行為と見られている。クルド人に対するトルコの仕打ちへの報復と見られているが、近日はっきりするだろう。中東においてはISや難民問題が過熱しているが、アジアでも火がつきそうな状況になって油断ならない事態を招来する恐れがある。

 南シナ海の西沙諸島と南沙諸島が少しずつ難しい事態になりかけている。最近中国が南シナ海の南沙諸島に、地上から航空機を狙う複数の対空機関砲を配備していることが分かった。西沙諸島にも地対空ミサイルを配備したことも判明した。それらの島々はベトナムやフィリピン、台湾との間で領有権争いの最中にある。中国によるこれらの島々における軍事拠点化には、日米をはじめ関係諸国から強い非難を浴びている。しかし、中国は王毅外相が、ミサイル配備については直接の言及を避けながらも、「必要な防衛施設を配備したことは自衛権の行使だ」といつもと同じ身勝手な言い分を述べた。毎度中国の主張を聞いていると、何と身勝手な言い分かと思う。資源豊富な海底に近い公海に勝手に埋め立て工事で人工島を造営し、古来よりわが国の領土だったと繰り返し公言する図太さには呆れるばかりである。

 中国お得意の「古来からわが国の領土・領海」との妄言は、どうして生まれてくるのか。こうして周辺諸国とトラブルを引き起こし、恫喝して自己主張を押し通す。アジアの平和を壊しているのは、この中国の覇権主義と身勝手ではないだろうか。

2016年2月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3201.2016年2月17日(水) 確定申告を済ませる。

 勇ましく育児休暇を取ると言って周囲を驚かせた若手衆議院議員・宮崎謙介氏が、一夜明ければ国会議員を辞めることになった。国会議員の育児休暇には自民党内でもいろいろ異論があったほどその言動はユニークだった。その一方で、少子化社会の今日、女性の負担を軽減するとして評価する声も強かった。それが、こともあろうに夫人が出産で入院中に他の女性と不倫行為をしていたことが明らかになり、真面目な話が一転して下衆っぽい話題になってしまった。それをテレビでは各局とも微に入り細に入って経緯と事実関係を伝えていた。宮崎前議員には身から出た錆とは申せ、強い逆風が吹いている。自民党の公募制によって国会議員になった人であるが、派手なスタンドプレイと華やかな女性関係が、公募制への疑問まで呈する結果となった。党本部としてもまさか女性関係のプライバシーまでは予測出来なかっただろうが、偶々この議員は本質的に少々常軌を逸するような人物だったということだろう。

 それにしてもお粗末の限りである。最近でも失言で発言を撤回したり、地名を読めなかったり、レベルの低い大臣がうようよいる。今日も丸山和也・参議院議員が憲法審査会でアメリカでは黒人が大統領になっており、奴隷である黒人が大統領になるなんて考えもしないなどとオバマ大統領とアメリカ人を侮蔑するような軽薄な発言をした。これでも人権を擁護すべき弁護士である。これだから、政治家には高度で常識的なことはとても期待出来ない。まあ政治家なんて真面目に国家、国民のことを考えている誠実な人物は少ないことは分かり切ってはいるが、それにしても酷いものである。

 さて、今日やっと昨年分の確定申告書を税務署へ提出してホッとしたところである。必要な資料を揃えて、指定の申告書の書き込みを手伝ってもらうために玉川青色申告会事務所へ出かけた。2時間待って漸く相談に乗ってもらい、30分間でチェックと書類書き込み作業をやってくれた。その後事務所の裏の玉川税務署へ書類を提出して、1年間でも煩わしい作業のひとつである確定申告手続きを済ますことが出来た。まずは、自分自身にご苦労さまと言ってやりたい。

2016年2月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3200.2016年2月16日(火) テレビ東京と日経新聞社に書状送付

 東京湘南有志会という会がある。湘南高校卒業生で基本的に都内に居住するか、勤務していることが条件である。会社の先輩役員に誘われ、20年ばかり昔に会員になって以来毎年出席している。元々発起人が森ビルのオーナーで、名経営者として3年ほど前他界された森稔氏だったので、毎度会場は都心の最高級ビル、アーク森ビル・イーストウィング37階展望テラスである。ここから眺める東京の夜景が素晴らしい。夜空に塵やごみがまったく見られない。これが大都会の望ましい夜景だと思う。今日の出席者は30名で例年に比べてやや少ない。

 同期生は女性の林さんだけだった。彼女は合唱部に属していたが、今では絵本を描いている。一度お会いしたことがあるご主人が亡くなられて7年になるという。しかし、他の出席者はものすごい経歴の方ばかりである。弁護士が4人、元事務次官が2人、医師が2人、その他財界の役員ら錚々たる人たちである。年齢の壁を乗り越えて同窓生と親しく話し合えるのが、この会のメリットである。来年の再会も楽しみにしている。

 さて、相変わらずバトル中のテレビ東京から先月末以来一向に連絡がない。私が社長宛に質問した回答は未だに無視されたまま返って来ない。昨夜ペンクラブ例会、2次会、3次会を終えて遅くなった帰りのタクシー内で、NHKでもディレクターとして活躍された小中陽太郎さんから、テレビ局はまず回答を寄こさないよと言っておられたが、テレビ東京のスタンスはそうかも知れないが、親会社の日経新聞にその理不尽を訴えるとお話しした。それなら対応は変わるかも知れないと小中さんが言われたので、今日テレビ東京社長、及びプロデューサーに加えて、日経新聞社長と11名の役員にテレビ東京が質問にまったく応えない理不尽さを書き綴った手紙を送ったところである。果たして不遜なテレビ東京はどういう対応を示すだろうか。

2016年2月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com