今日の朝刊のトップ記事は「ウクライナ、政権崩壊」である。あれほど強気に突っ張っていたヤヌコビッチ大統領が、かくも簡単に権力を手放し、政権が脆く崩壊してしまうものなのか。件の記事をよく読んでみると強気を装っていたヤヌコビッチ大統領は、治安部隊や側近の離反が続出しこれ以上の政権維持は難しいと判断したのか、国外へ避難しようと試みたようだ。しかし、国境では書類不備で脱出できず、どうやらヘリコプターで豪華なキエフの邸宅から国外へ逃げ去ったようだ。行方はようとして分からない。支援してきたロシアのプーチン大統領にとっても大きな失点である。
今後大統領代行に任命されたトゥルチノフ氏が次の大統領選を睨んで、ロシアとEU側とどう折り合いをつけ国の安定化へ向けて国をリードしていくのか。EUとの接近を望む反体制派と東部地方でロシアへの帰属を望む人たちの綱引きが始まっているようだ。ウクライナの将来はどうなるのか。ロシアとEU、それぞれの思惑と利害関係で国の方向が左右されるようなことがあってはならないと思う。
さて、懸案の確定申告を昨日玉川青色申告会で書類作成のアドバイスをもらい、今日玉川税務署に平成25年分の税務申告書類を提出してやっと一息ついたところである。これだけに関わっていたわけではないが、準備を始めてからすでに1カ月以上を費やしている。毎年のことながらあまり建設的な時間配分ではないと今年も反省である。でも、終わってホッとしている。
そのホッとした気分ついでに、冷やかし半分で拙いパロディーを考えた。
「やりたい放題で天下を取ったと得意満面だったアベ酋長だったが、散々面倒をみた無能な家来たちから『失望した』と裏切られ、見捨てられ逃げられた。四面楚歌となって危険を察知した酋長はヘリで『長州帝国』へ脱出を試みたが、歴史認識と靖国参拝の恨みとばかり竹島と尖閣周辺から飛来した中韓空軍機に撃ち落とされた。だが、酋長の霊は靖国神社へ祀られることはなかった」。ちょっとやり過ぎかな。