2478.2014年2月24日(月) どうなるのか。ウクライナが歩む道

 今日の朝刊のトップ記事は「ウクライナ、政権崩壊」である。あれほど強気に突っ張っていたヤヌコビッチ大統領が、かくも簡単に権力を手放し、政権が脆く崩壊してしまうものなのか。件の記事をよく読んでみると強気を装っていたヤヌコビッチ大統領は、治安部隊や側近の離反が続出しこれ以上の政権維持は難しいと判断したのか、国外へ避難しようと試みたようだ。しかし、国境では書類不備で脱出できず、どうやらヘリコプターで豪華なキエフの邸宅から国外へ逃げ去ったようだ。行方はようとして分からない。支援してきたロシアのプーチン大統領にとっても大きな失点である。

 今後大統領代行に任命されたトゥルチノフ氏が次の大統領選を睨んで、ロシアとEU側とどう折り合いをつけ国の安定化へ向けて国をリードしていくのか。EUとの接近を望む反体制派と東部地方でロシアへの帰属を望む人たちの綱引きが始まっているようだ。ウクライナの将来はどうなるのか。ロシアとEU、それぞれの思惑と利害関係で国の方向が左右されるようなことがあってはならないと思う。

 さて、懸案の確定申告を昨日玉川青色申告会で書類作成のアドバイスをもらい、今日玉川税務署に平成25年分の税務申告書類を提出してやっと一息ついたところである。これだけに関わっていたわけではないが、準備を始めてからすでに1カ月以上を費やしている。毎年のことながらあまり建設的な時間配分ではないと今年も反省である。でも、終わってホッとしている。

 そのホッとした気分ついでに、冷やかし半分で拙いパロディーを考えた。

 「やりたい放題で天下を取ったと得意満面だったアベ酋長だったが、散々面倒をみた無能な家来たちから『失望した』と裏切られ、見捨てられ逃げられた。四面楚歌となって危険を察知した酋長はヘリで『長州帝国』へ脱出を試みたが、歴史認識と靖国参拝の恨みとばかり竹島と尖閣周辺から飛来した中韓空軍機に撃ち落とされた。だが、酋長の霊は靖国神社へ祀られることはなかった」。ちょっとやり過ぎかな。

2014年2月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2477.2014年2月23日(日) ソチ冬季五輪閉幕とウクライナの混迷

 ソチ・オリンピックも今日閉会式を迎えた。あっという間の17日間である。毎度のことながら各種目で悲喜こもごものシーンが見られたように思う。オリンピックが終わると、直ぐパラリンピックか始まる。この2つの抱き合わせ開催と言ってもいい方法は、パラリンピックにも世界から目を向けさせようとの試みから始まったものだが、できればパラリンピックを先に開催した方がパラリンピックへの注目度が高まると考えている。日本だけで決められる問題ではないが、2020年東京ではぜひそうしてほしいと思う。

 さて、国家主義的総理大臣・安倍晋三氏がここへきて益々わが道を往く姿勢をかたくななにしている。昨日衆議院で「武器輸出3原則」を撤廃する方針を明らかにし、新たな3原則の素案を与党に示した。近いうちにこれを閣議決定してしまおうとの腹積もりだろう。首相の前のめりに一層拍車がかかり、いまや政府与党内でもブレーキをかけられない有様である。「自分が決定者、最終責任者」との言い分について、民主党の岡田克也・元副総理が首相の対応は傲慢ではないかと鋭く質問したが、安倍ちゃんはどこ吹く風とばかりひょうひょうとしていた。この様子を見ていると安倍首相には普通の感覚で議論してもまともな論争にはならないだろうと思う。国のトップがこの程度の行動しか取れないとは悲しい現実である。このままでは、日本の政治が危うい。メディアももう少し首相が堪えるような質問なりコメントをどしどし呈すべきであろう。

 さて、このところデモにより国内に大きな対立が起きていたウクライナで、昨日になって大統領府から治安部隊が撤退し、代わって反政権派の市民ら自警団が入り込んでいる。国の首脳が首都キエフを脱出し、ヤヌコビッチ大統領の行方も一時的に分からなくなった。議会は大統領が権限を放棄したものとみなし、独自に前倒し大統領選を実施すると決めて、政権は機能不全に陥った。

 随分あっけなく政権を放り出すものだ。悪名高いシリアのアサド大統領の執念に比べるとまるで子どもである。大統領の政敵で服役中だったチモシェンコ元大統領は釈放され、早速大統領選出馬を表明した。慌ただしい動きに、仲介していた欧米各国も驚いているようだが、大統領を支持していたロシアも態度を急変させて支援を取り止めると言い出した。

 問題は、事態を放り出して権力者が逃げた構図になっているだけで、事態は解決へ向かっているわけではない。惨めな思いを味わうのは国民である。明日以降の政権派と反政権派がどういう行動に出るか。目が離せなくなった。

2014年2月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2476.2014年2月22日(土) 後輩、がんばれ!TPP交渉も正念場だ。

 ここへ来て日本にとって避けては通れない難問が正念場を迎えた。今日からシンガポールで環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の閣僚会議が開かれている。12カ国の閣僚が出席しているが、2国間協議を重視しており、日米間交渉がまとまらなければ会議自体があまり成果を上げたものとはならない。その点で日本もアメリカと事前に打ち合わせしているが、前途は多難である。最大の難問は、アメリカが撤廃を要求する農産品5項目の関税をどこまで下げることができるかという点である。国内では農協を始めとして農家、農業団体が現状の関税引き下げには強く反対している。牛肉の輸入関税は現在38.5%であるが、一見してこれはあまりにも高すぎるような印象だ。しかし、日本の酪農家にしてみれば、1%でも下げれば酪農家は倒産してしまうというほどの危機感を抱いている。

 一方で、日本車のアメリカへの輸出には、2.5%の関税を課され、逆にアメリカ車の輸入は免税である。しかし、対米輸出している日本車が年間200万台に対してアメリカ車の輸入は8千台と理解に苦しむほど少ない貿易量である。すべてが関税で決まるわけではなく、品質とかサービスとか別の要素が大きく比重を占めているからだ。アメリカの自動車産業界は、現状維持を望んでいる。それらを勘案しながら交渉を続けなければいけないので難しいところだ。

 今年いただいた年賀状の中に公正取引委員会の諏訪園貞明・官房国際課長からいただいた賀状がある。まさにいま話題のTPPを担当して忙しいと書かれていたので、多分いま頃は忙殺されていることだろう。彼は2人の息子たちの家庭教師をやってくれていた大学の後輩だが、中々優秀で日本銀行に入ってから経産省に出向、その後公正取引委員会へ替わり、東北大学公共政策大学院教授を務め、そして内閣府参事官を経て、再び公正取引委員会に戻って現職に就いたのは昨年6月である。インターネットで彼をクリックしてみたら、何と2009年7月27日付本ブログで、私が彼の東北大教授就任に触れて書いたことが記載されていた。独占禁止法に関する著書も上梓して、いまやこの道の専門家である。何とまあ慌ただしい経歴だろうと思うが、随分頑張っているようだ。だが、彼らがいくら真面目に研究に研究を重ねてたたき台を作っても、決定権を持つ政治家がよほどしっかり考えて判断しないと、諏訪園さんらの苦労は報われない。

 がんばれ、諏訪園!愚かな政治家に負けるな!一層の活躍を祈っている。

2014年2月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2475.2014年2月21日(金) いよいよ危険水域に入ってきた安倍首相

 昨日2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長・森喜朗氏の女子フィギュアSPで浅田真央選手が転んだことに関する発言が物議を醸したが、幸いおちょくられた当の浅田選手は前日の失敗にもめげず、16位から今朝のフリー演技で挽回して6位に入賞した。昨日のスキー・フリースタイルのハーフパイプで銅メダルを獲得した小野塚彩那選手とともに明るい話題で締めた。

 まもなくソチ・オリンピックは閉会となるが、オリンピックの外の世界では暗い話題が多い。ソチ近くのウクライナでは先日来政府当局と反対派の対立からデモが繰り返され、僅か最近3日間で死者が77人にも上っている。タイ、パキスタン、ベネズエラでも死傷者を出すデモが発生している。

 バリ島沖でダイビング中に遭難した日本人女性の事故については、ダイビングに付き添っていたボートの船長が、女性たちが海底へ潜っている間に持ち場を離れ、それが遭難につながったとして船長が逮捕された。

 国内では、大雪の影響により関東4都県で500世帯近い家族がいまなお孤立している。

 誰がやったのか、東京都内の公立図書館で「アンネの日記」280冊以上が破られていることが判明した。どういう人物がこのような悪さをやったのか、意図的な悪意を感じる。福島第一原発の汚水がまた溢れて処理が後手に回っている。東電の不注意が大きな原因らしい。これでは原発再稼働派がいくら安全には十分配慮したうえで再稼働すると言ったところで、その言葉はまったく信用できない。

 一番気になるのは、最近の安倍首相の国家主義者への突っ走りぶりである。集団的自衛権で憲法解釈の変更を閣議決定で決めるなどと口走り出した。「最高責任者は私自身」と言ったり、少し自信過剰気味である。世間知らずの腕白坊主が言っていることと変わらない。国内ばかりでなく、海外からもその姿勢は不安視されている。イギリスのフィナンシャル・タイムス紙が「アメリカ、自ら望んだはずの安倍晋三に後悔」とコラムに書き、「アメリカからの何十年にもわたる催促の末に、安倍氏は防衛力の増強や『安保ただ乗り』体制からの脱却に意欲を示しているが、いまやアメリカは不安を抱き始めている」と指摘している。フランスのル・モンド紙は「安倍首相や側近が挑発的な言動を重ね、軍国主義時代の歴史を書き改めている」との反応である。中国、韓国からはもちろん、アメリカ、ドイツからも極端な右傾化と軍国主義への歩みが警戒され出した。

 自民党はこのまま安倍首相を放っておいても良いのか。同じ連立与党の公明党は何のアドバイスも注意もしないのか。危険な風が吹いてきた。

2014年2月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2474.2014年2月20日(木) 少し首相の取り巻きを交通整理したら

 安倍普三首相の取り巻きがまた不遜で愚かな言動を行った。安部首相の昨年12月の靖国参拝についてアメリカ政府は対中韓関係をこじらせるとして懸念していた時に、首相が参拝を強行したことに「失望した」とコメントしたが、昨日首相補佐官の衛藤晟一参議院議員が「You tube」で、それをそのままお返しするような「アメリカが失望したことに失望した」と述べ、その他にもアメリカの個々の対日対応を非難した。この衛藤補佐官の対米批判は改めて新たな問題を投げかけ、菅官房長官の注意により動画自体は削除されたが、ますますアメリカの対日不信を招き、日米関係にも悪影響を与えかねない。

 どうも安倍首相の周辺には世間知らずで、世事を学ぼうともしないノーテンキな二世議員が蛇のようにとぐろを巻いているのが気になる。遊び感覚で国政を語る、その軽口と神経が分からない。首相も自身の言動も含めて、少し周辺整備をした方が良いのではないかと思う。

 補佐官の発言は、相手国側からは首相が語っていると受け取られかねず、アメリカとしても相変わらず靖国参拝を反省しようとしない首相の見識のなさにほとほと手を焼いているのではないだろうか。

 さて、昨日ソチ・オリンピックのスノーボード女子パラレル大回転で竹内智香選手が日本女子選手として初の銀メダルを取った朗報に対して、今朝明け方に行われた金メダル候補のフィギュア女子の浅田真央選手が転倒したせいもあり、メダルが絶望的となり、今朝からこのことをメディアが大きく報道していた。概ね浅田選手に同情的なコメントが多かったように思う。

 ところが、今日午後、福岡市内で講演した森喜朗元首相が、浅田真央選手がショートプログラムで16位と出遅れたことについて「見事にひっくり返ってしまった。あの子、大事なときは必ず転ぶ」と述べた。また、浅田選手が団体戦に出場したことに関しても「負けると分かっている団体戦に出して恥をかかせることはなかった」とも語ったようだが、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の発言としては少し配慮を欠く発言ではかったかと思う。

 困ったのは、いま取りかかっているノン・フィクションで森氏、父親、子息について大分頁を割いて取材内容を含め、資料や写真もお預かりして何とか多くの人々に読んでいただける作品をと考えているだけに残念なことだと思っている。

 元総理でもある森さんが、どうして精一杯プレイしたスポーツ選手の成績について、こんな冷たい軽口を言ってしまったのだろうか。先日ソチで開かれた記者会見で外国人記者から厳しい質問を浴びせられ、朝日新聞に辛口で紹介されたことが、つい鬱憤となって口を突いて出てしまったのだろうか。

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2473.2014年2月19日(水) 北朝鮮の人権侵害を非難

 国連の北朝鮮人権委員会が、北朝鮮の広範囲な人権侵害を厳しく非難する最終報告書を一昨日ジュネーブで公表した。報告書では北朝鮮の政治体制について金正恩第一書記を頂点とする全体主義国家ととらえ、まったく思想の自由と言論の自由がないと激しく批判し、市民を従属させるために政治犯収容所を設営し、拷問を行い食べ物を与えず餓死させているとも糾弾している。

 更にカービー委員長は金第一書記を名指しで非難し、北朝鮮の人権侵害、就中収容所はナチスによるユダヤ人収容所の残虐行為と同じで、国際刑事裁判所(ICC)への訴追が必要だとも語った。

 これで少しは日本人拉致被害者の救出に明るい希望を抱かせるかと思いきや、普通の国ではない北朝鮮がすんなり柔軟な姿勢を示すとは思えない。案の定早速ジュネーブの北朝鮮代表部は、わが国には人権侵害なるものは存在しないし、報告書を拒絶すると頭から無視する姿勢である。盗人猛々しいとはこのことであろう。一方で、親北朝鮮の中国は、北から中国への脱北者を強制送還していると非難されたことについても、法と人道主義の原則で適切に処理していると反論する有様である。首を傾げざるを得ない。また、ICCへの訴追問題に関しても北朝鮮の人権状況の改善の助けになるとは思わないと他人事のように言っている。北朝鮮はとてもまともな国ではないので、痛いところを突かれると反対するか、知らんぷりか、反論するしか何もできないが、中国は国際世論とはまったく反対方向を向いていることは間違いない。その中国に聞きたい。どうしたら北朝鮮は拉致を止め、中国はそれに協力するのか気のきいたアイディアぐらい出してみではどうだろうか。

 夜になってソチ・オリンピックで銀メダル獲得のニュースが入ってきた。種目は、スノーボード女子パラレル大回転というものだ。種目の名前だけ聞いただけでは、どんなスポーツがさっぱり分からないが、まずまずめでたい。

2014年2月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2472.2014年2月18日(火) 大雪の影響で集落の孤立状態が続く。

 大雪で高速道路の立ち往生で閉鎖が相次ぎ、一般国道も車が動かない状態で物流にも支障を来している。交通機関も寸断され、集落は孤立したままの状態が続いている。なんと東京でも3つの町村が孤立している。コンビニなどでは商品の搬入がなく、棚にも食品関係の品物がなくなり道路上に渋滞したドライバーも食べ物の入手に一苦労している。近年例のないほどすべてが混乱している。今回の雪によるライフラインの停止や食料入手などの生活面の不便さには、行政側の事態の捉え方や対応の立ち遅れが指摘されている。想定外の事態発生に対する対応について検討することが課題になりつつある。同時に今後は自然災害も想定外と考えずに、常に想定内と理解することが必要であると識者は述べている。

 雪とタイミングがピタッと合ったソチ・オリンピックの男子団体ラージヒル・スキージャンプで日本が銅メダルを獲得した。個人で銀を獲得してチームの中心選手である葛西選手のプライバシーを主に大々的に取り上げている。

 しかし、降雪もほどほどなら良いが、度を超すととんでもない大迷惑となる。土曜日の雪で倒れたわが家の槇の木は、今日植木屋が元へ戻してくれた。若干イメージが変わったような気がするが、幹が折れていなくてホッとしている。

 とにかく連日厳しい寒さが日本列島を襲っているが、この間に暑いインドネシアのバリ島でスキューバ・ダイビングを楽しんでいた日本人女性ばかり5人に、2人の日本人インストラクターが行方不明となり安否が心配されていたが、奇跡的というべきであろうか、昨日5人が隣の島で救助された。現在残る2人の行方が不明である。ところが、午後6時頃の日本テレビ「ニュースevery」では、一時2人が見つかったと現地から特派員が伝えていた。一体どうだったのか、続報がない。一方、他テレビ局では生存が確認されたとの報道はまったくない。日本テレビは続報を伝える責任がある。

 彼女らの遭難騒ぎの報道を観てみると、そのダイバーと付添のボートの行動に安全性の点で疑問を感じる。潜ったままのダイバーに添ってボートを伴走させながら追うそうだが、深く潜水したら見失う恐れがあるし、曇天になったら海上もその姿を監視し続けるのは難しいのではないか。こんな危険いっぱいのガイドについて、行政や観光業者はどう考えているのだろうか。他国のことではあるが、ちょっと気になる。

2014年2月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2471.2014年2月17日(月) 国境取材の写真家の話を聞く。

 関東地方は相当雪にやられて幹線道路で立ち往生している車がかなり多いようだ。中には3日間も同じ場所に停まったままになっているトラックもあり、ドライバーが往生していた。

 今日日本ペンクラブの今月例会があったが、雪のせいもありいつもより出席者は少なかった。定例の著名人のスピーチは、各国の国境を取材している写真家の山本皓一氏だった。とにかくいま問題とされている日本周辺の島々、北方領土、竹島、尖閣諸島近くまで立ち入りレポートしている。プロ写真家だけに中々迫力のある写真を映写して見せてくれたが、初めて観るような写真ばかりだった。

 山本氏は右翼でもなく、左翼でもないと仰っていたが、領土問題を抱えている島々はこのままでは相手国の言い分通りになってしまうのではないかと心配されていた。主権を言い合うだけではなく、過去に日本が支配していた記録や実績を資料としてきちんと保管、管理しておくことが大切であると述べておられた。さらに、性善説と性悪説があるが、国境問題に関しては性悪説も必要であると語っておられた。聞いていてかなり興味深い話だった。

 パーティの後、いつものように小中陽太郎さんらと2次会に参加した。今日は2次会へ出かける前に話があるということだった。ペンクラブが経費節約のために例会回数を減らすということと、パーティ会場へ銀座のママさんが参加しているが、あれは何だと事務局に詰問することの2点を検討することだった。あまり建設的な話ではないので、みんなあまり決定的な考えは出てこない。

 このままだとペンクラブはやはりサロンなのか。

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2470.2014年2月16日(日) 葛西選手、ジャンプで銀メダル獲得

 今朝起きてテレビのニュースを観ると「葛西、銀メダル」とある。ソチ・オリンピックのスキーのラージヒル・ジャンプで日本チームのキャプテンとして期待通り堂々銀メダルを獲得した。2回の飛行で金メダルのポーランド選手よりも距離では上回ったが、惜しくも2位に甘んじた。それにしても41歳のベテランの表彰式後のコメントが奮っている。(金への)目標ができたと言っていたが、まだまだ引退する気持ちはないようだ。それにしても見事なものである。葛西に喝采!

 それに引き換えて、いまの国会は安倍ちゃんが乗りに乗って、わがまま勝手次第で何でもありの様相を帯びてきた。やることがまるで子どもに近い。オリンピックに気を取られている間に、国会の議論では安倍首相の極右的、かつゴーイングマイウェイ・スタンスが加速度的に突っ走ってきた。恐ろしいことである。野党の内閣法制局次長へ憲法解釈変更の可能性があるのかとの質問に対して、あり得るの回答を引き出した野党が攻勢をかけようとするや、責任を持って回答することができるのは内閣総理大臣の自分であると言い、あまつさえ国民の信託を受けていない法制局長官ではなく、国民から信任されている自分こそが責任ある回答を出せると居直るかのような対応をした。ついに地金が出たという感じで、恐ろしくなってくる。

 国内では国会をわがもの顔で動き回り、海外ではアメリカから日韓対立を少しでも解消するように釘を刺される有様であるが、安部首相周辺の腰巾着議員辺りは、1年1回のペースで靖国神社を参拝すべしと考えているという。こういう愚かな茶坊主どもをどうして首相が遠ざけることができないのだろうか。取り巻きも取り巻きだが、それを煽てている安部首相も知れたものだ。

 日本もこのままでは、中韓はもちろん、他の外国からも爪弾きされるようになるだろう。

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2469.2014年2月15日(土) 大雪の再襲来に少々うんざり

 昨日の大雪が今朝になると1週間前の大雪より多く積もったのではないかと思うくらい戸外は一面の雪である。雨戸もレール上に雪が固まって開けきれない。それより何より庭に植わっている2本の槇の木のうち、1本が無残に倒れている。植木屋に電話して明日来てもらうことにした。

 普段なら玄関を出てから階段を下りて郵便受けまで朝刊を取りに行くのだが、雪で埋まっていて新聞も午後まで読めなかった。昨日の気象庁の予報では、今回の大雪は先週より少ないとのことだったが、とんでもない。降った、降った。最終的には都内は積雪量27㎝ということだから、前回の45年ぶりのそれと同じだった。甲府市内では114㎝の積雪を記録して1894年以来の観測記録を更新したというほどだから120年ぶりということになろうか。交通機関にもかなり影響が出て新幹線を始め、各鉄道では遅延、間引き運転も多かったようだが、東急東横線・元住吉駅構内の電車同士の追突事故は直接的には雪とは関係なく、いただけない。自動列車制御装置(ATC)が効かなかったようで、天下の東急としては少々お粗末ではないか。真夜中で乗客が少なかったから良かったものの、万一満員だったらどうするつもりか。航空便も欠航が相次ぎ、高速道路や幹線道路の渋滞もとても並ではないようだ。東名高速では場所によって20時間も動かず、40㎞もの渋滞だった。こうなると、やはり今日行われる親戚の葬儀には出かけなくて正解だったと思う。

 午後になってやっと雪搔きをして少しは歩きやすくしたが、相当疲れる。春が待ち遠しい。

 さて、今日はソチ・オリンピックで男子フィギュア・スケートの羽生結弦選手が同種目日本人で初の金メダルを獲得したニュースでもちきりである。前日のノルディック複合で渡部暁斗選手が銀メダルを獲って、チーム・ジャパンとしては良い流れになってきたと期待していた時に、羽生選手がやってくれてほっとしたところである。

 これからあといくつ日本はメダルを獲得することができるだろうか。テレビでオリンピックを観戦することは多くはないが、気楽に楽しみたい。

2014年2月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com