昨日の大雪が今朝になると1週間前の大雪より多く積もったのではないかと思うくらい戸外は一面の雪である。雨戸もレール上に雪が固まって開けきれない。それより何より庭に植わっている2本の槇の木のうち、1本が無残に倒れている。植木屋に電話して明日来てもらうことにした。
普段なら玄関を出てから階段を下りて郵便受けまで朝刊を取りに行くのだが、雪で埋まっていて新聞も午後まで読めなかった。昨日の気象庁の予報では、今回の大雪は先週より少ないとのことだったが、とんでもない。降った、降った。最終的には都内は積雪量27㎝ということだから、前回の45年ぶりのそれと同じだった。甲府市内では114㎝の積雪を記録して1894年以来の観測記録を更新したというほどだから120年ぶりということになろうか。交通機関にもかなり影響が出て新幹線を始め、各鉄道では遅延、間引き運転も多かったようだが、東急東横線・元住吉駅構内の電車同士の追突事故は直接的には雪とは関係なく、いただけない。自動列車制御装置(ATC)が効かなかったようで、天下の東急としては少々お粗末ではないか。真夜中で乗客が少なかったから良かったものの、万一満員だったらどうするつもりか。航空便も欠航が相次ぎ、高速道路や幹線道路の渋滞もとても並ではないようだ。東名高速では場所によって20時間も動かず、40㎞もの渋滞だった。こうなると、やはり今日行われる親戚の葬儀には出かけなくて正解だったと思う。
午後になってやっと雪搔きをして少しは歩きやすくしたが、相当疲れる。春が待ち遠しい。
さて、今日はソチ・オリンピックで男子フィギュア・スケートの羽生結弦選手が同種目日本人で初の金メダルを獲得したニュースでもちきりである。前日のノルディック複合で渡部暁斗選手が銀メダルを獲って、チーム・ジャパンとしては良い流れになってきたと期待していた時に、羽生選手がやってくれてほっとしたところである。
これからあといくつ日本はメダルを獲得することができるだろうか。テレビでオリンピックを観戦することは多くはないが、気楽に楽しみたい。