337.2008年4月15日(火) 高齢者が怒る「後期高齢者医療制度」

 今日から高齢者の年金天引き徴収が始まった。その「後期高齢者医療制度」の評判が頗る悪い。そもそもこの制度発足の発想と視点が良くない。高齢者に対する思いやりのない役人が考えたということが、随所に表れている。「後期高齢者」という言葉を何の抵抗もなく法律用語とする点を考えても、いかに高齢者を邪魔者扱いしているか。これを最初に聞いたお年寄りは怒った。高齢者にかかる医療費が高いのは当然だろう。それを高い医療費を全体の保険料で賄うのは大変なので、高齢者からは医療費に見合った保険料をいただくというのが役所の基本的な考え方である。保険というのは、そういうものだろうか。相互扶助的要素もあるだろうし、お年寄りだってこれまできちんと法の定めに従って保険料を支払ってきた。それが、突然高齢者の医療費が高くつくので、応分の負担をということで、しかも年金から天引きしてしまうという乱暴なやり方にははらわたが煮えくりかえっていることだろう。はっきり言って、血も涙もないぼんくら役人の考えることだ。取れるところから、確実にいただくという弱いものいじめの典型だ。財政も苦しいというが、それなら役所がもっと襟を正して、自分たちの無駄使いを止めるとか、医療という大切なジャンルへ他の部署で使っている経費を回すとか、出来ないものだろうか。「年寄りの冷や水」という言葉があるが、こういうのは「役所の冷や水」というものではないか。

 今夕は「酒のペンクラブ」の集まりに有楽町の「爈端本店」へ出かける。この集会はいつも酒をくらって酒にまつわる話で盛り上がる。今月は会報に私も拙い一文を寄せた。いろいろな分野の人たちが、酒に関する薀蓄を傾ける。この店は大正年間に出来たそうで、戦災にも遭い、それを乗り越え今日まで続いてきた。しかし、内部は狭い部屋に出入り口は階段があるだけで、われわれの集まりは3階だったので、つい火災の最悪のケースを心配してしまう。店の亭主が挨拶に出て来られたが、こういう珍しいお店を紹介していただけるのも、会員の中に醸造会社の経営者が顔つなぎしてくれているからだ。ありがたい話である。帰り際1階を覗いたら外人がかなり入っていた。聞けば、彼らのガイドブックにこのお店が紹介されているという。

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336.2008年4月14日(月) 活発な中高年の学習講座

 今朝テレビを見ていたら、JR京浜東北線が不通だというので、これから向かう千葉・市川へ行くルートを変更しなくてはいけない。東横線で渋谷へ出て山手線で品川乗換え、横須賀線で市川へ行こうと決めた。実際その通り行ったのだが、実は不通だったのは、京浜東北線だけでなく、連鎖反応したのか利用した東横線、山手線、横須賀線がそれぞれの事情で悉く遅れ、各駅では混雑がピークに達して人並みを掻き分けながら進むといった按配に、市川の会場へ着く前に疲れてしまった。予定より30分以上遅れたので、余裕をみておいてよかった。久しぶりの猛ラッシュに現役のころは、こんな地獄にも耐えたなあと感慨無量でもあった。それにしてもこんな連鎖は困ったものだ。

 市川へ出かけたのは、ゼミの先輩・柴田守さんに柴田さんが関わっている「NALC」というNPO団体の定期講演会でお話を依頼されたからだ。テーマは「シニアのための海外旅行の楽しみ方と危機管理」と題して、パワーポイントを使用してお話した。6日に小金井で話した内容とほぼ同じものだ。いま中高年の方々のこういったボランティアによる、学習講座が熱を帯びている。皆さん楽しそうに話を聞いてくれるのが嬉しい。それに目を輝かせて聴いていただけるとつい夢中になり、何とかお役に立ってもらおうという気にさせられる。こちらも事前に勉強するし、お互いに切磋琢磨するわけだし、いつものことながらこういう場が私には新鮮で向上心を駆り立ててくれる。

 今日また高校時代の友人がひとり亡くなった。偶然だが、市川の柴田さんと同名の柴田右一くんである。彼とはいろいろ関わって懐かしい思い出があるが、その一番は結婚して東林間のアパートに住んでいたころよく顔を会わせたことである。確かお父さんが近くの東芝林間病院長だった。去年同窓会で会ったのが最後になってしまった。ご冥福を祈りたい。

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335.2008年4月13日(日) 地球温暖化の本当の原因は何だ?

 低気圧の接近のせいか、急に寒さがぶり返してきた。今日なんか最高気温が摂氏10度と予想されていたように本当に寒かった。ゼミ仲間の須藤晃くんと自由が丘で待ち合わせて「天一」で天麩羅を食べ歩いて帰ったが、外套を着ていなかったので、その寒さは震える思いだった。どうも気象がおかしいというのは、最近みんなが当たり前のようによく口にするが、二酸化炭素の排出によって地球が温暖化傾向となり、地球も段々世紀末的になってきた。

 二酸化炭素が地球温暖化の元凶であることは、いまや誰しも認める世界の常識となっている。しかし、これに異論を唱える向きも現れたが、一体真実はどうなっているんだろう。新説を言い出したのは、そんじょそこらの学者でなく東京工大の丸山茂徳教授のような権威ある学者だから、ややこしくなる。丸山教授は二酸化炭素と温暖化は切り離すべき問題だと主張している。それなら、温暖化の原因は何だ、ということになるが、丸山教授は「大気の気温を決める最大の要因は雲」と言い、太陽の活動によって影響を受ける宇宙線が、その飛来量により雲の凝縮核となる。太陽の活動が活発なら宇宙線が地球内に入って来なくなるそうだ。結論的には、太陽が活発なら宇宙線が地球に入らなくなり雲が出来ない。すると温度は上がらないということになるらしい。しかし、こういう大事なことは、もっと公開で議論して国民を納得させて欲しいものだ。現状は国民のほとんどが、地球温暖化の主犯は二酸化炭素だと思い込んでいる。私もこの丸山学説は「選択」2月号によって初めて知ったが、いまだに丸山教授説に追随する学者も、学説も出ていない。ただ、世間を惑わすのだけは止めてもらいたい。マス・メディアも真剣に取り上げることをなぜか躊躇している。やはり追求するのが厄介なのだろう。最初に取り上げた「選択」誌自体、その後丸山学説に何のコメントも加えていないのもおかしい。これもひとつの無責任だろう。

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334.2008年4月12日(土)  表現の自由が危ない!

 新宿でさがみ信用金庫の石川均さんに会い、6月に予定されている同金庫の研修について打ち合わせをした。図解について講義することになっているが、受講生がPCは使えないということと、時間的に3時間では少々足りないことを前提に当日までの準備と、当日の研修の進め方について話し合った。福島県の研修でも使う知研のマニュアルに沿って研修するが、テキスト用に数枚のレジュメのようなものを作ることにした。演習と実習に出来るだけ時間を割きたいと思っている。

 映画「靖国YASUKUNI 」上映問題がさらにヒートアップしてきた。今日の新聞によれば、さらに怪しげな動きがあるようで、ついに本家本元の靖国神社が、撮影された靖国神社のシーンを映画から削除するよう理不尽な要求を突きつけてきた。これでこの映画は、檜舞台と主役のシーンを削れとの申し出を受けたわけで、これでは映画どころか話にもならない。理由は神社境内の撮影許可手続きが守られていないということだが、どうも言いがかりをつけて結局全面上映中止へ持っていこうとの意図が読み取れる。ここに至って、一気に右翼の自民党国会議員と靖国神社が一体となって、上映を止めさせるよう動いてきたのだ。李纓監督も「作品が成立できなくなるように(議員が)働きかけているとしか受け取れない」と述べている。極めて危険な兆候である。この映画をきっかけに、政治家が介入して戦時中と同じ自由弾圧となり、翼賛体制化して来るのだ。当然民放連は反発している。政治家が毅然として、なすべきことをやらないうちに隙間が出来て外から狙われ、こういう右翼的で危険な動きがはびこるようになる。

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333.2008年4月11日(金) 映画「靖国YASUUNI」問題ぶり返す?

 「知研フォーラム」来月号にタイムリーなテーマ「チベットの旅とデモ騒乱事件」について書いていたが、漸く脱稿して今日八木哲郎・知研会長へ送信した。取り敢えずホッとした。

 さて、先日来公開前に上映中止となり問題となっていた映画「靖国 YASUKUNI」は、その後各地の良心的な映画館が上映を再検討して、解決へ向かうと思っていた矢先の昨日になって、自民党・有村治子参議院議員が、映画の中心出演者の刀匠が映画場面で自分の出演部分を削って欲しいと申し出があったと述べ、また問題がぶり返している。刀匠は撮影を承諾してストーリーでも中心人物となっていたが、当初監督から聞いた映画の趣旨と実際に映画での取り上げられ方が異なっている不満を申し出ているらしい。この期に及んで自分の出演箇所をすべて削って欲しいと有村議員に言っているようだが、今ひとつ真意が読めない。マス・メディアの解説によれば、映画のストーリーはこの刀匠の刀作りの話がかなり大きなウェイトを占め、インパクトを与えているという。だとしたらこれを削除したらこの映画自体が成立しないのではないか。この期に及んでこういう理不尽な我を通すとは人間的にも信用出来ない。もちろん李纓監督は納得していない。最初納得していながら、なぜここへ来て刀匠が変節したのかとまで言っている。監督に同情してしまう。刀匠の言い分は、筋論は別にしても製品の中身に苦情を言うのと同じでもう遅すぎるのだ。出来上がった製品のうち、一部の部品を使わせないと言っているようなものだ。

 それにしてもなぜ自民党議員は、先の稲田議員にしろ、今回の有村議員にしろこの映画にこだわり、物議を醸すようなことをやるのだろうか。有村議員は実際これからどのようにこの問題を解決しようとしているのだろうか。ただ、騒ぐだけ騒いで答えは関係者が出して下さいでは無責任も甚だしい。せっかく公開しようと思っていた各地の映画館も、もちろん刀匠出演部分をカットしたら欠陥商品になるので、その場合は上映しないだろう。刀匠からの非難、或いは裁判沙汰を承知のうえで、このまま上映するより妙案はない。火を点けた、目立ちやがりの女性議員はこの問題をどう終息させるつもりなのか。答を聞きたいものである。

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332.2008年4月10日(木) 奇妙な五輪聖火リレー

 今日も朝から雨が降っている。桜は盛りを過ぎたので、影響を受けなかったようだが、今年は4月に入ってから雨の日が多い。今日はまた寒かった。

 JR中央線国分寺駅変電所の火災のために、朝6時過ぎから停まっていた電車が動きだしたのが午後3時過ぎだったから、何と50万人が影響を受けたらしい。入学式や、就職面接に出られなかった人も大分いたようだ。

 小田急社友会が例年通り、「ホテルセンチュリー相模大野」で開催された。その途中で南武線も遅れていた。社友会は会社の同窓会で懐かしい元先輩や、元同僚にも会ったが、年々マンネリ化してきている。会の主旨と性格上仕方がないが、どうしてもワンパターンになりがちだ。それに、出席者が引退した人たちばかりだから、地域社会の和がそのまま会場へ出てきた感じで、かつて仲良しだったグループと同じ地域の人たちの集まりのような印象を受けた。まあ昔の先輩や仲間との交流の場と考えれば、それなりの意味はあるのかも知れない。

 北京五輪の聖火リレーが何とかサンフランシスコで行われた。妨害行為が予想されていたせいで、最初の聖火ランナーが突然倉庫へ入って消えてしまい、ルートも変更させられて、誰も予想しない道路を走った。聖火リレーを見ようと当初のルートで待っていた人たちは、肩透かしを食ってしまった。賛成派と反対派の小競り合いがあったようだが、予定とは違った聖火リレーになってしまったが、取り敢えず終了した。

 ところで、聖火リレーって何だ? 通過国でオリンピックの精神を伝え、祝ってもらうことであり、沿道で多くの人々から祝福してもらうことが大きな目的だと思う。ロンドン、パリを経て、今日のサンフランシスコの聖火リレーに至っては妨害阻止だけに全力で当って、聖火リレーを実施することだけを目標にするというのは、オリンピック精神に悖るのではないか。こそこそ隠れて行うような聖火リレーでは実施する意味がないのではないかと思うのだがどうだろう。まだまだ続く波乱の聖火リレーは、今後一体どういうことになるのだろうか。

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331.2008年4月9日(水) 日銀総裁やっと決まる!

 日銀総裁人事が行き詰まっていたが、今日やっと総裁が決まった。前回総裁人事が否決された際副総裁として承認され、総裁代行を経て今日総裁決定の国会議決を得た。白川方明総裁の誕生である。われわれの生活に直接関わるわけではないが、近々開催されるG7会議に総裁空席ではいかにもみっともなかったが、何とかその愚だけは免れた。

 同時に提案された副総裁人事は否決された。候補者が元財務官だったというだけの理由で民主党が否決した。どうもすんなりとは行かない。結局民主党が何にでも反対する姿勢で臨むから、結論は最初から見えている。こういう話し合いの進め方をいつまで続けるつもりなのか。与党、野党に知恵者がいないようで、双方の意地の突っ張りあいになり、最終的に参議院でいつも否決される。福田総理も泣き言ばかり言わずに、もうちょっと押しの強さを見せるとか、理解を得られそうな妥協案を提案するとか出来ないものだろうか。まだ、他にも決めなければならない問題が山積している。年金あり、医療ありでこのまま推移すると、洞爺湖サミットまで何も決まらない。衆議院と参議院のねじれ現象がいつもネックになって、お互いに正論を主張したつもりで空疎な議論を展開している。制度的とか、議員制度のあり方とか、言い張っているが、詰まるところ、国会議員1人ひとりの資質と志の問題ではないかと思う。とにかく議員のレベルは、他の業界に比べても受け取っている給与から判定すれば低すぎる。自分の成すべきことは何かということが分かっていない。つまり自分の仕事が理解出来ていないのだから、話にならない。やはり、いまの議員1人ひとりのレベルアップをするために、どういう選出方法を考えたらよいか。もうそろそろ検討を始めてもよいのではないだろうか。とてもいつまでも待っていられない。

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330.2008年4月8日(火) お釈迦様の誕生日は大荒れの1日

 今日はお釈迦さまの誕生日だが、最近はそんなことを知っている人も少なくなったようだ。知ったのは小学校低学年の教科書だったが、いつのころからか教科書から消えてしまったらしい。お釈迦様については、確か「今日は楽しい花祭り 天上天下を指差してお立ちになっていらっしゃる」なんて文言だったと思う。

 生憎お釈迦様にあやかった穏やかな1日とはならず、朝から雨が降り続き、時折強風も吹きつけたり、雷が鳴ったり寒くて気象も荒れた1日だった。全国各地でも相当被害が出た。春の嵐と呼ばれたが、日本の気候も穏やかではなくなり、日本人の性格も穏やかではなくなりつつある。おまけに鹿児島では桜島が噴火したり、大阪ではイノシシが出没して女性を傷つけた挙句に幼稚園で暴れ、近くの川で死んでいたという珍事件があった。そう言えば、今から54年前の中学卒業時に京都の松尾山で手負いのイノシシに追っかけられたことを思い出す。

 渋谷駅のハチ公の像が出来て60周年の儀式をやったようだ。最初の銅像は昭和9年に軍に徴用され処分され、昭和23年に2代目が作られた。初代、2代目を親子で制作したという。私の母は渋谷駅前でまだ生きていたハチ公がいつも同じ場所で待ち続けている姿をよく見たと生前言っていた。

 大揺れの北京五輪聖火リレーは、昨日のパリ市内では途中で消火してはバスに乗る異常な形でうやむやの内にパリの式典は終わった。最後は聖火リレーを打ち切りバスでトーチを運びゴールで受け取ることになったが、世界の報道通信は、これを最終的に打ち切りと伝え、中国のテレビでは無事に引き継いだと放送した。これから舞台はサンフランシスコへ移るが、すでにゴールデンゲート・ブリッジによじ登って反対をアッピールしている反対派がいる。そして、うかうかしていると26日には長野へやってくる。警察庁では漸く対策を練り始めたようだ。

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329.2008年4月7日(月) 飯田ゼミお祝い会に出席

 飯田ゼミのお祝い会と称して、飯田鼎先生ご夫妻と小松隆二先生ご夫妻を中心に、ゼミ会員の個人的な慶事を祝うパーティを「飯田ゼミお祝い会」と称して、新宿のハイアット・リージェンシー東京で行った。妻を同伴して出かけ、5人の世話人の1人として、アイディア、会場手配、通信連絡等の裏方的な役割を務めた。肝心の飯田先生が疲労と31日に転倒された怪我の後遺症で欠席されると3日前にお電話をいただいた。遠路大阪から日帰りで出席された第1回生・佐竹正彬さんや同伴者を含め、出席者は42人に達したが、みんな飯田先生の欠席を残念に思いながらもご健康を心配しておられた。しかし、開学以来東北公益文科大学学長を7年間も勤めて、先月辞められた小松隆二先生の退職慰労会も兼ねているし、古希の会員がずらっと揃っていたので、慶事という主旨には適っていたのではないかと思う。初めてお会いした方もおられて、実に和気藹々で全体の雰囲気もよく楽しい2時間だった。まずは成功と言っても良いと思う。夜飯田先生へ報告がてらお電話したが、すでにお休みになっておられた。

 世界中の北京五輪参加問題へ波及したチベット騒乱事件は、開会式参加・不参加と聖火リレー妨害問題が重なって、ここ数日世界の耳目を集めている。昨日はロンドンで聖火ランナーが、多くの警官隊に厳重に守られながらも特攻隊的なゲリラ戦法で行進をストップさせられたり、神出鬼没のデモ隊に手を焼いているのが分かる。その聖火リレーが今日は、海を渡りパリ市内を走った。案の定パリ市内でも過激な妨害行為に行く手を遮られ、ついに一部では聖火の火を消して聖火隊はバスに乗ってトーチを運ぶ有様である。妨害行為それ自体は、やり過ぎだと思うが、確かに効果的でこの後アメリカへ渡りサンフランシスコでも前途多難を予想されている。この先どうなるのか予断を許さなくなってきた。中国政府は自分たちの立場に正当性ありと主張するだけで、妥協の姿勢はまったく見られず、このままでは混乱した事態は収まりそうもない。

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328.2008年4月6日(日) 小金井雑学大学へ出講

 都内の小金井雑学大学で初めてお話した。テーマは昨夏の宇都宮市民大学と同じ「中高年のための海外旅行の愉しみかた」と題するもので、50~60人ぐらいの熱心な中高年の人たちが受講してくれただろうか。会場は都立小金井工業高校で、JR武蔵小金井駅から徒歩で10 分程度の場所にある。熱心なボランティアの方々が受付から万事お世話をしている。聞けば、先月の講演が丁度10周年に当り、今日は11年目最初の講演で、通算321回目だそうだ。実に光栄である。

 こういうボランティア団体は、事務局によほど人を得ないとうまく運営出来ないと思う。その意味でもこれだけ長い間開催されてきたということは、縁の下の力持ちの人たちの地道な努力が実を結んだ成果だと思う。学長の富永一矢さんは長い間俳優座の支配人を務めてこられた芝居に詳しい方で、事務局長の五十嵐京子さんは市会議員4期目でいただいた名刺に「小金井で元気に!」と訴えている。ほかに多くのスタッフ的な方々が協力して雑大を運営しておられる。

 最近の講演では、当たり前のようにパワーポイントを使用して分かりやすく話しているつもりだが、事前にスライド編集に少々凝って余計な時間をかけ過ぎている場合もあるかもしれない。大体70枚程度のスライドを編集し、これにイラストレーション効果設定などでスクリーン効果アップを狙って、内容の展開を進めている。自慢というわけではないが、私の場合はかなり珍しい写真もあるので、それを効果的に活用している。今日は時間の使い方に少々しくじって、時間が足りなくなってしまった。大体2時間分の内容を1時間10分程度にまとめなければいけなかったのに、欲張りすぎて最後には肝心な箇所をカットする羽目になってしまった。

 同じ内容で来週月曜日に市川市で行うので、もう少し工夫してみたいと考えている。

 終わってから西八王寺へ行き、八王子市内に住む近藤幸一さんに八王子名物の「釜飯」をご馳走になりながら、久しぶりに「近藤節」を聞いた。近藤さんも今年傘寿になるというのに元気で、こちらが嬉しくなる。相変わらず八王子市内の行事に参加しながら、活動している。益々のご活躍を祈念してやまない。

2008年4月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com