都内の小金井雑学大学で初めてお話した。テーマは昨夏の宇都宮市民大学と同じ「中高年のための海外旅行の愉しみかた」と題するもので、50~60人ぐらいの熱心な中高年の人たちが受講してくれただろうか。会場は都立小金井工業高校で、JR武蔵小金井駅から徒歩で10 分程度の場所にある。熱心なボランティアの方々が受付から万事お世話をしている。聞けば、先月の講演が丁度10周年に当り、今日は11年目最初の講演で、通算321回目だそうだ。実に光栄である。
こういうボランティア団体は、事務局によほど人を得ないとうまく運営出来ないと思う。その意味でもこれだけ長い間開催されてきたということは、縁の下の力持ちの人たちの地道な努力が実を結んだ成果だと思う。学長の富永一矢さんは長い間俳優座の支配人を務めてこられた芝居に詳しい方で、事務局長の五十嵐京子さんは市会議員4期目でいただいた名刺に「小金井で元気に!」と訴えている。ほかに多くのスタッフ的な方々が協力して雑大を運営しておられる。
最近の講演では、当たり前のようにパワーポイントを使用して分かりやすく話しているつもりだが、事前にスライド編集に少々凝って余計な時間をかけ過ぎている場合もあるかもしれない。大体70枚程度のスライドを編集し、これにイラストレーション効果設定などでスクリーン効果アップを狙って、内容の展開を進めている。自慢というわけではないが、私の場合はかなり珍しい写真もあるので、それを効果的に活用している。今日は時間の使い方に少々しくじって、時間が足りなくなってしまった。大体2時間分の内容を1時間10分程度にまとめなければいけなかったのに、欲張りすぎて最後には肝心な箇所をカットする羽目になってしまった。
同じ内容で来週月曜日に市川市で行うので、もう少し工夫してみたいと考えている。
終わってから西八王寺へ行き、八王子市内に住む近藤幸一さんに八王子名物の「釜飯」をご馳走になりながら、久しぶりに「近藤節」を聞いた。近藤さんも今年傘寿になるというのに元気で、こちらが嬉しくなる。相変わらず八王子市内の行事に参加しながら、活動している。益々のご活躍を祈念してやまない。