2194.2013年5月16日(木) 5人目の孫と初対面

 3日前に生まれた5人目の孫と初対面と誕生祝を兼ねて、妻と新潟の二男の許へ出かけた。体重も2950㎏で見るからに健康そうだったので、一安心といったところである。息子は2歳の長男を引き取り、明後日嫁の退院まで父子二人の生活だそうだが、慣れない2歳児が母親を恋しがって駄々をこねるので、世話も中々大変そうだ。彼らとは正月に会ったばかりだが、今日は昼食、夕食とも二男父子と一緒に行動していたので、孫の性格が少しずつだが、一層分ってきたような気がする。日に日に可愛くなっていくのが分る。

 当初の予定を変更して今日はホテル日航新潟に1泊して、明日帰京することにした。

 さて、現在計画中のトラック島への旅行で故アイザワ大酋長の娘、ナンシーさんと連絡を取り合っているが、結局6月6日ごろに現地へ飛びたいと考えている。実は、ナンシーさんからトラックのホテルは手配するから航空便だけ予約してもらえば良いとメールをもらった。多分ナンシーさんはエージェントにも手を染めているのかも知れない。だが、トラック行の日本人旅行者が少なく、パッケージ・ツアーの数も少なく、毎日出発便があるわけではない。そのため航空チケットに割引がないようで、パッケージ・ツアーでしかお手ごろ価格での旅行がしにくい。結局ホテル手配込みのパッケージ・ツアーで出かけるより選択肢がない。折角ナンシーさんが好意的に申し出ていただいたホテル予約であるが、事情を伝えて了解していただくより方法がないと思っている。

 しかし、ナンシーさんがエージェント業に携わっているなら、別の手配面で現地における車やボートの手配面でお世話になりやすいという気もしている。2~3日中に最終旅程を固めたいと考えている。

2013年5月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2193.2013年5月15日(水) 再び外務省機密漏えい事件のビデオを観る。

 駒沢大公開講座の2時限目は、清田義昭講師の「映像を通して現代を考える」である。以前に観たビデオ「メディアの敗北」を改めて鑑賞した。西山太吉・元毎日新聞記者の外務省機密漏洩事件を取り扱ったものだ。結論として清田講師はこの事件はメディアが負け、国が負け、国民が負けたと言われた。結局、誰も得をせず、国民の知る権利が蔑ろにされた事件である。偶々今日は沖縄が日本に返還されてからちょうど21年目の記念日である。日米間の沖縄米軍基地負担に関する密約の証拠がありながら、日本政府が徹底してシラを切り続け逃げ切った事件として、永遠に語り継がれることになろう。西山氏と外務省女性秘書官・蓮見喜久子氏の情を通じたスキャンダルにすり替えられ、事件の本質とは別の形で裁かれることになってしまった。

 ビデオを観ていると、当時の佐藤栄作首相の強気な物言いが目立ち、事件を追及した日本社会党の横路孝弘議員、楢橋弥乃助議員らが懐かしい顔を見せていたが、したたかな政府の強引なやり方に国民の権利は闇へ葬り去られたとの印象がしてならない。

 さて、今朝の朝日社説の二つの解説は、①橋下市長―これが政治家の発言か、②高石氏発言―海外で語れますか、である。①は従軍慰安婦問題とアメリカ軍司令官に風俗業の利用を勧めたとする戯けた発言についてである。②は高石氏が村山談話にしっくりしないと批判的なコメントを述べたことに対してである。誰が聞いても理解できない自己顕示欲の強い二人のコメントである。思い上がって得意になっている2人には、少しお灸をすえた方がよいと思う。

2013年5月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2192.2013年5月14日(火) 政治家の妄言、放言、失言、虚言と本音

 今日から駒沢大学2013年度公開講座が始まった。最初の講義は毎年受講している菱山郁朗講師の「現代日本政治と報道論」で始まった。2008年から毎年受講しているが、これほど多くの聴講生がいたことに驚いた。昨年までは多くても精々20人程度だった。今日は40人ぐらいおられたのではないだろうか。例年に比べて学生が多いようだ。

 菱山講師は早速歴史認識、憲法第96条改正と昨日の橋下徹「日本維新の会」共同代表の放言について、朝日、読売の記事を参照しながら話された。

 その歴史問題にせよ、橋下発言にせよ、行過ぎた言論の自由は、どうも内外ともに穏やかならぬ雰囲気をもたらせている。韓国スポークスマンのコメントは日本が自分の顔に泥を塗っていると相変わらず手厳しいし、従軍慰安婦を認め、軍隊ではどこの国でもやっていたと開き直ったかの如き橋下発言に至っては、言語道断で常識を疑いたくなる。女性に対してまったく思いやりのない発言で、市田共産党書記局長は「さまざまな奴隷制度の発言を聞いてきたが、本当に人間の血が流れているのだろうか、と戦慄を覚えた。公党の党首の資格がないだけでなく、市長たる資格も国政を語る資格もない。これほど人間をおとしめる発言はない」とまで言って橋下氏を非難している。

 橋下氏の無節操さは、よりによって沖縄の米軍司令官に対して基地周辺の風俗営業を活用するよう話して司令官に呆れられ、それにアメリカ国防総省・リトル報道官が橋下発言は話にならないと突っぱねるとアメリカはずるいと自らに理があるような反論を行ったり、あまりに低レベルの言い分に、こんな人物が果たして国民や、市民の先頭に立ってリードして行けるのかととても信じられない。もちろん国内でも石原慎太郎・同党共同代表を除けばクソミソである。この人は何か思い違いをしているのではないか。この人は常に自分の主張が正しいと信じ、自分の力を過信し過ぎている。参議院選挙を間近に控えて「日本維新の会」への支持が大分下がっているとの声に焦りがあったのではないかとも噂されている。だが、今回の発言は「日本維新の会」にとって反って逆効果だったのではないだろうか。

 歴史認識の問題では、高市早苗・自民党政調会長の村山談話はしっくりこないとの発言が物議を醸して、党内外から厳しい批判がぶつけられている。党に対して今後党員として言葉を慎みたいと語ったが、どこまで本気だろうか。この女性議員はいつも過激な右翼的持論を抱えている危険な人物だ。政府としても一個人の考えとして処理したいようだが、中途半端な処理をすると問題が再びぶり返さないとも限らない。言論の自由だから自由な発言は当然許されるが、人間の尊厳を傷つけ、周囲に迷惑をかけ、事実を否定するがごとき発言は到底容認されるものではない。その辺りの区別が、若気の至りの政治家諸氏にはどうもよく分っていないようだ。

 これから11月まで、講座でどんな話を伺えるか期待したい。

2013年5月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2191.2013年5月13日(月) 5人の孫に恵まれる。

 今朝新潟に住む二男から女の子が生まれたと電話で知らせてくれた。息子にとって2歳の男の子に続いて2人目である。生まれる前から女の子と分っていたので、すでに名前を「近藤花」と決めていた。母子ともに健康だそうで、ほっとした。最近のニュースで風疹の危険性が指摘されていたので、多少気になっていた。

 ともかくこれでわれわれ夫婦も5人の孫を持つことになった。一応減少傾向にある人口動態の中で5人の孫を持つということは再生産可能になるので、国に対して大きな顔をしても良いのではないかと思っている。

 今では少子化傾向は一般に容認されて、1人の女性が生涯に産む子どもの数は一昨年時点で1.39人であり、これでは日本の人口は益々減る一方である。その意味で長男には3人、二男が2人というのは一人っ子の甘やかされとか、我が侭のような成長過程にブレーキをかける性癖から逃れられるという点で子どもたちにとってはプラスだろう。

 尤も現代社会では子ども1人を育てるための費用は相当高くつくので、息子たちもこれから大変だと思う。まあ孫たちには健康で明るく、誰にも好かれる素直な子に育ってほしいと願っている。早速木曜日に初対面をすべく日帰りで新潟に行く予定である。

 さて、このところ日本の政治家から発せられる右傾化の言葉が、とりわけ外国であれこれ取り沙汰され、それが批判されている一面もある。問題は政治家がこれをあまり気にする素振りを見せず、懲りもせずに同じ持論を益々展開することである。侵略の定義とか、村山談話の踏襲とか、話はいろいろな分野に拡大している。

 昨日から今日にかけての言行録のうち、安倍首相は侵略の定義については言を翻さず、アメリカ議会の批判的なコメントについても非公式なレポートには言及しないと言い切った。橋下徹「日本維新の会」共同代表に至っては、「日本は敗戦国。敗戦の結果として侵略だと受け止めないといけない」と言っておきながら、同時にどの国でも慰安婦を必要としていた、とまた愚かな発言をしている。自分自身が女性問題でスキャンダルを起こしたことに何の反省もない。さらに自民党の高市早苗・政調会長は、村山談話は個人としてしっくりしないと述べたり、政治の周辺には国家として外交、政治的トラブルを引き起こさないとの意識はまるでなく言いたい放題の発言をして、文句を言ってきたら言い返すという傲慢な態度が見えることである。これでは日本はいずれ孤立化の道を歩み、北朝鮮と五十歩百歩だと言っても当らずとも遠からずになるのだろう。

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2190.2013年5月12日(日) 円安効果もいろいろ

 今日から大相撲夏場所が始まった。ひところの八百長騒ぎの影響を受け、まだ完全には客足は元へ戻っていないようだ。偶々NHKがテレビ放送を開始して今年がちょうど60年目になる。その昭和28年から大相撲の放送が始まったと聞いて妙に懐かしく感じた。私が京都の公立中学3年生の時で、学校から帰るとすぐに阪急京都線・桂駅近くの友だち宅のラジオ店で、結びの一番が終わるまで全取り組みをじっとテレビで観ていたものだ。かつての大相撲ファンのひとりとして、一日も早く元通り日本の国技として復活して欲しいものである。

 さて、先週末にイギリス南部アイルベリの宮殿と思しき館で開かれていた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議も終わり、円安が進んだことから日本への批判が強まるのではないかと一部で懸念されていたが、突風は麻生副首相・財務金融担当相と黒田日銀総裁の頭上を通り過ぎて行き、日本としてはひとまずやれやれという安堵感があった。それが原因かどうか分らないが、会議後の記念写真を撮る直前につい気を緩めたのか最前席に座っていた麻生副首相が股の間にスマホを置いていじくっている幼稚な姿が映った。まるで電車内の通学中の高校生と変わらない。こんな無作法で子ども染みた大物は他の国にはそうはいない。ギャングスタイルの親分風として知られる服装はともかくとして、柄の悪さとお行儀の悪さでは天下一品の麻生氏であるが、せめて外国プレスが注目するような場では、軽蔑されるような行動だけは慎んでもらいたいと思う。

 円安傾向が進み、輸出企業が利益をあげる中で、当然すべてが上手くいくようなわけにはいかない。輸入に頼る産業、特に食料、石油産業は厳しい。しかし、前期決算や今期決算予想を発表する企業の中で自動車産業「スズキ」のように輸出型企業として円安効果によりウハウハと思いきや、鈴木会長兼社長が製造工程を海外に移転させた以上そこで生産せざるを得ない苦しみがあると明かした。工場を今更日本に持ってくるわけにはいかない。だから必ずしも円安効果が反映されることではないと話されたのは、実感が篭っていた。むしろ円安とか円高ということで一喜一憂することが問題なのだ。

 やはり現場で生産に当る人たちの苦労話にじっくり耳を傾けないと実態とか、真実は分らないものだ。況して副首相ともあろうものが、自分たちが日本の今の円安景気をもたらしたとの思い上がりか、高校生レベル程度のパフォーマンスしかできないのはあまりにも未熟で、今後止めてもらいたいものである。大抵の日本人はがっかりする。

2013年5月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2189.2013年5月11日(土) 多士済々の公開講座受講者

 小中陽太郎さんの平賀源内の講義も4回目であるが、講義終了後「淑徳大学サテライト・キャンパス」ビル地下にあるライオンホールで飲み会を行った。受講者には私を含めて小中さんの知り合いが多い。特に、小中さんの母校・東京都立大付属高の同窓生が多いが、その中に小中さんの同級生で高野祐子さんと仰る、しっかりものの女性がおられる。ご主人が学生運動にかかりきりだったらしく、高野さんもそういう政治的な運動に大分関わってこられたようだ。

 現在江戸川区内に住まれて、近くの元・中川の水質汚染について東京都に調査を願い出ているグループの中心となって活動しておられる。78歳ながら理知的で頼もしいオバサンである。猪瀬東京都知事や担当の都市整備局長、環境局長、下水道局長宛要望書のコピーをいただいたが、諸要点を整理して上手にまとめられている。道半ばのようであるが、気持ちのうえで応援してあげたい。ただ、高野さんがほぼ同世代の全学連の清水丈夫書記長をご存じなかったのは意外だった。

 もう1人初対面の人で強い印象を受けたのは、元読売新聞ワシントン支局長の湊和夫氏である。新聞社を辞めてから御茶ノ水女子大と十文字女子大で教授を務めて、81歳の現在十文字女子大名誉教授である。湊氏の中学生時代の凄惨な体験が、今も反戦、厭戦精神を支えているようだ。氏は戦争では敗者と同様に勝者も必ず傷を負うと言われて、戦争は絶対に止めるべきだと主張しておられた。特に、刺激的で生々しい話は中学生の時、長崎県大村で長崎市内への原爆投下を目撃し、その後被災者の救出のシーンを目の当たりにしたことだそうだ。父親が医師だったために手伝いをさせられたと語っていた。悲惨な状況を見てご両親は終戦直後に洗礼を受けてクリスチャンになられ、氏も後日洗礼を受けられたという。

 他にも、西山太吉・毎日新聞記者が関わった外務省機密漏洩事件について語った、毎日新聞記者だった女性が夫の教育現場の「君が代、日の丸」訴訟で復職を求めた裁判の体験を話されたが、裁判所は体制派であり、弁護士も体制派であり、判決は結論先にありきだと言われたことがひどく気になった。

 皆さん多士済々で、有能な方々ばかりで大いに力づけられた。2週間後に最終講義があり、その後トルコ料理店「カッパドキア」で食事会を行うが、どんなことになるやら今から楽しみである。

2013年5月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2188.2013年5月10日(金) 恩師の3回忌に想う。

 大学ゼミの恩師飯田鼎教授の3回忌に当る今日に合わせてゼミからご家族へお花をお贈りしたところ、ご丁重にも奥様からお礼の電話をいただき、懐かしさのあまり20分余も話し込んでしまった。まだ吹っ切れたという感じではないと仰っておられた。思いやりがあり、人情味のある先生だったので、奥様ばかりでなくゼミの誰もが同じように中々忘れられないのだ。

 奥様とは最近話題になった書について楽しくお話した。村上春樹著「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」、岸恵子著「わりなき恋」、百田尚樹著「海賊とよばれた男」、そして直木賞作品の黒田夏子著「abさんご」等々に奥様の読書感を伺った。大学で国文学を学ばれただけに大変読書家でおられ、それぞれ細かく分析されるのには頭が下がった。現在私自身読んでいる「abさんご」は、奥様も仰っておられたが、今まで見られなかった製本スタイルで右開きと左開きから成り、一瞬どちらから読み始めるべきであろうかと考えた。縦書きと横書きが混在して、また文章構成上漢字があまり使用されず、一つのセンテンスが長く、全体的に意味不明の文章には解読すること自体四苦八苦している。これはもう一度読むことになるだろう。

 偶然であるが、今日はわれわれ夫婦にとっても忘れがたい結婚記念日である。早いもので44年が経つ。大きな波もなく、まあ順調な結婚生活だったのではないかと思っている。われわれは見合い結婚だったが、今ではあまり見合い結婚は少なくなったようだ。2人の息子も好きな女性と結婚した。しかし、機会があると私は見合い結婚を薦めている。理由を言うと笑われるが、一般的に当たり外れがないということだ。

 さて、今日は淑徳大学・池袋サテライトキャンパスで「世界遺産」に関する公開講座があったので、講師として参考になるのではないかと思い聴講してみた。講師は旧国際観光振興会(現日本政府観光局)出身で何度か海外駐在経験のある同大講師の田中五十一氏だった。専門家として学術的な視点から深く掘り下げて講義されたが、私の講義方法とはまったく異なる講義の進め方で、参考になることが多かった。私なりに気付いた点は、受講者にとって楽しかるべき世界遺産がテーマであるので、もう少し楽しい話し方をしてみてはどうかということと、パワーポイントの切り替えに大分ロスタイムがあったので、もっとスピーディに、かつもっと大きな画像を映してくれると分りやすかったのではないかということである。だが、私たちが普通入手できない、日本政府観光局にコネがあるからこそ入手できたと思えるような資料を使い説明してくれた。大いに助かるし、来月にも予定している講義で試してみようと考えている。

2013年5月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2187.2013年5月9日(木) アメリカで懸念される日本の右傾化と歴史認識

 大統領就任以来初めてアメリカに旅立った韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、オバマ大統領と会談し、お互いに北朝鮮の核開発問題に対する連携について確認し合った。同時に朴大統領は日本の歴史問題認識についてオバマ大統領に、韓国の立場を理解するよう異例の言及をした。朴大統領は日本の歴史認識についてアメリカが日本に圧力を加えてくれるよう求めたのだ。

 今回の問題の発端は、安倍内閣閣僚と国会議員の靖国神社参拝と、先月国会で安倍首相が強弁した「侵略の定義」の説明があったからである。特に侵略に関して、定義にはさまざまな議論があると述べたことで、過去の日本の侵略を否定していると韓国に受け取られたことである。アメリカは日韓両国とも歴史の問題に対処すべきだと断定的なコメントは出さなかった。だが、歴史に直面しようとしない首相とか、アジア近隣諸国における対立を引き起こしているとか、ウルトラ・ナショナリスト安倍首相とか、侵略の歴史を否定するとか、アメリカのメディアの間では多くの批判的な声が挙がっている。アメリカ国内には日米同盟を重視している安倍首相だが、日本の歴史認識が改善されないとアメリカの国益をも損なうことになるとの声もあるくらいである。朴大統領がアメリカ上下両院合同会議で行った演説では、名指しこそしなかったが日本を念頭に置いた内容に拍手が起きたという。

 それに対して安倍首相は昨日の参議院予算委員会で持論を繰り返した。これでは、日韓両国の対立は深まるばかりである。

 外務省幹部も政治家の国益を考えない自己主張には頭を痛めているようだ。

 敢えて言わせてもらえば、安倍首相にしろ、麻生副首相にしろ、どうしてこのように空気を読めずに自分の思いだけを発言するような人物になったのだろうか。また、どうしてそういう人物が国のトップ、№2と成り得たのだろうか。本当に二人とも自分たちの言動が外の人たちの神経を刺激しているという点にまったく気付かないのだろうか。結局彼らはこれまで手厚い庇護の下にほとんど苦労知らずに育ち、そのわがままぶりと、若いころに議論を積み重ねて持論を構築する訓練ができていなかったことが他を顧みない性癖を培ったのではないかと思う。多分今でも彼らに自分の目指すゴールはあるが、その道程を整備するのは取り巻き連中ではないかと思う。そのような人物ばかり揃った現自民党政権は、このまま右翼化への道を突っ走るのではないかと思うと心配であり、ぞっとする。

 それにしても首相の発言についてメディアがただそのまま受け入れて報道するだけでは、あまりにも良識がなさ過ぎるのではないか。安倍内閣とメディアがグルになって右傾化に加担していると言われてもおかしくない。現状は救いようがない状態のように思える。自民党政府の奢り高ぶった姿勢には危機感をすら憶える。

 さて、昨日私のトラック島旅行について藤沢市の相澤光春・相澤土地㈱社長から電話があった。予定していたトラック島における消防車引渡し式が藤沢市とトラック島の事情により、早くても今秋に延期されるだろうとの話だった。ちょっと出鼻を挫かれた感じである。藤沢市に、この際藤沢市とミクロネシアとの友好プロジェクトを計画し、何らか双方の友好をアピールする仕掛けをしたい意向のようだ。

 大分大げさな話になってきたが、だからと言ってこのまま秋まで私の渡航を延ばすわけにはいかない。このプロジェクトとは別に、私は6月ごろに出かけようと考えている。ミクロネシア大使秘書にはいきさつを伝えたところだ。アイザワ酋長の娘さん・ナンシーさんには来月上旬に出かけることを明日にでも伝えようと思っている。

2013年5月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2186.2013年5月8日(水) 新歌舞伎座で歌舞伎を鑑賞

 先月新歌舞伎座がオープンした。現在杮葺落し公演中でほとんど連日満員の盛況らしく、3年ぶりに新装成った劇場は連日受けに入っているらしい。歌舞伎の専門家である大原雄・日本ペンクラブ常務理事にお願いして良い席を取ってもらい、念願の歌舞伎を新装成った新歌舞伎座で妻と観劇する機会を得ることができた。学生時代に父のコネでチケットを入手し何度も歌舞伎は観たことはあるが、もう半世紀以上も昔のことであの時代は切符があるから観に行ったぐらいの軽い気持ちだった。ある程度歌舞伎に関心を持って多少知識を仕入れて出かけようというのは、年齢的にも歌舞伎郷愁年代に近づいたせいもあるのではないかと思っている。

 新歌舞伎座は歌舞伎座タワーと一体となった建物で、東京メトロ・日比谷線東銀座駅から雨に濡れることもなくそのまま建物へ入って行ける利便性と、地下鉄口と直結した「木挽町広場」が好評である。地上29階、地下4階という高層ビルだが、聞くところによると貸し部屋の約3割にまだテナントが入居していないらしい。フロア単位でしか貸さない松竹の殿様商法が祟って苦戦しているようだ。

 ところで折角来たのだからと興味本位に建物周辺の探索から5階のガーデン、木挽町広場、喫茶店等々を見学して回った。開場直前には入り口周辺は大勢の来客が溢れていたが、特別目立ったのは圧倒的に女性客が多く、その割合はほぼ90%近くが女性ではないかと思えたことである。そのうえ他のイベントでは滅多に見られない和服姿の女性が多いのはやはり歌舞伎という日本伝統芸術だからだと思う。どこもそうだが、相変わらずだなと思ったのは、これだけ多い女性客に対してトイレの数が少なく、女性用トイレ前はいずこも長蛇の列となっていた。これには妻も困っていた。この辺は設計上少々甘かったのではないかと思う。

 さて、今日鑑賞した第2部午後の部の演目であるが、江戸時代の大名家の3大お家騒動のひとつ、伊達騒動に題材を取ったとされる「伽羅先代萩」と、近松門左衛門の浄瑠璃「夕霧阿波鳴渡」を基に脚色した「廓文章-吉田屋」が上演された。前者には、坂田藤十郎、松本幸四郎、中村吉右衛門らが、後者には片岡仁左衛門、坂東玉三郎らが熱の篭った芸を披露してくれた。最近やや耳が聞き取り難くなっているが、1500円の豪華ガイドブックで事前にあらすじを頭に入れておいたので、役者の科白と芝居の流れはまずまず抵抗なく理解できた。

 ともかく久しぶりに日本の伝統芸術の真髄の一端を垣間見て、純粋に楽しむことができたと思っている。また、機会があればいつか別の演目を観劇して見たいものである。

 帰路夕食に銀座4丁目の三越へ入り、12階にある大正7年創業という天婦羅店「ひさご」で天丼を食べたが、これが美味く、ボリュームも多く値段もリーズナブルだった。こんなに美味い天丼は滅多に味わえない。店員に聞いてみると三重県の120年続く伝統的な胡麻油を使っているということだった。道理で味が良いわけだ。歌舞伎を楽しみ、天婦羅も美味しく味わって大満足の一日だった。

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2185.2013年5月7日(火) 中東、中国、そして北朝鮮の動き

 イスラエル空軍機によるシリア爆撃が懸念され、この影響が大きく広がらなければ良いと願っていたが、それ1回きりでその後どこのメディアでも後追い報道をしていない。アラブ諸国にとっては極めて深刻で大きな問題になると思っていただけにちょっと拍子抜けであるが、まぁほっとしている。でも現状はそういうことのようだから、このまま沈静化することはあまり期待できないにしても、水面下で関係緒国が折衝し、何とか円く収まることに望みをかけたい。

 さて、昨年中国が非常識で、国際法上とても考えられない、一方的な「直線基線」についてアメリカ国防総省が批判的なコメントを発表した。直線基線を設定した中国の意図は尖閣諸島を自国領土として扱えるよう中国の都合で独断的に考えたものである。独自の意向で境界ラインを自国に有利に線引きしようとする不条理で国際法にもそぐわない国連への申請であり、いずれ国連からも却下されることになるだろう。同時にアメリカは「尖閣は日本の施政下にあり、いかなる一方的な行為にも反対する」とも述べた。これはこれまでアメリカが尖閣諸島について主張し続けてきたことであるが、改めて中国に対して懸念を表明することによって中国に注意を喚起し、日中間の緊張を増すことに警告を発したものだ。

 大型連休前に挑戦的に危機感を煽り、周辺国を恫喝し続けていた北朝鮮が、中距離弾道ミサイルの発射台を取り外したと日米政府筋の発表があった。これについて識者のいろいろなコメントがあるが、北朝鮮は重要な切り札を切り過ぎたとまで言われている。北朝鮮の今のやり方が行き詰まっている証拠だが、次にどんな嫌がらせの手を打ってくるのか、相手が相手だけに油断がならない。

2013年5月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com