7041.2026年8月23日(日) 猛暑、豪雨に続いて、スワッ!地震だ!

 昨晩も関東地方では雨が降っていたが、天候が不安定な状態が続いている。

 驚いたことに、夜中の2時に枕元のスマホが緊急地震警報を発し、同時に大きな揺れが来て目を覚ました。今朝のニュースによると震度5弱、M5.9ということだった。茨城県南部を震源とする地震で茨城、東京、埼玉、千葉、神奈川に震度4の揺れがあった。真夜中の地震だったために睡眠中の人にけが人が相次いだようだ。気象庁によれば、今後1週間は震度5程度の余震が起こる可能性があるので、要注意ということである。それにしても猛暑に、豪雨、そして夜中の地震と心配なことばかり発生している。

 地震ばかりでなく、猛暑などの自然現象などに人間は影響を受けているが、その人間が住む社会も人間の権力、強欲、我が儘などにより大揺れである。権力を掌握している国、及び国のトップリーダーの自制を促したいところだが、権力者は素直に他人の意見を聞き入れようとはしない。こうして毎日人的抑圧によって多くの人たちが、被害を被ったり、この世から去るケースもある。

 目下戦闘中のウクライナ戦線では、奇妙な現象が起きている。ロシア兵の間に敵国であるウクライナ側に協力する母国の裏切り者が、かなり増えているというから驚くばかりである。ロシア軍にとっては侵攻から4年半が過ぎ、兵士の間には大分厭戦気分が広がり、義勇兵は少なく、兵士の数が減りつつある。経済援助と引き換えに北朝鮮などから兵士を受け入れ、彼ら外人部隊を危険な前線へ送り出している。それにしても寝返り、「裏切り兵士」が、希望しているのは、母国ロシアが敗れることだというから複雑である。戦争も行き詰まると戦争自体を止めさせたくなり、母国優位なら不利にしたくなって寝返るのではないだろうか。何でもありの戦争である。

 さて、現在所属する観光関係のNPOの定期機関誌に毎号2か所ばかりスペースを割いてもらい、自由気ままに私なりに見聞して読者が興味を惹かれそうな話題について書いている。そのひとつに「世界遺産物語」という項目がある。私がこれまで訪れて興味を持った世界遺産についてペンを執っているが、このほど書き上げて寄稿したのは、ギリシャ・クレタ島のクノッソス宮殿である。実は、高校時代の世界史の教科書でクノッソス宮殿に興味と関心を持った。古代ギリシャの史跡で創建されて3千年以上も経過し、文化的価値は充分備わっているだけに、とうの昔に世界遺産として登録されているものとばかり考えていたところ、何と登録されたのは昨年になってやっと認められたという経緯に意外な感がした。

 実はクノッソス宮殿は、何度も地震や内戦などで倒壊し、地上から消えてしまった。現存の宮殿は百余年前に漸く発掘され、宮殿自体が再建されたもので、世界文化遺産として登録されるのは建物の3割以上がオリジナルというのがひとつの条件だったために登録されるまで長い間待ちぼうけを食っていた。ギリシャ政府も登録申請には大分慎重になったようだが、思い切ってオリジナル部分に精巧な復元で光が残る建造物として申請して、何とか認められたのが昨年になってからである。私が2000年6月に現地を訪れ、宮殿内部や周囲をじっくり歩いて見て回った感想では、古代建造物の良さを想い出させてくれるものだと感じた。それにしてもあのクノッソス宮殿が、あれほど破壊され、一部再建されて現代人に対して当時の雰囲気をあれほど伝え残してくれるものかと感銘を受けたほどである。流石に世界史の教科書に紹介されるだけの価値のある世界遺産だと感動した。

2026年8月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7040.2026年8月22日(土) 夏の甲子園、智辯和歌山5度目の優勝

 今月5日に始まった甲子園の全国高校野球大会は今日決勝戦が行われた。4-3xの接戦の末、和歌山県代表・智辯和歌山高校が群馬県代表・高崎健康福祉大高崎高校(健大高崎)を破り、5年ぶり4度目の全国優勝を飾った。智辯和歌山は、近年強豪校となったが、学校が開校したのは1978年で創立以来まだ半世紀も経っていない。歴史的にはまだ新しいが、それでも優勝5回、準優勝1回、春の選抜でも優勝1回、準優勝4回を数えるとは、余程学校の支援や、指導が傑出しているのだろう。今や甲子園の常連校である。

 試合は、8回表に1度高崎に逆転されたが、直後のその裏に再逆転してそのまま逃げ切り、栄冠を獲得した。高崎は初めて決勝戦へ進出したが、惜しくも準優勝に甘んじることになった。中々の好試合で満員の甲子園のファンを熱狂させていた。プロ野球とは違ってフレッシュな若者の力のぶつけあった真剣勝負には清々しさと同時に、新鮮な感覚を感じさせられる。初めて甲子園で高校野球を観戦したのは、中学3年の時だったが、今もなお楽しみで心から大会開催を応援している。母校が初出場・初優勝を果たしてからもう77年が過ぎた。その後2度選抜には出場したが、夏は2度目の出場が中々出来ない。でもこうした大会はいつまでも続けて欲しいと思っている。今年はもう終わってしまったが、来年の春の選抜大会を楽しみにしたい。

 さて、アメリカが国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長らに制裁対象に指定したことに対して、すぐ高市首相は「大変残念である」との言葉だけを語って以降、何ら前向きな支援を行うような言動がない。政府、及び外務省にしても然りである。彼らも理不尽だとは思いつつも、相手がアメリカ政府となると日本は何も言えなくなってしまうのだ。高市首相にしても権威あるICC所長を日本人が務めることに対して、政府は支援するとXに発信しておきながら現実にはまったく支援する姿勢が見られない。

 メディアを通して高市首相の姿勢に多くの批判が寄せられている。その中で、いつも一言多いが正論を述べる元大阪市長の橋下徹弁護士が、「おいおい、高市自民・維新政権は『大変残念だ』で終わり? 国籍絶対主義の高市自民・維新政権は日本国籍保有者を助けないの? 法の支配は口だけ?」と疑問を次々と投げかけると「出ました口だけ番長政治」とバッサリ切り捨てた。しかし、これだけでは高市首相の看板だけを批判しているだけで、中身については何も追求していない。どうも物足りない。世にいう評論家は、問題を興味本位に騒ぎ立てるばかりで、真の問題点を取り上げ、分析精査したうえで、論点を的確に追求し、是非を指摘する傾向があまり見られない。残念ながら、こんな口先だけの批判なら時間が経てば、忘れられていく。これで、高市首相はトランプ大統領のご機嫌を損ねないで済んだということだろう。

 千葉豪雨から1週間余が経過したが、昨日も千葉県の他に埼玉県各地で激しい降雨と雷雨があって、先日の千葉豪雨を想い出させるような雨で水嵩が増した道路を車が走っている画面を観て、大丈夫だろうかと気になった。今日も関東地方は午後局地的に雷雨が襲来し、レベル4・大雨危険警報がわが世田谷区をはじめ、都内23区、埼玉、千葉、神奈川にも発令された。これではウォーキングには出かけられない。一方、西日本では高気圧に覆われて厳しい残暑が続いて大分県日田市では38℃だったが、熊本地震被災地でも31℃台だったから、住民もまた暑さによる厳しい試練にさらされているであろう。懸念されている水源湖の湖底が渇水状態となった水不足が気がかりである。

2026年8月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7039.2026年8月21日(金) 高視聴率のテレビ番組は、NHKに集中

 熱中するほどではないが、テレビは毎日そこそこ観ている。視聴する番組は、どうしてもニュース番組や、ドキュメンタリー番組が多くなる。新聞にもそれぞれ独自のルートで仕入れた前週のTV番組視聴率順位表などが公表される。リサーチした広告会社によって随分異なるが、概してニュース番組の視聴率が高いのは意外な感がする。

 例えば、[Switch MEDIA]の先週の世帯視聴率ベスト10の内、ニュース・報道番組が4つもランクインしている。意外なくらいニュース番組を観る視聴者が多いことが分る。そして、その内の3つと朝ドラ「風、薫る」と大河ドラマ「豊臣兄弟」、「ダーウィンが来た!」を合わせるとNHK番組が10の内6つも入っている。NHKの番組プロデューサーにとっては、スポンサーの意向なぞ関係なく思い切って番組作りに専念出来ることが、視聴率の高い番組を制作出来るのだろう。その点で昨年1月にタレントの不祥事が問題となったフジテレビは、スポンサーも二の足を踏んでいるのだろうか、各調査を見てもかつては「娯楽のフジ」と言われたくらい娯楽番組の視聴率が高かったフジTVの番組がベスト10にひとつも顔を出していない。因みに前記[SM]のランクには、NHKの6番組の他は、TBS1、NTV1、テレ朝2である。

 興味深いドキュメンタリーは、どうしてもNHKに偏りがちである。ドキュメントは中途でCMが挿入されないことが、見続けるには必要で、NHK以外の民放は難しい。民放はその経営をスポンサーに頼っているだけに、スポンサーから見放されたら番組作りも厳しくなる。しかし、若い世代、特にZ世代といわれる視聴者にとっては、視聴率ベスト10の内、8位にテレ朝の「報道ステーション」、10位NTV「news zero」以外は、ニュース関連番組がなく、我々には興味のないようなおふざけ番組が圧倒している。これでは若者に国内外の情報が伝えられる機会があまりないということになる。少々寂しい気がしている。

 ついては、昨今の異常な気象が千葉県に豪雨をもたらし、東日本全域に豪雨の襲来が重なっている一方で、西日本方面では降雨が少なく高温で住民は熱波にうんざりしている。特に九州、四国地方では日照り現象に水源地のダムなどが渇水状態となって底が見えている。このアンバランスもさることながら、異常気象に関して、その根本原因である地球温暖化対策に真剣に取り組まなければいけないと思う。だが、その最大の原因である二酸化炭酸ガス排出規制については、国によって、また人によって考えが異なる。トランプ大統領がパリ協定から離脱したのは、排出ガスを規制すればアメリカの経済発展にとって支障となるとの身勝手な論法であるが、ドイツの研究機関やボン大学の世論調査によれば、125カ国の内89%が自国の政府は対策を強化すべきだと答えている。だが、現実には希望するようにはことは進まない。今夏は日本のみならず、アメリカ、特にヨーロッパでは各地で40℃以上のこれまでになかったような高温が続き、今後排気ガス規制に真剣になるのではないかと思う。

 日本では独自の対策は、あるのか。最早うかうかしている閑はないと思う。

2026年8月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7038.2026年8月20日(木) やりたい放題のトランプ政権、ICCに制裁

 とんでもないニュースがアメリカから入って来た。ルビオ国務長官が、国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長とセネガル人のアブドゥライ・セイICC上級法廷弁護士を制裁対象に加えたと公表したのである。セイ氏は、イスラエルのネタニヤフ首相らの逮捕状を発令したことでアメリカの批判を受けてきた。ICCは直ちに「国際司法に関わる者が法を適用したことで脅迫され危険にさらされるのは国際法秩序そのものだ」と激しく非難した。ICC加盟国のフランスや、EUもICCを支持するとの声明を発表した。

 これは、はっきり言って世界の良識的な動きがアメリカにとって気に入らないことから、傲慢なトランプ政権がなりふり構わず強引な行動に出たと言える。トランプ政権の顔ぶれは、皆トランプ氏に忠誠を誓うヤクザ一家のようで、ドンであるトランプ氏のお気に召すような身勝手な行動を取り巻が率先して行っている。

 不可解なのは、アメリカが正義、中立のこのICCにロシアや中国がともに最初から加盟していないことである。自らの権力を行使出来なければ、他国のために資金を拠出してまで行動しようとは考えないのだろう。アメリカの圧力に怯えたチャドとベネズエラがICCから脱退すると言っている。

 首相就任以来トランプ氏に媚びへつらってきた高市首相は、この悪しきアメリカの暴挙に「大変残念に思っている」の一言で済ませ、アメリカに対して何らの批判も申し入れもしていない。日本はICC加盟国125カ国の内で最大の資金を提供している。それなのに、主要加盟国として肝心要の組織への悪あがき的介入に対して何らの抗議もするわけではない。他の加盟国から、日本からアメリカに対して批判や反対を言うべきだと批判的な声が上がっている当然の有様である。

 今年1月7日に高市首相は、岩沢雄司・国際司法裁判所(ICJ)所長と赤根智子ICC所長の表敬を受けたとSNSに投稿した。その感想を、ICJは国際社会でも最も権威ある司法機関として、ICCは重大な犯罪行為の撲滅と予防のための国際刑事法廷として、法の支配の要を担っている。その役割が益々重要になる中でこれからも両裁判所をしっかり支援していくので、頑張って欲しいと伝えたと記している。ならば、ICC及び赤根所長が今回受けた的外れな制裁には、直ちに支援の手を差し伸べるのが高市首相の責務ではないのか。

 口先ばかりの政治家に操られて、業務上の実績を上げても何の支援もしてもらえないのでは、責任ある仕事を行えないと思う。これから高市首相、及び日本政府はこの最悪の暴挙にどう対応するのか、直ぐにも行動すべきだと思う。

 さて、今日甲子園の高校野球準決勝第1試合で、優勝に一番近いと信じていた神奈川県代表校の横浜高校が、はかなくも和歌山智辯学園に7―1で敗れた。1回表に先制の1点を挙げ、このまま勢いづいて勝利を収めるものと期待していたが、見事にその期待は裏切られた。智辯和歌山は、第2試合で天理高を下した高崎健康福祉大学高崎高校(略称・健大高崎)と明後日優勝を争うことになった。

2026年8月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7037.2026年8月19日(水) 東京ドームはこれからどうなる? 

 最近プロ野球にあまり熱中しなくなった。かつては、熱心な巨人ファンだったのに、巨人軍の試合がテレビ放映されてもあまり観ることがなくなった。むしろNHK・BMで中継されるMLBを観る方が多いくらいである。

 それはともかく巨人軍のホームグランドである東京ドームを取り壊し、その跡地に高級住宅の建設を予定しているという話には少々驚いた。巨人軍のオーナーである読売新聞グループが、社運を賭けて築地市場跡地の再開発事業に取り組んでいるという。プロジェクトの中心は、2032年度に多目的スタジアムの建設を計画していることである。ところが、肝心かなめの読売新聞にとって新聞の発行部数が低迷し、加えてスタジアムの建設費用が資材の高騰などで想定の3倍以上に膨れ上がって建設が頓挫しているという。

 実は、東京ドームは、意外にも読売グループとは資本的にまったく関係がない。東京ドームは、5年前にTOBにより三井不動産の完全子会社になった。三井としては、読売グループが新しい多目的スタジアムを1日も早く建設しなければ、住宅建設に手を出せないような事態になっている。

 一説によると、東京ドームの使用料は大分高額で、巨人軍の主催試合ですら4千万円もする。日本ハムが本拠地としていた当時は、巨人軍以上の使用料を支払っていたために、日本ハムは札幌へ逃げ出し、現在は新球場で毎試合8百万円の使用料を支払っている。巨人軍は新球場の使用によって、経費の節減を考えている。

 読売グループの今後の動き方によって、築地跡地の新多目的スタジアム建設、東京ドームの取り壊し後の高級住宅建設が影響を受ける。スタジアムの当初の建設費用を約1千億円と見込んでいたが、上記のようにこれが高騰すると予測している。

 現在読売新聞グループは経理上苦しくなって、グループ基幹7社の25年度決算は減収減益で最終利益は、大きく減じて41億円だった。これでスタジアムへの投資額を生み出せるのだろうか。

 読売新聞は、新聞界のリーダーであるが、その購読者数の落ち込みは目を覆うばかりである。最高発行部数を誇った今から約30年前の1994年5月は、1千万部を超えていた。それが2011年には1千万部の大台を割り込み、以降減少する一方で今年6月には、遂に5百万部を割ってしまった。ネットやSNSの普及がその大きな原因であるが、今後新聞購読者が増えるという明るい展望が描けない。こうなると多目的スタジアムの建設に影響し、これが東京ドームのオーナーである三井不動産にとっても高級住宅建設の遅れに拍車をかけることになる。

 たかが野球場の建設計画、されど高級住宅の建設に大きなシワ寄せが寄せられるということでもある。

2026年8月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7036.2026年8月18日(火) プーチン大統領の択捉島訪問の意図は?

 去る13日にロシアのプーチン大統領が北方領土4島の択捉島へ上陸して施設を見学したり、住民と会話をしている姿が伝えられた。プーチン氏が北方の島を訪れるのは初めてであるが、ウクライナ戦争の状況もあまり芳しくない中で、敢えて旧日本領だった択捉島を訪れたのには、当然ながらプーチン氏とロシアの日本への思惑があるのだろう。

 このニュースを受けて高市首相は、「北方領土は歴史的にも国際法上もわが国固有の領土であり、日本国民の感情を傷つけるものであり、断じて容認できない」と強く抗議した。茂木外相も駐日ロシア大使を外務省に呼び出し、強く抗議した。これに対してロシアは、ラブロフ外相が日本の批判は明らかに礼儀の一線を越えたとして武藤駐ロシア大使を呼び出し、協議するとしている。

 ロシア側の言い分は、日本が承認した第2次世界大戦降伏文書には、北方領土を戦勝国である旧ソ連が戦後支配することが記載されているという。しかしながら、この降伏文書がミズーリ号艦上で交わされたのは、1945年9月2日のことであり、日本の降伏と半月以上のずれがある。旧ソ連が択捉島など4島を占領したのは、その降伏文書調印直前の8月28日から9月8日までの期間である。その一方、日本は、8月6日と9日に広島と長崎に原爆が投下され、日本の戦闘能力はほぼ無力化した。そのうえ8月15日に天皇の玉音放送により日本は降伏したことを全国民に周知させた。そのような事実があって日本は最早降伏したことが明かされたにも拘らず、旧ソ連は4月に日ソ中立条約を一方的に破棄して、8月9日より対日戦争を開始すると独善的なアナウンスをした後に、日本が降伏文書に署名して北方領土が旧ソ連の領土であるということを承認させられたとしても筋が通らない。おかしいし、誰が認めるだろうか。全てに利己的なロシア政府は、常に自国の都合により自国優位な持論を相手国に押し付ける傲慢さをむき出しにするのだ。

 今回のプーチン大統領択捉島訪問には、国内外に行き詰ったプーチン側の苦肉の策と、ウクライナ侵攻に日本がロシアに経済制裁を課したことに対する対日牽制があったと考えざるを得ない。北方領土問題が一向に活路を見いだせないのは、この辺りの経緯を国際的に訴える宣伝活動が、従来の日本政府にも欠けているからである。交渉相手国のペースに巻き込まれず、主張すべきは主張するとの一貫した信念のもとに日本の持論主張を展開することを考えないといけないと思う。現在の政治、外交の方針では相手国の言いなりになるばかりである。

 さて、今日甲子園で高校野球準々決勝が行われ、優勝候補の横浜高校は順当に大谷翔平選手の母校・花巻東高を6-0で下した。その横浜高校を強豪校に育て、監督として春夏合わせて5回もの優勝を飾った渡辺元智氏が昨日死去されたことが分った。渡辺氏の功績により、今や横浜高校は全国的な野球強豪校となった。今日の横浜高の試合をTV観戦していたが、エース織田翔希投手が156㎞のプロはだしの速球を投げたが、いつも明るい顔をしてスマイルを見せていたことと、攻守交代時に相手校選手からボールを手渡してもらった際に丁寧に帽子を脱ぎ、礼をしていた姿に見惚れた。野球だけに卓越しているのではなく、人間的にも優れた選手だと感心した。たかが高校野球であるが、教えられるところも多いものである。

2026年8月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7035.2026年8月17日(月) 予想外だった千葉豪雨による被害

 13日に千葉県内を襲った豪雨がこれまで考えられもしなかったような甚大な被害を与えている。道路上に動かなくなった車が約2,700台も放置されており、交通障害にもなるので、県は取り除く方針のようだ。被災した住宅も床上浸水、床下浸水を合わせて2,000軒もある。専門家の話では、台地と低地が隣り合わせにあって台地が水没するとすべてが水没したように見える。千葉市周辺は海岸を埋め立てした土地が多く、元々土地自体が低いところにあるので、水が流れ込んでくる。驚いたのは大網白里市が上空から見下ろすと水の中に孤立した家屋が残っているようだ。実は、この市にはまだ町だったころに3度ほど講師を引き受け出かけたことがある。上空からの鳥観図で知る市街地の様子は分からなかったので、このような低い市街地であることに思わずため息が出る。

 また、千葉市内で最も東京寄りの花見川区幕張町は、小学生時代を過ごしていた旧幕張町で今のビル街の沿岸は潮干狩りが出来るような場所だった。それが知らない数十年の間に高層ビルが建ち、JR京葉線も新たに敷設され、当時のイメージはまったく変わってしまったようだ。幸いこの度の豪雨による被害が伝えられていないので、卒業した創立155年の伝統校・幕張小学校も被災せずに無事であることを願っている。

 その後熊本地震は、連日のように余震が続いている。海外でも先日ベネズエラ地震に続いて、隣国コロンビアでも大きな地震が起きたばかりだが、昨日インドネシア東部でもM7.7 の巨大地震が起きた。その内地球上は自然災害で住める場所が亡くなるのではないかとも思える。

 余震の続く熊本では、酷暑の中で復興作業に懸命のようだが、明るいニュースもある。昨日甲子園で開催中の高校野球大会で、県代表として初出場の有明高校が3試合連続して逆転勝ちで3回戦を勝ち上がりベスト8へ進出した。救護施設などに避難している高齢者らも感激して涙を流していた。それほど高校生の真剣な戦いぶりが被災した人々を精神的に慰め力を与えているのである。

2026年8月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7034.2026年8月16日(日) 戦争の反省が感じられない高市内閣

 予想されていた通り昨日の終戦記念日に関連した話題がメディアでかなり取り上げられている。高市首相が全国戦没者追悼式で述べた式辞の中に「反省」という言葉がなかったことが、特に批判されている。「我が国の平和と繁栄は、戦没者の尊い命と苦難の歴史の上に築かれたものであることを私たちは決して忘れない」と述べたが、かつて村山富市首相が、先の戦争について日本の言動を「反省する」と語って以来、歴代の首相は「反省する」ことに触れなかった。昨年13年ぶりに石破茂・前首相が式辞で述べたが、その他の首相らの胸中には反省する気持ちがなかったようである。

 自民党内には、「戦争を反省する」気持ちが薄いようで、小泉防衛相以下数人の閣僚が続々靖国神社へ参拝している。案の定、直ちに中国と韓国両政府が彼らの行動を非難する声明を発表した。

 原水爆禁止へ向けて行動している日本国民にとって、唯一の被爆国でありながら、核兵器禁止条約を批准しようともしない日本政府の姿勢には、国民はもとより、核兵器反対の多くの国々が失望している。日本政府は戦争に関する行動には前向きであるが、反戦的な行動には背を向けている。これでは毎年行っている広島、長崎の平和と原爆廃絶を願う主催者らの気持ちに水を注すものである。

 先の対戦に外地で亡くなった日本人の遺骨収集が以前から行われているが、国際関係もあり、日本の思うようには中々進まない。海外における戦没者の数は、約240万人といわれている。これまで127万人の遺骨が帰還したが、まだ約112万柱の遺骨が現地に残されたままである。私も厚生省主管の太平洋戦争戦没者遺骨収集事業に、20年近く関わり、毎年のように中部太平洋方面の事業に下働きとして参加した。お陰で日本軍が進出した国々には、訪れる機会が多かった。あまり普通の観光客が訪れないような、パラオ、ミクロネシア、ニューギニア、ガダルカナル、ラバウル、インドネシア、フィリピン、ビルマ、ベトナム、中国、シベリア、サハリン、などの国々を遺族の方々と、或いはひとりで訪れる機会を得た。

 今当時に比べて遺骨収集事業自体はあまり大きな規模では行われていないようだ。こういう戦争によって家族との結びつきを無為に切り離された故人の御霊を、母国、実家へ帰してあげる計画に取り組むのは政治家らの責務ではないだろうか。靖国神社への参拝ばかりを優先させ、それが本音かどうかは分からないまま、戦争で犠牲になった方々への面倒を見ることには熱意が感じられない。小泉進次郎防衛大臣のように親の七光りで、閣僚にまでなっていながら遺族や国民の信頼を裏切り、靖国神社に参拝してまでA級戦犯に誠を捧げつつ、軍備の拡張に邁進しようとしていうのはいかなる料簡であろうか。国民は信頼感を抱くことは出来ない。

 高市内閣閣僚らは戦後処理が終わったと考えているようだが、遺骨収集は道半ばで、核兵器廃絶についてはソッポを向き、防衛予算を毎年膨らませているようでは、もう戦争は繰り返しませんと誓ったふりをしても信用できない。

2026年8月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7033.2026年8月15日(土) 戦争再発懸念の中、終戦記念日を迎える。

 今日は81年目の太平洋戦争終戦記念日である。正午には日本武道館で天皇、皇后両陛下をお迎えして「全国戦没者追悼式」が行われた。こんな時午前中に右翼的な小泉進次郎・防衛相は靖国神社に参拝した。昨年まで毎年参拝していた高市首相に代わって、鈴木俊一自民党幹事長が首相の代理として、有村治子総務会長、西村康稔選対委員長とともに玉ぐし料を収めた。高市首相は、首相就任前は毎年恒例の春秋例大祭と合わせ、終戦記念日にも欠かさず参拝しており、首相になっても参拝し続けると語っていたが、流石に険悪な日中関係や韓国との外交関係を考え、本人としては不本意ながら今年は参拝を差し控えた。

 81年前と言えば、湘南鵠沼から千葉県勝山町(現鋸南町)へ疎開も考えて転居し、勝山国民学校(現小学校)へ入学してまだ日も浅かった。鋸山方面からしばしば米軍航空機が飛来し、その都度自宅近くの山に掘られた横穴式防空壕へ逃げ込んだ。日本の形勢も日に日に悪くなり、校外学習で先生に連れられクラス仲間揃って校門を出てからしばらくして、米軍戦闘機編隊に襲われかかったこともあった。それでも暑い夏休み中は、昼間は港の近くの浜辺で海水浴をしていた。そして8月15日からしばらくして父親から、怖い戦争は終わったから安心しろ、もう防空壕に隠れることもないと言われた。それが終戦だった。主要道路を戦車が走行することもあったが、終戦となってからしばらくして米軍兵士の姿を見て彼らの眼が青いことに驚き、母親に話したこともあった。

 とにかく怖かった戦争が終わったことで、周囲は明るくなったような気がした。その後、小学校5年生時に朝鮮戦争が始まり、教師から度々朝鮮戦争について講義をしてもらった。戦争に首を突っ込みだしたのは、60年安保闘争終了後にベトナム戦争反対運動に参加してからである。戦争の実態を知ろうとひとりで1967年ベトナム戦争が激しい中を南ベトナムの首都サイゴン(現ホーチーミン)へ出かけ、何度か怖い思いをした。それから第3次中東戦争、アデン独立戦争、9.11テロなどと少しずつ戦争を臨場感を通して知るようになった。そして、その過程で戦争の残酷さと恐怖を知り、一層戦争に反対する意思を強く持ったのである。戦地で危険な目に遭ったこともあり、また戦友会の戦跡巡拝団とともに戦地を訪れ、戦友の方々の辛い気持ちをお察しすると反戦の気持ちは益々強まった。

 その点では、自民党政権が年々戦争へ近づきつつある政策には、絶対反対である。自民党政権はもとより、国民の生命を預かっている国会議員の間には、戦争体験がなく戦争の怖さを実感で分からず、戦争を世間話のように捉えているのが許せない。彼らが、戦争は酷いもので残酷であり、社会も個人の人生も壊してしまうということを知らないのが心配でならない。

 宮城県柴田町のホームページに、「~正午になりましたら、戦没者を追悼し、平和を祈念して、それぞれのご家庭や職場で1分間の黙祷をお願いします」と訴えていた。NHK・TVで中継された「全国戦没者追悼式」に合わせて1分間黙祷をした。もう戦争とは永遠におさらばしたい。

2026年8月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7032.2026年8月14日(金) ルパング島帰りの小野田寛郎元少尉

 逆行した台風15号の置き土産だろうか、昨日千葉県を中心に関東地方を襲った大雨は、雷雨を伴う豪雨となって各地に大きな爪痕を残した。県内では、南房総地方を除いて道路の冠水、道路遮断、鉄道運行停止などで県民ばかりでなく千葉を訪れた多くの人々を戸惑わせた。その典型は、最高のレベル5「大雨特別警報」や、同じくレベル5「土砂災害危険警報」が発せられ、東京~成田間の鉄道や、定期バスが運休したこともあり、海外から到着した内外の搭乗客が、空港から出かけられず、7千人もの人たちが空港ロビーに寝泊まりする事態となった。都内23区にも警報が出されたが、地域によって、また時間によって降雨の激しい度合は異なった。

 実は、昨晩も南房総方面以外は、広域的に豪雨に襲われ上空から見るとどこの市町村も道路が冠水していた。特に千葉市内の幕張小学校は母校であり、元々幕張は土地が低いだけに校庭も水浸しではないかと気をもんでいる。

 気象庁は、千葉県の昨日の記録的大雨を「令和8年8月千葉豪雨」と名付けることにした。このように豪雨に名称を定めるのは、「平成29年7月九州北部豪雨」以来のことである。

 今日も千葉県には大雨が降っているようだから、県民の気持ちも落ち着かないだろう。とんだお盆休みとなってしまった。

 さて、一昨日夜NHK・BSで「小野田少尉帰還」が放映された。フィリピン・ルパング島ジャングル内で戦後29年間も終戦を知らずに生き抜いてきた小野田寛郎元少尉のドキュメンタリーである。実際には、小野田は終戦を知ってはいたが、根っからの職業軍人だったので、上官の命令がなければ終戦を認めないと考えたようである。偶々日本人青年とジャングル内で出くわしたことが帰国への道を開いたが、上官から軍務解除の命令がない以上公に姿を現さないということから、元上官をフィリピンに派遣し、目の前で上官が終戦と命令解除を通達して軍人から一般人に戻った。

 小野田が帰国したのは1974年3月12日であるが、その日私は偶々ミヤンマーへ向かう陸軍航空飛行第12戦隊の第一次南方基地慰霊団とともに羽田空港にいた。その時、小野田と鉢合わせした。翌朝のスポーツ紙に「往く人、帰る人」の見出しで紹介された。

 ひとりの軍人として小野田は、予備士官学校、中野学校などを経た生粋の軍人だけに、戦後もフィリピンの山中で現地人とは接触せず、食糧用に彼らの家畜を殺害したことなどが、現地の人からは厳しく非難されていた。しかし、誰の援助も支援もなくひとり野外で生き延びるには、彼のような破天荒な意志と行動力がないと難しいだろう。いろいろ批判も受けたようだが、帰国しても当時の日本で生きて行くために自力では難しいと判断し、僅か半年後にはブラジルに渡り、自ら牧場を経営しながら、その後しばらくして日本で1年の半分を過ごし、その時間を日本の子どもたちにキャンピング生活を指導した。普通の日本人の生き方とは、考え方もスケールも大きく異なる。

 厚生省の太平洋戦争戦没者遺骨収集事業に関わっていた当時、サイパンで救われた横井庄一とは軍人として、また人間として大分違うということを団長だった厚生省課長から随分聞かされたことを想い出す。戦争によって得をした国、人はほとんどいない。むしろ悲しみを味わった国や、人がその何倍も多いかということを考えるといつも戦争に顔を向けている人間がいるのが不思議なくらいである。

 明日は81回目の終戦記念日を迎えることになる。

2026年8月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com