6848.2026年2月11日(水) 「建国記念の日」に国を想う気持ちありや?

 ♪雲に聳ゆる 高千穂の 高根おろしに 草も木も なびきふしけん 大御代を 仰ぐ今日こそ 楽しけれ♪

 今日の「建国記念の日」が「紀元節」と呼ばれていた戦前に、広く歌われた高崎正風作詞の紀元節歌詞一番である。今では歌われることがなくなり、懐メロでも歌う歌手もいなくなったので、戦後世代でこの歌を知っている国民はほとんどいないと思う。また、今日「建国記念の日」を祝日と思っている国民がどのくらいいるだろうか。雨上がりの自宅周辺をいつも通りウォーキングしていたが、祝日(旗日)にも拘らず、日章旗を掲げている家は一軒もなかった。

 私が国民学校初等科1年生時の夏休みに終戦を迎えた。その3年後紀元節は中止となり、学校で生徒が歌うようなことは認められず、歌うことはもちろん、耳にすることもなくなった。80年も昔のことであるが、この歌を学校で声張り上げて唄ったことは強く印象に残っており、今でもおぼろげながら口ずさむことができる。1966年の今日、この日を祝日として「建国記念の日」と呼ぶことになった。

 昔の神武天皇即位に因んだ伝統的な儀式が、ゆかりのある地で行われている。東京の明治神宮では、奉祝パレードが毎年行われるが、神武天皇が即位した場所として知られる奈良の橿原神宮では、大規模な紀元祭が行われた。

 このように単に伝統的な儀式を行いつつ古を偲ぶ内は好いが、これを天皇制や皇室行事などと結びつけ、古き昔に還るとして戦前のムードを演出しようとする動きもある。警戒しなければならないのは、この右傾化のムードである。♪雲に聳ゆる 高千穂の~♪が懐かしい反面、この右傾化、いずれは戦争へ向かうであろうムードが気がかりで、懐かしがってもいられない。果たして国民はどこまでこの「建国記念の日」の真意を理解して、長い歴史を誇る国日本を敬うような気持ちがあるだろうか。

 今日本最大の保守団体と言われている「日本会議」の主要構成メンバーである神社本庁が、実質的には組織力が弱まっているとの声があるのも事実である。

 さて、ミラノ・コルティナ冬季五輪が佳境に入ってきたが、日本選手の活躍もめざましいものがある。スノーボードで男女それぞれ金メダルを獲得したことを含めて、今日現在で金2、銀2、銅4個の計8個のメダルを獲得した。3つの金を獲得したノルウェイ、ドイツ、スウェーデン、スイスの4か国には及ばないが、2個の金を獲得した国には、アメリカ、オーストリア、イタリアに並んで日本も入っている。今後スキーのラージヒル・ジャンプや、スケートの活躍が期待される。過去に冬季五輪が開催された北京、平昌(韓国)とはそれほど時差がなかったが、イタリアとは8時間もの時差があり、昼間テレビで楽しむのはすべて録画なのが、いまいちで迫力に欠ける。

2026年2月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6847.2026年2月10日(火) 高市政権の圧勝に海外メディアの反響

 一昨日の衆議院総選挙の結果は、自民党の圧勝に終わった。高市人気や、野党大物議員の落選、躍進の参政党と「チームみらい」の今後の活動などが話題になっている。一方で海外でも与党自民党の圧勝は、かなり注目されているようだ。トランプ大統領の「高市首相は非常に尊敬され、人気のあるリーダーだ。選挙に打って出た大胆かつ賢明な決断は大きな成果を上げた」と褒めたたえ、「日本の経済、軍事力の発展を目指す右派的な政策を進めることができるだろう」と少々出過ぎた発言をしている。各国首脳ら、特にヨーロッパの首脳らの間ではフランスのマクロン大統領、イタリアのメローニ首相らが高市首相の行動に期待感を持っているようだ。

 しかし、欧米のメディアでは冷静なコメントを出し、イギリスのスカイニュースTVは「超保守派の首相が権力をさらに強める見通しだ」と述べ、フランスのフィガロ紙が「外国人の排斥や無責任な財政政策など『ポピュリスト』的な言動を懸念する声が上がっている」と報道している。更にドイツの公共放送ARDは「明らかな右傾化を意味している」と見透かされている。かなり正確に右翼的言動を見通し、先行きを懸念しているように思える。

 中には首相を極右の政治家と報じるメディアもあり、「戦争可能な国へ改憲加速か」と伝えられてもいる。とりわけ中国の共産党系「環球時報」は、「高市氏を代表とする右翼保守勢力が政界の主導権をさらに固めるだろう」と述べ、同時に「日本は中国に対する対抗、けん制姿勢を強化するだろう」と伝えている。これは先に台湾有事に絡んで中国を刺激した高市発言が、日中対立の原因を煽った原因でもあることは明らかである。

 今後トランプ・アメリカと高市日本の相互信頼関係は、益々強まり、軍事面でアメリカから過大な要求が強まると思う。アメリカのお節介で非核3原則も些か怪しくなり、益々日本は軍事国家への道を歩み続けるだろう。そして心配事の絶えない危なっかしい社会になりそうである。

 今度の総選挙東京地区でどうも気がかりなのは、全30区で中道が自民に全敗を喫したことである。すべては分からないが、私の知る範囲内では、とても30戦全敗になるとはどうしても考えられなかった。ところが、現実は都内30小選挙区では、すべて議席を自民党に抑えられてしまったのである。わが東京第5区では、前回は立憲議員が自民を抑えたが、今回は前回と同じ候補者がリベンジした。しかも今回は大差の勝負だった。

 これほどの自民1党独裁を許したのは、高市人気だけではないと思う。野党側にしっかりした対策というより政策を訴える体制が出来ていなかったからだと思う。そして、若者に政治的関心が薄くなったことが影響していると思う。中道の野田共同代表と斎藤共同代表が、1+1が2にならなかったと責任を感じて辞任するようだ。これから人事も決め、きちんとした体制作りを急がなければ、自民党の独裁はこのまま続くことになる。野党がしっかりした政治態勢を1日も早く整えることを期待したい。

2026年2月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6846.2026年2月9日(月) 与党自民党の圧勝と野党「中道」の惨敗

 昨日の衆議院総選挙の結果には、本当だろうかと疑念を抱いたくらい自民党の圧倒的勝利と、誕生したばかりの対抗馬「中道改革連合」の惨敗には、自民と維新の与党が益々保守化傾向を強め、極右化し、いずれは戦争の道へ突き進むのではないかと不安と同時に、失望感を抱いた次第である。

 とにかく自民党の圧勝は、結党以来の大勝利だというのである。1986年中曽根政権下に獲得した過去最高の304議席を超えた。公示前は198議席だった。それが、316議席へ大きく躍進したのである。しかも単独で3分の2(310議席)を超えた。比例代表で自民党は名簿に登載した候補者が足りず、14議席を他党へ譲るようなレアケースも生まれた。もし、候補者が充足されていれば、自民党は330議席になるところだった。一方立憲民主党と公明党が連携した中道は、公示前の167議席から大幅に議席を失い、3分の1以下の47議席まで減らし惨敗を喫した。象徴的なのは、これまで幹部として党を引っ張って来た小澤一郎、枝野幸男元立憲代表、安住淳共同幹事長、玄葉光一郎前衆院副議長、海江田万里元衆院副議長、岡田克也元外相ら錚々たる議員が枕を並べて落選したことである。昨年の参議院選で大きく進展した国民民主党は、日本維新の会34議席と同様に、期待されながらも公示前の27議席から1議席増やしただけだった。自民党の躍進的変貌につられて議席数を伸ばしたのは、外国人への規制を強くアピールしていた参政党と、消費税減税には触れず、現役世代の負担となっている社会保険料の引き下げを訴えていた「チームみらい」である。前者は2議席から15議席へ、後者は議席ゼロから11議席へ伸ばし、今後存在感を示すであろう。

 はっきり言ってお祭り騒ぎをやっているような政党とはまったく異なり、地道に真っ当な政策を訴えていた共産党は、これまでの8議席から半減の4議席にまで減らしてしまった。個人的には、共産党の主張することにはほとんど賛意を示すことができ、地味ながら日ごろから真摯に行動する党の在り方に敬意を抱いている。その意味では、今回の選挙は高市ブームに乗っかって大勝利を収めた自民党については、むしろ不安と心配ごとが気になっている。

 総選挙前に首相が言っていたように、この選挙は高市首相が首相として適任かどうかの評価を国民に問う選挙だと広言した。その点では、国民からは高く評価されたと言えると思う。だが、政策実行とその成果についてはこれからである。

 特に気がかりなのは、議席数が3分の2を超えたことにより、憲法改正の議論に本腰を入れることである。非核3原則の堅持も危うくなる。我々60年安保闘争に参加した世代には、この自民圧勝がとても信じられない。学生層を主とする若者世代がもう少し自民党の政策や、防衛費増額などについて、反論して欲しいと願っている。実際勝利確定後の記者会見で、高市首相は責任ある積極財政を推進すると語り、「国論を二分するような大胆な政策や改革に着手し、政策のギアを上げる」などと述べたことから、右傾化の流れが押し寄せ、早々にトランプ大統領からは祝意を送られた。

 何とも憂鬱な気分である。

2026年2月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6845.2026年2月8日(日) テレビ報道は、ほぼ五輪と総選挙開票速報

 昨朝の寒さには少々驚いたが、今朝も起きて雨戸を開けるや銀世界が飛び込んできた。昨日咲きかけた白梅も雪に覆われて姿を消してしまった。昨晩からチラホラ小雪が降っていたことは知っていたが、幸運にもこれほど見事な白銀の世界を見ることができるとは、思いも寄らなかった。いま税務申告の準備を進めながら、依頼原稿の執筆にも忙殺されている中で一服の清涼剤とも言える。雪は引き続き降り続きベランダの積雪も10cm近くなった。今日は全国的に降雪があるようで、珍しく伊豆諸島でも5㎝ほどの降雪があるそうだ。それでも午後遅くなって暖かくなったせいか地上の雪も少しずつ解けていった。

 今日は衆議院総選挙の投開票日である。幸いにも一昨日この雪を心配して期日前投票を済ませたので、良い判断だったと思っている。この天候では、投票率も下がることだろう。

 自民党は、円安傾向に関する首相のホクホク発言が少々評価を下げたが、高市首相の言動について「選択」2月号にはかなり厳しくいくつかの批判的な論稿が取り上げられている。「高市財政『通貨危機』の足音」、「高市『トランプ媚態外交』の閉塞」、「『反高市』が充満する自民党」、「高市が解散に秘めた『トランプ願望』」、「高市政権が抱える憂鬱な難題~統一教会と自民党『韓国捜査』の今後」、「『高市解散』は自民党を弱らせる」等々、これほど多くの個人的な記事が同じ月刊誌に掲載されるのは珍しいと思う。いずれも高市首相にとって厳しいコメントである。自民党内でも総裁選前に比べるとやや厳しい見方をされているようだ。何事も指示を仰いでいた麻生太郎党最高顧問には解散について事前に話をしなかったことなどから、どうも関係がやや気まずいようだし、NHKで行われた各党党首による討論番組にも突然欠席したことなどから野党からはもとより、党内の一部からも非難の声が上がっている。

 夜のゴールデンアワーは、テレビ局がすべて選挙速報を伝えている。今夜半にならないと最終結果は分からないが、途中経過では予想通り高市旋風が吹いた自民党が過半数を超えそうな勢いである。解散前の議席数を超えられるかどうかという予測では、中道改革連合がまず難しい。そして共産党も8人の現有勢力を確保できるか危ない。結局あまり真面なことを主張していない新興勢力の政党は議席を伸ばしそうだが、当然なことを主張しているリベラルな中道と共産党の獲得議席数が気になる。

 さて、今夕のテレビでは、総選挙開票速報とイタリアの冬季五輪の中継にほとんど話題は浚われている。冬季五輪では早くも日本人選手の金メダル獲得があった。新しい種目のスノーボード男子ビッグエアでワンツーパンチにより金メダルを木村葵来選手が、銀を木俣椋真選手が獲得した。予選では、1位に荻原大翔選手、3位に長谷川帝勝選手がいたが、決勝で同レベルの木村、木俣選手に逆転されてしまった。日本選手の実力が皆秀でて紙一重だということだろう。同時に女子スキー・ノーマルジャンプでは、丸山希選手が3位に入り銅メダルを獲得した。女子ジャンプでメダルを獲得したのは平昌五輪の高梨沙羅選手の銅メダル以来2人目である。高梨選手は今回13位だった。今大会は、まずまずの滑り出しではないだろうか。明日以降の活躍に期待したいところである。

2026年2月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6844.2026年2月7日(土) 輝く五輪の一方、トランプ大統領の悪質差別

 天気予報通り、今朝起きた時にかなり寒いと感じた。その寒さとは裏腹に庭の白梅の蕾が花を咲かせ始めた。予報によると関東南部でも1~2㎝の積雪があり、明日にかけて一層強い寒気が流れ込み、降雪はピークになるという。実際午後になって小雪が降って来たが、最近では珍しい。テレビでサッカーJリーグを中継していてサッカー場にも雪が降っているのがよく判った。

 さて、昨日開幕したミラノ・コルティナ冬季オリンピック開会式の様子を、テレビで時差の関係もあり録画中継していた。92か国が参加した今大会は五輪史上初めての試みがいくつも見られる。最も意外な感じがするのは、開会式がミラノ、コルティナ・ダンペッツォの他にプレダッツォ、リビーニョを合わせて4か所で実施され、入場行進も同時に行われ、その内ミラノとコルティナでは聖火が点火されたことである。開会式が分散して行われたのは初めてのことである。そのため参加各国も開会式に参加する選手たちを、4つの会場へいかに分散参加させるのか対応に苦慮しているようだった。選手のパレードでは、ロシアとベラルーシがウクライナ侵攻問題でICOから五輪参加を認められなかったが、今では所属国を表記しない中立国との条件付きで参加を許されている。しかし、今回パレードへの参加は認められず、両国の選手たちは、意気揚々と行進する他国の選手を目の前にして地団駄を踏んだであろう。

 中心となるのは歴史的な大都市ミラノであり、しかもイタリアは歴史的にも芸術・文化が華々しいお国柄であるため、市内のサンシーロスタジアムの開会式では、パフォーマンスは女性人気歌手のマライア・キャリー の♪Nothing Is Impossible♪や、盲目のテノール歌手アンドレア・ボチェッリによる♪トゥーランドット♪の絶唱が素晴らしかった。

 これから22日の閉会式まで、寒さを忘れるような熱戦、熱闘を期待したいと思う。

 ついては、明日は衆議院総選挙の投開票日である。昨日本ブログにも取り上げたことだが、トランプ大統領が、高市首相を買い被って首相を力強い指導者であるとSNSで強い信頼と支持を公表したことが、内政干渉だとメディアで取り上げられている。いずれ物議を醸すことになるかも知れない。トランプ大統領は、これまでにもハンガリーのオルバン首相、アルゼンチンのミレイ大統領らに対して支持や称賛を露骨に繰り返してきて、内政干渉と厳しく糾弾されてきた。選挙後に日本の高市政権に対して外交・通商上の貸しを作り、防衛費の増額、対米投資の履行などを日本に求める可能性がある。何とか日本から利権を勝ち取ろうとしている百戦錬磨のトランプ大統領にとっては、昨年訪日の折横須賀米海軍基地軍艦上の大統領の隣で小躍りして喜んでいるような首相の幼児性では、赤児の手を捻るようなものだろう。

 その大統領が人種差別的動画をSNSに投稿、しかもその対象となった人物がオバマ元大統領夫妻だというから酷い。ジャングルで踊るゴリラにオバマ夫妻の顔を重ねたというから、身内の共和党員からも批判が出ているという。投稿から半日後には、削除されたというが、関係者は職員が誤って投稿したと言って謝罪はしていないそうだ。身内の上院議員からもこれまでで最も人種差別的だと批判されている最低の言動である。

 こんな非礼な大統領にヨイショされて、高市首相もあまりのぼせ上がらない方が良いのではないかと思う。明日の結果について、トランプ氏と首相はどういうコメントを述べるか興味深い。

2026年2月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6843.2026年2月6日(金) ミラノ・コルティナ冬季五輪開幕

 待ちかねていたミラノ・コルティナ冬季オリンピックが始まった。昨日はミラノのメイン会場で開会式の予行が行われて、入場者は素晴らしかったとその感激を語っていた。五輪の聖火はすでにミラノに到着している。テレビでは見慣れたミラノの中心街にあるドゥオーモ大聖堂や、エマヌエルⅡ世ガレリアなどを写してくれ懐かしさを感じた。開会に先立ち、すでに予選が行われた競技もある。

 NHKと民放は開会式に先立って行われた競技を早々に生中継していた。スノーボード男子ビッグエア予選では、日本選手4人全員が決勝へ進み、早くもメダル獲得の期待が高まっている。またペア・フィギュアでは金メダルを期待されている「リクリュー」コンビがショートプログラムで早くもトップに立った。女子フィギュアのシングルでは、最後の五輪と決意も新たな坂本花織選手が2位に就けた。今大会は他種目でも大いに期待出来そうだ。

 さて、当然そうだろうと思っていたが、トランプ大統領は、明後日実施の衆議院選挙について、昨日自民党と日本維新の会の連立政権を全面的に支持すると述べ、高市首相を買い被って首相を力強い指導者であると強い信頼と支持を公表した。高市首相は来月訪米して19日にホワイトハウスでトランプ大統領と会談する予定である。大統領も上機嫌で首相を国賓待遇で迎えるようだ。大統領が首相を高く評価する理由は、日米関税交渉でアメリカに協力したことと防衛予算の増額であるが、それは協力というより、アメリカの言いなりになっていることである。その典型はGNPに対する防衛費負担を増やすことで、日本が要望に応えて3.5%にまで上げようとしている割合をアメリカは更に5%まで引き上げることを求めている。両者の思惑から察すれば、現状からいずれそうなるだろう。

 ただ、選挙戦について各界の大方の予想では、高市人気に乗って自民党が圧勝し、誕生間もない野党第1党の中道改革連合は大量に議席を失い惨敗すると言われているが、仮にそうなったら高市首相の言動に歯止めが掛からなくなり、社会福祉関係は軽視され、経済力向上に熱中し、併せて思想的にも保守化から右翼的言動に一層進み、軍国化への道へ爆走するのではないかという懸念である。

 ついては、郵送が遅れていると報道されていた選挙の投票用紙が昨日漸く配達された。明後日所用があることと、かなり厳しい寒波が襲来するとの予報があり、今日妻とともに思い切って期日前投票を済ませてきた。以前に期日前投票を行ったことはあるが、テレビ報道の影響だろうか、今日は前回と異なり区役所支所内投票所はかなり混んでいた。高齢者や足に不自由さが見られる男性も来ておられたが、多分彼らも明後日予想される悪天候を考えてやって来られたのではないかと思う。

2026年2月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6842.2026年2月5日(木) 明日から冬季五輪、懐かしいコルティナ

 いよいよ明日からイタリアのミラノとコルティナ・ダンペッツォで冬季オリンピックが開催される。大都市と山間の村の2か所に分かれて開催されるのは、選手よりも大会関係者の気配りと労力が大変ではないかと思う。日本もかつては冬季五輪ではあまり活躍が期待されなかった。最初に火を点けたのが、今から70年前の1956年にこのイタリアのコルティナ・ダンペッツォ大会だった。アルペン・スキー回転種目でオーストリアのヒーロー、トニー・ザイラー選手に次いで2位に入り、日本人選手として初のメダル、銀メダルを獲得した猪谷千春選手だった。猪谷氏は父親の猪谷六合雄氏とともに上皇が皇太子時代にスキーコーチをされたこともある。現在94歳で国際オリンピック委員会(IOC)名誉委員でもある猪谷氏は、すでに懐かしの現地へ入っているが、3日に開催されたIOC総会でコベントリー会長は、ヨーロッパ人以外で冬季五輪初のメダリストとなった猪谷氏を顕彰された。

 あの時猪谷氏は、一時は金メダルかと期待されながらも結局アルペン3冠王を獲得したザイラー選手には勝てなかった。今でも時折想い出すことだが、今から23年前の2003年6月のことだった。僭越だが、勤務する会社内に「タウンクラブ」と名付けた「近藤ファンクラブ」というような集まりがあり、毎年私が企画するツアーにファン?が参加してくれた。比較的高齢で余裕のある生活を送られている九州地方の人たちを中心に20名前後の方々と、毎年初夏になるとヨーロッパへ贅沢な旅行を実施して多くの旅好きの方々のご参加をいただき、旅を満喫していただいた。この「タウンクラブ」について、今では廃刊になってしまったが、旅行業界誌「トラベル・ジャーナル」にも大きく取り上げられたことがある。しかも会社でも稼ぎ頭トップ・クラスのツアーだった。2003年の旅は、ヴェネチアから山中をバスでコルティナ・ダンペッツォへ行き、同地に2泊した。その後ヴェローナへ行き、コロシアムで本場のイタリア歌劇♪アイーダ♪を観劇したのも想い出に残っている。コルチナはアルプスの雰囲気に包まれた落ち着いた居心地の好い山村だった。スキー会場となったゲレンデの入口に日章旗が掲げられていたので、アレっと思い、ガイドに訊ねてみると当地で開催の1956年五輪でスキー・アルペン競技の回転種目で銀メダルを獲得した猪谷千春選手の栄誉を祝して、五輪以降ずっと日の丸が掲げられていると話してくれた。とてもおもいやりに溢れた温かいリスペクト心溢れる対応だと思う。金メダルを獲得した今は亡きザイラー選手ともども、土地っ子の間では猪谷選手の名前を知らない人はいないと話してくれた。

 今もイタリアでは、94歳の猪谷選手が忘れられず、温かい歓迎を受けているが、意外にも日本では五輪前にメディアであまり取り上げられない。スキー競技の華であるアルペン種目では日本人選手の活躍が見られず、むしろ近年になって五輪種目になったカーリングとか、スノーボードのハーフパイプ、或いはメダルを期待されるスケート競技の方が注目されているせいもあるのだろうか。

 猪谷選手が活躍したコルティナ・ダンペッツォ大会は、まだ高校生だったので、よく覚えている。そして旅行中に回転競技が行われたゲレンデにもロープウェイで昇り歩いたこともあり、格別感慨深い場所である。テレビでも放映されるだろうから、もう1度心地よいコルティナ・ダンペッツォの雰囲気に浸りたいと思っている。

2026年2月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6841.2026年2月4日(水) 日本は核禁条約になぜ賛同しないのか。

 現在核兵器禁止条約という国際条約があるにも拘わらず、相手国を脅しのために核兵器を所有、使用しようとする国が増えつつある。それは、核兵器を「非人道兵器」として、2021年にその開発、保有、使用、或いは使用の威嚇を含むあらゆる活動を例外なく禁止した国際条約に反する行動である。地球上で唯一核を被曝した広島、長崎における惨禍を浴びた戦争被爆国でありながら、日本の政治家らは、現在99もの国や地域が署名しているこの核兵器禁止条約に参加もしていないし、日本政府には参加しようとの気持ちが見られない。

 このほど衆議院総選挙を前に、日本原水爆被爆者団体協議会(日本被団協)が、参議院議員と解散前の衆議院議員の計713人に核兵器禁止条約についてアンケートを行った結果、屈辱的だが、ほんの21%の147人の議員からしか回答がなかった。彼ら議員には、そもそも核禁条約を取り合おうとの気持ちがまったくないのだ。回答者の内、日本が核禁条約に署名し、批准すべきだと答えたのは、80%の117人だったが、そう答えた自民党議員はひとりもいなかった。

 極めて遺憾なことだが、自民党議員の中にひとりも核禁条約批准の気持ちがないということは、同じ日本人として理解に苦しむ。本物の戦争を知らず、核の恐ろしさを知らずして、戦争を感覚的に怖いものとは思わない議員らが、憲法改正には熱心で、自衛隊を軍隊に変え、憲法9条の戦争放棄を蔑ろにして、着々と戦争準備に勤しんでいる案配である。

 戦争の残酷さを全く知らない戦後世代の自民党国会議員が、戦争の恐ろしさや核の悲惨さをどれほど知っているのか、臨場感でその恐怖を知らない政治家には、国の舵取りをとても任せられない。加えて、個人的には批准に反対しなくとも党内からいろいろ圧力がかかってくるのだろう。明らかにアメリカの核戦略構想に寄り添い、アメリカの言うままにアメリカに楯突くことを避けているだけに過ぎない。自民党議員の善意なぞとても信用することができない。

 流石に、日本被団協としては失望したせいだろう、自民党議員から回答がなかったことについて「核禁条約についての関心の薄さを感じざるを得ない」と語っている。そして、衆院選の投票の際の参考にしてもらうべく、日本被団協HPに議員毎の回答結果を公開するそうである。早速そのHP上に議員らの考えを読み取ろうとしたが、残念ながらまだ回答結果は載せられていなかった。

 それにしても高市首相就任以来、防衛予算の増額や、トランプ大統領の言動に沿ったような政策は、政府自民党の右傾化であり、それは急速に進んでいる。もし、総選挙で自民党が過半数でも獲得するなら、高市政権に日本の右翼化、軍国化へのお墨付きを与えるようなもので、恐怖である。こうなると高市自民党の議席獲得数が少しでも後退するよう期待するだけである。

2026年2月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6840.2026年2月3日(火) Google報告、昨日のブログに過剰なるアクセス

 「福はうち、鬼はそと」。今日は節分である。これから少しずつ暖かくなるだろう。一部の地域には、連日豪雪が襲い、昨日来青森県では酸ヶ湯温泉で481㎝の積雪だというから、ちょっと想像もつかない。道路も遮断され、JRも運休路線が増えて、屋根の雪下ろしや道路の雪かきはとても人手が足りず、県では記録的大雪のため自衛隊に災害派遣出動を依頼したほどである。

 さて、今朝PCを開いてみると毎月恒例のGoogleから1月のアクセス結果を伝えるレポートが届いていた。随分早いなぁと開いてみると1月のブログで一番アクセス数が多かったのは、何と昨日あげたばかりのブログだったとは驚いた。僅か1日で1カ月分の集計のトップに顔を出すとは、思いも寄らないことでとても信じられない。

 「トランプがケネディ・センターの名称変更を」というもので、主題はケネディ・センターの名を「トランプ、ケネディ・センター」に変更することを決めた、トランプ大統領の自分勝手な名誉欲をPRしたものである。ただ、ケネディ・センターの名称は連邦議会が決めたもので、トランプの思い通り行くものかどうかは分からない。それでも、ケネディ家にとっては、名誉をトランプに浚われるようなもので、不愉快だろうと思う。ブログは内容よりもこのタイトルが受けたのだろう。2番人気は、2022年8月16日「つまらない新聞連載小説」というタイトルでこれまでに何度もランクアップされた。3番目は、古い記録で13年1月6日「地方紙記事と新聞連載小説について」というものである。これは初めてであるが、海外旅行、特に高齢者の旅行に関する心構えのようなことについて、その前年12月に共同通信の記者の質問に応えた内容が、主に全国の地方紙12紙に掲載され、友人らの間でも話題になった一件である。それと同時にこの時も新聞連載小説がどうして面白くないのか、よくわからなかった点についても書いた。

 日ごろから私のブログを読んでいただいている方からは、随分有難い評価をしていただいていると思っている。これからも毎日ブログを書く際には、出来るだけ広範囲に視点を広げて資料なども調べながら、疑問や問題点に自分なりの結論を編み出したいと思う。

 ついては、日本の人口が漸進的に減り続けて、2040年には1,100万人の働き手不足が生じると言われている。経済活動を維持するためには、どうしても外国人に頼らざるを得ない。今回の衆議院総選挙では、どうしてだか、参政党と日本保守党、そして日本維新の会がとりわけ外国人規制に熱心である。それについて日経新聞が候補者にアンケートを依頼したところ、もっとも多かったのは、「外国人労働者を受け入れるべきではない」と応えたのが、37%で現状のまま続けるべきとの回答は、30%だった。与党内では自民党候補者は「抑制すべき」が32%、日本維新は9割近くが抑制すべきと主張している。彼らは、働き手が不足気味である点について、それを補う手段に確たる主張が提示されていない。どうしてこれら政治家らは、外国人をこれほど嫌うようになってしまったのだろうか。労働力不足の点を置いても、彼らには外国人とともに知恵を凝らし、モノづくりを共に行うような発想が生まれないようだ。まるで江戸時代の鎖国時代を想像させる。

 人口減少の傾向の中で、昨年東京都は転入者が転出者を上回る転入超過現象が続き、前年より6万5千人が増えた。都道府県別では、東京、神奈川、埼玉、千葉、滋賀、大阪、福岡で増えた。今や人口集中と過疎化に二極分解しつつある。

 気がかりは、上記外国人規制を主張する政党、特に高市人気に乗って彼らに投票しようとする国民が増えていることである。日本も次第にトランプ王国に似てきたような印象を受ける。外国人とは仲良くして、ともに協力しながら国のために奉仕する精神を持ち、彼らから嫌われない国になるようともに支え合い、前向きに歩む国であって欲しいものである。

2026年2月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6839.2026年2月2日(月) トランプがケネディセンターの名称変更を

 先月世界経済フォーラム、通称ダボス会議でカナダのカーニー首相が行ったスピーチが、今ヨーロッパの首脳らの間で評価され、注目されている。それは、アメリカ第一主義で力に任せて言いたい放題、やりたい放題のトランプ大統領を批判する内容だった。欧米のメディアでも「アメリカによる平和の終焉を痛烈に描写した」と伝えられている。カーニー首相が語ったのは、大国間の競争の中でルールに基づく国際秩序が衰えていると述べ、カナダもこの秩序の下で繁栄してきた一方で、時として大国に都合よく使われる「虚構」でもあったということだった。このところアメリカの都合次第で身勝手な要求をするケースが多いトランプ大統領に対しては、大分批判が高まってはきたが、他国の首脳陣らもやはりもう黙ってはいられないと思ったのだろう。

 ついては、トランプ大統領が昨年10月にワシントンD.C.市内にアメリカ独立250年を記念して、凱旋門を建設すると語っていたが、一昨日ワシントン・ポスト紙が、トランプ氏はポトマック川を見渡せる場所に高さ250フィート(約76m)の凱旋門建設計画に執着していると報じた。建設計画者は、もっと小さい凱旋門を考えていたらしいが、トランプ氏が250周年記念だから250フィートが相応しいと強く主張した。いつもゴリ押しするトランプらしく、恐らくその内に名称も凱旋門ではなく「トランプ門」と呼ばせるようになるのではないかと思っている。

 因みにご本家パリの凱旋門は、高さは約50mで小さいが、かのナポレオン・ボナパルトが建設させたものである。ナポレオンはセントヘレナ島へ流され、そこで亡くなったが、トランプ氏も無人のトランプ島へ流され、そこで波乱の生涯を閉じことになるのではないだろうか。

 実は、トランプ大統領については今アメリカで問題になっているトラブルがある。それは、ワシントンD.C.にある総合文化施設「J.F.ケネディ舞台芸術センター」理事会が、昨年12月現名称を「D.J.トランプ及びJ.F.ケネディ舞台芸術センター」に改称すると決定したことである。ケネディ・センターは、銃弾に倒れたケネディ大統領のための記念碑であり、連邦法によって「ケネディ」の名がつけられた。理事会の決定は、違法である可能性が高いが、トランプ大統領が任命した理事らは、あまり気にしていないようだ。ただ、名称を汚されたような印象を抱かされたケネディ家の反感は拭えないだろう。

 今年7月から2年間休館して大規模改修工事を進めるようで、恐らくケネディ大統領を押しのけて自らの存在を誇大にアピールする記念館にするのではないかと噂されている。トランプ大統領という人は、どこまでも自分を売り込むために何でもやってのける稀な人物と言える。

2026年2月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com