7010.2026年7月23日(木) 熱波対策は国際社会問題だ。

 このところ連日のように気温が上昇し続け数日前に初めて40℃以上の「酷暑日」となったかと思うと、岐阜県多治見市では今日まで酷暑日が3日連続となった。今日は慶應病院で心電図の定期検査の予定があり、事前に東京都内は猛暑日と予想されて気持ちが暗くなったが、その通りやはり今日は暑かった。全国的には「酷暑日」の都市は、浜松市佐久間の41.1℃を筆頭に東海地方の都市を主に7都市が酷暑日だった。東京都内でも府中市39.3℃、八王子市38.9℃、練馬区38.7℃を記録し、もう少しで酷暑日となるところだった。

 慶應病院では、循環器内科で心電図の検査を受けるためにシャツを脱いだところ、背中は汗がびっしょりだった。今までほぼ3カ月ごとに定期的に心臓の不整脈検査を受けていたが、今日の結果では4月の前回同様に安定しているということだった。しかし、その代わりと言ってはおかしいが、肝臓にやや問題がありそうだという話だった。詳しく尋ねようにも今日は、いつもの担当医師ではなく初めての若い医師だったので、何か思い当たる原因がないかと尋ねられただけだった。思い当ると言えば、最近ほとんどアルコールから遠ざかっていたが、先日高級ワインをいただき、昨日まで3日間妻と呑み続け飲み干したことぐらいで、少々現実的でないので、敢えてお話しなかった。3か月も経って次回に尋ねるのも少々気がかりなので、明日糖尿病はほとんど問題はないが、山内糖尿病クリニックで診てもらうので、その際ご相談してみようかと思っている。

 今年の夏は暑いが、全国各地でこの暑い盛りの7月に、京都の祇園祭や、大阪の天神祭のように夏祭りが行われるところが多い。例えば、埼玉県熊谷市ではしばしば全国一の暑さを記録したが、先日の3連休の期間に祇園祭の山車のような山車を多くの市民が引いていたが、今まであまり見たことがない休憩を取って水分補給をしていたのが、この暑さの象徴ではないかと思った。

 かつてあまり話題にもならなかったヨーロッパの熱波が、今夏はかなり激しいようだ。平年に比べて死者が増え、フランスなど6カ国で死者は約1万9千人を数え、そのほとんどが高齢者だった。特にフランスでは、6月下旬の半月間で平年より36%も死者が増加したという驚くべき統計が公表された。このため学校も休校にするところが多く、約1万3,500校で休校や,授業時間の短縮を行わざるを得なかった。

 アメリカでも熱波より影響が大きい「ヒートドーム」という現象が広がり、人口の約3割の1億人が影響を受け、死者も増えつつある。死者は今後増え続けると予測され、暑さが原因の死者はこの5年で倍増し、2050年にはアメリカだけで年間6万人が亡くなるとの試算があるほどである。

 これからは、国家間の戦争などに国力を注ぎ込んでいる場合ではない。もっと国際社会全体の問題として真剣に熱波対策を講じる必要がある。

2026年7月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7009.2026年7月22日(水) 次期国連事務総長はどこの国の誰に

 今年いっぱいで現在の国連のグテーレス事務総長の期限が終る。国連と言えば、国際社会で最も権威と信頼のある世界中の国が加盟する組織で、平和活動の中心的存在でもある。世界の平和維持を主に経済、社会、人権などの地球規模の問題解決のために戦後設立された最大の国際機関で、現在193カ国が加盟している。

 しかし、5か国からなる安全保障理事会に拒否権という権限が供与されていることから、肝心の国連総会の決議が、決まらず議事が生かされず、事態が停滞するなど理不尽な事態がしばしば起きる。実際安保理事会と全加盟国が出席する国連総会のどちらに強い権限が与えられるのか、分からないほどである。現在のグテーレス総長はポルトガル人で、2期10年の任期をまもなく終える。1946年以降現在のグテーレス事務総長を含めて9人の事務総長が選出された。近年パレスチナ、ウクライナ、イランなどで戦争状態が勃発し、その対応にはかなり苦慮していたが、いずれも安保理事国が絡んだ争いに、グテーレス総長の言動は、充分活かされていないように思える。

 現在次期事務総長の候補者に6人の名前が挙がっている。日本人はこれまでに事務総長になった人はいないが、過去にアジア人としてミヤンマー(当時ビルマ)から第3代ウ・タント氏と、韓国から第8代の潘基文氏が選出されている。日本人の事務総長は現時点ではまだいないが、こういう国際的組織にしては珍しく、今回選出の推薦者出身の地域性が主に南米とされている。このため、現在チリ、エクアドル、アルゼンチン、コスタリカ、ガイアナ、セネガルの国々から6名が後任候補に選ばれている。来年元旦には新事務総長が披露されるが、5安保常任理事国のご機嫌を取りながら世界平和のために努力を積まなければならない。

 また、国連からではなく、国際刑事裁判所(ICC)からパレスチナ・ガザ地区に対するイスラエルの空爆でネタニヤフ首相に、及びウクライナ侵攻についてロシアのプーチン大統領に対して逮捕状を出している。2人には出頭する気持ちは毛頭ない。しかし、「壊し屋」トランプ大統領は、このICCを評価するどころか、むしろ解体まで主張している。

 ところが、今日マムダニ・ニューヨーク市長が、ICCから逮捕状が出ているネタニヤフ・イスラエル首相に対して今秋開かれる国連総会に出席しても市長には逮捕する権限がないので、連邦政府に逮捕状を執行するよう求めた。昨日トランプ大統領は、ネタニヤフ首相がアメリカ滞在中は逮捕されないと擁護発言を行っていた。アメリカもイスラエルも今ではICCに加盟しておらず、逆にICCの解体まで公言するようなトランプ大統領の言行には、国連事務総長、赤根智子ICC所長らも頭を抱えていると思う。

2026年7月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7008.2026年7月21日(火) 初の酷暑日と旱魃でアラール海面積1/20に

 地球温暖化が進み、年々地球上の気温は上昇する一方である。1891年統計開始以降ほぼ毎年気温が上昇傾向にあり、その最たる原因の温室効果ガスが減少しない限り止められない。このためには二酸化炭素(CO₂)ガスの排出量を抑制しなければならず、その取り決めを「パリ協定」として承認したが、二酸化炭素(CO₂)ガス最大の排出国であるアメリカが、地球温暖化の原因はCO₂ガスの排出が原因ではないと異を唱え、排出規制は経済成長を阻害するとの身勝手な理由をこじつけ、パリ協定から一方的に離脱するような有様で、国際社会が一致してガス排出量規制で思うように足並みが揃わない。今年の夏は欧米のみならず日本でも酷暑が予想されている。

 現状のまま推移すると今世紀末までには最大で地球上の気温は5.7℃も上昇する。最近ヨーロッパの主要都市の炎暑の光景が度々テレビで放映されるが、市民が熱さに相当参っている様子が分かる。

 我々陸地に住む者にとっては、高温対策を考えることによって一応何とかしのぐことは出来ているが、小さな島、特に南太平洋の島々では南極海の氷解が進むことによって、海水量が増大し、海抜の低い島々では島の沈下により島自体の存在が危ういところもある。

 ついては、近年温暖化現象は、世界の主要な湖でも見られるようになった。主要な湖の50%以上が干上がり始めているそうである。10年ほど以前に、世界でも第4位の大きさを誇っていたアラール海が消えつつあるとの雑誌記事を見て驚いたことがある。かつてのアラール海は、日本の東北地方に匹敵するほどの面積だったが、今ではその1/20ほどの鳥取県くらいにしか過ぎなくなった。その最大の原因は旧ソ連時代にアラール海の東方に広がる乾燥地帯を農地に変えるために灌漑を始めた。アラール海に流れ込んでいた2つの河川から灌漑用水を引き込んだ結果、アラール海に流入する水量が減り、湖面は低下して湖岸が後退するようになった。これによりアラール海の漁業などが打撃を受け、水量の減少により塩水化され、漁獲量の減少にもつながり、アラール海の価値を失わせてしまった。そこへ灼熱の暑さによって一層湖は干上がってしまった。

 実は、アメリカでも大きな湖に渇水化現象が見られる。世界3大塩水湖として知られ、1度訪れたことがあるユタ州のグレート・ソルト湖でも気候変動の影響により、水量が干上がりつつある。水位が観測史上最低になり、生態系への悪影響や干上がった湖底の有害な粉塵の悲惨が問題とされている。

 いずれも日射が強いことが最大の原因であるが、その日射は気候変動によるものであり、アメリカが何と言おうともその究極の原因は、二酸化炭素(CO₂)ガスの大量の排出による地球上の汚染と気温の上昇である。今のままだと年々熱くなる環境に耐え忍びながら、極力CO₂ガスの排出量を抑制しなければならない。トランプ大統領のような排出ガスが原因ではないと言いながら、他の温暖化防止手段の手を打とうともしない人間がのさばっている限り、地球は熱くなるばかりである。

 今日は予報通り全国的に各地で暑さが厳しく、全国でも40.3℃を記録した岐阜県多治見市、40.1℃の愛知県豊田市、40℃の岐阜県郡上市の3市が初めて「酷暑日」となった。東京都内でも練馬区で37.5℃だった。これから真夏のど真ん中を潜り抜けなければならず、ぞっとする思いである。

2026年7月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7007.2026年7月20日(月) W杯、スペインが4大会ぶり2度目の優勝

 6月11日以来1カ月余に亘り開催されていたW杯は、今朝ニューヨーク郊外で決勝戦を迎えた。互角の戦いは延長戦の末、1-0でスペインが前回優勝のアルゼンチンを降し、2度目の賜杯を手にした。

 スタンドは8万人を超える観衆が詰めかけた中で試合前や、ハーフ・タイムには派手なショーが行われ、マドンナやトム・クルーズ、BTSなど有名タレントらも姿を見せた。しかし、ハーフ・タイムにショーのために27分間も時間を割いたのは、普通ハーフ・タイムを15分程度と承知している選手たちにとっては長過ぎてコンディションが乱れるのではないだろうか。これもサッカーのルールがトランプ大統領によって壊されたと言っても好い。

 スタジアムには、今日も目立ちたがり屋のトランプ大統領がヘリで飛来し、夫人ともどもインファンティーノFIFA会長とも仲睦まじく試合を観戦し、閉会式では会長とともに優勝トロフィーをスペイン主将に手渡し、ひとりひとりの選手と握手を交わし、スピーチまで行った。残念ながら多くの観客から厳しいブーイングを受けていたが、トランプ氏のW杯への出過ぎた関与を責めているのだろう。

 ゲームは1点を争う激しい攻防で白熱した試合となったが、ラフプレイが多く、アルゼンチンなどは後半から延長戦にかけて退場選手が出て、30分間ひとり少ない10人で戦っていた。

 しかし、アメリカは9日間も連日イランを空爆してイランへの報復合戦を繰り返している。一時停戦後に初めて米兵が死亡した。こんな非常時常に戦争の司令塔でもあるトランプ大統領は、売名的にW杯に熱中していても良いものだろうか。

 4年後にスペイン、ポルトガル、モロッコで開催されるW杯には、トランプ氏はもう姿を見せないだろうが、インファンティーノ会長は会長選の壁を乗り越えれば、再び次期アメリカ大統領におべっかを使うような事態が起こらないとも限らない。会長の言動を除いては、W杯も開催大成功だったのではないかと思っている。

 さて、国会が8日間延長されたとは言え、3連休も挟まり、会期は4日しか残されていない。この間に残る法案の成立を目論んでいるが、中々難しいと思っている。というのは、高市人気という風評から、今まで「働いて働いて働けば何でもできる」と妄信していた首相への支持も、直近では大分低落傾向に落ち込んだようだ。例えば、今日のテレビ朝日「報道ステーション」では、6月の支持率60.1%が今月は49.2%にまで下がったと伝えていた。毎日新聞の18、19日実施の世論調査では急落している。何と1カ月前の支持率51%から41%と10%も下がり、50%を初めて割り込んだのである。朝日新聞の同日の世論調査でも、前回支持率60%から53%へ下がっている。特にこれから日本維新の会がこだわっていた副首都構想法案は、必要と支持していたのは、26%でしかない。不必要としたのは60%もいる。これでも高市首相は、維新の意を汲んで本法案の成立を実現しようというのだろうか。明日から4日間の与野党の攻防が見ものである。

2026年7月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7006.2026年7月19日(日) W杯中にFIFA会長と米大統領へ不満鬱積

 日本時間の今朝行われたサッカーW杯北中米大会3位決定戦のTV中継を後半の残り20分ほど観た。フランスが勝つと思っていた対イングランド戦は、6-4の点の取り合いの末、予想を覆してイングランドが勝った。フランスとしては、前半に0-4で試合の主導権を奪われたことが敗因であろう。これで明日の決勝戦を残すだけとなった。間もなく1カ月余に亘るW杯を終え、4年後の開催が待ち焦がれるところだが、今大会では選手以外に、2人の大物人物の存在が気になり目障りだった。

 ひとりは国際サッカー連盟(FIFA)インファンティーノ会長の言動である。昨年秋ベネズエラのマリア・マチャド氏にノーベル平和賞が授賞されたのを羨み、図々しくも自分が一番受賞に値すると声高に叫んでいたトランプ大統領を見た、インファンティーノ会長がトランプ氏にFIFA平和賞などという賞を授与して、トランプ大統領のご機嫌を取った。更にW杯では、アメリカ人バログン選手がラフプレイによりレッド・カードで即時退場となった。次の試合に出られない筈であったが、トランプ氏がインファンティーノ会長に特別の配慮を要望し、出場停止の筈の選手は処分を解除され次戦に出場した。ルールを我が物顔にねじ曲げようとするトランプ氏もトランプ氏だが、彼の要求を受け入れて無法にも組織のルールを壊したFIFA会長も会長である。昨日インファンティーノ会長が、決勝戦を前にトランプ大統領を絶賛し、それがまた大きな波紋を広げている。

 会長は、「今回のW杯がこれほど素晴らしい成功を収めることは、大統領なしでは不可能だった。人類がこれまで目にした中で最も偉大な社会的、文化的イベントだ」とへつらったようなスピーチを行った。ここまで言うかと思っている。イラン・チームに対する不誠実な対応、ソマリア人審判の入国阻止、アメリカ人選手のレッド・カード処分取り消し、など不正な行為も散見される。

 そして、今この2人は、W杯について身勝手な発言をしている。インファンティーノ会長は、現在の48カ国の参加数を64カ国へ増やしたいと語っている。こうなるとFIFAの懐具合は良くなるだろうが、大会日数が大幅に増え、開催地の負担も増えるだろう。また、来年の会長選に再選の意向を公表した会長に対しては、すでにドイツのサッカー連盟が反旗を翻している。

 問題はもうひとりのトランプ大統領である。またアメリカで大会を開きたいが、その際はカナダとメキシコを除外したいと述べた。このところ熱波による気温の上昇と汚れた空気に悩まされているアメリカ東海岸では、最近のカナダ国内における約980カ所もの広大な山火事のせいで一層汚れた空気が流入してくる。トランプ大統領は、カナダのカーニー首相に電話して放置している意図的な怠慢行為に対して抗議した。アメリカの主張に対して、カーニー首相は、「気候変動によって森林火事は益々深刻化しており、この問題の対処にはアメリカを含む複数の国々の協力が不可欠」と応えた。この発言に対してトランプ大統領は、カナダに対する関税の引き上げにまで言及している。

 上記2人の言動は、常識的な部外者にはとてもまともとは思えず、奇異に思える。この2人が当分の間その世界をリードしていくとは、残念でどうにかならないものだろうかと思っている。世の中には非常識な行為も許されることがあるのだと非教育的な結論を看過するしかないのだろうか。

2026年7月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7005.2026年7月18日(土) 懸案の改正皇室典範法可決成立

 この数日急ピッチで法律の成立を目指していた高市政権が、昨日2つの法案を参院本会議で可決成立させた。

 ひとつは、改正皇室典範法である。改定は1947年の制定以降初めてである。この最大のポイントは、男子の天皇後継者が見当たらなかった数十年前から時折話題となっていた。むしろ佐藤栄作、小泉純一郎首相らは女性天皇を容認すると語っていたが、秋篠宮家に悠仁さまが誕生されてからその声はいつの間にか消え去った。今改めて女性天皇を認めるかどうかが、取り沙汰されるようになったのには、天皇・皇后のご息女である愛子さまが女性天皇になられても問題はないので、男女差別のない制度にした方が良いとの考えが芽生えたからであろう。本来は女性天皇制が本題だった。だが、成立した法案では、女性天皇に関する表記はなく、①女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ、②旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える、の2点だけだった。結局女性天皇に関する条項は法案に何も記されていなかった。

 そもそも同法は、国会議員の総意によって改定することを約束していながら、衆参両院の議長、副議長ら一部の役員によって骨子が決められ、それを各党が総意として認めさせられたものである。従って本会議採決では、自民、日本維新、国民民主、公明、参政の5党は賛成したが、立憲民主、共産、れいわ、沖縄の風、社民の5党は反対したくらいで、全会一致とはならなかった。この改正皇室典範法の内容については、早くもグテーレス国連議長が「女性権利向上の政策を奨励する」と見解を公表している。これほど男女差別のない女性天皇制を世界も期待しているのである。

 2つ目の可決法案は、国旗損壊処罰法と刑事裁判をやり直す再審制度見直しのための改正刑事訴訟法である。前者は、どこまで国旗「日の丸」を傷つけた場合に刑を課せられるのか微妙であるが、これまでもあまり公に問題になった例は少ない。ただ、憲法学者ら専門家が、「公然と国旗を損壊」した場合に刑を課するのは違憲の疑いが濃いと判断、また立憲議員が、憲法史上、初めて政府批判を禁止する法律と断じた問題点の多い法律の成立となった。

 これらの法案成立に関しては、高市政権の「公約だけで何もしない政権」との陰の声があることが大きく影響しているようだ。

 残る法案として、「食料品消費減税」、「衆議院議員削減」法案、そして首相の本心としては同調し兼ねる日本維新の会が議員立法によって成立を期した「副都心構想」がある。いずれも問題点があまりにも多すぎる。これらの成案のための昨日国会閉会の予定だったが、25日まで8日間の延長を決定したことによって法案成立を図っている。

 今後懸案の法案を成立させることが出来るのか、またこれから新しい法律を成案し実施することが出来るのか、高市首相のお手並み拝見というところだろうか。

2026年7月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7004.2026年7月17日(金) W杯で想い出すフォークランド紛争

 今世界中で熱狂的な話題となり注目されているサッカーW杯の準決勝、アルゼンチン対イングランド戦が一昨日行われ、アルゼンチンが2-1で逆転勝ちして20日の頂上決戦でスペインと対決することになった。

 朝刊スポーツ欄の片隅に写真入りで小さな記事が載っていた。それはアルゼンチンの南極に近い海上に浮かぶ小さなフォークランド諸島を巡る領有権に関する話題である。イギリスが19世紀にスペイン領アルゼンチンから強引に奪い取ったが、1982年3月アルゼンチン軍がこれを取り戻すために上陸して紛争となり、同年4月両国軍の戦闘が始まり、6月にイギリスが勝利宣言して紛争は一応収まった。この当時やや支持率が低迷していたサッチャー首相は、この戦争で人気を取り戻した反面、アルゼンチンのガルチェリ大統領は失脚した。

 偶然にも44年前のこの戦争の真っ最中に、文部省の教員海外研修団に同行して、マンチェスター市に滞在していた。テレビでは連日両国間の戦闘が伝えられ、息子を戦争で喪った母親が涙交じりに悲しみをぶつけていたことを今でもよく覚えている。

 しかし、今以ってフォークランド紛争のしこりは残ったままである。実は、アルゼンチンはイギリスにサッカーでは勝った。だが、試合後アルゼンチン選手が、「マルビナス(フォークランド諸島のひとつ)はアルゼンチンのものだ」と書かれた横断幕を掲げた。現時点ではFIFAはアルゼンチンに対して特別の処分を課してはいないが、アルゼンチンは過去のW杯でも同じような行動をして、その際罰金が課せられた。恐らく大会終了後にアルゼンチンに対して何らかの処分が行われるであろう。

 この問題は根が深い。1833年以降島民にイギリス系の人たちが多いギリスが島の領有権を主張していた。2013年に実施された住民投票は、イギリスの海外領土として留まることを、99.8%もの圧倒的多数の住民が望んだ。こういうイギリス領土に至ったこの事情では、中々アルゼンチンの近くの島であってもその領土権を収めるのは至難である。その辺の事情をあまり配慮せず、かつてのフォークランド紛争を知らない世代の選手たちが、領有権をアピールしても思い通りには解決しないと思う。

 戦後旧ソ連が残酷にも日本人をすべて国外追放して自国領土化した樺太をサハリンとしてソ連領としたのとは、大分事情が異なる。しかし、戦争自体と戦争による略奪行為や残虐行為などは、後世に至るまで心に傷を負わせるような未解決の問題として後世の人々にとって癒しがたい問題を残すことになる。改めてW杯から難しい問題を教えられたように思う。

 さて、このところ天候の変化が甚だしく、今年の夏の天候は些か異常ではないかと思っている。今日は予報通り午前中から激しい降雨があり、そこへ雷鳴も轟いた。気象庁の発表によれば、今年は地球温暖化の影響により、平年を上回る極端な猛暑と記録的な大雨の頻発が顕著になるという。これは国内ばかりでなく、欧米でもフランスやドイツ、スペインなどでは40℃前後の高温に国民も我慢できそうになく異常な現象が起きている。住みにくい世の中になったものである。

2026年7月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7003.2026年7月16日(木) 財産はひとりで稼げるものではない。

 先月22日の朝日「天声人語」欄に興味深い話が載っていた。かのアメリカ人実業家イーロン・マスク氏の世界一の資産に関する信じられないような実話である。世界一の資産とは、日本円にして何と「176」の後に「0」が12も付く、ざっと176兆円にもなるという。176兆円といえば、世界最大の国家予算を計上しているアメリカの年間予算に匹敵する金額であり、日本の年間国家予算である約122億円を大幅に上回る。マスク氏は「億万長者」どころか、「兆万長者」であり、「毎日約100万ドル(1.6億円)使っても、使い切るのに3千年以上かかる」と言われ、これでは縄文時代から毎日1.6億円使わなければ使い切れない計算になるという。驚くような大金である。アメリカでは、上位1%の富裕層がアメリカ全体の3割以上の富を握っており、富裕層と他の国民の資産の極端な差は構造的な不平等を感じさせるというのが筆者の見解である。

 それにしても新興のIT産業で成功し、あっという間に大富豪にのし上るような夢物語は地道にコツコツと仕事に勤しんでいる労働者には、想像もつかないことである。生真面目に働いて勝ち得た給与には有難みを感じるが、あまり肉体を使うことなく帳簿上に多額の資金が増えていくのを見て労働の尊さなんて分かるものだろうか。マスク氏は、一時トランプ大統領にも気に入られ、政府内に居座ったこともある。まったく努力をしなかったわけではなく、また濡れ手に泡で手にしたお金ではなく、並外れた才覚や努力は認められるべきだという声がある一方、オランダの経済学者イングリッド・ロベインス氏が「財産上限主義」とも言える、富にリミットを設ける大胆な考えを提唱している。

 それは富を手にするにしても、他の存在なくして経済活動はあり得ないというものである。経済活動は、公共在、科学技術、インフラ、社会制度などがなければあり得ない。サッカーでゴールしても必ずしも1人の手柄ではないのと同じだという。ロベインス氏は上限の目安を16億円にするという。それを超過した富は、医療や貧困対策などに再配分すればよいとの考えである。まぁマスク氏から猛反発があることは間違いないだろう。

 ロベインス氏の考えは実現は難しいだろうが、中々ユニークで納得させられる点もある。

 さて、サッカーW杯も終盤になり、今朝未明に行われた準決勝の第2戦で前回優勝のアルゼンチンがイングランドに2-1で逆転勝ちし、20日の決勝戦でフランスを破ったスペインと対戦することになった。準決勝4チームの世界ランクは1~4位までであることを考えると、FIFAのランク決定はかなり最近の実力を正確に捉えている。

 ついては、来年FIFA会長選が行われるが、インファンティーノ会長が3選目を期して立候補の意思を表しているが、トランプ大統領にFIFA平和賞を贈呈したり、先日のW杯アメリカ戦でアメリカ人選手の退場、次戦欠場処分についてトランプ大統領の要求を受け入れ、同選手の次戦出場を認めたり、主催者らしからぬ不法な対応に対して各国から強い批判が出ている。実際ドイツ・サッカー連盟が再選を支持しないと書簡への署名を拒否した。さて、どういう結果になるだろうか。

2026年7月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7002.2026年7月15日(水) アメリカの横暴な振る舞い、世界を席巻

 またも世界のお騒がせ男・トランプ大統領が世界中から顰蹙を買うような言葉を発した。このところイランと、停戦やホルムズ海峡解放で一応合意していたが、実効性が懸念されていた昨日アメリカはホルムズ海峡通航の船舶に対して積荷の20%もの通航料を徴収すると一方的に宣告し、トランプ大統領は「アメリカはホルムズ海峡の守護者」になると正義の味方でもあるかのような柄にもない宣言をした。ホルムズ海峡は国際的通航路であることは世界が認めていることであり、通航料金を突然一方的に徴収する権限はどこの国にもない。それをアメリカはあたかもホルムズ海峡が自国の領海であるかのように振る舞ったが、案の定世界の世論は直ちに厳しく反発した。ところが、1日も経たない今日になって、通航料はどこの国からも徴収しないと、また舌の根も乾かぬ間に主張を翻した。

 大体アメリカは本国を離れて、遠隔地である中東のアラブ諸国に自国の基地を設営し軍隊を駐屯させて、周辺諸国を悩ませるような行動を何故に行うのか。アラブ諸国の米軍基地もイランから空爆を受け、飛び火で迷惑を被っているのは、米軍基地を提供しているアラブ諸国である。いずれ日本の米軍基地もどこの国から分からないが、そのばっちりを受け日本も空爆を受けることも考えられ、そうならないよう心より願うばかりである。

 もうひとつアメリカが反国際的な発言をしたのは、戦争犯罪など人道上の重大犯罪を裁いてきた国際刑事裁判所(ICC)の解体を求めるとルビオ国務長官が述べたことである。もともとアメリカは世界125カ国が加盟しているICCには、当初より加盟していない。ロシア、中国、イスラエル、インド、北朝鮮なども加盟していない。ICCが個人を捜査・訴追する強大な権限を持っているが、そのICC自体をチェックする仕組みがないとの自己流の解釈と哲学のせいである。これには日本政府も頭を抱え込むことになるだろう。現在日本はICCに赤根智子所長を輩出している。更に日本は2007年にICCに加盟以来最大の分担金拠出国であり、発足以降判事を送ってきた。アメリカが今後加盟国にICC脱退を働きかけるそうだが、アメリカの最良の同盟国である日本に対しても、強く協調、つまり脱退を求めるだろう。日本は難しい立場に追い込まれることになる。重要な国際司法の場を失ってはならず、アメリカの要望は断るよう、アメリカ一辺倒の高市自民党政権としても、むしろアメリカを説得してICCを断固守り抜く決意を示してもらいたいものである。

 また、アメリカは、国連の最大の資金拠出国であり、国連通常予算の約22%を負担している。それにも拘わらず、トランプ大統領は国連を批判し資金拠出を凍結し、国連分担金の一部に未納があり、国連の円滑な運営に水を差している。アメリカはすでに地球温暖化対策のパリ協定から離脱し、今年の地球上の灼熱化現象は、トランプ政権によるものだとの批判もあるくらいである。

 トランプ大統領の方針に対しては、ヨーロッパ諸国も一様に批判的であり、日本はアメリカに舐められながらもアメリカから最高の同盟国とヨイショされているが、もう一度対米外交を見直し、対等な同盟国間になるよう考え直してみてはどうか。知らない間にアメリカの要望に従う素直な国に成り下がっていないか、考えるだけで不愉快な気持ちになる。

2026年7月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7001.2026年7月14日(火) 浪人生が減った? 元2浪生のつぶやき

 今日はフランスでは一般的に知られている建国記念日「パリ祭」である。いつもなら日本でもそれなりにやや華やいだムードで報道されるが、午前中だけの感じではどこのテレビ局でも特別に報道していない。10日前の7月4日アメリカ独立記念日にトランプ・プロデューサーが仕掛けたバカ騒ぎに比べて、今のところ随分静かである。日本では、今日は1871年に廃藩置県が布告された日、「廃藩置県の日」として知られていたが、今ではあまり知っている人はいないようだ。当時は3府302県もあった。

 ところで現在の1都1道2府43県から成る47都道府県が確立したのは、沖縄県が本土復帰した1972年である。実は国会で今大きな議題となっているのが、大阪府を本拠とする日本維新の会が提案した大阪副都心構想である。これには、大阪府知事吉村洋文・共同代表ら維新のあせりがある。これまでに2度も大阪市民を対象に住民投票を行いながらも2度とも否認された。それ故3度目の提案をしても住民から賛同を得られる確信がなく、維新として自民党と連合することによって議員立法として「副首都構想」を「大阪都構想」にしようとする目論見がある。国民民主党からも「副首都を大阪都構想実現のためのツールに使っている印象が拭えない」と批判的な声が聞かれる。先日副都心構想ならわが県もと福岡県も手を挙げたようだが、今福岡県は県議会で県議員間の贈収賄問題や、多額の海外旅行費用支出などで大揉めである。とても副都心問題に関わっている余裕はない。大阪都構想がどういう形で法案として提案され、どう決着がつくようになるか、興味はあるが、自民党としては公明党と手を切ったばかりで国家運営に多難が予想され、仕方なく手を握った維新の要望を受け入れざるを得なかったわけであり、必ずしも党内ではこの副都心構想に同調者が多くいるわけではない。もっと理詰めでしっかりとして構想を練って欲しいものである。

 さて、話は一転するが、今日の朝刊の記事に、「少子化なのに・・・増えた浪人」なる記事が目を惹いた。18歳人口が横ばいなのに、浪人生が増えたという内容である。最近の大学受験試験制度が70年前の我々の時代のそれとは大分変っているので、理解することは難しいが、それでもなぜ浪人生が増えるのだろうと単純な疑問を抱く。その原因として、①大学入学共通テストの難易度が高くなったこと、②受け皿となるはずの私立大学への一般選抜の合格が難しくなったこと、があるとされている。

 私も志望大学に不合格で2年間も浪人した。今思い出すと私の場合制度的にもやや難しい問題があった。1年間は片道1時間半もかけて予備校に通い、2年目は自宅で自学自習したものである。2年目も不合格だったが、父から3年も遅れると就職で苦労するので、浪人は2年限りで終えるよう厳しく言い含められた。更に、悩んだのは私が浪人した1958年度から数学の受験科目と範囲が変更になったことだった。これまで数学を「解析Ⅰ」「解析Ⅱ」「幾何」の3科目の内から2科目選択だったが、これが新制度では「数Ⅰ」「数Ⅱ」「数Ⅲ」に変更となり、2年間の浪人中はどちらの制度を選択しても良かったが、浪人3年目からは新制度で受験しなければならなくなり、現役生に比べて大分不利になることも3浪を諦めた理由である。

 思い出しても浪人時代はあまり楽しい想い出がない。受験戦争では家族に心配と負担をかけて、私にとっては人生に1度だけの2年間の経験だったが、今もすっきりしないメモリーである。

2026年7月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com