6977.2026年6月20日(土) W杯アメリカ・チームの予想外の強さ

 明日サッカーW杯第2戦チュニジア戦を控えている日本チームは、ナッシュビルに合宿中だが、試合会場のメキシコのモンテレイへ移動した。明日は、先日スウェーデンのカール16世グスタフ国王ご夫妻ご結婚50周年記念祝典にご出席の後、アメリカを経てメキシコを訪れられた日本サッカー協会名誉総裁である高円宮妃久子さまも現地で観戦される予定だそうである。

 日本チームの評判も良く、予想ではチュニジアに2-0で勝つだろうと言う声が多い。その一方で、同じアジアの韓国チームが昨日第2戦でメキシコと対戦し、惜しくも1-0で敗れたが、メキシコ選手と倒れ込んで起き上がらなかった韓国選手の態度に、現地をはじめ海外で波紋が広がっている。メキシコ選手が立ち上がらせてあげようと手を差し伸べたがこれを拒否した行為である。Xにもスポーツマンシップに欠けると非難の声が上がっている。

 W杯開催国のアメリカは、これまであまり注目されなかったが、日本よりランクはひとつ上の17位で、第2戦にオーストラリアを2-0で破り、2連勝して早くも決勝トーナメント進出を決めた。アメリカが2連勝して決勝トーナメントへ進出したのは、W杯第1回大会以来96年ぶりだというから驚きである。アメリカではプロ・スポーツが人気を高め、それが実力向上の大きな力となっている。野球、アメリカン・フットボール、バスケット・ボール、アイス・ホッケーが人気の4種目と言われているが、近年男女ともにサッカーが実力を付け、特に女子チームはオリンピックで最多の5つの金メダルを獲得し、W杯でも歴代最多の4回の優勝を誇る、世界最強チームのひとつである。これから益々アメリカ代表チームは世界的にも強力な存在となり、アメリカのサッカー界も他国の標的と見られるようになるだろう。

 日本チームの実力も大会ごとに向上し、今ではベスト8入りを当面の目標に、隙あらば優勝をも狙うという意欲まで生まれている。明日本当に2-0でチュニジアを葬ることが出来るだろうか。

 さて、昨日のブログにG7サミットについて辛口の意見を書いたが、その中でトランプ大統領と他国の首脳との間の亀裂が気がかりだと記した。昨日そのトランプ大統領がイタリアのテレビ局との電話インタビューで、イタリアのメローニ首相がトランプ氏との写真撮影を懇願したと述べたことに対して、メローニ首相自身が批判しつつ強く否定した。会話中の2人の写真が公開されたが、メローニ首相は完全に作り話だと強く反論し、イタリア外相はイタリア全体への侮辱であるとして、21日に予定していた訪米を中止するとまで語った。両首脳の間には、アメリカのイラン攻撃や、ローマ教皇に対する批判などを巡り、当初は蜜月とも言える仲だったが、今や心情的にも亀裂が深まっている。

 どこでも、誰とでも良好な関係を築けないのが、トランプのトランプたる由縁であろう。

 今日は亡父の118回目の誕生日である。生憎朝から小雨模様で肌寒く、午後になって梅雨前線の北上に伴い雨は本降りになり、連日こなしていたウォーキングは傘をさして出かけるのも大変だと思い、今日は日課であるウォーキングを諦めた。いつも6千歩を超えているが、今日はほんの2千歩を超えた程度である。

2026年6月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6976.2026年6月19日(金) G7サミット成果ゼロ、無意味な開催

 成果が見えない今年のG7サミットが閉幕した。先進7カ国の首脳が毎年集まって世界平和のため、また世界の紛争やトラブル解決のため、更に地球温暖化対策を話し合うことがその主旨であるが、アメリカのトランプ大統領の露骨なアメリカ第一主義のために7か国の首脳間に亀裂が生じている。包括的な首脳宣言は、昨年に続き今年も発表されなかった。いずれもトランプ大統領の身勝手な言動のせいである。

 一番の問題は、以前は中心テーマだった気候変動対策がまったく話し合われなかったことである。現在地球上の平均気温は、産業革命前と比べて約1.1℃~1.2℃も上昇しており、熱波やゲリラ豪雨もこの地球温暖化が原因とされている。このため世界的な温室効果ガスの排出削減が急務とされている。仮に有効な温暖化対策をやらなかった場合、今世紀末の世界の平均気温は2.6℃~4.8℃上昇し、平均海面水位は、最大82m上昇する可能性があると予測されている。この危ない事態に手を打たないと現在東京の真夏日が年間約46日であるが、これが57日に増える。これは農作物の収穫にも大きな影響を与え、海面水位上昇などにより極海の氷は解け、水位の上昇により島嶼に住む住民の生活をも脅かすことになる。

 2015年に国連機構変動枠条約締約国会議(COP21)で採択された、地球温暖化対策のための国際的な枠組みであるパリ協定は、すべての国が参加し目標に取り組むことが義務付けられている。それにも拘らず、二酸化炭素を排出して温暖化を加速させている産業に規制、制約を加えることに反対したトランプ大統領は、一昨年一方的にパリ協定から離脱した。今年のG7ではこの我が儘トランプに対して、どの国の首脳も批判することなく、むしろヨイショしてトランプのご機嫌取りを行い、地球温暖化対策に関するテーマは会議の場から外されたようだ。

 一国の大統領のご機嫌伺いばかりして本来の問題、課題に取り組まない会議では、開催しても意味がない。トランプが現職から去るのを待って、改めて1からスタートすることになる。何ともまぁ情けない国際政治の場になったものだ。

 情けないG7サミットと大きな違いはないが、日本の政治にもおかしな点がいっぱいある。昨日憲法改正の手続きを定めた国民投票法の改正案が賛成多数で可決された。憲法改正が話題になることはあるが、仮に改正とするなら国民投票で2/3以上の国民の賛成を得なければいけない。その法案の改正をやったのだが、憲法改正についてまだ国会では何の動きもないのに、法律的な手続き作業だけは決めたということになる。理解出来ないのは、憲法改正に反対していた立憲民主党他が法案改正で賛成に回ったことである。今や良識派は、共産党だけになってしまったようだ。日本にもトランプ氏が出現する可能性があるかも知れない。

2026年6月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6975.2026年6月18日(木) 少子高齢化は他人事ではない。

 日本の人口が年々減少し、将来的に極めて憂慮すべき問題だと言われるようになってから大分時が経つ。日本人の人口は2008年をピークに、翌年から減少へ向かい始めてその傾向が止む可能性は低い。日本の人口問題の核心は、世界でも最も激しい「少子高齢化」と「総人口の減少」である。男性の平均寿命が81.7歳、女性が87.2歳で先進7か国の中でも最も長寿の平均寿命である。このこと自体は推奨されるべき現象であるが、問題なのは我が国の出生率が、韓国、シンガポール、ドイツなどと同様に極めて低いことである。終戦直後ベビーブームだった1950年には、出生率が3.7という大分高い数字だった。それが、2025年には1.14にまで低下した。1家族に子どもが1人という計算である。日本より深刻なのは、韓国の0.75、シンガポールの0.97(いずれも24年統計)である。

 最近人口問題が起きて当座の対応を決めた珍しい事象があった。それは観光立国スイスの風変りの試みだった。スイスは、昨年末時点で人口約912万人(神奈川県の人口919万人とほぼ同じ)を擁している。つい最近人口の上限を1千万人に制限とすることを問う国民投票を実施した。結果は否決されたが、賛成票が45.21%と半数近くを占めた。この問題の根源は、移民問題である。スイスへ移民の急増がスイス国内の住宅不足、交通渋滞、学校や病院など公共施設不足や治安など日常の問題と切り離せない厄介な問題が生じたことである。しかし、移民を規制すれば、人手不足や経済の低迷などの問題が派生し、現状では賛成、反対の間を調整することで乗り切っていくより方法はない。似たような問題はいずれ日本でも議論されることだろう。

 他に国内で人口の多少による珍しい政治的な問題が起きている。国、地方を問わず議員と選挙民との数の割合のバランスである。今衆議院議員数を減員することを主張している日本維新の会に自民党が同調して、近々議員数を削減するが、維新の会の本部がある大阪府では、府議会の議員定数をかつての112人から現在73人にまで減らした。私欲の絡んだ議員数の削減をよくぞやったものだと評価したいと思う。意外なことにこれにより大阪府議会議員ひとり当たりの人口は、全国の都道府県で大阪が1位になった。2位は東京都、以下3位に埼玉県、4位愛知県、5位千葉県である。大都市ほど多くの住民の声を反映するとも言える。

 果たして、懸案の衆議院議員定数削減は、計画通り実施することが出来るだろうか。

2026年6月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6974.2026年6月17日(水) プーチン大統領、戦闘劣勢に怯え

 今開催中のサッカーW杯が盛りあがってNHKテレビの生中継の他に、ダイジェスト版が民放テレビでもかなり放映されている。随分話題も多い。次の日本の相手チーム・チュニジアは1回戦で惨敗を喫して試合後に監督が解雇され、新たな監督が任命される慌ただしさや、戦闘終結となったイランが多くのヤジに負けず引き分けて勝ち点1を得た。

 今回のW杯は参加国を増やして48カ国が参加している。それらの国々の内27カ国を訪れたことがある。それらの国々を訪れた時、サッカーについて考えたことはないが、やはりサッカーは世界で最も大衆的なスポーツなのだと思う。しかし、不明を恥じるようだが、今大会にカリブ海の島国キュラソーが出場出来るとは、思いも寄らなかった。また、アフリカ北西の島国・カーボベルデという国はまったく知らなかった。前者のキュラソーは人口僅か約15万人、奄美大島とほぼ同じ面積でサッカーと野球が盛んな島国であるが、オランダの自治領でそのオランダが昨日日本と対戦したのに、どうして出場権があるのか疑問に思っている。島国カーボベルデは人口約60万人で滋賀県とほぼおなじ面積で、1975年にポルトガルから独立した国である。まだまだW杯から学ぶ事象がたくさんあるように思う。

 さて、ウクライナ侵攻が戦禍をもたらしながらも膠着状態となってしまったせいか、当初は勢いの良かったロシア軍を鼓舞したかのようなプーチン大統領も、侵攻作戦正当論を振りかざしていたが、開戦後4年余を経てこのところ戦争をはじめ、自身への支持、人気に陰りが見えてきた。

 「選択」6月号に副題「ウクライナ戦『劣勢』の濃い影」が付いたタイトル「プーチンが怯える『軍の陰謀』」として昨今のプーチンを取り巻く劣勢の内外事情について書かれている。そこへ今朝の朝日新聞の特集[GLOBE]に全3面を割いて「スパイ大国ロシア」を取り上げている。

 いずれもタイミング良く近年のプーチン大統領の思考と行動を厳しく批判したもので、スパイ出身のプーチンの陰のある言動をいろいろな現象を通して指摘している。プーチンがソ連時代に国家のスパイ組織KGBの一員として東ドイツに勤務していたころ、私は東ドイツのザクセン州カール・マルクス・シュタット(現ケムニッツ)を訪れたことがあり、教育施設見学をした折に、常に東独の秘密組織シュタージの監視員が、我々の行動を厳しい目で監視して、我々も嫌な気分で見学していたことを想い出す。

 そのスパイ出身のプーチンは常に周囲を警戒しているようだが、陰謀やクーデターのリスクが高まり、大統領の警護が強化されたという。最近では、プーチンも疑心暗鬼に陥っているようで、欧州情報機関が叛乱を起こし得る人物として、ロシア政府はショイグ前国防相を名指して監視している。5月には航空宇宙軍司令官が解任された。かつて国内のプーチン支持率は80%台まであったが、今では65%にまで下がり、ウクライナ戦争では開戦以来27~50万人が戦死したと伝えられ、兵士をロシア人以外の外人部隊、特に北朝鮮兵を頼りにしている。とにかくロシア国民の厭戦気分が広がっていることは、最近の国家祝日などに行われていたパレードなどにも軍兵器などの展示は極力控えている。ロシア、並びにプーチン大統領も漸く自国の苦境と懐具合を認識するようになったようである。

2026年6月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6973.2026年6月16日(火) G7サミット、フランスで始まる。

 100%信頼し安心していたわけではないが、昨日一応アメリカとイランの間で戦闘終結の合意書に同意したとのニュースが流れた。調印は19日にスイスで行われる。これにトランプ大統領をはじめとして両国とも誰が出席するのかは未定である。 

 ついては、この合意に対してイスラエル国家治安相は、「合意は我々を拘束するものではない」と述べ、イスラエル政府としても合意に猛烈に反発し、レバノン攻撃を継続するとコメントした。トランプ大統領の脅しもイスラエルには効かなくなったようだ。

 そのトランプ大統領は、G7サミットに出席のため自身の誕生祝い行事を切り上げて、取り急ぎフランスへ向かった。そして早速G7サミットに参加した。他の6人の首脳やEU事務局長にとっても、トランプ氏は扱いにくく、大分気を遣う人物である。例えば、昨年カナダのサミットでは、気候温暖化対策に否定的なトランプ氏がこの問題を取り上げるなら出席しないと我が儘を言い、初日の中東情勢への対応、協議に出席しただけで帰国してしまった。今世紀後半に世界全体の温室効果ガス排出量を実質的にゼロにする「脱炭素化」を目指していたパリ協定は信用できないとして、アメリカは勝手に協定から離脱してしまった。

 しかし、世界の指導者が集まる会議にしては、あまりにも子どもっぽく、こんな首脳が出席する会議では問題は何も解決できないのではないかと悲観的な気がする。それにしてもどうして各首脳がこれほどトランプ如き人物に気を遣わなければならないのだろう。これではG7サミットでは、これからも地球温暖化対策やその他の重要な話し合いが行われる可能性は低い。

 このような例から議長国のフランスのマクロン大統領は会期中のトランプ氏のフル参加を期待し、各国首脳らが集まる場であるにも関わらず、トランプ大統領だけを特別にヴェルサイユ宮殿内に招き豪華な夕食会を考えているようだ。そうなると他の首脳らにとっても決して愉快な筈もない。現状のままでは、トランプ大統領ひとりに配慮するようなことになり、各首脳が対等の立場で話し合うG7サミット開催の精神と意義が失われるのではないかと些か呆れながらも懸念している。

 世界中で最も重要な地球温暖化対策が話し合われない首脳会談は、予定通り何?のため開催された。あまり実効果が期待出来ず、これが世界でもトップクラスの人間の話し合いかと、夢のないことになる。

2026年6月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6972.2026年6月15日(月) W杯緒戦引き分け、イラン戦争終結

 今朝起きたらテレビ画面には、速報が流れていた。サッカーW杯予選リーグ1回戦で日本が強敵オランダと2-2の引き分けに終わったというサッカー・ファンには嬉しく感動するニュースだった。オランダは世界ランク7位で過去準優勝が3度で、とてもランク18位の日本が敵う相手ではなかったが、近年急速に実力を向上させている日本は、相手に得点されながらも2度も追いついた積極性と闘争本能には頭が下がる。これで勝ち点1を獲得した。偶々オランダを訪問中の天皇・皇后両陛下は、オランダ国王ご夫妻とともに試合をテレビ観戦されていたそうだが、結果が引き分けになってお互いにとって良かったのではないだろうか。

 日本が組み合わせに入っている予選リーグF組では、4チームの内2位以内に入れば決勝トーナメント16強に進むことが出来る。今後ランク44位のチュニジアと38位のスウェーデン戦が残されているが、それに勝てば16強で次の目標である初のベスト8入りが視界に入って来る。

 さて、漸く中東でアメリカとイランの停戦合意がまとまったようである。日本時間の今日早朝トランプ大統領はイラン戦争終結の合意が成立したと明らかにした。これまでもイラン戦争は停戦状態にあったが、アメリカとイランの間で合意内容について交渉が重ねられながらも、中々まとまらなかった。特にアメリカがイランに核放棄を強く要求しているが、イランがこればかりは譲る気がなく、これまでにアメリカが攻撃するとの強気の発言が出る度に、一転して言い出しっぺのトランプ氏から間もなく合意出来ると思わせたことが一昨日までに39回もあった。如何に交渉が難しいにせよ、アメリカの交渉力にも失望する。両国の言い分には齟齬があり、どうも結論への思惑が互いに相容れないような印章を持った。

 それでも今度ばかりは両国がかなり合意へ意欲を示した。トランプ大統領の合意発言の後、イラン政府が完全に合意と言わないのは、トランプ氏だけに花を持たせたくないからである。14日という日がトランプ大統領の80歳の誕生日に当たり、イランはイラン時間の15日零時を過ぎてから合意の発表をするようだ。トランプ大統領は、「ホルムズ海峡の無償通航と、米軍による封鎖の即時解除を承認する」と主張して「世界の船はエンジンを始動し、石油を供給せよ!」と発言した。

 この間イスラエルが攻撃を手控えていたが、我慢ならなくなったのか、昨日レバノンを空爆した。これにはトランプ氏も、イランもイスラエルに烈火の如く強硬な抗議をしてイスラエルとしても止めざるを得なくなるだろう。イスラエルの言い分は、レバノン国内のヒズボラの組織に報復して壊滅させることである。この状態では、仮にアメリカとイランの戦争が終結しても、戦争は場所を代えてレバノンを舞台に同じように繰り返されるのではないだろうか、気がかりである。

 このような緊急な事態に入り込んだ中で、一層多忙になったトランプ大統領はともかくもG7サミットへ向かったようだ。

 また、戦争終結の速報に株式市場が直ぐに反応した。これまでも停戦、戦争継続の都度株価がアップダウンしていたが、今度は長期的な視点から戦争による影響を受けることがないと受け取られ、かなり株価は上がった。日経平均株価はこれまでの最高値69,317円を記録し、先週末より3,297円高い終値だった。ホルムズ海峡の自由航行により、原油価格のみならず、他の物価も今後下がることだろう。原油の先物価格も1バレルが80㌦以下にまで下がり、今後他の物価に影響して多くの人々をホッとさせることだろう。

2026年6月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6971.2026年6月14日(日) 日本の皇室外交、首脳外交が花盛り

 4月末「週刊文春」特集記事によって、高市首相が総裁選や衆議院選で他候補者への誹謗中傷を行ったことが暴かれ、それが拡散され、首相は火消しに大わらわの状態である。その渦中に昨日G7サミットへ初めて出席のためイギリスへ向かった。サミットは、フランスのエビアンで15日から3日間開催される。本来は14日、つまり今日から開催の予定だった。ところが、今日はトランプ大統領の80歳の誕生日に当たり、ホワイトハウスで独立250周年を祝う行事のひとつが行われる予定のため、フランスのマクロン大統領と他の首脳らの配慮により1日順延されることになった。

 ところで首相搭乗機は、よく見てみたらJAL便で政府専用機ではなかった。実は、政府専用機は昨日天皇・皇后両陛下が搭乗なさってオランダ・ベルギー公式訪問へ向かったのである。両陛下は18日にハーグを訪れ、マウリッツハウス美術館において、先日大阪で緊急展示されることが決まり話題となったフェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」を鑑賞される予定である。両陛下のオランダ訪問は13年ぶり、ベルギー訪問は27年ぶりで、かなり長く滞在され2週間後の26日にご帰国される。

 このように日本の象徴である天皇・皇后両陛下が外国へお出かけになり、同時に高市首相もG7で各国首脳と対面で交渉される。

 今では日本外交は多くの国々へかなり影響を及ぼし、その点を踏まえて日本政府も首脳外交を重要な話し合いの場として探求している。

 意外な話題としては、日本サッカー協会名誉総裁である高円宮妃久子さまが、すでに10日に日本を発たれ、スウェーデン国王ご夫妻結婚50周年記念行事に出席されてから、アメリカへ渡り今暁行われるワールド・カップの日本対オランダ戦を観戦の後、メキシコで対チュニジア戦を観戦されて22日にご帰国されるという。

 さて、今日は母校慶應義塾大が、第75回全日本大学野球選手権大会決勝戦で関西代表の関西大学と優勝を争い、慶應が勝てば5年ぶりの優勝の筈だった。ところが、こういう場面に弱い母校は2-1で関大に敗れ、関大が54年ぶりの優勝を飾った。

 かつて1960年の大会では、兄が東北地区代表の東北大学野球部の二塁手として出場し、神宮球場で、1回戦の対戦相手・関西大学に3-0で敗れた。関大の投手は翌年阪神へ入団した剛腕中井投手で完封され、兄も3打席すべて内野ゴロに打ち取られた。神宮のネット裏で応援していたが、悔しい気持ちを抱えたまま帰宅した想い出がある。

 今日は、兄の母校に代わってわが母校が関大にリベンジしてもらいたかった。

2026年6月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6970.2026年6月13日(土) サッカー・ワールドカップ始まる。

 あまりゲンの良い話ではないが、昨日女優の中村玉緒さんが亡くなったとのニュースが伝わった。一昨日は元世界ライト級王者だったプロボクサーのガッツ石松が亡くなったと知った。更にその前日には、元衆議院議長だった河野洋平氏が他界されたとの報道があった。3日間著名人の訃報が相次いで伝えられた。

 今日はいかなる有名人の訃報がもたらされるか気になっているが、実は記念碑的な1日でもある。2010年に小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」から帰還した歴史的な1日である。この幸運を引き継いだかのように、昨日朝種子島宇宙センターから打ち上げられた国の基幹ロケット「H3」6号機が、載せていた小型衛星6基を30分後に軌道へ投入し、打ち上げが成功した。日本科学の実力を朝野に知らしめることとなった。

 「はやぶさ」と言えば、去る4日が昔の加藤隼戦闘隊の「隼戦闘隊戦没者慰霊の日」でもあるが、現代版「はやぶさ」が科学の進歩を裏付けた画期的な日でもある。

 去り行く人を偲びご冥福をお祈りするのは、当然のことであるが、今も世界的な関心を呼び、停戦を願う人々の期待を裏切っているアメリカのトランプ大統領のように世界中から疎まれ嫌われている人物は、他に見られない。願わくば、速やかに、静かにこの世から去って欲しいと思う人物である。

 さて、4年に1度のサッカーW杯が始まった。日本代表チームはかつてないほど期待され、一部には優勝も狙えるとの期待もあるが、それはまだ無理だろう。だが、北中米で開催される本大会については、あまり好ましくない噂が聞かれる。今や世界で最も人気の高いスポーツの祭典とされ、世界中から多くの人が開催地へ押し寄せ、その経済効果と開催国のGNPを押し上げる影響は計り知れないと言われる。その反面、国際サッカー連盟(FIFA)が巨額の利益を上げる陰で、インフラ整備や運営コストの負担が大きく、開催都市が赤字になることが懸念されている。

 最大の問題は、入場券が破格の高騰ぶりで強い批判が出ていることである。庶民にはチケットは高根の花とされ、メキシコのグランドでは空席が目立ち、FIFAへ非難が集中している。

 開催前から問題視されていたのは、開催国のひとつアメリカと出場チーム・イランとの間で戦争が続けられており、アメリカがイランに対して他の国に提供している待遇をイランには与えようとしないことである。例えば、イラン・サッカー連盟に割り当てられていたチケットを突然取り消し、イラン人の観戦機会を奪った。また、イラン・チームがアメリカ国内の宿泊滞在を拒否されたため、イランはメキシコに滞在せざるを得なくなったことである。他にも、イランの連盟幹部やコーチにビザを発給せず、イランは不公平であるとしてFIFAに中立と公平の遵守を求めているが、アメリカべったりのインファンティーノFIFA会長がこれらの問題をどう裁くことが出来るだろうか。

 試合のひとつひとつは興味と関心を呼ぶであろうが、主催者の対応がスポーツの在り方として問題視され、閉会後に問題が持ち越されるだろう。これではせっかく期待されていたW杯への興味が薄れてしまいそうだ。

2026年6月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6969.2026年6月12日(金) 教育制度上の男女平等・男女共学

 戦後男女平等のひとつの形が、教育制度にも男女共学制の導入によって実現されたと言える。それでも大学や短大には女子学生専門のところはかなりある。ところが、年々女子大や女子短大には、入学志願者が減り始め大学も女子学生数が減って、近年伝統あるいくつかの短大が閉校せざるを得なくなった。4年制の女子大もしかりで、学生数が減り続ける中で生き残り策を見出そうと懸命である。

 そんな中で今年度から女子大が男子学生を受け入れるところも現れた。関西の武庫川女子大が男子学生を受け入れることにしたそうだが、総合的にその狙いはうまく行くだろうか。東京の短大はほとんど姿を消してしまった。特に有名な伝統校だった東京女学館短大や、山脇学園短大も今では、付属中高が名門校の伝統を受け継いで存在している状態である。名門大学の中でも青山学院、上智大、東洋英和女学院では、短期大学部を閉鎖してしまった。一般的に短期大学部は女子大としてはこれまで、家政学部のような女子特有の学部を運営しているケースが多かったが、中には新たに理工系学部を始めたところもある。「リケジョ」という新語があるように、理系女子学生も増えつつある中で、女子大の進むべきひとつの道であるのかも知れない。

 公立、私立を問わず高校でも従来は男女別学制が多かったが、現在一部の県を除いて、すべての公立校が男女共学校になった。茨城県教育委員会に足繫く通っていた半世紀前は、名門水戸一高は男子校で、二高が女子校だった他にも茨城県には男女別学校が多かった。それが今では男女共学となり、男女別学校のあるのは、群馬、栃木、埼玉、千葉の関東エリアと宮城、島根、福岡、鹿児島の地方自治体だけになってしまった。こういう表現は適当ではないが、田舎ほど男女間の差別が今も教育制度の上に残っていると言えないだろうか。

 今年4月に埼玉県教育委員会のトップに女性の石川薫教育長が就任したが、県立高校の共学化を課題に挙げている。思い切って女性ならではの、アイディアを進めてくれるのではないだろうか。

 実は、埼玉県では名門校の名に拘る伝統校の名門県立浦和高校が、卒業生たちの男女共学反対によって今以て男子校のままである。浦和のライバル校として時によりしばしば交流している私の母校・神奈川県立湘南高校は、以前から男女共学だった。しかし、我々が在学していた1950年代は、男子が圧倒的に多く、私の同学年生は400人中、女子は僅か27名しかいなかった。1学年時にはクラス50人の中に女子は3人しかいなかった。その3人のひとりが一昨年文化勲章を授賞した中西準子さんである。今年は全校で男子622人、女子は452人となり、今ではほぼ男女同数に近づいている状態である。

 これからの傾向は分からないが、男女共学は男女同権を基本とするシステムであるだけに、共学校が増えるよう県教育委員会はもっと積極的に行動すべきであると思う。

2026年6月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6968.2026年6月11日(木) 皇室典範改正に消極的な政府案

 去る8日のブログにバルセロナのサグラダ・ファミリア教会について取り上げたところ、昨日テレビのNHK「クロ現」とニュース・ウォッチ9で、また朝日夕刊には1面に大きく扱われ、私の書いたブログも随分タイミングが好いなと思った。実は10日は、サグラダ・ファミリアの天才建築家アントニオ・ガウディの没後100年目の命日だったのである。当日現地ではローマ教皇をはじめ、スペイン国王フェリペ6世臨席のもとにサンチェス首相ら政府要人も参列し、ガウディの偉業と平和への祈りがささげられて、大規模な「イエスの塔」落成式と厳粛にミサが行われたと分かり、テレビでは一部生中継された。埼玉県川越市のスペイン料理店では、店内のサグラダ・ファミリア風の飾りつけなどを紹介していた。今夜もNHKで夜10から特別番組が予定されている。正にサグラダ・ファミリアさまさまである。

 3つのファサードのうち、残る正面入り口の「栄光のファサード」建設が進められ、全体としての完成は2035年ごろと考えられている。

 さて、昨日衆参両院の正副議長が、皇室典範改正の意見を立法府の総意として取りまとめたようだ。ポイントは、①女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ、②旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える、の2つの案を認めた。配偶者と子に皇族の身分を付与するかという点については、言及を避けたらしい。戦後長い間皇室典範については、手を加えられなかった。今日性急に皇室内部の問題について、注目されるようになった理由は、現在の皇室、皇族には男性が数少なく、ほとんどが女性であり、男子が継承することを基本とするとの皇室典範からは、益々この傾向に拍車がかかる。それが故に、このところしきりに女性天皇問題が浮上している。今も「愛子天皇」とイメージ上の「天皇陛下」を表している表現をしばしば見る。現状の憲法2条、及び皇室典範上では、秋篠宮家の悠仁様が順位的には、父上でもある秋篠宮様が天皇即位1番に次いで、2番目の序列にいる。本音としては皇室問題で波風を立てたくない政治家としては、このままそっとしておきたいのだろう。

 しかし、愛子様がイメージ的にも天皇として大きな問題はないということや、国民から女性天皇の賛否を問うと、7割ほどが女性天皇賛成である。保守的な高市首相としては、前記皇室典範意見書に、女性天皇に触れることは避けたかったのではないか。この案では、大きな変化はない。少しは男子皇族が増えるということはあるにせよ、女性天皇の誕生を望んでいるようには見られない。

 今から20年ほど前、まだ悠仁様がお生まれになる前までは、現状後継者は秋篠宮様ひとりとなり、天皇制もぐらつき出し、女性天皇誕生の唯一のチャンスだったと思う。だが、悠仁様のご誕生により、皇室典範第1条の「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」の通り、男系天皇制は守られたようだ。これで女性天皇制議論は、たちまち消えてしまった。恒久的な問題ではなく、その場しのぎのものとなるか、また数十年後に同じ問題に悩むことになるだろう。

2026年6月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com