サッカーW杯決勝トーナメント1回戦で、アメリカの選手がラフプレイにより退場処分を受け、2回戦では出場停止処分を課せられたことに対して、トランプ大統領が横やりを入れ、国際サッカー連盟(FIFA)が出場停止処分を猶予させた。この行為に対してサッカー・ファンのみならず、世界中がトランプ氏とFIFAを強く非難している。幸か不幸か、2回戦では猶予処分を受けた選手は出場したが、アメリカはベルギーに4-1で完敗した。法律無視・ルール無視を意にも介しない大統領は、まだ継続しているイランのハメネイ師国葬最中の昨日、先月下旬以来初めてアメリカはホルムズ海峡のイランの防空システムに対する攻撃を行った。
トランプ大統領が我が意のままに空爆などを無差別に実行する好戦主義、極右思想は、益々強まるばかりである。トランプ大統領ばかりでなく、今国際社会は軍事力を増強し、戦闘態勢を整備して臨戦態勢となり、右翼的言動が世論をリードしている状況になってきた。このまま極右派が力をつければ、これから世界は動物の世界と変わらなくなるであろう。
近年ドイツでも右派が勢力を拡大しつつある。そこへフランスもドイツ同様に右翼が力を拡張させている。マクロン大統領がやや支持率が伸び悩んでいる中で、かつて右派政党・国民戦線(現国民連合)党首だったマリーヌ・ルペン氏が、公金不正流用の罪で有罪判決を受けたが、世論調査機関(IFOP)が先月予測した次期大統領選では、ルペン氏が32%を得てトップになると予想している。フランスの次の大統領選は、2027年4~5月の予定であり、その時点ではルペン氏の被選挙権停止などの処分は解除されており、恐らく国民連合をバックにルペン氏は、大統領選に打って出ることだろう。
今や世界は、第2次世界大戦前と同じような空気を醸成しつつある。90歳近くなってもう防空壕へ避難なんかしたくはない。
さて、国会へあまり出て来ないと野党からの苦情に対して、昨日高市首相は委員会へ出席して野党の質問に応じていたが、答弁が長過ぎると片山さつき財務相から注意される有様だが、メディアでも大越健介「報道ステーション」キャスターや、田崎史郎氏からも随分注文が付いている。
その高市首相に関して、微笑ましくもユーモラスな話題が紹介された。高市首相なりの愛嬌であろう。先日インドを訪れ、モディ首相と会談した際に、モディ首を兄と呼んだことに対して、モディ首相から「美しい妹」と言われたと語ったが、そこには二重通訳の間に「美しい」という言葉が付け加えられたらしい。モディ首相は「美しい妹」とは言っていなかったようだ。高市首相自身が自ら「美しい妹」と言ったと話題になっている。ヒンズー語を経て、英語から日本語へ二重の同時通訳を行った間に「美しい」という言葉が生まれたようだ。高市首相としては嬉しかったので、確認することもなく通訳の言うままに「美しい妹」と信じて発表したようである。
それにしてもなぜモディ首相はヒンズー語で話したのだろうか。インドならインテリ層は皆英語を理解するので、最初から英語で話せば、こんな誤解は生まれなかったのではないかと思う。
昨日までの梅雨空と打って変わって今日は久しぶりに青空である。昨日まで九州地方では雨が降っていたが、今日は一転して梅雨明けとなった。ところが、台風9号が南方洋上にあり、10日~11日ごろに先島諸島を直撃するとの情報もあり、油断ならない。今日は気温もぐんぐん上昇し、福岡県糸島市では今年の最高気温36.3℃を記録した。国内で36℃を超えたのは、先月1日に群馬県桐生市の36℃以来である。都内では30.4℃だったが、明日以降は30℃を超えるそうである。テレビでも熱中症に警戒を呼び掛けている。これからの猛暑を考えるとぞっとする。