7013.2026年7月26日(日) 大相撲安青錦優勝とイランの地球温暖化

 今日は大相撲名古屋場所千秋楽である。珍しくも3人の関取による巴戦の優勝決定となった。大関霧島、関脇熱海富士、そして優勝した関脇安青錦である。安青錦にとっては3度目の優勝であるが、すべて優勝決定戦で勝ち取った優勝である。春場所にケガで負け越し、夏場所を全休して大関から陥落したが、今場所は関脇の地位で10勝以上を挙げたので、来場所には大関へカンバックする。中々気持ちの良いウクライナ出身のお相撲さんでファンも多く、今日の決定戦では優勝が決まると場内は大盛り上がりで湧いていたくらいである。大関へ復帰したら、横綱を目指して一層の活躍を期待している。

 さて、連日のように厳しい熱波が襲来して、東海地方を中心に酷暑日を記録している都市が多い。世界中でこの温暖化気候を何とか和らげたいとの希望が強いが、国同士の対立や、政治家の独善的な思惑などにより、前向きにこの問題を解決しようとの空気があまりない。そんな人間の浅はかな考えをあざ笑うかの如く、地球上の気温は毎年少しずつ上昇している。早く効果的な手を打たないと取返しが付かなくなる。

 実は、3日前の本ブログにヨーロッパ中を襲っている熱波により、各国に多くの死者が出ていると指摘した。二酸化炭素排出が地球温暖化現象の主たる原因とは考えようとしないトランプ大統領のアメリカでも、実際には「ヒートドーム」と呼ばれる現象で死者は今後増え続けると考えられている。

 かなり古い記事になるが、昨年11月21日付朝日夕刊に特集として、対米戦争前のイランの気候変動の様子が紹介されていた。アメリカのイランに対する不信感は、イランの核開発問題である。このためアメリカは長らくイランに対して資金援助や投資等を止めていた。それが更にエスカレートして今年3月のイラン空爆に至ったのだ。昨年ブラジルで開催された国連機構変動会議(COP30)でブラジル副大統領が「イスラエルの空爆などにより、首都テヘランだけで5万㌧以上の炭素放出により広範な環境破壊を被った」とイスラエルとアメリカを非難した。

 私が特にこの記事に改めて注目したのは、3月以降アメリカ軍によるイラン中部の世界遺産イスファハンへの攻撃により、かなり都市が破壊されたというニュースについて、どの程度の規模で破壊されたのか記事にまったく書かれておらず、1度同地を訪れ名品ペルシャ・ジュータンを購入したことがあるイスファハンをはじめ、ペルシア王朝時代の数々の遺跡が破壊されてはいないかと気になって仕方がなかったからである。その後いろいろ調べてもイスファハン史跡の戦禍は分からなかった。ただ、夕刊記事では昨今河川や湖が干上がっていると知り、空爆による破壊とは別に、大好きなイスファハンもイマーム広場近くのサーヤンデ川が水位の低下と過剰な地下水のくみ上げにより地盤沈下を引き起こしていると知り、聊か失望している。イランでは過去30年間に1.8℃も気温が上昇しているという。ベゼシュキアン大統領は、このまま雨が降らなければテヘランから市民は退避しなければならない」と語って物議を醸したほどである。そのイランは温暖化対策の国際ルールである「パリ協定」に最初に署名した国でもある。だが、未だに批准をしていない。その一方でアメリカは、トランプ大統領が「パリ協定」の主旨に納得出来ず、身勝手に離脱してしまった。

 いつも世界中をお騒がせしているトランプ大統領も、もう少し真面目に地球温暖化対策について考え、知恵を出し、資金を供出して地球のクリーン化に真剣に向き合ってもらいたいものである。

2026年7月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7012.2026年7月25日(土) 「副都心構想」法案参院で可決成立

 大した議論も戦わせない内に、国会も末期に近づいて漸く各党の利己的な主張を強くアピールした駆け引きが目に付くようになった。昨晩遅く21時40分に漸く参院本会議場でひとつの法案が採決へ持ち込まれた。その「副首都構想」案が、賛成123票、反対121票の僅か2票差で可決成立した。この内賛成投票をした議員の内ほんの2人でも反対票を投じたら、法案は否決され、副首都構想は遠のくところだった。

 自民党が日本維新の会と政策協定を結び、与党になった維新としては、過去に2度までも住民投票によって否決された「大阪副都心」構想を、住民投票でなく議員立法によって成立させようとの思惑があった。これには野党各党はもちろん、自民党内にも「大阪ありき」と反対の声があり、今後法制化へ向けた与党、特に維新の言動が注目される。

 この間の政府の動きの中で、高市首相の行動はあまり積極的ではなかった。野党が揃って反対票を投じた本案の実現については、今後前途が厳しいことが予想される。

 実は、これこそ大阪府の願ってもない朗報だったが、この法案が注目されるようになったころから、他の自治体も関心を抱き始め、福岡県、愛知県なども強い関心を持っている。特に福岡県は服部誠太郎知事が「福岡県、福岡市、北九州市が3本の矢となって副首都の指定に向けた取り組みを加速する」とコメントを発しているほど熱心である。だが、「好事魔多し」が現実のように福岡県では魔に憑りつかれてしまい「身から出た錆事件」が起きてしまった。

 6月初めごろより共産党福岡県委員会によって指摘、批判されていた県会議員の海外旅行が毎年あまりにも多く実施され、その費用が3年間で約3億円の巨額に上がっていた。その旅行に参加した議員が帰国後に提出した報告書もコピペだったとバレて、その後削除された。海外活動と称しているが、完全に豪華な観光旅行であることは明白である。そんなてんやわんやの最中に元県議会議長が、議長就任前に複数の会派から総額2千万円をカツアゲ要求され支払ったと告白し、大きな波紋を投げた。何度か現金やり取りの両者の記者会見などがTV放映されたが、現金を「支払った」、「もらっていない」などと不自然で疑問だらけのやり取りの最中に、昨日になって訴えられた県副議長が、唐突に県民の信頼を損ねたことを理由に責任を取り、副議長を辞任し、県議員も辞職すると公表した。それでも自身は現金の受領は一切なく、公表した元議長を逆に名誉棄損で告発すると語った。

 福岡県の県会議員の間にこのような贈収賄のような現金のやり取りがあった不祥事は、副都心構想にとって大きなマイナスになる。福岡県は先ずもってこの県上層部の機密的な現金授受や、税金を無駄遣いしたような海外旅行に関する案件を解決し、福岡県民に正直に事実を説明することが先決である。仮に副首都になってもこのような感覚で業務に邁進されたのでは、県民はとても税金を支払う気持ちがなくなると思う。

2026年7月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7011.2026年7月24日(金) 高市首相「睡眠時間少なすぎる」と泣き言

 高市首相が党首会談をやらないとか、政府が提出する政策に対する質問に直接応えないとか、多忙を理由に政治が進まないなどと野党から不満が出ていた。国会にも漸く出席して質問に応えている。そんな折もおり去る20日に首相は、自身のXに時間の過ごし方などについて実情を披露した。

 まず、首相就任以来日常業務の他に家事に忙殺され、睡眠は0~3時間が常態化していると異常な睡眠不足を嘆いた。私は毎日7時間の睡眠をきちんと取っており、それでももう少し眠りたいと思うほどであり同情の気持ちはあるが、首相は今や5時間取れたとホッとした心境を書いた。女性首相らしく、多忙の中に普通の主婦が日常行う風呂掃除、夕食後の洗い物、洗濯、アイロンかけ、裁縫などに時間を割いている。

 首相として国会討論、自民党総裁としての党内総括の他に、海外訪問が多く、普段からかなり多忙そうだとは承知していた。しかし、これらは従来の首相も同じ経験をしており、高市首相だけが図抜けて多忙というわけではない。女性首相として家事が大きなウェイトを占めたことと、資料を持ち帰って質問に対する回答に時間をかけ過ぎてまで検討したことなどで睡眠時間を失ったことが大きいとされているが、これまでの首相が出席した宴席や、夜間の会合にはほとんど出席していないようで、これらの時間のやりくりにあまり手慣れていないようだ。

 はっきり言ってこんなプライベートな事を国民にご披露までする必要がどこにあるのだろうか。せめて傍に仕えている秘書らと相談しつつ、解決すれば済む事柄ではないだろうか。首相の国会活動を覗いてみると、総選挙の公約がすべて実施できる可能性は期待出来ないと思う。食料品2年間無税、衆議院議員数削減、副都心構想などほとんど十分な議論が戦わされていない、中途半端なものである。このような首相の弱気がこの先国民の多くの期待に応えられるのかどうか気がかりである。

 昨日慶應病院で初めて診察してもらった若い医師から肝臓に少々問題ありと指摘された点について、今日糖尿病クリニックの医師に昨日慶應からいただいた検査表をお見せしてご相談したところ、確かに数値的にはそう表示されているが、これはこれまでの表にもほぼ同じ数値が書かれていたように思うので、肝臓については問題ありだが、それほど気にすることはないように思うとのお話だった。若い医師がいつもの担当医師からこの点について充分引継ぎをせずに、検査表の数値だけで肝臓に心配な点があると仰ったのではないかと、ひとまずホッとしている。

 さて、私は5人兄弟妹の2番目であるが、昨日末の妹が80歳の誕生日を迎えた。これで兄弟妹揃って全員が80歳台になった。80歳台の兄妹が5人揃って元気でいられる人は、それほどいないと思う。幸いそれぞれ多少の障害は抱えているが、生死の瀬戸際にいるわけではない。定期的に兄弟妹会で集まり、お互いの健康を気遣いながらも何とか大した支障もなく無事に生活していられるのは幸せなことだと思っている。

2026年7月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7010.2026年7月23日(木) 熱波対策は国際社会問題だ。

 このところ連日のように気温が上昇し続け数日前に初めて40℃以上の「酷暑日」となったかと思うと、岐阜県多治見市では今日まで酷暑日が3日連続となった。今日は慶應病院で心電図の定期検査の予定があり、事前に東京都内は猛暑日と予想されて気持ちが暗くなったが、その通りやはり今日は暑かった。全国的には「酷暑日」の都市は、浜松市佐久間の41.1℃を筆頭に東海地方の都市を主に7都市が酷暑日だった。東京都内でも府中市39.3℃、八王子市38.9℃、練馬区38.7℃を記録し、もう少しで酷暑日となるところだった。

 慶應病院では、循環器内科で心電図の検査を受けるためにシャツを脱いだところ、背中は汗がびっしょりだった。今までほぼ3カ月ごとに定期的に心臓の不整脈検査を受けていたが、今日の結果では4月の前回同様に安定しているということだった。しかし、その代わりと言ってはおかしいが、肝臓にやや問題がありそうだという話だった。詳しく尋ねようにも今日は、いつもの担当医師ではなく初めての若い医師だったので、何か思い当たる原因がないかと尋ねられただけだった。思い当ると言えば、最近ほとんどアルコールから遠ざかっていたが、先日高級ワインをいただき、昨日まで3日間妻と呑み続け飲み干したことぐらいで、少々現実的でないので、敢えてお話しなかった。3か月も経って次回に尋ねるのも少々気がかりなので、明日糖尿病はほとんど問題はないが、山内糖尿病クリニックで診てもらうので、その際ご相談してみようかと思っている。

 今年の夏は暑いが、全国各地でこの暑い盛りの7月に、京都の祇園祭や、大阪の天神祭のように夏祭りが行われるところが多い。例えば、埼玉県熊谷市ではしばしば全国一の暑さを記録したが、先日の3連休の期間に祇園祭の山車のような山車を多くの市民が引いていたが、今まであまり見たことがない休憩を取って水分補給をしていたのが、この暑さの象徴ではないかと思った。

 かつてあまり話題にもならなかったヨーロッパの熱波が、今夏はかなり激しいようだ。平年に比べて死者が増え、フランスなど6カ国で死者は約1万9千人を数え、そのほとんどが高齢者だった。特にフランスでは、6月下旬の半月間で平年より36%も死者が増加したという驚くべき統計が公表された。このため学校も休校にするところが多く、約1万3,500校で休校や,授業時間の短縮を行わざるを得なかった。

 アメリカでも熱波より影響が大きい「ヒートドーム」という現象が広がり、人口の約3割の1億人が影響を受け、死者も増えつつある。死者は今後増え続けると予測され、暑さが原因の死者はこの5年で倍増し、2050年にはアメリカだけで年間6万人が亡くなるとの試算があるほどである。

 これからは、国家間の戦争などに国力を注ぎ込んでいる場合ではない。もっと国際社会全体の問題として真剣に熱波対策を講じる必要がある。

2026年7月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7009.2026年7月22日(水) 次期国連事務総長はどこの国の誰に

 今年いっぱいで現在の国連のグテーレス事務総長の期限が終る。国連と言えば、国際社会で最も権威と信頼のある世界中の国が加盟する組織で、平和活動の中心的存在でもある。世界の平和維持を主に経済、社会、人権などの地球規模の問題解決のために戦後設立された最大の国際機関で、現在193カ国が加盟している。

 しかし、5か国からなる安全保障理事会に拒否権という権限が供与されていることから、肝心の国連総会の決議が、決まらず議事が生かされず、事態が停滞するなど理不尽な事態がしばしば起きる。実際安保理事会と全加盟国が出席する国連総会のどちらに強い権限が与えられるのか、分からないほどである。現在のグテーレス総長はポルトガル人で、2期10年の任期をまもなく終える。1946年以降現在のグテーレス事務総長を含めて9人の事務総長が選出された。近年パレスチナ、ウクライナ、イランなどで戦争状態が勃発し、その対応にはかなり苦慮していたが、いずれも安保理事国が絡んだ争いに、グテーレス総長の言動は、充分活かされていないように思える。

 現在次期事務総長の候補者に6人の名前が挙がっている。日本人はこれまでに事務総長になった人はいないが、過去にアジア人としてミヤンマー(当時ビルマ)から第3代ウ・タント氏と、韓国から第8代の潘基文氏が選出されている。日本人の事務総長は現時点ではまだいないが、こういう国際的組織にしては珍しく、今回選出の推薦者出身の地域性が主に南米とされている。このため、現在チリ、エクアドル、アルゼンチン、コスタリカ、ガイアナ、セネガルの国々から6名が後任候補に選ばれている。来年元旦には新事務総長が披露されるが、5安保常任理事国のご機嫌を取りながら世界平和のために努力を積まなければならない。

 また、国連からではなく、国際刑事裁判所(ICC)からパレスチナ・ガザ地区に対するイスラエルの空爆でネタニヤフ首相に、及びウクライナ侵攻についてロシアのプーチン大統領に対して逮捕状を出している。2人には出頭する気持ちは毛頭ない。しかし、「壊し屋」トランプ大統領は、このICCを評価するどころか、むしろ解体まで主張している。

 ところが、今日マムダニ・ニューヨーク市長が、ICCから逮捕状が出ているネタニヤフ・イスラエル首相に対して今秋開かれる国連総会に出席しても市長には逮捕する権限がないので、連邦政府に逮捕状を執行するよう求めた。昨日トランプ大統領は、ネタニヤフ首相がアメリカ滞在中は逮捕されないと擁護発言を行っていた。アメリカもイスラエルも今ではICCに加盟しておらず、逆にICCの解体まで公言するようなトランプ大統領の言行には、国連事務総長、赤根智子ICC所長らも頭を抱えていると思う。

2026年7月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7008.2026年7月21日(火) 初の酷暑日と旱魃でアラール海面積1/20に

 地球温暖化が進み、年々地球上の気温は上昇する一方である。1891年統計開始以降ほぼ毎年気温が上昇傾向にあり、その最たる原因の温室効果ガスが減少しない限り止められない。このためには二酸化炭素(CO₂)ガスの排出量を抑制しなければならず、その取り決めを「パリ協定」として承認したが、二酸化炭素(CO₂)ガス最大の排出国であるアメリカが、地球温暖化の原因はCO₂ガスの排出が原因ではないと異を唱え、排出規制は経済成長を阻害するとの身勝手な理由をこじつけ、パリ協定から一方的に離脱するような有様で、国際社会が一致してガス排出量規制で思うように足並みが揃わない。今年の夏は欧米のみならず日本でも酷暑が予想されている。

 現状のまま推移すると今世紀末までには最大で地球上の気温は5.7℃も上昇する。最近ヨーロッパの主要都市の炎暑の光景が度々テレビで放映されるが、市民が熱さに相当参っている様子が分かる。

 我々陸地に住む者にとっては、高温対策を考えることによって一応何とかしのぐことは出来ているが、小さな島、特に南太平洋の島々では南極海の氷解が進むことによって、海水量が増大し、海抜の低い島々では島の沈下により島自体の存在が危ういところもある。

 ついては、近年温暖化現象は、世界の主要な湖でも見られるようになった。主要な湖の50%以上が干上がり始めているそうである。10年ほど以前に、世界でも第4位の大きさを誇っていたアラール海が消えつつあるとの雑誌記事を見て驚いたことがある。かつてのアラール海は、日本の東北地方に匹敵するほどの面積だったが、今ではその1/20ほどの鳥取県くらいにしか過ぎなくなった。その最大の原因は旧ソ連時代にアラール海の東方に広がる乾燥地帯を農地に変えるために灌漑を始めた。アラール海に流れ込んでいた2つの河川から灌漑用水を引き込んだ結果、アラール海に流入する水量が減り、湖面は低下して湖岸が後退するようになった。これによりアラール海の漁業などが打撃を受け、水量の減少により塩水化され、漁獲量の減少にもつながり、アラール海の価値を失わせてしまった。そこへ灼熱の暑さによって一層湖は干上がってしまった。

 実は、アメリカでも大きな湖に渇水化現象が見られる。世界3大塩水湖として知られ、1度訪れたことがあるユタ州のグレート・ソルト湖でも気候変動の影響により、水量が干上がりつつある。水位が観測史上最低になり、生態系への悪影響や干上がった湖底の有害な粉塵の悲惨が問題とされている。

 いずれも日射が強いことが最大の原因であるが、その日射は気候変動によるものであり、アメリカが何と言おうともその究極の原因は、二酸化炭素(CO₂)ガスの大量の排出による地球上の汚染と気温の上昇である。今のままだと年々熱くなる環境に耐え忍びながら、極力CO₂ガスの排出量を抑制しなければならない。トランプ大統領のような排出ガスが原因ではないと言いながら、他の温暖化防止手段の手を打とうともしない人間がのさばっている限り、地球は熱くなるばかりである。

 今日は予報通り全国的に各地で暑さが厳しく、全国でも40.3℃を記録した岐阜県多治見市、40.1℃の愛知県豊田市、40℃の岐阜県郡上市の3市が初めて「酷暑日」となった。東京都内でも練馬区で37.5℃だった。これから真夏のど真ん中を潜り抜けなければならず、ぞっとする思いである。

2026年7月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7007.2026年7月20日(月) W杯、スペインが4大会ぶり2度目の優勝

 6月11日以来1カ月余に亘り開催されていたW杯は、今朝ニューヨーク郊外で決勝戦を迎えた。互角の戦いは延長戦の末、1-0でスペインが前回優勝のアルゼンチンを降し、2度目の賜杯を手にした。

 スタンドは8万人を超える観衆が詰めかけた中で試合前や、ハーフ・タイムには派手なショーが行われ、マドンナやトム・クルーズ、BTSなど有名タレントらも姿を見せた。しかし、ハーフ・タイムにショーのために27分間も時間を割いたのは、普通ハーフ・タイムを15分程度と承知している選手たちにとっては長過ぎてコンディションが乱れるのではないだろうか。これもサッカーのルールがトランプ大統領によって壊されたと言っても好い。

 スタジアムには、今日も目立ちたがり屋のトランプ大統領がヘリで飛来し、夫人ともどもインファンティーノFIFA会長とも仲睦まじく試合を観戦し、閉会式では会長とともに優勝トロフィーをスペイン主将に手渡し、ひとりひとりの選手と握手を交わし、スピーチまで行った。残念ながら多くの観客から厳しいブーイングを受けていたが、トランプ氏のW杯への出過ぎた関与を責めているのだろう。

 ゲームは1点を争う激しい攻防で白熱した試合となったが、ラフプレイが多く、アルゼンチンなどは後半から延長戦にかけて退場選手が出て、30分間ひとり少ない10人で戦っていた。

 しかし、アメリカは9日間も連日イランを空爆してイランへの報復合戦を繰り返している。一時停戦後に初めて米兵が死亡した。こんな非常時常に戦争の司令塔でもあるトランプ大統領は、売名的にW杯に熱中していても良いものだろうか。

 4年後にスペイン、ポルトガル、モロッコで開催されるW杯には、トランプ氏はもう姿を見せないだろうが、インファンティーノ会長は会長選の壁を乗り越えれば、再び次期アメリカ大統領におべっかを使うような事態が起こらないとも限らない。会長の言動を除いては、W杯も開催大成功だったのではないかと思っている。

 さて、国会が8日間延長されたとは言え、3連休も挟まり、会期は4日しか残されていない。この間に残る法案の成立を目論んでいるが、中々難しいと思っている。というのは、高市人気という風評から、今まで「働いて働いて働けば何でもできる」と妄信していた首相への支持も、直近では大分低落傾向に落ち込んだようだ。例えば、今日のテレビ朝日「報道ステーション」では、6月の支持率60.1%が今月は49.2%にまで下がったと伝えていた。毎日新聞の18、19日実施の世論調査では急落している。何と1カ月前の支持率51%から41%と10%も下がり、50%を初めて割り込んだのである。朝日新聞の同日の世論調査でも、前回支持率60%から53%へ下がっている。特にこれから日本維新の会がこだわっていた副首都構想法案は、必要と支持していたのは、26%でしかない。不必要としたのは60%もいる。これでも高市首相は、維新の意を汲んで本法案の成立を実現しようというのだろうか。明日から4日間の与野党の攻防が見ものである。

2026年7月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7006.2026年7月19日(日) W杯中にFIFA会長と米大統領へ不満鬱積

 日本時間の今朝行われたサッカーW杯北中米大会3位決定戦のTV中継を後半の残り20分ほど観た。フランスが勝つと思っていた対イングランド戦は、6-4の点の取り合いの末、予想を覆してイングランドが勝った。フランスとしては、前半に0-4で試合の主導権を奪われたことが敗因であろう。これで明日の決勝戦を残すだけとなった。間もなく1カ月余に亘るW杯を終え、4年後の開催が待ち焦がれるところだが、今大会では選手以外に、2人の大物人物の存在が気になり目障りだった。

 ひとりは国際サッカー連盟(FIFA)インファンティーノ会長の言動である。昨年秋ベネズエラのマリア・マチャド氏にノーベル平和賞が授賞されたのを羨み、図々しくも自分が一番受賞に値すると声高に叫んでいたトランプ大統領を見た、インファンティーノ会長がトランプ氏にFIFA平和賞などという賞を授与して、トランプ大統領のご機嫌を取った。更にW杯では、アメリカ人バログン選手がラフプレイによりレッド・カードで即時退場となった。次の試合に出られない筈であったが、トランプ氏がインファンティーノ会長に特別の配慮を要望し、出場停止の筈の選手は処分を解除され次戦に出場した。ルールを我が物顔にねじ曲げようとするトランプ氏もトランプ氏だが、彼の要求を受け入れて無法にも組織のルールを壊したFIFA会長も会長である。昨日インファンティーノ会長が、決勝戦を前にトランプ大統領を絶賛し、それがまた大きな波紋を広げている。

 会長は、「今回のW杯がこれほど素晴らしい成功を収めることは、大統領なしでは不可能だった。人類がこれまで目にした中で最も偉大な社会的、文化的イベントだ」とへつらったようなスピーチを行った。ここまで言うかと思っている。イラン・チームに対する不誠実な対応、ソマリア人審判の入国阻止、アメリカ人選手のレッド・カード処分取り消し、など不正な行為も散見される。

 そして、今この2人は、W杯について身勝手な発言をしている。インファンティーノ会長は、現在の48カ国の参加数を64カ国へ増やしたいと語っている。こうなるとFIFAの懐具合は良くなるだろうが、大会日数が大幅に増え、開催地の負担も増えるだろう。また、来年の会長選に再選の意向を公表した会長に対しては、すでにドイツのサッカー連盟が反旗を翻している。

 問題はもうひとりのトランプ大統領である。またアメリカで大会を開きたいが、その際はカナダとメキシコを除外したいと述べた。このところ熱波による気温の上昇と汚れた空気に悩まされているアメリカ東海岸では、最近のカナダ国内における約980カ所もの広大な山火事のせいで一層汚れた空気が流入してくる。トランプ大統領は、カナダのカーニー首相に電話して放置している意図的な怠慢行為に対して抗議した。アメリカの主張に対して、カーニー首相は、「気候変動によって森林火事は益々深刻化しており、この問題の対処にはアメリカを含む複数の国々の協力が不可欠」と応えた。この発言に対してトランプ大統領は、カナダに対する関税の引き上げにまで言及している。

 上記2人の言動は、常識的な部外者にはとてもまともとは思えず、奇異に思える。この2人が当分の間その世界をリードしていくとは、残念でどうにかならないものだろうかと思っている。世の中には非常識な行為も許されることがあるのだと非教育的な結論を看過するしかないのだろうか。

2026年7月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7005.2026年7月18日(土) 懸案の改正皇室典範法可決成立

 この数日急ピッチで法律の成立を目指していた高市政権が、昨日2つの法案を参院本会議で可決成立させた。

 ひとつは、改正皇室典範法である。改定は1947年の制定以降初めてである。この最大のポイントは、男子の天皇後継者が見当たらなかった数十年前から時折話題となっていた。むしろ佐藤栄作、小泉純一郎首相らは女性天皇を容認すると語っていたが、秋篠宮家に悠仁さまが誕生されてからその声はいつの間にか消え去った。今改めて女性天皇を認めるかどうかが、取り沙汰されるようになったのには、天皇・皇后のご息女である愛子さまが女性天皇になられても問題はないので、男女差別のない制度にした方が良いとの考えが芽生えたからであろう。本来は女性天皇制が本題だった。だが、成立した法案では、女性天皇に関する表記はなく、①女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ、②旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える、の2点だけだった。結局女性天皇に関する条項は法案に何も記されていなかった。

 そもそも同法は、国会議員の総意によって改定することを約束していながら、衆参両院の議長、副議長ら一部の役員によって骨子が決められ、それを各党が総意として認めさせられたものである。従って本会議採決では、自民、日本維新、国民民主、公明、参政の5党は賛成したが、立憲民主、共産、れいわ、沖縄の風、社民の5党は反対したくらいで、全会一致とはならなかった。この改正皇室典範法の内容については、早くもグテーレス国連議長が「女性権利向上の政策を奨励する」と見解を公表している。これほど男女差別のない女性天皇制を世界も期待しているのである。

 2つ目の可決法案は、国旗損壊処罰法と刑事裁判をやり直す再審制度見直しのための改正刑事訴訟法である。前者は、どこまで国旗「日の丸」を傷つけた場合に刑を課せられるのか微妙であるが、これまでもあまり公に問題になった例は少ない。ただ、憲法学者ら専門家が、「公然と国旗を損壊」した場合に刑を課するのは違憲の疑いが濃いと判断、また立憲議員が、憲法史上、初めて政府批判を禁止する法律と断じた問題点の多い法律の成立となった。

 これらの法案成立に関しては、高市政権の「公約だけで何もしない政権」との陰の声があることが大きく影響しているようだ。

 残る法案として、「食料品消費減税」、「衆議院議員削減」法案、そして首相の本心としては同調し兼ねる日本維新の会が議員立法によって成立を期した「副都心構想」がある。いずれも問題点があまりにも多すぎる。これらの成案のための昨日国会閉会の予定だったが、25日まで8日間の延長を決定したことによって法案成立を図っている。

 今後懸案の法案を成立させることが出来るのか、またこれから新しい法律を成案し実施することが出来るのか、高市首相のお手並み拝見というところだろうか。

2026年7月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7004.2026年7月17日(金) W杯で想い出すフォークランド紛争

 今世界中で熱狂的な話題となり注目されているサッカーW杯の準決勝、アルゼンチン対イングランド戦が一昨日行われ、アルゼンチンが2-1で逆転勝ちして20日の頂上決戦でスペインと対決することになった。

 朝刊スポーツ欄の片隅に写真入りで小さな記事が載っていた。それはアルゼンチンの南極に近い海上に浮かぶ小さなフォークランド諸島を巡る領有権に関する話題である。イギリスが19世紀にスペイン領アルゼンチンから強引に奪い取ったが、1982年3月アルゼンチン軍がこれを取り戻すために上陸して紛争となり、同年4月両国軍の戦闘が始まり、6月にイギリスが勝利宣言して紛争は一応収まった。この当時やや支持率が低迷していたサッチャー首相は、この戦争で人気を取り戻した反面、アルゼンチンのガルチェリ大統領は失脚した。

 偶然にも44年前のこの戦争の真っ最中に、文部省の教員海外研修団に同行して、マンチェスター市に滞在していた。テレビでは連日両国間の戦闘が伝えられ、息子を戦争で喪った母親が涙交じりに悲しみをぶつけていたことを今でもよく覚えている。

 しかし、今以ってフォークランド紛争のしこりは残ったままである。実は、アルゼンチンはイギリスにサッカーでは勝った。だが、試合後アルゼンチン選手が、「マルビナス(フォークランド諸島のひとつ)はアルゼンチンのものだ」と書かれた横断幕を掲げた。現時点ではFIFAはアルゼンチンに対して特別の処分を課してはいないが、アルゼンチンは過去のW杯でも同じような行動をして、その際罰金が課せられた。恐らく大会終了後にアルゼンチンに対して何らかの処分が行われるであろう。

 この問題は根が深い。1833年以降島民にイギリス系の人たちが多いギリスが島の領有権を主張していた。2013年に実施された住民投票は、イギリスの海外領土として留まることを、99.8%もの圧倒的多数の住民が望んだ。こういうイギリス領土に至ったこの事情では、中々アルゼンチンの近くの島であってもその領土権を収めるのは至難である。その辺の事情をあまり配慮せず、かつてのフォークランド紛争を知らない世代の選手たちが、領有権をアピールしても思い通りには解決しないと思う。

 戦後旧ソ連が残酷にも日本人をすべて国外追放して自国領土化した樺太をサハリンとしてソ連領としたのとは、大分事情が異なる。しかし、戦争自体と戦争による略奪行為や残虐行為などは、後世に至るまで心に傷を負わせるような未解決の問題として後世の人々にとって癒しがたい問題を残すことになる。改めてW杯から難しい問題を教えられたように思う。

 さて、このところ天候の変化が甚だしく、今年の夏の天候は些か異常ではないかと思っている。今日は予報通り午前中から激しい降雨があり、そこへ雷鳴も轟いた。気象庁の発表によれば、今年は地球温暖化の影響により、平年を上回る極端な猛暑と記録的な大雨の頻発が顕著になるという。これは国内ばかりでなく、欧米でもフランスやドイツ、スペインなどでは40℃前後の高温に国民も我慢できそうになく異常な現象が起きている。住みにくい世の中になったものである。

2026年7月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com