6915.2026年4月19日(日) 今夏は、「酷暑日」が何度やって来るか。

 4月に入ってから陽気も不安定で気温のアップダウンが激しいが、それでも少しずつ暖かくなっている。間もなく昨年同様に暑い夏がやって来るかと思うと厳しい覚悟が求められると思う。今日都内の最高気温は25.6℃で今年初の夏日だった。最高気温は山梨県韮崎市の29℃だった。これから先を考えると少々憂鬱になる。

 一昨日気象庁は、最高気温が40℃以上の日を「酷暑日」と決定したと公表すると同時に、国民に一層の警戒を呼びかけることになった。年々真夏の気温が上昇しているが、35℃以上の日を2007年から「猛暑日」と呼んでいたが、2018年から毎年最高気温が40℃以上の日を記録するようになった。過去の記録によれば、1927年に初観測を記録してから今日まで40℃以上を108回記録したそうだが、この内昨年25年だけで30回も観測し、8月5日には群馬県伊勢崎市で国内史上最高の41.8℃を記録した。この過去の気温の傾向を観ていると、この先が思いやられるというものだ。

 しかし、考えてみるとただ炎暑を冷房とか、戸外へ出ず仮に出ても日陰を歩くというような工夫でしのげるなら良いが、暑い盛りに日中戸外でプレイするスポーツなんかは、どうしようもない。昔は屋外ゲームでは、プロ野球も試合は日中の暑い時に行われたが、かなり以前にナイトゲームが主となり、選手らはもちろん観客にとっても救われたと思う。真夏に甲子園で行われる全国高校野球大会は、12時前後の最も暑い時間帯を避けて午前中と午後遅い時間帯に試合時間をずらしたり、試合中に水分補給の時間を取ったりして高校生の体力を消耗しないような工夫も成されている。

 学生時代には山岳クラブに所属していたので、真夏の北アルプス縦走合宿など随分日射の強い山道を歩いたものだ。その日射がこれから強くなり、連続して酷暑日になったら登山も厳しい選択を迫られるのではないかと思う。

 今月7日朝日新聞「ひと」欄に「世界7大陸の最高峰に海から徒歩で昇る冒険家」として35歳の吉田智輝さんという登山ガイドが紹介されていた。海から山頂まで歩く‘Sea To Summit’と称して富士山も駿河湾から山頂まで歩くようだが、これは実際にやった会社の山岳部友人がいる。だが、エベレストなんてインドの沿岸からインド、ネパール、チベットを歩き通してエベレストに行かなければならず、そんなに簡単ではない。この若者は、これまでにオーストラリアのコジウスコ(海抜2,228m)、イランのエルブルーズ山脈のダマヴァンド(5,610m)、ケニアのキリマンジャロ(5,895m)、南米アコンカグァ(6,961m)、北米の旧マッキンリーのデナリ(6,190m)を踏破して、世界7大陸の6峰目としてエベレストを目指し、来年2月に出発して5月の登頂を目指すということであるが、ガンジス川をカヤックで1カ月余をかけるという。これまでしばしば紹介されるのは、世界7大陸最高峰登頂という肩書で、実際には海抜の半分程度しか登っていないが、この青年のように海抜0mから頂上までを完全にクリア登山するという人はいなかった。これも新しい挑戦かも知れないが、本人にそれだけの根性と体力、根気の他に経済的な裏付けが必要だと思うと、そう誰でも挑戦できるものではない。しかし、こういう人が現れると大きな励みになる。

2026年4月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6914.2026年4月18日(土) 世界中に嫌な言動が溢れている。

 新聞を読んでいると嫌なニュースが目に入ることが多い。特に今日の朝刊は政治的なバッド・ニュースばかり目に入って来る。

 そのトップ記事は、大好きな国ミヤンマーで2021年クーデターにより当時の民主化指導者であった国家顧問アウンサンスーチー氏らを拘束し、軍事政権が始まったことである。その後軍事政権は、アウンサンスーチー氏らを減刑にしたが、とても受け入れられるものでない。すでに5年余りも身柄拘束されているスーチー氏を新政権の恩赦により、改めて減刑するというものである。しかし、その減刑とは、33年→27年から、今回改めて4年減刑して23年としたものである。だが、スーチー氏の80歳という年齢を考えると、依然として終身刑と変わるものではない。しかも今以てスーチー氏がどこにいるのか居場所も明かされていない有様である。クーデター当時大統領だったウィンミン氏は今回解放された。ミヤンマー国民から広く敬愛され、ミヤンマー独立の父だったアウンサン将軍を父親に持つスーチー氏は、国軍政府にとって最も警戒すべき政治家であり、このまま処分が軽減され身柄を解放されることは現状では望み薄である。ミヤンマーを心より愛する人間にとって忍び難いスーチー氏の身柄拘束である。

 次のニュースは、現代社会にあって思うがままに権力を行使して国際政治の舞台でやりたい放題のアメリカ・トランプ大統領の野卑で無鉄砲な行動には、世界中が呆れているのが現実である。しかし、本人はそんなことは一切気にもせず、ひたすらゴーイング・マイウェイである。イラン情勢の緊迫感が続き、世界経済の減速懸念が強まる中で、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議がワシントンで開かれた。日本からは片山さつき財務相と植田和男日銀総裁が出席した。この前日開かれた主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議をこともあろうにアメリカのベッセント財務長官は欠席したが、この日のG20 会議には議長として出席はした。だが、何と会議の半ばで退席し、議長国の記者会見も開かれず、共同声明もまとめなかった。今回アフリカ唯一の参加国である南アフリカは、アメリカから出席を認められず欠席した。この会議以前にトランプ大統領が、南アで白人が迫害されていると批判し、議長国として南アを招待しないと語っていたことが現実となった。アメリカが議長国であるにも拘らず、我が儘な言動で説明もなしに世界的に重要な会議を一方的にボイコットするとは何事であろうか。

 こういうアメリカの身勝手で無責任な行動や、態度が国際社会に不安と不信感を与えて世の治安を乱している。困るのは、このわがまま一辺倒の大統領の言動を、政権内には良識がないのか、誰も止めらっれないことである。アメリカのせいで、世界の物価が上昇し、物資が不足し、戦争が頻発する。この荒れ放題の地球をどうやって平和な世にすることが出来るのか。21世紀にアメリカが地球上にもたらした荒行と危害は、後世の人びとに拭い難い屈辱と傷を心に残すことだろう。

 地球上に不幸を振りまくアメリカに1等国の資格なんてとてもない。途上国だ。思い上がるなと言ってやりたい。

2026年4月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6913.2026年4月17日(金) 80歳台の5人兄弟妹の楽しい集い

 今日は1年2カ月ぶりに我々近藤家兄弟妹5人に連れ合い3人が加わって8人で、実家鵠沼に近い藤沢市内の「銀座アスター」藤沢店で懇親会を行った。4人の兄弟妹には、最近の拙稿が掲載された2種の雑誌を見てもらいたくあげた。一番下の妹がこの7月に80歳になるが、兄弟は皆80歳台となった。高齢のせいで、全員すべて健康というわけではないが、比較的年齢の割には丈夫だと思う。5人全員が揃うことが幸運と言えるのかも知れない。8人の平均年齢は、ざっと83.8歳である。最年長の兄が88歳、次男の私が87歳、以下弟は86歳と84歳で、兄に若干認知症の兆候がある。姪が兄をわざわざ途中駅まで送ってくれたり、次弟が車で来たが遅れたり、若干問題はあるが、それでも全員で肩が凝ることもなく乾杯に始まってお開きまで自由奔放に勝手なことを喋れるのは、肉親であるが故に気が許せるからである。全員耳が遠くなり、大きな声で話さないと意思が通じない。これも肉親だから許せることだ。今ではこの懇親会が楽しみとなり、また来年会いましょうということになったが、いつまで続くことかは分からない。でもつくづく思うことは、兄弟妹だから、気兼ねなく何でも言って相談もできる。その意味では、兄弟が多いことは、いざとなればいつでも頼りになれるということだ。母親は割合早く73歳で亡くなったが、父は93歳まで頑張った。2人とも鵠沼の実家で息を引き取った。父を見習い、少なくともあと5年以上は生き続けることが出来ると信じている。今日は気分爽快、気持ちの良い1日だった。

 今日藤沢へ来る時、横浜から東海道線へ乗車したが、乗車の際若い外国人ペアに座席を譲ってもらった。2人とも大きな荷物を持参していたので、話しかけてみた。オランダから初めて日本へ来られたということだった。日本に着いたばかりで、今日はこれから箱根へ行き2泊するというので、僭越だが、箱根の観光についてアドバイスをしてあげた。その後どこへ行くのか尋ねたら、飛騨高山、金沢、京都、大阪、広島、沖縄、そして東京と約4週間の旅だと話してくれた。電車内だったので、耳が遠いこともあり、何度か聞き返したりした時に、彼らは質問をスマホ上に英語で表記してくれた。こういうスマホの使い方があるのだと、以前にはまるで考えられなかったことに、実感としてこれから益々日進月歩してAIの活用が活発になるのではないかと想像している。お陰で30分足らずの時間だったが、楽しく有意義なひとときを過ごすことができた。優しい外国人カップル、日本で楽しい旅をして日本に良い想い出を持ってくれることを願っている。

 さて、去る12日の自民党大会で冒頭に、自衛隊員のソプラノ歌手が陸上自衛隊中央音楽隊演奏の下に国歌を歌唱したことが今問題になっている。当座はあまり騒がれなかったが、その後野党から自衛隊の政治的中立性が問題であると物議を醸している。自民党の行為は自衛隊法違反に当たるのではとの懸念である。高市首相は、職務ではなく私人として国歌を歌唱したことは、政治的行為にあたるものではなく、自衛隊法違反には当たらないとコメントした。制服を着用して所属の音楽隊とともに政治家の儀式で歌唱することが私人としての行為だろうか。首相の突き放したような態度と公私の区別がつかないような言動は、どうかと思う。

 小泉進次郎防衛大臣は、首相と同じく、自衛隊法には違反しないと答えたが、同時に隊員は大臣へ報告されたうえで唄うことを決断したようだが、自分には事前に報告はなかった。報告体制に問題があったと考えられるので、組織として改善が必要だと応えたようだが、完全に問題をすり替えている。正面から応えていない。こういう責任のがれの政治家がよく見られるようになった。世襲議員小泉大臣に政治家としての素養があるのか疑問に思っていたところ、今日台湾海峡を海上自衛艦「いかづち」が航行した。20日から始まる米比主催の合同演習に参加するため、フィリピンに向かう途中だったというが、中台関係が微妙な中で、その航路を敢えて避けずに自衛隊が火中の栗を拾うような行動に出た。首相が状況を理解しない軽薄な言葉尻から、悪化している日中関係の最中に中国政府がどう反応するか心配である。

2026年4月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6912.2026年4月16日(木) 文章を書く習慣と楽しみ

 3カ月ぶりに慶應病院の循環器内科で、ホールター心電図の検査を受けた。妻とともに医師との面談で伺ったことであるが、昨年12月に受診したアイソトープ検査と今日の心電図検査を合わせて、心臓の不整脈は落ち着いているし、気になっていた腎臓も当分問題ないということなのでホッとしたところである。お忙しそうな医師とは本題以外は通常あまりお話することはないが、初めて診ていただいた時から、拙著を差し上げたり、雑誌に慶應病院の記事を見るとそれをコピーして差し上げたりして、読書好きそうな医師とは、医師と患者以上の信頼関係を築くよう努めている。

 偶々昨年NPO「知的生産の技術研究会」の会員仲間と創刊した雑誌「イコール」第3号が昨日送られて来たので、今日医師に1部差し上げた。掲載された拙稿「世界遺産を旅して考える」についても簡単に説明し、また現在市販中の雑誌「男の隠れ家」5月号に掲載された拙稿のコピーも差し上げた。少々出過ぎた行為かも知れないが、普段から話し易い間柄となって医師と強い絆を結んでおくことは大事なことだと思っている。これは慶應病院の医師だけではなく、いつもお世話になっている近所の他の医師とも、同じように強い信頼関係を保つために関係のある書が発行の都度持参し差し上げている。

 「イコール」という雑誌は、特異な形態で作られ発行されているが、NPO「知的生産の技術研究会」から参加した我々のグループ「アクティブ・シニア革命」編集部と執筆者は、3つの編集部の内のひとつで、その中で私は編集には参加せず、文を書くことでお役目を果たしている。今の少子高齢化時代の中で年老いても「逞しく生き抜くぞ」の気持ちで、優秀な編集長と副編集長が主体的に携わり、編集部には割合年配者も多く参加している。特に、「人生100年時代」を描きながら孔子の新しい人生訓という人生120歳までのそれぞれが過ごす目標、生きがいを掲げ、私は偶々87歳で最年長者でもあるが、年齢的には丁度「熟年期」に組み入れられ、活動している。

 また、「イコール」の特殊な点は、3つの編集部に分かれていてそれぞれ編集長がいる。それぞれがその編集部の志向、哲学、主張、雑誌の特徴などを活かして、別々に活動し、1年間に12冊の月刊誌を発行できる体制で臨んでいる。我々のグループは、現状では年間3冊を発行している。

 我々の年代になると友人らも悲しいかな年々天へ召されて人数が少なくなっている。また、認知症の症状が表れ、日常生活を送るにも難儀をしている仲間も多い。その中で「文章を綴る」ことを日課として、私の場合、毎日欠かさずブログを書き続けることを自分自身へのノルマとして、「書く」ことで毎日を前向きに歩んでいるつもりである。幸いこれが「ボケ」から救っているのではないかとも考えている。実際このブログも今日連続6912回を数えることになった。これとていつまで書き続けられるか分からないが、来月には20年目に入る。この他に幸い拙稿を依頼されることがしばしばあり、機会があれば書くことに前向きになれる。今では、気軽にPCで書ける。文章を綴ることが昔から好きだったが、今幸いにしてそれが大きな生きがいとなっている。

 毎日書き込むブログの他に、定期的に書くことができる自分たちの雑誌もある。これからも書き続けるぞ!

2026年4月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6911.2026年4月15日(水) 懐豊かな東京都を羨む首都圏3知事

 日本の人口が2010年以降年々減って、2024年10月現在1億2千3百万人である。少子高齢化現象により生まれる子は少なくなる一方で、65歳以上の高齢者は増えて3千6百万人となり、全人口の29.3%を占めていることは、これまでメディアでも度々伝えられている。

 その少子高齢化現象の中で、人口が増えたのは東京都と埼玉県だけであるが、埼玉の場合は前年まで減少していたので、印象的には人口増は東京都だけという、まさに1極集中化である。その要因として考えられるのは、仕事や教育機会を求めて若い世代が東京に集中していることや、外国人の転入が大きい。

 当然東京都は財政的にも負担が重くなるが、元々他自治体に比べて収入面で有利な立場にあり裕福だったので、その点は前向きに捉えているようだ。ただ、このところ都民に対して現金支給のような形で、授業料の補助や給食費支給など教育費の支出が、目に見えるようになると、それが思うようにできない他の自治体としては、裕福なところが羨ましい。実は近年これが東京都首都圏で問題になりつつある。

 13日首都圏神奈川、埼玉、千葉県の3人の知事が、総務省と財務省を訪れ林総務相らに税収格差の是正を申し入れたことが伝えられた。伝えられたところによれば、東京都が潤沢な税収を背景に、独自施策にあてられる資金が、ひとり当たり28.1万円で、他の自治体の平均7.8万円の3.6倍である。この豊かな税収を活かして東京都は夏の水道料金を無料にし、18歳までの子どもに所得制限なく毎月5千円を支給するなどの行政サービスを充実させている。東京都と同じサービスは周辺自治体では財政的に苦しく、とてもできない。本来どこに住んでいても同じサービスを受けられるべき住民が、その居住地によって差別を受けている状況である。

 東京都だけが確かに財政的に恵まれていることは事実である。それは法人事業税が企業の登記が行われる自治体に入るからである。大手企業などは圧倒的に東京都内に登記しているケースが多い。これら他道府県の動きに対して、東京都は猛烈に反対しているが、政府はこの法人事業税が東京都に集中していることについて、一部を他の地方にまわすことなどの是正策を検討している。

 東京都が行っているこの種の住民サービスの中でも、それは特に教育面で目立っている。義務教育の子どもを持つ親としては、確かに助かると思う。東京都に多額の法人事業税による収入が多く入るのは、都民や東京都の努力によるものとは言い難い。前記3人の知事の言うことも理解できる。税収、或いはそのリターンは、公平に配布されるのが道理であると思う。

 今日配布された世田谷区広報紙に、「2026年度世田谷区予算のあらまし」が記載されている。一般会計予算額431,353百万円の内、45,227百万円が都の支出金とされている。世田谷区歳入の10.5%である。かなり区としては助かるが、今後これをそのまますんなり受け入れることは難しくなってくると思う。

2026年4月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6910.2026年4月14日(火) 防衛費増額の高市政権、憲法改正へ一直線

 昨日のブログで触れたトランプ大統領とローマ教皇の対立が話題になった折も折、昨日大統領は想像外のAI生成画像をSNS上に投稿した。それが何と自身をイエス・キリストになぞらえて兵士や医療従事者に囲まれながら横たわる白衣の男性を癒す医師を演じているのだ。トランプ氏は最早「神」の領域に入り込んでいるのである。これにはさすがにトランプ氏の支持基盤である宗教保守派の一部からも批判の声が上がり、画像はすぐ削除されたそうである。それにしてもよくぞこんな神がかった画像を考えるものである。

 それでもトランプ氏から反省の弁はなく、相変わらず教皇への批判を続け、畏れ多くも教皇は法と秩序の問題について間違っていると述べた。これに対して教皇は、大統領と論争したくはないと述べ、「私は今後も戦争に反対し、平和を促進し、対話と多国間関係を推進し、問題に対する公正な解決策を模索する」と冷静に語った。

 一向にイランとの停戦交渉が打開できず行き詰まっている中で、日本国内でもこれから大きな問題になりそうなのが、憲法改正論議である。高市首相は、一昨日開かれた自民党大会で、「日本人の手による自主的な憲法改正は党是だ。時は来た」と述べ、「改正の発議のメドが立った状態で来年の党大会を迎えたい」と語り、自民党内で実質的な決断の議論を加速させる意向を示した。首相の頭の中には、自衛隊を憲法上認めさせようとの考えが一番強いようだ。現在自民党がポイントとしているのは、以下の4項目である。①9条への自衛隊明記、②緊急事態の対応、③合区解消として参議院選挙の合区問題を解消し、地方の声を反映しやすくする、④教育の充実、である。また、皇位継承をめぐっては、現行制度の下では皇族数の減少は避けがたく、皇室典範の改正が必要との考えである。

 ただ、高市自民党は、衆議院では単独で2/3を超えるが、参議院では半数に満たないにも拘らず、1年で憲法改正に関して国会発議にメドをつけるのは難しく、首相の唐突な発言に党内には戸惑いが見られるようである。いずれにせよ右翼志向の高市首相の狙いは、在任中に何とかして憲法を改正しようとの目論みである。

 さて、イラン紛争に気を取られている間に、12日ハンガリーで総選挙が行われ、与党が大敗を喫して16年ぶりに政権交代となった。親ロ派とされていたオルバン首相はロシア寄りの言動からウクライナへの支援や、ロシアへの経済制裁に反対を繰り返し、全会一致が必要なEUの決定を妨げてきた。これによりハンガリーの立場もEU内で高まる。新しい首相に就く「テイサ(尊重と自由)」のマジャル・ペーテル党首がEU内で存在感を発揮できるか手腕が問われる。オルバン首相へ肩入れしてきたトランプ政権にとってはショックであろう。これで今までオルバン首相を支持していたトランプ氏のEU内の存在感も揺らぐことであろう。

 ハンガリーと言えば、かつて自由化と脱ソ連を進めていた当時、ハンガリーに対してソ連が武力弾圧をしたハンガリー動乱が生々しい。その年1956年に開かれたメルボルン五輪で水球競技にハンガリー対ソ連戦が行われ、試合中に思いも寄らず両国選手間で殴り合いの乱闘事件が起こり、ハンガリー選手が負傷したことがいつまでも記憶に残っている。一時は同じ体制内にあり密接な関係にあったハンガリーとソ連の間には、神聖な舞台でこういう軋轢と泥仕合もあったのである。

 ところで、今日4月14日は熊本地震が発生してちょうど10年である。日本各地で地震は頻繁に起きるが、この震度7の熊本地震では、災害関連死を含めて熊本、大分両県で278人が犠牲になり、20万棟の家屋が被災した。今も復興半ばで、特に国の重要文化財で、特別史跡に指定されている熊本城跡は、基礎の城壁が破壊され復興はかなり遅れている。実際天守閣は2021年に復旧したが、櫓や石垣の耐震化工事にまだかなり時間がかかるようで、最終的に復元されるのは、気が遠くなるような2052年度になる。とても生きている内には完成しない。なんか寂しい気がする。

2026年4月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6909.2026年4月13日(月) 日本はアメリカの言いなりになるな!

 停戦合意がまとまらなかったトランプ大統領は、直ちにアメリカ海軍がホルムズ海峡への船舶の出入りを封鎖する措置を開始すると表明した。驚くのは、すでにイランに対して通航料金を支払ったすべての船舶をアメリカが公海上で拿捕すると述べたことである。アメリカにこんな無法な権利はない筈である。況してや公海上でアメリカに無法な行為を行ったわけでもない第三国の船舶を捕まえるというのだから、アメリカは暴力、無法国家であることを世界に曝け出しているようなものである。基本に戻って考えてみても分かるように、中東の海域、或いは地域にアメリカ本土から軍隊を派遣してまで、他国に無法の罰を与えようというのは、成り上がり国家の思い上がりを見せつけているだけである。

 このトランプ大統領の言動に対して、今まで黙っていたアメリカ出身のローマ教皇レオ14世が、先日アメリカとイスラエルによるイランへの軍事作戦を公然と批判した。さらにトランプ大統領が、イランの文明が滅びると発言したことに対しても、イラン国民に対するこの種の警告は容認できないと強く批判した。ただでは黙っていられない大統領は、即刻教皇は犯罪対策について弱腰で教皇としてもっとしっかりすべきだとまで反論した。

 これからトランプ政権は、ローマ法王庁とも敵対するような状態になりそうだ。ホルムズ海峡封鎖の行動と同時に、イランに対する限定的な空爆の再開を検討しているとも語った。

 ついては、在日米軍の日本国内における嫌がらせとでもいうか、迷惑行為が知らない間に随分増えていることを指摘しておきたい。日本人の居住区に米基地から有毒ガスが漏れていたなど、迷惑には住民も困惑していると思う。

 そこへ来月自衛隊東富士演習場で米軍が国道約3㎞を封鎖してロケット砲射撃訓練を行うという。昨年10月にも同じような訓練を行い地元住民には、これ1回きりという苦渋の決断で受け入れてもらい実施されたばかりだが、舌の根も乾かぬ間にまた同じ訓練を行うという計画に地元は反発している。これを引き受ける自衛隊も自衛隊である。これについて地元民に説明するとして、昨日小泉防衛大臣が地元自治体のトップと会談した。小泉防衛相は国側の考えとして、安全保障環境の急速な変化から防衛力の抜本的強化と日米同盟の一層の強化が重要と説明したようだが、これは地元だけではなく、日本国民全体の問題であり、もっとメディアが取り上げて論議を交わすべきではないだろうか。

 イラン戦争で、在日米軍が日本の基地から出発しており、日本は間接的にイラン戦争に組み込まれているのである。それでいてトランプ大統領は、米軍が他国から日本を守っているのに、日本はそれに応えないと捨て台詞をぶつけたが、アメリカは日本を守ってくれているのではなく、日本はその米軍のために便宜を図ってやっているのだということを日米当事者はもちろん、日本全国民が知っておくことが大事である。アメリカは当てにはならないが、日本が助けてやっているという好ましくない関係が日米同盟のベースとなり強化になっているのだ。

2026年4月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6908.2026年4月12日(日) アメリカのあくどい他国支配欲

 世界中から注目を集めているイラン戦争停戦に向けた話し合いが、アメリカとイランとの間で昨日仲介国パキスタンの首都イスラマバードで行われた。30年近く以前にこのイスラマバードを訪れたことがあるが、首都とは申せ旧首都だったカラチに比べて、商店街などはなく経済の影響はほとんど見られず、人口も少なく静かな政治都市であるとの印象を受けた。協議は休憩を挟みながら約15時間に亘って行われたというからお互いのタフネスぶりに敬意を表したいくらいである。今回は両国ともその場で決断できる、バンス・アメリカ副大統領とガリバフ・イラン国会議長による首脳級の対面協議となったが、残念ながら合意には至らず、引き続き今日も行われる予定だったが、バンス副大統領はさっさと帰米してしまった。当分両国の合意は難しいのではないかと懸念している。

 喫緊の課題は、ホルムズ海峡を通る船舶の安全航行だった。ところがその前提の話し合いの前にイスラエル軍がレバノンの首都ベイルートを攻撃し、多くの犠牲者を生んだことにイラン側が協議の約束違反と抗議をした。アメリカはレバノンはこの協議の条件には含まれていないと自己主張している。それでもトランプ大統領は、若干なりとも後ろめたいのか、イスラエルのネタニヤフ首相に、レバノンへの攻撃を小規模に手加減するよう命じた。

 結局アメリカにとっては受け入れ難いだろうが、戦線からアメリカが手を引かねば解決しないと思う。それにしても戦争とは全く無関係の私らでも、かつて訪れた土地が破壊されるのは忍び難い。

 このイラン戦争はアメリカが自らの利益のために起こした戦争であり、それが今では石油を主として世界経済に大きな影響を与えるほど国際政治と経済を揺るがしている。もうひとつ気になることは、アメリカでは今年独立250周年を迎える祝典を祝う準備を進めているが、中東各国はもとよりヨーロッパ諸国や、アジアの国々にとってはたかが250年の歴史と伝統である。イランでは紀元前のアケメネス王朝以来2千5百年の伝統が引き継いでいる。ヨーロッパでは紀元前3千年の古代ギリシャ時代に始まった。日本だって戦前の紀元2千6百年から考えると、アメリカの250年はほんの成り上がりもの根性である。それが悔しいのだろうかトランプ大統領は、イランを石器時代に戻すなどと馬鹿げたことを言って歴史の長い国をぶち壊そうとしている始末だ。むしろアメリカが石器時代よりずっと後の時代、中世にでも戻したところでアメリカ大陸には、沃野と高原しかなかったであろう。尤もその時代に戻った方が世界の平和は保たれるだろう。思い上がったアメリカ、トランプ大統領を世界が挙って戒めることが必要な時ではないだろうか。

 いま日本では公には取り上げられていないが、アメリカが「占領」している沖縄を始め、日本各地の米軍基地には、日本政府には知らされないままアメリカの戦略によって勝手に統治されているところがほとんどである。

 アメリカ追従外交一辺倒の高市首相が、先の日米首脳会談でトランプ大統領に軍事費を増強することを約束したと語ったが、それを何の問題にもしない与野党国会議員やメディアには、現状の日米関係で大丈夫なのかと疑念を覚えざるを得ない。

 一言言ってやりたい。アメリカごとき若造なぞの私欲になんか操られるな!

2026年4月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6907.2026年4月11日(土) 校長が保護者に語った当然のこと

 今朝起きた時から陽気が暖かい。昨日までの4月都内の最高気温は上下の変動が著しく17.5℃から23.7℃だったが、今日は昨日までの雨は止み、日が昇るにつれ気温が上がって最高気温は27.3℃となった。全国で最高は静岡の30.3℃で、関東では栃木県佐野市の29.7℃だった。今夏の炎暑が思いやられる。

 さて、小中学校では新年度が始まり、各地で入学式が行われた。どこだか分からないが、ある公立学校の校長が入学式の挨拶で保護者に伝えた2つのお願いがネット上で話題になっているようである。

 校長が述べた2つのお願いというのは、次の通りである。①教員の勤務時間は8:15から16:45までなので、学校への連絡はこの時間内にお願いしたい。②子どものスマホトラブルは保護者の責任です。以上2点について校長は堂々と話されたようだが、ほぼ共感、或いは支持する声だったという。中には、自分の勤務時間から考えてもう少し相談する時間を拡大して欲しいと言う保護者からの注文意見もあった。この学校が小学校か、中学校か分からないが、偶々中高生2児を抱えた、同じ学校に勤務する教員が校長の話に感動し、SNSに投稿したことから分かった。

 これについて、内田良・名古屋大学教授が専門家の立場から、次のように解説している。公立校の教員勤務時間は8:15から16:45であり、校長の発言を「毅然姿勢」と言えるほど勇気のある発言である。子どもは始業時間前には学校に着き、教員は受け入れ準備のためにそれより早く出勤している。現実には保護者や地域住民が「学校依存社会」になっていることで、学校依存状態が見えずに気が付かないことが問題であり、その点でこの校長の発言は「見える化」した効果はあった。

 スマホに限れば、スマホ使用者の年齢が大分低年齢化して、勉強そっちのけで熱中し、視力にも悪影響を及ぼすとして、日本の一部地方のみならず、ヨーロッパやオーストラリアでも一定の年齢に達するまでスマホを禁止する法や条例が施行されている。実際子どもだけでなく、成人にとってもスマホの活用は必ずしもプラスというわけではない。最近の電車内の乗客を見ていても、彼らのほぼ8割方はスマホに熱中している。中には、彼らがシルバーシートにも遠慮なく座ることもあり、高齢者や身障者にも進んで座席を譲ろうとはしない。

 入学式で校長が毅然として語った2点については、さもありなんである。親は忙しくてそこまで目が行き届かないなどと一部の保護者は反対しているようだが、それはいずれその親に分かる時が来るものだ。また、①についても、内田教授は公立校の教員には、「給特法」と言われる長たらしい名称の「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与に関する特別措置法」により残業代は支給されないことも考えてみるべきだと指摘している。物事は当事者の視点から考えるべきである。

2026年4月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6906.2026年4月10日(金) 大河ドラマ「ジョン万」が待ち遠しい。

 NHKは昨日2028年の大河ドラマに「ジョン万」を決定したと公表した。言うまでもなく、「ジョン万」とは太平洋で漂流し、孤島で何とか生き延びていた時、アメリカのホイットフィールド捕鯨船船長に救われ、アメリカの船長宅で成長し、その後日本へ帰って幕末に幕府の要人として活躍した土佐の漁師ジョン万次郎、中濱万次郎のことである。

 近年の大河ドラマはあまり面白くないと思っていたので、これなら幕末の多くの有名人も登場して、分かりやすいストーリーになり、視聴率も上がるのではないかと思っている。

 実は、ジョン万次郎は妻の父親の伯母が万次郎の息子の許に嫁いだので、妻の遠縁という関係でもあり、その意味でも興味深い。

 今からちょうど半世紀前の1976年9月に、旧文部省派遣の教員海外視察団に1か月間に亘りお供して、ストックホルムとアメリカ・マサチューセッツ州ニュー・ベッドフォードの教育施設を見学、研修したことがある。この時ニュー・ベッドフォードのホイットフィールド船長宅とジョン万次郎記念館を訪れ、館長さんに実はジョン万次郎は私の妻の遠縁に当たると話したところ驚かれ、是非奥さんと一緒にもう一度訪れて下さいと言われた。その後しばらくして訪米された皇太子ご夫妻(現上皇ご夫妻)が、この記念館を訪問されてメディアに取り上げられ一時話題にもなった。

 ところが20年ほど前に、この記念館を維持するのが経理的に苦しく近い内に閉館するとの報道があり、それは実に惜しいと気になっていた。幸い寄金を募り何とか「ホイットフィールド・万次郎友好記念館」として再出発し、引き続き現在も見学者が訪れていると知ってホッとしている。それはどうやら元の記念館を引き継いだのではなく、ホイットフィールド船長のお宅を多少改造して、万次郎の生活ぶりも偲べるようにした形で再開されたようだ。あのお宅は目の前に大西洋の波浪が見え、流石に船長の家だなぁと感銘深く思ったものである。

 大河ドラマが来年ではなく再来年というのが、少々待ち遠しいが、主演は山崎賢人に決まっており、すでに本人は現地を訪れたというくらい力が入っているようだ。随分先の話だが、ジョン万次郎が実際に生活したこの記念館を画像であるにせよ、また観られることを今から楽しみに待ちたいと思う。

 さて、昨日までは空は晴れていたが、今日は朝から小雨模様で午後から時間が経つにつれて降ってきた。このところ毎日ウォーキングを堅実にこなして、1日あたりの平均歩数も上がって、3月は1日平均6,347歩だった。当初は1日5千歩を目標としていたのだが、それは何とかできる。次のステップ6千歩が何とか出来れば、更にそのうえの7千歩を目指すことも出来る。かかりつけの医師は、年齢を考えてあまり無理することなく5千歩に届けば御の字だと仰って下さる。ただ、つい調子に乗って更に上を目指そうとの気持ちが出て来る。今月は1万歩、8千歩を超えた日もあり、月間平均で1日7千歩も射程距離内である。ところが今日のように午後雨の予報が出るとその日は外へ出られない。そこで今日はまだそれほど大降り出ない時を見計らって、傘を持って途中その傘を差しながら無事に帰宅した。悠々5千歩を超えて、夜計測したら6,066歩だった。

 まぁあまり無理をせず、目標を6千歩前後にした方が良いかなと思っている。

2026年4月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com