7081.2026年10月2日(金) 本ブログ読者から疑問、指摘、意見

 2007年5月15日、かつて「5.15事件」の起こった日にHPをスタートさせて、同時にこの拙いブログ「ご意見番の意見」も書き出してから現在20年目に入り、連続7千回を超えた。この間多くの方々から励ましの声をいただき、Googleからも評価していただき、それがエネルギーとなり、高齢となった今では認知症予防にも効果的と考えて各種資料を参考に毎日文章を綴っている。

 読者にも身勝手で強引な私の主張に必ずしも賛同していただいているとは思ってはいないが、誹謗、中傷を避けるために当初から公開質問を受け入れることは考えていない。その点は申し訳ないと思いつつ、是々非々は考慮しながら自己主張を貫きたいと思っている。

 実は、このほどある読者の方からお手紙をいただき、本ブログの内容について疑問を寄せられた。お名前は伏せられているが、私の知人の友人らしい。

 疑問というのは、9月17日のブログに取り上げた2つの事象である。いずれも堅苦しいような内容ではなく、相撲と野球の1場面について、私が書いた個人的見解に対して疑問を感じておられる。

 まず、大相撲秋場所で、平幕高安が横綱大の里を破って「金星」を挙げたという朝日新聞の記事であるが、これに対して私が以前に何度かNHKアナが中継で、「初めての横綱戦に勝った平幕力士の勝利を金星という」と話された。2度勝っても金星とは言わないそうである。私もそれを信じていた。従って、私は元大関の高安が金星を勝ち取ったというのは、おかしいのではないかと朝日記事に疑問を覚えた。初々しい平幕力士が、大横綱に初めての挑戦で勝ち星を挙げた新鮮さがキラキラ光る金星に映るのは理のある表現だと思う。質問者は私が紹介した「横綱への初の挑戦で倒したら金星という」の表現はおかしいと仰る。確かにネットで調べてみると、平幕力士が横綱を破った白星を金星と呼ぶとだけしか説明されていない。金星を初めての勝利とは決めつけていない。この点はNHKアナの言葉通りに解釈した私が単純すぎたのかも知れない。ただ、老練な元大関が自分よりも遥かに若い横綱に勝って、例え勝利の価値はあろうとも「金星」にフレッシュさは感じられないのではないだろうか。その後NHKの他のアナも横綱に2度勝った元関脇に対して金星を挙げたと称賛していたが、本当の「金星」というのはどうなのか。どこにもそんな情報が見られない。NHKも朝日も報道にその時の印象、感性をよくよく考えるべきだと思う。

 また、もうひとつの疑問と称されたのは、今月5日に行われた東京六大学野球の慶大対東大戦についてである。この試合で東大選手が三振を喫したが、振り逃げで一塁へセーフとなった。その後東大3選手が連続三振を喫して、記録上1イニングに4人がアウトとなった。この事実は翌6日の朝日スポーツ欄にその通り紹介された。私はこれで東大は1試合に27個のアウトカウントを喫すれば、試合終了となるが、この日は28個のアウトを奪われたと記した。この点について、質問された方は1イニングの4つのアウトは信じられないとアピールしている。しかし、新聞記事に4つのアウトと書かれているので、私はその通り書いたまでである。質問者はそれを理不尽とでも受け取られたのだろうか。

 以上2つの質問に対して自論は、メディアの報道を受け取ったうえで、自分なりに咀嚼して拙い自論を展開したものである。

 いろいろご意見、ご批判はあるかと思うが、私は自分自身のブログに、もし間違った事実を書いたとするなら、謙虚に反省し訂正する気持ちは常に持っている。しかし、外部から受け取った情報をベースに書いた文については、それが間違いであると明確に断定されない限り、ペンを曲げる気持ちはない。その点はご了解いただきたいと思っている。

 上記のように疑問を呈された読者には、いろいろ参考になった点がある。これからもご高覧くださり、時には忌憚ないご感想をお寄せいただきたいと願っている。

2026年10月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7080.2026年10月1日(木) 人口減少を糊塗する人口水増しの企み

 日本の人口は、近年減少しつつある。総人口1億2千3百万人から5年間に317万人もの人口が減った。5年間で2.5%も減ったことになり、これは日本だけの問題というわけではない。中国、韓国、台湾、タイなど東アジア、東欧圏のウクライナ、ブルガリア、バルト2国、ヨーロッパでは、イタリア、ギリシャ、ポルトガルに、ロシアなどが年々減り続けている。アメリカ、イギリス、フランスなども出生率は下がっているものの、移民受け入れにより自然減をカバーしているようだ。今では、世界236カ国・地域の内、40カ国・地域で人口が減少しつつあると推定されている。

 日本は移民を受け入れるような考えはほとんどなく、このまま放置すれば、将来的には憂慮すべき問題を提起しかねない。

 最近人口増加が望まれるとは言え、何と愚かなことをやるのかと思うような事態があった。昨年の国勢調査で、富山市が人口を水増ししていた疑いがあると総務省が警告した。富山市で水増しされた人口は2千人以上で、5月に速報値は40万2千人と発表し、9月29日の確定値では39万9千人だった。どうも人口を40万人以上の都市にしたかった恣意的な策略である。以前に愛知県東浦町が人口を市に昇格するための要件である5万人にせんがために、当時の副町長が部下に命じて303人水増しの偽称を実行した不祥事があったそうである。

 行政としては、国、住民を騙すようなことを試みるのは、例え前記のように市への昇格のようなその自治体にとってプラスらしき効果があったとしても、危険を冒してまでやることもない。富山市のような大規模な偽証を行ったのは、選挙がらみの理由があるようだ。それは、衆議院議員選挙区の人口差による格差をできるだけ減らすために、10年毎に定員数の調整を行う。それにしても富山市のような地方自治体が、近年内に実施されるであろう定員調整を目論んでやったのか、その真意は定かではないが、国が実態とは変わって見られることになる偽りの統計を作成する気持ちはとても理解出来ない。

 さて、今朝も小雨が降っていたが、8時過ぎには空が明るくなってきた。東京医療センターへ歩いて行ったが、雨の心配はなく、着るものも厚着は必要ではなかった。千葉県を襲うと見られていた台風26号は伊豆諸島を直撃した後、房総半島の南端に雨を降らした程度で太平洋上に去って行った。青空が見えたそうである。数日前から台風26号を警戒して、先日堤防が決壊した印旛沼の緊急復旧工事を国交省が主体となって昼夜を分かたず試みていたが、どうやら堤防の再決壊の危険は去ったようである。ところが、台風一過の後に、また新たな台風27号が、南方のマリアナ諸島近海を彷徨っている。幸いにもこれは北上しても小笠原近海に達するが、日本本土に上陸する可能性は低いようだ。まったくやれやれである。それにしても千葉県民は、26号が直撃せず、取り敢えずホッとしているのではないだろうか。

2026年10月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7079.2026年9月30日(水) 鵠沼の実家周辺が「住み続けたい街」1位に

 今日は2026年度上半期の晦日であるが、相変わらず秋雨が降っている。今月は東京都内ではついに1日たりとも晴れた日はなかった。連続降雨日は8月27日以来今日まで35日連続である。そのうえ台風26号が太平洋沿岸を北上し、今夜には伊豆諸島を襲い明朝には東京、千葉方面にかなりの雨を降らすような気象予報である。昨日の人間ドック検査に続いて、明日朝も東京医療センターで変形性膝関節症の定期検査の予定があり、自宅から歩いて行くが、ちょうど台風26号の襲来とぶつかりそうで雨足が気になる。

 ところで、最近都内のマンション価格が建築資材や人件費の高騰を受けて値上がり続けて、都内新築マンションも平均1億4千万円を超えて普通のビジネスマンにはとても手が届かない価格にまで上がってしまい、住宅ローンでも支払いきれないほどの高額になってしまった。同時に中古マンションも新築とさほど差のないレベルに達している。

 その中でよく目にするのは、「1度住んでみたい街」とか、「住み続けたい街」などが新聞などに紹介されるが、昨日の朝日朝刊東京版にリクルートが発表した首都圏版「住み続けたい街ランキング」という興味深い最近の動向が紹介されていた。東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城の1都4県に住む20歳以上を対象に調査したものである。10位までの内、2~10位が都内23区の千駄ヶ谷、赤坂、本郷3丁目、参宮橋、世田谷区代田、新富町、戸越公園、白金台、牛込神楽坂である。驚いたのは東京23区を押しのけて1位にランクされたのが、何と実家があった江ノ電鵠沼駅近くの藤沢市鵠沼である。私が2度に亘って居住した想い出の残る土地で、戦時中の1年間と、高校入学時に住み始めて結婚するまで青春時代を過ごした土地であり、両親もこの地で亡くなった。わが家も祖父が戦前に別荘として建てたもので、祖父母もここから来世へ旅立った。周りは背の高い松林の中にあり、トンビの他に、珍しい仏法僧の声やその他小鳥の声が聞こえてくる静かで空気のきれいな土地柄だった。昔は周囲が別荘地だったせいもあり、かつて藤沢市は、JR東海道線藤沢駅北側は地元の人、江ノ電が走る南側には移住した人が住む街と言われた。今も鵠沼には妹夫婦が住んでいる。確かに住むには最高の土地であると思う。

 交通機関もJR東海道線、小田急線、江ノ電などを利用できる利便性があり、多くの人が東京へ通勤していた。歩いて鵠沼海岸へ行くことができて夏にはここでよく泳いだものである。江の島へは海岸沿いに富士山を見ながら歩いて行けるし、少し足を延ばせば江ノ電で鎌倉めぐりも楽しめる。この地から通った湘南高校ではラグビーに入れ込み、高校生活を満喫した。

 あの鵠沼がこういうマスコミ受けの事象で採りあげられるのは、意外であるが、それなりに認知度が高まった証左であろう。今でも高校時代を過ごした友人の何人かは、この辺りに住んでいる。住む環境は文句なしで、青春時代のメモリーが色濃く残っている懐かしい土地である。欲を言えば、あまり知名度が上がって多くの人が押し寄せて騒がしい事態になり、人口過多にならないことを密かに願っている。

2026年9月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7078.2026年9月29日(火) 旅行・観光開発指数で日本が世界1

 今日は朝から激しい降雨だった。少し小雨になるとの期待も違わず、かなり雨が降っていた。六本木麻布台ヒルズの慶應病院予防医療センターへ、人間ドック検査のため余裕を持って出かけた。かねてより80歳以上の人は極力付き添い人と一緒に来るようにとの病院側の要請もあり、数年前から妻ともども出かけている。ところが、私が朝早く出かける必要があり、妻は予定があって11時をメドに病院へ来ることにした。9時から人間ドックのひとつ、MRI検査をスタートに順次予定通りのスケジュールで診察を受けていた。私が胃カメラの内視鏡検査を受けた際、うっかり今朝血圧降下剤を服用したために、検査後1時間何も食べられず、2時過ぎに提供された増川弁当を食している場へ妻は顔を見せた。

 検査結果は妻とともに説明を受けたが、多少数値が悪くなった点と良くなった箇所もあり、概ね大きな問題はないとホッとする説明だった。帰路は地下鉄日比谷線神谷町駅までビルの中の高級で洒落たショップ街を歩いたが、外国人の多いのには驚かされた。六本木周辺は、新しい街づくりで都内でもどこかあか抜けたところがあるが、外国人も単なる観光客ではなく、ビジネスマンが主に歩いている。どんどん変わっていくのが、首都東京である。

 ついては、世界経済フォーラム(WEF)が、25日に2026年版「旅行・観光開発指数」を公表した。この種の統計は初めて見たが、通常よく見る人気観光地ランクとか、観光収入ベスト10、世界遺産ランクなどとは異なり、やや異色である。国や都市の単なる数字を比較したものではない。日本は旅行で必ず利用する交通機関の利便性や、観光需要の持続可能性などが評価されたようである。「観光開発」という目には見えないその国、都市の日ごろの観光発展のための努力を数値的に出して比較したもののようである。

 そんな調査対象に挙がった国や地域は、110カ国あるが、そのランキング1位に挙がったのが、何とわが日本である。2年前の公表では、日本は3位だったそうだから、この2年間で日本は、世界有数の観光立国としての地位をさらに強固なものにしていると評価された。

 意外だと思ったのは、2位にアメリカが入ったことと、観光地としてアルプスを抱えて多くの観光客が憧れるスイスが9位に沈んでいることである。それぞれその理由を知りたいと思うが、どこもそれについては現状では発表されていないので、憶測するより仕方がない。

 それにしても日本の観光業が世界的に評価されたのは、かつてまだ報われなかった旅行業界で営業、企画両面で長らく汗を流し、曲がりなりにも努力して会社のためにも多少貢献したことが、そのように評価されるようになったことは大変うれしいことである。

 日本の観光業を発展させていくために、やるべきことはまだたくさんある。観光業界人ばかりでなく、この世界的評価は、日本人全体に与えられた名誉だと思う。可能なら国民がもっと観光業発展のために、国も国民に方向性を示すなりして個人的に少しでも貢献できる機会を与えるべきであると思う。

2026年9月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7077.2026年9月28日(月) パワハラで辞職した前市長が再出馬

 台風26号が台湾の東方洋上から日本本土を襲いつつあるが、スピードが遅く昨日漸く九州北部に豪雨をもたらした。その後本土の東沿岸を北上するようであるが、そのスピードぶりは相変わらずノロノロしてようでイライラさせられている。

 実は、明日毎年恒例の人間ドック検査を慶應病院予防医療センターで受診することになっているが、激しい雨に襲われることのないよう願っている。幸いにも台風のスピードダウンにより、明日の東京地方は当初降雨ではあるが、土砂降りの可能性がないようだ。

 それにしても今年の天候は平年とは大きく異なり、最近の雨模様にはうんざりさせられる。気象庁の発表によれば、8月27日以降今日まで33日連続して雨が降り、2019年に記録した33日連続雨天の統計史上最も長い記録に並んだそうである。同時に昨日までの合計降水量は、1958年に次ぐ2番目だそうだ。今年は、「酷暑」という言葉が発表され、むしろ猛暑、酷暑が警戒されていたが、暑さは予想していたほどではなく、凌ぎ易かったと言える。その反対に日は照らず、雨が多く、反って洪水や、土砂崩れの心配が頭から消えない。

 先日台風25号被害を被った千葉県印旛沼周辺では、26号でまた大きな被害を警戒して、決壊した印旛沼の土手の修復作業に懸命である。千葉県民の困惑も並大抵ではない。しばらくは台風が襲来しないことを祈るばかりである。

 さて、今日「またやるのか?」とびっくりしたニュースがあった。今月初めに部下へのパワハラ問題で市長を辞任した山中竹春・前横浜市長が、市長選を1週間後に控えた昨日、再び市長選へ立候補することを表明したのである。あれほど酷いパワハラが公になり、市の第三者委員会による調査で前市長のパワハラを認定する報告書を公表している。昨年の市長選で推薦した自民党、公明党、立憲民主党は、山中前市長に辞職を求めたほどである。とても今回は推薦する気はない。すでに自民党は他の弁護士の推薦を決めている。他にも4人が立候補を表明しており、山中前市長は彼ら5人の立候補者を相手取って選挙戦を戦うわけであるが、果たして勝てる自信があるのだろうか。市長選は10月4日に告示され、18日に投開票される。

 横浜市政以上に世間を騒がせていた福岡県議会では、実力者というか、ドンらが去って問題は残されているが、表面的には騒ぎは収まったように見える。問題の県議会とは異なるが、来る11月に福岡市長選が行われる。県議会問題も一因でこれまで「1強」と言われた高島宗一郎市長が16年の任期を区切りに、次の市長選には出ないと公表してから、続々と立候補者が名乗りを上げた。すでに10人も立候補する乱戦模様である。福岡市長選は、11月1日告示、15日投開票である。県議会がらみのトラブルが起きなければよいがと些か気になる。

2026年9月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7076.2026年9月27日(日) 大相撲秋場所、横綱大の里1年ぶりの優勝

 今日大相撲秋場所は千秋楽を迎えて11勝3敗同士の横綱大の里と大関安青錦が、結びの一番の相星決戦となり、大の里が勝って6度目の優勝を飾った。結びの一番に相星同士の決戦というのも、あまりないと思う。昨日、一昨日と連敗して優勝も危うくなってきただけに、横綱の思いは強かったのか、優勝が決まってから表彰式でも感激の涙を見せていた。その勝負を裁いた立行司、木村庄之助が今日を限りに定年退職ということから、これを知る満員の国技館内からも大きな拍手が上がっていた。感動の締めくくりとなった。それにしてももう1人の横綱豊昇龍が3場所連続して休場で、横綱在位11場所で1度も優勝経験がなく、一部にはこのまま引退するのではないかとの噂も出ている。

 関脇藤の川ら若手の活躍もあり、大変充実した興味深い秋場所だった。この次の九州場所でも活気のある相撲を期待したいと思う。

 さて、国際社会は各国ともに荒んだ外交関係のように写るが、その刺々しい雰囲気が、残念ながら今開催中の国連総会で随所に露見された。イスラエルのネタニヤフ首相は昨日行った一般演説で、パレスチナ自治区ガザへの戦闘がイスラエルによる「ジェノサイド」と非難されたことや、また、国際刑事裁判所(ICC)からネタニヤフ首相に対して逮捕状が出されたことに対して、「今世紀最大のウソだ」と反論した。このネタニヤフ首相が演説のため登壇した際には、ブーイングが起こり、各国外交団は次々と退席した。

 このネタニヤフ首相と同時にパレスチナ自治区のアッバス議長がビデオ形式で演説したが、これはトランプ・アメリカがアッバス議長へこともあろうに2年連続で入国査証発行を拒否したため、国連へ来られず止むを得ずビデオ形式の演説となったものである。

 アッバス議長は、ガザ地区でイスラエルが殺害や破壊を繰り返しジェノサイドによる人道的悲劇を引き起こしたと批判し、更にヨルダン川西岸の入植地拡大も批判した。

 日本は高市首相の日米首脳会談や、国連演説などが注目されたが、その陰で茂木外相が日本とともにドイツ、インド、ブラジルとともに安保理事会の常任理事国入りを目指して4カ国外相会議に出席して、安保理事会における常任理事国、及び非常任理事国を増やすことを求める共同声明を出した。ところが、昨日ロシアのラブロフ外相は、国連総会の一般討論で演説し、安保理事会の改革を巡り常任理事国入りを目指す日本とドイツについて、「軍国主義の道を歩んでいる」と批判し反対する一方で、インドとブラジルについては支持するとロシアの立場を表明した。

 これはロシアがウクライナ侵攻を始めた時から、日本がウクライナを支援すると公表し、ロシアとの貿易を停止し、北方四島にプーチン大統領が唐突に訪問した意図を日本が懸念したことから、嫌がらせを交えたロシアの反日感情を露骨に表したわけである。

 どうも国連の場においても、ウクライナとパレスチナの問題が常に各国の言動に表れるものである。

 また、ロシアがドイツを忌避しがちな態度を見せるのは、ドイツ国民に近年右傾化傾向が目立ち始めて、第2次世界大戦でナチスに攻撃され厳しい試練を味わされた過去の体験が、ロシア国民の間にトラウマとなって蘇ってくるからではないだろうか。ドイツでは移民政策や、EUへの批判的な姿勢を見せるドイツの極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が、地方選で勝利を収めて以降、その勝ちパターンが他の州にも伝わり、旧東ドイツの5州の議会選で3州においてAfDが第1党を占めた。その勢いと動きをロシアが警戒しているのではないか。

 ドイツでは、就任後まだ1年余のキリスト教民主同盟(CDU)のメルツ首相も、最近の選挙ではAfDに敗れ、厳しい与党体制である。世界的に保守、右翼層が伸展しており、ドイツも急速に右傾化してきた。しばらくドイツの政情から目を離せない。

2026年9月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7075.2026年9月26日(土) トランプ大統領の軽々しい日本観

 昨日習近平・国家主席は2泊3日の短い滞米の合間にホワイトハウスで、トランプ大統領と首脳会談を行った。直前にアメリカのメディアが取材に不参加となり、伝えられる会談の様子はすべて中国メディアからのものである。そのこと自体異常であったが、妙にトランプ大統領が気を遣った会談には、ともに腹に一物なだけに最初からキナ臭い感じがしていた。

 今や世界の2大大国を自称する両国首脳は、相手を忖度しながらも本音を隠した言動を行い勝ちだった。急激な発展で乱用のリスクが指摘されるAIの管理について、米中両国で協力を進める考えを確認し、両国の連携をアピールして「米中2大国」が協調して国際社会の諸問題に対応していく姿勢を打ち出した。公表された会談内容は、他の国のことはほとんど気にしないものだった。日本に対しても然りだったが、気になる表現が気になった。会談前の歓迎式典でトランプ大統領が、第2次世界大戦中には中国はアメリカの同盟国だったとの言葉を使い、それを受けて習主席は、「80年以上前に中国とアメリカ人民は協力して日本軍国主義の侵略者と戦った」と主張し、「血と火の中で築かれた友情は、世代を超えて受け継がれる」と訴えた。だが、習主席は、第2次世界大戦中日本と戦った中国を大きく誤解している。当時の中国は、蒋介石がイニシアチブを握っていた「中華民国」で、習主席の主張する現在の真の共産主義国家ではない「中国型共産主義国家」の中国とは社会制度など全く別物だった。

 いずれにせよトランプ大統領は、中国に必要以上に気を遣い、その反面日本に対してはいつも同盟国だと強調しながらも、真の気持ちとしては、日本はどうにでもなると思っているのか、出まかせでも気にしないぐらいの気持ちではないだろうか。第2次世界大戦の口火を切ったのは、日本の真珠湾攻撃であると言い続け、広島、長崎への原爆投下については、原爆を投下しなければ戦争は続き、更に多くの戦死者が出たであろうから結果的に原爆投下をYESと考えている。そのために、毎年の原爆慰霊祭にも出席しようとの気持ちはもとより、犠牲者や遺族への慰めの気持ちをかけることはない。今でも沖縄の米軍基地の存在をしきりに日本の安全のために置いてやっているとの言い方である。いかにアメリカの安保政策上必要であろうとも、日本のために駐留し続けているとの見解を押し付けているのである。

 今回の米中首脳会談で、習主席がしきりに台湾独立反対を言い続けたことは、今後ともトランプ氏にとっては重荷だと思う。今後習主席がこの言葉を言う都度、トランプ氏が弱気になるのははっきりしている。トランプ政権は習近平主席を大歓迎したが、反ってこれによりアメリカは思い切った行動に出られなくなるのではないだろうか。

 それにしてもトランプ大統領の言動から分かったことは、彼らは日本を同盟国とみているのではなく、都合の良い支配国とみているようで、心から信頼出来ず、失望するばかりである。

2026年9月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7074.2026年9月25日(金) アジア大会、日本選手の活躍

 大相撲秋場所も終盤に入り優勝争いが盛り上っている。今日13日目を終えて横綱・大の里が2敗でトップに立ち、大関・安青錦と平幕の元大関・朝乃山が3敗で追っている。また、プロ野球もペナント・レースも最終ラウンドを迎えて、パ・リーグは福岡ソフトバンク・ホークスの優勝が決まった。一方のセ・リーグは昨年度の覇者阪神タイガースと巨人軍の優勝争いが過熱している。そんなプロ・スポーツに押されて、名古屋で開催中のアジア競技大会もやや影が薄いように見えるが、中盤に入り日本選手の活躍も目立ってきた。

 卓球の日本男子団体チームが優勝した。これは1966年のバンコック大会以来60年ぶりである。それまで参加しなかった中国が、その後参加するようになってから中国が8連覇し、その中国を今回日本が倒して優勝を奪い取ったのである。この他にもフェンシング、空手、競泳、体操、ソフトテニス、射撃、トライアスロンなど多種目に亘って金メダルを獲得した。

 中でも昨日行われた競泳男子200m自由形で優勝した、17歳の高校生・大橋信選手の活躍に注目が集まっている。他の選手に比べてやや小柄な大橋選手が、100mに続く2個目の金メダルを獲得し、2分4秒83の世界新記録を樹立したのである。

 今から70年前のメルボルン五輪で同じ種目に金メダルを獲得した古川勝選手の記録は、2分34秒7だった。その記録より30秒も早い。距離に例えれば24mに相当し、50mプールで半分もリードしたことになる。

 他に男子100m自由形でパリ五輪に世界記録で優勝した中国の潘展楽選手は、前回大会に続き2連覇を飾った。世界記録の46秒40は、1952年ヘルシンキ五輪の同種目優勝記録57秒4に比較して11秒も速くなっている。年々スポーツの記録も向上しているが、こればかりは昔も今も同じ条件で競っているわけで、近年選手の実力がかなり上がったということである。果たしてスポーツ選手の能力、実力というのはどこまでが限界なのだろうか。

 さて、最近すっかり静かになった日本の政治は、保守派傾向が強まり、政界でも自民党が多数派となり、それに日本維新の会や、参政党も勢力を伸ばし、そこへ元社会党の流れを汲む国民民主党が時に同調するという事態になっている。民主勢力であった立憲民主党や共産党、社会民主党、公明党などは存在感が薄れてきた。

 その最中に立憲民主党が、公明党とともに中道改革連合を結成したが、まとまらず、中道は解散することになった。その中心であった立憲民主党員が中道の小川敦也代表を中心に新党「民主改革の会」を起ち上げた。しかし、2月の衆議院総選挙前は、144人いた元立憲民主党員が、たった21人となり、その内参加を決めたのは18人で、革新派が動きを稼働させる都度共鳴者は激減するほど革新派にとっては厳しい状態である。

 自民党だけ勢力を拡張し、格好の反対勢力であった立憲民主党が総崩れに近い現状に陥った。これで日本は国民目線のまともな政治が出来るのだろうか。

2026年9月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7073.2026年9月24日(木) 台風25号被害と高市首相演説に愕然

 台風25号が、千葉県全域と神奈川県横須賀市、三浦市に甚大な被害をもたらした。死者も両県で11名、行方不明者が3人もいる。停電、断水も長く広域的である。道路の冠水や、崖や擁壁の土砂崩壊などにより、交通機関も乱れている。JR内房線では、姉ヶ崎・木更津間で擁壁が5カ所も崩れ復旧までに3カ月以上を要するというから、沿線の住民にとっては厳しい試練である。特に千葉県では、佐倉市を取り巻く地域に広く冠水があり、上空から見ると一面水面である。田畑も水浸しで農家にとっては致命的な打撃であろう。農家の人々の心中を察するとお気の毒で言うべき言葉も見つからない。今日は一昨日以来、再び晴れ間が現われたが、明日以後は再び秋雨に悩まされるようだ。台風25号が大変な被害を与えたが、天気予報によるとフィリピンの東に新たな台風26号が発生したという。今後北上し日本本土を襲う可能性があるそうである。今年9月は日本も台風や豪雨にやられっ放しでうんざりする。昨日まで5連休だったので、各地でいろいろなイベントや、花火大会なども計画されていた。残念ながら屋外の催しはほとんど中止になったようである。

  京都市立中学生だった1953年の9月に、当時台風13号にかなり激しい被害を受けたことをよく覚えている。女子同級生のひとりが、夏休みに嵐山近くの桂川で溺れて亡くなり暗い2学期が始まって間もなく、その桂川が氾濫寸前になったほど激しい豪雨と暴風にやられた、辛い想い出が今でも頭から離れない。

 台風26号が日本本土から逸れてくれることをひたすら願うばかりである。

 さて、昨日国連総会で行われた高市首相の演説について、各方面から日本人の本当の気持ちを伝えていないとか、ICC制裁について反論しないとか、当然述べるべきことを言わなかったことに対して、いろいろ批判が出ている。その中で、意外にも先年亡くなった音楽家の坂本龍一氏の娘のミュージシャン坂本美雨さんがXで苦言を呈していた。彼女はこう述べている。

 「国連で演説をする機会がありながら、ICC所長の赤根智子さんへのトランプの不法な制裁について抗議をしない? 『法の支配』と語りながら? いったいなんのために行ったのか」、「日本が誇るべき存在である赤根氏を守ろうともしない首相の姿を、空っぽな言葉を、各国の代表はどう受けとめるでしょうか」と手厳しく批判している。

 高市首相はトランプ大統領との会談でも日米協調を意識して、トランプとともに同席していた取り巻きにも、内閣改造をアピールしていた。外相、財務相、経産相、防衛相の名前をひとりずつ挙げて、アメリカと話し合いする重要な閣僚ポストは今までと変わらないので、引き続き協調していきたいと、あまり国民にはピンと来ないような話をしていた。あまりにも緊迫感、切実感や誠実さに欠けるところがある。これでは国連総会で演説する意味があまりないのではないだろうか。

2026年9月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7072.2026年9月23日(水) 国連総会で日米首脳が演説

 5連休最後のお休みは、「秋分の日」である。今日も朝から小雨交じりだったが、昼近くなって大分降って来た。今年の特徴である長雨である。

 千葉県では、8月13日以来昨日3度目の豪雨に襲われたが、長嶋茂雄氏の出身地佐倉市で、市内中央部を流れる高崎川が氾濫して市内に洪水が溢れ出し、家屋や自動車が水浸しになった。JR佐倉駅周辺は道路が冠水し、外出も帰宅もままならなかったようである。この近くを流れる河川と印旛沼は繋がっていて、高崎川が氾濫したうえに、印旛沼も今朝土手が決壊し、濁流が印旛沼から高崎川を経てまた佐倉市内へ流れ出てきた。当分後始末が大変だろうと思う。養魚場経営者が嘆いていたが、錦鯉10万匹がダメになり、10億円の大損害だという。市民にとって気の毒にも市内に溢れた汚水がひくのは、大分先のことになるだろう。

 さて、国連総会で各国の首脳がスピーチを始めたが、わが高市首相は悪漢トランプ大統領と35分間首脳会談の後に自論をぶった。首相は、地政学的対立の先鋭化によって国際情勢が緊迫し、自由な交易やエネルギーの安定供給が脅かされているとして、3つの柱を提唱した。

 ひとつは、国際社会全体で恣意的な輸出規制に対する懸念が強まっているとして、エネルギー・重要物資のサプライチェーン強靭化を主張した。2つ目に、平和と安定に向けた連携強化を訴えた。日本が戦後一貫して核軍縮、不拡散に真剣に取り組んできたとアピールしていたが、核不拡散防止条約にも加盟せずして、その提唱が、いかなる説得力があるか逆に問われるのではないだろうか。3つ目に挙げたのは、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・発展への貢献で、力や威圧による一方的な現状変更の試みは認められないと強調した。その中で国際刑事裁判所(ICC)などの活動を挙げ、日本はICCを一貫して支持していると語ったが、敢えてトランプ大統領のICCと赤根ICC所長に対する制裁については、国内から批判が出ているが撤回を求めることはしなかった。この辺りにトランプ氏への行き過ぎた配慮が感じられる。

 高市首相は、演説の中で国連憲章の条項から、第2次世界大戦の敗戦国を対象にした「旧敵国条項」の削除を含む見直しも訴えたが、中国がこれをどう考えているかである。

 一方、世界中が注目しているトランプ大統領の一般討論演説では、予想通りICCの非難から始まった。ICCは制御不能で反米的な組織であると口火を切った。1月のベネズエラ軍事作戦、2月のイランに対する先制攻撃を法の支配を揺るがすと国際社会の批判を浴び、ICCが厳しい制裁を課したことに対して、ICCを邪悪な集団とまで非難し、アメリカの行動を正当化した。更にトランプ氏はICC全加盟国に、この無法な機関から直ちに脱退するよう呼びかけると強調した。外国の記者からは、アメリカ・ファーストが中心で、外国はどうなっても構わないと考えているようだなどの感想があった。

 この演説を聞いて、ジャーナリストのひとり玉川徹氏も、一言でその印象を語った。「自分の意に沿わないものは力で押さえつけているだけ。そういうのを一般的に『暴君』という」。

2026年9月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com