7087.2026年10月8日(木) 学生よ 若者よ! もっと積極的に行動しよう!

 アメリカ・ニューヨーク州の名門コーネル大学で女子学生が集団で性的暴行を受けたと訴えた事件で、学生らが大学当局の対応をめぐり抗議デモを行って全米中の注目を集めている。2年前に起きた事件であるが、先月女子学生らが大学の対応に納得が行かず、民事訴訟を起こした。それがきっかけで、大学の対応に疑問の声が上がり検察が捜査を再開したという。去る5日には、男子学生たち加害者の処分や学長の辞任を求めて、千人を超える学生たちがキャンパスに集まり気勢を上げた。

 最近の大学生のデモでは2024年に、多発したイスラエルのガザ地区侵攻に抗議したコロンビア大学やUCLAらが、イスラエル関連企業からの投資を引き上げることを求めてデモが行われたことがある。

 実は、フランスでは現在先月から教育環境の改善を求めて高校生らが大規模な抗議デモを行いフランス全土に拡大している。6日には全国で25万~26万人が参加のデモへ発展し、一部は暴徒化して治安部隊と衝突して、多くの身柄拘束者が出る事態となっている。高校生らが訴えているのは、①慢性的な教員不足により授業へ支障が出ている、②老朽化が激しく劣悪な校舎のため、空調設備がなく、雨漏りがする、③教室の過密化により、生徒数に比例した椅子や机の設備が不十分で、生徒が立ったまま授業を受けるケースもあり、④国家財政の厳しさから文教予算削減が行われ、教育への財政支援や大学進学制度の改善を要求している。このような教育事情は、当事者である高校生だけではなく、保護者や学校関係者がその不整備に疑問を感じている筈であり、それを放っておいた教育関係者らの無責任も問われなければいけないと思う。

 このフランスの高校生の積極的な活動に比べて、現在の日本の高校生は、どう思っているかは不明だが、日本の場合はまったく鳴りを潜めていると言える。これは大学生についても言えることで、不十分な社会機構は学生たちばかりでなく、社会の責任とも言える。だが、昨今は若者たちが、社会に対して合理的で新鮮な意見を言おうとしないように感じる。これが、社会の空気にエネルギーが表れない原因ではないかと考えている。必ずしも60年安保闘争時の全学連のような異常なまでの活気のある行動を求めるわけではないが、あのような積極的で、自らばかりでなく社会のために良かれと思う行動を期待したい。

 今日の社会には、自らの生活圏から一歩でも出て行動しようとする積極的な人が大分少なくなったような気がする。他所から言われる通りにことを成すという空気が強い。それが結局物言わぬ社会となり、保守派の人々が力を増し、多くの人々が黙って従う世の中になっているような気がしてならない。この傾向が、政治の世界でも今年2月に実施された衆議院総選挙で、保守派の自民党、日本維新の会、参政党のような政党が支持を増やし、保守安定政権の地盤を固めたように思っている。

 若者よ! 学生諸君よ! 社会のために自らのためにもっと積極的に行動しよう!

2026年10月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7086.2026年10月7日(水) ノーベル賞受賞に比べ大臣と米兵の愚行

 今夕7時のNHKニュースを観ていてノーベル化学賞受賞者2人のうち、1人は日本人であると知った。東京理科大学名誉教授の硤合憲三博士で、日本人としては31人目の受章者である。珍しいお名前で、「ソアイケンソウ」と読むそうである。夜10時から東京理科大で共同記者会見を行ったが、会場へ高市首相から祝電がかかってきた。中々愛嬌のある偉ぶらない人で好感を持てた。日本人としては誇れる存在であり、嬉しいことである。

 さて、国会が開会されたにも拘わらず、この2,3日は本筋とはかけ離れた大臣の信じられない発言で地方自治体と批判の応酬を繰り返している。大臣が先の総選挙で自分を支援してくれなかった自治体に、リベンジのように国の補助金を削減した件で揉めているのが何ともやりきれない。

 簗和生・農水相が2月の総選挙の際、自治体が自民党公認の自分を推薦せずに、無所属の渡辺真太朗・自民党員を支援し、そのため自らは小選挙区で落選し、何とか比例代表制により繰り上げ復活当選した。首長が支援しなかった那須烏山市と那須川町に恨みつらみをぶつけ、地方交付金を削除すると広言し、反感を買っている。簗大臣の言い訳と説明もスッキリしない。簗大臣は道路予算をカットするために、周囲の議員や、国交省のキャリア官僚に何らかの注文をつけ、結果的に両自治体の交付金は大幅に減額されていた。働いきかけはしていないというが、とてもそうは思えない。

 実際、簗大臣の地盤である栃木3区の6市町村のうち、3つの自治体の今年度国土省交付金は、大きく削られた。昨日国交省は調査結果を公表した。しかし、国交省の説明も理解し難いものだった。簗大臣から何人かの役人が話を聞いて、大臣も自民党大田原支部の懇親会で今年度道路予算を大幅にカットしたと語り、その後大臣は発言を事実と認め謝罪した。理解し難いのは、昨日の国交省の説明では、「予算削減の働きかけはなかったと思う」とのあやふやな応えだった。これでは一向に霧が晴れない。

 こういう曖昧なやり取りを繰り返している政治家と行政の間柄はどうなっているのだろうか。任命権者の高市首相が、知らん顔をしているのも解せない。所詮政治というのは、闇の中で行われるものだとの印象と確信が深まるばかりである。

 さて、もうひとつの問題は、3日に沖縄県那覇市で起きた米海兵隊上等兵による日本人女性殺害事件である。これが発生した根本的な原因は、ひとつは日米地位協定の不平等にあり、もうひとつは駐日米軍の規律の弛緩にあると思う。かねがね問題になっている駐日米軍の、日本の法秩序を無視した理不尽なルールが是正されない限り、この種の事件はまだ尾を引くことだろう。後者で基地内の米軍の秩序が弱く乱れがちなのは、基本的に臨場感の漂う前線へ出動しなければならない軍人が、深夜に市街で飲み歩いている現実でも分かることである。軍隊、及び軍人が守るべき規律が緩い。

 前者の日米地位協定については、かねてより日本側が不平等を修正すべくアメリカ政府に交渉を持ちかけているが、イタリアやドイツにおける米軍との平等な条件は、日本では実現されていない。

 これらの事件を踏まえて、昨日沖縄県議会が米軍基地関係特別委員会を開き、日米両政府への抗議決議案と意見書案を取りまとめた。その中で、地位協定の抜本改定、米軍人らの外出禁止、短期滞在の米兵への規律厳守や人権教育を求めている。

 沖縄駐留米軍司令官は、極めて重く受け止めていると述べたうえで、①今日正午より48時間、基地外への外出禁止、一切の飲酒を禁止するなど、を命じ、②明後日9日以降30日間夜間(午前0時から5時まで)外出禁止とする行動制限命令を発した。

 果たして米軍兵はこの間大人しくしていられるだろうか。今後の対応次第では、また同じような事件が起きる懸念がある。

2026年10月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7085.2026年10月6日(火) 第2次高市内閣の命運は?

 昨日高市第2次内閣発足後、最初の臨時国会が開かれ、髙市首相の所信表明演説が注目された。予算編成と執行に当たり、経済最優先ということは常々語っていたが、30分間の演説でその大半は経済に関するテーマだった。ニュースなどでも取り上げられたが、特に「経済」という言葉の意味について語ったのが変わっていた。それほど経済面の問題を解決していきたいのだろう。そもそも「経済」という言葉は、私自身大学で経済学部の学生だったので、最初のうち授業で散々その意味と経済の基礎知識について学ばされた。「経済」とは、中国の古典にある「経世済民」を略した言葉で、「経」とは「世の中を収める」を意味し、「済」とは「民衆の苦しみを救う」の意味である。このことから「経済」とは、「世の中を平和に納めて、苦しんでいる人々を救う」と政治や統治全般を意味するスケールの大きい言葉である。それが、家計の経済状態などお金のやりくり、財政、節約などを意味するようになったのは、明治時代に西洋の学問が入って来た際に、英語の「Economy」の訳語として「経済」があてはめられたことがきっかけだそうである。これには、母校の開祖・福沢諭吉らが関わっていた。

 さて、高市首相は、まず強い経済について触れた。その中で、物価対策として消費税と支援金法案について説明した。来年4月から2年間実施される食料品消費税減税であるが、発表当初より野党からその財源はどこから捻出するのかとの質問が出ていた。だが、今までそのような最も肝心な点については明確に応えていない。

 首相は、日本の外交についても国家間の対立が複雑、常態化している中で、法の支配に基づいて国際秩序を維持・強化していくと述べたが、国際秩序のための国際刑事裁判所(ICC)、及び赤根智子所長に対するトランプ大統領による制裁については、国内外から首相が「ドナルド」と呼ぶトランプ大統領に抗議をして撤回させるべきだとの声が強いが、遺憾の意を表するばかりで、一向に腰を上げる姿勢は見せていない。「決断、挑戦、実行」を繰り返して強調するが、言行不一致のそしりは否めない。

 また、簗農水相の地元選挙区で自分を支援しなかった自治体に対して、地方交付税を減額するとの暴言に批判が集中しているが、首相は職責を果たしてもらいたいと言うだけである。任命権者としての責任は感じていないようだ。

 沖縄駐留米軍上等兵が日本人女性を殺害した事件では、自民党推薦を得て知事職を奪回した古謝知事が厳しく非難し、首相も極めて残忍で脅威を与える事件は極めて遺憾だとの発言があったが、茂木外相と小泉防衛相がそれぞれ米駐日大使や、米軍最高司令官を呼びつけ、抗議とともの再発防止を求めたことで、すべてはお任せとの印象を受ける。

 2月の総選挙で圧勝した勢いで支持率が高まったことに溺れているようだが、これという政策や、行動を取ろうとしない。髙市首相は首相としては漸く1年であるが、こんな状態では高市内閣はいつまで続くであろうか。

2026年10月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7084.2026年10月5日(月) アジア大会、小事あれど成功裏に閉幕

 千葉県、神奈川県三浦市・横須賀市に甚大な被害を与えた台風26号が去って、台風一過と安堵していたが、その後期待していた晴天はあまり顔を見せず、今朝も早くから空模様はパッとしない。それは、引き続き台風27号が南方洋上に停滞しているからであるが、前の台風に比べて大分東寄りだったので、日本本土にはそれほど影響はないだろうと高をくくっていた。ところがこの台風27号というのはスピードも遅く、今朝3時ごろ小笠原近海を北上し、明日にかけて本州の東を通り過ぎ本土から離れて行くようだ。

 そこへ今日また新しい台風発生を知った。28号と29号である。これで今後また天候を気にかけるようになる。

 ついては、27号の気圧は強いが26号のように本州に上陸しなかったので、大きな爪痕は残しそうもないが、大型で非常に強く、中心気圧は925hPa(ヘクトパスカル)だと知り、その強力さに驚いている。

 70年以上も昔、市川学園中学生だったころの話だが、「物象」という理系の授業で気象を学んでいた時、当時は気圧をhPaとは言わず、mb(ミリバール)と称していて、高気圧と低気圧の境界が1013mbだと教えられた。今やって来た台風27号の気圧が925hPaである。気圧は低いほど強い勢力であると知り、用心が欠かせないと認識している。

 さて、昨日閉幕した愛知・名古屋アジア競技大会は、無事終了したと言いたいところだが、運営をめぐるトラブルが相次いで、最近日本で開催した国際的イベントが概ね大過なく終了したのに比べて、主催者側にはアジア大会は反省の材料が多すぎたようで、あまり胸を張ってアピールできるような大会とはならなかったようだ。

 大会の競技種目では、オリンピックを上回る43競技が行われ、カバディやセパタクローなどのマイナースポーツが行われて注目され、会場は盛り上がったと聞く。問題は、運営面のトラブルが絶えなかったことである。最終的に参加選手・役員数が予定の最大1万5千人だったが、想定を超す1万7千人が来日することになり、開催経費が膨れ上がることから選手村の建設を見送り、ベッドが小さいとの苦情が出たコンテナ型宿泊施設や、大型クルーズ船を活用することになった。また、宿泊先が40カ所にまたがっていたために輸送ルートが多彩で、1日最大で700台の送迎バスを運行していた。

 これらは、東京五輪で談合事件を起こし運営に慣れた電通が忌避されたことも原因である。これらは舞台裏の問題であるが、公に晒されたトラブルとして、港でクルーズ船の歓迎行事に「豊臣秀吉」が出演したが、秀吉は朝鮮征伐の主役で韓国では評判が芳しくない。韓国側から抗議を受ける事態となった。また、その韓国戦の男子ホッケーで北朝鮮の国歌を流すチョンボがあり、主催者側は韓国に謝罪した。クルーズ船などの宿泊施設に入れるまで長時間待たされたと選手からの苦情があった。

 名古屋でこのような大規模なイベントを開催するのは初めてだったこともあり、慣れない職員が大分苦労していたようだ。大会は大事件や騒動がなく終了した。話題となったトラブルは反省し、今後に活かして欲しいと願う。これから同じ名古屋で18日(日)から24日(土)まで開催される第5回アジアパラリンピック大会を、完璧と思えるような大会にして欲しいものである。

2026年10月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7083.2026年10月4日(日) 長い秋雨も止み、明日臨時国会開会

 10月に入り昨日漸く青空が見えた。8月27日以来一昨日まで東京では連続37日間雨が降り続き、憂鬱な気分に追い込まれがちだったが、ホッと一息という感じである。連続37日間降雨というのは、観測史上初めてである。今日も青空が満天に見えるわけではなく、午後からは曇り空になった。

 これから屋外スポーツも活況を呈するだろう。9月19日より16日間に亘って開催されていた愛知・名古屋アジア大会も今日閉会式を迎えた。日本が獲得した金メダル数は過去最多の83個で、中国に次ぎ第2位だったが、中国の半数で彼我の開きは大きい。今大会の演出は、トラブルがあって謹慎中の電通を使わなかったせいだろうか、ところどころで問題があった。特に大きく報道されたのは、サッカーの韓国戦で韓国の国歌を間違えて、こともあろうに北朝鮮の国歌が流れたことである。報道もNHKではなく、TBSだったためにやや目立たなかった。気の毒だったのは、名古屋地方も雨が降ることが多く、陸上競技なぞは雨中で競われ出場選手らにはかなり負担になったのではないかと思う。

 また、昨日はプロ野球セ・リーグで阪神タイガースの2年連続優勝が決まった。昨日の対広島カープ戦で負けたが、2位の巨人軍が横浜に敗れたために自動的に優勝が決まった。これからポスト・シーズンに入り、当分賑やかに日本一争いが繰り広げられる。

 一方で、何やらすっきりしない政界の動きは、明日開会する臨時国会に際し、高市第2次内閣は、内閣改造を行い日本維新の会から初めて中司宏・規制改革相を入閣させ、一層維新との絆を強めている。だが、簗和生・新農水相が総選挙で自分に投票しなかった自治体には補助金を減らすと、暴言・蛮行を実行して問題になっており国会で揉めることが予想される。また、公明党は、昨日の党大会で、代表を竹谷とし子氏から岡本三成氏へ交代を決めた。

 今国会で高市政権が提出する法案の内、特に大きな論点となるのは、消費税減税法案であろう。政府は公約通り2年間の期限付き食料品の減税法案を提出する。これには主要野党の立憲民主党や国民民主党が、最も肝心な財源が示されていないと反対の姿勢を強めている。来年4月から食料品を1%減税して2年後に再び現状に戻るという案であるが、その際の現場の関係者が担う負担や経費が見落とされている。また、納税者にとっては2年後を考えるとあまり喜んでもいられない心境であろう。とにかく与野党の激しい論戦を見守りたい。

 外交面では、「高市外交の敗北」と陰で囁かれている。中国とロシアから「軍国主義」と批判され、抗することも出来ない。髙市首相はトランプ大統領との会談を通じて日米協調をアピールしたが、トランプ大統領の強引な国際刑事裁判所(ICC)への制裁、就中赤根智子所長への厳しい制裁に対して、トランプ氏への抗議や、申し入れもせずに、赤根所長を見殺しにして、トランプ氏の制裁に厳しい批判をしている欧州各国から日本の弱腰を非難されている有様である。トランプ氏は日米協調どころか、不利な状況になると日本を切り捨てる本音が見える。その高市外交の主張すべきことを言わない弱腰が、国際社会から見放されている。髙市首相で日本はこの先国際社会でやって行けるだろうか。

2026年10月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7082.2026年10月3日(土) 東大次期総長に初の女性総長選出

 先月28日、来年4月に就任する東大の次期総長に初の女性総長が選出されたと発表された。ところが、この選考方法に疑問が出て、今世間の注目を集めている。次期総長に選出されたのは、理事兼副学長の藤垣裕子教授である。東大総長選考では、学内外の総長選考・観察会議によって候補者を5名に絞り、その後教員らによる意向投票という名の投票が行われる。今回は投票では、藤垣教授が獲得したのは553票、それに対して染谷隆夫副学長は1,107票を獲得し、藤垣教授はダブルスコアで2位だった。結果的に「総合的に考慮した結果」として、藤垣教授が選考された。意向投票で1位だった候補者が東大総長に選ばれなかったのは、初めてのケースである。

 異例となった投票2位の選考には、東大内外から雑音が聞こえてくる。「トップの染谷教授が選ばれないのはなぜ?」「この結果を東大は説明すべき」「ダブルスコア・・・、大学の自治とは?」とか、いろいろ懸念の声が聞こえてくる。特に、東大法学部卒で経産省官僚だった門ひろ子・衆議院議員や、同じく東大法卒、元衆院議員の弁護士山尾志桜里氏らが、厳しくその理由を追求している。とりわけ山尾氏は、「これでは東大総長は『女子枠総長』になってしまう」と辛辣に批判している。文科省も選考経過を説明する必要があると語っている。

 しかし、東大では初めてのケースであるが、今月就任した京都大学総長も同じような選考結果だった。立川康人総長は、東大総長と同じように最初の意向投票では、学内6人の候補者の内3位の得票だったが、その後の総長選考会議で選出され、今月になって新総長に就任した。これについては、大きな問題は生じていない。京大では問題にならなかったケースが、なぜ東大では問題視されているのだろうか。この点も外部から見れば、異様に感じると思う。

 異論が出る理由に、女性総長が繰り上げて選考されたことに格別の問題はないだろうか。女子大では、国立大のお茶の水女子大や、奈良女子大などの他、私立大では津田塾大、東京女子大、日本女子大、昭和女子大、女子美術大、東京家政大など数多くある。その他男女共学の私立大でも法政大、中央大は女性学長が活動している。

 東大新総長に女性が初めて選ばれたということに、取り敢えずは時代の流れと受け取る空気もあると思う。それでも選考過程で優先順位が覆ったことに東大内の関係者はもとより、部外者も驚いている。しかし、前記のように京都大学では同じような選考が行われたが、公に取り沙汰されることはなかった。「女子枠総長」と騒がれているように、今も東大は別格官幣社と見られているのではないか。

 東大の有識者が合意して選んだ総長なら、よほど不条理な理由でもない限り、それを受け入れるしかないのではないだろうか。とにかく選ばれた藤垣総長には、東大の名誉と自由な学風、勉学環境向上のために頑張ってもらいたいと願うものである。

2026年10月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7081.2026年10月2日(金) 本ブログ読者から疑問、指摘、意見

 2007年5月15日、かつて「5.15事件」の起こった日にHPをスタートさせて、同時にこの拙いブログ「ご意見番の意見」も書き出してから現在20年目に入り、連続7千回を超えた。この間多くの方々から励ましの声をいただき、Googleからも評価していただき、それがエネルギーとなり、高齢となった今では認知症予防にも効果的と考えて各種資料を参考に毎日文章を綴っている。

 読者にも身勝手で強引な私の主張に必ずしも賛同していただいているとは思ってはいないが、誹謗、中傷を避けるために当初から公開質問を受け入れることは考えていない。その点は申し訳ないと思いつつ、是々非々は考慮しながら自己主張を貫きたいと思っている。

 実は、このほどある読者の方からお手紙をいただき、本ブログの内容について疑問を寄せられた。お名前は伏せられているが、私の知人の友人らしい。

 疑問というのは、9月17日のブログに取り上げた2つの事象である。いずれも堅苦しいような内容ではなく、相撲と野球の1場面について、私が書いた個人的見解に対して疑問を感じておられる。

 まず、大相撲秋場所で、平幕高安が横綱大の里を破って「金星」を挙げたという朝日新聞の記事であるが、これに対して私が以前に何度かNHKアナが中継で、「初めての横綱戦に勝った平幕力士の勝利を金星という」と話された。2度勝っても金星とは言わないそうである。私もそれを信じていた。従って、私は元大関の高安が金星を勝ち取ったというのは、おかしいのではないかと朝日記事に疑問を覚えた。初々しい平幕力士が、大横綱に初めての挑戦で勝ち星を挙げた新鮮さがキラキラ光る金星に映るのは理のある表現だと思う。質問者は私が紹介した「横綱への初の挑戦で倒したら金星という」の表現はおかしいと仰る。確かにネットで調べてみると、平幕力士が横綱を破った白星を金星と呼ぶとだけしか説明されていない。金星を初めての勝利とは決めつけていない。この点はNHKアナの言葉通りに解釈した私が単純すぎたのかも知れない。ただ、老練な元大関が自分よりも遥かに若い横綱に勝って、例え勝利の価値はあろうとも「金星」にフレッシュさは感じられないのではないだろうか。その後NHKの他のアナも横綱に2度勝った元関脇に対して金星を挙げたと称賛していたが、本当の「金星」というのはどうなのか。どこにもそんな情報が見られない。NHKも朝日も報道にその時の印象、感性をよくよく考えるべきだと思う。

 また、もうひとつの疑問と称されたのは、今月5日に行われた東京六大学野球の慶大対東大戦についてである。この試合で東大選手が三振を喫したが、振り逃げで一塁へセーフとなった。その後東大3選手が連続三振を喫して、記録上1イニングに4人がアウトとなった。この事実は翌6日の朝日スポーツ欄にその通り紹介された。私はこれで東大は1試合に27個のアウトカウントを喫すれば、試合終了となるが、この日は28個のアウトを奪われたと記した。この点について、質問された方は1イニングの4つのアウトは信じられないとアピールしている。しかし、新聞記事に4つのアウトと書かれているので、私はその通り書いたまでである。質問者はそれを理不尽とでも受け取られたのだろうか。

 以上2つの質問に対して自論は、メディアの報道を受け取ったうえで、自分なりに咀嚼して拙い自論を展開したものである。

 いろいろご意見、ご批判はあるかと思うが、私は自分自身のブログに、もし間違った事実を書いたとするなら、謙虚に反省し訂正する気持ちは常に持っている。しかし、外部から受け取った情報をベースに書いた文については、それが間違いであると明確に断定されない限り、ペンを曲げる気持ちはない。その点はご了解いただきたいと思っている。

 上記のように疑問を呈された読者には、いろいろ参考になった点がある。これからもご高覧くださり、時には忌憚ないご感想をお寄せいただきたいと願っている。

2026年10月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7080.2026年10月1日(木) 人口減少を糊塗する人口水増しの企み

 日本の人口は、近年減少しつつある。総人口1億2千3百万人から5年間に317万人もの人口が減った。5年間で2.5%も減ったことになり、これは日本だけの問題というわけではない。中国、韓国、台湾、タイなど東アジア、東欧圏のウクライナ、ブルガリア、バルト2国、ヨーロッパでは、イタリア、ギリシャ、ポルトガルに、ロシアなどが年々減り続けている。アメリカ、イギリス、フランスなども出生率は下がっているものの、移民受け入れにより自然減をカバーしているようだ。今では、世界236カ国・地域の内、40カ国・地域で人口が減少しつつあると推定されている。

 日本は移民を受け入れるような考えはほとんどなく、このまま放置すれば、将来的には憂慮すべき問題を提起しかねない。

 最近人口増加が望まれるとは言え、何と愚かなことをやるのかと思うような事態があった。昨年の国勢調査で、富山市が人口を水増ししていた疑いがあると総務省が警告した。富山市で水増しされた人口は2千人以上で、5月に速報値は40万2千人と発表し、9月29日の確定値では39万9千人だった。どうも人口を40万人以上の都市にしたかった恣意的な策略である。以前に愛知県東浦町が人口を市に昇格するための要件である5万人にせんがために、当時の副町長が部下に命じて303人水増しの偽称を実行した不祥事があったそうである。

 行政としては、国、住民を騙すようなことを試みるのは、例え前記のように市への昇格のようなその自治体にとってプラスらしき効果があったとしても、危険を冒してまでやることもない。富山市のような大規模な偽証を行ったのは、選挙がらみの理由があるようだ。それは、衆議院議員選挙区の人口差による格差をできるだけ減らすために、10年毎に定員数の調整を行う。それにしても富山市のような地方自治体が、近年内に実施されるであろう定員調整を目論んでやったのか、その真意は定かではないが、国が実態とは変わって見られることになる偽りの統計を作成する気持ちはとても理解出来ない。

 さて、今朝も小雨が降っていたが、8時過ぎには空が明るくなってきた。東京医療センターへ歩いて行ったが、雨の心配はなく、着るものも厚着は必要ではなかった。千葉県を襲うと見られていた台風26号は伊豆諸島を直撃した後、房総半島の南端に雨を降らした程度で太平洋上に去って行った。青空が見えたそうである。数日前から台風26号を警戒して、先日堤防が決壊した印旛沼の緊急復旧工事を国交省が主体となって昼夜を分かたず試みていたが、どうやら堤防の再決壊の危険は去ったようである。ところが、台風一過の後に、また新たな台風27号が、南方のマリアナ諸島近海を彷徨っている。幸いにもこれは北上しても小笠原近海に達するが、日本本土に上陸する可能性は低いようだ。まったくやれやれである。それにしても千葉県民は、26号が直撃せず、取り敢えずホッとしているのではないだろうか。

2026年10月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7079.2026年9月30日(水) 鵠沼の実家周辺が「住み続けたい街」1位に

 今日は2026年度上半期の晦日であるが、相変わらず秋雨が降っている。今月は東京都内ではついに1日たりとも晴れた日はなかった。連続降雨日は8月27日以来今日まで35日連続である。そのうえ台風26号が太平洋沿岸を北上し、今夜には伊豆諸島を襲い明朝には東京、千葉方面にかなりの雨を降らすような気象予報である。昨日の人間ドック検査に続いて、明日朝も東京医療センターで変形性膝関節症の定期検査の予定があり、自宅から歩いて行くが、ちょうど台風26号の襲来とぶつかりそうで雨足が気になる。

 ところで、最近都内のマンション価格が建築資材や人件費の高騰を受けて値上がり続けて、都内新築マンションも平均1億4千万円を超えて普通のビジネスマンにはとても手が届かない価格にまで上がってしまい、住宅ローンでも支払いきれないほどの高額になってしまった。同時に中古マンションも新築とさほど差のないレベルに達している。

 その中でよく目にするのは、「1度住んでみたい街」とか、「住み続けたい街」などが新聞などに紹介されるが、昨日の朝日朝刊東京版にリクルートが発表した首都圏版「住み続けたい街ランキング」という興味深い最近の動向が紹介されていた。東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城の1都4県に住む20歳以上を対象に調査したものである。10位までの内、2~10位が都内23区の千駄ヶ谷、赤坂、本郷3丁目、参宮橋、世田谷区代田、新富町、戸越公園、白金台、牛込神楽坂である。驚いたのは東京23区を押しのけて1位にランクされたのが、何と実家があった江ノ電鵠沼駅近くの藤沢市鵠沼である。私が2度に亘って居住した想い出の残る土地で、戦時中の1年間と、高校入学時に住み始めて結婚するまで青春時代を過ごした土地であり、両親もこの地で亡くなった。わが家も祖父が戦前に別荘として建てたもので、祖父母もここから来世へ旅立った。周りは背の高い松林の中にあり、トンビの他に、珍しい仏法僧の声やその他小鳥の声が聞こえてくる静かで空気のきれいな土地柄だった。昔は周囲が別荘地だったせいもあり、かつて藤沢市は、JR東海道線藤沢駅北側は地元の人、江ノ電が走る南側には移住した人が住む街と言われた。今も鵠沼には妹夫婦が住んでいる。確かに住むには最高の土地であると思う。

 交通機関もJR東海道線、小田急線、江ノ電などを利用できる利便性があり、多くの人が東京へ通勤していた。歩いて鵠沼海岸へ行くことができて夏にはここでよく泳いだものである。江の島へは海岸沿いに富士山を見ながら歩いて行けるし、少し足を延ばせば江ノ電で鎌倉めぐりも楽しめる。この地から通った湘南高校ではラグビーに入れ込み、高校生活を満喫した。

 あの鵠沼がこういうマスコミ受けの事象で採りあげられるのは、意外であるが、それなりに認知度が高まった証左であろう。今でも高校時代を過ごした友人の何人かは、この辺りに住んでいる。住む環境は文句なしで、青春時代のメモリーが色濃く残っている懐かしい土地である。欲を言えば、あまり知名度が上がって多くの人が押し寄せて騒がしい事態になり、人口過多にならないことを密かに願っている。

2026年9月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7078.2026年9月29日(火) 旅行・観光開発指数で日本が世界1

 今日は朝から激しい降雨だった。少し小雨になるとの期待も違わず、かなり雨が降っていた。六本木麻布台ヒルズの慶應病院予防医療センターへ、人間ドック検査のため余裕を持って出かけた。かねてより80歳以上の人は極力付き添い人と一緒に来るようにとの病院側の要請もあり、数年前から妻ともども出かけている。ところが、私が朝早く出かける必要があり、妻は予定があって11時をメドに病院へ来ることにした。9時から人間ドックのひとつ、MRI検査をスタートに順次予定通りのスケジュールで診察を受けていた。私が胃カメラの内視鏡検査を受けた際、うっかり今朝血圧降下剤を服用したために、検査後1時間何も食べられず、2時過ぎに提供された増川弁当を食している場へ妻は顔を見せた。

 検査結果は妻とともに説明を受けたが、多少数値が悪くなった点と良くなった箇所もあり、概ね大きな問題はないとホッとする説明だった。帰路は地下鉄日比谷線神谷町駅までビルの中の高級で洒落たショップ街を歩いたが、外国人の多いのには驚かされた。六本木周辺は、新しい街づくりで都内でもどこかあか抜けたところがあるが、外国人も単なる観光客ではなく、ビジネスマンが主に歩いている。どんどん変わっていくのが、首都東京である。

 ついては、世界経済フォーラム(WEF)が、25日に2026年版「旅行・観光開発指数」を公表した。この種の統計は初めて見たが、通常よく見る人気観光地ランクとか、観光収入ベスト10、世界遺産ランクなどとは異なり、やや異色である。国や都市の単なる数字を比較したものではない。日本は旅行で必ず利用する交通機関の利便性や、観光需要の持続可能性などが評価されたようである。「観光開発」という目には見えないその国、都市の日ごろの観光発展のための努力を数値的に出して比較したもののようである。

 そんな調査対象に挙がった国や地域は、110カ国あるが、そのランキング1位に挙がったのが、何とわが日本である。2年前の公表では、日本は3位だったそうだから、この2年間で日本は、世界有数の観光立国としての地位をさらに強固なものにしていると評価された。

 意外だと思ったのは、2位にアメリカが入ったことと、観光地としてアルプスを抱えて多くの観光客が憧れるスイスが9位に沈んでいることである。それぞれその理由を知りたいと思うが、どこもそれについては現状では発表されていないので、憶測するより仕方がない。

 それにしても日本の観光業が世界的に評価されたのは、かつてまだ報われなかった旅行業界で営業、企画両面で長らく汗を流し、曲がりなりにも努力して会社のためにも多少貢献したことが、そのように評価されるようになったことは大変うれしいことである。

 日本の観光業を発展させていくために、やるべきことはまだたくさんある。観光業界人ばかりでなく、この世界的評価は、日本人全体に与えられた名誉だと思う。可能なら国民がもっと観光業発展のために、国も国民に方向性を示すなりして個人的に少しでも貢献できる機会を与えるべきであると思う。

2026年9月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com