6998.2026年7月11日(土) 米戦闘機に襲われかけた体験

 今日の朝日朝刊の読者投稿欄「声」に86歳の男性が「機銃掃射 母子を殺さなかった」と題する投稿を読んで驚いた。私にも似たような体験があるからである。終戦の年の国民学校1年生の時、校外で遭った体験と随分似た情景である。投稿は、母子が防空壕へ逃げる途中で米軍機1機が機銃掃射して、しつこく追って来た。操縦士の姿が見えた。その兵士は母子を襲って彼らを恐怖に陥れたが、殺されることはなかった。「親子で逃げる姿を見た彼に心があったと思う」と記しているが、私と同じように恐ろしかった体験だと思う。

 私が遭遇したケースは、学校から担任のお母さん先生に連れられて40名ほどの同級生とともに田圃道を歩いていた時、突然上空遥かに見えた米軍戦闘機編隊がわれわれを目掛けて降下してきたので、「危ない!」と思った先生が、両手を大きく上下に振って「伏せなさい!」と両手で頭を庇いながら生徒らに大きな声で叫び、ご自分も地面に伏せた。5機ぐらいの戦闘機編隊の先頭機の戦隊長の顔が見えた。怖いと思った瞬間、隊長機は急に先端を上空に向け通り過ぎ、他の戦闘機もそれに附いて飛び去って行った。恐らく隊長にもわれわれと同じような我が子がいて、その子を想い出されたのではないだろうか。

 それにしても随分似たような情景があるものだ。戦争末期は今の小学1年生だったので、敵機来襲の知らせに防空壕へ逃げ込んだことは、度々あった。この時「死」を意識することはなかったが、「怖い」という恐怖感は骨身に感じたものである。その後、外国で戦争の臨場感に触れることは再三あった。中でもベトナム戦争中に旧サイゴンで米兵に銃で脅かされたことや、1967年第3次中東戦争直後の戒厳令下のアンマンで、突然数人のヨルダン兵に取り囲まれ、銃を身体に突き付けられアンマン市内をひとり連行されたことなどが、怖かった実感として今も頭と身体に残っている。

 しかし、戦時下の世の中で同じような体験をした人がいたものだなぁと感慨深く感じた。

 今日世界は、混迷の時代と言われている。それも戦争による危機感がなくなれば、大分解消すると思っている。問題の根源は、世界の政治のリーダーたちが、皆戦争の怖さを知らないからである。実感、臨場感として戦争の怖さを知らないのだ。机上の空論じみた生身の血を見たことがないような論争ばかりやっている。彼ら政治家から戦争を遠ざけるためには、戦争の本当の怖さを彼らに少しでも教えてやることだ。そのためには、彼らを戦争の最前線へ派遣して生身に戦争の怖さというものを臨場感で知ってもらいたい。

 日本の軍拡もアメリカに媚びる政治家たちがアメリカの要求により、今後相当の軍事予算を積み上げることになるであろう。この憲法違反行為を止めなければ、いずれ戦争を始めるようになり、改めて戦争の残酷さに打ちのめされる。2度と過ちは繰り返しませんと言ったのは、広島県人だけだったような空気になっている。これでは駄目だ。日本人誰もが、戦争は怖い、戦争は絶対ダメだと信じ切ることが一番だ。

2026年7月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6997.2026年7月10日(金) ヨーロッパに倣い日本も大軍拡へ

 一昨日、昨日と2日間に亘りオランダのハーグで開かれていた北太平洋条約機構(NATO)首脳会議で、欧州加盟国、特にスペインに対して不平タラタラだったアメリカのトランプ大統領は、参加首脳らのお世辞と懐柔によりご機嫌を取り戻したようだ。しかし、ヨーロッパの並居る首脳らが、トランプひとりのご機嫌をとるような芝居がかった本末転倒の会議、それも世界をリードする国々がたったひとりの我が儘に手こずっているとはあまりにも情けない。

 NATOへ最大の出資国であるアメリカの大統領としては、以前から加盟国の協調に不満を抱いていた。今回決まったことは、何とか加盟各国が国防費を国内総生産(GDP)の5%にまで引き上げることに合意したことである。但し、これは今すぐにではなく、10年後の2035年までに達成する目標である。スペインはこの5%の出資目標には当初より反対していた。それが、両国間の関係をこじらせた原因でもある。

 2024年統計によれば、NATO加盟国の中で国防費が総額でなくGDPに対する割合が高い国は、ロシアに国境を脅かされているポーランドが4.07%、エストニア3.41%で、10年前に比してその割合は2倍に増えている。そしてアメリカが3番目で3.68%である。

 会議の終わりに、ルッテNATO事務局長が、イランとイスラエルの紛争に関して戦争開始直後にトランプ氏の行動を褒めたたえたのと同じように、またもトランプ氏の対応を称えたようである。どうして、世界の首脳の間にもヨイショが流行り出したのか。結局巨額の資金を拠出するアメリカに対してはどこの国も文句は言えず、ご機嫌取りに努めただけである。お世辞で収束を図る。これでは「平和」も金次第ということになりはしないだろうか。

 一方でどうにも納得し難いのは、日本政府がアメリカの圧力に屈して安保3文書改訂と、大軍拡を進めようとしていることである。政府は「抑止力強化」を口実にしているが、その財源は増税、国債発行など後世に借金を残すことであるが、実感としては日常の暮らしに関する予算の削減である。今年4月に防衛特別法人税を創設し、たばこに増税し、27年1月から防衛特別所得税を課す予定である。その一方で福祉、教育予算は切り捨てられる。毎年軍国化は進んでいる。

 憲法第2章第9条に「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と書かれているように、日本は戦争とはまったく手を切ったのである。ところが「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ように、戦争の怖さ、恐ろしさを知らない戦後派政治家たちは、アメリカの言いなりに、自衛隊を創設し、戦争に備えて軍備を整えつつある。完全に国絡みで「憲法違反」を冒しているのである。

 私自身年齢的にも将来徴兵されるようなことはあり得ないが、この状態がエスカレートすれば、いずれ戦争に突入するのは明白である。法制度に責任を伴わない一般国民はどうすれば、戦争から逃れることが出来るだろうか。

2026年7月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6996.2026年7月9日(木) 少子高齢化にどう対応すべきか。

 少子高齢化現象が言われてから久しいが、今や急速な少子高齢化現象により総人口がこの5年間で300万人も減っている。日本でも年々新生児の数が減り、同時に世界でも高齢者の多い日本では、労働力不足や経済規模の縮小、社会保障費の増大、加えて地方では過疎化現象が起き、国力が低下する構造的な危機となっている。経済学者のサイモンは、人間こそが究極の資源と言っていた。

 月刊誌「選択」7月号の巻頭インタビューの中で、イギリスの人口学者ポール・モーランド教授が日本の人口問題解決のために日本人は世界が称賛する日本人の歴史、文化、人間性などを守り、それらに誇りを持って、現代の日本人に欠落している「次世代を育む意思」を強く持たなければいけないとアドバイスしている。

 実は、人口減少問題は日本や、先進国のみならず、今や新興国の間でも顕著な傾向となった。意外に感じたのは、世界最大の人口14億7千万人を抱えるインドは、現在毎年人口が増加してはいるが、合計特殊出生率と言われる15歳から49歳までの1人の女性が一生の間に生む子どもの数が、2人以下になったことが専門家の間では衝撃的に捉えられていることである。

 これからは、国家が各々「国家単位で何が起きているか」という視点に立って、国の将来を考えることが必要である。現在世界中にナショナリズムとポピュリズムが台頭している。こういう身勝手な社会では、どうしても移民などを排除する傾向がある。しかし、労働力の不足は、自力で賄えない場合には外国人の助けが必要である。それでも、言語の壁の障害がない場合なら支障はないが、日本では日本語以外の言語はすぐには通用しない。

 人口が増えていた時代には、人は「拾い上げるより切り捨てる」考え方が優先していたと思う。今から約70年前の高校時代は日本人の人口は8千万人だった。高校社会科の授業で、日本で1年間に必要な食糧米はひとり当たり1石とも言える総額で8千万石だったが、当時日本では6千万石しか収穫出来ず、不足分は外米の輸入に頼っていた。その時我々生徒たちは人口2千万人を減らせば、自給自足出来ると主張したことを想い出す。現在ではとても考えられない発想である。

 人口減少の最大の原因は、女性ひとりが生む子どもの数が減ったことであり、他にも若い男女が結婚に憧れることが少なくなったせいか、成婚率が年々下降線を辿っていることである。そのために生まれた子どもの養育費や、教育費を公的に補助することが当たり前となったくらい子どもの養育を支援している。しかし、これだけでは少子化傾向の抜本的な解決策にはならない。1家族に2人以上の子どもをどうやって生み育てるのかという原点の解決に向け、国が長期的視点でビジョンと政策を検討することが必要だと思う。防衛費をうなぎ上りに増額させて、そのシワ寄せを高齢者や、新生児にぶつけるような愚は絶対に行うべきではない。

2026年7月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6995.2026年7月8日(水) トランプ大統領の無法と高市首相の愛嬌

 サッカーW杯決勝トーナメント1回戦で、アメリカの選手がラフプレイにより退場処分を受け、2回戦では出場停止処分を課せられたことに対して、トランプ大統領が横やりを入れ、国際サッカー連盟(FIFA)が出場停止処分を猶予させた。この行為に対してサッカー・ファンのみならず、世界中がトランプ氏とFIFAを強く非難している。幸か不幸か、2回戦では猶予処分を受けた選手は出場したが、アメリカはベルギーに4-1で完敗した。法律無視・ルール無視を意にも介しない大統領は、まだ継続しているイランのハメネイ師国葬最中の昨日、先月下旬以来初めてアメリカはホルムズ海峡のイランの防空システムに対する攻撃を行った。

 トランプ大統領が我が意のままに空爆などを無差別に実行する好戦主義、極右思想は、益々強まるばかりである。トランプ大統領ばかりでなく、今国際社会は軍事力を増強し、戦闘態勢を整備して臨戦態勢となり、右翼的言動が世論をリードしている状況になってきた。このまま極右派が力をつければ、これから世界は動物の世界と変わらなくなるであろう。

 近年ドイツでも右派が勢力を拡大しつつある。そこへフランスもドイツ同様に右翼が力を拡張させている。マクロン大統領がやや支持率が伸び悩んでいる中で、かつて右派政党・国民戦線(現国民連合)党首だったマリーヌ・ルペン氏が、公金不正流用の罪で有罪判決を受けたが、世論調査機関(IFOP)が先月予測した次期大統領選では、ルペン氏が32%を得てトップになると予想している。フランスの次の大統領選は、2027年4~5月の予定であり、その時点ではルペン氏の被選挙権停止などの処分は解除されており、恐らく国民連合をバックにルペン氏は、大統領選に打って出ることだろう。

 今や世界は、第2次世界大戦前と同じような空気を醸成しつつある。90歳近くなってもう防空壕へ避難なんかしたくはない。

 さて、国会へあまり出て来ないと野党からの苦情に対して、昨日高市首相は委員会へ出席して野党の質問に応じていたが、答弁が長過ぎると片山さつき財務相から注意される有様だが、メディアでも大越健介「報道ステーション」キャスターや、田崎史郎氏からも随分注文が付いている。

 その高市首相に関して、微笑ましくもユーモラスな話題が紹介された。高市首相なりの愛嬌であろう。先日インドを訪れ、モディ首相と会談した際に、モディ首を兄と呼んだことに対して、モディ首相から「美しい妹」と言われたと語ったが、そこには二重通訳の間に「美しい」という言葉が付け加えられたらしい。モディ首相は「美しい妹」とは言っていなかったようだ。高市首相自身が自ら「美しい妹」と言ったと話題になっている。ヒンズー語を経て、英語から日本語へ二重の同時通訳を行った間に「美しい」という言葉が生まれたようだ。高市首相としては嬉しかったので、確認することもなく通訳の言うままに「美しい妹」と信じて発表したようである。

 それにしてもなぜモディ首相はヒンズー語で話したのだろうか。インドならインテリ層は皆英語を理解するので、最初から英語で話せば、こんな誤解は生まれなかったのではないかと思う。

 昨日までの梅雨空と打って変わって今日は久しぶりに青空である。昨日まで九州地方では雨が降っていたが、今日は一転して梅雨明けとなった。ところが、台風9号が南方洋上にあり、10日~11日ごろに先島諸島を直撃するとの情報もあり、油断ならない。今日は気温もぐんぐん上昇し、福岡県糸島市では今年の最高気温36.3℃を記録した。国内で36℃を超えたのは、先月1日に群馬県桐生市の36℃以来である。都内では30.4℃だったが、明日以降は30℃を超えるそうである。テレビでも熱中症に警戒を呼び掛けている。これからの猛暑を考えるとぞっとする。

2026年7月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6994.2026年7月7日(火) 6月のアクセス数上位のブログ

 今日はお伽噺のようなロマンのある七夕に当たる。生憎梅雨空で今にも雨が降りそうなどんよりとした空模様では、1年に1度織姫と彦星が天の川を渡って会うことが出来ただろうか。夜空には星ひとつ見えなかった。

 さて、Googleが、毎月ブログのアクセス記録を送ってくれるが、6月分のアクセス・ランキング3位までについて感想を書いてみようと思う。

 前月5月に比べてアクセス数の伸張著しいのは、ほぼ毎月のようにトップの座を占める「2022年8月16日『つまらない新聞連載小説』」である。実は、連載中だった朝日新聞朝刊の小説があまりにもつまらなくて、去る4日のブログにも取り上げたばかりである。昨年8月に読むのを止めてしまったところ、先月でそれが終り、今月から新たに連載が始まり、今度は出だしから興味深く思い読んでいる。

 4年前のブログにつまらないと書いたのは、芥川賞作家・多和田葉子氏の「白鶴亮翅(はっかくりょうし)」というドイツを舞台にしたストーリーも何も訳が分からない小説だった。その後に直木賞作家・今村翔吾の「人よ、花よ」では、楠木正行が馬に乗って走り去っていくシーンから始まったので期待通り楽しく読んだ。

 2位は大分古いブログで「07年12月16日『登山家・芳野満彦さんの山岳画を入手』」だ。大学と会社で山岳クラブに所属して、山へは年中登っていたのでデパートで芳野さんの絵画展示会があった時に、出かけたらそこで芳野さんに出会い、いろいろ山の話をして大分打ち解け、展示作品の一品「マッターホルン」が気に入って購入し、今も我が家の居間に飾ってある。芳野さんは、画家でもあるが、むしろ日本人として世界3大北壁のひとつ、マッターホルン北壁を初めて登頂した登山家のレジェンドである。私も3度ほどマッタ―ホルン山麓のゴルナーグラードの山小屋風ホテルへ泊ったことがある。芳野さんには、拙著「停年オヤジの海外武者修行」の表紙帯文に推薦文を書いていただき、その出版記念会にご出席してもらいスピーチをしていただいたこともある。寂しいことに14年前に冥界の山へ登られてしまった。

 そして、3位が「15年1月13日『アルペンクラブ後輩の遭難死を想う』」だった。大学アルペンクラブの後輩で、2人の息子の家庭教師をしてもらったロッククライミング好きの好青年だったが、若くして亡くなられた。在学中から卒業後も登山に明け暮れ、南アルプスの農鳥岳で遭難しかかった青年を救助し、表彰されたこともある。だが、アメリカのヨセミテ公園のハーフドームで宙吊りになったこともあり、1995年惜しいことにヒマラヤのシプトン・スパイヤー(海抜5,859m)断崖上から転落して一命を失った。葬儀には妻とともに出席し、後輩のご両親とはその後お亡くなりになるまで交流を続けていた。

 過去のGoogle報告を振り返っても、登山に関する事象が2つもランクインするのは珍しい。1位の新聞連載小説がつまらないことについては、これまでにも書いて来た。小説家については、作品は興味深いが作家の人間性に懸念を感じて作品から遠ざかってしまった山崎豊子について書いたブログが時々ランクに入ってくる。「沈まぬ太陽」、「白い巨頭」、「不毛地帯」など数々の名作を著した山崎は、2度に亘って盗作を繰り返し、松本清張氏に厳しく非難されるや、一旦執筆を控えた。だが、松本氏が死去するや、再びペンを取り、自らの不祥事を反省することもなく逆に松本氏を批判するような性格だった。

 このGoogle報告は、いろいろな点で教えられることが多く、とても参考になる。このブログも書き続けてまもなく連続7千回になる。これからもこれをひとつの張り合いと心の支えにして書き続けて行こうと思っている。

2026年7月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6993.2026年7月6日(月) アメリカは「勝利」と「自由」の国か?

 4日のアメリカ独立250周年記念日に、トランプ大統領肝いりの各種イベントが行われた。大統領は首都ワシントンで記念演説を行い、アメリカの「勝利」と「自由」の歴史を称えていたようだが、「自由」をこの人に言う資格があるのだろうかと首を傾げざるを得ない。細々ではあるが、政権への抗議の声も上がってきつつある。トランプ氏が自分を見失っているのは、あまりにも理想とかけ離れた現実を構築しているからである。「アメリカの共和制は人類史上最高の偉業」とか、「アメリカ国民ほど多くの善行をし、勇気を示し、進歩を遂げ、不正に立ち向かい、偉業を成し遂げた集団は他にない」などと語った。だが、トランプ氏の政治手法をめぐって国は二分し、アメリカは分断されつつある。

 ワシントンでは独立250周年を祝うべく、何と85万発の史上最大の花火が30分以上も打ち上げられていた。隅田川の花火大会でも約2万発だそうだから、いかに大掛かりな花火だったか想像がつく。このアメリカを呪っているのは、東海岸のワシントン、ニューヨークを襲来した熱波であり、いくつかのイベントが中止に追い込まれた。

 それにしてもトランプ大統領のいつもながらの自画自賛のスピーチには、自慢話だらけの売り言葉は好い加減にしろと言ってやりたい。「アメリカ国民ほど多くの善行をした」などと外国はどこもそう思っているわけではない。アメリカは武力国家で必要のない戦争を好んでやる国である。実際長かったベトナム戦争を終えてまだ50年である。火の気のあるところには、必ずアメリカ軍が駐留している。独立後まだ250年しか経たないのに、第1次、及び第2次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、そして最も悲劇的な広島、長崎への原爆投下による死者は広島で35万人、長崎で20万人もいる。これらの残虐な戦争による惨禍は、アメリカの好戦的な性格によるものであり、冷静に考えて人類史上最高の偉業を成し遂げたなどとはとても言えるものではない。むしろ人類史上最悪の蛮行を行った国と言ったほうが、真実に近いと思う。このような国の同盟国である日本としては、太平洋戦争で散々な目に遭わされた事実も頭に入れ、蛮行国家アメリカと付き合っていかなければいけない。

 ところで、今日もトランプ氏が政治とは無関係のW杯で横車を押した。W杯決勝トーナメント1回戦でボスニア・ヘルツェゴヴィナと対戦したアメリカが、勝ちはしたもののバログン選手が反則を犯し、2回戦への出場停止処分を受けた。これに対してトランプ氏から要望された国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティーノ会長は、バログン選手の出場を認めることにした。トランプがトランプなら、トランプにFIFA平和賞を贈った会長も会長である。ルールを壊すようなアメリカ大統領とFIFA会長では、アメリカとサッカー界の将来が危ういものになるのではないか。

 さて、年寄りの健康管理として、毎日ウォーキングを欠かさないよう心がけ、毎日歩数を記録している。生憎最近は雨のせいで、必ずしも実行できているわけではないが、小降り程度なら傘をさして近所を歩いている。

 最近は「1日6千歩」を目標にしているが、これは実施出来ている。例えば、今年に入って半年間の実績は、1月6,350歩、2月5,662歩、3月6,347歩、4月6,536歩、5月6,642歩、6月6,031歩、というように2月こそ目標には届かなかったが、あとは目標を達成している。最近は膝、ふくらはぎが痛んで止めようかと思う日もあるが、それでも何とか続けてきた。ひとりで海外をぶらついていた当時は、統計的な正確度ははっきりしないが、1日2万歩は歩いていたと思う。医師は、私の年齢から考えて4千歩も歩けば充分だと言って下さるが、歩ける内は、6千歩、それがダメなら5千歩というペースで健康維持のためにも歩き続けたいと思っている。

2026年7月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6992.2026年7月5日(日) ハメネイ師国葬、死後4か月後に行われる。

 昨日7月4日はアメリカの独立250周年記念日だった。イランはトランプ大統領に挑戦的なメッセージを送るかのように、アメリカによって2月28日暗殺された最高指導者アリ・ハメネイ師の2日間に亘る国葬が、独立記念日式典を揶揄するかのように行われ、参列者は約2千万人と言われている。この国葬で涙を流している市民の映像を観たトランプ大統領は、「あれは恐らく噓泣きだ」と良識ある人にはとても考えられない無礼な言葉を発したようだ。

 参列者の中には、ロシアのメドベージェフ前大統領や、パキスタンのシャリフ首相ら各国から約100人の首脳陣が参列した。安倍首相が2019年にイランとアメリカの仲を取り持つという仲介外交のためにイランを訪れ、ハメイニ師と会談している。日本はイランと友好的な外交を売り物にしたが、ハメイニ師国葬には日本から首脳や閣僚は誰も出席しなかった。友好国を言うなら、せめて誰か閣僚を参列させるべきではなかっただろうか。これは高市首相が、格別トランプ大統領に気を遣っているからであろう。

 なお、ハメネイ師の前の最高指導者だったホメイニ師の国葬が1989年に行われた際は、国民約1,020万人、国民の6人にひとりが参列し、当時「人口比での参列者が最多の葬儀」として、ギネス世界記録に認定されたほどだったが、ハメネイ師の国葬はそれを遥かに上回り、国民の5人にひとりが参列したことになる。あり得ないことだが、トランプ大統領の国葬が今行われ、同じように国民の5人にひとりが参列するとなると、その数は7千万人だが、「不可能」も相当の倍数になる。国民の尊敬、崇拝、信頼度では、利己主義者のトランプ大統領は、ハメネイ師の足元にも及ばないということだ。

 さて、日本の政治も今行き詰まった状態である。直近の議会、及び委員会の国会を見てみれば、野党議員は誰ひとり出席していない。国会会期も17日(金)に迫っている。その最大の要因は、高市首相秘書に関する文春記事の真偽を巡り、首相サイドと野党が対立して真相究明が先へ進まないからである。次に、法案に関して、皇室典範改正案、衆議院議員定数削減案、大阪副都心案のいずれもが国会で議論されていないからである。この他にも野党としては、首相が討論する場に姿を現さないことと、首相が各党党首会談を行わないことにクレイムをつけている。

 問題を解決するには、野党が要求しているように、まず高市首相自身が、何とかして極力国会の場で野党と討論すべきであり、更に言えば、各党党首との党首会談を行うことである。そのうえで、今話題の皇室典範改正について自民党役員だけでなく党としての考えや意見を公に明らかにすべきである。衆議院議員削減案と大阪副都心案に関して、自民党の悩みは日本維新の会との連立合意によって維新の意向を汲み取らねばならなくなったことである。高市内閣も前途多難だなぁとつくづく思う。

2026年7月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6991.2026年7月4日(土) 地球上を襲来する熱波

 一昨日突然メールの送信・受診が出来なくなり、困惑していつもお世話になっているITコンサルタントに昨日連絡してPCを調べてもらったところ、biglobeが不正アクセスによるハッキングに遭い、利用者のメールアドレスが使用出来なくなったということだった。彼は直ぐ修正してくれたので、昨日の受信メールが画面上にどっと表示された。これでもう1台のノートPCも元通り直ったと思っていたところ、こちらは相変わらずメール機能が不具合で、また改めて診てもらうより仕方がない。また、Googleからも新しいログインがあったと連絡があったが、そのままにしておくことにした。

 さて、今月1日から朝日新聞朝刊の新たな連載小説、砂原浩太朗作「早雲」が始まった。いきなり応仁の乱で北条早雲、幼名千代丸が火事で逃げるシーンから始まった。躍動的なスタートで興味深い連載となりそうだ。実は朝日の連載小説は、先月末に柚木麻子(ゆずきあさこ)作「あおぞら」が352回連載して終わったところだが、率直に言って退屈そのもので、昨年8月に50回余り我慢して読んでいたが、時間の無駄でもあり途中で読むのを止めた。どうしてこんなつまらない小説を朝日が採用するのか理解できない。中学生のころから新聞連載小説には興味を抱き、父親が購読していた週刊朝日の吉川英治作「新平家物語」や、読売新聞朝刊に連載された子母澤寛作「父子鷹」などを夢中になって読んでいた。爾来新聞連載小説を読むのが楽しみのひとつでもあった。これまでに興味の湧かない小説もいくつかあったが、柚木の「あおぞら」には失望した。「早雲」の作者・砂原浩太朗の作品を読むのは初めてであるが、出だしから波乱万丈の雲行きでもあり、大いに期待が持てそうだ。

 ついては、独立200周年を迎えるアメリカや、ヨーロッパ、アジア各国では今熱波が襲い、ほとんど40℃前後の高温に国民も音を上げているようだ。昨日ニューヨークでは42℃を記録し、首都ワシントンを中心に計画されているトランプ大統領構想の「アメリカ世界一」仕かけプロジェクト「フリーダム250」も大分中止になりそうだ。ヨーロッパではスペインが熱く、先月28日にはエル・グラナドで46℃、セビリアで43.1℃、首都マドリードで39℃を記録した。死者も千人を超えた。8日にはパキスタンのジャコババードで48℃を記録したが、ここでは5月28日及び29日に50.5℃を記録したと言うから脅威である。インドでも首都ニューデリーで先月8日は42.2℃を記録したが、実に4日から5日連続で40℃超だというから中々実感が湧いてこない。

 今日も九州や西日本方面では激しい降雨が続いている。そのせいで気温は30℃以下で少しは助かるが、仮に40℃まで上がったら、欧米などと異なり日本は湿度が高いだけに汗びっしょりとなるだろう。いずれにしろ、今や地球温暖化の傾向が進みつつあり、暑さをコントロール出来なくなってしまった。地球温暖化は二酸化炭酸ガスの排出が原因とするパリ協定に反対して離脱したトランプ・アメリカら先進国は、どう地球温暖化現象を捉え対策を考えるのか。

2026年7月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6990.2026年7月3日(金) 独立250周年にアメリカ国民は何を思う?

 このところ梅雨が長引いて各地に豪雨をもたらしているが、先週に続き、また台風が2つ発生した。九州方面はその影響であろうか、昨日も九州5県に線状降水帯が発生し、各地で洪水や土砂崩壊を引き起こしている。今年の夏は酷暑が予想されているが、今のところ降雨続きである。但し、梅雨明けになると一気に暑さが日本中を襲い、酷暑日が連続するとの予報に昨年の酷暑を思い、気持ちが少々落ち着かない。

 一方で、今年は欧米に熱波が襲い、ヒート・ドーム現象によりヨーロッパでは過去にあまりない高温に、これまであまりエアコンを設置していなかった家庭では、とても家に閉じこもっているわけにいかず、外で水浴びをしているような案配である。イギリスは何度も訪れているが、真夏に訪れたことがないので知らなかったが、イングリッシュ・サマーと言われて夏でも初夏のように爽やかな陽気だそうである。従ってエアコンの普及率が低く、日本では90%以上の普及率であるが、イギリスではほんの3~5%だそうである。アメリカでもヨーロッパ同様にヒート・ドームにより、特に東海岸の大都市圏では40℃に達した。今アメリカで懸念されているのは、トランプ大統領が力を入れている明日の独立250周年記念行事のイベントである。お気の毒にも式典が行われる首都ワシントンでも40℃近い高温が予想されている。

 トランプ大統領は、これまで50年、100年の節目を迎えた歴代大統領が敢えて行わなかった派手な企画を準備している。50年前の独立200年記念日には、ウォーターゲート事件でニクソン大統領が辞任したせいもあり、後任のフォード大統領は目立つような祝典を行わなかった。

 アメリカは今や世界で最大の資本主義国であり、自由世界をリードする立場にいる。独立250年では新参者で、歴史的にはギリシャ、エジプト、中国、また日本の足元にも及ばない。独立当初は、人口もほんの215万人程度だったと推計されているが、今では約3億3千万人となり、インド、中国に次いで3番目である。だが、そのほとんどは、移民の末裔たちである。今日のアメリカ合衆国を作り上げたのは、彼ら外国からの移民たちである。トランプ大統領は、その移民について厳しい考えを抱き、前例のない厳格な排除政策を採り入れようとしている。国の建設に尽くした移民に対する一種の裏切り行為のようなものである。特に、問題となっているのは、不法移民の強制送還や、亡命申請の停止であり、イランやミヤンマーなど特定の国からの移住の恒久停止である。

 しかし、アメリカ国内で生まれた国民に永住許可を与える出生地主義を見直すと強弁していた大統領令に対して、アメリカ連邦最高裁は、違憲と判断した。強気、強気の一点張りで法律まで捻じ曲げようとしていたトランプ主義も、挫折させられることになった。

 近年はトランプ氏のあまりにも個人的な私利私欲から、心から独立250周年記念日を素直に祝う気持ちが国民の間には浸透していない。東海岸地域のボストン、ニューヨーク、フィラデルフィアばかりでなく、西海岸でも大掛かりな花火打ち上げが考えられているようだが、ホワイトハウス敷地内でボクシングなどを実施するようでは、真っ当なアメリカ人は、250周年を祝う気持ちはあれども、トランプ主義に同調する気持ちはないのではないだろうか。今年の式典イベントの支持率は、僅かに33%だという。果たして、建国記念日には如何なる風景が映し出されるだろうか。

2026年7月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6989.2026年7月2日(木) 世界は軍国化へ、母校は甲子園へ

 このところアメリカのトランプ大統領の厚顔無恥な強硬策が、一層反発を買い、法によって排除されている。実は、自分には国際法はないと言って国際法を無視し続けるように、傲慢な姿勢を崩していないトランプ氏が、このほど暗号資産(仮想通貨)事業で10億㌦(約1,620億円)もの大金を得ていたことが分った。こっそり金儲けに手を出しているのである。ビジネスに自分は絡んでおらず、すべて息子に任せていると周囲は語っているが、どうもトランプ氏とお金は切り離せないようだ。その他にも先月末に3件ほど裁判によって主張を退けられたこともあり、勢いも下り坂にかかって来た。

 トランプ氏の行動は、最近のイラン空爆でも明らかなように、話し合いより力で解決しようとの姿勢である。ヨーロッパ各国もトランプ氏に強圧され、軍事力の増強に力を注ぐようになった。2025年の軍事費が前年比で2.9%となったが、NATO加盟国としては、実に軍事費は16%増で、そのシワ寄せは、医療、福祉、教育などの歳出を削減せざるを得ず国民の反発が強まっている。トランプ氏の要求を呑むと懸念される日本が、仮に防衛費予算をGDP(国内総生産)比5%へ増額したら、26年度当初予算の防衛費9兆円を34.6兆円とすることになる。日本の国家予算は公共事業、年金、軍事関連費だけになるという計算である。当然教育、少子化対策、介護、医療などへ回す資金の余裕はない。

 アメリカ政府というより、トランプ大統領の圧力のまま軍事費を増強したら、国民はまともな社会生活を営めないということである。すべてアメリカの言いなりだからである。今の高市政権は、スケールは小さくともトランプ政権と同じ世界戦略を描いており、このまま国情を考えずにアメリカの要望通り政治を進めるなら、いずれ日本の社会はギスギスしたものとなり、戦争に巻き込まれることは明白である。軍拡が日本を破壊することになりかねない。

 さて、今朝の朝日新聞「地域総合」版の「高校野球メソッド」に母校・湘南高校野球部川村靖監督の指導について紹介されている。母校は、1949年甲子園初出場初優勝の偉業を成し遂げている。この時のメンバーのひとりが、私も良く存じている5年先輩の佐々木信也さんである。母校の選抜出場は2回で1回目は優勝の翌年、佐々木さんも出場した。2回目は私が入学した54年春だった。いずれも1回戦で敗退した。我々の3年生時は、春優勝した中京商業と定期戦を行い、3-0で敗れたが、母校もかなり力をつけ、甲子園への期待と可能性があったが、準決勝で慶應高校に敗れ、慶應が甲子園へ出た。

 現在野球部には、「湘南高校野球部『当たり前』基本事項」なるものがあるそうで、当たり前のレベルを上げていく意識と実行の必要性を掲げているという。例えば、「◉姿勢よく、何事も明るく元気に ◉目標高く、泥臭く、効率よく・・・」とある。母校は文武両道を謳っているが、サッカー部も強くて46年には全国優勝している。私が所属したラグビー部は在学中に中々勝てなかったが、今では部員数も増え、かなり実力は上がっている。残念ながら神奈川県全体のレベルは全国でも1,2を争うほど高く、悔しいことだが、強豪校の中ではとても全国大会出場の希望は叶えられそうもない。

 この記事は、進学校の部活というテーマで監督の再びあの舞台へという甲子園への厳しい道について、個性的な高校野球部の指導方法を紹介している。しばらく訪れていない母校のグランドが懐かしい。

2026年7月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com