今日も朝からニュースやエンタメ番組で、アメリカによるベネズエラ奇襲空爆とマドゥロ大統領夫妻拘束事件に批判を含めたコメントが溢れている。如何にベネズエラ国内で、マドゥロ大統領に対する反対、反抗者も多いとは言え、一国の大統領を他国が軍事力を使って誘拐するとはあまりにも常軌を逸していると言わざるを得ない。
事件の首謀者であるトランプ大統領が、国際法違反や、他国支配宣言をしたことに世界の世論は厳しい目を注いでいる。ところが、ご当人の大統領は、自らは麻薬密造を摘発した力の平和を行ったなどと非難どこ吹く風で、更に悪略を唱えて隣のコロンビア侵略や、グリーンランドは絶対必要などと強引な言動をぶっている。
しかし、どう考えてもトランプ大統領の言動は理解出来ない。例えば、台湾独立を支持して中国の主張する中華民族1国制に対して強く反対していたが、自らは他国の権益を冒して最高指導者夫妻を身柄拘束し、国家を管理し後継者に自らの政策に従順な人物に委ねるなんて発想は、自由主義や民主主義のカテゴリーから大きく外れている。力による支配は認めないと言いながら、自らはベネズエラで実践しているのだ。これでは中国が台湾に上陸、侵攻した場合にトランプ大統領としては、言うべき言葉がないのではないだろうか。
トランプ大統領の狙いは、世界最大の産油国であるベネズエラの石油である。かつては、アメリカの大手石油会社が産油施設を作り、ベネズエラ産石油を独り占めしていたが、それを反米ベネズエラ政府に奪われ、その石油生産量の9割が中国へ輸出されている。この辺りもトランプ氏が気にしていたことである。
実は、このことは高市首相についても言える。今のところ支持率が高いが、台湾有事に際して中国の力による侵略、占拠は許せないとの発言は、当然アメリカのベネズエラ侵略行為も許せないと言うことだと思う。国連常任理事会で中国やロシアをはじめ、多くの国々からアメリカへ厳しい非難がぶつけられたように、高市首相はアメリカに対しても厳しく指摘し、反省を促すべきであると思う。しかし、それはやろうとしない。こんな調子では、いずれ首相の化けの皮も剥がれることであろう。
さて、今日は全国高校ラグビー決勝戦の日である。平成元年の今日、昭和天皇が崩御され、予定されていた大阪工大高対茗渓学園の決勝戦は行われず、両校優勝となった。あれから37年後の今日、決勝戦は神奈川第1代表・桐蔭学園と京都代表・京都成章高校の間で行われ、36-15で桐蔭学園が勝ち、3年連続優勝を飾った。母校湘南高校ラグビー部も私が主将を務めていた70年前は弱かったが、今では公立校としては神奈川県内でも、1,2を争うほど強くなった。一昨年、昨年と全国大会神奈川県予選では準々決勝で2年連続してこの桐蔭学園に敗れている。とても歯が立つような相手でなく、いずれも100点以上の大差で敗れている。
実は、この桐蔭学園はそれほど古い歴史があるわけではない。創立は1964年で、私が小田急電鉄へ入社したのが、その前年だった。1年半ほど町田駅管内の駅で見習い駅員をやらされたが、64年4月に町田管内の柿生駅で改札をしていると新入生が続々と下車した。学校の名前を尋ねたところ、それが創設されたばかりの桐蔭学園だった。その桐蔭学園が、今ではスポーツが盛んで、中でも今日全国大会3連覇、6度目の優勝を成し遂げたラグビー部は一段と光っている。
さて、ラグビースクールでプレイしている横浜市立中3年生の孫が、4月から高校へ進学するが、高校でもラグビー部に入部するつもりである。桐蔭学園以外の強豪校への入学を目指しているようだが、どういう結果になるのか、気がかりではある。