7114.2026年11月4日(水) 中間選挙でトランプ共和党敗北

 アメリカ中間選挙の結果、上下院ともに野党の民主党が共和党を圧倒した。アメリカの現地時間3日の今日、中間選挙の投票が行われ同日開票された。昨日からテレビ各社でも現地駐在員の直近の情報をかなり詳細に伝えている。開票途中で、上院は民主党53に対して共和党41議席で、民主党は過半数51議席を上回り、残り6議席が未定だった。他方、下院は435議席すべて改選で過半数は218議席であるが、民主党はすでに214議席を獲得して、残り96議席もあり、あと4議席で過半数ということだ。過半数獲得は間違いないだろう。

 この中間選挙はアメリカ国内ばかりでなく、世界的に大きなイベントで世界の隅々から注目を集めている。共和党にとって牙城だったテキサス州が、広く関心を持たれている中で、ここを民主党のタラレコ氏に敗れたことが大きい。トランプ大統領は、途中の選挙結果を知って「私は候補者名簿に載っていなかった。もし、載っていたならば我々は圧勝していた筈だ」とSNSに投稿したようだ。確かにトランプ氏は大統領職という行政の長であり、立法の連邦議会の議員ではないが、いつもながら相変わらず皮肉と負け惜しみばかり言っている。

 同時に実施されたジョージア州知事選でも民主党の勢いは衰えず、民主党のボトムズ氏が当選確実となった。ボトムズ氏は黒人女性で、州知事に黒人女性が成るのはアメリカで初めてのことである。

 テキサス州でも民主党のタラレコ氏が勝利を収めたが、ここでは知事選でも民主党州議員イノボサ氏が現ショックの共和党アボット知事を破り、テキサス州で初めてのラテン・アメリカ系の州知事になることが決まった。

 上下院ともに民主党が過半数をほぼ確保して、世界中でその結果に大きな関心を持たれているが、気がかりなのは、異質な性格のトランプ大統領だけに、国内外の政策で反対、嫌がらせが増えるのではないかという懸念である。

 まず、内政では減税、移民政策、財政支出など重要政策の法案が極めて難しくなることである。得意の嫌がらせでは、民主党が起草する法案に対して拒否権を行使するとすでに述べている。大統領の拒否権を覆すには、上下両院で2/3以上の賛成が必要なため、民主党も新たな政策を立案出来ない。

 心配なのは、外交である。その第一は「アメリカ第一主義」による関税がリスクとして残る。また、これまでの強気の言動や外交姿勢が、益々過激化するのではないかと警戒されることである。他にも専門家が指摘するだろうが、これらの点は日本に対しても同じであろう。アメリカ国内で思い切った政策が実行出来ないとするなら、議会の制約を受けない日本へ外交、通商面で圧力が強まる逆風となる心配がある。外交面では、防衛費の増額、駐日米軍帆経費負担増などと、日本の頭越しの外交で中国、ロシアなどと突発的に安保上の取引を行うことである。髙市首相ら日本政府の外交手腕が問われることにもなりかねないので、首相らはトランプ大統領にご機嫌取りばかりでなく、言うべきことははっきり言わなければならない。

 今日は朝から晩までトランプ一色だった。今晩放映のNHK・BS「アナザー・ストーリー」では、「トランプタワーの誕生」とのタイトルの下に、ニューヨーク5番街に聳え立つ豪華なトランプタワーの建設にまつわる建設当時の裏話や、青少年時代のトランプ氏を紹介していた。これからトランプ大統領の言動と、政策実行に絡む話題が多く報道されることだろう。

 それでも他に対して迷惑と嫌がらせばかりしている大統領が、窮地に陥る共和党敗戦は小気味良い。共和党の敗戦を喜びたいと思う。

2026年11月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7113.2026年11月3日(火) 米寿の誕生日・文化の日・憲法公布の日

 今日「文化の日」は私にとって88歳の誕生日である。よくぞ健康に今日まで生きてこられたものだと自分でも嬉しく思っている。弟妹や息子たちからもいつまでも健康に留意して元気でと励ましのメールをもらったが、そう努力したいと思っている。戦時中の小学校入学時から高校卒業するまでの12年間を無遅刻・無欠席だったように、高校でラグビー、大学で登山の部活に励み肉体を鍛えるのに懸命だったお陰でもある。いろいろ医師のお世話になりながら、普通の健康体は何とか維持している。9月末の人間ドックの検査でも格別心配するような症状はないという結果だった。

 昭和13年の今日近藤家の次男として東京・中野に生まれた。その3年後兵庫県芦屋市に住んでいた時、太平洋戦争が始まった。幼かったが怖かった戦争の記憶は今でも心にいくつか残っている。芦屋市で夜遅く近所を警戒し回っていた隣組のおじさんから、「近藤さん!電気の明かりが漏れてるよ」と警告され、母が慌てて電灯を風呂敷で覆っていたことを覚えている。空襲警報のサイレンの音とともに防空壕へ逃げ込んだ記憶は生々しく想い出す。千葉県南房州に引っ越して国民学校に入学して間もなく、先生に引率されて同級生とともに校外の田圃道を歩いていた時、突然米空軍戦闘機編隊に襲われそうになったことがある。あの時先生が「皆さん!伏せなさい!」と言って両手を上下に大きく振りながら全員一緒に地べたに伏せた。戦闘機は我々目掛けて低空を飛来してきたが、不意に先頭の戦隊長機が機首を持ち上げ上空へ去って行った。他の戦闘機も戦隊長機に続いて上空へ消え去った。恐らく戦隊長にも幼い子どもがいて、我々小学生が逃げ惑うのを見て自分の息子を想い出したのではないかと今でも思っている。あの怖い経験をして間もなく戦争は終わった。日本国憲法が公布されたのは、翌年の今日である。戦争にはこりごりである。新憲法は第9条に戦争放棄を謳った、今に残る平和憲法である。このまま永久に堅持されることを願っている。

 その後60年安保反対闘争に参加し、ベトナム戦争反対運動にも参加した。その影響もあり改めて戦争の現場を臨場感で知りたいと、1967年1月テト攻勢の2週間前の厳しい戦時下にサイゴン(現ホーチーミン)を訪れ、サイレンの鳴り響く一夜を過ごし米兵に脅され怖い思いをして、戦争反対を信念として強く抱くようになった。 

 先月出版社から昭和人のひとりとして、現代の若者への個人的アドバイスを尋ねられ、その時3つ挙げた。①若い内にひとりで海外武者修行に出かけること、②多くの本を読むこと、特に大河小説を、③戦争に絶対反対すること、の3つを今の若者に注文した。書籍は来年の後半に出版される。

 今や戦後世代が絶対多数となり、戦争の怖さを臨場感で知っている人が大分少なくなってしまった。自衛隊は軍備を強化し、敵基地攻撃能力を持つまでになり、毎年の防衛費予算はうなぎ上りに増えている。同時に憲法改正の動きも目立つようになった。時代も明治に復古調となり、今日「文化の日」を「明治の日」に表記変えをしようという動きまである。それらの中心人物は、皆戦争を知らない世代の人々である。うっかりしていると何年後かに、再び戦争へ突入するという事態も考えられないこともない。

 先の戦争の反省から軍備を放棄した新憲法を公布して80年が経過した今日、何故今更明治時代を顕彰する「明治の日」に戻そうというのだろうか。髙市首相、小泉防衛大臣以下皆戦争の実体験がなく、戦争の本当の怖さというものを知らないからである。彼らが戦争が始まったら兵士として戦場へ向かうならまだしも、自らは安全な場所にいて戦争を仕かけるような行動は絶対許すことが出来ない。憲法を改正し彼らが望む戦争が始まるころには、私は暗い気持ちで冥界からこの世を眺めていることだろう。

2026年11月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7112.2026年11月2日(月) 気になるアメリカ中間選挙の行方

 日本で日本の政治は忘れられ、蚊帳の外にある。今最も関心を集めているのは、明日行われるアメリカの上下院の中間選挙である。このところトランプ大統領に対する支持が大分下がり気味だというのが一般的な空気である。大統領支持率は、昨年1月の就任時には50%を超えていた。それが最近の調査では、38.4%にまで落ちている。不支持率に至っては、当初45%を下回っていたが、今では60%になっている。各テレビ局のアメリカ駐在員の伝える情報もほぼ似たような内容で、接戦ではあるが、イラン戦争開始後の物価高騰、特にガソリン代の値上げが、国民生活を圧迫していることからトランプ氏への批判が強い。イラン戦争停戦の見通しが立たないトランプ大統領に失望しているとのコメントがよく聞かれる。

 恥ずかしいことに、明日の中間選挙の上下院の議員の任期を、両院ともに同じ4年と思い込んでいた未熟さには、我ながら些か自己嫌悪に陥りかねない。定員100人の上院は6年任期で、議員のほぼ1/3が中間選挙で改選される。定員435人の下院は任期が2年で全議席が改選されるそうである。現有勢力は、上院は共和党が100議席のうち53議席、下院でも219議席の過半数である218議席を辛うじて得ている。これまでの流れでは、上院選ではぎりぎりで民主党が上回り、下院選でも共和党が議席を減らし、民主党が過半数を奪還する可能性が高いようだ。

 明日の投開票の結果を待ち望んでいるが、予想通りトランプ派はやや劣勢である。仮に上下院ともに民主党が勝った場合は、これからトランプ大統領はこれまでの政策遂行のように思い切って腕を揮えないのではないだろうか。それこそ各国が待ち望んでいることだと思う。今日手に取った「選択」誌11月号の特集記事のひとつに「『選挙敗北』トランプの狂乱」とある。新聞広告には「あの男が急進左派に負けたと認めるはずがない。再び内戦を危惧する声も。議会無視が常態化し、同盟国もお構いなしで異常な対外政策を乱発。残り任期で秩序を破壊し尽くす。暴君の感情が支配する世界だ」と添え書きがある。我々直接トランプ大統領とは無関係の人間でも、この大統領は世界で最も影響力のあるアメリカ大統領としては、極めて粗雑で不誠実で不適格な人だと考えるので、明日の中間選挙ではトランプ氏派が大敗することを強く願っている。そしてイラン戦争が止み、石油を主とした物価が高騰するのが止まることを希望している。

 トランプ氏は並の人間とは異なるだけに、仮に選挙で敗れても、まずその選挙に不正があったと訴えるだろう。大統領にのみ与えられた権限を手当たり次第に行使するのだ。民主党が勝利を収めれば、下院で大統領への弾劾が動くだろう。だが、仮に弾劾が可決しても大統領を罷免することは難しい。それは上院で行われる弾劾裁判で、出席議員の2/3以上の賛成が必要であり、共和党議員からかなりの造反者が出ない限り罷免は成立しない。とにかくとても真っ当な中間選挙にはならないだろう。

 この際アメリカ国民にも言いたい。もう2度のこのような暴君政治家を国の代表者に選出しないよう思慮ある行動を取って欲しいという願いである。世界の平和を壊すのは、アメリカ国民であると証明するようなものだ。

2026年11月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7111.2026年11月1日(日) 「サンデー毎日」も来年4月休刊

 今日から11月である。昨日のハローウィンは、6年ぶりの土曜日ということもあり、渋谷のスクランブル交差点周辺には大勢の人が押しかけた。幸い警備が万全だったせいもあり、区条例違反の路上喫煙が400件ほどあったようでその場で過料を徴収されたが、それ以外に大きなトラブルはなかったようだ。

 ついては、今日は正月の関東大学箱根駅伝の前哨戦である秩父宮賜杯・全日本大学駅伝が伊勢で行われ、先日出雲駅伝で優勝した早稲田大が大会記録で16年ぶり6回目の優勝を果たした。優勝候補の青山学院大は4位、駒沢大は6位だった。今年2冠を果たした早大は、1、2年生に優れた選手がいるので、来年以降も楽しみであるとともに、正月に行われる箱根駅伝の活躍も大いに期待出来る。

 さて、大阪・関西万博が幕を閉じて1年が経過したが、その跡地利用についてはかねてより自治体と地元住民の間でもめている。それでも大阪は、統合型リゾートIRと称して日本初のカジノの2030年開業を目標に建設工事を強硬に進めている。

 先日国会で可決された副首都構想が、大阪のみならず、他の自治体・北海道、愛知県、福岡県でも考えられている。早くも愛知県が大阪に肖ってカジノ誘致を始めているらしい。中部国際空港のある常滑市の空港島内を計画しているようで、近くにはかなりホテルも建っている。早くも近くの住民の間ではギャンブル依存症が心配されている。確かに行政側としては、カジノにより巨額の税収が入るだろう。しかし、ギャンブルによって生じる地域住民のマイナス面を些か過小評価しているようだ。その点で行政側には倫理観が欠ける点があることが苛立たしい。北海道はともかく、福岡県も県議会で、今スキャンダルやトラブルが噴出している。恐らくほとぼりが覚めたころには、カジノ建設問題が持ち上がることだろう。このように大都市になればなるほどあぶく銭を得て、財政を安定させようとするが、もう少し真面な手段が嵩じられないものだろうか。

 一昨日またひとつ、マスコミ界を失望させるニュースが入って来た。2年前に休刊となった「週刊朝日」と並んで、日本で一番早く発行された週刊誌「サンデー毎日」が、来年4月の発行を最後に休刊すると発表したのである。書籍や、新聞同様に印刷物は近年のインターネットやSNSの普及に押されて雑誌市場が急速に縮小し、更に紙や印刷などの材料費、輸送コストの高騰が続いていることも「サンデー毎日」休刊の大きな原因である。「サンデー毎日」は総合雑誌で政治から娯楽、スポーツに至るまで幅広く取材し記事を掲載している。「週刊朝日」とともに時折購読していたが、じっくり読ませてくれる良識的な週刊誌だった。

 因みに現在最も販売数の多い週刊誌は、政界に向けた文春砲として政界の暴露記事を書く「週刊文春」で、月平均40.5万部を販売しているが、「サンデー毎日」は、僅か3.5万部程度にしか過ぎない。その「サンデー毎日」が最高販売数を誇ったのは、1959年の上皇ご夫妻のご成婚を扱った「皇太子ご成婚特集」で、実に156万7千部を売り上げたそうだから驚くばかりである。

 それにしてもこうして良識的な雑誌が消えていくのは何と言っても寂しい。

2026年11月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7110.2026年10月31日(土) ハローウィンの想い出

 今日10月31日は、ハローウィンである。近年子どもたちに人気が出ている一種のお祭りのようなものだが、ただ騒ぐだけのフェスティバルなどとは異なる。歴史のあるもので、2千年以上も昔にアイルランドに住んでいた古代ケルト人の夏の終わりと秋の収穫を祝い、1年の終わりとする宗教的な儀式が、そもそもの起源と言われている。

 日本では、1970年代に雑貨店の販促に採り入れ、90年代以降に東京ディズニーランドのテーマパークに使われたことから広く普及するようになったとされている。わが家の近所にも玄関の前にたくさんのお面や骸骨を並べている家があるほど一般的となった。実は私がまだ日本でこのハロウィンを知らない今から半世紀前の1976年、文部省教員海外視察団にお供して欧米を訪れ、アメリカ東海岸のニュー・ベッドフォードの教育施設を見学することになった。小学校を訪れた時、校内のあちこちにハローウィンの飾りが置いてあり、それまで見たこともないカボチャを使った異様なお面などに度肝を抜かれた。同行の先生方も皆これは何だと興味を抱き学校側へ尋ねて、初めてハロウィンというお祭りを知るようになった。その時、子どもたちと一緒に家庭を訪問して子どもが口々に、‘Trick or Treat!’と口走ると訪れた家庭から、子どもたちにお菓子をあげていたのをよく記憶している。幼い子どもをダシにした微笑ましい習慣だと思う。

 近年日本では、渋谷駅前のスクランブル交差点を中心に、大勢の若者たちが集まり、毎年のように騒ぎを繰り返している。この数年「ハチ公像」の周囲を板塀で囲んで見えないようにしてハチ公像が汚されたり、壊されるのを防止している。板塀には‘GOODBYE BAD  HALLOWEEN’などと渋谷区役所が表示していた。夕方から大勢の人々が寄ってくるだろうが、ゴミの処理などで地元に迷惑をかけないようにして欲しい。

 さて、高市政権が発足してから1年余が経過したが、当初「働いて働いて働いて~働いて参ります」と断言していた高市首相の言葉には、偽りがないのだろうか。このほどG7首脳会談に欠席したり、政権内の重要閣僚と会談することも少なく、一方的にSNSの発信で語りたいことを発信している状態である。茂木外相にしても、昨日G20外相会合の際訪れたアメリカのアトランタでロシアのラブロフ外相と会談した。実に2022年のロシアのウクライナ侵略以降初めてである。タフ・ニゴシエーターの異名を取る茂木外相にして、たった30分の短時間会談だった。先日ロシアに身柄拘束された日本人記者の解放を求めたようだが、その確約は得られなかった。その後外相はアメリカのルビオ国務長官とも会談した。トランプ政権が国際刑事裁判所(ICC)を制裁対象にしたことに抗議し、発言を取り消すよう求める筈であったが、それには一切触れず、「意思疎通を継続していく」ことで意見の一致をみたというお粗末な談話だった。結局タフ・ニゴシエーターである外相にして、アメリカや、ロシアのような大国にはこの程度の対応しかできないことを情けないと思い、現政府では今後アメリカの言うままに話をまとめられてしまうとの危機感を抱いた次第である。

 3日後の11月3日は、私の誕生日に当たり、88歳米寿になる。今日息子たち家族が米寿祝の食事会を横浜プリンスホテルで開いてくれた。9人が揃ったが、皆明るく元気で嬉しい限りである。

2026年10月31日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7109.2026年10月30日(金) 岩石崩落、列車事故、政治の動きいろいろ

 今日富士山に初冠雪があった。今年から気象庁は、従来の目視観測を取り止め、科学的にアメダスや気象レーダー、気象衛星ひまわりの最新の観測技術を活用した「解析積雪深」により初冠雪を記録することに決めたのである。

 今夕のニュースで知ったのだが、日本時間の今日トルコの世界遺産カッパドキアで岩石が崩落し、観光客ら3人が亡くなったという。私も2度訪れたことがあるが、奇妙な岩石の集まりで、岩の中で生活したり、また古代ギリシャ教徒が同じく岩に教会を建設したり、世界中の人々に興味と関心を抱かれ、多くの観光客が訪れている。あんな珍しい岩石の集まりは世界のどこにも見られない。これ以上犠牲者が増えることと岩石が崩落しないことを願っている。 

 ところで、一昨日スペインで起きた列車衝突事故の凄まじい現場の映像を観て、どうしてこのようなお粗末な鉄道事故が起きたのか、まったく理解に苦しむ。日本の新幹線なとではとても想像出来ない。私自身ほんの1年半ばかりの短期間だったが、鉄道現場の駅に勤務していた経験もあり、普段から鉄道関係の事故や事象には、関心が向くものだ。

 この事故原因は現在調査中であるが、追突された列車に猛スピードで後続列車が追突するなんてことは、普通ではあり得ない。コンピューターの通信障害により、列車が自動停止していたところへ通常時速40㎞以下での目視運転を指示すべきだったところを通常速度の運行を指示したことが追突の原因のようである。初歩的ミスである。2両の列車には2人の日本人を合わせて540人以上の乗客が乗っていて、現時点で死者は69人も出た。負傷者は2百人を超えると見られている。ドローンによる空からの現場写真を見ても、こんな見通しの良いところでこのような大事故が発生するとは想像も出来ない。スペインでは高速鉄道が広く設置され、今では日本より路線距離が長い。このような杜撰な運転を行っているようでは、近日再び同様な事故が起きる可能性がある。事実今年1月にもコルドバ近辺で脱線事故を引き起こし46人もの死者を出したばかりである。鉄道はひとたび事故を起こせば、多くの犠牲者を生み国民の日常生活にも影響を与えかねない。よほど安全に配慮したシステムを堅持してもらいたいものである。

 ついては、焦点となっていた27日実施のイスラエルの総選挙で、与党「リクード」の現職ネタニヤフ首相も危ういかと予想されていた。実際戦前のメディアの世論調査では、ほとんどが僅差ながらもライバルのアイゼンコット元軍参謀総長が上回っていると伝えられた。

 しかし、僅差で「リクード」が首位を占めたようだ。ネタニヤフ派がアイゼンコット派を上回り、そのうえ右派、極右、ユダヤ教正統派の各党でまとまってネタニヤフ派と合わせて、アイゼンコット派を上回ることがほぼ確実となった。これでイランやガザへの攻撃が止むことはないことがはっきりした。

 もう1件、気がかりな問題にハンガリーとロシアの外交関係がある。今年5月に親ロ派のオルバン首相から、ロシアとの友好関係から距離を置くマジャル首相へ政権交代をしたハンガリーが、9月に安全保障上容認出来ない活動に関与したとして、駐在するロシア外交官10人に国外退去を命じた。これに対してロシア外務省は、今月1日モスクワのハンガリー大使館職員に退去を命じたと公表した。元々ロシアは「国際秩序への脅威」と外交方針に表明していたように、マジャル首相になってロシアとの外交関係は一歩遠ざかった。ただ、この亀裂によってロシア産の原油に頼っていたハンガリーは、経済面に与える影響が大きいと考えられる。近いようで遠いのが両国の外交関係である。1956年ソ連軍がハンガリーの民主化運動を武力弾圧したハンガリー動乱の直後に開かれた、メルボルン・オリンピックの水球球技準決勝の両国対抗戦でソ連選手が、ハンガリー選手に殴りかかって流血騒ぎとなった事件が生々しく想い出される。

 今後ハンガリーのマジャル政権の対ロ関係への対応が注目される。

 以上のように大小合わせれば、地球上では数えきれないほどのトラブル、紛争、事故、事件が絶え間なく起きている。国民が気を付けねばならないことであるが、それよりその国民を統治している政治家たちが、いかに自分らの言動が自国民のみならず、他の国のひとびとに不安を与えているかという点を弁え、反省しなければいけないことである。

2026年10月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7108.2026年10月29日(木) 日米ともに野球シーズン終了 

 昨日、今日の2日間妻がコーラス仲間とともに熱海へ1泊旅行を楽しんでいた。私は3カ月に1度のペースであるが、慶應病院で心臓の不整脈の診察のためにホルター心電図を撮ってもらった。今日の検査では、大分落ち着いているとのことであるが、次回来年1月にはいつもの心電図の他に、久しぶりにエコー検査をするということになった。あっちこっちクリニック通いをしているが、特別大きな問題はないようなので、それほど心配はしていない。それぞれ医師の指示に従っている。

 今日は寒かったが、東京、大阪では今シーズン一番の冷え込みだったそうである。東京の最高気温は17℃、最低気温は8.6℃だった。昨日から天気予報士が、しきりに今日寒くなるとの予想で外出着についても警戒するよう話していたので、今季初めてダウンジャケットを身に着けて出かけた。外を歩いている人を見ても、確かに厚着を身にまとっていた。これから日一日と寒さが厳しくなるだろう。

 さて、昨日プロ野球は日本シリーズで福岡ソフトバンク・ホークスが、横浜ベイスターズに4連勝して2年連続日本一になった。流石にセ・リーグ3位の横浜が、クライマックス・シリーズのファースト・ステージ、ファイナル・ステージをいずれも全勝で日本一へ挑戦したが、残念ながら結果としてパ・リーグの王者には4戦全敗で、一昨年と同じように下剋上優勝とは成らなかった。これで良かったと思う。これで今年のプロ野球はノーサイドとなった。

 アメリカでもワールド・シリーズが真っ只中だったが、これも日本時間の今朝ミルウォーキー・ブルーワーズがタンパ・レイズに4勝1敗で勝ち、ワールド・チャンピオンとなった。この結果日本同様にアメリカでも野球シーズンはオフに入る。

 昨年ワールド・シリーズ2連覇を遂げた名門ドジャースなど名門チームに比べて、今年のワールド・シリーズへ出場した2チームには過去にワールド・シリーズ優勝経験がない。それだけに優勝渇望意欲は並々ならぬものがあったことだろう。ミルウォーキーは、今日のブルーワーズとは異なり、かつてはブレーブスが本拠地としていた。1957年には、優勝している。その後ブレーブスがアトランタに去って、58年前にブルーワーズがビール生産の地ミルウォーキーのフランチャイズ・チームとなり、栄冠をもたらしたのである。

 今年のMLBは、ドジャースが3連覇を逸したことや、大谷翔平選手への期待が大き過ぎたせいもあり、充分期待に応えるほどの活躍が出来なかったせいもあり、ファンの熱気はやや冷え込んだ。しかし、新たにMLB入りした村上宗隆(ホワイトソックス)や、岡本和真(ブルージェイズ)選手らが活躍し、日本人選手の評価も高く、今後MLB入りする選手が増えそうだ。実際今年3冠王を獲得した阪神の佐藤輝明選手や、横浜高の剛腕織田投手も来年度大リーグ入りを希望している。これからは日本のプロ野球だけではなく、MLBもともに同じような視点で見てみることも大事ではないかと思う。

2026年10月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7107.2026年10月28日(水) 気になるイスラエルの選挙結果

 秋も深まり気圧配置も西高東低の冬型となり、日に日に寒さも強まって来る。今日は東京と近畿地方にも「木枯らし1号」が吹いた。昨年は11月3日だったから今年は少々早い。ちょっと外出したが、寒くていつもより1枚重ね着をして出かけたくらいである。空は真っ青で気持ちの良いくらいだが寒く、これから冬の厳しい気候を思うとやや暗い気持ちにさせられる。

 さて、昨日投開票が行われたイスラエルの総選挙は、流石に国民の関心が高く投票率は、過去2番目の77.7%だった。定数120のすべてが比例代表制であり、ネタニヤフ大統領の与党「リクード」と、アイゼンコット元軍参謀総長が率いる「ヤシャル」がつば競り合いをしてどちらが勝利を手にするか現在不明である。他にアラブ系野党などがひしめき合い、とても過半数を取れる政党はない。ただ、どちらが政権を握ろうとも、ガザ地区の反イスラエル勢力の「ハマス」を抹殺しようとする気持ちは同じようで、ガザ地区に平和は訪れないようだ。ガザ地区と同じパレスチナ自治区のもう一つの地区・ヨルダン川西岸に年々イスラエル人入植者が移住しているが、選挙直前になってそこで暮らす民間人に対してイスラエル軍が「人道に対する罪」を冒していたとする報告書を、国連人権理事会の独立調査委員会が発表した。報告書は、西岸のパレスチナ人に対する「絶滅行為」にあたり、人道に対する罪だと認定している。パレスチナ領の違法な占領を直ちに終わらせ、入植者の撤去や没収したパレスチナ人の土地の変換などを求めた。それでもイスラエルは、この報告書を非難し、まるでトランプ大統領同様にフェイク、偽情報キャンペーンだとして報告書を発表した独立調査委員会の即時解散を求める有様で、強気の反発をしている現状では、とてもガザ地区の紛争は終わりそうもない。

 いずれにしろ、総選挙の結果はどうなろうとイスラエル側の対応にはあまり期待を持てそうもない。

 高市政権が、日本維新の会と政策協定を結び、そのひとつに衆議院議員の定数削減があった。維新は45議席の削減を要求したが、自民党が提案した31議席削減案で折り合いをつけた。

 もうひとつの協定として、大阪市を副都心とする提案である。維新としては住民投票で2度も負けた副都心案の成立のために、住民の声を採り入れずに自民党と手を結んで法律として実現することにした。結果として7月に副首都法案を成立させた。これには、大阪市だけの我が儘を通し難く、主旨として首都直下地震や富士山噴火などで東京都が被災した際に、副首都が首都機能を代替えすると定めて、複数都市をその対象にすべく漸くその候補地が上がってきた。150万人都市にして経済規模要件を考慮して、北海道、愛知県、大阪府、福岡県の4道府県を候補地としている。現時点では住民の声はまったく聞いていないようだが、それで良いのかどうか、後を引かなければ良いが、と思う。

2026年10月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7106.2026年10月27日(火) トランプ支持派の旗色が悪い。

 意外な選挙結果が出た。昨日ブラジル大統領選で左派現職のルラ大統領が、前大統領の子息ボルソナロ氏を破り4度目の大統領に選ばれたのである。戦前の予想では、再選は危ないとの声が強かった。実際のところ、去る4日に行われた第1回の投票では、ルラ大統領はボルソナロ氏に敗れている。だが、決戦投票の得票率ではルラ氏が巻き返し51.79%を獲得し、ボルソナロ氏の48.21%を上回った。

 ルラ大統領が勝利を収めたことが、意外感を持たれているのは、今では南米の国々、特にアルゼンチン、チリ、コロンビアではトランプ大統領の圧力と支援により、ほとんどトランプ氏に支持された右派政権が実権を握っている。アメリカの裏庭と称されている由縁である。だが、威勢の良かったトランプ大統領もこのところアメリカ国内の中間選挙予想ではやや劣勢を伝えられている。残る唯一の南米左派政権が引き続き政権を維持できるか、鼎の軽重を問われていたが、結果的に引き続き左派政権が、国をリードしていくことになった。

 ついては、戦時下にあるイスラエルでも、今日政権並びに首相を決める選挙が実施される。今世界中から非難されているイスラエルの独善的な行為が、果たしてこのまま続けられるのか注目されているが、クネセトと呼ばれる国会の定数議席は120で、比例制である。5つのメディアが最近行った世論調査によると僅差ではあるが、すべてネタニヤフ派が負けるというものである。

 ネタニヤフ首相としては、これからも続ける戦争に相当の資金と戦力を注ぎ込む必要性から、どうしてもアメリカの支援が必要である。トランプ大統領もネタニヤフ首相への支持を表明している。野党には、アラブ系の政党もあり、複雑な選挙となりそうだ。アラブ周辺国、特にイランなども選挙結果を注目している。結果は、明日の正午ごろ(日本時間)に判明するようだ。

 その他に世界中の注目を浴びているアメリカ中間選挙が、1週間後に行われる。最近の動きでは、トランプ大統領の共和党のやや劣勢が伝えられている。下院では、民主党が過半数を取り戻すのではないかとの憶測もある。これもどうなることやら。

 さて、最近不正アクセスなどによる情報漏洩が相次いでいる問題で、政府も遂に腰を上げサイバーセキュリティーに関する関係閣僚会議を開くまでになった。どうしてこのような事態が世界的にも起きるのか、詳しいことは分からないが、企業や情報管理会社などから極秘情報が漏洩しているというから穏やかではない。特に、このほど外国為替証拠金取引関連のサービスを提供しているGMOインターネットが不正アクセスを受け、攻撃側から金銭を要求されるような脅迫まで公表されるようになり、GMOとしても1企業として対応しきれず、政府に支援を仰いだ。同時に、GMOは顧客から損害賠償の訴訟を起こされている。一般人の情報を企業秘密に取り込んでいる「タイムズカー」から約146万件の画像が流出したり、家電量販「ジョーシン」からも約600万件も個人情報が漏洩したという。

 大事にならない内に何とかこの厄介な問題を解決して欲しいものである。

2026年10月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

7105.2026年10月26日(月) 孫娘ら全国学校合唱大会で金賞

 中々最終結果が分からなかった、昨日大阪中之島のフェスティバルホールで開催された「第79回全日本合唱コンクール全国大会」中学校部門の結果を、今朝の朝日新聞で知ることになった。全日本合唱連盟と朝日新聞社が主催して朝日が詳しく伝えている。混声と同声の合唱部を合わせて31校が参加し、孫娘が所属する横浜市立大綱中学校合唱部は金賞12校の内の1校に選ばれ、昨年に続く栄誉に輝いた。金賞の中でも最も優秀な文部科学大臣賞、大阪市長賞、大阪教育委員長賞には該当しなかったが、普段の練習の成果が認められた名誉ある結果だと思う。孫娘は、今年中学生になったばかりだが、これから卒業するまで放課後に練習に明け暮れることだろう。頑張って欲しいと思う。とにかくおめでたいことであり、祖父として嬉しく思っている。

 さて、24日フランスで再び行われたデモは、厳重な警備が敷かれたせいもあり、前回17日に55万人が参加したデモは、約41万人に留まった。事前に警告があったこともあり略奪や店舗の破壊行為はほとんどなかったようである。前回同様にこの日もイタリア、ベルギー、ポルトガルなどヨーロッパ各国でデモが行われた。これは発生地のパリでは高校生によるデモが教育関係の予算不足から施設の老朽化が教育施設の不備などに影響を及ぼしているという理由だったが、これらの国々では物価上昇に反対するデモとなっているところが多い。

 フランスでは24日のデモに続いて、1週間後の31日にまたも呼びかけられている。11月5日には労働組合による全国規模のストライキが決行される予定である。

 デモの背景にある大きな原因は、物価上昇の長期化に加えて、失業率が高いことである。EU統計局によると9月のユーロ圏21カ国の消費者物価上昇率は、前年同月比3.8%で約3年ぶりに高い。加えてヨーロッパは実質経済成長率も低迷している。IMFは今年の世界経済の成長率を3.1%と予測しているが、EU圏は1.1%に留まると悲観的な予想をしている。それほどヨーロッパの経済は停滞してしまったのだ。

 こういう経済事情を抱えて苦しい各国には、デモを抑えきれない要因がある。各国政府にはそれぞれ固有の特殊な事情があるが、ポルトガルでは、住宅が高騰していることに若年層が抗議しているようだし、スペインでは公的年金の維持を訴えているという。イタリアでは、「軍備より教育」の声が強い。日本とて他人事ではない。日本は対GDP比での債務残高はフランスなどヨーロッパ諸国を大きく上回っている。今後の利払いや高齢化社会に向かい社会保障費の増加は避けられない。日本の若者たちはこれらの問題に対して、フランスの高校生のように真剣に問題に取り組む心構えがあるだろうか、気がかりな点である。

2026年10月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com