本年が「丙午(ひのえうま)」であるとは気づかなかった。前回1966年の丙午騒ぎのこともすっかり忘れていた。昭和101年とか、太平洋戦争開戦85年とか、どうも派手なことは新聞などでも伝えるが、日本の風習で長きに亘って伝えられた暦の上の節目とも言うべき古来の言い伝えについてはあまり報道されない。「丙午」とは中国から伝わった十支と十二支を組み合わせると、日本ではあまり縁起の好い言葉にはならない。「丙午」自体がなぜ記憶の端に残っていたかと言えば、60年前のあの当時、「丙午」の年は縁起が悪いので、女性は出産を避けた方が好いとの噂が随分話題になった。江戸時代に八百屋お七の話として、「丙年に生まれた女性は気性が荒く、夫の寿命を縮める」との迷信が広まった。この迷信がそのまま信じられ、前回1966年の「丙午」では出産が控えられたことによって新生児数が対前年25%も減少した。それでも常陸宮紀子妃や、マラソンの有森裕子・日本陸連会長のような著名人が生まれている。実はその前の「丙午」だった1906年も出生数が対前年約4%減少していたそうである。
そんな迷信はともかく、現在大きな社会問題となりつつあるのが、少子高齢化である。新生児の誕生が減り、今後益々少子高齢化現象が進み高齢化社会となり、それは国にとっても経済上大きな負担となる。近年の傾向からすれば、今年も新生児の誕生は減ると予想されるが、これは迷信云々ではなく、純然たる近年の少子化傾向であり、その解決は多難であり、政府も真剣に取り組む必要がある。
さて、一向に停戦とならないロシアによるウクライナ侵略戦争も、仲に入ったトランプ大統領の仲介交渉が思うようにまとまらず、嫌気が差したのか、数日前にロシアがウクライナがプーチン大統領の公邸をドローンにより空爆したなどと伝え、ウクライナを非難した。ウクライナは直ちに反論し、攻撃は一切していないと断固否定した。また、ウクライナ、ロシア間であらぬトラブルを引き起こしている。
実は、プーチン大統領については最近不躾にプライベートな情報がSNSを通して明らかにされた。それは大統領の愛人の子ども4人に関する情報が伝えられたことである。何故この期に及んでこのようなプライバシーが暴露されたのだろうか。愛人とは一時新体操選手としてアテネ五輪で金メダルを獲得したが、その翌年にプーチンの子を出産した。その後ロシア下院議員にもなったカバエワ氏である。ガードが堅いと思われていたロシア上層部のプライバシー管理、それも独裁者プーチン大統領の秘め事がいとも簡単にSNSに漏れるとは、大統領自身が驚いているだろう。このような不祥事が国家のトップによって行われていたとは、ロシア国民にとっても寝耳に水であろう。体制内に少しガタが来ているのではないだろうか。他にも何か起こるかも知れない。今年はプーチン大統領の動向から目を離せない。
最後に、今日予報通り夜になって自宅周辺でも小雪が降った。都内でも八王子方面ではかなり早くから降っていたようだ。今年の初雪である。