6126.2024年2月20日(火) 文科相不信任案否決とお馴染みの渋谷

 裏金問題と同時並行しているスキャンダル、旧統一教会との関係で、盛山正仁文科相がその旧統一教会との深いつながりを裏付けるような証拠がいくつも明かされているが、文科相は旧統一教会とは縁を切ったの一点張りで問題ないとの主張を繰り返している。ところが、後から後から教会との濃密な関係を疑わせるような事実が明らかになった。とりわけ教会関係者とハグする写真が出てきたり、2021年衆院選では教会から推薦状を受け取った証拠写真も出て、教会関係者からもそれを立証する話が漏れて来た。それでも文科相はその事実を否定したり、過去のことで今では手を切ったと疚しいことは一切ないとの立場を崩していない。それでも旧統一教会からは月刊機関紙「世界思想」が毎月定期的に送られてきているそうだ。野党からは大臣更迭要求が出ているのに、岸田首相は否定し、更迭する気持ちがないと言い張っている。ついに野党も堪りかねて今日衆議院へ盛山文科相不信任案を提出した。しかし、自民党、公明党の他に、いつも腰が定まらない日本維新の会が、なぜか反対して否決される結果となってしまった。

 こんなスキャンダルを抱えていながら、一向に解決策を見出せない岸田内閣に対する支持率は、下がる一方である。直近の朝日新聞の世論調査によると支持率21%だったが、これは自民党の政権復帰後の最低である。同じく毎日新聞が発表した岸田内閣支持率は、もっと低く過去最低、歴代内閣支持率でも最低の14%まで下落してしまった。逆に不支持率は、82%である。もう風前の灯火である。ポスト岸田と見られていた有力議員が、裏金を受け取っていた後ろめたさから名乗りを上げない中で、疑念のない石破元幹事長と上川外相が、噂に上がっているようだ。とにかく今の自民党政治家は不誠実な連中ばかりだから、悪事に手を染めないというマイナス志向の期待だけで、ポスト首相の座にランクアップされるような時代になってしまった。総理大臣の座も地に落ちたものである。

 さて、家で音楽番組をテレビでしばしば見ているが、今日は有名タレントではないが若手男性カルテットが昭和の歌を披露してくれる音楽会が世田谷区民会館で予定され、妻と鑑賞に出かけるつもりでいた。ところが、4人組のひとりの体調が優れないとの事情から、公演が5月に順延となってしまった。それでは、偶には外食を楽しもうということから、話題の渋谷スクランブルスクエアに出かけたところ、何と魔の悪いことに、生憎今日は全館休日だった。

 そこで渋谷駅周辺で一度行ってみたいと思いながら訪れていなかった4年前に完成したミヤシタパーク(旧宮下公園)へ行き、ショッピングモール内のレストランで食事をした。ここは、渋谷区立公園だったが、1階の商店街の屋上屋根上が公園となっていて、夜間に野宿する人たちが多く、渋谷区が大手デベロッパーと連携して整備を進めモール、ホテル、公園、駐車場を一体化した複合施設とした。かつて学生時代に安保闘争デモで解散場所になったこともある場所でもある。今日気づいたことがいくつかある。テレビでもよく紹介されるハチ公のスクランブル交差点から代々木公園へ向かうストリートには、小規模ながらもいくつもスクランブル交差点があったことである。また、最近しばしば報道されているように外国人観光客が多く、驚いたことには、ハチ公像と一緒に写真に納まろうとする観光客が長蛇の列を成していたことである。もうひとつこんなことも経験した。レストランに入ったところ隣の席の若い女性ペアの会話の声が大きすぎて煩く、かといって注意するのも気が引けたので、ハタっと思いつき、補聴器を耳から外してみたら騒音が聞こえなくなり落ち着いた。補聴器不使用の利便を知ったことである。いずれも取るに足りないことだが、久しぶりの渋谷の雰囲気に興奮したせいかも知れない。

 それにしても今日は陽気が少しおかしかった。東日本は特に異常だったようで、群馬県伊勢崎市で25.7℃の夏日だった。他に全国の35地点で夏日だったという。東京都心でも23.7℃で初夏の暖かさだった。明日は一気に気温が下がり、気温は10℃以下になりそうだという。政治がおかしいと陽気までおかしくなる。政治家よ、しっかり頼むぞ!

2024年2月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6125.2024年2月19日(月) 感動的な小澤征爾の指揮と裏金問題の格差

 昨夕は1か月半ぶりに自宅でビールを飲んだ。正月以来である。ここ数年アルコールを飲んだのは、年に7回ほどであるが、これからは毎月飲むようになるかも知れない。実は、現在大阪に勤務している長男がこの4月から東京勤務になるので、今日アパート探しのために1泊2日のスケジュールで久しぶりにわが家へ立ち寄った。息子は、もう10年以上も大阪、京都など関西地区に勤務して東京勤務はしばらくぶりである。これからは家族とも別れて身の回りの世話を自身でしなければならない単身勤務なので苦労することと思う。息子の長男、初孫は昨春社会人となって今広島県福山市に勤務しているが、妻と2人の大学生の娘を奈良に残すことになる。そんなわけで息子と久しぶりにビールを傾けた次第である。

 息子がホテルへ戻って行った後で、先日亡くなった指揮者の小沢征爾のドキュメンタリー番組を観た。NHK・Eテレの「クラシック音楽館『追悼・・・マエストロ小澤征爾』」で、2002年のウィーン・フィルハーモニーと、16年にウィーン・フィルが来日の際小澤が指揮した場面には、以前に観て感動したのだが、改めて懐かしく見とれていた。流石に「世界のオザワ」と言われただけに、その迫力ある指揮ぶりにはいたく感激した。

 それに引き換え、自民党の裏金問題のザマは何と言ったら良いのか。一向に収束する気配がなく、むしろ影響は広がる一方である。今ではキックバックされて国会議員の懐に入った裏金は脱税問題に発展している。普通に考えれば、何らの努力もない濡れ手に粟の不労所得については税金を納めるのが当たり前である。

  そこへ立憲民主党の江田憲司議員が、昨日多額の裏金を受け取っていながら納税しないということは、脱税であり、税務署が「脱税天国」を容認することだと厳しく追及した。先日国会で岸田首相が確定申告の受付を前に、法令に則り適切に申告納税を行うようお願いしたから、余計に騒ぎが大きくなった。自分たち国会議員は脱税していながら、国民には納税をきちんとやるよう語るとは、まったく笑止千万である。むしろ国民が納税を拒否する税金一揆が起きると言っている。テレビ朝日の「羽鳥モーニングショー」で、玉川徹氏が源泉徴収制度を止めて皆確定申告をやったらどうかと提案するなど不満をぶつけていた。

 私も先日確定申告を済ませてホッとしたばかりであるが、1年間の領収証をすべて保存し、現金・預金の出入り額をすべて金銭元帳にメモするだけでも大変な作業である。その後会員である青色申告会にそれらの資料を基に提出申告書類を作成してもらったが、きちんと納税申告するのはその事前の資料作成作業をするだけでも大変なことである。国会議員は、その種の作業を秘書任せにするか、まったく確定申告をすらしないわけである。国会議員の無責任と欲得は益々酷くなっている。こういう悪の権化のような国会議員は、いくら気楽で一面ちやほやされ、金儲けが出来、嘘八百をついても咎められず、税金を納めなくても大きな顔をしているが、人間的には最低の人種であり、軽蔑すべき職業だと思う。来世生まれ変わってもとても国会議員だけにはなりたくないものだ。

2024年2月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6124.2024年2月18日(日) ナワリヌイ氏の不審な死と刑務所内の言葉遣い

 庭の白梅も大分花を咲かせて、今日は初めて鶯が飛んで来た。昨年は飛来こそあったが、一度もあのホーホケキョという鳴き声を聞いたことがなかったが、今年こそは何とかあのしびれるような声を聞いてみたいものである。

 ロシアのナワリヌイ氏の死亡について案の定というべきだろうか、いろいろな噂が飛び交っている。ロシア政府筋から発表された死因「突然死症候群」のコメント以外は、すべてプーチン大統領による他殺との批判的な声が圧倒的である。ナワリヌイ氏ら反政府的な言動が小心なプーチンを大統領選に圧勝させようとの気持ちにさせ、それがナワリヌイ氏を葬った大きな原因である。それにしてもこのロシアの大統領選は、少々変わっている。すでに投票用紙が公表された。そこには、4人の立候補者の名前が記されていて、この中から1人を選ぶことになる。プーチン以外の3人は、最大野党共産党の下院極東委員長、極右の自由民主党党首、政党「新しい人々」の下院副議長であるが、いずれもプーチン政権に従順な体制内野党と呼ばれ、プーチンの脅威にはなり得ないとされている。亡くなったナワリヌイ氏は収監中だったために、最初から立候補できる可能性はなかった。そして唯一反戦を唱えている独立系のナジェジディン元下院議員は、選管から立候補を認められていない状態である。プーチンにとっては、当然戦う前から外堀を埋めて勝負ありであるが、こうまでして大統領の権限を独裁的に行使したいものだろうか。よくぞ公に自由選挙だなどと言えたものである。その人間性を疑いたくなる。

 ナワリヌイ氏が死亡した収容所における待遇はどんなものだっただろうか。昨年フィリピンを拠点に特殊詐欺に関与したとしてマニラから日本へ移送された日本人容疑者らが、「地獄の沙汰も金次第」とばかり、マニラの収容所内で刑務官を買収していたような奔放な作法が発覚してテレビでも派手に取り上げられた。実は日本では法務省が、2022年に名古屋刑務所内で受刑者が刑務官による暴行を受けたことをきっかけに改革の一環として、今年度中にすべての施設で受刑者の立ち直りと関係者を見直す取り組みとして、刑務官と受刑者の間のお互いの呼称を改めることにするという。

 刑務所や拘置所に収容されているすべての人を、苗字に「さん」をつけて呼ぶことに運用を変えるという。これまでは受刑者らを呼び捨てにすることが多く、中には「やつら」と呼んでいたこともあったようだが、すべて「さん」づけとすることを決めた。一方、受刑者が職員を「先生」と呼ぶことがあったが、これも4月からは「さん」づけで呼ぶことに変更する。しかし、こうなっては映画やテレビの収容所におけるシーンで、受刑者を取り調べる係官が、怖い口調で「○○さん」などと言ったのでは、その場の雰囲気にそぐわないのではないだろうかと些か気になる。

 また、「先生」という呼称は、教育現場の先生や、医師、尊敬されるような実績を上げた人を呼ぶ場合だけで良いと言う声が以前からあった。国会議員は一般的に「先生」と呼ばれているが、彼らが最近の裏金に関して表沙汰になった悪事を知るにつけ、こういう国会議員を先生と敬うような呼称はどうかと思う。この際刑務所の改革と同時に、国会も改革して「先生」と呼ばずに「さん」づけで呼んだ方がすんなり受け入れられそうである。

2024年2月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6123.2024年2月17日(土) 反政権運動指導者・ナワリヌイ氏暗殺か?

 このところ独裁君主を彷彿させているロシアのプーチン大統領が、ついに殺人にまで手を染めたと考えられている。ロシアの反政権運動指導者のアレクセイ・ナワリヌイ氏が昨日拘留中の北極圏の刑務所で、散歩を終えた後突然体調を崩して死亡した。死因は不明と発表されたが、これまでの経緯を考えると信用し難く世界中であらぬ憶測を呼んでいる。

 ナワリヌイ氏は、2020年に国内で猛毒の神経剤を飲まされて重体に陥ったことから日本でも知られるようになった、ロシア国内でプーチン体制を厳しく非難していた反政権運動指導者である。死亡には当然プーチン大統領が背後で関わっていたと推察出来る。実際ナワリヌイ夫人は、プーチンがロシア国内で行ったすべての虐殺の責任を負うべきだとプーチン大統領を糾弾し、ノーベル平和賞受賞者でロシア独立紙のムラトフ編集長はプーチンの殺人と決めつけている。西欧の首脳でもマクロン・フランス大統領は、「ナワリヌイ氏の勇気、献身に敬意を捧げる。ロシアでは自由な精神は強制収容所に送られ、死刑を宣告される。怒りと憤りを覚える」とのコメントを述べた。シュルツ・ドイツ首相もロシアはもはや民主主義ではないと批判し、戦敵のゼレンスキー・ウクライナ大統領は、「何千人もの人々と同じように彼も殺された。プーチンは自分のしたことへの責任を問われなければならない」とプーチンを厳しく非難した。昨今存在感が薄くなったアメリカのバイデン大統領も、「今ウクライナで見られるように他国の市民を標的にするだけでなく、自国民にもひどい罪を犯している。間違いなく死の責任はプーチンにある」と断言した。来る24日にはウクライナ侵攻2年になる。国内外に世界中から非難される問題を抱えて、プーチン大統領はいつまでこの泥沼戦略を続けていくつもりなのだろうか。

 来月17日には、ロシア大統領選が行われる。大統領職に執着しているプーチン大統領は当然5選を考えている。長期政権に対する国民の批判を和らげ、盤石の体制基盤を確立するためにも、ここで圧勝したい。政権批判の反体制勢力に対しては、容赦せず徹底的に排除したいと考えている。その頂点にいたナワリヌイ氏を先ずは闇に葬ったのだ。モスクワ市内では厳しい警戒の中で、多くの市民が自発的にナワリヌイ氏の霊に献花している。プーチンは国外では四面楚歌の状態であるが、国内でも少しずつ批判票が増えつつあるようだ。これから国際的なプーチン非難の波がクレムリンに押し寄せることだろう。

 さて、太平洋戦争戦没者の遺骨収集が近年捗々しく進まないようだ。終戦から79年が経過してご遺族の高齢化と減少、コロナ禍、また国民の間でも戦争自体の印象が薄らいでいく傾向が表れてきている。今年度の国による遺骨の収集は、過去2番目に少なかった。個人的にも旧厚生省主催だったこの事業に、ほぼ半世紀前から約20年間に亘って携わり、日本遺族会のスタッフだった水落敏栄・現日本遺族会会長とも一緒に度々遺骨収集作業に立ち会うことが出来た。その時の気持ちは、戦友会や遺族会の戦跡慰霊巡拝団に参加した時と同じである。関係者から厳しかった昔の戦地の様子を生々しく聞かされて戦時を想像すると、ついご遺族の胸の内にもお悔やみと同情の気持ちが生まれたものである。

 その遺骨収集事業が今曲がり角に差し掛かっているようである。かかる費用に対して収骨の割合が少ないことである。実際新年度予算には、過去最高額の33億4千万円を計上した。だが、こればかりは対費用効果で考えるべき事象ではないと思う。極端な高額費用なら別だが、如何に費用がかかろうとも国によって戦地で戦わされ、挙句に命を落として外国の地で成仏出来なくなった戦没者をこのまま放ったままで良いものだろうか。

2024年2月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6122.2024年2月16日(金) 日本の経済力は劣化したのか?

 日本企業の業績が好調で今年度の国際収支が黒字になった、と日本経済の好景気について一昨日の本ブログに書いた。それは、コロナ禍からの回復で消費や輸出が伸び、物価高もあって日本の2023年名目国民総生産(GDP)は過去最高となり、物価の影響を除いた実質GDPも1.9%増えて、ともに3年連続プラス成長になったからである。それは同時に、アメリカの株式市場の上昇につれて日本の株式市場も好調で、日経平均株価も一昨日にはあと千円も値上がりすれば、史上最高値を更新するところまで上がったくらいである。
 ところが、昨日内閣府が公表した国民総生産(GDP)で日本がドイツに追い越され、3位から4位に転落したニュースがメディアで派手に伝えられた。日本のGDPが4兆2千億㌦であるのに対して、ドイツは4兆4千億㌦である。しかもドイツの人口は日本の約2/3である。実質的な経済力はすでにドイツに負けていた。ニュースでは、日本企業の好調ぶりにはほとんど触れずに、ドイツに追い抜かれた原因を2つ挙げている。ひとつは所得が伸びずに個人消費が停滞した長年のデフレと、もうひとつ円安の影響が大きいことを挙げている。23年の平均為替レートは、1㌦=140.5円で、22年の平均より9円も安くなっている。これが大分効いている。

 ついては日本の未来について悲観的な見解を抱いているジム・ロジャーズ氏という世界3大投資家がいる。彼は今後10年間に「沈む国」として日本をリストアップしている。その大きな理由は、「人口減少」と「少子高齢化」だと言う。日本の65歳以上の割合である高齢化率は、2023年に29.1%となり、過去最高で世界一である。3人にひとりが高齢者となりつつある。このまま日本の人口が減り続けるなら、将来的に日本語という言語も消え、少なくなった日本人は中国語を話すことになるとまで極論を述べている人物である。もうひとつ大きな原因として、日本の借金大国が懸念されると指摘している。人口が減り続け、借金が増え続ける国は衰退すると厳しい目で見ている。その暗い将来に向けて豊かさを取り戻すために、日本人だけの力だけで応えることが出来ないなら、外国人に対して閉鎖的な国民性を改めて移民の受け入れを検討すべきだと提言している。更に日本で将来性のある産業のひとつは観光だと強調している。特に外国人観光客をターゲットにインバウンド業を積極的に推進すべきだと推薦している。

 私自身旅行会社で働いていたが、今から40年ほど前に若干インバウンドに力を注いでいたこともあり、箱根への外国人向きパッケージツアーを開発・企画して、おこがましいが、AMEX誌に取り上げられ大変評価されたことがある。今でも若干手直しすれば、販売できるユニークなパッケージツアーだ。当時はまだインバウンド客が少なく、残念ながら販売は伸びなかったが、少し世間の流れより先行していたせいかなという自負の気持ちはある。

 いずれにせよ日本の将来、就中経済については外国人専門家からも厳しい目で見られていることは事実である。ロジャーズ氏からアドバイスされた提案や問題を軽視することなく、少子化対策や、移民受け入れ、及び財政赤字については、日本政府ももっと真剣に具体的な解決策や対応について前向きに検討を進めるべきだと思う。

2024年2月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6121.2024年2月15日(木) 誤解していたシンガポール陥落の日

 春一番がやって来た。今日は都内でも21.1℃という4月中旬並みの暖かさだったが、風が強く街を歩いている人たちも歩き難そうだった。だが、明日は北から低気圧が襲い急激に冷え込むようである。

 82年前の今日昭和17年2月15日は、太平洋戦争緒戦で勢いがあった大日本帝国陸軍が、マレー半島南下作戦に呼応した陸軍航空隊の支援を受けてシンガポールを陥落させた日である。あまりにも有名になった山下奉文中将が、イギリスのパーシバル司令官にブキテマで、‘YES or NO ?’と迫ってイギリス軍を降伏させた日である。陸軍航空部隊第五飛行師団の南方戦跡慰霊団にお供した時に、実際この航空作戦に参加した飛行第50戦隊隼戦闘隊のパイロットだった方から、15日の払暁に空爆したと伺った。実は、それまで同地陥落はその前日の14日だったとばかり思いこんでいた。私の父親もそう信じて、偶々その14日に誕生した末弟にシンガポールの名を1文字借用して「嘉正」と名付けた。爾来弟を含め家族は、シンガポール陥落の日に弟は生まれたものだとばかり信じ切っていた。だが、大本営は15日午後10時10分、当日午後7時50分に敵軍を無条件降伏せしめたと発表していた。父の誤解により弟はシンガポール陥落の日に誕生したと家族は思っていたが、実際には1日違いで関係のない日に生まれたことになる。

 加えて「嘉正」の「嘉」は、シンガポールの漢字表記「新嘉坡」から引用したと聞いていたが、その後シンガポールを度々訪れるようになってから、漢字表記が新聞などに「新加坡」と書かれていることを知り、「新加坡」が正しいのではないかと思った。そこで地元の人に尋ねてみるとシンガポールの漢字表記は6種もあるそうで、一番多いのは「新加坡」で、その次に「新嘉坡」が多いということだった。弟本人は気にしている様子はないが、とんだたわごとだった。

 しかし、この時代は軍国主義ムードが強くなり、日本は軍事国家へ一直線だった。占領したシンガポールは、昭和天皇が統治する南の島の意から「昭南島」と名付けられ、義姉もこの年に生まれて「昭子」と名付けられたと聞いた。挙句に戦後昭和29年私が進学した高校が、「昭南高」ではなく「湘南高」だったとは、まるでざれごとのようだと冷やかされかねない。

 さて、昨日行われたインドネシア大統領選の結果、戦前の予想通りプラボウォ国防相が勝利を収めたようである。プラボウォ氏は投票数の過半数を獲得した模様で、氏自身勝利宣言をした。正式な発表までには約1か月を要する。

 この国は、いま大きな問題を抱えている。それは、巨大都市になり過ぎた首都ジャカルタの首都機能を、現在のジャワ島から北東の島・カリマンタンに移しヌサンタラという新首都として再出発しようというのである。森林地帯を開拓してゼロから都市化をスタートする膨大なプロジェクトであるが、問題は山積している。カリマンタン島は通称ボルネオ島と呼ばれほとんど自国領土であるが、島内北部にはマレーシアの一部とブルネイもあり、3か国が共存している島である。2045年には計画は完了されることになっているが、かなりの投資を必要とするので、経済的に持ちこたえることが出来るだろうか。

 国内にいくつもの課題を抱えているインドネシアが今最も気がかりなのは、昨年9月に開業した首都ジャカルタとバンドン間の高速鉄道の経営である。出足の人気は上々でほぼ満員の状態が続いているが、日本との約束を反故にまでして中国と表向き好条件の契約を結んで中国へ発注した。結果的に今では中国からの多額の借金に苦しむことになってしまった。そもそも高速鉄道の名称も「インドネシア中国高速鉄道」と名付けられ、資金調達も総工費の75%を中国国家開発銀行からのローン支払いで、残りの25%も中国とインドネシアの国営企業からの出資に頼っている。一帯一路という中国特有の商取引によって、途上国のインフラ整備に貢献しつつも、支払えなくなったローン残額の代償に強制的に資産まで奪い取る中国政府の利己的な政策によって、インドネシアの鉄道会社は背負い込んだ開業投資額を果たして支払えるのだろうか。さもなければ、中国の術中にはまって資産を抑えられてしまう恐れがある。

 新大統領が果たさなければならないノルマはかなり過重である。大丈夫だろうか。意気はともかく、評価は実績で問われることを忘れてはなるまい。

2024年2月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6120.2024年2月14日(水) 裏金の政治家の傍らで、経済界は景気浮揚へ

 今日はバレンタインデイとして若者たちに持て囃される1日である。しかし、我々後期高齢者世代にとっては、まったく興味も関心もない日である。それでも愛の告白にチョコレートを贈るというメーカーの巧みな宣伝によって、チョコレートの販売はかなり伸びているらしい。

 現実は、チョコレートのような甘っちょろい話ではない。裏金問題が後を引いて昨日も自民党が公表した政治資金収支報告書への全議員アンケートの結果について野党や、メディアから厳しい批判の声が相次いでいる。そもそもそれには、収支報告書への不記載の有無と、不記載の金額だけしか質問せず、裏金作りの経緯や使い道などについて問われなかったからである。2018~22年の5年間で現職国家議員と選挙区支部長ら85人の不記載は、実に5億8千万円にのぼった。

 中でも驚かされるのは、派閥からと資金管理団体からの分を合わせて5,200万円と一番多かった二階俊博元幹事長の使途として、書籍代3,472万円が記載されたことだった。常識的に考えて5年間で書籍代購入にこれほどの高額を支払うだろうか。

 もう一件気になったのは、松野博一前官房長官が、長官退任直前に官房機密費4,660万円を黙って使っていたことが判明したことである。これほどの大金を秘密裏に消費していたのに、使用目的を明記する必要はない規定とか、他の政治家たちが明細開示を求めないのもおかしい。政府寄りの政治評論家・田崎史郎氏は、驚かないと見過ごしているが、どうしてだか田崎氏はその理由を説明しようとしない。二階氏には大量の書籍を購入した目的などを説明する責任と義務があると思う。

 政治家なんて成すべき仕事もせずに、ウソをついて言葉巧みに金を掠め取り、また裏金と称して泡銭を黙ってポケットに入れ、税金を支払わないような不誠実な民族である。このまま今の政治体制の中で、嘘つき政治家たちが国をリードして行ったら、日本の未来にも危険信号が灯る。

 そんな政治家のお馬鹿さんぶりを尻目に、今経済界は大分潤っているようだ。先日公表された2022年の国際収支が大きく改善され、黒字になったことに表れている。そして株式市況の好調が実態を示している。昨日の株価終値は先週末より1,066円も上がり、日経平均株価は37,963円となり、バブル期の1990年2月以来の高値となった。あと千円弱で史上最高値になる。年初の株価が対前年末比175円安の33,288円だったので、この1か月余で4,675円も上がったことになる。好調な理由はいろいろあるが、穿った考え方をするなら嘘つき政治家たちより経済人の方が一生懸命働き、それなりの成果を出したと言えるひとつの証左かも知れない。流石に株高は、そうは続かず、今日の日経平均株価は昨日に比べて260円も下がった。これは政治家の責任かも知れない?

 さて、去る6日珍しく積雪があったが、今日都内の気温は最高が18.5℃の温かさだった。平年なら4月上旬の気候である。今月5日の最高は6.2℃だったのに、随分差があるものだ。それにしてもこのところ寒暖の差が少々激しいようだ。伊豆地方や神奈川県松田町では、河津桜が満開の様子で多くの観光客が花見に訪れている。そこで駒沢公園の一角に1本だけ河津桜の木があるので、今日はウォーキング時に河津桜を見に行った。そこそこ桜の花を咲かせているのではないかと期待していたが、咲いていたのはほんの数輪で、まだほとんどつぼみ状態だった。伊豆地方に比べれば、やはり東京は寒い。暖冬とは言えもう少し待った方が良さそうだ。これから当分の間こちらの河津桜の開花状態をチェックするために、このルートを歩いてみようと思う。

2024年2月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6119.2024年2月13日(火) イスラエルで想像外の幻想的体験

 先月のNPO紙に今世界中から注目されているイスラエルの世界遺産「エルサレムの旧市街とその城壁群」についてエッセイを書いた。そのNPO紙を今日通いつけの内科医院森先生に差し上げてお話した。

 実は2012年6月に訪れたエルサレム滞在中にこんなことがあった。尾籠な話で恐縮であるが、同地に滞在していた夜間に急に痔の具合が思わしくなくなり、傍に相談相手もおらず、日ごろからご相談に乗っていただいているご近所の森先生へ思い切って国際電話してご相談してみようと思った。時差を考えて翌朝森先生へどうしたら良いか、直接電話でお話をした。先生も驚かれ、「今どこにおられるのですか?」と尋ねられ、エルサレムだと応えると流石に先生もびっくりしたようだった。先生に数日前に塩分の濃い死海で浮いた体験と現在の症状をご説明したところ、先生は極力早く専門医で診てもらった方が良いとアドバイスをいただいたので、直ぐ日程を変更して帰国することにした。この後アブダビを訪れる予定だったが、その日にアンマンへ車で向かい、その後テヘラン経由の成田便で帰国して、翌日早速肛門科クリニックで診察、処置してもらった。

 今日1か月ぶりに森先生に定期健診してもらい、通常の健康状態を毎日記録している血圧表を提出しながら、12年前のその時のお話をしたところ、先生も思い出されたようでご興味を持たれ当時のカルテを表出して、日時、病状の記憶を呼び覚まされた。その後診察してもらった肛門科クリニックの診断についてもメモされておられたのを知って有難いと思った。イスラエル辺りから不躾に電話で病状を尋ねられるようなことは滅多にあることではないし、その時のイスラエルにいる私の存在が想像出来なかったと話された。

 私が感銘を受けたのは、その時の状況は普通ではなかったと思うが、ひとりの患者の質問とその後の処方についてきちんとカルテに残し、いつか役に立てるよう備えていただいたことである。

 海外から不意に電話を受け、先生も困ったと思われただろうが、今もしっかり覚えておられるというのは、有難いことである。普段でも定期的な血液検査などで異常が発見されると直ぐ電話で知らせていただき、大病院への紹介状を書いていただいて、随分助かったことがある。とても頼りにしているご近所のお医者さんである。これからもきちんと定期的に通い、他病院で得た資料なども、作成した血圧表などとともにお見せして、いろいろアドバイスいただきたいと思っている。

 さて、以前から噂には聞いていたが、JRお茶の水駅近くの「山の上ホテル」が今日で休業に入った。休業が公表されてからそれを惜しむ人や懐かしむ人が連日訪れたそうである。施設が老朽化したので、改築するということだが、小規模のホテルなのに、再開の日は未定である。

 川端康成や三島由紀夫、池波正太郎ら、知る人ぞ知る文豪がこよなく愛した独特の空気が醸し出されるホテルは、今流行りの豪華絢爛の近代的ホテルとは趣を異にする。私も何度か食事に利用したことがあるが、落ち着いた雰囲気で玄人好みのホテルだったと思う。1日も早い復活を望んでいる。

2024年2月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6118.2024年2月12日(月) インドネシアとロシアの大統領選の行方

 政治の世界では裏金がまかり通り、国会議員はポケットに入れた裏金を秘書のせいにしたり、知らなかったと惚けたり、納税しなかったりやりたい放題の感がある。ところが、まさかと思っていた大都市の教育委員会が教員団体から毎年賄賂的な資金提供があったことが、メディアで伝えられ問題になっている。この不祥事を引き起こしたのは、名古屋市教育委員会である。

 自民党派閥のキックバックが億単位の裏金だったのに比べれば、各教員団体が市教委に手渡したのは、5千円から3万円前後の現金か商品券だったというから派閥の裏金に比べれば、取るに足らない全額で年間200万円程度ではあるが、その舞台が学校教育を担当する部署だけに見過ごすわけにはいかない。流石にとかくその行動が話題になりがちの河村たかし・名古屋市長も、徹底的な真相究明をしなければいけないと調査を行う方針を明らかにした。

 この上納金を提供したのは、市内の校長会や、出身校同窓会など約80の教育団体で、20年ほど前からだという。問題なのは、現金の他に各団体が提出した校長推薦名簿である。これを市教委事務局で人事を担当する教職員課が受け取っており、帳簿も作成したというから市教委としては恒例のルーティンになっていたようだ。校長人事にどの程度現実的な効果があったのかは何とも言えないが、まったくなかったとは断言出来ない。繁忙期などに食べ物や飲み物などに使って欲しいと言う陣中見舞いの意味で渡されていたというが、長い間の慣習になっていたことに対して、市の幹部は校長人事が金で動いていると疑われかねないと警戒している。

 さて、今年は11月のアメリカ大統領選をはじめ、各国で大統領選、総選挙が実施されることを皮肉って「モンスター選挙年」と言われていて、世界人口の半数が投票権を行使出来るそうである。先月にはバングラデッシュ総選挙、台湾総統選、今月に入ってすでに4日にエルサルバドル大統領選、8日にパキスタン総選挙が行われた。そして、明後日にはインドネシアで大統領選がある。注目したいのは、そのインドネシアと3月15日に行われるロシアの両大統領選である。

 インドネシア大統領選では、2期10年務めたジョコ現大統領が憲法の規定で3期目は出馬出来ず、その後任争いであるが、過去2回ジョコ大統領に敗れたプラボウォ国防相が、ジョコ大統領の子息を副大統領候補にしてジョコ大統領の支援を受けている。当然縁故だと批判の声がある。プラボウォ国防相も独裁者だったスハルト元大統領の娘の元夫としてスハルト氏の支援を受けた。国家経済を豊かにしたジョコ大統領の実績に後押しされて現状では優位にある。

 一方、気になるのはロシアの大統領選である。総選挙が行われない中国総書記と異なり、一応選挙を行うが、その大統領選も自家薬籠中のものにしている。実際2000年に大統領となり、2期務めて憲法の3選禁止により一時的に1期置いて2012年に再び大統領となり、その後18年に再選され在任中に後2回再選に立候補できるよう都合よく憲法を改正し、大統領任期を2036年まで延長出来る。

 自らの権力行使のために憲法までも改正して大統領職にしがみつこうという私利私欲の典型である。これには妨げる者は容赦しないプーチン大統領の横暴な権威主義が見られる。大統領選には、立候補届け出を中央選管が審査し、いちゃもんを付けては、拒否したり、勝てそうな立候補者を容認し圧勝して、プーチン氏圧勝を国民に印象付ける。「プーチン大統領圧勝」の脚本が作られている。まったくの茶番である。それが今のプーチン独裁国家「ロシア帝国主義」である。

2024年2月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6117.2024年2月11日(日) 公にされたバイデン大統領の記憶力の衰え

 昨日からサラリーマンや学生らは3連休の息抜きを楽しんでいることだろう。今日午後にいつも通り近くの住宅街をウォーキングしていたところ、ある1軒のお宅の玄関だけに日の丸が掲げてあった。今日は「建国記念の日」であるが、近所で国旗を掲げていたのはこのお宅だけだった。国旗自体を掲げる祭日を祝う習慣が段々薄れてきたことと、「建国記念の日」を意識する人が少なくなって、単なる祭日と思っている表れではないかと思う。

 戦前には今日2月11日は「紀元節」と呼ばれて、学校では生徒たちが「紀元節」唱歌を合唱したものである。私自身戦後昭和21年最後の紀元節で、国民学校1年生として後にも先にもこの1回だけこの唱歌を歌ったことを覚えている。いろいろ考えはあるかも知れないが、私には懐かしい想い出として残っている。

 ♪雲に聳ゆる 高千穂の 高根おろしに 草も木も なびきふしけん 大御世を 仰ぐけふこそ 楽しけれ♪

 今年は皇紀2684年に当たる。例年通り明治神宮で紀元祭が行われ、原宿表参道周辺では奉祝パレードが行われた。

 幸い現在の天皇・皇后両陛下をはじめ、皇族方には健やかにお過ごしのようであり、国民からの尊敬と信頼も得られているようで、喜ばしい限りである。

 さて、アメリカのバイデン大統領の自宅から機密文書が見つかった問題で、捜査を進めていた司法省の特別検察官が、8日大統領は故意にトップシークレットである機密資料を保持し開示したとする報告書を発表した。しかし、起訴はしないと述べた。その理由が振るっている。「大統領は記憶力に劣る高齢男性」と結論付けたことである。普通ならこうまで言われては文句のひとつも言いたくなると思う。というのは、大統領は副大統領だった期間や、子息の没年についても思い出せなかったことから、検察官は「故意という心理状態だったことを立証する必要がある重罪について、とっくに80歳を超えている大統領経験者を有罪にすべきだと陪審に説得するのは難しい」と難しく語った。大統領自身が関わったアフガニスタン情勢についても記憶があいまいだったとも言っている。ここまで記憶力に疑問を持たれたのでは、11月の大統領選への挑戦こそ大問題ではないだろうか。

 起訴は免れたとは言え、この言いぐさに対してバイデン大統領は直ちに記者会見を開き、特別検察官の指摘に反論した。子息の没年を捉えてよくもそんなことを言い出したものだとえらいオカンムリである。子息が脳腫瘍で亡くなったのは2015年で、その翌年の大統領選への出馬を見送ったと言われているほど、バイデン大統領にとってはショックだったようだ。大統領サイドの弁護団も報告書は偏見に満ちていると批判している。

 この動きについて、共和党サイドは早速この報告書に小躍りして飛びつき、バイデン氏の記憶の衰えは最も気がかりな点であるとした。そして、機密情報の取り扱いを誤った責任を問われることすら出来ない人間は、間違いなく大統領執務室に相応しくないとこの際とばかりに断じた。更にこうも言った。「耄碌し過ぎていて裁判を受けられないなら、大統領になることだってできない。ジョー・バイデンはこの国を率いるに適しない」と言い切った。

 まだ、大統領選は予備選が始まったばかりで共和党、及び民主党も大統領選候補者が決まっているわけではない。仮想ライバルを叩いて少しでも有利に選挙戦を進めようとする候補者にとっては、ライバルの失態は思わぬ得点となる。この先予備選と本選はどういう戦いになるのだろうか。

 それにしても今後世界最大の国家であるアメリカを率いることになる可能性のある大統領が、高齢で記憶力まで危ういということになれば、国の安定も失われる恐れがある。実際ごく最近公の場で、大統領は外国首脳の国名を少なくとも2度までも間違えている。司法省特別検察官が明かしたように、バイデン氏の記憶力に衰えが見られるとすれば、アメリカは世界中から信用を失い、国の立ち位置も難しくなる。それこそ中国やロシアにとっては願ったり叶ったりとなるだろう。

 それは世界にとってもマイナス以外の何物でもない。そうでないことを願うが、さもなければ、そろそろ大統領にも定年制を設けることを推奨したい。

2024年2月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com