4568.2019年11月15日(金) 箱根大涌谷の立ち入り規制解除

 半年ぶりに箱根・大涌谷への立ち入り規制が解除された。5月に火山活動が活発になり大涌谷地区への立ち入りが出来なかった。一時箱根ロープウェイも区間運休をしていた。展望台への立ち入りも許され、そのロープウェイも全線復旧した。今か今かと待ち望んでいた大涌谷地区立ち入りも全面解除され、これから多くの観光客が訪れることが期待される。箱根は今紅葉の季節と重なり観光シーズン真っ盛りである。ところが、火山活動に加えて不運が重なった。先月台風19号が直撃して鉄道、道路に大きな被害を与えたのである。箱根湯本から強羅まで運行していた箱根登山鉄道の線路が一部で流されたため、台風以来登山鉄道はバスによる代替運送を行っている。紅葉の中を登山鉄道から眺めるのはこよなく風情があるが、現在それが出来ない。

 今年の小田急グループのカレンダー11月は、紅葉の中を早川に架かる出山鉄橋を走行する登山電車を写した、素晴らしい風景写真である。これが残念ながら今年はその紅葉の登山電車を楽しむことが出来ない。箱根の旅館や商店街にとっても1年で最高の観光シーズンで稼ぎ時であるにも拘わらず、観光地への足を奪われて期待するほどのお客が訪れず悔しい思いをしているに違いない。自然災害とは言いながら、実に惜しいことである。このうえは、1日も早く鉄道の復旧に全力で当たってもらい、春の観光シーズンには大勢の観光客の期待に応えてもらいたい。

 さて、4月に実施された「桜を見る会」がもめている。主催者である安倍晋三首相の不透明な関わり方が批判を浴びているのだ。共産党を始めとする野党は、そのやり方が公職選挙法と政治資金規正法に違反するのではないかと追及している。首相が語った安倍事務所の対応を見る限りいかにも稚拙である。結局国会で説明を求められれば応じると首相は応えたが、どこまで誠実に、納得出来る回答をしてくれるだろうか。

 問題になっている事案の中で特に批判されているのは、首相の地元山口県から850名の首相後援会員が上京して前日に首相夫妻が出席してホテルで宴会を行った時の会費が廉価の5千円であることだ。六本木のANAインターコンチネンタル・ホテル東京、或いはホテル・ニューオータニのような超一流ホテルの立食パーティがひとり当たり5千円で収まる筈がない。ホテル側は1万1千円と言っている。その差額を安倍事務所が補填したなら上記の通り法に触れる。ところが、追及された菅官房長官は、5千円で出来ると思うなどと好い加減に応えていた。実際に手配したこともなく、マーケットの相場を知らない官房長官が軽々しく語るのだから、安倍内閣も足元が定まらないわけだ。

2019年11月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4567.2019年11月14日(木) 天皇即位の皇室行事「大嘗祭」行われる。

 天皇陛下即位にまつわる皇室行事「大嘗祭」の「大嘗宮の儀」が今夜6時半から明日未明にかけて行われている。「大嘗宮の儀」は即位に伴う一連の行事のクライマックスと言われる行事だそうである。最近政教分離の考えから、皇室行事に多額の国費を使うことの是非が問題になっている。すでに、昨年秋篠宮がこの問題を提起して一部に高く評価されているが、結局前例踏襲となった。今日から明日未明にかけて行われる行事のためにかかる費用は、約27億円とも言われている。不経済と思えるのは、今晩の儀式のために皇居東苑に5年かけて建てられた90m四方の祭場「大嘗宮」が、儀式終了とともに間もなく取り壊されることである。この建設費だけで約12億円もかかる。古来からの伝統に則ったやり方であろうが、伝統とかかった費用とのバランスがあまり取れていないと思う。

 「大嘗宮の儀」自体は、毎年11月23日の勤労感謝の日に天皇がその年に収穫された米などを神々に供えて五穀豊穣と国家安寧を祈る「新嘗祭」と同じものである。「大嘗祭」とは新天皇が即位後最初に行う「新嘗祭」のことである。天皇にとって一世に一度の祭祀である。従って「大嘗祭」は今年限りである。

 大嘗祭は終わるのが明日の未明と言われて、新天皇・新皇后にとっては大役でお疲れのことと思えるが、これで少しは肩の荷を下ろされることと思う。

 国民に正式にお披露目された天皇・皇后として、今後公式行事にお出ましになられることだろう。幸い国民の信頼も厚いと思うので、上皇、上皇后を見習って出来る限り広く各地に出かけられ国民に寄り添ってもらいたいと願っている。残る問題は、前記のように皇室にかかる費用を今後憲法に絡ませてどこまで国費で負担することになるかということである。実際今日東京駅前で「税金返せ!」と叫ぶグループがあったようだ。今夕の朝日「素粒子」に「公費で賄うことへの疑問に答えず。前例踏襲がまた前例を作る。今夜大嘗宮の儀」とあった。費用をどうするのか、今後真摯に検討する必要があると思う。

2019年11月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4566.2019年11月13日(水) 「桜を見る会」来年度は中止

 近年書籍の販売が落ち込み、出版関係者の間では止まらない書籍販売の下げ足に不安感を隠せない。今日駒澤大学のマスコミ講座で、共同通信の山田岳講師が、新聞・通信社の未来について楽観視出来ない実態を話された。新聞通信調査会の世論調査によると新聞購読者数は過去10年以上も漸減状態である。月ぎめの購読者は、年齢とともに上がっている。例えば、70歳以上の家庭では87.4%が購読している。年齢が下がるに連れて購読数は段階的に下がり30代では34.9%にまで下がり、実に3軒に1紙しか定期購読していない状態である。年配者がよく新聞を読んでいると感じると同時に、若者の低い新聞購読率は、読書からも離れつつある傾向も合わせ考えると、将来若者の「白痴化」につながるのではないかと危惧している。

 朝日の向井貴之講師はメディアへ就活している駒大の現役聴講学生に対して、朝日の例として社会常識、批判精神、バランス感覚、情報収集・発信力、想像力の他に現場感覚を挙げていた。私は現場感覚が一番必要だと思っている。常識以前の問題だと思っている。現場で感じる臨場感を持ち合わせていなければ、真実をキャッチ出来ず、説得力ある報道も記事も書けないのではないかと考えている。

 今日の講座を以て今年度の公開講座は閉講である。今年は昨年までの講義を参考に受講講座を選択したが、文筆上役立って良かったと思っている。受講生の中では最高齢だったが、向上心と向学心を磨くためにも有意義だと考えているので、可能なら来年も受講したいと考えている。

 さて、突然のことであるが、昨日まで世間を騒がせていた首相主催の「桜を見る会」が、来年度は中止されることになったと官房長官が唐突に公表した。はっきりしない選考について精査する必要があるということで、一時的に中止の措置を取った。何ともすっきりしない対応である。

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4565.2019年11月12日(火) 悪玉菌・安倍首相の狡さとしたたかさ

 記録的な大雨だった台風19号が上陸してからちょうど1か月になる。今年の台風被害は異常で、9月の15号、10月の19号、21号と大きな台風が東日本を中心に3つも襲来して各地に甚大な被害をもたらした。3つの台風による避難者は昨日現在で2,700人を超えるという。それぞれ被害状況は異なり、15号が風による被害が大きく、家屋が損傷を受けたのが大きい。19号は河川決壊による床上床下浸水が圧倒的で死者の数も多い。被害総額も相当な金額になると推定されている。1日も早く復旧されるよう願うだけである。

 さて、このところ国会での議論も含めて大きな話題となっているのが、毎年4月に新宿御苑で開催される首相主催の「桜を見る会」の在り方である。先日本ブログでも取り上げたが、共産党機関紙「赤旗」に安倍首相後援会関係者の参加が多い実態が紹介されていた。今国会でも共産党の田村智子参議院議員が舌鋒鋭く安倍首相を追及している。

 そもそも首相主催として税金を注ぎ込んでいながら、招待者が公平に選ばれず、首相を始め、自民党議員に割当制で招待者を選出しているようだ。参加者数も年々増え、予算額に対して支出額が上回っている。開催要領によると皇族、各国大使、衆参両院議長、国会議員、都道府県知事、各界の代表者ら約1万人を招待するとされているが、実際には今年1万8千人が参加した。予算も年とともに増えてはいるが、むしろ支出額の伸びが大きく、現実には概算要求額の約2倍の支出である。

 問題は、この出席者を首相以下自民党議員らが自らの後援会会員を招待していることであり、安倍首相のごときは850人もの後援会関係者を招き、前日にはホテル・ニューオータニで首相出席の下で宴会を開き、当日には17台もの貸し切りバスで御苑に駆け付けるという大仕掛けの選挙運動まがいのことをやっていることである。これについて二階俊博・自民党幹事長は「誰でも議員は選挙区の皆さんに機会あるごとに何かできるだけのことを呼びかけて、ご参加いただくことに配慮するのは当然のことではないかと思います」と呆れるようなコメントを述べた。これが公私混同の自民党幹事長の実像である。

 いつもの通り首相は屁理屈をつけて言い逃れようとしているが、識者は公金の私物化と指摘している。毎度誤魔化すことに慣れきっている首相だが、もう少し正々堂々と行動出来ないものだろうか。長期政権の甘えと驕りで裏街道を突っ走る安倍首相には愛想が尽きる。

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4564.2019年11月11日(月) 日本の皇室とタイの王室

 ホームページを開いたときに、ちょっと手振れしてブックマークの日本ペンクラブ会員であり、かつカメラマンでもある穂高健一さんのホームページを開けてしまった。そこに見たのは、2009年8月5日に小中陽太郎さんを中心とする「ヨタロー会」で南千住の老舗うなぎ屋「尾花」で集まった時の情景だった。今年6月に小中さんも私もペンクラブ理事を辞めた。私が写っている写真も2枚ほどあって随分懐かしく思ったが、その中に私を慶應ラグビー部OBと紹介しているが、それは間違いで慶應ではなく湘南高校ラグビー部OBである。ちょうどそのころつい先ごろ開催されたラグビー・ワールドカップの日本開催が決定した。当時としては、まだ大分先のことで話としてやや盛り上がりに欠けていると書かれていた。案に反して今月終わったワールドカップは日本国中で大盛り上がりだった。

 さて、昨日行われた「祝賀御列の儀」はNHKテレビで全国放送され、関心の高さは飛びぬけ平均で27.4%という高視聴率だった。それはワールドカップの決勝トーナメント、日本対南アフリカ戦と同じである。今日も各テレビ局のエンタメ番組では、いろいろな角度から取り上げていたが、特にお祝いの挨拶をした中学生の芦田愛菜さんや、奉祝曲を歌ったアイドル・グループ「嵐」が好評だった。

 海外では日本の皇室とも深い親交のあるタイ王室で、穏やかならぬ事態になっている。故プミポン前国王に比べて今ひとつ国民から信頼されていないワチラロンコン国王が、5月にスティダ王妃と4度目の結婚をし、シニーナト妃から事実上の側室の称号をはく奪したと伝えられた。

 タイでは今年2月にも現国王の姉、ウボンラット王女が、現軍事政権と対立していたタクシン元首相派の国家維持党が次期首相候補に王女を擁立することについて、国王は王女の候補擁立を「不適切」だとして反対する意向を示した。これを受けて王女は立候補を断念した複雑な事情がありタイ国民を驚かせたばかりである。

 各国、また各王室ともそれぞれの事情を抱えていることと思うが、国民にとっては不祥事や、不愉快な事象は歓迎される筈がない。その意味では、日本の皇室は清潔で好感を持てる。天皇・皇后両陛下を始め皇室の方々も国民から好感を持たれている。その点では、国民にとって現行の皇室制度は今では国民の間に制度として根付き、慕われていて誰も不満を言うような人はいない。ある意味で平和のひとつの象徴と言ってもいいのではないだろうか。

2019年11月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4563.2019年11月10日(日) 天皇即位を祝うパレード「祝賀御列の儀」行われる。

 天皇即位の「祝賀御列の儀」と称する祝賀パレードが、今日午後3時に皇居から赤坂御所まで予定通り約30分をかけて行われた。パレードは当初先月22日に予定されていたが、台風19号の被災者へ配慮して今日まで延期された。幸い好天に恵まれ、祝賀パレードとしては文句の言いようのない絶好の秋晴れだった。天皇・皇后両陛下が乗車されたオープンカーの前を安倍首相の車が走り、車列は約50台の車が並び、400mの長さとなった。天皇が即位されてからほぼ半年になる。宮中行事としては今月中旬の「大嘗祭」を残してはいるが、即位に関連する行事で国民に披露されるのは、今日のパレードが最後になる。

 昨日の国民祭典は事後まで知らなかったが、今日のパレードは前以てテレビ・新聞で知らされていた。NHKは午後1時から4時まで識者の話を交えて延々3時間も実況していた。沿道の観客は、延べ11万9千人もいたという。パレードは厳しい警戒の中でNHKは沿道に50台のカメラを設置して天皇・皇后ご乗車のオープンカーを追うように画像を送った。天皇・皇后両陛下は皇居で君が代の伴奏とともに出発し、赤坂御所で再び君が代の出迎えを受けられて祝賀パレードは恙なく終わった。

 国家の象徴という抽象的な存在とは言え、神武以来憲法下にあって天皇制があり皇室が存在し、天皇が在位され国璽行事が行われることは、日本独特の長い国家の歴史と伝統を国内外に周知させることであり、国民にとってもこのような天皇制度があることは、極右の一部が意を持った行動を起こすようなことでもなければ、誇らしい文化であり伝統であると思う。

 これで平成時代が去り、令和という新しい時代がやって来たということを改めて頭に叩き入れたいと思う。

 この令和という時を迎えて、新しい制度やら、仕組が取り入れられるだろう。変わったところでは、すでに来年から姓名をローマ字で表示した場合、漢字と同じように苗字に次いで名前が書かれることが法制化された。これまでドナルド・トランプと書かれていたアメリカの大統領は、日本では来年からトランプ・ドナルドと呼ばれることになる。なぜか使い慣れないので、最初のうちは違和感があるかも知れないが、いずれ慣れてくるだろう。その点では、ラグビー日本チーム主将のリーチ・マイケルは、本来のマイケル・リーチではなく日本流に現在のリーチ・マイケルと早手回しに自称していた。それでもケネディ・F・ジョンとはしばらくの間元大統領とは別人に思えるだろう。しかし、それも時間が解決してくれるだろう。他にも珍しいようなことがあるかも知れない。

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4562.2019年11月9日(土) ベルリンの壁崩壊から30年

 30年前の今日、11月9日はあの衝撃的なベルリンの壁が崩壊した日である。あの当時、すでに東欧社会主義国家体制にはほころびが目立っていた。同年6月ポーランドが、7月にはハンガリー政権が崩壊した。そして10月には独裁者チャウシェスク大統領夫妻が公衆の面前で射殺されて、ルーマニア社会主義国家も崩壊した。あれで米ソ対立、東西対立が解消へ向かった。思い返すとあれから30年の時が経った。東西ドイツが統一されてドイツ連邦共和国となったのは、翌1990年10月である。東西の対立が激しかった時代から、ドイツ統一を機に一気に社会主義国家が崩壊し、東西の対立が解消したのである。

 思い返してみると、あの時代の東西ドイツは特殊な関係にあり、異様な雰囲気だった。ベルリン市内に高い壁が設置され、両ドイツの住民は一方のドイツへ簡単に行くことが出来なかった。西ベルリンから東ベルリンへ入るのに検問所チャーリーを通らなければならなかった。チャーリーの出入国手続きも異様だった。バスで訪れてそこでバスから降りて境界線を跨ぎ、乗車してきたバスは底と地面の間に大きな鏡を差し込まれて怪しい人物とか、密輸品のような物が張り付けられていないか調べてものである。東ドイツに入ると雰囲気ががらりと変わった。東ドイツ国内滞在中も監視社会にいるような落ち着かない気分にさせられたものである。

 あの年の壁崩壊のクリスマスには、崩壊を祝う特別コンサートが催され、レナード・バーンスタイン指揮によるベートーヴェンの第九交響曲「合唱」が演奏され、世界中に感動を呼んだものである。このベルリンの壁崩壊を機に東西の対立は一応消えたが、今日対立は完全になくなったと言えるだろうか。近年右翼勢力が力を伸ばして移民の入国に反対し、新しい壁の設置を求める動きすらある。

 今日ベルリンで壁崩壊を記念した式典が行われる。以前と異なり旧東欧の首脳は出席するが、米ロ英仏の首脳は出席しないようだ。西欧圏国家の間でお互いに微妙な空気が流れているようだ。もう2度とあのような嫌な時代は来ないだろうと願っているが、絶対そうならないという保証はない。その前兆らしきものが顔を出している。

 さて、今夕天皇即位を祝う国民祭典が皇居前広場で行われ、安倍首相のお祝いの言葉、そしてそれに応えるように二重橋上にお出ましになった天皇、皇后両陛下がスピーチをされて応えられた。皇居前広場には約3万人もの人びとがお祝いに訪れた。人気グループ「嵐」が舞台で華祝曲を披露して天皇、皇后もじっと聴いておられ、皇后は涙ぐんで中々格式高いものだった。万歳三唱もされた。テレビ・ニュースで観ると随分和やかに行われた。気になったのは、明日の両陛下の祝賀パレードのニュースばかりメディアで事前報道され、残念ながら今日の行事は事前にメディアでほとんど伝えられなかったことである。私もNHK夜の7時のニュースで初めて知ったくらいである。その後各局とも断片的に伝えていたが、どうして新聞は今日のようなお祝いごとを、前以てきちんと伝えてくれないのだろうか。

 ともあれ明日の祝賀パレードをじっくりテレビで鑑賞するとしよう。

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4561.2019年11月8日(金) 日墺国交150周年記念行事認定を取り消し

 共著「新世代の観光立国」のうち拙稿「旅のあゆみ」について、今日麹町の海事センタービルで話をした。残念なことにパワーポイント機器の具合が悪く、調整に2人、3人と入れ替わり立ち代わり具合を見てもらって遅ればせながらやっとスタート出来た状態である。以前から思っていたところだが、こういう最新の器具は、やたらにソフトや中身を変えたりグレードを上げて消費者に新製品を売りつけようとする傾向がある。従って操作機器がグレードアップする度に、一部の機能が使用出来なくなってしまう。今日講義の冒頭にメーカーの不親切にして、儲け主義の実態を改めて知った次第である。

 さて、心配していた香港デモで今日ひとりの大学生が死亡した。どういう状況で亡くなったのか、まだはっきりしないが、警察隊とデモ参加者の衝突現場付近で発見された。今後両者の激しい衝突が懸念される。

 そして、フランスのマクロン大統領が、イギリスのエコノミスト誌へのインタビューでNATO(北大西洋条約機構)は脳死状態だとの発言が物議を醸しだしている。統制が取れていないことを指摘したようだが、加盟国から反発を招いている。特に、アメリカについて中東への関与を減らし、アメリカと中国だけを見るようになったと批判し、同時にトランプ大統領に対してもヨーロッパと考えを共有しない初めてのアメリカ大統領だとも述べた。これに対してアメリカのポンペオ国務長官は、NATOは歴史的に最も戦略的に重要なパートナーだと反発し、ドイツのメルケル首相も過激な言葉は共有しないと批判した。NATOの実情は分からないが、トランプ大統領についてのコメントは分かる気がする。今後ヨーロッパ内で大きな問題にならなければ良いと気になっている。

 ついては、オーストリアで起きた日本の政治がからんだ対応について気がかりなことがある。今年は日本とオーストリアが国交を結んで150年になり、両国間でいろいろな催しが行われている。問題となったのは、10月30日付で日本大使館がウィーンで開かれている展覧会「ジャパン・アンリミテッド」の両国友好150周年事業としての認定を取り消したことである。国の認定はキャンセルされたが、展覧会は予定通り11月下旬まで開催される。

 一時中止になったが、再開された「あいちトリエンナーレ2019」の企画に参加した芸術家集団も招かれていたという。安倍首相に似せた人物が鎖国を訴えたり、戦争について中国と韓国に謝罪したり、東電福島第一原発事故の謝罪会見を題材にしている作品もあるという。まるで、「あいちトリエンナーレ2019」とそっくりである。確かに日本人にとっては、面白いものではない。自民党合同会議で問題になっていた節もあり、外務省から取り消しの連絡があったのかも知れない。「あいち~」が中止になった経緯によく似ている。

 展示企画者であるイタリア人マルチェロ・ファラベゴリ氏は、日本の本音と建て前をテーマにしたと語り、「日本を悪く言うのが目的ではなく、日本社会が複雑で多くの問題があることを示したかった」と説明しているが、この行く末はどうなるだろうか。「あいち~」の場合と異なり、150年の友好国オーストリアに対して失礼とか、恥ずかしい動作がないことを願っている。

2019年11月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4560.2019年11月7日(木) 安倍首相の責任を取らない無責任観

 過日の閣僚2人の辞任に関して、安倍首相が任命責任を痛感しているとの具体性のないお決まりのコメントを述べたが、これについて国会でも野党から厳しい質問がぶつけられている。言葉だけなら何とでも言えることであり、首相自ら本当に不適任な任命で国民に迷惑をかけたと思うなら首相自身の辞任や、一定期間職責を離れる、或いは給与を辞退するなど具体的に責任を取るべきだと思う。

 そして9月の内閣改造で同時に初の閣僚に就任した萩生田光一・文部科学大臣が「身の丈」発言やら、来年度から始まる大学入試共通テストで新たに導入される予定だった英語民間試験をこの期に及んで延期するなど、信念に欠ける対応に新大臣の椅子もぐらついている。他にも橋本聖子・オリンピック担当大臣の2020東京オリンピック・マラソンの札幌開催に関わる代表者協議では国の代表でありながら、その薄い存在感には果たして職務を果たしているのか極めて疑問である。

 大臣が所管官庁を管理出来ず、外部との交渉でも力を発揮しなければ、その存在は関係部門を失望させるばかりでなく、必要性と存在さえ疑われる。現在の内閣閣僚は大臣としての器に欠ける人物が、首相官邸への忖度とか、奉仕によって論功行賞として委ねられただけではないかと思いたくなる。これには野党の追及が弱い一面もあるが、安倍長期政権による気持ちの甘さや緩みが大きいと考えている。

 さて、先ごろ共著として出版した「新世代の観光立国」の拙稿「旅のあゆみ」について、明日麹町の海事センタービルで講演することになっている。その中で2020年に政府が目標とする外国人観光客が4千万人ということに触れるつもりだが、その数字達成が少々危うくなってきた。その最大原因は、中国人に次いで多い韓国人観光客が昨今の日韓関係の悪化により、このところ激減しているからである。

 全体的には訪日観光客は増加しているが、韓国人だけに限ってみると6月まで順調に伸びていたが、7月に韓国政府がGSOMIAから脱退を公表して以来減少に転じて、8月、9月の対前年比率は、それぞれ-48.0、-58.1%となった。2019年累計で9月までに740万人が来日してそれは対前年比+14.6%である。ところが今日のエンタメ番組「ミヤネ屋」で驚くことに10月の韓国人観光客は、83.2%も減少したと伝えたことである。こうなると韓国人の比率が高いだけに、2020年の4千万人が達成出来るかどうかいよいよ危なくなってきた。

 明日受講者の皆さんにこの現象をどう思っているのか聞いてみたい。

2019年11月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4559.2019年11月6日(水) 気持ちが休まる2つの集まり

 今日は忙しなかった。ヨーロッパで活動され、今月初めの連休に広島原爆記念館で演奏されたセルビアのヴァイオリニスト・豊嶋めぐみさんに、藤山一郎さんの甥・増永基文さんが加わり3人で新宿のハイアット・リージェンシー東京の和食レストランでランチをともにした。嬉しかったのは、豊嶋さんがわざわざヴァイオリンを持参され、私たち2人のために名器で演奏してくれるというお申し出だった。早速レストラン支配人にお願いしたところ防音設備の別室で演奏の機会を作ってくれた。折角の機会だったので、レストランの従業員にも聴かせてあげたいと思い、そう話したところ6人の和装女性が部屋にやって来られ、静かに聴いて感激していたようだった。名曲を生でじっくり聴かせてもらった。臆面もなく豊嶋さんに次回出版記念会に来ていただき演奏してもらえれば嬉しいとお話ししたところ、予定が早めに分れば是非とも演奏したいと受けてもらえて期待が高まった。心ウキウキする嬉しい会食となった。

 夜は、六本木の森ビル・アークヒルズで開かれた恒例の母校・湘南高校OBの有志で組織する「東京湘南有志会」の会合に出席した。年齢差もあるが、同じ母校で学んだ同窓生でもあり、皆和気あいあいの楽しい集会だった。久しぶりに佐々木信也さんにもお会いした。佐々木さんが甲子園で優勝した時の野球部の同級生2人も出席されたが、お2人とも現役の医師として今も活動されていると聞いて敬服した。

 話題の中心は、再来年迎える母校創立100周年記念行事に関することだった。この会の難点は、敢えて言えば若い後輩たちがやや少ないことである。だが、文武両道の湘南で学んだことを皆誇りに思っている。それはランチの際にも増永さんとの話の中で、慶應で学んだことを良き思い出にしていると言ったことと相通じるものがある。

 今日の大失敗は、新宿から六本木アークヒルズへ行くルートをちょっとした勘違いで間違えて、地下鉄南北線「六本木一丁目」駅で下車すべきところを、日比谷線「六本木」駅で降りて随分遠回りして歩いたことである。何日ぶりかで歩数も1万5千歩になって、やはりふくらはぎを痛めてしまった。いずれにせよ、心を許せる人との会合は楽しいものである。疲れたが、今日は心地よい疲労である。

2019年11月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com