4658.2020年2月12日(水) 確定申告を済ませホッと

 悪戦苦闘していた確定申告書を今日玉川税務署に提出してホッとしたところである。例年通り資料を揃えて玉川青色申告会へ出かけ、約1時間待たされた後に担当者と話し合い、すでに昨年までの申告書コピーが保存されているので、それらを参考に2019年申告書に記入してもらった。その後作成してもらった確定申告書を青色申告会ビルの裏手にある玉川税務署に呈出してお役を済ませた。税務申告は今や年中行事になっているが、好い加減な気持ちでは作成出来ず、先月18日にスタートしてから3週間ほどかかって漸く資料を作り上げた。それでも昨年は明日13日に申告書を提出したので、1日だけ短縮することが出来た。

 これまで金銭元帳に項目と金額を記帳しながら、1点だけ気になったことがある。それは、支払われた厚生年金から控除された後期高齢者医療保険料が、あまりにも高額になったことである。昨年に比べて約2割値上げされている。一方受け取る厚生年金は約1割減額されている。医療費は1割の支払いで特典を受けてはいるものの後期高齢者医療保険料の値上げはほとんど説明もなく年金振込通知書で知るだけである。これから高齢者負担額が2割に値上げされる事態が現実化すれば、高齢者も安心して医者に通うわけにはいかなくなり、高齢者にとっては生きにくい世の中になる。収入は減り、支出は増えるという国民を苦しめる構図は何とかしてもらいたいものである。

 さて、今開会中の衆議院予算委員会で大臣としての資質に欠けるような北村誠吾・地方創生大臣の対応が問題視されている。テレビで質問された問題に応える様子を観ていて些か幼稚とも思える所作にがっかりである。安倍首相自身も「募集する」と「募る」は異なるかの発言をして物議を醸したばかりである。政治家のレベルはこの程度のものかと考えるだけなら問題はないが、卑しくも国の最高機関の舞台で担当部門の質問に答えられないような大臣がいるようでは、国の政治は機能しなくなるのではないか。今日の予算委員会では、安倍首相の飛ばしたヤジが問題視された。もう少し真剣に中身の濃い国会論争が出来ないものだろうか。

 「選択」2月号の河谷史夫氏「本に遇う」論稿に依れば、トランプ大統領はほとんど読書をしないそうだが、業務上必要な書類も読まないという。そのうえ1日当たり約5.9回のウソをつくと言われている。トランプ氏と気脈が通じる安倍首相もあまり本を読まないという。もっぱらテレビを観るのが好きだというから、首相の論拠もあまり信用出来ないのではないだろうか。

2020年2月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com