1696.2012年1月4日(水) 世界的に選挙がらみの中で、日本でも総選挙か?

 ビルマの国名をわが国の漢字の略称では「緬」としている。この緬を「へん」の「糸」と「つくり」の「面」の二つに分けて、人の名前に使用された。日本の陸軍士官学校留学中のビルマ人士官の名前で、ひとりは糸田であり、もうひとりは面田である。糸田はネ・ウイン元大統領であり、面田は建国の父と呼ばれた、アウン・サン将軍である。言わずと知れた民主化運動のリーダー、アウン・サン・スー・チーさんの父親である。

 64年前の今日、1月4日ビルマは独立した。毎年1月4日に五反田の駐日ビルマ大使館で独立記念パーティが開かれ、かつては毎年のように亡くなられた元飛行第64戦隊の西沢敏一さんとお祝いに出かけたものである。

 ビルマは今日まで軍事政権が頑なに民主化を拒み、欧米諸国から経済制裁を受けて苦しい国の運営を余儀なくされてきた。漸く最近になって民主化に門戸を開き、自宅軟禁状態のスー・チーさんを解放するようになった。今後収監されている民主化運動の指導者たちを釈放し、現実社会の声に耳を傾けてくれればビルマも少しずつ民主国家へ歩み出してくれると思う。

 さて、今年は世界的に国家指導者の選挙と交替が行われる。中国ではすでに次の国家主席に習近平氏の就任が決定している。フランス、ロシア、韓国、台湾などでも選挙による最高権力者が決まる。

 アメリカでは今年11月に行われる大統領選挙で次期大統領が決まり、来年1月に新大統領が就任する。そのアメリカ大統領選挙の前哨戦が今日、早くも第1歩を踏み出した。共和党の候補者選びがアイオワ州で始まり、抜きん出た候補者がいない中で保守派のロムニー前マサチューセッツ州知事が僅差で、サントラム元上院議員を破った。その僅差たるや、サントラム氏の得票30,007票に対して、ロムニー氏の得票は30,015票でその差は僅か8票だった。大統領選挙史上最少差だという。評論家は現状打破を唱える横並びの6人の候補者に対して、僅差であるにせよ、大きな支持基盤のない保守派のロムニー氏が勝ったことでロムニー氏が一気に選挙戦で有利に立つだろうとコメントしている。

 世界のトップが入れ替わる可能性はあるが、果たして3ヶ月前に交替したばかりの日本のトップが替わることはあるだろうか。野田首相の消費増税の提案に対して、民主党内の反対派は同調しないと気勢をあげ、野党各党は話しあいに応じようともしない。自民党なんか消費税10%値上げを総選挙で謳っていながら、民主党は総選挙で消費税値上げに反対していたのに約束を破ったので、その点について国民の審判を仰ぐよう、国会解散・総選挙を求めていくと自己本位の主張をしている。仮にそうだとすると、日本も今年は国家の最高責任者の交替という事態が考えられる。

 しかし、経済も低迷し、震災復興も遅々としている中で、多額の資金と貴重な時間を費やして総選挙なんかやっている場合だろうか。これだから国民の苦労を考えない政治家は困るのだ。

2012年1月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1695.2012年1月3日(火) サモアでは12月30日が無く、1年が364日だった。

 オウム真理教事件で警察庁から特別指名手配されていた「平田信」が、ひとりで大晦日に丸の内警察署に出頭し逮捕された。事件発生以来16年余も逃走していた。今も逃走中の「菊池直子」とともに指名手配書でよく見る顔である。昨年12月教団をめぐる一連の刑事事件が終結して主犯の松本智津夫ら幹部13人の死刑がいつ執行されるかという点に焦点が移っていた。それにしてもなぜいま頃になって平田が名乗り出たのか、メディアの間では憶測が飛び交い格好の話題になっている。

 この本人出頭について、実は当日警視庁に行ったが、機動隊員に悪質な悪戯と看做され、近くの丸の内署を案内され出頭したというウソのような話がある。それ以前にも出頭しようと警察の情報提供フリーダイヤルに電話をしたが、相手にされず大晦日の丸の内署への出頭に至ったという。

 先日も世田谷一家4人殺人事件発生以来満11年を経過して、遺留品から静岡方面を中心に警察官が街頭に出てビラを配り、どんな些細な情報でもよいから、心当たりがあったら警察へ届けてほしいとPRしていた。実際悲惨な事件が起きるたびに警察は同じようなことを言うが、本当にそう願っているのか怪しいものだ。平田の出頭のケースを考えると、一連の情報呼びかけパフォーマンスも警察として一体どこまで本気なのかとつい疑ってしまう。

 一方で、世間離れしたような意外なニュースもある。太平洋上の小さな島国・独立国サモアでは昨年末の1日が突然人為的に無くなってしまったのである。

 その真相を種明かしすれば、サモアはこれまで日付変更線の最西端にあって太陽が世界で最も遅れて上る国だったが、昨年12月30日を機に日付変更線をサモアの東側に移し、地球上で一番最初に日の出を見られる国に変えてしまったことからである。こんな手品のようなことができるとは思いもよらなかった。その代わりにカレンダー上は1日繰り上げるわけだから、サモアでは2011年12月30日という日が存在しないことになってしまった。意図的に29日から31日に1日飛ばしてしまったのである。私が考えるにはどうせ変えるなら、30日を残し最後の31日をなくしてしまった方が分り易いと思うのだが・・・。

 なぜこんなおかしなことをやってしまったのかと言えば、近くのニュージーランドやオーストラリアとのビジネスに、いつも1日違いというのがどうも不便だったらしい。それにしてものんびりしたものだが、どこか浮世離れしていてほのぼのとするニュースではある。だが、こういう国と取引する時には当座ちょっと困るかも知れない。

 わが国では国内に時差も夏時間もなく、画一的で分り易いというメリットがある反面、こういう複雑な時間に慣れていないせいで、時差や特別なローカルタイムのある土地を訪れるとしばしば戸惑うことがある。実感として不思議な感じがしたのは、中国の成昆鉄道に乗車した時、すべて北京の標準時間に沿って走っていたために、実際は明るいのに夜間の時間帯になっていたことである。

 地方によってそれぞれその土地の特徴を生かした制度なり、習慣を取り入れるのは結構だが、それを知らないと困惑する。まあ、それも旅行の楽しみのひとつであるかも知れない。

2012年1月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1694.2012年1月2日(月) 「原子力村村長」らは収賄で都合良い情報を流していた。

 毎年正月2日は全国大学ラグビーと関東大学対抗箱根駅伝を自宅でテレビ観賞するのがこれまでの習慣だった。それが今年はどうも気持ちが入らない。期待していた駅伝は予想通りのレース展開で興味が薄れたが、ラグビーもちょっと魅力がない。特に大学ラグビー選手権では、これまで伝統校とされた早慶明が全国大学ラグビー準決勝に初めて1校も駒を進められなかったことが、興味を失わせた大きい原因だと思う。しかも決勝へ勝ち進んだ天理大と帝京大の中心選手がいずれも外国人留学生というチーム構成なのである。それがファンを白けさせたのか、実際毎年満員になる国立競技場のスタンドが今日はまるでがら空きである。一般のラグビーファンも折角の準決勝をあまり期待していないのではないかと思わせる。そのせいかどうか分らないが、準決勝の天理大対関東学院大戦、及び帝京大対筑波大戦は、いずれも大差がつき、今ひとつ盛り上がりに欠け、試合も意外性やスリリングなシーンがなく、途中で観戦を止めてしまった。こんなことは初めてである。

 近年ラグビー人気が低調傾向にある中で、目玉の大学選手権がこの有様では寂しい。そこにはいくつかの原因が考えられるが、当面は初めて決勝へ進んだ天理大と3連覇を狙う帝京大の決勝戦が緊張感のある熱戦により、試合を盛り上げ、その後開催される日本選手権をが更に盛り上げることしか考えられないのではないか。

 さて、元日の朝日新聞に2人の著名人のインタビュー記事が載っている。原発とエネルギー政策に関するもので、哲学者・梅原猛氏と経団連会長・米倉弘昌氏に別々に取材したものである。梅原氏は「原発事故は文明災であり、そのために文明を基礎づけている哲学思想を変えなくてはいけない」と応えておられる。それは、現代の科学技術文明を基礎づけたのはデカルトの哲学であり、彼の科学が発展すれば、人間は自然を奴隷のように支配できるという哲学が人類の思想となったことが大きな間違いだったと語った。梅原氏は自然エネルギーの開発を提言される。政府が自然エネルギー研究へもっと予算を出せばよいと主張され、過剰な消費生活の抑制についても述べておられる。

 その一方で、経済界のリーダーである米倉氏は、短期的には原発がないと経済発展は不可能だと立場上持論を主張される。「エネルギーというのは産業、及び国民生活の基礎インフラ。日本がこれだけ経済成長できたのは安定的で質の高いエネルギーの供給があったからだ」と言う。ただ、それでも節電や省エネを進め、再稼動を行いつつ、将来的には原発ゼロが夢と語っている。立場は変われども、危険な原発についてはないことが望ましいとの認識では一致している。これは普通の国民の考え方とも同じではないだろうか。

 こんな時に今年朝日新聞が最初のトップニュースとして取り上げたのが、原子力安全委員会の委員と審査委員のうち、約1/3のメンバーが原子力関連の企業・業界団体から多額の寄付をもらっていたとの情報である。不届き千万である。5年間に24人の委員に8,500万円が寄付されていたという。これでは彼らから原子力や原発に関して関連企業や政府機関に不利な情報が発せられるはずもない。敢えて言えば、寄付金とは言うが、これは国家が公認した「贈収賄」ではないだろうか。事故後のNHKの原発事故に関する解説でも、彼ら委員たちが原発は「安い」「安全」「きれい」の言葉を度々繰り返していたが、当然そうなるわけである。「直ちに健康に影響があるわけではない」と発表し、先日誤解されやすい言葉と指摘された当時の枝野幸男・官房長官の情報源も、案外この買収によってもたらされた発表だったのではないかと疑念を抱かざるを得ないのだ。

 斑目春樹・委員長もちゃっかり400万円もいただいていた。その委員長が便宜は一切図っていないなどと言い切る白々しさには唖然とするばかりである。他の委員も影響を否認したようだし、委員長の如きは「すべて公開して国民に判断してもらう」など開き直っていて、まったく反省の素振りすら見えない。

 東大、京大を始めとする御用学者にはろくな奴がいない。金儲けのために研究と称することをやっていて、その実こっそり悪いことをやっている。どうして彼らの悪事を暴き、これを排斥することができないのか。マス・メディアの怠慢であると言わざるを得ない。

 結局原子力村の住民は「村長」以下みんなが、原発開発、事業継続のため交付金や協力金で甘い汁を吸っている、精神が腐りきった詐欺師だと言っておきたい。

2012年1月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1693.2012年1月1日(日) 湘南ラグビー祭に参加

 2012年が明けた。例年通り湘南高校元旦ラグビー祭参加のため、近所の和田正温先輩を車でピックアップして母校へ出かける。幸い晴天で無風状態、しかも第3京浜高速道路はトラックがほとんど見られないので、40分少々で到着した。

 12月中旬になってから門田OB会長より初代会長岩田明氏が6月に亡くなられたと電話で知らせてもらった。OB会という組織を今ある形にされ、長い間初代会長と現役チームの監督を務め、私財を擲って献身的に高校生の指導と育成、そしてOB会の組織化に力を注がれた。母校ラグビー部にとっては一代を画した恩ある人である。私自身2001年に会長職を引き受けることになったのも、尻込みする私を勇気づけてくれた岩田さんの強い推薦があったからこそである。近年はちょっと言葉の行き違いもあり、かつてのようなフランクなお付き合いができなくなったが、昨年の総会で久しぶりに元気な姿にお会いしてお話したのが最後になった。練習試合終了後、全員がグランドで岩田さんの霊に黙祷を捧げた。

 現役チームの戦績は、12月に新人戦で1、2回戦を勝ち抜き、3回戦は9日に強豪・慶応高校と戦う。勝つのはとても難しいが、少しでも勝ち癖をつけて春季大会の成績如何では、10回目の関東大会出場権を獲得させてやりたいと、慶応ラグビー部副将の栗原大介君ら実力派OBが練習試合を組んで練習台となった。

 現役チームにけが人が多くポジション変更をしたので、新ポジションに慣れていないせいかOBチームに抜かれるケースが多かったが、徐々にまとまってきた。トライ数は5-1でOBに軍配が上ったが、格好は少しずつついてきた。まだ、強豪慶応高校を破るにはちょっとかったるい感じがするが、精一杯持てる力を発揮できれば勝負は二の次である。春の大会に向けた目標、そしてその後の関東大会出場という大きな目標を叶えさせる意味でも頑張ってほしいと思う。

 その後セミナーハウスで今年度OB総会を開催して、会費支払いの規約を改定することになった。今年現役からOB会に対してスクラムマシーンのおねだりがあり、何とかしてあげたいと考えて寄付を募った。ところが、60年度卒業生がまとめてそれを買いラグビー部に寄贈したと聞いて驚いた。50万円近い大金である。これでは、現役も頑張らざるを得まい。後輩たちとの食事交流会も中々有意義だった。いつもながら、現役部員のお母さんがたの献身的なお手伝いにより食事を準備していただき、77歳の時山先輩から1年生部員まで、和気藹々に交流を深めることができたのも印象深かった。

 セミナーハウス1階に「湘南高校歴史館」の看板が掲げてあった。2月下旬にオープンする創立90周年記念事業の一端の施設である。名誉なことに私もその中の「湘南大樹」の一葉として名前と略歴を掲げてもらうことになっているので、興味本位にガラス越しに内部を覗き見したが、大きな部屋とショーウィンドーが覗けた。2月を楽しみにしたい。この部屋で、3月過ぎにでも岩田先輩を追悼する催しを開いてはどうかと、ラグビー部OBでもある加藤副校長から提案があった。大いに結構なことだと思う。

 帰宅すると妻子を実家に帰した長男がやってきた。食事しながらNHK恒例の「ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサート」を観賞する。

 辰年である今年はどんな年になるだろうか。仕事の面でも健康の面でも無理をせず、しかし悔いの残らない1年にしようと思っている。

2012年1月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1692.2011年12月31日(土) 震災と経済不況の1年を振り返る。

 今朝の新聞は社説を始めとして昨日政府・民主党が、消費増税案を決定して与野党協議を呼びかけ年度内に法案提出することを高く評価している。国民にとって増税負担より、国家破綻を防ぐことが極めて重要であると野田首相の決断を買っている。同時に議員が選挙を睨んで増税反対論を唱えることを強く批判している。

 さて、とうとう大晦日を迎えることになった。大晦日と言えば、樋口一葉の「大つごもり」でお峰が奉公先でお金を盗み、ばれそうになったところで総領息子・石之介の悪事が幸いして一転救われる、何とも侘しく寒々とするシーンを思い出す。これは「十三夜」「大つごもり」「にごりえ」を今井正監督がオムニバス映画として製作し話題をさらった。高校入学直前の春休みに、従姉夫婦に渋谷の映画館で観賞させてもらった、前記の「大つごもり」の主人公・お峰の心理的な場面が強く印象に残っている。中学を卒業したばかりの身にとっては、少々難しかったかも知れないが、思い出に残っている情景である。その後いくつも映画を観ているが、これほど心に残った映画はあまりない。

 この2、3日のテレビ画面を観てもエンタメ番組ばかりで、ニュースすらあまり観る機会がない。

 今年は何と言っても東日本大震災と福島原発事故が日本中を席捲して、今でも後遺症として被災者のみならず多くの国民の心に深い傷を残した。危険で費用のかかる原発が果たして国家として必要なのかという深刻な問題を、国民につきつけた。しかし、現状は原発の根元のスイッチさえ止められず、未だに放射性物質を流していて事故は解決できていない。今月中旬に政府は事故収束を宣言したが、専門家や地元自治体や住民はそうは思っていない。

 こんな中で国民的テーマとして、まだ原発是々非々について真剣な議論が始まらない。これまで「安全」「安い」「きれい」を謳い文句に、わが国のエネルギー政策は、水力発電、火力発電から原子力発電へシフトして、その比重は益々高まっていた。今や上記3原則は否定された。ならば、1日も早く新しいエネルギー対策を打ち出すべきではないかと考えるが、原発の恩恵に浴してきた経産省の高級官僚は前へ進めようとしない。

 来年こそは、「脱原発」の動きに勢いをつけ、運動を加速させて危険なエネルギーを廃棄するべきではないだろうか。

 5月に大学のゼミの恩師・飯田鼎先生が亡くなられたのも悲しいことだった。半世紀近くに亘り心の支えでもあった。来年は追悼文集を発行することにしているが、編集責任者として先生に自慢できる文集にしたいと思っている。

 そのほか個人的にいくつかエッセイは書いたが、願っていた観光書を上梓することは叶わなかった。本来なら昨年上梓すべく準備を進めていたが、共著「そこが知りたい 観光・都市・環境」(交通新聞社刊)の執筆に時間を費やして、1年先送りすることになった。ところが、前著の発行直後の11月に政府の事業仕分けで、観光に対する政府の見方と考え方に疑問を抱いた。その政府の考え方というのは、表面的には観光が国の経済を支える重要な事業と位置付け、海外からの観光客の増加に期待しているスタンスが窺がえたが、実はただ金さえもらえば良いのであって、偶々観光は政府が助成しなくても外貨を稼いでくれるし、雇用拡大の柱にもなるとのイージーな考えから「観光業の成長」を唱えているだけではないかと国の考え方に疑問を持った。その背景にあるのが昨年11月16日に事業仕分けで観光政策を一刀両断の下に予算をカットしたことである。もともと政府や自治体の観光に対する評価は低かった。本音が出ただけである。こんな点から、もっと多くの資料を入手して多面的な視点から切り込んでみたいと考え、執筆を延ばしているのである。

 健康面では、気になっていた「痔」は現在診療中で、回復の見込みが高いのでほっとしている。「前立腺」の精密検査の方も、まったく問題ないとの診断なので、やれやれである。問題は入口に来た「糖尿病」であるが、食事面で気を遣い、飲酒はできるだけ避けるようにしている。全体の健康チェックは来年8月に慶応病院に新しくスタートする予防医療センターで診断してもらうことになっている。

 二男に初めての子が誕生したので、孫が4人となった。私も73歳となり、そう余生は長くはないかも知れないが、このまま健康体を維持して、来年は著書も上梓してみたいし、何と言っても「アンマンでヨルダン兵に身柄を拘束」されてから、45年目の節目に当たるので、現地を再び訪れ拘束された現場を検証してみたいという願いも実現してみたい。

 昨日今年最後の取引となった東京株式市場では、日経平均株価が8455円で終了したが、これは1982年以来29年ぶりの安値であり、円の対ドル相場は年間平均1$=79.79$で年間3%も上昇した。世界的に経済は沈み込み、当分前途に期待が持てない。何とか来年は少しでも今年を上回る景気の良い話を聞きたいものである。

 恒例のNHK紅白歌合戦が始まった。今年は東日本大震災を強く意識している。来年こそもう少し良い思い出が残せるような1年であってほしいと思う。

2011年12月31日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1691.2011年12月30日(金) 消費増税案漸くまとまる。

 民主党の消費増税案が漸くまとまり、今後野党との協議に入るようだが、ことここに至るまで党内はすったもんだの小田原評定だった。それでも当初ほぼ決まりかけていた、2013年10月に8%、15年4月に10%へ増税するという計画が半年先延ばしされることになった。実はこの延期にも政治家特有の都合というものがあった。当初の予定だと増税してから総選挙があり、もし民主党が選挙で敗れると別の政党の手によって増税が行われることになる。それが公約違反になるというのだ。そんなことより、それ以外のマニフェスト違反の方がこれまでよほど国民を裏切ってきたと思うのだが・・・・。

 昨日朝夜行フライトでインドから帰国したばかりの野田首相が、午後民主党党員総会に出席して長広舌の説得をしてもめていた中で何とか結論をまとめた。国民に負担を強いるばかりと評判の芳しからぬ民主党としては、引き換えにマニフェストに謳った国会議員の定数削減と、公務員の給与削減を組み込むことにしたようだ。

 これで党内はまとまったかというとそうではなく、消費増税に消極的な議員からは相変わらず反対意見が出されて、党内意見は2分されている。だが、政府と民主党はこれを最終案として野党と協議に入るようだ。そんな党内が混沌としている時に、消費増税反対論の悪役・小沢一郎元代表と鳩山由起夫元首相が離党した議員と怪しげにも情報を交換しているようである。小沢氏は党から離党処分を受けているので、何ともいえないが、毎度お騒がせの元首相に至っては、首相の座は去ったにしても党内をまとめるのがかつてのトップとしての責任であり、義務であろうと思うのだが、どうもその時の思いつきだけで行動して、火事場荒らしばかりやって周囲を惑わせている。

 鳩山氏の軽はずみな発言で紛糾してしまった普天間基地移設についても、相変わらず辺野古以外に候補地があると思うようなことを無責任にもしゃべっている。こういう無節操で無責任で周囲に迷惑ばかりかけている政治家は、国家のためにもならない。1度は総理を辞めたら国会議員を辞めるとまで公言しておきながら、すぐ撤回する破廉恥さと非常識には言うべき言葉を知らない。鳩山氏のせいでどれだけ日本中が迷惑を蒙り、日本の政治が逆戻りしただろうか。そして民主党をダメにしてしまっただろうか。鳩山由起夫は即刻国会議員を辞めるべきである。

 それにつけても、増税が半年遅れたことによって2兆円以上の収入が国家に入らなくなった。こうなったら抱き合わせで決意を固めたであろう、国会議員の定数削減と公務員給与削減を実行してくれるであろうことを期待するしかない。

2011年12月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1690.2011年12月29日(木) 対立を抱えた民主党に離党者のドミノ

 企業の中には昨日仕事納めの会社が多く、今日から年末年始モードに入っている人たちが多いようだ。新宿でゼミの親友3人と昼食をともにした。平日なのに電車・バスは大分混んでいるし、レストランにも客が多い。帰省ラッシュも始まったようだ。不景気と言われながらも、多くの旅行者が正月休みを海外で過ごすべく旅立つ風景を成田空港から中継していた。いよいよ年の暮れだなぁと、今年1年を振り返って感慨無量の想いである。日本にとって東日本大震災という未曾有の災害を蒙った1年となったが、5月に大学ゼミの恩師が亡くなられ、その追悼文集を発行するに際して、先日奥様に一文を寄稿して欲しいと書状でお願いをしたことに対してご返事をいただいたが、先生のご家族にとっても最も悲しい1年であったと書かれていたことにはっとさせられた。普段マス・メディアの報道などでつい東日本大震災のことばかり頭に浮かび、その被災者に同情しがちであるが、震災以外に身近に辛く、悲しい体験をされた方々がいくらもおられるのだということに改めて気付かされた。

 友人らには別の友人の健康問題を相談したのだが、会うまで具体的な点を伝えなかったので、彼らは私が普段政治家のパフォーマンスに不満ばかり言っているので、私がいよいよ自ら選挙に打って出るのかと思ったと冗談とも思えない想像をしたと言っていた。今更政治家になったとて、私には資金も何の利益もないし、ましてやとても健康が保てない。先日も高校時代の友人からも同じようなことを言われたが、もう20年若かったら考えたとバカなことを話したものだ。

 その政治家の行動を見ると、昨日9人の民主党員が離党したが、その後更に2人増えて11人が党を離れることになった。これを待ち受けるかのように新たな行動を起したグループがある。「新党大地」の代表だった鈴木宗男・前衆議院議員が「大地・真民主党」なる新党の結成を総務省に届け、離党者の受け入れに動いたのだ。鈴木氏の行動も理解できない。実刑判決が確定し、服役して刑期半ばで今月仮釈放されたばかりである。従って当人にはまだ立候補する資格がない。また、いつもの悪い癖で何か人々の注目を集める線香花火的なことを考えているのではないかとつい勘ぐってしまう。そういう新党に加わろうとする離党議員の節度も問題である。彼らが離党の理由として挙げているのは、自党のマニフェスト違反である。

 しかし、消費税増税については、追求している自民党にも弱みがある。そこを昨日BS11で森喜朗元総理が「増税に反対して衆議院解散に追い込んで勝った後、自民党はどうするのか。消費増税法案なんて出せない」と自民党にも消費増税に賛成するよう求めた。実際自民党も消費税10%への引き上げを掲げている。今では民主・自民両党とも消費増税を政争の具としている。

 民主党税調は消費増税に関して党員の理解を求めているが、党内は賛成と反対に2分されてしまった。本当にこの民主党という政党の衣を着た組織は、現状を見る限り政党の体を成していない。

2011年12月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1689.2011年12月28日(水) 民主党内のドタバタはうんざりだ。

 今に始まったことではないが、民主党のドタバタは留まるところを知らず、エスカレートするばかりである。われわれ国民が民主党を政権政党として選択したので、ドタバタ騒ぎを引き起こした責任は、われわれも負わなければならない。それにしても、自分たちのやっていることが国民のためにならないと気がついたら、そこは不満であっても妥協してでも考え直すべきであろう。それができないのが、今の民主党の未熟児的体質の議員たちである。

 消費増税法案の素案作りについて、民主党税制調査会内の議論も中々まとまらない。でも税調は何とか2013年10月に8%、15年4月に10%と段階的に引き上げる案をまとめた。野田首相は増税で腹を括っているようだ。ところが、その首相は昨日からインドへ出かけている。そんな中で今日民主党員9人が感情的になり消費税増税に反対を唱えて離党届を提出した。

 更に政府を困惑させているのは、アメリカ軍普天間基地の辺野古への移設に向けた環境影響評価書、所謂アセスメントを沖縄県庁に届けるところだったが、昨日それができなかったことである。防衛省から使者が来ても評価書を受け取らないと拒絶宣言をした沖縄県に対して、使者が届けるのではなく、宅急便で届けようとした。だが、沖縄県庁受付前で受け取り拒否を叫ぶ大勢の市民団体に取り囲まれ届けられなくなった。それで今朝明け方になって市民団体が居ない隙を狙って、沖縄防衛局が評価書を届けるという離れ業をやってのけた。ただ、この姑息なやり方が一部には反発を招いている。

 とにかく、民主党は沖縄県民までも巻き込んでお家騒動を大きくさせ、今や党内はガタガタなのである。そして、深刻な経済不況は今もって続いており、震災復興は道半ばである。こんな非常時に内輪の喧嘩をやっている場合だろうか。あまりの節度のなさに開いた口が塞がらない。こうなったら時間の無駄ではあるが、改めて総選挙をやって信を国民に問うより最早手段はないと思う。

 さて、今日予定通り北朝鮮の金正日総書記の国葬が首都ピョンヤン(平壌)で雪が降りしきる中行われた。相変わらず情報の少ない国だけに、どんな形で葬儀が行われるのか、さっぱり分からず、17年前の金日成主席の葬儀を前例として想定するより他に方法がないのだ。

 葬儀を行ったのかどうかの報道すら午後遅くなってやっと入る有様であり、何とも心許ない。それでも夕刊や、遅いテレビ・ニュースで断片的に葬儀の様子は伝わってきた。雪の中で手袋も帽子も被らず父の遺体に付き添う金正恩が、国民に後継者であることを強くアピールしている。

 相変わらずよく分らない国である。

2011年12月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1688.2011年12月27日(火) 福島第1原発事故中間報告書に思う。

 政府の東京電力福島第1原発事故調査・検証委員会が、700頁に亘る中間報告書をまとめて昨日野田首相に提出した。専門家や関係者ら延べ456人に対して、900時間に及ぶ聞き取り調査を行った結果をまとめたものである。

 「事前の過酷事故対策」「現場の事故対応」「政府の事故対応」「被害拡大防止」の4つのポイントに絞って指摘している。中立的な立場から厳しくかなり的確な指摘がなされたように思う。

 新聞の見出しを見ても「国と東電、津波対策不備」「原発冷却でも不備」「起こるべくして起きた」「官邸内の分断深刻」「公表を統制・遅れた局面」「保安院欠けた問題意識」等々かなり辛辣な表現で批判している。

 それは今晩NHKの緊急スペシャル番組「謎は解明されたのか?」で委員会の東大名誉教授畑村洋太郎委員長と委員のひとりである作家・柳田邦男氏の話を聞いていてもよく分る。これまでは想定外と考えられると何もやらなかったが、今後想定内は防災を、想定外についてはいかに確率が低くとも減災を考える必要があると言われたことが印象に残った。

 今度の事故で、度々言われる「想定外」という言葉が責任逃れのように使われ、東京電力の責任を軽減するかのように伝えられてきた。想定外と言われているが、実際には今度の津波の高さを上回る15.7mの津波の可能性が2008年に提案されながら、それを上回る防潮壁の建設が検討されることはなかった。建屋の爆発の連鎖も食い止められなかった。東電社員が現場で起こっている事態を充分把握できていなかった。原子力のプロと思われる彼らがシステムをよく知らなかった。原発から5㎞地点にあるオフサイトセンター(現地対策本部)もまったく機能しなかった。首相官邸内で本部と現場の意思が統一されていなかった。本部の指令通りに現場責任者は行動しなかった。この他にも数多くの問題点が明らかにされた。それにしても放射性物質という危険物を取り扱う現場で、全員が必ずしも充分な知識を持たずに、管理面で意思統一ができていなかったことなぞ、組織としてはあまりにも杜撰だし、そもそも原発に関わる資格があったのかどうか疑問である。それにしても少々お粗末ではないかと思う。

 東電には技術的な知識を持ち合わせていない社員が大分いたようだが、こうなると言葉は悪いが、「気狂いに刃物」ではないか。だから手に負えなくなると無責任にも、1度は何もかも放っぽり出して火事場から逃げ出そうとしたのである。そんな危ない会社が心から反省の言葉を話すわけはなく、その代わりに言い出したのは、先日の一方的な電力料金値上げの申請であり、今日の原子力賠償支援機構への6,000億円資金援助の要請となるのである。

 「失敗学」を主唱している畑村事故調査・検証委員長は、管理・監督者の責任を追及するのではなく、津波への備えや非常時の原子炉の冷却で東電に対応の甘さがあったと指摘するに留めた。ただ、今回の巨大津波のように稀にしか起きない自然災害でも「想定外」として無視せずに対処すべきであったと提言した。

 今度の事故を見てみると、どうも責任のなすりあいをやっているような節がある。情報管理について縦社会の弱点が曝け出されたことも指摘された。特に事故が起きた時周辺住民の避難指示に役立てるための‘SPEEDI’(緊急時迅速放射能影響予測システム)が折角予測していながら、関係者が情報をたらいまわしにしてその情報が活用されず、重要な情報を無駄にしてしまった。130億円もの大金を注ぎ込んでシステムを開発しながら、肝心要の本番で情報を脇に置いたままだったのである。

 当時の枝野幸男・官房長官の会見で度々使われた「直ちに人体への影響が及ぼすものではない」との表現も、影響を心配する必要はないという意味か、或いは長期的には人体に影響があるのか、分りにくかったと問題視している。最終報告書は来年7月に出される。

 あれやこれやを考えると、もしこの次同じような規模の大災害が襲って来たら、よほど万全の備えをしないといよいよ「日本沈没」となるのではないかと考えると空恐ろしくなる。

2011年12月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

1687.2011年12月26日(月) 政治家と官僚の狡さに対して庶民の正論

 これまで私が政治家や官僚らに不満を感じ、またその図々しさに呆れ果てた気持ちを本ブログに書き込んでいたが、それとほとんど同じ内容の投稿が、今朝の朝日新聞「声」欄に2件も掲載されている。

 そのひとつは、埼玉県の48歳になる会社員の「公務員・国会議員優遇は許さぬ」というものであり、公務員給与引き下げ法案、人事院勧告の引き下げ実施も見送られたうえに、ボーナスは満額支給されて昨年より増加している。また、国会議員に対しても歳費の一部返上は震災後たった6ヶ月で終了し、ボーナスも満額支給のうえに、議員定数削減も実現されなかったことに怒りをぶちまけている。これは近々増税を課されるだろう一般国民にとっては、許しがたく不公平ではないかと抗議したくなるのも当たり前だ。国民は誰が考えたって怒って当然だと思う。

 もうひとつは、札幌市に在住の56歳の女性から寄せられた「東電社長『権利』発言に驚き」というご尤もなご意見である。やはりと言うべきか、私自身西沢東電社長の思い上ったような発言には、正直言って鼻持ちならないと感じて義憤を覚えたくらいである。件の女性は西沢社長に対してこの発言を恥ずかしいと思わなかったのかとまで言っている。感度の鈍いこの社長の感覚は、完全に世間一般の常識とずれている。そのうえ気配りのできない尊大な性格なのだろうか、顧客である電力利用者を面罵し、頬をひっぱたくような行為を平気でやっている。こういう不遜な人物が社長になれるのだから、国策企業というのは一旦入社してしまえば気楽なものだ。尤もこんな顧客に気を遣えないような御仁では、普通の民間会社ではとても使い物にはなるまい。

 とにかく明治維新以来続いていたわが国の官尊民卑ムードは敗戦により一旦は消えたかに見えたが、時間の経過とともに復活し、今や時代に逆行して益々強まっている。結局われわれが何事も政治家と官僚を当てにせず監視して、国策会社のような大手企業に対しては、その騙し手口の裏を読んで誤魔化されないように注意しなければいけないということだ。そのためには、メディアに気合を入れて言うべきは言い、常に彼らに緊張感を持って業務に当たってもらわなければいけない。

 しかし、何とアホらしいことか。国民はどうして国税を無駄使いする彼らに気を遣わなければならないのだろうか。

 さて、またまた尾籠な話で恐縮だが、先週患部に注射をしてもらい大分効果が表れてきた痔について、その後の経過状況を今日診てもらった。結局年明け早々にもう一度注射をするべきか否かの結論を出してもらうことになった。やや出血するが、かなり具合が良くなったことは間違いない。医師に聞いてみると、このジオン液注射には即効性があるとのことだった。

 いずれにせよ早い内に決断して、治療してもらって良かったと思っている。

2011年12月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com