5469.2022年8月11日(木) 信用出来ない怪しい宗教の旧統一教会

 昨日田中富弘・世界平和統一家庭連合(旧統一教会)会長が、外国人報道陣を主に日本外国特派員協会で会見を行った。これまでのメディアの報道姿勢に不満をアピールするため、少々異例な形で行われた。田中会長は冒頭から教会に浴びせられている不本意な嫌がらせに対する不満を述べた。この会見自体普通のやり方とは少々異なっていた。会長は教会の立場を語り出したが、その主張は留まることなく、司会者が3度に亘って話を途中で停止するよう促したが、会長は当初予定の30分を遥かに超えて実に47分間も話し続けた。

 会長は、冒頭世間を騒がせたことについて謝罪の言葉を述べたが、その後は1)過剰なメディア報道により信徒が被害を被った、2)霊感商法は過去現在ともに行っていない、3)団体の名称変更の認証に政治的圧力や介入があったとの憶測があるが、事実ではない、4)臆測に基づいた報道を行わないこと、などメディアに理解を求め、正しい報道を促した。会見の主旨は、信徒たちの生命の危険と、自分らの取り組みが変化を求められるならより良い変化を続けたいという意思の表明だと述べたが、あまりピンとくる説明ではない。特に政治との関わりについては、政治工作に関わったことはないとか、脱税や霊感商法の批判から逃れるために関わってきたのではないと主張した。これまで共産主義に対して明確に対峙してきたと、共産主義の本旨を本当に理解したうえで述べているのか、理論的に真面な共産主義と対峙するなどと言うこと自体僭越で、極右やヤクザと同じような主張のように思える。

 昨日この会見が開かれたのは、韓国にある教会の本部からの指令に基づくものだと前参院議員の有田芳生氏は述べていた。記者会見で何を語ろうにも、多額の献金を求めて多くの家庭を破壊し、霊感商法により多くの人びとを破滅させ不幸に追い込む可能性の高い教会であることが誰にも分ってしまった。それにしても献金された資金が韓国の本部へ送られ、その恩恵はどこにももたらされていない。こういう新興宗教紛いの疑似宗教に没入させられる国民が数多くいることに暗然としている。
 これほど悪質な団体が宗教団体を名乗り、多くの人びとを露頭に迷わせた。そんな新興宗教まがいの団体に岸信介元首相から親子3代に亙りずぶずぶだった安倍晋三元首相の国葬を死亡後に直ちに決定した、岸田首相の決断には理解し難いものがあり、首相も隠れ信徒ではないか。世論調査によると国民の半数以上が国葬に反対している。森友学園や「桜を見る会」問題を不透明な状態のまま反対の声に対して国費37億円を注ぎ込むことまでして国葬を行うことを、自民党員は誰ひとり疑うこともなく、何の呵責も感じないのだろうか。これではかつて国葬で冥界へ送ってもらった山本五十六や、吉田茂も彼岸であまり好い気持ちではないのではないだろうか。

 安倍元首相の国葬について、是か非かもう1度考え直すことは出来ないものか。

2022年8月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5468.2022年8月10日(水) 寄る年波に厳しくなる健康管理

 この数日朝鮮半島方面から北海道・東北地方へ線状降水帯が前線となって流れ大雨を降らし、東日本では猛暑日が続いている中で、稀に見る河川決壊や山岳崖崩壊などで住宅地が浸水し住民は避難を強いられている。よくぞここまで真逆の天候になるものかと驚くほどである。

 今日も東京都内では35.3℃の猛暑日となったが、明日から所によってはお盆の入りとなる。かつてお盆は太陰暦で7月に行われていたが、明治以降太陽暦の採用に伴い、新暦では7月、或いは8月とお盆を迎える地域が分れている。しかし、近年は8月15日にお盆と定めている地域が多くなった。これもメディアの啓蒙のせいだろう。今年は、13日に盆の入り(迎え火)を行い、16日に盆明け(送り火)としている。偶々明日11日が祝日「山の日」ということから明日からお盆休みが始まるようだ。一時は、収まりかけて久しぶりにお盆休みで各地の観光地では、多くの観光客を期待しているが、コロナ第7波の襲来で観光地へお客が訪れてくれるだろうか。
 さて、今日岸田文雄第2次内閣が発足した。閣僚の中には、問題の旧統一教会との関係が濃い大臣もいてほとんどが閣外へ去ったようだが、どういうわけか高校の30年後輩である山際大志郎経済再生相だけは、引き続き閣内に留まるようだ。

 ウクライナ情勢は、広島、長崎の原爆の日が過ぎたばかりにも拘らず、サボリージャ原発をロシア軍がミサイル攻撃を行っているとか、暗い話題ばかりである。

 その中で唯一の明るいトピックは、MLB・エンジェルスの大谷翔平選手が今日アスレチックス戦で勝ち投手となり、10勝目を挙げた。併せて25号本塁打を放ち、2桁勝利に2桁本塁打のベーブ・ルース(13勝、11本塁打)以来104年目となる偉業を達成したことである。アメリカ人もびっくりである。しかも、この試合で大谷は、日米通算1,000奪三振も記録した。これは、日本人投手としては、野茂茂雄、ダルビッシュに次ぎ3人目である。大谷の前向きの良さが現れたのは、前日に相手チームの投手に足を踏まれ、この日も打球を足に受けて相当痛そうであったが、それを気にせずプレーし続けた積極性である。今季どれほど投打の成績を上積みすることが出来るだろうか、新たな楽しみが増えた。

 ところで、9月に受ける右眼白内障手術のため、昨日東京医療センターで、いくつかの検査をうけたが、今日も膠原病内科で4週に1度の検査を受けた。糖尿病の数値であるHbA1cはこのところ安定して今日もCRP数値同様に問題なく、服用薬のプレドニンを2㎎から1㎎に減らすことになった。ただ、去る1日人間ドックで急遽診てもらった左足血管がやや硬くなっているとの診断で、ウォーキングなどをして足が痛くなったら動脈硬化の前兆だから気をつけるようお達しがあった。

 午后ゼミの先輩・利光國夫さんから電話をいただき、先日胃カメラ検査をしたが、大分問題があるようで、結果は15日に知らされるとのことだった。最悪の場合は胃がんの恐れもあると言い、今は起きていても寝ていても喉の具合が悪いというお話しだった。平均年齢を超えると健康が段々厳しくなるということで、それは私も同感である。ただ、滅入ってばかりもいられないので、力づける言葉をかけることしか出来ない。

2022年8月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5467.2022年8月9日(火) 広島に続き、長崎も原爆投下から77年

 6日の広島原爆‘LITTLE BOY’投下77周年に続いて、77年前の今日9日長崎市内へ原爆‘FAT MAN’が投下されてから77年になる。この日投下された原爆は、「太った男」と呼ばれただけあって直径1.52m、長さ3.25m、重さ4.5㌧の大きなプルトニウム爆弾だった。当初の投下目標地は、現在の北九州市小倉地区だったが、爆撃機B29「ボックスカー」の機長は、小倉上空の天候が勝れないのを知り、止むを得ず第2目標地点の長崎へ迂回した。ここには、三菱重工長崎造船所があり、午前11時02分2つ目の原爆が投下された。当時の長崎市内の人口は約24万人だったが、その内1/3に当たる7万人以上がその年の年末までに亡くなった。

 今日開催された長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典には、岸田首相、中満泉国連事務次長、核保有国6か国を含む83か国の駐日大使らが出席した。長崎市の田上富久市長は、平和宣言で「核兵器を持っていても使われないだろうというのは幻想。核兵器をなくすことが、未来を護るための唯一の現実的な道」と強調して、核兵器を全面的に禁止する核兵器禁止条約への署名・批准を政府に迫った。これに対して岸田首相は、広島と同じく、今までの姿勢を変えずに、「長崎を最後の原爆被災地にする」と語ったが、長崎市民の考えとはすれ違いで彼らの要望をまたもスルーしてしまった。

 この1年間に死亡が確認された死没者名に3,160名の名前が新たに追加され、長崎原爆被爆者らの死没者は、実に19万2,399人を数えるに至った。77年前の死没者の約3倍弱になった。いずれ被爆者はいなくなる。このままで良いものだろうか。プーチンも岸田首相もよくよく考えてもらいたい。今日長崎の最高気温は28.5℃で、八王子38.2℃より10℃も低かった。

 さて、6日夜中国・福建省の沿岸部にある世界で最も古い木造の橋・万安橋が焼失した。オリジナルは今から900年前に建造され、300年ほど前に一度焼け落ち、再建された貴重な橋である。釘は1本も使用されず屋根付きの国宝級の建築物である。長さは98mでかなり長い。火事の原因は現在調査中ということである。

 なお、世界最長の木造橋はギネスによれば、「厄なし(8974)」と語呂合わせで長生きの橋とも呼ばれている大井川に架かる897.4mの「蓬莱橋」だそうである。但し、屋根がなく、橋の凸凹が激しい。

 個人的な考えであるが、橋火災の原因は世界的な猛暑から来る熱波によるものではないかと考えている。実際今年の夏は世界的に過去にないほどの高温、熱波で、世界各地で山火事が起きている。過去の東京都内の猛暑日の最多は年間に13度だったが、今日36℃を記録し、今年14度目の猛暑日となり過去最多となった。どこもかしこも暑い(熱い)話ばかりで汗が止まらないが、今日全国で一番暑かったのは、群馬県館林の38.6℃で、2位は栃木県佐野市の38.4℃、3位は埼玉県鳩山町の38.3℃だった。全国の高温上位10都市は、10位の京都市を除いてすべて関東地方である。九州や沖縄は入っていない。長崎の例でも分かるように、この点でも我々は「南ほど暑い」という認識を少し改めるべきではないかと思う。

2022年8月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5466.2022年8月8日(月) 高校野球、全国的に実力が平準化

 拙著「八十冒険爺の言いたい放題」の電子書籍化に伴い、amazonが独自に1週間のキャンペーンを企画してくれ、拙著が第5位にランクアップされ大変うれしく有難く思っている。対象となった電子書籍は約1千部であると聞き、その中で5番目の人気というから多少は胸を張っても好いのではないかと思う。好評のせいもあり、今日出版社から既刊の拙著についても電子書籍化を検討してみてはどうかと打診があった。いま候補に挙がっているのは、2008年に上梓した「新・現代海外武者修行のすすめ」と、2014年上梓の「南太平洋の剛腕投手」である。書籍化するかどうか、じっくり検討したいと思っている。

 さて、夏の全国高校野球大会がいま宴たけなわである。開会式以来一昨日、昨日の僅か2日間の戦績をみただけだが、かつては考えられなかった現象が見られる。それは、強豪、及び弱小の都道府県代表校の選出に大分変化が見られることである。かつては関西地区のレベルが高く、北海道や東北地方など寒冷地の高校は戦力的に劣り1回戦で姿を消すケースが多かった。それが今夏は見違えるようになった。京都代表校を岩手代表校が破り、岡山代表校を青森代表校が、広島代表校を最弱県山形代表校が撃破したことでも分かる。以前にはほとんど考えられなかった珍事とも言える。かつては、山形県代表校が1回戦の壁を毎年のように破れず、その不甲斐なさにこともあろうに山形県議会で強化策が議論されたほどである。現時点では予想を覆して東北県代表校はすべて勝ち残っている。

 その他にも新陳代謝が見られる。かつては、平安高(現竜谷大平安高)が抜きん出ていた京都では、京都府と滋賀県の2府県を合わせて1校の代表を選出していたが、滋賀が京都の壁を破れず、1953年に地区決戦で初めて滋賀代表校・八日市高が京都代表校・西舞鶴高を破って甲子園初出場を果たし注目を集めた。しかし、その八日市高が、1回戦で金沢泉丘高と対戦して1―4で無念にも敗れた。京都市立中学3年時の終戦記念日に偶々甲子園でこの試合を観戦することが出来た。ところで、その京都府代表が、今年は1回戦で敢え無く消えてしまった。その一方滋賀県代表校は力を付け代表校の近江高は、春の選抜準優勝校となり、昨日の1回戦では四国の強豪徳島県代表鳴門高校を降した。押し並べて昔と大分形勢が変ってきたように思える。

 その原因として考えられるのは、各地の新設私立校が野球部強化に力を注ぎ、優秀選手の獲得に力を入れ出したことである。それが徐々に効果を表し始めた。中学時代に素質を見込まれた選手が、強豪高校、或いは遠隔地の高校からスカウトされるケースが増えて来た。その結果、今夏の出場校49校の内、公立校は僅か11校である。いまから約30年前の1990年には、49校中ほぼ半数の24校が公立校だった。この傾向は今後一層強まる可能性がある。

 因みに直近の公立高校甲子園優勝は、2007年の佐賀県立佐賀北高校が最後である。わが母校・湘南高校も公立校として1949年に甲子園初出場初優勝を成し遂げたが、あれから早や73年が経過した。

 それぞれ事情はあろうが、東北地方の高校が力をつけてレベルが平準化したのは、喜ぶべき現象だと思うが、その一方で強化費用として活動環境整備、専任コーチ採用、合宿所建設などの設備費用などに難問を抱える公立校が、少しずつスポーツ・イベントに顔を見せなくなってしまうことは、寂しいことでもある。

2022年8月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5465.2022年8月7日(日) 危険な非共産主義独裁者、プーチンと習近平

 世界の国々は、大雑把に言えば民主主義国家と覇権主義国家に色分けされ、対比されがちである。幸い日本は欧米諸国とともに前者と見られているが、一方の覇権主義国家の急先鋒としてロシアと中国、そして小国ながら北朝鮮が名指しされている。2年前に放映されたNHK・BS番組「映像の世紀」シリーズの「独裁者 3人の‘狂気’」が今日再放映され、20世紀の3人の独裁者、ムッソリーニ、ヒトラー、スターリンの狂気染みた人生と君臨ぶりを洗い出していた。世界史的に、またいま第3次世界大戦の兆候が窺える中で、興味深く感じ、大変考えさせられた。

 3人の独裁者の狂気溢れる行動は、ある程度承知してはいたが、部分的には新たに知った場面も多かった。ただ、終盤で無謀な第2次世界大戦へ突っ込んだムッソリーニとヒトラーが敗戦間際になって国民から背を向けられ、悲惨にも国民に殺害されたり、愛人ともども自決したのに引き比べ、戦勝国側にいたスターリンは、74歳で亡くなるまで第2次大戦で自国をナチズムから解放し、大国ソ連の地盤固めをした功労者として、ソ連国民から称賛と尊敬の的となっていたのが対照的だった。しかし、事態が急変したのは、スターリンの死から3年後、当時のフルシチョフ首相がスターリンの実績を全否定したのである。当時神格化されていたスターリンを神棚から引きずりおろすようなスターリン批判を行ったのだ。果たしてこの時ソ連に反政府、反フルシチョフ暴動は起きなかったのだろうか。確かにスターリンの功績によりソ連は、二等国から一等国へ駆け昇ることが出来たが、問題はその過程にあった。社会主義、共産主義の看板を高く掲げたが、その実態は理想や看板とは遥かにかけ離れ共産主義国家とは真逆と言えるものだった。帝政ロシア貴族に替わって台頭した軍人、官僚らが権力を振るい権威を恣にして国民の生活、及び福祉向上には力を注がなかった。そのため社会主義の目標である貧富の差は解消出来なかった。20年前の冬シベリアを訪れた時、雪が降る寒い中で多くの人びとが物乞いしている姿が首都モスクワ市内に見られたし、シベリア鉄道沿線ではとても一等国とは思えない貧しい生活を送っている多くの人びとを見た。

 いまウクライナ戦争を引き起こし、世界中から非難されているプーチン大統領は、スターリンを尊敬し、強権力を行使して再びスターリン政治の復活に意欲を燃やしているという。自らの意思と欲望もあり世界に冠たる大国、強国を作り上げようと言うのである。怖いのは、その動きに同調する国民がロシアには思いの外多いことである。現在の中華人民共和国を創建した毛沢東も、スターリンににじり寄って歯が浮くようなお世辞を言ったが、その毛沢東は今生で最大の虐殺者と言われ、生涯において実に6千万人の人びとを殺害した。2番目がスターリンで2千万人、3番目がヒトラーで11百万人と言われている。そのスターリンへの憧れを口に出すプーチンが、ロシアの現在の強権独裁者である。

 今日のロシアや中国には、強い独裁者に憧れる国民の体質があるのではないかと思う。他の民主主義国家には、それほど見られない傾向である。人は変われども、時が経てば同じ性格の人物が国のリーダーとなる。毛沢東の後継者でもある習近平国家主席にしても、毛沢東を尊敬している。身勝手な弁明で他国へ一方的に侵攻したロシアや、公海に人工島を作り自国領とし、日本のEEZまで冒す中国のような覇権主義国家の独裁者であるプーチンと習近平が、権力を一手に握っているのは実に恐ろしいことである。そう考えるとプーチン大統領は、スターリンに、また習近平は毛沢東に相通じる強力な権力志向のある傲慢な独裁者である。いま身勝手な理由でウクライナへ一方的に侵攻したプーチンと、台湾周辺で威嚇砲撃を続けている習近平には、スターリンやヒトラーと同じような権力者とその性向をダブらせる。

2022年8月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5464、2022年8月6日(土) 国連事務総長のスピーチをどう思うか。

 今日は広島へ原爆が投下されてからちょうど77年目に当たる。例年通り平和記念公園で政府主催の平和記念式典が開かれた。松井一実・広島市長、広島市出身の岸田首相、湯崎英彦・広島県知事に続いてグテーレス国連事務総長がスピーチをされた。初めて出席されたグテーレス事務総長は、過去の惨状、犠牲者について述べた後で「~新たな軍拡が進んでいる。数千億㌦の資金を費やし、兵器の備蓄を強化している。世界には約13,000発の核兵器が保存されている。核兵器保有国が核戦争の可能性を認めることは許容出来ない。希望の光は、核兵器禁止条約の締約と核兵器の終末へ向けたロードマップを策定したことである。もう2度と広島と長崎の悲劇と惨禍を繰り返さないで下さい」という主旨の話をされた。世界で唯一の被爆国でありながら核兵器禁止条約を締約せず、核非保有国から恨めしい目で見られている岸田首相は、このスピーチをどう受け止めただろうか。

 ついては、今日は阪神甲子園球場で全国高校野球大会開幕の日でもあった。こちらは例年とは違いコロナ禍により、開会式では昨日になって急遽選手の入場行進を各校主将1人だけにしか認めず、また選手の中に感染者が出た5校はプラカードを掲げた女高生が行進しただけだった。3年生選手にとっては最後の甲子園であり、心の中では全選手とも甲子園のグラウンドで手を振って仲間とともに行進したかっただろうと考えると気の毒に思える。全般的に制約が多過ぎて寂しい開会式だったように感じた。

 ところで、このところコロナ禍、旧統一教会問題、ウクライナ戦線、台湾情勢への中国の威嚇等々相当うんざりしているところへ、国土交通省が統計資料の不正を犯したという朝日新聞の暴露記事に驚いている。主に建設工事受注の動態統計を巡る不正があったという。計算ミスもあったようだが、二重計上もあったようだ。しかも単一年度だけではなく2013年度分から20年度分までの長期間に亘って続けられていたというから呆れるばかりである。これだけ周囲が気付かなかったというのも異常である。気になるのは、この不正の数値が、国内総生産(GDP)にも影響していることである。国際的にも問題である。今年5月には、二重計上の影響で2020年度の統計が、3.6兆円も過大だったことが分った。しかし、つい最近になってまたもや国交省は13~20年度の統計が、34.5兆円も過大だったと公表したのである。今までにも度々判明したが、徹底的に追及して解明していなかったことが今日のスキャンダラスな実態を招いたと言える。官庁というところは、どこまで腐りきっているのだろうか。過去において会計検査院が問題を指摘し、国交省課長に報告していたにも拘らず、何らの対策も取らずこの体たらくである。これだけの不祥事を冒していながら責任者の名前すら上がっていない。これではこれほどの不祥事にも拘らず、責任者は自らの責任をどこまで取るのか分からない。役人同士が庇いあっているのだろうか。ひょっとすると国交省役人の中に、私利私欲を貪った者がいるのではないか。検察庁が徹底的に調査、追及し実情を解明する必要があると思うが・・・。

 さて、最後にひとつ嬉しいことがあったことを紹介しておきたい。先月末に電子書籍化された拙著「八十冒険爺の言いたい放題」が、amazon Kindleの5日間のキャンペーンの結果、拙著は第5位にリストアップされたと出版社から通知をいただいたことである。トップ100位以内にアップされていれば、読者の目に留まりやすいので、今後の販売に期待がかかるとの出版社の話である。大変有難いことでもある。暫く楽しみに注視したいと思う。

2022年8月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5463.2022年8月5日(金) 平和祈念式典に国連事務総長出席

 今年は太平洋戦争終結77年目に当たる。広島と長崎に原爆投下されてからも同じく77年になる。8月は戦争に関する記念行事が目白押しである。明日は広島へ原爆投下された日に当たり追悼式典が行われる。昨日ロシアのガルージン駐日大使が唐突に広島を訪れ、慰霊碑に献花した。アメリカの原爆投下による犠牲者を追悼するために訪れたと述べる一方で、平和祈念式典にベラルーシとともにロシアが招待されなかったことについて、核軍縮・核廃絶プロセスのリーダーであるロシア代表が招かれなかったことは相応しくないと日本政府に不満を表明した。そして、「ウクライナ特別軍事作戦でロシアが核兵器を使うことはあり得ない」と述べたが、プーチン大統領がはっきりと核兵器の使用も辞さないと強調していたことは世界中が知っている。大使にとってその場限りの都合の好い発言なのか、好い加減なのか、或いはプーチン大統領の意図が充分ロシア政府内に徹底していないのだろうか。

 今年の政府主催の広島平和祈念式典には、グテーレス国連事務総長が初めて出席する予定である。事務総長就任以前から「核兵器廃絶は国連の最優先課題」と主張しつつも、残念ながら現状は、核不拡散の動きは、逆戻りしていると憂慮している。広島から何とか核廃絶の動きを加速させたいとのメッセージを発信したいと考えているようだ。事務総長は特に若い人たちに「私たちの世代、前の世代が過ちを犯した。若い世代は、そこから学べる筈だ。どんな環境であれ、広島や長崎のようなことを再び起こしてはいけない」と考え、日本で若者たちと話し合いたい意向のようだ。

 大分以前に旧文部省の教員海外研修団とともに欧米の教育施設を見学する度に、現地の小中学生が東京、京都、横浜などの都市名以上に「広島」と「長崎」の名を知っていたことに、同行した日本の先生方が驚いていたことが度々あった。つまり、日本の生徒らに比べて外国の子どもたちの「広島」と「長崎」に対する関心が高かったことにショックを受けたほどである。結局日本では学校教育の中で生徒たちに戦争や原爆の恐ろしさについて、充分教えていないことを思い知らされる羽目になった。グテーレス事務総長もとりわけ若者たちに核の恐ろしさを知ってもらい、核廃絶の運動を期待しているのだろう。

 明日、就任以来初めて広島を訪れるグテーレス事務総長は、果たしてどんな哀悼と核廃絶のスピーチをされるか期して待ちたいと思う。

 さて、今日妻と久しぶりに豪華なランチを楽しもうと第一ホテル東京内のステーキ店に前から予定していたところ、今朝になって妻が腹痛が激しいと言い出し、かかりつけの医師に診てもらいたいということになった。すでにレストランには一度キャンセルをしていたので、2度とキャンセルも出来ず、止むを得ず調布市内に住む兄に食事相手を頼んだ。幸い都合がつけられるということで、時間を待ち合わせて2年8か月ぶりに兄と都内のホテルで会食することが出来た。私と年子の兄はつい1週間前に85歳になったばかりだが、外見上体調は特別悪くなさそうだ。ただ、補聴器を着けていないので、話が遠い。7年前に連れ合いを亡くしたので、最近は食事を1日3食きちんど食べていないと言う話だった。その意味でも今日は豪華なステーキを食することが出来てご機嫌だった。また、機会があれば、他の兄弟ともども会食をしたいと考えている。

2022年8月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5462.2022年8月4日(木) ブログへのアクセス・ランキング

 毎月Google Search Console Teamが送ってくれる私のHPへの7月のアクセス・ランキングによると、アクセス上位3つのブログは1位が、2021年11月29日にアメリカのハガティ前駐日大使が離日前に語った傲慢なコメントについて批判的に書いた「アメリカのお節介と置き土産」だった。2位は、2018年4月29日「柔道のルールや、しきたりは変わったのか?」と題して、近年力をつけてきたヨーロッパの柔道界が、元祖日本柔道界を軽視してルールや用具を欧米流に変更しつつあることに不条理を感じた点について書いたものである。次いで3位は、大分以前の2008年2月9日の「前日本遺族会会長中井澄子さんご逝去」で、サラリーマン時代に旧厚生省や日本遺族会によく出入りしてお世話になっていたが、その当時会長を務めておられた中井さんの思い出について書いたものだ。3日分のブログにそれぞれ思いはあるが、多くの方々からこのように幅広く拙稿に目を通していただいたことを有難く思っている。

 特に3位の中井元日本遺族会会長については、お会いしたのはほんの数回だったが、会長をはじめ、日本遺族会の方々には随分お世話になった。水落敏栄・現会長とは遺骨収集事業で随分ご一緒に中部太平洋へ出かけた。水落氏は長らく参議院議員として活動され、副文部科学相も務められた。不運にして先日の参議院選で落選という憂目に遭ったが、近年戦没者遺族の数も年々減少しているので、その辺りが影響したのではないかと気の毒に思っている。

 さて、第7波に入った新型コロナウィルス感染が急増し、昨日は6日ぶりに全国で過去最多249,830人の新規感染者を確認し、24道府県でも過去最多だった。思いがけないことに、奈良に住む大学生の孫娘が陽性になったとメールで知らせてくれたが、暫くは窮屈な思いだろう。家族はよほど気を付けなければいけない。

 コロナ禍の中で昨日から東北、北陸方面の各地では記録的大雨が襲来している。最上川も氾濫したようだ。最上川沿岸の街、大江町では川沿いの住宅が流されかかっている様子が見える。福島県喜多方市ではJR米坂線の鉄橋が川中へ落ちた。テレビで画像を観ると住宅の1階部分はほとんど水没しているところもあり、脱出、逃避、救出作戦も大変だと思う。都内でも昼頃から雷鳴が度々続き、時々激しい雨が降っていた。

 コロナと豪雨に目を奪われてついウクライナ情勢に目が向かなかったが、ウクライナの穀物を輸出する話が頓挫していたところ、漸く先日ウクライナ南部を出港した輸送船が、トルコに到着し、昨日レバノンへ向けて出発した。これが軌道に乗れば、アフリカをはじめ、食料に困っている人々が少しは救われる。だが、相変わらずロシアのミサイル攻撃が商店街や一般住宅、集合住宅を襲っている。国際移住機関が発表したところでは、ウクライナ全人口の約15%に相当する664万人が国内避難をし、国連難民高等弁務官事務所は1千万人以上がウクライナを出国したと公表した。ロシアも食料不足分の支援にはウクライナと志を同じとする気持ちもあるわけだから、1日も早くウクライナの戦線から撤退して同地の平和を取り戻すために活動して欲しいものである。

2022年8月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5461.2022年8月3日(水) 台湾がらみで米中が一触即発

 昨晩遅くアメリカのペロシ下院議長が台北空港に着いたが、その真偽を取り交ぜた訪問目的の臆測が絡み、米中両国で批判合戦が行われている。先月28日行われたアメリカのバイデン大統領と中国の習近平国家主席との電話会談で、大統領は台湾有事の際はアメリカが軍事関与するとはっきり伝えた。これに習主席は激しく反発した。バイデン政権にとっては秋にはやや民主党劣勢気味の中間選挙を控えているだけに、中国に先手を取られている印象をアメリカ国民に与えたくない。習主席にしても今秋開催の共産党大会で、憲法改正をしてまで主席在任期限を延長した第3期目を目指すためには、強いリーダーシップを発揮しておきたところである。

 そんな中国が非難する中で敢えてペロシ議長が台湾を訪れたのは、南シナ海の海洋進出、新疆ウィグル自治区少数民族抑圧、言論弾圧と非民主化、更には香港の一方的な支配で中国の覇権的行動が露骨になっており、これにブレーキをかけさせるための中国政府への牽制とも言える。

 しかし、メンツをつぶされた習主席と中国政府の抵抗は予想以上に激しく、主権と領土保全を侵害されたと猛反発した。すぐさま昨晩から台湾周辺で軍事的な威嚇行動を本格化した。4日以降7日まで台湾を取り囲む6か所の海空域で軍事演習、実弾射撃を行う。同時に経済面でも台湾産の農水産物の輸入停止措置を発動した。経済面で台湾を揺さぶる狙いのようだ。

 今や核戦争も視野に入って来た時代に、刺激的な行動は出来るだけ控えるべきであり、アメリカの台湾支援政策のやり方はあまり賢いとは言えない。これほど事前に中国政府から警告や非難を受けたら、時期をずらすとか、ペロシ議長以外の議員に派遣を変更するとか、次善の策を講じても良かったのではないだろうか。

 一方、中国の主張と行動は台湾問題に限らず、あまりにも自己中心的で非民主的な面が強い。それだけにアメリカが世界2大国の民主主義国家の旗頭とのプライドに拘るのは分かる。ただ、台湾にこれほど精神面で力を貸すなら、なぜ香港の自治権である1国2制度を瓦解させたような、中国政府の「国家安全維持法」施行による一方的な侵略を黙って見過ごしてしまったのか。1979年カーター大統領の下で米中国交正常化は合意された。その際最大の懸案事項だった台湾問題に関しては、アメリカが台湾に武器援助を続けることを条件に台湾政府と断交することになった。どっちもどっちだが、その辺りに今以てわだかまりが見られ、訪れないフリをしながら台湾訪問を強行したペロシ議長の行動も案外読み取れる。ペロシ議長は今日中に台湾を去り、この後韓国を経て、明日日本を訪れる。

 さて、今では国際社会から忘れられがちであるが、国際テロ組織アルカイダの指導者、アイマン・ザワヒリ容疑者が、7月31日何と潜伏先のアフガニスタン・カブール市内で殺害されたとのニュースが伝えられた。昨年アフガンから撤退したアメリカが、その日午前6時過ぎにバルコニーにいたザワヒリ容疑者をドローンで殺害したというから、2011年5月に潜伏中のビン・ラディン容疑者を暗殺した際には、潜伏先に米特殊部隊が乗り込んで殺害したころに比べてドローンの精度も随分上がったものだ。今も相変わらずアフガンの政治的、社会的、経済的混乱は収まる気配がない。イスラム原理主義に拘るタリバン政権は、果たしてアフガン国内の不安定な治安を沈静化してくれるだろうか。

 それにしてもドローンにここまで確実に的を外さない技術が備わって来たとするなら、プーチン大統領も枕を高くして寝ていられないのではないだろうか。

2022年8月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5460.2022年8月2日(火) 大学院修士号取得は、容易か?

 以前にちょっと気になっていたことがあった。それは、いつかプロ野球巨人軍の桑田真澄ピッチング・コーチが早稲田大学大学院スポーツ科学研究科で修士号を得たと新聞で知った時である。彼はPL学園高を卒業して巨人軍に入団し、その後巨人軍で活躍したうえでアメリカへ渡りMLBへも入団した。だが、帰国後大学へ通ったという話はまったく知らなかった。それが唐突にどこの大学でも学ばずに大学院へ入ったと聞いた時、漠然と納得の行かない感があった。今まで普通に大学を卒業した学士が大学院修士課程へ進めるものと信じ切っていた。学校教育法102条にも大学学部を卒業した者が入学資格を有するとある。

 ところが、ここには例外規定があったのである。しかし、それは大学院自体の存在、及び価値を損ないかねないものである。その例外規定とは、「個別の入学資格審査により大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、22歳に達した者」とある。それなら仮に入学希望者が優秀だとするなら高校へ行かない中学卒業生でも大学院生になる資格があるのだろうか。実力がありながら諸々の個人的事情で大学へ進学出来なかった者にとっては、この天が授けた「抜け道」を通って通常の学卒者の上を行く学歴・修士号を手中にし得る、幸運な大学院生である。

 桑田以外にもタレントでありながら巧みな司会者である恵俊彰氏や、相撲界では元横綱稀勢の里、元関脇安美錦らが早大から、名古屋場所で関脇を務めた現役関取の大栄翔が日大大学院から修士を得ており、タレントのロンドンブーツの田村淳は、慶應義塾大学大学院で修士号を得た。

 今では大学院は、一流大学より遥かに簡単に入学出来るようだが、日ごろ多忙な彼らが、ノルマである卒業論文を何冊も書籍を読み込んで研究し、書き上げることが出来るのだろうか。出来れば彼らの卒論とやらを読んでみたいものである。最近の月刊誌「選択」8月号には、こんな風に皮肉っぽいことが書かれている。「世間からみると有名人が大学(学部)をバイパスして、いとも簡単に大学院に入っているというようにしか見えず、いい意味でも悪い意味でも大学院のイメージを崩した。今まで学究の場と敬遠していた大学院が一流大学よりはるかに簡単に入れる身近な場所になったのだ」。

 これには、アメリカの大学院修士の存在が大分影響しているらしい。アメリカではビジネス面で、修士号と博士号の力を問われるケースが多いようだが、日本の修士では所詮アメリカン・ビジネスマンには太刀打ち出来ないだろう。しかもアメリカでは、修士課程2年間で約2千5百万円の学費がかかる。この辺りにアメリカのビジネスを誤解した肩書だけを求めた最近のバイパス修士の欲望があったのだろう。流石に最近は何らかの挫折にでも当たったのか、大学院入学者は減少傾向にあるそうだが、喜んで好いのか、悲しむべきか。それにしても文部行政を主管している文部科学省は、一体何を考えているのだろうか。何もコメントしようともしていない。日本もだんだん分からない国になってきた。

2022年8月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com