4058.2018年6月23日(土) 沖縄最後の戦いの日

 沖縄における最後の戦いが名実ともに終わったのが、73年前の今日である。死者の数、実に20万余人と言われ、県民の4人にひとりが犠牲になった悲劇だった。

 今日正午過ぎから犠牲者を悼む沖縄全戦没者追悼式が、糸満市の摩文仁の丘の平和祈念公園で行われた。主催者の翁長雄志・沖縄県知事を始め、安倍晋三首相、大島理森衆院議長、伊達忠一参院議長、米軍関係者らが列席され、冒頭に翁長知事が平和のメッセージを述べた。安倍首相らを前に戦後73年を経て、なお米軍基地の7割が沖縄に集中して県民が事故や環境問題に悩まされている理不尽を訴えた。また、民意を顧みない辺野古新基地建設は基地負担軽減ではなく、アジアの緊張緩和に逆行していると指摘した。県遺族会長も普天間基地移設と新基地建設に反対を述べた。これに対して来賓挨拶をした安倍首相は、基地負担軽減に努力すると語ったが、出席していた遺族にはどう映っていただろうか。

 列席していた来賓の中に、当然のように福井照沖縄・北方領土担当大臣もいたが、安倍内閣の閣僚はこの沖縄担当相に見られるように能力、資質、人格において首を傾げざるを得ないような閣僚が多い。それを証明しているのが、この福井大臣である。沖縄県民を愚弄していると思わせるのは、素行不良の議員が沖縄担当大臣に任命されたことである。これまでに女性とのイチャツイタ破廉恥な写真漏洩、愛人自殺など問題児として週刊誌に取り上げられてきた。そんな人物が沖縄戦戦没者追悼式に出席して、沖縄県民が素直に喜ぶだろうか。安倍首相は世間知らずで甘い。

 テレビで追悼式の実況中継を観ていたが、知事が首相を見る様子もなく、お互いに挨拶を交わすようなシーンも見られず、首相が挨拶を終えた後にはヤジが浴びせられていたことを考えると、この追悼式は、終戦記念日に天皇・皇后両陛下ご臨席の下に日本武道館で政府が主催して開催される「全国戦没者追悼式」とは随分雰囲気が異なる。国と県との間にわだかまる感情が尾を引いている。白々しい空気が流れていたように思えた。それもこれも安倍首相の沖縄に対する不誠実な対応によるものである。戦争犠牲者への追悼の言葉を言い、戦争を避ける努力を続けると述べながら、憲法9条改定をして戦争準備を進めようとしている鉄面皮ぶりに、翁長知事を始め沖縄の県民は皆気がついているからである。

 これでは戦争を知る生存者は納得しないままであり、慰霊される戦没者にとってはいつまで経っても浮かばれないことだろう。

2018年6月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4057.2018年6月22日(金) アメリカ、国連人権理事会から脱退

 19日アメリカは国連人権理事会からの脱退を表明した。トランプ政権になってからアメリカの行動は些か異常であるが、このところ加速度がついてきた。アメリカは国連人権理事会のイスラエルへの姿勢が政治的変更、偽善であると批判して、国際社会がアメリカの意向に沿わなければ、アメリカは自らの国益を優先して脱退するという強迫的な脅しである。

 2006年国連人権理事会が発足してから同理事会は、70回以上もイスラエル非難決議を採択して反イスラエル傾向を徐々に強めてきた。一方でそんな時に、アメリカ大使館を今までのテルアビブからエルサレムへ移転したことが、各国がアメリカの対イスラエル政策への批判を一層強めることになった。

 折も折タイミング悪くイスラエルでは、ネタニヤフ首相の収賄容疑が追求されていた。それに加えて今度は、首相夫人まで公的資金を不正に使用した罪で横領と背任の罪で起訴された。

 今日までイスラエルではネタニヤフ首相の強気な対パレスチナ政策が一定の評価と支持を得て、9年間もの長期間に亘って政権の座を維持してきたが、今やそれも風前の灯火となりかねない情勢になってきた。イスラエル首相夫妻が窮地に追い込まれているのである。そんなイスラエルを支援、擁護しているトランプ政権が、ことここに至って更にことを荒立てようとしている。

 加えてトランプ大統領は、アメリカ国内における不法移民の取り締まりを批判されるや毀誉褒貶の言動を繰り返している。結局アメリカ国民の厳しい批判を受けてさしもの強気大統領も元の鞘に納めた。これまで国境の壁建設など一連の移民規制を行って、一度は不法移民の取り締まりで「ゼロ寛容」政策を導入し不法移民親子を切り離すことまで決めたが、世論の反発が強く方針転換を図りこれまで通りにすると決定したのである。こんな人権問題にかかわる重要なことをいとも簡単にひっくり返すのが、トランプ流のやり方だ。

 それにしても最近のアメリカの血迷った放浪ぶりは、大国として些かみっともない。いかに利己的で不見識な「アメリカ・ファースト」とは言え、TPP離脱に始まり、イラン核合意離脱、パリ協定から脱退、不法移民の取り締まり、輸入品高額関税賦課、アメリカ駐イスラエル大使館の移転などは、世界の共存にとってマイナス面しか浮かんで来ない。

 ぶれるアメリカ外交が、これからもどれほど世界の信頼を得ることが出来るだろうか。

2018年6月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4056.2018年6月21日(木) 日本ペンクラブ総会開催

 今日は恒例の日本ペンクラブ総会開催日である。神保町の如水会館で開かれたが、ここでの開催も今年が最後になるかも知れない。以前は日比谷の東京会館を使用していたが、現在は一時的に如水会館を使用している。来年度かつて使用していた東京会館がリニューアル工事完了と同時に、使用可能になった場合果たして従来の使用料で開催出来るのか心配だからである。

 総会前に理事会があり、総会を終えて懇親会が開かれた。理事会では執行部が決めた議題に沿って議事運営が進められたが、毎度のことながらどうもこの点に違和感がある。理事である我々が関与しない間に常務理事以上の執行部によって議題がすべて決められていることである。私が所属している財務委員会についても、従来は伝票上の細かい点などは事務局のペースで処理されていたが、民間企業の方式とは大分異なる点があるので、慣習とか、担当者がやりやすいとの理由だけで、そのまま続けて良いものだろうか。これもいずれ何とかしないといけないと自覚している。

 これは大きな問題であるが、ひとつひとつ納得づくで解決していくより仕方がないとは思っている。

 理事会で遠慮しながら発言したことは、4月理事会で3月に提案していた担当役員制度の存廃について結論が出され、私が申し出た制度廃止案が多数決によって否決された。この点について、これは否決されたからゼロになるのではなく、実績としてそういう事実があったということを記録、記憶に留めるべきであると述べた。他の理事はどう思おうと採決の結果がそのままゼロになるのでは、あまりにも空しいと考えている。

 いずれにせよ現在ペンは多くの難問を抱えている。何とかして問題解決のために微力を捧げたいと思っている。

 閉会後は、いつものメンバーで近くの学士会館へ行き、お口直しをしたところである。

2018年6月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4055.2018年6月20日(水) 日本、ワールドカップ緒戦で大金星

 ロシアでサッカー・ワールドカップが開催され、世界中から熱い視線が向けられている。昨日FIFAランク61位の日本代表チームは、同じHグループに属しFIFAランク16位の南米コロンピアと緒戦を戦い、予想を覆して2-1で堂々勝利を収めた。前回ブラジル大会でも対戦し日本は4-1の完敗だったので、戦前の予想では遥かに日本が不利だった。だが、勝負は水物である。アジアのチームが、ワールドカップで南米チームを破ったのは初めてである。朝鮮日報もこのことを伝えているし、欧米のメディアでもこの予想外の日本勝利を大きく報道しているようだ。朝日朝刊のトップ記事の見出しには、「日本、大金星発進」と大々的に紹介されている。

 コロンビア国内では、エスコバル事件再来かと懸念されている。昨日の試合で開始早々ハンドの反則を犯してレッドカードで退場させられ、日本にペナルティ・キックを与えて先取点を奪われたことが日本を有利にさせた。反則を犯したサンチェス選手の与えたPKが、1994年大会においてアメリカに2-1で敗れた時、オウンゴールでアメリカに1点を献上し、帰国後暴漢に銃殺されたエスコバル選手の二の舞を踏むようなことがないかと心配されているほどである。

 コロンビアではまさかの事態に相当ショックを受けているようだ。戦前コロンビア・サッカー協会幹部が現地で、日本チームは組織的だが、当たりが弱いと相手にもしていなかった。試合前には駐日コロンビア大使館内でドゥケ特命全権大使がサッカーのユニフォーム姿でニコニコして現れ、自国チームの勝利を予想していた。勝負はやってみなければ、分からないものである。

 そのコロンビアでは、3日前に大統領選挙が行われ、41歳の若いイバン・ドゥケ上院議員が新大統領に当選したばかりである。コロンビアでは、左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)による激しい反政府活動により長年国内で内戦が繰り広げられ、多くの犠牲者を生んだ。それでも何度となく政府とFARCとの間で和平交渉が行われたが、決着がつかなかった。2016年9月になって漸く当時のサントス大統領とロンドニョFARC最高司令官の間で和平交渉が成立した。奇妙にもこの折結ばれた最終合意文書について、翌10月国民投票が行われ、何と反対票が上回ったのである。合意文書が結ばれる前に残虐行為が多かったFARCに対して寛容すぎるという、あまりにもFARCにとって有利な合意というのがその理由のようである。

 ところが、この和平交渉に当たり合意文書に署名したサントス大統領に、その年のノーベル平和賞受賞が決定した。半世紀以上に亘って内戦の終結に努力した結果を評価したのである。それほど合意書は世界中から高く評価されていたのである。だが、コロンビアではそうではなかった。

 新大統領に選出されたドゥケ氏は、合意文書見直し派である。あるまいことか、今和平合意は覆水盆に返ろうとしている。多くの犠牲者を生んだ末に生まれた和平合意が、一方にとって有利過ぎるとの理由で、下手をすると再び内戦の危機を迎えることになりかねない。サッカーはともかく、コロンビアの国内政治は流動的で、この先楽観視出来ない。

 そのコロンビアと日本との国交が締結されたのが1908年で、今年5月に110周年を迎えた。奇しくも今日6月20日は、同じ1908年生まれの亡父にとっても110回目の誕生日に当たる。海外志向の強かった亡父が生きていたら、どう思うだろうか。

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4054.2018年6月19日(火) インドの歴史が書き換えられている。

 歴史は夜作られるとよく言われるが、インドでは今白昼堂々歴史が書き換えられている。4年前にインド人民党のモディ首相が政権を握って以来、その支持母体である「民族義勇団(RSS)」は、ヒンドゥー教の伝統による社会の統合を目指し、ヒンドゥー教以外の事象を極力排除し始めている。

 インドでは、約13億人のうちヒンドゥー教徒が圧倒的に多く約80%を占め、イスラム教徒は15%しかいない。その少数派のイスラム教徒は国民会議派を支持している。それがモディ首相一派には我慢ならないようだ。インドにとって独立運動の過程で最も国民に敬愛された人物は、初代首相ネールと建国の父で暗殺されたマハトマ・ガンジーである。皮肉というべきだろうか、2人の偉人はヒンドゥー教徒ではなく国民会議派のメンバーだった。ともに今もなお全インドの各界各層から広く尊敬されていて、2人については学校で時間をかけて教えているという。モディ首相にはこれをそのまま放っておくわけには行かなくなったのだろうか。

 最近になってその様子が少々変わりつつあるという。連邦制のインドでは、各州によって教科書の内容は州政府が決めるのだが、モディ首相が州首相を務めていたグジャラート州では国民会議派だったネールをすでに教科書から削った。そして今ラジャスタン州でも公立校の社会科教科書からネールに関する記述が削除された。同時にガンジーの暗殺についても触れられていない。偉大な建国の士の存在が意図的に徐々に薄れようとしているのである。国民はこれを一体どう思っているだろうか。RSSは、ガンジーもネールもイスラム教徒に弱腰でヒンドゥー教徒を苦しめたと非難する有様である。

 とにかく根っ子には、人間批判よりヒンドゥー教とイスラム教間の根深い宗教対立があるようだ。歴史書き換えの波は、世界遺産にも及んでいる。例えば、ある州ではタージマハールを観光ガイドブックに紹介していない。イスラム系ムガール帝国の皇帝シャー・ジャハーンが先立った王妃のために建てた涙物語のタージマハールは、インド文化を代表するものではないということのようだ。時の為政者によって先人の偉業が葬られ、自分らに好都合な偉業やレガシーに書き換えられていくというのは、どうにも納得しかねる。これでは、インド独立のため全身をささげた偉人ガンジーやネール首相も浮かばれまい。

 そのうちモディ首相は、世界四大文明からインダス文明を取り下げるなどという暴挙も言いだしかねないのではないか。

 現在安倍政権がこのようにモディ政権と同じことをやるとは思いたくないが、最近の言動をみていると似たようなことをやり始めるような予感がしてならない。

2018年6月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4053.2018年6月18日(月) 関西地方で大きな地震発生

 朝7時58分関西地方で大きな地震があった。大阪府北部を震源とする地震で震度6弱、マグニチュード6.1だった。長男一家が奈良県生駒市に居住しているが、妻が嫁に様子を聞いたところ直ぐ写真付きメールで折り返してきた。ものすごい揺れだったらしい。写真はドアがすべて開いている様子を映し出していた。午前中はほとんどすべての鉄道が運休となって交通網はかなり乱れているようだ。とにかく最近各地で地震が頻発していた。この地震では4人が亡くなったが、そのうち1人は通学途上の小学4年生の女児で、もう1人は通学路で子どもたちの安全を見守っていた80歳の男性で、いずれも歩道を歩いていて倒れたブロック塀の下敷きになった痛ましいものだった。他に85歳の男性は自宅で倒れた本棚の下敷きに、81歳の女性はタンスの下敷きになったという。

 近年言われ続けている南海トラフ発生の前兆ではないかとの指摘もある。

 その兆候は数日前からあった。離れてはいるが、昨日は群馬県で震度5弱、M4.6の、一昨日は千葉県で震度4、M4.5の地震があった。どうも連続的に発生する傾向があるようで、しばらく余震に気を付けなければならない。

 南海トラフ地震の発生サイクルは100年に1度で、前回の地震からすでに72年が経過しておりプレート間のひずみがかなり溜まっているという。我々日本人はいくら地震列島に住んでいるとは申せ、こう度々大きな地震に襲われたのでは堪らない。やはり普段から安全策を考えておかなければいけない。

 さて、今日は新宿のハイアット・リージェンシー東京で兄の高校同級生お2人と兄とともに、4人で3ヶ月ぶりに定期会食会を楽しんだ。そのおひとり神沼克伊さんは、南極の専門家であるが、面白い話を聞いた。日本と違い、日光が照らす時間帯が大分ずれて、昼でも暗く、夜でも明るいことがあるため明るいからと起きていると体調を崩すので、太陽の有無に関わりなく、時間を決めた生活スケジュールをしっかり守らないといけないと言っておられたのが、印象的だった。その神沼さんは21日からポーランドへ出かけられる。前立腺の手術をされ、その後も定期的に検査を受けられ、具合が悪いと医学処置を受診しておられるが、それでも海外旅行への意欲は衰えず、こういう気持ちが無くなったら人生もおしまいと仰っておられる。まさにその通りで、大いに力づけられ肝に銘じている。

 ところで、今日自由が丘駅へ行くため自宅近くのバス停から東急コーチに乗ったところ、車内が随分混んでいた。シルバーシートの一席に女子高校生らしい子がスマホに熱中して、高齢者が乗り込んできてもスマホに夢中で席を譲ろうとの素振りが見えない。あまりに非常識なので、バスを降りたら一言注意してやろうと思った。自由が丘駅に着き、全乗客が下りた後に車外で呼び止めたところ、何と彼女は女子高校生ではなく、驚いたことにアラブ系の若い女性だった。日本語が分からないようなので、英語であなたの座っていた座席は高齢者とか、身体の弱い方専用席なのであなたのような若い人は、立っている高齢者に席を譲らなければいけないと忠告した。彼女は不満そうな顔をして「OK」「OK」というばかりだった。どこまで分かったのか、あまり気分の好い話にはならなかった。

2018年6月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4052.2018年6月17日(日) 「父の日」に大学サッカー観戦

 6月第3日曜日の今日は「父の日」である。その恩恵に与ったことはほとんどないが、昨今はマイホーム・パパが多くなったせいか、メディアではやたらに啓蒙している。

 そこで今日の父兼祖父は久しぶりに駒沢公園にウォーキングがてら関東大学サッカーリーグ、駒澤大学対筑波大学戦を観戦に出かけた。先日町内会会報が回覧されてきたが、そこに地元の駒澤大学を応援に行けば入場料はかからないと書いてあった。しかも今日駒沢大対筑波大戦で勝った方がメジャー大会に出場するものと早合点してしまった。入場無料であり、恰も駒澤大を応援するように書いてあったと誤解して陸上競技場へ行った。ところが、競技場前の案内所で聞くと入場料が千円だという。何度か尋ねてみたところ係員が近くに駒澤大学のデスクがあるので、聞いてみてはどうかとアドバイスしてくれたので、駒大デスクに聞くと駒大席で応援するという条件で署名して無料入場券をもらった。

 ところが、町内会報では、天下分け目の合戦のように謳っていたが、リーグ戦では駒大が1部リーグで6位、筑波大が9位と両大学ともあまりぱっとした成績ではない。

 それでも駒大学生応援団席の近くのシートに陣取り、手渡された応援歌を手に拍手で応援していた。試合は逆転に次ぐ逆転の末、4-3で駒澤大は敗れてしまった。

 もらった用紙に書かれたこんな歌詞が、いかにもサッカー応援歌である。

 ♪アーレー アーレー アーレー 駒大アーレー

   アーレー アーレー アーレー 駒大の勝利のため

    皆声を1つに 今こそ戦おう♪

 これを学生応援団と一緒に唄うよう言われたが、学生以外ほとんど唄っていなかった。試合が終わって前の広場へ出てみると男女の学生風のグループがラフな和服でてきぱきと踊りを披露していた。その先には屋内体育館があるが、そこでは明治杯全日本選抜レスリング大会が行われていた。ロシアでは、サッカー・ワールドカップが花盛りである。スポーツ・シーズン真っ盛りである。しばらくぶりにのんびりすることが出来た。

 改めて駒沢オリンピック記念公園は、本当に気楽にスポーツを楽しめる場所だと思った。

2018年6月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4051.2018年6月16日(土) わが国の財政再建は大丈夫か?

 今日は実に寒かった。一日中自宅でスェーターを着たままだったが、過去にこの時期これほど寒かったという記憶がない。初めて知った言葉だが、「梅雨寒」というのだそうだ。沖縄では台風6号の影響もあって2日間に500㎜という観測史上最大の降雨量である。全国的に来週いっぱいほとんど降雨との予報である。

 さて、昨日衆議院内閣委員会でカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案を強行採決し、安倍内閣は世論の支持を得ないまま、一昨年のカジノ解禁法に続いて国がギャンブルを公に認めることに決めた。毎度のことながら数の力に甘えて審査に十分な時間を割かずにすべてを強引に押し切ることも問題だが、基本的に安倍政権は国民のためにまっとうな政治を行う気があるのか、大いなる疑問が残る。

 加えてより以上に深刻なのは、前々から指摘されていた財政再建計画である。1,100兆円もの累積赤字を抱えた国の財政再建について国民には一向に解決の道筋が見えない。取り敢えず単年度のプライマリーバランス(基礎的財政収支=PB)を黒字化して、これ以上累積赤字を増やさないことが最低条件である。来年10月には消費税が10%に上がる。安倍政権はPBを20年度には黒字化すると述べていたにも拘わらず、昨日決定した財政再建計画では、20年度を目標にしていたPB黒字化を先延ばしして、25年度まで5年も延長すると語った。これで再建計画がまたぐらつくことになる。なぜいとも簡単に国民との約束を破ってしまうのか。資金が不足するなら例え十分でなくとも、国会議員の経費を削減して黒字化への政治家としての姿勢とか気構えを、少しでも示すことが出来ないものだろうか。

 安倍首相のこの考えの中には、自分自身の自民党総裁3選の図式が描かれているのではないか。3選された任期中の20年度に黒字化出来なくても約束違反にはならないが、黒字化を約束した25年度は総裁ではない安倍首相は仮に黒字化されなくても個人的に約束不履行の責めを負わずに済む。もしそんな甘っちょろい安易な考えでいるようならあまりにも国民を馬鹿にしている。とにかくこれで財政再建の道はまた遠のいたと言える。

 まったく政治家なんて当てにならないということがつくづく良く分かる。一旦国民に約束したことはきちんと守って欲しいものだ。

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4050.2018年6月15日(金) ギャンブルを国が公認

 前から気になっていたカジノ賭博を認める統合型リゾート(IR)実施法案が、今日衆議院内閣委員会で与党自民党、公明党、日本維新の会の賛成多数で可決された。19日に衆議院を通過の予定である。これまでも良識ある人たちが、依存症や教育上のマイナス面をアピールして反対していたが、前のめりになった与党は留まるところを知らない。日本国内にラスベガスを3か所も建設してどうするのだ。

 ついに我が国も賭博を公認するのかと思うとがっかりである。私は賭博行為が大嫌いだ。競輪、競馬など一部を除いて一切認められない賭博、つまり博打をどうして国が公認するのかさっぱり分からない。国民の賭博依存症を心配する前に与党議員の依存症が気になる。それにしても、自民党のかなりの世襲議員はあまり考えることもなく何らの実績もないまま、今度も賭博に積極的に賛成したのだろう。救いようのない連中だ。日本維新の会は、利己主義者の集まりだから自民党との取引さえ納得出来るなら賭博派になるだろう。だが、宗教団体創価学会を母体とする公明党が、賭博容認に賛成するとはどういう考えだろう。いつもきれいごとばかり言っている公明党もついに本音が出たというか、化けの皮が剥がれたというべきだろうか。公明党は依存症の深刻化を懸念して一応法案に注文を付けたようだが、それも賭博場への入場料を6,000円、入場回数を週3回までとか、入場を4週間に10回までに制限するとか、いくら条件を付けても所詮五十歩百歩である。

 公明党がどこまでも政権にしがみ付いていたいとの無節操な言動で、与党の一角を占め、自民党の言いなりに政治を操るようになっては、国民は堪ったものではないし、政治が乱れ切ってしまう。

 よく考えてみて欲しい。朝から大の大人が賭博場に入り浸っている姿は果たして健全な社会と言えるだろうか。実に困ったことになったものである。

 さて、今日からロシアでサッカーのワールドカップが始まった。緒戦で地元ロシアがサウジ・アラビアに5-0で大勝した。日本は19日に前回ブラジル大会で敗れたコロンビアと第1戦を戦う。憂さ晴らしにサッカーでも観るとするか。これから来月半ばまで当分の間世界中が賑やかに湧きかえることだろう。

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4049.2018年6月14日(木) 絵画の本物・偽物取り換え事件

 一昨日の本ブログに母校・湘南高校の大先輩について取り上げた。出陣学徒壮行会で全学生を代表して答辞を述べた江橋慎四郎さんについてである。その江橋さんの話が飛躍して偶々メール交信を通して高校、大学とも一緒だった友人と学業ならぬ絵画に話が発展した。私の母方祖父は日本画家で川合玉堂師の一番弟子だったが、彼の叔父さんも小磯良平らと同じく画家だったという。

 叔父さんは戦時中に戦争画「学徒出陣」を描いたが、戦後その絵はマッカーサー司令部に没収されてアメリカへ運ばれた。実話とはとても思えないような話だが、1975年になって日本に返却された絵画は、本人のものではなく似て非なる贋作だったという。この不思議な話は彼から送信されたコピー、当時の「週刊読売」にも取り上げられ、写真で見る限り贋作はかなり本物と似ている。署名も似ているという。だが、キャンバスのサイズが大分違うようで、本物は400号なのに対して贋作は200号だというから、贋作者はあまり細かいことには頓着しなかったのだろう。それにしても雑誌の写真から見ても2つの絵画はよく似ている。実際叔父さんも感心していたほど似ているというし、週刊読売も2つの絵画にいくつ違いを見つけられますかなどとクイズ紛いのことを問うているくらいである。

 世にも不思議な物語だが、東京都美術館に保管されていた昭和23年から26年の間にすり替えられていたようだ。その後取り換え事件が話題になり、NHK「日曜美術館」や民放番組でも取り上げられたという。友人は竹橋の東京国立近代美術館に陳列されている贋作を自分でカメラに収めたコピーを送ってくれたが、叔父さんが描かれた本物が発見されたとも言っていないので、今や迷宮入りしてしまったのかも知れない。それにしてもこの贋作の作者はどういう人物だろうか、興味が湧いてくる。

 世の中には、いろいろ変わったことが起きるものだなぁとつい思ってしまう。

2018年6月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com