5311.2021年11月26日(金) 肺炎球菌予防ワクチンを接種

 新型コロナウィルスも国内では感染者の数が減少し、このまま収束してくれればよいとの期待を抱かせている最中、今日南アフリカで新型コロナウィルスの新たな変異株の検出が伝えられた。イギリスでは、南ア、ジンバブエ、ナミビアなどアフリカ6か国からの入国を原則禁止し、旅客機の運航も一時停止するという。日本政府も空港検疫で水際を警戒し、これらアフリカ諸国からの入国者に対して10日間隔離する水際対策を決めた

 2度のワクチン接種はすでに6月に済ませているが、2度接種しても感染するブレークスルー感染が気になっている。それは大阪府とお隣韓国でも実際に見られる。大阪府では昨日今月感染が判明した60歳以上の98人のうち、ブレークスルー感染者が53人(54.1%)もいたことを公表した。

 一方、今月からコロナ関連の規制を緩和した韓国では、皮肉なことに最近になって新規感染者数が増大している。さる23日には1日あたりの新規感染者数が初めて4千人を超えた。新規感染者のうち、ブレークスルー感染者が56%を占めた。更に25日、フランスでは、3回目のワクチン接種を全成人に義務付けることを決定した。

 やはりブレークスルー感染が油断ならないと考えているので、区役所から連絡があれば、3度目のワクチンを接種したいと考えている。そんな時、昨日かかりつけの森内科で定期検査に診てもらった際、医師から前回肺炎球菌予防ワクチンを接種してから5年以上経過したので、接種した方がよいとアドバイスされ、今日接種した。5年前のことはすっかり忘れてたが、平素から医師とコミュニケーションを取っているといろいろアドバイスをいただけ有難い。すでに先月15日には、インフルエンザの予防接種も済ませて。これまでにもCRPが急に高くなったから直ぐ専門医で診てもらった方が良いと自宅へ連絡をいただき、東京医療センターへ紹介状を書いてもらったり、 HbA1cも数値が急上昇したと糖尿病医院を紹介していただいたり、幸いいずれも対応が早かったので大事には至らなかった。

 爾来治療自体よりそれ以前に予防医学の見地から、出来るだけ事前に兆候を見つけて、極力先手を打つよう心掛けている。その最たるものは、毎年8月に受診する人間ドック検査である。

 いずれにせよ自分の健康と身体を守るのは、自らのしっかりした健康管理であり、その点で日頃から自らの健康状態に目を光らせ、かかりつけの医師のご協力をいただきながら健康維持に努めることである。その点で身近に相談できる医師がいることは有難いし、大いに助かる。

2021年11月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5310.2021年11月25日(木) 堀江謙一さんの単独航海を羨望

 今日朝刊で久しぶりに堀江謙一さんのニュースを見た。来年3月にサンフランシスコから日本までヨット無寄港単独航海をすると発表したのだ。堀江さんは私と同じ年で今83歳である。デビューしたのは、1962年に「マーメイド号」に乗り単独で太平洋を航海し、サンフランシスコに到着した時だった。当時はまだ海外旅行が自由化されておらず、旅券はもちろんアメリカの入国ビザも所有せずにアメリカへ上陸した無謀な密航だったが、アメリカでは好意的に受け入れられ、歓迎された。それから以後暫くの間サンフランシスコを訪れると、ガイド堀江さんの単独航海を遥か洋上を見ながらいつも入港ルートを説明してくれたりしたものだった。とにかく堀江さんの冒険心と行動力には脱帽である。例え私ヨットを操れても、ここまでの冒険はとてもやらないと思う。私自身あとどれほど冒険旅行が出来るか、確信はないが、4年前にバルト3国とポーランド旅行してから、コロナの流行もあって海外へ出かけていない。コロナが終息したら行けるだろうか。その意味でも堀江さんが羨ましい。

 さて、堀江さんの情報と同様、知らなかったのが北海道にある3つの国立大学が来春経営統合されるという情報である。3大学とは、帯広畜産大、小樽商科大、北見工業大の3大学である。私自身の60余年前の古い受験経験から言うなら、これら3大学はいずれも国立2期校であり、1期校の北海道大学を第1志望に、第2志望大学としてそれぞれ専門の大学を受験するものと思う。だが、現状はどうなっているだろうか。

 来春統合となるなら、来年の受験生の悩みもかなりだと思う。文系の小樽商科大は、かつて2桁の合格倍率で難関大学のひとつだった。ところが、近年その倍率は大分低下して2.5倍前後である。農業系の帯広畜産大にしてもかなり難関だったが、最近では2~3倍の倍率となっている。最近の受験戦線については、少々疎いが、やはり東京集中が進んでいるのではないだろうか。東京周辺の志望大学の競争を煽るような話題がよく出て来る。どうも地方の国立大より東京の私立大を目指す受験生増えたような気がする。

 コロナ禍がやや収まりかけているが、とても気を許せない。その中で希望大学突破を目指して受験勉強に精魂を傾けているのが、いつものことながら気の毒でならない。我々の時代には、「4当5落」という流行り言葉があった。毎日4時間しか眠らないくらい受験勉強に精魂傾ければ合格するが、5時間も眠るようでは落ちるというものだった。今の受験生はどうか分からないが、精一杯合格へ向けて努力して、仮に志望大学への合格、不合格に拘らず大学生になったら、是非とも海外ひとり旅を実践してもらいたい。若い時に異国をひとりで旅することが、どれほど将来的にプラスになるか分からない。とにかく目の前の受験には頑張って、仮に合否を問わず、大学生になったら読書し、学んでみたい専門科学を早く見つけて学び、海外をひとり旅することが人間を成長させると思っている。

2021年11月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5309.2021年11月24日(水) 韓国の全斗煥・元大統領死去と石油供出

 韓国の全斗煥元大統領が亡くなられた。いわく付きの大統領で、国民が誇れる大統領とはとても言えない。光州事件を指揮して、非常戒厳令を全国に発令して民主化を求める市民や学生を弾圧し、多くの犠牲者を出した。その首謀者として先月他界した盧泰愚元大統領とともに、民主化政権誕生と同時に逮捕され、死刑を宣告されたが、97年に赦免された。今光州事件で犠牲となった遺族らから、謝罪を求められていたが、元大統領からその言葉はなく、あの世へ旅立って行った

 韓国の大統領は辞任直後か、それ以後に収賄や民主化弾圧などで収監されるケースが多い。むしろ清廉潔白なままこの世を去った大統領の方が数少ない。これほど不祥事の多い大統領が在任した国は、他にはないと思う。これでは国民の大統領への敬意や尊敬は湧いて来ないだろう。来年3月に大統領選が行われるが、すでに有力候補者には、過去の在職中の言動からとかくの噂が立っているし、現職の文在寅大統領ですら退任後は安閑としてはいられないのではないか。

 さて、このところ消費者物価が高騰しているが、とりわけ石油価格は今月に入ってからレギュラー価格1㍑当たり165円台の高を維持している状態である。2年半前自家用車を所有していたころは、確か1㍑=130円台前半だった。それが今では1㍑当たり30円も値上がりしている。これでは車の維持費も馬鹿にならないだろう。ガソリン価格の値上がりが、他の消費者物価にも影響を与えている。

 そこで政府は、今日アメリカや、中国、インド、韓国、イギリスなどの石油消費国と協調して、国の石油備蓄を放出すると発表した。供給量を一時的に増やして価格を下げる狙いである。これは、石油輸出国機構(OPEC)産油国側が最近のガソリン不足と値上がりの事態に対しても、値崩れを恐れて供給量を増やす政策は取らず、増産に消極的だった。この消費国側の協調放出の対応に、産油国側が対抗措置を取る可能性も考えられる。

 いずれにせよ日本も備蓄を取り崩して放出することになった。これについて岸田首相は日本にとっては初めてのケースと述べていたが、前例がないわけではなく、1991年の湾岸戦争、2005年のアメリカを襲ったハリケーン被害、11年のリビアの政情不安の折に国際エネルギー機関(IEA)の要請に応じて供出したことがある。

 大分以前に原油価格について学んだ時は、1バレル=35㌦が定番で常に頭の中には35㌦との考えがあったが、それが今では1バレル=78㌦台後半となり、10月下旬にはアメリカ・テキサス州のWTI原油が1バレル=85㌦の高値をつけた原油の多くの需要と値上がりで時代の大きな流れを知らされた。

 果たして、国際的な効果は別にして、日本国内でどれほどの効果が表れ、消費者価格が下がるかは、政府から何のコメントもない。今では、年金生活に甘んじているので、直接的に大きな影響を受けるわけではないが、このコロナ禍の時代に最前線で働いている世代にとっては、この石油備蓄放出が、直ちに吉と出るか、凶と出るか何とも言えない。

 因みに今日はこのところ進んでいる円安、1ドル=11511銭、日経平均株価は29,302円となり、前日比471円のマイナスだった。とても効果的と言える数値ではない。

 さて、これから当分の間消費者物価指数から目が離せなくなった

2021年11月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5308.2021年11月23日(火) ラグビー早慶戦、一歩及ばず慶應惜敗

 今日勤労感謝の日は、秩父宮ラグビー場で毎年恒例のラグビー早慶戦が行われる。この日に試合が行われるのは、それ以前に統計的に調査した結果、秋でこの日が一番晴れる確率が高いことが分り、今日11月23日に伝統の試合日が決定された。実際昨日まで雨が降り、今日も東北、北陸地方は天候が勝れないのに、東京は予想通り見上げるような青空だった。

 母校慶應は、今日までにすでに明治と筑波大に敗れて、3勝2敗となりこれ以上は負けられない。対する早稲田は、先週帝京大に敗れて5勝1敗でまだ優勝のチャンスが残されている。試合はディフェンスの穴を突かれた慶應が、前半で5トライを献上して35―5と大差をつけられてしまった。後半はあまり期待しないで観ていたところ攻撃面で見違えるような突破力を見せ、特に相手ゴール5mライン上でラインアウトから見事なドライビング・モール攻撃で3つのトライを上げるなど終始優位に試合を進めて、後半だけなら28―5のリードだった。しかし、前半の失点があまりにも大きく、結局40―33で敗けてしまった。惜しいゲームだった。せめて前半を20点差以内なら勝てたゲームだった。好天下に風もなく、秩父宮ラグビー場は満員に近い状態だった。好試合に観客はきっと満足したであろう。NHKの実況中継は、おなじみの高校ラグビー部後輩・豊原謙二郎だった。

 さて、一昨日本ブログで取り上げた通り、その後もポーランドとの国境地帯のベラルーシ領内で、EUへ脱出しようとする大勢の避難民が国境周辺に留まり、寒さの中を苦悩している姿が伝えられているが、一向に解決へ向けて動き出す状況にはない。事態は深刻さを加速しているが、EUとベラルーシは互いに相手を非難するばかりで、一向に前向きな行動を起こそうとしない。これから一層寒さが厳しくなり野外の避難民の健康と人権が守られるのか大変気になるところである。

 一方、去る8月以来暫定政権が支配するアフガニスタンでは、昨日勧善懲悪省がイスラム教の教えを順守するとの考えの下に、テレビで女性が出演する場合はヒジャブを頭に被ることと、テレビ・ドラマの女性出演を認めないことを発した。つまり女性の出演しないドラマを制作しろとナンセンスなことを政府が言っている。暫定政権発足時には、民主化と言論の自由を認めると言っていながら、権力で国民の自由を束縛する強硬策通達である。アメリカ軍が撤退してから懸念されていた民主化が、これからどう抑圧されるのか他人事でなく心配される。

 日本では、新型コロナウィルス旋風が、やや収まりつつある、ヨーロッパや韓国のコロナ再拡大現象に、再び警戒感が出て3回目のワクチン接種を行うべく今検討されている。一応厚生労働省は、2回目の接種を終えた人を対象に、2回目の接種を終えて8か月を経過した、18歳以上の国民に来月1日から来年9月30日まで行う。私も出来るだけ早く接種をしたいと考えている。

2021年11月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5307.2021年11月22日(月) 軽石と酒税軽減廃止で厳しくなる沖縄経済

 8月中旬に硫黄島の南方、福徳岡の場の海底噴火により吹き飛ばされた砕石が、沖縄近海から沖縄本島の海岸に軽石となり黒潮に乗って流され、沿岸漁業に大きな被害を与えている。港に押し寄せた軽石で漁船が海へ出られず、官民一体となって懸命な除去作業が続けられている。当初懸念されていたのは、この軽石群が黒潮に乗って北上し日本列島沿岸に流れ着くことである。そしてそれらしい軽石が、数日前に伊豆諸島で発見され、三宅島や神津島では港に防護網を張って軽石が入り込むのを防いでいる。漁も取り止め漁業には深刻な影を落としている。幸いこの一連の騒ぎで犠牲者は出ていないが、今後このままの状態だとすると、更に抜き打ち的な噴火によって犠牲者が生れないとも限らない。上空から眺めると沿岸を白っぽい物体が流れているのが見える。沿岸に近づけないような対策を考えることが必要である。

 これまでこのような自然災害は経験したことがなかったが、地元でもどうやって災難を避けたら良いのか知恵が浮かばなかったようだ。今後さらに日本列島沿いに北上を続けるなら、その損害は計り知れないものとなる。更に、同じような海底噴火が起きたら、また同じ憂き目を見る。いつ爆発するか分からないが、その可能性は考えられるので、本格的な予防対策を講じる必要がある。これほど大規模な災害に対しては、とても1漁協や個人の力では限界があるので、自治体として、また国としていかなる防護策を講じたら良いのか、早急に議論を進め結論を出すべきである。

 ところで、軽石襲来の被害を受けた沖縄では、沖縄振興特別措置法(沖振法)により沖縄県産酒類への軽減措置があることを寡聞にして知らなかった。確かに沖縄経済は、本土に比べて厳しい。1972年に本土復帰となり、本土と同じ課税では中小の製造会社の多い沖縄の酒造業界では、とても本土に太刀打ちできないと特例措置として、酒税を大きく減税した。どれだけ減税されたかと言えば、泡盛(180ml)で、本土なら酒税54円のところを、35%減税して35円である。ビールは本土なら70円の税を20%引きで56円にしている。それでもこのコロナ禍で沖縄酒造業界はほとんど赤字経営が続いている。

 だが、来年は日本へ復帰して半世紀となり、特例措置にいつまでも頼っているわけにはいかない。そこで業界では沖振法の事実上の延長を求めつつ、いずれ同法の廃止を視野に入れている。それは、県の酒造組合が、即時減税廃止ではなく、段階的な減税によって2032年5月までに減税措置を廃止することを内閣府に提案していることである。県内唯一のビール会社、オリオンビールは27年5月まで現行の軽減率の継続を希望している。いずれにせよ、沖縄の自立的発展を目指しながらも沖縄経済の発展につれ減税措置は廃止されるだろう。

 その他にも沖縄振興開発金融公庫が、行政改革推進法により日本政策金融公庫に統合される予定である。コロナ前まで観光業で潤っていた沖縄経済も、漸く独り立ちへ踏み出すのだろうか。

2021年11月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5306.2021年11月21日(日) 母校の記念誌表紙に親戚の絵

 母校神奈川県立湘南高校は今年創立100周年を迎えたが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受け、残念ながら各種の祝賀行事が中止になった。それでも今月2日に神奈川県民ホールで黒岩祐治知事出席の下に記念式典を行った。併せて記念誌を当日参加者に配布したと神奈川新聞や大手新聞神奈川版で伝えられた。その記念誌を昨日母校から送ってもらったが、400頁を超えるもので中々内容も充実してよく出来た記念誌だと思う。母校の歴史や、現在の母校の姿、学校行事、著名な卒業生の動向などが、著名人の執筆も交えてかなり詳細に伝えられ心強く思っている。これから楽しみに読もうと思っている。

 意外で驚いたのは、記念誌の表紙画、生前茅ケ崎市内に住んでいた母の従姉弟、千塚滋夫によってかれたものだったことだ。母の父も川合玉堂の一番弟子の日本画家でそれなりの素養があったのだろう。私にとっては母校の15年先輩でもあるが、編集後記を読むと校内にある会館の建設にも関わっていたということを知った。彼は東京工大で学んだ建築家ったので、母校の建築に手を貸しても不思議でないが、私にとっては身近な親戚が母校のレガシーに多少なりとも関わっていたことは、嬉しくもあり誇りでもある。

 さて、このところベラルーシからEU側へ脱出しようとポーランドとの国境周辺に移民希望者が大挙集結している。ひたすらベラルーシから脱出したいとの願いで、この厳寒下に震えながら多くの人びとが集まっているのである。食料も乏しく雨露を凌げる場所もなく、戸外で固まって焚火をしながら待っている惨めな状態である。彼らのほとんどは、シリア及びイラクからの移民で、何とかしてEUへ逃れ、いずれは目的地のドイツ、フランス、オランダへ向かおうとしている。

 ベラルーシ政府はこれらの越境移民を自国内から何とかしてポーランドへ脱出させようと何らの支援をすることもなく国境に集結させているが、ポーランド軍がこれを阻んでいる。国境周辺に数千人、ベラルーシ国内に1万5千人もの越境希望者が集まっていると見られている。彼らは母国の弾圧から逃れてベラルーシまでやって来た。ベラルーシは彼らを国外へ越境させようとするが、ポーランドがそうはさせじと越境者を国境から追い返そうとしている。夜空の下で毛布にくるまってただ震えている姿は、あまりにも残酷である。人権問題に関わることである。映像を観るだけでも、寒気がする。ベラルーシは、ヨーロッパ最後の独裁者と言われているルカシェンコ大統領が、EUへ無理に越境させようとしてEUと諍いを起こしている。そのベラルーシの背中をロシアのプーチンが推していると取り沙汰されているが、もちろんロシアは否定している。こうして気の毒な越境希望者は、寒空に焚火で寒さから身を守り、食料も尽きて雨水を呑んでいるという悲惨な状況である。

 シリアのアサド政権の弾圧から逃れた人々や、イラクに住んでいたクルド人が大半であるが、政治的な事情から国を追い出されたり、逃げ出して路頭に迷う気の毒な人々がまだまだ世界にはいくらでもいる。政治の責任は重いと言わなければなるまい。

2021年11月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5305.2021年11月20日(土) 理不尽で貰い得の国会議員の「文通費」

 先日来、たった1日だけの在任に1か月分支給する理不尽な国会議員の文書通信交通滞在費(文通費)について、来月召集の臨時国会で日割り支給を可能とする改正歳費法の成立を目指す、と自民党と立憲民主党の間で何とか意見の一致をみた。

 1か月分の支給については、偶々当選したばかりの「日本維新の会」新人議員が驚いて公にした。各党でも本音では不味いと思ったのか、慌てて法律改正に動き、上記結論に及んだものであるが、本旨に欠けた改正には失望している。

 問題は、もっと根深いところにある。まず、国会議員には給与に当たる歳費、月額129万4千円とボーナス年2回の約630万円が支払われている。その他に特権としてひとり当たり毎月65万円の立法事務費が、所属する会派宛に支払われている。その新幹線パス、毎月地元と東京を往復出来る航空券引換券まで支給されている。これらとは別に闇献金のような「文通費」が、全議員に毎月100万円も支払われているのだ。しかもこの文通費は、「公の書類の発送や通信費などのため」と規定されているにも拘わらず、実際には領収書もなく何に使われたのかはまるで不明瞭である。そして、これまで日割りの規定がなく毎月ごとに支払い、領収書提出は不必要で、非課税で、使途の報告義務もないという抜け穴だらけのお小遣いのようなものである。これでは文通費で何をやっても良いということになるではないか。遊興費に使用しても問題なく、大麻も麻薬も購入出来る。国民はこんな特権を国家の代表たる国会議員に与えたわけではなく、彼らが自分勝手に悪用して散財しているだけである。

 これを都合よく利用していた議員たちは、やり玉に挙げられた「日割り」だけを収めようとして早々に法律改正を図ろうとしている。これでは問題の本質は未解決のまま取り残される。インターネットの普及など時代の変化によって文通費を支給する意味が大分薄れてきたのに加えて、領収書の不提出でまったく使途が不明である。これでは国民からとても納得を得られない。第2の給与と揶揄される所以である。

 今更ながら国会議員はやりたい放題で狡いなあと思う、と同時に彼らは国会内で悪知恵ばかり身に着けているのではないかと疑心暗鬼にならざるを得ない。好い加減にしてもらいたい。

 さて、日大板橋病院改築工事で背任事件が問題になっているが、文部科学省が設置した有識者会議が、私立大学の経営体制をめぐって大幅な制度改正を求める報告書を来月文科省に提出する。それによると学校法人の最高議決機関を学長らが中心の理事会から、学外の構成員だけの組織に変えようという思い切った改正のようだ。流石に全員を外部の人間にするのは如何かとも思うが、案の定この改正案に対して私立大学側が猛反発を示したようだ。

 確かに今回の日大背任事件を見ると、相撲部出身の田中英寿理事長に権限が一極集中して、日大理事会はまったくガバナンスが機能していない。しかも3年前のアメリカン・フットボール部の悪質タックル問題も、あやふやなうちに日大は闇に葬ってしまったとの印象がある。加えて同年東京医科大の不正入学問題のような不祥事もあった。

 今後どういう形で伏魔殿のような大学理事会に外の声、良識が反映されるか、興味を持って見守りたい。

2021年11月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5304.2021年11月19日(金) 大谷翔平選手、大リーグでMVPを受賞

 今朝早々に大リーグ・ロスアンゼルス・エンジェルスの大谷翔平選手が、今年度アメリカン・リーグの最優秀選手(MVP)に満票で選ばれたとの嬉しいニュースが入って来た。今シーズン投打の二刀流選手として大活躍し、いくつかのタイトルを獲得したが、打者として本塁打王、首位打者、打点王など大きなタイトルは取っていない。また、投手としても9勝負、防御率3.18、奪三振156の成績こそ残したが、タイトルを獲得していない。しかし、それに近い活躍でチームへの貢献度は抜群の成績だった。MVPを獲得した日本人選手は、2001年シアトル・マリナーズのイチロー選手以来20年ぶりのことである。

 大谷選手が日本ハム・ファイターズ入りした折に、現在野球評論家としてテレビに出ている張本勲氏がボロクソにケチをつけ、プロ野球界はそんなに甘くないと散々だった。そこへ救いの手を伸べ、二刀流への道をバックアップしたのが、当時の栗山英樹監督だった。栗山前監督には感謝の気持ちが消えることはあるまい。

 それにしても日本の野球も本場で通用するようになったものだ。かつて3Aのサンフランシスコ・シールズが来日した時は、全戦全敗でとても大リーグの足元には及ばないだろうと見られていたが、今や互角に戦えるまでに日本の野球レベルも向上したということである。

 ところで、1949年の今日11月19日は、日本のプロ野球界にとっても大記録が打ちたてられた日である。この日作家の椎名誠氏の実兄らと後楽園に巨人戦を観戦に出かけた。試合中に場内アナウンスがあり、ちょうど甲子園で行われた東急フライヤーズ対大陽ロビンス戦で、東急の大下弘選手が、1試合7打席7安打の日本記録を打ちたてたと伝えられ、後楽園はどっと歓声が沸いた。当時小学校5年生で「1試合7打席7安打」の価値が、ピンと来なかったが、プロ野球界の歴史的な時に、関係のある場に居合わせたと言ってもいい。あれから72年が経過したが、今以てこの大記録は破られていない。他にも1957年7月7日、大洋松竹ロビンスの権藤正利投手が、28連敗後の対巨人戦で完封勝利を挙げ、長いトンネルを抜け出た試合を後楽園近くの予備校帰りに後楽園内野席で観戦しこともあった。なぜか野球とは切っても切れない偶然のというものを感じる。

 さて、今日吉祥寺で建築家の知人2年越しのコンサートが、2度の順延から3度目の正直で開催され、藤山一郎さんの甥増永基文さんと待ち合わせて一緒に鑑賞した。2016年に発生した熊本地震の被災者を支援する「熊本城復興支援チャリティコンサートで、以前に何度か鑑賞しているが、ソプラノ、ピアノ、フルートの女性3人は芸大出のプロで、テノールの知人と仲間、3人は早大出のアマチュアだが、とても魅せられた。コロナ禍の中で久しぶりにミュージックを楽しんだ。

2021年11月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5303.2021年11月18日(木) 元勤務先旅行会社の現状と日大背任事件

 新型コロナウィルスの感染拡大により営業上大きな打撃を受けている、かつて勤めていた旅行会社社長を訪ねて現状を伺った。やはり現実は想像していた以上に厳しいようだ。今年度末に業態も変更せざるを得ないようで、改めて旅行業ライセンスをより現実的なものに変更するという。社員も相当数早期退職させるようだ。

 気になっていた私が現役のころ獲得した役所受託業務は、今まで通り問題ないと聞きホッとしている。それにしても会社の規模も小さくなり、社員のモチベーションも下がり、社内の活力が失われるのではないかと気がかりである。現役時代に思う存分活動した旅行会社が観光業の中でも一番影響を被っていると思うが、当面同じようにコロナの影響を受けた親会社・鉄道会社の傘の下で次の飛躍の機会を待つという社長の話だった。1日も早く上空に淀んでいる雲が流れ去っていくことを望んでいる。

 さて、まだ結論が出ないのかというのが素朴な疑問である。日大板橋病院の改築工事費用の支払いで、背任容疑などによりずっと捜索されながら一向に全容が解明されず、事態が進まないのが話題になっている日大スキャンダルである。流石に逮捕された理事らの告白により田中英寿理事長の収賄容疑は最早隠せなくなったようだ。今朝の朝日では社説と一面記事の中に、理事長の関与について触れている

 しかし、田中理事長は現金は一切受け取っていないと頑なに現金授受を否定している。ところが、元理事と医療法人前理事長は、田中理事長へ7千億円を手渡したと明言している。一体どっちの言うことが正しいのか。新たに挙がった証拠では、理事長は、過去3年間に1億円超の所得を税務申告していないことが分った。今年になって理事長宅を捜索した際、1億数千万円の現金が保管され、中には帯封に包まれた現金まであった。ここまでそれらしい証拠が出ているにも拘らず、理事長は今以て収賄容疑を否定している。ガバナンス欠如の日大理事会は、田中理事長への現金提供は「ないものと聞いている」と、「税務申告は適切に行っていると聞いている」とまるで他人事である。今や機能不全を露呈した日大理事会は田中理事長の言うことが本当に正しいと信じているのだろうか。日大は国庫から219億円もの多額の補助金、つまり税金を受け取っているのだ。その責任も果たしているとは言えない。今では全国の日大施設がすべてすっぽり霧に包まれている。

 今日の朝日社説では、「日大背任事件―理事長の説明を求める」とある。法人としての大学も田中理事長も、一度も会見を開いていないことに対して。これだけ重大な疑惑が指摘されるなか、説明責任の放棄と断じている。あまりにも理事長に忖度して実態を明示すべき大学が、世間に対して何らの説明もせずに時間だけが無駄に経過している。このままでは、事態は悪くなることこそあれ、好転することはない。

2021年11月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

5302.2021年11月17日(水) 米中首脳初のリモート会談

 新型コロナウィルス感染により、多くの企業などでリモート・ワークを採り入れ、その動きも普遍化してきた。トーク・ショーや会議、大学の講義までリモート化されている。その効果については、もちろん顔を合わせる対面に比べれば、臨場感やその場の印象などの点で劣るが、コロナ禍の現状ではある程度止むを得まい。

 ついては、昨日バイデン大統領、習近平国家主席による米中首脳のオンライン会談が初めて行われた。ニュースでちょっと観たが、これが世界に配信されるとあって流石の大物2人もやや緊張したのではないだろうか。それでも約3時間半も話し合ったという割には、これという格別な成果はなかった。両首脳は、ともに最近貿易問題や、台湾問題、人権問題などで2国間の関係改善に向けた要望を述べたが、問題を提起するだけに終わってしまったとの印象が強い。中でも今最も対立しているのは、台湾問題である。バイデン大統領がひとつの中国政策に今後もコミットしていくと述べたのに対して、習主席は台湾独立勢力が挑発を重ねて一線を超えることがあれば、断固たる措置を取ると譲らない。従来から中国を「専制主義」と位置づけ、人権問題に懸念を示すバイデン大統領に対して、習主席は人権問題を利用した内政干渉には応じられないと相も変わらず突っぱねている。現状ではアメリカが香港、アフガニスタンにおける反民主派勢力との対応で失態を冒し、むしろ経済の発展している中国が優位を占めがちだが、アメリカは台湾で香港やアフガン問題のようなことはもう絶対やってもらいたくはない。

 さて、80年を超えるわが人生の中で、これまで海外旅行を自分なりに思い切り楽しんだ。いろいろな国々を訪れ珍しい体験もした。それだけでも幸せなことだと思っている。

 今朝PCに送られてきたBaba-Mailの「冬季最良の14都市」に世界の冬、それも雪景色のベスト14都市を紹介している。普段あまり見かけない雪景色が見られるかなと興味を抱きチェックしてみたところ、幸運にも14都市中12都市を訪れていた。それぞれ個性的な都市ばかりだが、ストラスブール、ニューヨーク、ハルビン、ザルツブルグ、長野、モスクワ、プラハ、ボストン、エジンバラ、アラスカの北極点、オタワ、カイコーラ、ストックホルム、ツェルマットの14都市である。確かにいずれも素晴らしい都市である。残念ながらこれらの内、アラスカの北極点とニュージーランド南島の南極の動物が見られるというカイコーラは、未踏の都市だった。アラスカはアンカレッジ、ニュージーランド南島はカイコーラより南極に近いクライストチャーチを訪れたが、前記2都市は訪ねていない。他にも素晴らしい都市は地球上にいくらでもあるので、出来ることなら余生において、まだ訪れていない魅力的な都市をもっと訪問してみたいと妄想を抱いている。

2021年11月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com