4998.2021年1月17日(日) 阪神・淡路大震災から26年

 今から26年前阪神・淡路大震災が起きた。この大震災にはいろいろな思いがある。一番印象に残っているのは、地震が発生した朝5時45分からそれほど時間が経っていない7時半ごろ、地球の裏側のブラジルに住むアリンド・フルタードさんから唐突に自宅に電話がかかってきたことだった。彼は現地のニュースで神戸の地震を知り、私の知り合いに誰か災難に遭った人がいないか心配してわざわざ国際電話をかけてきてくれたのだった。親戚も、親しい友人も震災地周辺にいないから、心配しなくとも大丈夫だとお礼とともに応えたら直ぐに電話を切った。もう20年以上も交流を続けていた異国の友が、震災直後にわざわざ電話で私の知り合いの安否を心配してくれたことに感動したものだった。これについては近著「八十冒険爺の言いたい放題」に、外国で会った人々との交流として6つのエピソードを書いたが、そのひとつを「リオのアリンドおじさん」として綴っている。私より10歳ばかり年長のアリンドさんは、残念ながら7年ほど前に亡くなった。この大震災というと、エジプトのピラミッドで初めて会って以来半世紀近くに亘ってお互いに行き来をして、交流を続けてきたアリンドさんを懐かしく想い出す。

 その翌年淡路島を訪れた時、生々しい断層を地元の人が大震災で土地が沈んで出来た断層だと説明してくれたことがあった。また、兵庫県の教員海外研修団にお供した当時の女性の先生が、その後何年かしてお会いした時に身体が横になって飛んだという話を伺ったことがあるが、同じように当時関西に住んでいた小田実さんも身体ごと飛ばされたと講演で伺ったことがある。

 その16年後、東日本大震災が起きた。この震災では津波と原発破壊により阪神大震災以上の被害者が生まれたが、その後も熊本地震、北海道地震などが発生して日本は地震王国となっている。いつ同じような災害が発生しないとも限らない。平素から緊急事態に備える心構えが必要である。

 さて、新型コロナウィルス旋風が吹き荒れている中で、昨日、今日の2日間に亘って大学受験生にとって最も気にかかる大学入学共通テストが全国各会場で実施された。各会場ともかなり前から入念なコロナ対策と準備を凝らしていた。不要不急の外出を控えるよう要請されている中で行われたテストだが、昨年まで31年間続いた大学入試センター試験と内容が変わったようだ。今思い出しても60年以上も昔の我々の時代は、こういう全国に統一された一斉テストのような大学受験制度はなく、志望大学ごとに受験性を募り、大学独自の入学試験を実施していた。どちらのテストが良いのか分からないが、いずれにせよ受験というとどうも気持ちが晴れやかになれない。受験生には、これが人生の最大、最重要な行事とは思わないで気楽な気分で受験して欲しいと思う。それが、2年間の浪人生活を送った元受験生の率直な気持ちである。

2021年1月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4997.2021年1月16日(土) コロナ発生から1年と新著に対する評判

 このところ東京都内の気温の変化が激しく、昨日は7.6℃だったが、今日は晴れてぽかぽか陽気だった。何と4月中旬の陽気だという。いつも通り駒澤公園にウォーキングに出かけたら新型コロナウィルス感染防止の緊急事態宣言発出で不要不急の外出を極力控えるよう求められているが、むしろいつもより多くの人がランニングやウォーキングを楽しんでいる姿があった。一向に新規感染者の数は減る様子もない。

 選りによって国内に初めてコロナ感染者が判明してから、今日でちょうど1年になる。現状のような緊急事態発出で、果たして感染者がどのくらい減少するのか、疑問に思えるようになってきた。決して最善の策とは思わないが、これ以上事態が悪化したらすべての事業や、生活に大きな支障が出る。是々非々は何とも言えないが、1週間とか、2週間のように一定期間を限定して外出禁止、ロックダウンを実施するより方法がないのではないかと思う。

 アメリカのポンペイオ国務長官が、現在世界保健機関(WHO)がコロナの発祥地である中国武漢市へ派遣している調査団に対して、徹底した調査を行うよう求めた。同地の研究所が5年前からコロナのウィルスに最も近いウィルスを持っているこうもりを研究し、そこからウィルスが流出した可能性があると言及した。中国は否定しているが、中国が最近コロナ死者が、昨年9月以来4か月ぶりに発生と発表したことももっと死者がいるのではないかと疑問を持たれている。 
 さて、近著「八十冒険爺の言いたい放題」について、おかげさまで紹介されたり、知人からお世辞を含めて大変面白かったと大分お褒めの言葉をいただいた。

 出版社「はるかぜ書房」の新刊書欄に紹介されたのをはじめ、所属する日本旅行作家協会の最新(2020年12月~21年1月)HPの「会員の新刊のご案内」に紹介されている。そして、一昨日、NPO「知的生産の技術研究会」理事長にして、多摩大学前副学長で現教授の久恒恵一先生のブログに大きく、詳しく紹介していただいた。特に、主題である海外武者修行を評価していただいた他に、私の先祖について書いた「冒険爺の生い立ち」と題した一項、メディア批判と若者への激励を取り上げていただいたことは、有難いことだと思っている。

 締めくくりを「人生100年といわれる昨今、『80代の上り坂』を歩いているという意識は貴重です。影響を受けた小田実の『何でも見てやろう』精神で行動し、今後も大いに発言してもらいたいものです。近藤さん、刺激を受けました。ありがとうございます」と結ばれていた。こちらこそありがとうございますと申し上げたい。

2021年1月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4996.2021年1月15日(金) 菅内閣の評価は下がる一方

 新型コロナウィルスの感染拡大を何とか抑えるべく、11都府県に緊急事態宣言が発出されたが、コロナの勢いは収まる気配がない。企業に対しては7割を会社へ出社せずに自宅でテレワークを要請しているが、朝の通勤の様子はどのターミナル駅も人が溢れている。医療関係者、及び自治体知事と政府の考え方に齟齬が見られ、関係者が心から納得しているように見えないことが問題である。閉店は午後8時、お酒の提供は午後7時までと要請されている飲食店が一番当惑しているようだ。だが、フランスではもっと厳しく、明日からフランス全土で夜間外出禁止令を午后8時から午後6時へ繰り上げる。

 菅首相の記者会見の様子を見ても、少々説得力を欠いている。そのせいもあり首相就任直後は、62%を超えていた内閣支持率は日が経つにつれ、下り坂を転げ落ちるように下落している。

 数日前メディア各社で世論調査を行ったが、共同通信の調査では12月初めには、支持率は50.3%にまで落ち、今月10日には42.8%にまで下がった。その一方で、不支持率も同じ42.8%で、政権発足から4か月で不支持と支持が拮抗したことになる。

 菅内閣の支持が下降傾向になったのは、コロナ対策がすべて遅いということが大きいようだ。実際緊急事態宣言のタイミングが遅すぎたと回答した人は、何と79.2%というから全回答者の8割もいたことになる。特に、再度緊急事態宣言を出すべきかとの質問には、57%がすぐ出すべきと答え、感染者が増えつつあった時に「GO TO トラベル」を継続か、一時停止かとの質問には、一旦停止すべきが79%もあった。国民の感性と菅内閣の考え方の間にギャップがあると思わざるを得ない。

 更に、首相の性格、言動については、指導力がないと応えた人が41.2%もいたが、これでは国のリーダーとして果たしてどうだろうかと考えてしまう。

 昨今の菅首相の記者会見の様子を見ても、記者の質問にズバッと答えていない。例えば、例を挙げて質問すると、仮定の質問には答えられないと逃げる。これでは丁々発止の盛り上がった会見とは行かずとも、突っ込んだ質疑が行われない。これまでも記者会見を行わないと批判があり、漸くその機会を設営しても本来の会見とはほど遠いものとなっている。

 元々菅首相は、当初から首相の座を狙っていたわけではなく、安倍前首相の番頭として堅実な政局運営が評価され、唐突に辞任を公表した安倍氏の後任として首相候補に浮かび上がり、腹黒い二階幹事長らと談合して首相にまでのし上がった人物であり、元来総理大臣の器ではなかった。

 コロナが深刻な話題を提供するようになったが、相変わらず今日もその勢いは世界でも衰えていない。全世界の感染者総数が9,320万人、死者が2百万人の大台に達した。中でもアメリカが2,340万人の感染者を生み、死者は39万人である。そのアメリカでバイデン次期大統領が、コロナ危機対応の追加経済対応策を公表した。その額たるや半端ではない。何と日本の国家年度予算を遥かに上回る約200兆円である。今日アメリカでは、非民主的なことばかり行われているが、金満国家だとつくづく思う。

2021年1月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4995.2021年1月14日(木) 半藤一利氏逝去と朴槿恵・前韓国大統領実刑

 12日作家の半藤一利氏が亡くなられた。享年90歳だった。半藤氏は日本の近代戦争について氏なりの視点から深く切り込んで日本の近代戦争史に関する多くの作品を著された。主たる作品に「日本のいちばん長い日」と「ノモンハンの夏」がある。前者は映画にもなって話題になった。

 文芸春秋社の駆け出し記者時代に伊藤正徳の取材執筆を手伝っていたというが、私自身伊藤の「帝国陸軍の最後」シリーズをすべて読了した。ガダルカナル島の悲惨な戦いを知ったのもこのシリーズだった。その後ガダルカナル島を訪れ戦争の残滓を見て、半藤氏もここを訪れて戦記を肉付けしたのだろうと感慨に耽ったことが思い出される。

 実は、20年前に大作のひとつ「ノモンハンの夏」を読んだ。同書はゾルゲ事件について触れていたが、残念ながら私の友人の父ブランコ・ド・ブケリッチ氏についてあまり好意的に描いていなかった。当時存命だった大学ゼミの恩師・飯田鼎教授にその点について伺ったら、半藤氏は個人的に好き嫌いがあるようだと仰っていた。今朝の新聞評論を読むと幕末維新期の人物像を描いた司馬遼太郎についても、歴史上恥ずべき、ヘドの出るような昭和の人物像は描けなかったとかなり辛辣な見方で受け止めているほどである。それでも昭和史シリーズを随分読んだ。特に、2.26事件の描写は興味深かった。そういう意味では、半藤氏から日本の近代戦争史、特に影の歴史を学ばせてもらった。ご冥福をお祈りしたい。

 このところアメリカでは20日の前副大統領バイデン氏の大統領就任式とトランプ大統領の弾劾問題が大きな話題である。大統領として2度目の弾劾訴追されるのは、トランプ氏が初めてである。

 ところがお隣の韓国では、4年前に当時の朴槿恵大統領が弾劾訴追され大統領の職を去った。今日韓国大法院はソウル高裁の差し戻し審判決への上告を棄却して、その朴槿恵前大統領の実刑20年の判決を決定した。一国の最高の地位にある大統領が、実刑で収監されることなんて日本ではまず想像出来ない。朴被告の罪とは、大統領在任中親しい友人と共謀して財閥サムソン・グループから巨額の賄賂を受け取った罪である。それにしても20年の実刑に、すでに公職選挙法違反で2年の実刑を受け、合せて22年間の収監である。韓国では、李明博元大統領も収賄罪で懲役17年の実刑が確定して収監されている。他に盧泰愚元大統領と全斗煥元大統領も収監されている。その点では、日本の国会議員は賄賂を受け取っても国会議員を辞めることもなく、毎月高給をいただいている。これだから日本の政治家は世間を舐めて真剣味と人間としてのモラルが身に着かないのだろう。

2021年1月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4994.2021年1月13日(水) 1964年海外旅行自由化スタート

 新型コロナウィルス感染拡大により、海外からの入国者をほぼ制限する。一昨年まで倍々ゲームで海外旅行者が増え、同時に外国人の訪問も増えて観光景気を謳歌しつつあった日本もコロナのせいで、恰も鎖国状態である。

 そんな海外旅行気分が落ち込みつつある中で、昨晩NHK・BSで「アナザー・ヒストリー~夢の海外旅行が実現した日」を観た。第1部で1964年4月日本人の海外旅行が認められてから初めてのハワイ団体旅行の当時の様子や、参加者のその後の様子を観て、当時を想い出して懐かしく思った。第2部は、ガイドブック「地球の歩き方」の初代、及び2代目編集長の回顧談だったが、驚いたのは初代編集長が知人の安松清さんだったことだった。今も「地球の歩き方」に関わっているとは承知していたが、まさか初代編集長だったとは寡聞にして知らなかった。そして、第3部は、海外旅行自由化の翌1965年に横浜港から船でナホトカを経てシベリア鉄道でモスクワへ行き、更に北欧3国を訪れた作家・五木寛之氏の作家活動の原点に関する話だった。

 私が初めて海外へ出かけたのは、五木氏が出かけた翌年だった。アジア、アフリカのような観光受け入れ態勢が充分整備されていなかった当時の異国の地を、誰にも相談することなく自由に歩き回った。それらの旅行記は、最近上梓した「八十冒険爺の言いたい放題」に取り上げた。

 いみじくも五木氏はこう言っている。「レールの上を安全に走っていく、そういう旅は面白くない。出たら何が起こるか分からない、そういう旅もあっていい。生きているってそういうことだ」と言いつつ、自分を変えてくれる旅を勧めていた。五木氏の言葉に我が意を得たりの感を強くした。五木は初めての旅でモスクワのミーシャという不良少年に出会ったことが、処女作品「さらば モスクワ愚連隊」を書くきっかけとなった。

 やはり単にパック旅行で海外旅行をしたというだけでは、観光スポットを訪れ景色を見たというだけで、本当に外国の地を知るようになるとは思えない。やはり五感で接触して五感にピンと感じる旅でなくては、本当の海外旅行とは言えないと思う。

 今日下重暁子さんから近著「八十冒険爺の言いたい放題」を読んで面白かったとのお葉書をいただいた。彼女も旦那さんの駐在していたエジプトにおられたことがあるので、以前にも現地の話をしたこともあり、殊更アラブ・アフリカに関心を抱いておられたせいだと思う。

 コロナが世界中を暴れ回っているが、国内でも急激に感染者が増えたことから、8日に1都3県に発せられた緊急事態宣言が、今日関西圏の大阪、京都、兵庫の他にも愛知、岐阜、福岡、栃木の7府県に発出された。最近言葉が軽くなった菅首相が、1か月以内に抑え込みたいと語っていたが、果たして思惑通りコロナ禍を収束させることが出来るだろうか。

2021年1月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4993.2021年1月12日(火) 金正恩・北朝鮮総書記とトランプ大統領

 厳しい寒さが北日本から北陸地方にかけて襲い、上信越道では先日に続いて車が道路上に立ち往生している。今日は大阪にも雪が降っていたが、気象予報では南関東にも積雪があるようだ。夕刻になって雪ならぬ冷たい雨が降って来た。

 今冬は特にラニーニャ現象の影響で冷え込むとの予報が出され、山陰地方も大雪になるという。

 さて、今日中学時代の恩師が昨年10月にお亡くなりになったとの訃報を奥様からいただいた。最終学年の3年生時しか在学しなかった京都市立中では、当時まだ若い理科教師だった。7年前の同窓会でお会いしたのが、最後になってしまった。確か私より10歳年長だったので、92歳になられたと思う。これで小中高大の先生方は皆冥界へ旅立たれてしまった。これも時の流れではあるが、分かっていても寂しいことである。

 昨日北朝鮮では、金正恩・朝鮮共産党委員長を総書記に推戴すると決定した。祖父の金日成主席、父の金正日総書記に続いて子の金正恩委員長を「全党を代表し領導する党の首班」と決めたのだ。最近まで公に姿を見せず、一部には植物人間となって入院しているとの噂が出回っていた。現在37歳の若さにしては、あまりにも太り過ぎでかねてより健康面が心配されていたので、突然の「総書記就任」にはびっくりである。この国も権威高いお国柄だけに、やたらに勲章を授けて権威を高める風習がある。驚いたのは、この極寒機に首都ピョンヤンで深夜に軍隊がパレードを行い、市民が寒いであろう中を気の毒にも軍隊のパレード盛り上げのために狩り出されていたことである。かつて戦時中に父が応召で平壌に駐在していたこともあり度々聞かされたことがあるが、ピョンヤンの冬の寒さは聞きしに勝るほど冷え込むようで、そんな極寒の真夜中に軍隊のパレードなんか行う必要があるのだろうか。

 このご祝儀として、祝電を送った習近平・国家主席の中国ともども、北朝鮮は民主主義国家とは遥か遠い自由と平等がない国として、常にお互いに慰め合う間柄である。両首脳は、自らの実力で現在の地位を築いたのではなく、ともに親から権力と財産をそっくり引き継いだ世襲リーダーに過ぎない。所詮発展途上国と大して変わらない。

 ところで、共和党員でカリフォルニア州知事を務めたことがある元俳優のアーノルド・シュワルツェネガー氏が、アメリカ大統領史上最低の大統領とこき下ろしたトランプ大統領の弾劾案が、民主党によって下院に提出された。トランプ大統領に対する弾劾訴追は2度目で、いかに大統領としての資質に欠ける人物であるかをよく表している。民主・共和党がそれぞれ50議席の上院では、2/3の賛成が得られなければ弾劾されないことと、任期が残り10日足らずとなったので、時間的に現実に弾劾されることはないと見られている。それにしてもあまりにも有終の美から縁遠いトランプ大統領である。共和党は、大統領選で民主党のバイデン次期大統領への牽制として、キューバをテロ支援国家に再指定するとまで発表した。オバマ前政権が進めた対キューバ融和路線へ戻ることを妨害する狙いがあるようだ。そもそもキューバには、北朝鮮のようなテロを仕掛けるような動きやミサイルを所有していない。

 アメリカが敵対するベネズエラのマドゥロ政権を支援したり、アメリカからの亡命者を受け入れたことなどを理由にアメリカはキューバを批判しているようだが、テロとはかけ離れた理由づけである。屁理屈をつけて相手国を不利に貶めるのが、昨今のアメリカの外交となってしまった。一旦落ちるととことん落ちるものだということを、改めて教えてくれた直近のアメリカ外交である。

2021年1月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4992.2021年1月11日(月) コロナ禍に成人式も千差万別

 今日は祝日「成人の日」である。20歳に達した男女は一応今日から大人の仲間入りである。その成人年齢も2022年3月限りで18歳に引き下げられる。但し、公職選挙法はすでに2016年より18歳以上の男女に選挙権を認めている。国によって成人年齢はさまざまである。例えば、イエメン、インドネシア、ミヤンマーなどでは15歳になると成人とされる。イギリスでは、スコットランドは16歳以上であるが、他のアイルランド、ウェールズ、イングランド、北アイルランドは18歳以上である。アメリカ、カナダも一部の州が19歳以上であるが、ほとんど18歳以上である。成人年齢は一般的に低くなる傾向があるが、世間からひとりの大人と認められるようになって、果たして20歳の若者が世間にどう応えることが出来るだろうか。新成人にとっては中々頭の痛い点である。

 普通なら今年も今日、全国のあちらこちらで賑やかに成人式が行われた筈である。それが、新型コロナウィルスの影響で、各地で中止となったり、延期になっているようだ。都内23区でも7つの区が中止にした。大阪市では延期を決めた。実施されてもソーシャル・ディスタンスを考えなければならないので、会場が狭くなるため、会場を複数個所にしたり、午前・午後の部と時間差を設けたり、それぞれ工夫を凝らしている。

 3万7千人という全国の市区町村の中で最も多くの新成人が誕生する横浜市では、緊急事態宣言が出されている中で、感染対策として2つの会場でそれぞれ4回ずつ、合せて8回も式典を行った。主催者の挨拶では、例年通りのスピーチに加えて、終了後はどこにも寄らずに帰宅するよう要請したのが、コロナ禍の中の今年らしい成人式となった。

 毎年成人式が荒れることで知られる沖縄だが、那覇市では出席者がコロナ感染を疑われたため、式典2時間前になって突然中止と決定したケースもある。

 私個人としては、20歳時は浪人生活2年目で目の前の受験で頭の中はいっぱいでとても成人式に気持ちは向かなかった。今のように自治体が賑やかに立派な成人式を準備しているのとは、大きな違いがある。成人式に出席された若者の感想をテレビで観ていると、大人としての自覚を持って前向きな目標を語る若者より、久しぶりに友達に会えたので、嬉しかったという感想が多く、時節柄一緒に飲みに行くという人は少なかったように思う。

 今年は東日本大震災から10年、加えてコロナ禍という世界的な疫災の年となった。こういう画期的な年に大人になったということをじっくり考えて、どうしたら世の中に少しでも平和を定着させられるか、それに自分はどう貢献できるかを少しでも考えてもらえるなら、今年成人式を迎えた意義はあると思う。

2021年1月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4991.2021年1月10日(日) 我が儘爺トランプ大統領のやりたい放題

 何かと問題を起こすアメリカのトランプ大統領の最近の言動が物議を醸している。今月6日トランプ支持者がワシントンの国会議事堂へ不法乱入して、議事堂内を我が物顔に荒らしまわり死者まで出す騒ぎとなった。それに対して自分に投票してくれた偉大なアメリカの愛国者たちは、将来に亘って巨大な声を持つと褒めちぎっているのである。この言葉を8千万人以上のツィッター・フォロワーに発信したことに、ツィッター社が大統領のアカウントを永久停止処分にした。すでに、Facebookも大統領の頁を無期限停止措置を取っている。

 他にグーグルもアプリ配信停止を示唆している。こうして、これまでのトランプ大統領の主たる発信手段が押さえつけられようとしているが、一方で表現の自由はアメリカでは憲法で保障された権利でもあり、ツィッター社の停止処分が別の面で論議を呼んでいる。こんな声もある。「巨大IT企業は、国家よりも力があるというのか」。大統領もツィッター社へ反発を強め、利用者の投稿内容に関してネット企業の責任を免除する「通信品位法230条」の削除を求めているが、企業側にすれば条項がなくなれば、訴訟リスク回避のため投稿内容の規制が厳しくなる可能性が高まる。トランプ大統領の身勝手さには呆れるばかりである。

 また。大統領支持者が議会議事堂へ乱入した件で、民主党のペロシ下院議長がトランプ大統領に対する2度目の弾劾訴追に向けた手続きを進めると語った。同時に、ペロシ議長は、トランプ大統領が核兵器を使った攻撃命令を出すのを防ぐため、ミリー統合参謀本部議長と協議したと明らかにした。アメリカでは大統領が核兵器使用を決めることが出来、精神的に不安定な大統領が軍事行動を主導することを阻止する予防措置を話し合ったという。こうなると最早トランプ大統領はひとりの常識人と見られていない。まるできちがいに刃物と見られている。世界最大の国のリーダーとして4年間激務をこなしてきたが、ここへ来てあまりにも異常な言動が、多くの国民から敬遠されるようになった。一世を風靡したかのような大統領としては、有終の美を飾ることもなくあまりにも寂しい幕引きとなりそうである。その幕引きの舞台である来る20日の新大統領就任式にも本人は出席しないと異例のメッセージを伝えてきた。これも前例のないことである。何から何まで引っ掻き回しては騒ぎ立て、後継者に祝福や激励の言葉もなく恨み言を言って舞台を去って行くのは、まるでピエロである。

 4年前の大統領選でクリントン候補を破り意気揚々と新大統領の座に就いた時、随分荒っぽい常識の枠からはみ出た人が大統領になったと思い、大丈夫だろうかと不安を覚えたものだが、その不安は現実となった。こういう突拍子もない人物が国家のリーダーに選ばれるアメリカの自由と民主主義は、後ろ向きとなってアメリカ第一主義を主張して、すっかり世界の信頼を失った。これからの4年間に次期大統領バイデン氏は信頼を取り戻せるだろうか。

2021年1月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4990.2021年1月9日(土) コロナ禍、大相撲初場所にも大きな影

 今日もまた新型コロナウィルスについて触れざるを得ない。今日3時現在世界の感染者は8,886万人、死者は191万人になった。

 コロナに取り付かれて頭の上の蠅を追えない状態のアメリカが、コロナにより経済雇用関係が悪化しているとして11日後に就任するバイデン次期大統領が、数百兆円規模の追加経済政策案を議会へ提出する方針を明らかにした。バイデン氏は、危機的な状況に対処するため、素早い行動が必要で、赤字を伴っても経済を救うとの意気込みを示したが、前任者のトランプ大統領が、初動から遅れを取り全米中にコロナを拡大させてしまった責任は極めて重い。それを何とか償おうとして新手の対策を示したものだ。それによると一人当たり2,000㌦の現金給付が含まれている。バイデン氏は、共和党に対して民主党がすでに下院で多数を取り、先日上院で同数議席を獲得したことで議会運営がやりやすくなったことから早めに手を打って国民の信頼を勝ち取りたいとの思惑があるものと考えられる。

 東京では今日も2,268人の感染者が判り、これで3日連続2千人を超えている。全国では7,757人を数え4日連続過去最多である。死者も今日59人となり、これで死者は全体で、4千人を超えて4,022人となった。一向に収れんする気配がない。昨日から発出となった緊急事態宣言の効果がどう表れるだろうか。気になるところだ。

 我が家では朝日新聞を購読しているが、今朝朝刊とともに1枚のチラシが入っていた。それを読むと宅配している朝日新聞販売店の従業員が、感染したことが判ったと公告し、同時に販売店を消毒して一時閉店し、臨時の配達拠点を置いて他のスタッフが対応するそうだが、中々大変なことである。どこも大変だなぁと感じているところで、これ以上コロナ感染が広がらないことを願っている。

 明日が初日の大相撲初場所では、観客を5千人以下に抑えて開幕する。だが、横綱白鵬が感染し、人気力士の炎鵬らも陽性と判明した。結局白鵬以下関取が15人、幕下まで含めると65人が休場するようだ。その他に横綱鶴竜は体調が芳しくなく、4場所連続で休場する。初場所も先場所に続き、横綱がいない場所となる。

 さて、1か月に1度定期的に糖尿病クリニックで診断を受ける日で、ヘモグロビン(HbA1c)を測ってもらった。このところずっと6点台前半だった。12月は6.3だったが、今日は6.4で医師は6.5以下だから良いでしょうと言ってくれた。お蔭で昨年2月に11.3で糖尿病と診断され、ショックだったが、食事療法と毎日のウォーキングの結果、5月以降は毎月6点台前半を示してこの1年間は回復基調に向かい、今年こそ医師から完全回復の太鼓判を押してもらいたいと思って、引き続き健康的な生活を送っていこうと考えている。

 今日は全国的に寒く、北海道幕別町では最低気温が零下29.1℃だった。東京も隷下1.5℃だった。

2021年1月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4989.2021年1月8日(金) 韓国慰安婦裁判の理不尽

 15日にNPO法人の臨時理事会が開催される予定だったが、今朝事務局より緊急事態宣言が発出されたことから急遽書面による開催という形を取ることになり、15日出かける必要がなくなった。ここにも新型コロナウィルスが大きく影響している。

 さて、また日本にとって厄介な問題が降りかかってきた。韓国で12人の元慰安婦が精神的苦痛を受けたとして日本政府に損害賠償を求めていた裁判で、ソウル地方裁判所は原告側の訴えを認め日本政府に対して計1億1400万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 日本政府は、主権国家は他国の裁判権に服さないとされる国際法上「主権免除」の原則から訴えは却下されるべきだとして、これまで裁判には出席しなかった。裁判所の判断がややご都合主義で公平さを欠く印象である。つまり、裁判所は「主権免除」の原則は、「計画的、かつ組織的に行われた反人道的な犯罪行為であり、ここでは適用されない」と考えたようだ。

 日本政府としてはもちろん納得出来るわけがない。戦後ギクシャクしていた日韓間で、1965年漸く国交正常化が成立した。その際日韓基本条約が締結され、その中核となった日韓請求権協定が締結され、日本は韓国に対して無償3億㌦、有償2億㌦の経済協力を約束した。

 そして、2015年には、慰安婦問題の解決に日韓が合意した。日本政府が謝罪し、被害者を支援する基金に韓国が求めていた資金10億円を拠出した。韓国は日本が約束を果たすことを条件にこの問題が「最終的、かつ不可逆的に解決した」と確認した。日韓両国は国際社会の場で、この問題を巡って今後双方を非難することを控える。こういう経緯と結果だった。これは個人ではなく国家同士の約束であり、両国外相が署名して発効した。しかし、10億円の資金を基に設立された財団も資金を別の用途に使ったり、財団自体も解散状態と聞いている。10億円はいずこかへ消えてしまったようだ。また、約束したソウル市内の日本大使館前に建てられた慰安婦像を撤去するという約束も果たされていない。

 約束が韓国側によって一方的に踏みにじられたのである。この他にも戦時中の徴用工問題でも、日韓基本条約で約束したことが破られている。これでは、残念ながら国家同士の約束や協定が将来に亘って守られる保証がない。

 こればかりは、日本も退くに退けない。これでは今後韓国との協定を結ぶことが出来ない。両国の友好関係にとって大きなマイナスである。それにしても、どうして韓国の人たちは一度取り決めた約束を自分たちの都合で一方的に破棄するのだろうか。これでは対日本ばかりでなく、他の国々との外交交渉も行き詰まってしまうのではないだろうか。頭を切り替えた方が、プラスに作用するのではないかと思う。菅首相は、国家が他国の裁判に服することはないとする国際法上の主権免除の原則に言及し、日本政府が韓国の裁判に従うことはないと強調した。

 民間の交流はスムーズに行われているようだが、国家がらみの問題になるとどうも日韓両国間はギスギスする。隣国同士でありながら、いつになったら本当の隣人になれるのだろうか。

2021年1月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com