ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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6727.2025年10月13日(月) 大阪・関西万博、開催半年後の今日閉幕

 158の国と地域が参加した大阪・関西万博が、4月13日に開幕してからちょうど半年後の今日盛況の内に幕を閉じた。次の大型万博は、5年後の2030年にサウジアラビアの首都リヤドで開催される。今日午後閉会式が行われ、秋篠宮殿下、石破首相、吉村大阪府知事らが、それぞれ感謝の言葉を交えて挨拶をされた。

 今回の万博の共通テーマは、多様性と持続可能性を追求し、人類だけでなく地球上のあらゆる「いのち」が輝ける未来社会をつくり上げていくことを目指し、「いのち輝く未来社会のデザイン」と謳っている。

 今回の万博は開幕してからも未完成のパビリオンがあったり、跡地の利用などで問題があったり、あまり前評判は芳しくなく入場者の出だしはあまりパッとしなかった。1970年の大阪万博では、トレードマークだった岡本太郎製作による「太陽の塔」や、アメリカ館に展示されたアポロ司令船や「月の石」など評判を呼んだ万博に比べて、これという目玉がなかったせいもあり今年の万博は入場者数が懸念されていた。それが、昨日までに期待以上の2,500万人を超える入場者があった。尤も前回1970年には入場者数は6,400万人もいたというからとても比較にはならない。その時私も3回訪れたが、今回は行く機会がなかった。

 昨日は最後ということもあり、雨の中を大勢の人が来られたようだが、収入面でも予算をオーヴァーしたようだ。入場者も多かったことを考えれば、大成功だったと言えると思う。これからの問題としては、決まらない跡地の利用法だろう。最終的に計画がまとまるのは、来年春と言われている。密かに囁かれているのが、国際的な観光拠点とするという名目であるが、ホテル、サーキット、テーマパーク、などの他にIR(統合型リゾート)としてカジノ施設が開設されるのではないかということである。

 万博主催者の意向もあるだろうが、一番頭に入れなければいけないことは、周辺地域住民の声を配慮すべきだということである。

 我が家のお隣さんが、JETROにお勤めで、数年前から大阪の万博担当部署におられ、事後の整理などを終えて近く帰任されることだろう。家族と別れて単身赴任しておられたが、残りが少なくなったところで、奥様が大阪へ行かれ大学生の息子さんと娘さんが隣家で生活しておられる。近日漸く家族揃った生活を取り戻されることだろう。

 さて、15日から5日間大相撲ロンドン場所が開催される。大相撲の一行がロンドン・ヒースロー空港に到着した際には、その異様な一行の姿を目にした現地の人は、流石に大きな身体に、ちょんまげと着物姿の力士の珍しい姿にはびっくりしたらしい。日本の相撲の良さや魅力がイギリス人に分かるのか疑問だが、大相撲海外場所は今回が14度目で、ロンドンでは34年ぶりである。ただ、最近大相撲のテレビ中継を観ていると、客席にかなり多くの外国人の姿を見る。我々には分からないが、それなりに興味があるのだろう。

 今や大相撲も力士の出身地が世界中に広がり、それなりの実績を上げている。我々が考えている以上に大相撲は彼らにとって興味があるのかも知れない。この際日本相撲協会も思い切って海外へ段階的に普及させることを計画したら好いと思う。

2025年10月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6726.2025年10月12日(日) 改めて言おう。新聞連載小説がつまらない。

 どうして新聞の連載小説はつまらないのだろう。3年前の8月16日のブログに「つまらない新聞連載小説」と書いたところ、意外にこれを読んでいただいた人が多く、Google Search Console Teamが送ってくれるレポートでは、それが時々アクセス・ベスト3に入る。実は、4日に連絡があった9月のレポートによると、やはりこれがトップだった。3月分でも2位に入っていた。

 実は朝日朝刊には今柚木麻子の「あおぞら」を連載中であるが、内容は保育園の運営を中心とする関係者のストーリーである。その内容は単純で誰でも分かると思う。ところが、それが翌日になるとストーリーに知らない人物が登場して、どういう関係だかよく分からなくなる。そういう具合にあまりにも登場人物が現れるので、とても読んでいて頭が混乱する。昨日で連載100回目を迎えたが、やはりストーリーにすんなり入っていけない。そこで100回という区切りの良いところで読むのを止めてしまった。

 それにしても朝日はどうしてこんなにつまらなく、分かりにくい小説を連載するのだろうと不思議に思えてならない。冒頭のブログも朝日の連載小説・多和田葉子著「白鶴亮翅」について批判したものである。もったいないが、ここは時間の無駄と割り切ってきっぱり読むのを止めることにした。

 さて、現在日米ともにプロ野球界が最後の優勝争いを展開している。昨年NBLでチャンピオンになったドジャースが日本選手の活躍もあって、今年も昨日ナ・リーグ優勝決定戦へ進出した。日本のプロ野球でも昨日からセ・パ両リーグとも日本選手権出場のためのクライマックス・シリーズが始まった。去年は下剋上優勝と言われ、セ・リーグ3位だった横浜ベイスターズが日本一になったが、今年はどうだろうか。昨年横浜に敗れたパのチャンピオン・チームのソフトバンク・ホークスは、今年こそ日本選手権を獲得したいだろう。

 結局セ・パ両リーグとも、今年は昨日と今日の試合で2位チーム、横浜ベイスターズと日本ハム・ファイターズが、3位チームの巨人軍とオリックスに連勝して1位チームと日本シリーズ出場権を争うことになった。

 若いころはプロ野球にメロメロだったが、近年は熱心にTV観戦することも少なくなった。昔は巨人軍の猛烈なファンだった。毎年何度か後楽園球場で巨人戦を観戦するのが、ほとんど恒例となっていた。今でも贔屓のチームは?と尋ねられれば、巨人軍と即答するが、普段はテレビ観戦もしなくなった。野球への情熱が昔ほど強くなくなったせいである。クライマックス・シリーズにはそれほど関心はない。日本シリーズにでもなれば、もう少しのめり込むかも知れない。しばらくは日米ともプロ野球が盛りあがるだろう。

 今日は残念なことがあった。新創刊雑誌「イコール」第2号発行記念パーティが新宿で開かれ、以前から楽しみにしていたが、今朝から体調が優れず、編集長と副編集長に急遽欠席の連絡をしたことである。夕方になって少し持ち直したような気がする。

2025年10月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6725.2025年10月11日(土) ノーベル平和賞は、トランプ大統領ではなかった。

 昨日今年のノーベル平和賞受賞者が決まった。地球最高のお騒がせ人のトランプ大統領が、最近しきりに自らを受賞者として売り込み、自分は「平和の構築者」であると自任し、自分こそが授賞すべきだと言及し、しきりにノーベル賞平和委員会にアピールしていた。

 結果として平和賞受賞者は、ベネズエラの野党指導者で、独裁者マドゥロ大統領の政敵マリア・コリナ・マチャド氏に決まった。トランプ大統領は、自ら7つの戦争を解決させたと自画自尊し、ぎりぎりにガザ地区の戦闘を停戦に合意させたと功績を誇りにしていたが、ノーベル賞は頭上を飛び越えて中米のベネズエラへ飛んで行ってしまった。トランプカラー一色のホワイトハウスの広報部長は、「ノーベル委員会は平和よりも政治を優先している」と嫌味を述べている状態で、およそ国際政治の舞台で行動する大統領を支える立場を弁えず、結果的に評価を貶める効果になっている。トランプ大統領は、2009年に就任直後に平和賞を受賞したオバマ元大統領の行動と実績に対しても露骨に論っている。

 平和賞が、平和をぶちこわす言動とならないことを希望するものである。

 ついては、「平和」、「平和」と世界的に平和が望まれているのだが、こんな「平和騒動」もある。先月逮捕された韓国の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の韓鶴子総裁が、昨日政治資金法違反などの罪で起訴された。韓総裁は、尹前大統領夫人へ高級品を贈るなどした罪で起訴されたものである。旧統一教会の日本国内における影響はかなり大きく、日本人信者からの多額の献金と物品を販売する霊感商法が、主たる収入源である。一説には、世界における活動資金の約7割が日本からの送金だったと言われている。個人資産を統一教会に寄贈して、残された家族が生活に窮する状態がいくつも問題となっていた。安倍晋三元首相が2年前に狙撃され亡くなったのも、旧統一教会と安倍元首相が親しく交流していたことから、家庭を壊したと信者の息子が逆恨みで元首相を狙撃したものである。日本国内の旧統一教会は、今年3月に東京地検から解散命令が出された。これに対して旧統一教会は、即時抗告しているが、いずれ破産が確定するのではないかと考えている。現在全国で約9万人の信者がいて、運営資金の多くを日本に頼っている。今ではほとんどいないようだが、以前は安倍元首相をはじめとして、多くの自民党国会議員らが旧統一教会と関係を持っていた。

 昨日韓総裁が起訴されたことが、案外メディアで大きく報道されないが、安倍元首相の銃撃事件直後からしばらくの間は、随分派手に伝えられていた。ニュース・バリューが減じたのだろうか。即時抗告した1件に片が付いた時には、再び派手に報道されることだろう。

2025年10月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6724.2025年10月10日(金) 公明党、自民党との連立政権から離脱

 自民党総裁に高市早苗氏が選出されて、連立内閣のパートナー公明党の斎藤鉄夫代表の下へ就任の挨拶に出かけた時から、斎藤代表とのやりとりの間に齟齬があり、26年間ともに与してきた、自公連立体制が危うく見えてきた。今日高市、斉藤両氏が歩み寄りの場を探ろうと会談した結果は、公明党が求めていた企業・団体献金に対する規制強化案を自民党が受け入れず、斉藤氏は高市総裁に自公連立政権から公明党が離脱すると通告した。26年間に亘って時には意見の食い違いもあったであろうが、何とか乗り切ってともに政権への執念を燃やしていた。公明党が自民党に対して企業・団体の献金を規制強化することを要求したが、高市サイドから前向きな回答がなかったことが公明の連立政権離脱の原因である。

 とにかくこれで長年手を携えて国をリードしてきた自民、公明両党が連携を取り止めることになった。自民党は公明党から連携に区切りを付けさせられたことにより、今後の政権運営が難しくなる。現時点では衆議院議員数は、465人であり、自民はその過半数233人には遠く及ばない196人である。過半数には37人不足している。他党も立憲民主の148人以外は各党とも37人には及ばない。野党もそれぞれに思惑があり中々共同歩調を取るわけには行かないようだ。野党間の話し合い次第では、高市総裁が首相に選ばれない可能性もある。

 これから自民党ばかりでなく、各政党がどう動くのかによって政治は今までとは大きく異なった展開をすることになる。国会議員は自分たちのことばかりでなく、国民のことを常に考えて行動することを望むものである。

 さて、やっとと言うべきだろうか、取り敢えずイスラエル軍のパレスチナ・ガザ地区攻撃は停戦合意となった。ただ、これは和平案の第1段階に合意したということであり、これが最終的に終戦というわけではない。全人質が直ぐに解放され、イスラエル軍が撤退するという条件があるが、この後第2段階に入ったらハマスが唯一の交渉材料である人質を拘束していないだけに、その後イスラエルに対して交換条件として提供出来るようなものはないので、次の交渉は出来るだろうか。イスラエルとアメリカが要求するハマスの武装解除や、ガザ地区の戦後の統治の在り方などは難しい。果たして、イスラエルは約束した通りガザ地区から完全に撤退して、ガザで自国の権力を行使することを止め、ガザの政治に口を出さないでいられるだろうか。あまり期待することが出来ない。

2025年10月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

6723.2025年10月9日(木) また、日本人がノーベル賞を受賞

 一昨日の朝日朝刊1面トップの見出しに「坂口氏ノーベル賞」と大々的に表示されていたが、今日の朝日朝刊もまったく同じ見出しで「北川氏ノーベル賞」と大きく書かれていた。3日前に坂口志文・大阪大学特任教授が今年のノーベル生理学・医学賞の授与が決まったのに続き、昨日またもや北川進・京都大学理事兼副学長がノーベル化学省を授与されると決まったのである。日本の科学技術の水準の高さを世界にアピールした意味でも、大変価値のある受賞である。

 北川氏の化学賞は、金属有機構造体を開発したということで、地球温暖化の原因である二酸化炭素の回収など地球環境問題の解決につながる可能性があるということだが、ちょっと専門的過ぎて理系ではない私には簡単には理解出来ない。それにしても坂口氏にしろ、北川氏にしろ、2人とも京都大学を出て京大で研究を続けてきた。最初のノーベル賞受賞者の湯川秀樹博士以降、どういうわけかノーベル賞受賞者というと東大ではなく、京大出身者が多いのが、今以てよく分からない。謎である。いずれにしても連続的な大賞受賞は、滅多にない慶事である。

 さて、今日は1週間前に心臓の不整脈の定期検査を受けた心電図と心エコー検査の結果、及びその日に受けたCTスキャンの検査結果について説明を受けるために、慶應病院へ出かけた。

 担当医師の説明を伺って少々ショックを受けた。心臓の不整脈は大分落ち着いて問題になるようなことはないそうだが、CTスキャンの検査では、専門的なことはよく分からないが、内臓が大分乱れているようなお話だった。医師の言葉では、全体にガサガサというような言い方だった。医師は早速、これはアイソトープ検査をしましょうということになった。内臓の血液の流れをチェックする「心筋血流」検査というのだそうである。そのアイソトープ検査の予約(12月12日)は済ませたが、検査にざっと5~6時間もかかるそうである。コレステロールを下げる薬を新たにもらって、食事を済ませて帰って来たが、気持ちが重い。

 普段から健康管理には気を遣い、予防医学的見地から各医療分野のクリニックに通って健康に気を付けている。血圧も毎朝晩に計測して注意し、いまでは毎日平均5千歩以上を歩き、少しでも運動不足に陥らないよう留意しているつもりである。それでも自分の心がけや健康管理法では、及ばないことがある。こればかりは運を天にでも任せるより術はないと思う。今はクリニックから受けるべきと言われた検査は受けて、出来得る限りの処方を施してもらうより方法がない。

 連続的に日本人がノーベル賞を受賞と言うお祝いの後に、個人的には気持ちが落ち込み勝ちになるが、何とか乗り切っていく以外に逃げ道はない。

2025年10月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com