充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
ブログ一覧
6875.2026年3月10日(火) 東京大空襲米司令官に勲一等旭日大綬章
昨日までは比較的暖かかった陽気も今日は朝から小雨模様で、薄寒さを感じたが、10時過ぎに大粒のみぞれが降って来た。テレビを観ていたら、渋谷区、杉並区、港区、世田谷区に大分雪が降っていた。それでも午後には一転して青空が顔を覘かせた。
さて、終戦を5か月後に控えた81年前の今日、アメリカの陸軍航空隊・B29爆撃機300機編隊による東京大空襲があった。大量の焼夷弾投下により多くの犠牲者を生み、死者は約10万5千人に上った。罹災者は百万人を超えたと言われている。当時藤沢市鵠沼に住んでいた我が家で、祖父や両親が夜半に東京方面が明るくなったと言っていた。祖父らが言っていた明るくなった夜空は大空襲の影響だったのではないかと想像している。そして間もなく藤沢から千葉県勝山町へ引っ越して、同地で勝山町国民学校(現小学校)へ入学した。間もなく終戦となった。終戦直後の食料、物資の乏しかった時代に懐かしい想い出や、想い出すだけでも嫌なメモリーがある。それでも今にして思えば、無邪気な子ども時代を大きなトラブルもなく過ごせていたのかも知れない。
実は、昨晩NHKでドキュメンタリー「『映像の世紀』悪魔と呼ばれた将軍ルメイ~」が放映され、東京大空襲を指揮したカーティス・ルメイ爆撃集団司令官のストーリーを紹介していた。ルメイは気の強い根っからの好戦的軍用機乗りだった。東京大空襲で多くの女や子どもを殺したことを知っていたが、やらなければならないし、道徳性について憂慮する必要はないと血も涙もない発言をしている。「当時日本人を殺すことについて大して悩みはしなかった。私が頭を悩ませていたのは戦争を終わらせることだった」とも述べていた。彼は、京都は爆撃する必要がなく、むしろ軍隊と軍需工場がある広島市への爆弾投下に賛成した。後年になって。原爆投下は日本の降伏を早めたので、多くのアメリカ兵の命を救ったと政府の決定を支持しているような冷血鬼である。
このドキュメンタリーを観ていて、意外にもアメリカが陸海軍から空軍を独立組織としたのは、かなり遅く終戦後2年を経た1947年だったことに、旧日本軍と同じだなあと思ったものである。旧日本軍も独立した空軍という組織はなかった。陸軍航空隊と海軍航空隊のどちらかだった。戦闘機部隊としてよく知られている「隼」戦闘隊は、陸軍に所属した「陸軍航空飛行第64戦隊」だったし、「神風」戦闘隊は海軍航空隊に所属していた。
このルメイ司令官は、力で徹底的に叩くような強行手段で爆撃隊を指揮していた。1962年の核戦争一歩手前で回避されたキューバ危機の際も、当時回避の決定を下したケネディ大統領に食い下がり、あくまで核施設を搬送したロシア船を攻撃すべきだとアドバイスしたそうである。その点から考えれば、東京大空襲も反撃があったら下手をすると、一層手荒な攻撃を仕掛けてもっと多数の犠牲者を生んだかも知れなかった。
ルメイ司令官は東京大空襲で指揮を取ったが、同時に広島へ原爆投下を行った部隊の指揮官でもあった。にも拘らず、第1次佐藤栄作内閣は、彼が日本の航空自衛隊育成に貢献したとの理由で、畏れ多くも勲一等旭日大綬章を贈った。勲一等授与は、天皇が直接本人に手渡すものだが、こればかりは行われなかった。その大綬章授与については、当時国内でも相当強い反対の声があったが、佐藤首相お得意の説得術で押し切った。
東京大空襲には、こんな裏話もあったとは初めて知ることになった。
6874.2026年3月9日(月) 自民党推薦の現職石川県知事敗北
衆議院選の余波も少し収まって来たところで、このところ各地で自治体首長選が行われている。その中で、昨日石川県知事選の投開票が行われ、前金沢市長山野之義氏が、現職の馳浩知事を破り、4年前のリベンジを果たした。2024年元旦に思いも寄らず襲った能登半島地震により大災害を被った石川県にとって、最大の争点は震災復興であり、馳前知事が復興に向けて精力的に活動しているのは知っていた。今回の選挙でも地震で甚大な被害が出た輪島、珠洲、七尾各市と能登、穴水、志賀では、馳氏が制した。加えて、今波に乗っている自民党と日本維新の会の推薦を受けた馳知事は、厳しい戦いを強いられたが、4年前に勝っている相手だけに行けそうな感じだった。県内19市町で馳氏は16勝3敗で圧倒していたが、最後の金沢市が鬼門だった。実際最後の金沢市の開票を前に、馳氏は山野氏に僅かだが、差をつけていた。だが、4年前まで金沢市長だった山野氏は、有権者の4割が住む票田の金沢市で馳氏に3万4千票もの大差をつけ逆転することができた。
しかし、自民党としては現職の知事であり、高市首相が現地へ応援に出かけ支援して党を挙げて応援したにも拘らず、功を奏さなかった。流石に自民党内ではショックを隠せないようだ。馳前知事も能登の復興に力を注ぎ、まだ達成するまでは道半ばだった。これからは山野新知事の力量が問われる。
一方、戦闘中のイランでは、最高指導者ハメネイ師を殺害されて昨日専門家会議で後継者選びにより、ハメネイ師の次男であるモジタバ・ハメネイ師が新たな最高指導者に選出された。憲法により最高指導者は、国軍最高司令官を含むほぼすべてに亘って最終決定権をもっている。モジタバ師は、イスラム革命防衛隊でも力を持っている。ただ、イランはイスラム教の下で必ずしも一枚岩ではない。近年反政府デモが頻発し、特に今年初めには、アメリカの制裁強化により通貨急落などの影響で国民の間に生活苦が嵩じて、反政府抗議デモが発生し、当時の指導者ハメネイ師の退陣を求める反体制運動に発展した。治安部隊の出動により鎮圧して数千人規模の死者が出たと報じられたほどである。新最高指導者のモジタバ師が、こういう空気の中でどうイランを立て直すのか、手腕が問われる。
この選出について、アメリカのトランプ大統領は好い顔はしない。「アメリカの承認がなければ長続きしない」などと述べ、イランが貯蔵する高濃縮ウランを押収するために特殊部隊を派遣することも排除しないなどと相変わらず身勝手な言葉を繰り返している。
さて、トランプ大統領のことを考えると目の前が真っ暗になる。それを晴らしてくれるひとつは、今開催中のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)である。相変わらずテレビ中継が行われず、昨日日本チームの結果を知ったのは、午後11時ごろだった。結果は、日本が4-3でオーストラリアを破り、グループCの1位が確定し、アメリカのヒューストンとマイアミで行われる準々決勝戦以降への出場が決まった。
昨日東京ドームで行われたオーストラリア戦には、天皇ご一家が観戦にお見えになったが、愛子さまにとっては初めてである。
日本チームは、明日チェコ戦を終えてからアメリカへ旅立ち、2連覇へ挑戦するが、今大会はアメリカ以外にもベネズエラ、ドミニカ共和国、キューバなど強豪国が相手になるので、厳しい優勝争いになるだろう。しかし、昨日までの日本チームの試合ぶりからすれば、優勝の可能性もかなりあると見ている。普段通りの実力さえ発揮してくれれば、勝てるものと期待している。
6873.2026年3月8日(日) 人気作家・山崎豊子さんの人間性に疑問
毎月定例的に送ってくれる‘Google Search Console’が数日前に送られて来て、先月までの私のブログの内アクセス数の多いブログを知らせてくれた。この数年毎月一番多いのは、2013年9月30日に取り上げた「評価の分かれる盗作作家・山崎豊子さん」である。これは毎月着実に増えているから意外である。当の山崎さんは、私がそのブログを書いた前日に89歳でこの世を去った。「大地の子」「沈まぬ太陽」「白い巨塔」「不毛地帯」等々数多くのベストセラー作品を書き、それらは映画化もされ多くの人に広く知られた人気の作家だった。私も何冊かを読んだが、中々そのストーリー性と登場人物の特異な行動の魅力に惹き込まれた。
読者は私が彼女を悪質な盗作作家と決めつけたことに驚き、その発生原因と疑問と意外感を持たれたのではないかと思う。やってはいけないことを、残念ながら山崎さんは、数回に亘ってやって盗作作品を書いたとされている。最初は「婦人公論」に連載中だった「花宴」に芹沢光治良の作品を流用し、本人も盗作を認めた。「花宴」は当然連載中止となり、日本文芸家協会からも会員除名処分を受けた。そのほぼ10年後に、「不毛地帯」が、シベリア抑留者の手記を流用したと朝日新聞に暴かれ、裁判沙汰にまでなっている。手記を流用された抑留者は、山崎さんの言い分に納得しておらず、山崎さんはあまり良く思われていない。しかも似たような盗用事件は他にも何件かあり、その無反省ぶりを松本清張氏に厳しく問われた。山崎さんは、盗用事件は今後引き起こさないことを約束したが、その後も盗作を行い、その後松本清張氏とは疎遠になり、絶交を突き付けられ、しばし筆を置いて鳴りを潜め、反省の気持ちを表した。だが、その松本氏が亡くなると松本氏の悪口を公言して非難し始めた。厳しく批判した人に対して理論的に抗弁もできず、相手がいなくなると反発するような対応が山崎さんの本意がどうかは不明だが、状況から推して好意的には受け取られず、人間的にもその行為は責められるのではないかと思う。
私のブログの内容が、果たしてどれほど読まれた方に真意を読み取っていただけたかは分からないが、山崎さんの盗作と行動は、とても許しがたいと思っており、同時に大先輩である松本清張氏に対して大変礼を欠いた対応をされたように思っている。
それにしても拙稿がこれほど多くの人の目に留まっていたとは、いかに山崎さんの盗作自体が、一般的には信じられず、初めてその事実を知って驚かれたのだと思う。それと同時に拙稿を多くの人に読んでいただいたことは、嬉しいことでもある。ブログを毎日書き続けることに大きな力を与えてもらった気がする。
6872.2026年3月7日(土) テレビ中継されない人気スポーツ
日本勢の活躍に日本中が盛りあがっていたミラノ・コルティナ冬季オリンピックも終わった。今その残り香の中でトーン・ダウンしながらもパラ・オリンピックが開催されている。しかし、冬季五輪の興奮をそのまま伝えるスポーツ・イベントは、今開催中のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、開催前から熱気を帯びた報道がされている。特に日本代表チームは2023年の前大会で優勝し、連覇がかかっていることと、大リーグで活躍中の選手らのほとんどが、その一員となっており、彼らの活躍を見たいとの期待もあり開催前から派手に報道されている。そして昨日日本で開催のCグループ緒戦で、日本は主軸の大谷翔平選手が先制満塁本塁打を放つなど打線がさく裂して13点を挙げ、台湾に7回コールド勝ちした。ドジャースのエース山本投手も投げ、大谷選手が期待に違わず活躍してメジャーリーガーの実力を披露した。連戦となった今日は韓国戦が行われ、激しい逆転劇の末、日本が8対6で韓国を下した。この試合でも大谷、鈴木誠也、吉田正尚らメジャーリーガーが本塁打を放った活躍ぶりが光った。
誰しも不審に思っているのは、なぜこの人気のWBCをテレビで実況中継されないのかという疑問である。3年前の前回は日本の試合全7試合の平均視聴率が40%を超えたというから、ほとんどのファンがテレビ観戦をしたことになる。ところが、今回は不思議なことにそれができない。実際昨日の日本の試合は、地上波テレビの中継がなく、昨日だけではなく、これから優勝が懸かった試合すら観戦できない。それには100億円以上と言われる破格の放映権料に民放テレビ局が対抗できないために、泣く泣く中継を諦めたというのが真相である。
地上波テレビでは放映されなかったが、その放映権を契約したのが、動画配信サービスのNetflixである。Netflixの会員なら自由にテレビ観戦することができる。今まで考えられなかったケースであり、これから世界的に関心を強めるスポーツ・イベントなどは、同じようなケースが考えられる。
一方で、あまり気にしていない間に、近年になってメディアの中でもテレビ会社と大手新聞社に営業上大きな難題が表れている。その発端となったのは、昨年1月あるタレントがフジTVとの間で起こした性的スキャンダル問題である。フジはその後そのタレントを排除した。だが、そのせいもありフジの視聴率は落ち込み、以降フジTVへのCMを提供する会社が急減し、それは全社的番組にまで及び、視聴率上位にはフジの番組がまったく顔を見せなくなったことである。その余得でもあろうか、CMに捉われないNHK番組の視聴率が大分上位を占めている。
一方のメディア、新聞社の分野では、大手新聞の毎日新聞社が、苦しい経営を強いられているらしい。デジタル化を押し付けて来る三菱UFJ銀行のプレッシャーで、記者がデジタル部門へ回され、紙面の劣化が酷くなり現場では無力感が漂っているという。経営上の利益が生み出せず、全国の取材網を縮小させ、大阪、西部本社には編集局長もいないという。所有する大阪の本社ビル、その他の不動産を売却することも視野に入って来た。かつての毎日は、私にとっても憧れだった。ゼミの仲間でも毎日記者になった友人が何人かいる。なんだか夕景を眺めているようで寂しい。
6871.2026年3月6日(金) 中国、実質経済成長率引き下げ
作り上げた税務の資料を持って今日玉川青色申告会へ出かけて、2025年分の税務申告書を作成してもらい、すぐ裏にある玉川税務署にそれを提出して一段落となった。昨年暮れから面倒な資料の作成に取り組んだが、漸く今日の状態にまで仕上げたのは2月の半ばだった。ところが、今日作成してもらった作業のための予約がいっぱいで、今日まで気持ちが晴れないまま伸び伸びとなってしまった。今日漸く成すべきことが完結し、面倒な税務署への書類提出を済ませ、ホッとしているところである。
さて、中国では昨日から全国人民代表大会(全人代)が開かれ、李強首相が実質経済成長率の目標を4.5~5%として、25年の目標5%前後から引き下げた。流石に経済発展著しかった中国も近年不動産不況により内需が伸びず、成長率の減速を認めざるを得ない。そんな苦しい経済事情にあるが、相変わらず軍事費の支出だけは増えるばかりで、前年比7%増で約45兆円である。
昨日朝日朝刊の「天声人語」を読んでいて、中国共産党が生まれてから今日の中国の政治体制が構築された期間の強権的体制が誕生した過程にあったエピソードを知り、驚くとともになるほど中国らしいと納得した。エピソードとは、文化大革命の最中に罪もない青年が捕らえられ、公開裁判で死刑の判決を下され、27歳で処刑された事実である。逮捕された理由は、「親が英雄なら子は好人物、親が反動なら子もろくでなし」という血統主義を青年が批判したことによる。「造反有理」というこの言葉が文化大革命の最中には、紅衛兵らがしきりに叫んでいた言葉であるが、これは「体制や指導部、上の者に反逆、反抗することには正しい道理がある」という意味であり、青年の行動と決して矛盾するものではない。青年は論文で血統主義を批判して罪に問われた。青年が紅衛兵に何らの罪も犯していないのに何故拘束するのかと尋ねた時、紅衛兵は、「出身がお前の罪だ」と青年の両親が右派に所属していたことを理由に挙げたという。
とにかく現在の中国は、正式名称「中華人民共和国」とはまったくかけ離れた人民のための国家というイメージは感じられない。国名こそ人民を打ち出しているが、国内で権限を握り、支配しているのは、中国共産党1党独裁であり、単なる政党の枠を超え、国家、軍など社会のすべてを指導、支配する唯一の絶対的支配者である。1949年の建国以来、中国の特異な社会主義の下で一党支配体制を確立している。
元々中国が言う共産主義は、本来の共産主義とは全くかけ離れたものである。はっきり言って中国の国家体制の中で、「共産主義」はその影すら見られず、共産主義という言葉を使ってもらいたくないと思っている。この言葉の使い方と受け取り方の違いが日本共産党とまったく正反対のようで、そのために今日では中国共産党と日本共産党は対立したままである。
さて、アメリカとイスラエルがグルになってイランを攻撃したことに、各国独自の主張と他人任せの論調がある。アメリカに対して、攻撃当初から強硬に戦争反対とアメリカを批判していたスペインのサンチェス首相は、イラン側の対応も批判しつつ一方的な軍事行動は断固拒絶すると述べた。これに対してトランプ大統領は、スペインとのすべての貿易を止めると怒った。ところが、他のヨーロッパ各国はトランプ氏への配慮から批判を避けている。これはわが高市首相も同じである。国会では発言を差し控えていたが、ドイツのメルツ首相との電話会談でイランが周辺国の民間施設などと攻撃したことを挙げ、イランの行動を非難するとの立場を述べた。完全にトランプ・ファミリーの一員である。かつての親分安倍元首相がイランまで出かけてハメネイ師とも会い、友好関係を築いたことはもう忘れてしまったのだろう。