充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
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6683.2025年8月30日(土) トランプ大統領、前例のない平和破戒行為
昨日の本欄で皮肉を交えてアメリカのトランプ大統領の独りよがりの言動について批判的なコメントを書いた。するとタイミング良くアメリカの連邦控訴裁判所が、トランプ大統領が各国からの輸入品に課した「相互関税」は違法だとする判決を下した。これは5月に違法と断定した一審判決を支持することにもなる。流石にトランプおじさんも面子をつぶされたような気持ちに陥っているのではないだろうか。
これは、各国への相互関税の他に、合成麻薬のアメリカへの流入を問題視して、中国、カナダ、メキシコへ課した国別関税の違法性も対象にしている。トランプ氏の主張の根拠は、「異常、且つ極めて深刻な脅威」にアメリカが晒された場合、輸入の規制を大統領として権限を行使するものということだった。
ただ、一審と同様に、世界中を広く揺さぶっているトランプ関税の正当性に疑問を投げたことは事実である。だが、トランプ大統領は超然として最高裁に上訴すると広言している。
更にどう見ても賛同しかねるのは、トランプ大統領が対外援助の予算撤回を通知したことである。これはすでに議会が承認していた49億㌦(7,200余億円)を拒否するというものである。アメリカ国際開発庁(USAID)の開発援助、32億㌦を主に、ユネスコの分担金5億2千万㌦、国連平和維持活動分担金3億9千万㌦が含まれている。大統領の権限で、議会がすでに承認した支出を撤回するのはこの50年間で初めてだそうである。トランプ大統領は、「アメリカ第一主義」の優先事項に反する支出は取り消すと主張しているようだが、世界の貧民がトランプ氏によって生命を絶たれることも考えられる。
そんなトランプ大統領に対して浴びせられた冷たい空気に仕返しをしようと考えるだろうと詮索していた今日、トランプ政権はパレスチナ自治政府のアッバス議長、及び他のパレスチナ当局者80人に対して、アメリカへの入国ビザを発給しない方針を明らかにした。これでパレスチナ代表団は国を代表して9月23日開催の国連総会への出席が事実上不可能になった。
国連本部協定によれば、アメリカは国連関連行事に出席する各国高官にビザを発給する義務がある。イランのように敵対的関係にある国に対しても、これまでビザ発給を拒否した例はない。これは、フランス、カナダ、イギリスなどが、9月の国連総会で、すでにパレスチナ国家を承認する方針を明らかにしており、それに反対するアメリカなりのデモンストレーションではないかと思われる。どうも世界情勢は、徐々に難しい状態に置かれるようになったようだ。
さて、8月が終わりに近づいた今日も全国的に暑い。東日本、及び西日本の広い範囲で高気圧に覆われ、各地に40℃超えが記録され、気象庁は熱中症警戒アラームを発している。今日40℃を超えた地区は4地区で、三重県桑名市40.5℃、埼玉県鳩山町40.3℃、静岡県浜松市、及び埼玉県熊谷市40.2℃だった。東京都心も38.5℃と言う今年最高の猛暑日となった。
6682.2025年8月29日(金) 政治家はどうして倫理感に欠けるのか?
政治家、特に国会議員のえげつない行為にはうんざりする。日本維新の会の石井章・参議院議員の秘書給与詐取はあまりにも悪質である。勤務実態のない公設秘書の給与を国から騙し取ったというから呆れるばかりである。搾取した金額は8百万円にもなるという。日本維新の会の吉村共同代表もあきれ顔で、とても許すべきことではなく、事実なら除名に値すると非難していたが、即座に党として石井議員を除名した。議員も辞職すべきだと厳しく非難している。
本件については、その前に大手の読売新聞が早とちりで誤報を流し、同じ日本維新の衆議院議員の名誉を汚し、大変な迷惑をかけた。それは27日付読売朝刊が池下卓衆議院議員を秘書給与の不正受給の疑いで、東京地検特捜部が捜査していると報道したが、事実は石井議員の秘書給与詐取事件だったのだ。当然ながら誤解された池下議員は、「一大メディア・グループの一角を成す読売新聞が大きな誤報をしたことは非常に遺憾だ。今後は法的措置も検討しながら厳正に対応を考えたい」と大分おかんむりである。読売は池下議員に謝罪するとともに、速やかに朝刊一面に謝罪文を掲載することを伝えた。最近の読売は先に石破首相辞任の大誤報を号外で流したばかりである。長年睨みを聞かせていたナベツネさんが、亡くなってタガがゆるんだのだろうか。
日本では石井議員のような国民の手本となるべき国会議員の違法な行為に対して厳しいお仕置きをするが、アメリカのトランプ大統領のような自分勝手なフェイクマンなんてこんなものではない。
ウクライナ停戦に関してロシアのプーチン大統領と電話会談をして、当事者であるウクライナのゼレンスキー大統領とプーチン大統領の会談を実現させるべき手を尽くしていたように見えたが、昨日ロシア軍は飛んでもないことをやらかした。ウクライナの首都キーウを空爆して子どもを含む24名の犠牲者を生んだのである。
それと同時に、パレスチナ・ガザ地区へのイスラエル空軍の攻撃は休むことなく続けられ、閉塞状態のガザ住民は食糧不足に追い込まれ多くは餓死、飢餓状態である。これもトランプ大統領が支援するイスラエルに対して非人道的な行為を止めるよう伝えれば、嫌々イスラエルも戦闘を止めるだろうが、トランプ氏には他人の苦しみは分からない。世界の平和を乱している戦争が継続されているのは、トランプ大統領の好戦的、且つ弱者無視の性格が随分影響している。
トランプ氏は、国内の身近なところでも最近だけでも嫌われる大統領令などを発っしている。
例えば、①国防総省の名称を戦争省に変更、②外国人留学生のビザ有効期間を4年に限定、③連邦準備制度理事会(FRB)クック理事を解職、同時に望み取り利下げを実行しないFRBパウエル議長に圧力、④首都ワシントン市に治安維持として市を無視して州兵を派遣し、次はシカゴ市だと息巻いている。⑤差別と考えられてMLBクリーブランド・インディアンスからガーディアンスにニックネームを変更していたが、インディアンスへ元へ戻せと差別主義者らしいイチャモンをつけている。
トランプ大統領が在任中は、世界にトラブル発生こそあれ、トラブル解決は望めないだろう。
6681.2025年8月28日(木) スマホの過剰使用を止めさせる条例とは?
去る25日愛知県豊明市が、スマホの過剰使用を防ぐ独自の対策を盛り込んだ条例案を議会に提出したが、市民の理解を得られるか関心を抱くとともに、少々疑念を抱いている。使用制限は子どもたちを対象かと思いきや、全市民を対象としているという。子どものスマホ使用を制限するのは分かる。ただ、このようなことは各家庭が自由にやれば良いことで、行政が立ち入って個人の自由時間にまで口出しするのはどうかと思う。提出された条例案によると、「1日2時間」以内を目安にしているようだ。気持ちは分からないことはないが、現実にスマホの使用を役所が口出しするというのも少々出過ぎのような印象である。
ネット上には、市民から「余計なお世話」だの、「単なる話題作り」などの声が上がっているようだ。違反しても罰則があるわけではなく、条例の正式名称は「豊明市スマートフォン等の適正使用の推進に関する条例」という仰々しいものである。
但し、海外や、他の自治体にも似たような前例がないことはない。
例えば、オーストラリアでは、16歳未満の子どものSNSやユーチューブの利用を制限する法律が今年12月に施行される。やはり子どもたちのスマホへののめり込みには頭を痛めているのだろう。日本でも5年前に香川県で施行された条例がある。子どものゲームの利用を平日60分、休日90分以内として、スマホなどの使用については、中学生以下は午後9時まで、それ以外は午後10時までに止めさせることを目安にした。施行後5年経ったが、県教育委員会のアンケートでは、保護者への啓発活動の効果が出ているそうである。
スマホに限らず、依存症になる子どもの多くは、ウツや発達障害などを抱えていて、無理やりスマホを制限しても根本的な解決にはならないという専門家の指摘もある。難しい問題を含んでいるが、これだけ社会的に大きな問題になっている以上、文部科学省辺りが乗り出して全般的な解決策を検討してみることも必要ではないだろうか。
さて、戦時中の1942年に水没事故で183人もの犠牲者を出した山口県宇部市の海底炭鉱事故について、やっとこの数日メディアで報道されるようになった。海底炭鉱事故とは、「長生炭鉱」坑道で天井が落盤して全体が沈没し、そこで働いていた人たちが海底に水没したまま犠牲となり亡くなった事故である。すでに事故発生から83年が経過している。昨日までに水深240m辺りで漸くいくつかの遺骨が見つかった。中にはしっかりした頭蓋骨まであった。多くの犠牲者を生んだこの事故については、公に伝えられることはなく、潜水して遺骨を収容したのは韓国人である。韓国サイドから早く徴用された韓国人の遺骨を収集して故国で永眠出来るようにして欲しいとの声が出ていた。しかし、日本政府はあまり乗り気ではない。その事故発生の事実が明らかにされたのは、ごく最近になってからである。183人の犠牲者の内、朝鮮人が136人も含まれていた。これまで放置していたかのような扱いがされていただけに、遺族にとっては1日も早く遺骨を収容してもらいたい気持ちだと思う。政府としても民間事業だったからと冷淡な対応をせずに、遺骨収集に力を入れ、日韓両国の遺族を納得させるよう配慮すべきである。そうすれば、日韓友好関係も更に前進することになるだろう。
6680.2025年8月27日(水) 自らが一番と世界的に台頭する右派勢力
今日も暑い。東京都心では36℃を記録して連続10日間猛暑日が続いて、今年に入って猛暑日は23日となった。いずれも過去最長、最多となった。それでも夕方日が沈んでからいつも通り30分余りウォーキングに出かけた。風はやや生暖かいもののそれほど厳しい暑さは感じなかった。
さて、7月の参議院選挙で議席を2議席から15犠牲へ大幅に伸ばした、新興勢力の参政党の行動が注目されている。特に投票日が近付いてから飛び出した「日本人ファースト」が誤解も含めて大分得票に貢献したようだ。外国人問題が選挙で焦点になるようなことは、これまでほとんどなかったが、今回は選挙戦の中でメディアが争点として取り上げたことが躍進に寄与したようだ。
そもそも参政党が外国人を対象に考えていたわけではなかった。ヨーロッパの政界で今吹き荒れている右翼旋風に影響を受けた可能性が強い。中でもイギリスのマンチェスターで行われた「ブリテン・ファースト」は、産業革命の中心地だったにも拘らず、ここでは白人がマイノリティーになっているとの寂寥感がある。白人は全人口の57%に減った。今や全イギリス人の内、純粋の「白人のイギリス人」・アングロサクソンは5割を切ったのである。大英帝国として地球上に君臨し、世界を支配していたイギリス人の絶頂期を想えば、とても現状は彼らのプライドが許さないだろう。ここで白人の存在を奪い返そうと、移民を排除しようと訴える「改革党」が勢力を伸ばして、政党別の支持率では、今や2大政党を押しのけ、全政党の中で30%を得てトップの位置にいる。
一方、ドイツでは今年2月に行われた総選挙の結果、右派の「ドイツのための選択肢」(AfD)が第2党に躍進して、イギリス同様に右翼の台頭が目立つようになった。日本の参政党とAfDはともにエリート層やメディアを批判して自分たちこそが一番分かっているという姿勢が、安易に受け入れられた。ただ、参政党はにわか仕立ての右翼として選挙のための「日本人ファースト」をアピールしたに過ぎない。ドイツと日本では政治的背景や社会状況が大分異なる。実際ドイツには、長年に亘って多くの移民や難民を受け入れて、2022年時点で全人口の内24.3%が移民であるが、日本はこれまで難民を受け入れなかったせいもあり、全人口の3%しか外国人はいない。またドイツは、イギリス、オランダ、スペイン、フランスなどと異なり、中世から第1次世界大戦前まで地球上に他民族を支配する植民地制度を有さず、奴隷として本国に連れて来ることがなかったために、アフリカ植民地などの原住民の子孫が、ドイツにはいない。
その点では、アジア、アフリカに多くの植民地を統治しながら、現地民族の子孫を奴隷、或いは難民として受け入れてきたイギリスが、今更「ブリテン・ファースト」を声高に叫んでデモ活動をしたところで、その原因は所詮彼らの祖先らの犯した行状の結果である。
いずれにせよ、先の参院選で予想外の伸展をした成り上がりの参政党にはヨーロッパの右翼とは、歴史的にも、現実的にも大いに異なる。あまりその辺りの背景には頓着しない神谷宋幣・参政党代表が、このほどドイツを訪問して、ティノ・クルパラ・AfD共同代表と会談したようだが、にわか「日本人ファースト」主唱者は、移民問題を充分研究したわけでもなく、したたかなAfD代表と充分な話し合いや考え方のすり合わせが出来るのだろうか。
6679.2025年8月26日(火) 豊かな財政の陰で小池知事の個人プレイ
小池百合子・東京都知事の言うこと、成すことがどうもおかしい。ひとつには、関東大震災が起きた9月1日の「防災の日」に際し、大震災の日に虐殺された朝鮮人犠牲者らを追悼する式典に、追悼文を送らない意向である。もし送らないとするなら知事に当選した年を除いて、今年まで9年連続して追悼文を送らないことになる。歴代の都知事は皆追悼文を送り犠牲者に弔意を示した。無残な死を余儀なくされた朝鮮人の犠牲者のために、あの保守的な石原慎太郎都知事ですら追悼文を送っていた。何故小池知事は、弔意を示そうとしないのか、知事の理解しにくい性格の一端である。
知事の言い分は、今年も9月1日に都慰霊協会による大法要に追悼文を送り、その中に犠牲となったすべての人に哀悼の意を表明しているとして、前記の朝鮮人犠牲者を追悼するメッセージは送らないと述べている。これに対して、式典実行委員長が都担当課を訪れ、「歴代知事と異なる対応をしている。自然災害で命を失った犠牲者の追悼と、人の手によって命を奪われた犠牲者の追悼の在り方は同じではない」と訴えた。虐殺された朝鮮人に対する心情が知事には分かっていないのではないかという問い詰めである。
この他にも小池知事は、昨年7月の都知事選に際して、学歴詐称を追求されていた問題をどうごまかしたのか、ウヤムヤにしてメディアでも追及しなくなったことである。自称カイロ大学卒業という学歴詐称が、元同級生が暴露した真実の証言や、エジプト政府の怪しい卒業承認のような闇を潜り抜けて、平然としている度胸には、驚くばかりである。
そして、自治体として財政的に恵まれた東京都首長の立場上、他の首都圏知事らには出来ない財政的ゆとりのある行政で羨ましがられている。例えば、都民への補助金配布、交通機関利用の高齢者サービスなど知事としての点数稼ぎをして支持率に跳ね返ってくるような行動が目立つ。
最近の最たる対策が、猛暑対策である。先週知事が定例記者会見で、暑さ対策にエアコンの購入費補助としてこれまでの「1万円」から「最大8万円」まで拡充すると公表した。当然好意的に受け取られているが、隣の千葉県や埼玉県の住民らから「羨ましい」の声が出て、「県や都の政策ではなく、国で一括やってくれたらどこに住んでいても平等に生活出来る」と地域を一体化する広域行政の要望が出たり、その一方で当事者である小池知事は東京都の独自策として補助を拡大する意味合いについて地方自治として当然の判断と語るように、まるで余裕ある富裕者と同じ発想である。都内ばかりでなく、都外周辺地域から小池知事への反論、批判が現れそうである。
また、夜間に都庁舎の壁をプロジェクション・マッピングにより、観光効果を上げる手段としているが、これに架かる費用が16億5千万円の巨額である。東京都は、その経済波及効果が18億円として充分元が取れていると自画自賛しているが、都にはもっとやるべき地道な対策があると思う。
都知事として業務に専念するより、話題を振りまいて人気を煽る自己都合の良い行動が目立つ。好い加減に知事らしく平静に業務に邁進してもらいたい。